JP2019195350A - オプションユニット及び天板付什器 - Google Patents

オプションユニット及び天板付什器 Download PDF

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Abstract

【課題】天板に安定して取付可能なオプションユニット及び天板付什器を提供する。【解決手段】天板2を有する什器本体3に着脱可能に取り付けられるオプションユニット4であって、天板2から立設するとともに、下棚板52が着脱可能に取り付けられる縦枠部55を備えている。縦枠部55は、前後延在部71と、左右延在部72と、天板保持部66と、を備えている。オプションユニット4は、前後延在部71及び左右延在部72がなす角部65aの内側において、前後延在部71及び左右延在部72のそれぞれに固定されるとともに、上下方向に延在する支柱62を備えている。【選択図】図7

Description

本発明は、オプションユニット及び天板付什器に関する。
天板付什器(例えば、作業台)においては、天板上での作業を効率化させるために、天板上に棚板等のオプションユニットが配置される場合がある(例えば、下記特許文献1参照)。
実開昭64−12136号公報
しかしながら、上述した従来技術にあっては、天板上にオプションユニットを安定して取り付ける点で未だ改善の余地があった。
本発明は、天板に安定して取付可能なオプションユニット及び天板付什器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係るオプションユニットは、天板を有する什器本体に着脱可能に取り付けられるオプションユニットであって、前記天板から立設するとともに、オプション部材が着脱可能に取り付けられる縦枠部を備え、前記縦枠部は、前記天板上に前記天板の前後方向に沿って配置される前後延在部と、前記天板上に前記天板の左右方向に沿って配置されるとともに、前記前後延在部に連なる左右延在部と、前記前後延在部及び前記左右延在部の少なくとも何れかに連なり、前記天板の下方に回り込んだ状態で前記天板に保持される天板保持部と、前記前後延在部及び前記左右延在部がなす角部の内側において、前記前後延在部及び前記左右延在部のそれぞれに支持されるとともに、上下方向に延在する支柱と、を備えている。
本態様によれば、縦枠部が前後延在部及び左右延在部を有している。そのため、縦枠部が一方向に延在している構成に比べて縦枠部の強度を確保できる。
本態様では、支柱が、前後延在部及び左右延在部がなす角部の内側において、前後延在部及び左右延在部のそれぞれに支持されている。これにより、支柱が前後方向及び左右方向のそれぞれで支持されるため、縦枠部によって支柱を安定して支持できる。
しかも、本態様では、前後延在部及び左右延在部に沿わせて支柱を配置することで、前後延在部及び左右延在部に対する支柱の位置決めを容易に行うことができる。これにより、組付性を向上させることができる。
また、本態様では、前後延在部及び左右延在部の少なくとも何れかに天板保持部が連なっているため、縦枠部の強度をより向上させることができる。さらに、天板保持部が天板の下方に回り込むことで、縦枠部と什器本体との取付部分が天板上に露出する等の意匠性の低下を抑制しつつ、縦枠部を天板に安定して保持させることができる。
このように、本態様では、縦枠部の強度を確保した上で、縦枠部を天板に安定して取り付けることができる。その結果、縦枠部によってオプション部材を安定して支持できるとともに、作業時(例えば、天板の昇降時や作業面上での作業時等)に発生する振動に対する耐久性を向上させることができる。
本発明の一態様に係るオプションユニットにおいて、前記縦枠部は、左右方向に間隔をあけて一対設けられ、左右方向に延びるとともに、一対の前記縦枠部同士を連結する横枠部を備えていてもよい。
この構成によれば、各縦枠部の左右方向の移動を横枠部によって規制できるので、オプションユニットをより安定させることができる。
本発明の一態様に係るオプションユニットにおいて、前記前後延在部には、前記支柱を露出させる第1開口部が形成され、前記横枠部は、前記第1開口部を通じて前記支柱に固定されていてもよい。
この構成によれば、横枠部が支柱に直接連結されることで、支柱をより強固に支持できる。
本発明の一態様に係るオプションユニットにおいて、前記左右延在部には、前記支柱を露出させる第2開口部が形成され、前記左右延在部は、前記第2開口部の開口縁において前記支柱に溶接されていてもよい。
この構成によれば、支柱の左右方向の幅内に溶接痕を収めることができるので、例えば正面や斜め前から天板付什器を見た際に溶接痕が視認し難くなる。その結果、意匠性の向上を図ることができる。
また、第2開口部を通じて支柱が露出するため、左右延在部と支柱との溶接代を確保できる。その結果、組付性を向上させることができる。
本発明の一態様に係るオプションユニットにおいて、前記天板保持部は、前記前後延在部から左右方向に連なっていてもよい。
この構成によれば、例えば天板保持部が左右延在部から後方に連なっている場合に比べて、作業面上において縦枠部を後方に配置できる。これにより、作業面上での作業スペースを確保できる。
本発明の一態様に係るオプションユニットにおいて、前記オプション部材は、一対の前記縦枠部の前記前後延在部間に架け渡された棚板であってもよい。
この構成によれば、オプション部材として、縦枠部間を架け渡す棚板を用いることで、縦枠部の左右方向の移動を横枠部とともに規制できる。これにより、利便性の向上を図った上で、オプションユニットをより安定させることができる。
本発明の一態様に係るオプションユニットにおいて、前記天板保持部は、前記天板の上面に沿って配置される上壁部と、前記上壁部に連なり、前記天板の側面に沿って配置される側壁部と、前記側壁部に連なり、前記天板の下面に沿って配置される下壁部と、前記下壁部から下方に延在するとともに、前記什器本体に取り付けられる取付壁と、を備えていてもよい。
この構成によれば、取付壁を介して什器本体と縦枠部とを左右方向で固定することができる。そのため、天板の下面に縦枠部の取付スペースを左右方向に大きく確保する必要がないので、例えば天板を支持する支持脚の左右方向の間隔を広くすることができる。これにより、天板を支持脚によって安定して支持できる。
本発明の一態様に係る天板付什器は、上記態様に係るオプションユニットと、上面が作業面とされた天板を有し、前記オプションユニットが着脱可能に取り付けられる什器本体と、を備える。
この構成によれば、上述したオプションユニットを備えているため、作業時に発生する振動等に耐え得る信頼性の高い天板付什器を提供できる。
本発明の一態様に係る天板付什器において、前記天板を支持する支持脚を備え、前記支持脚は、上下方向に伸縮可能に構成されていてもよい。
この構成によれば、上述したようにオプションユニットを天板に安定して取り付けることができるので、支持脚の伸縮に伴うオプションユニットの振動や異音の発生等を抑制できる。
本発明の一態様によれば、天板に安定して取付可能なオプションユニット及び天板付什器を提供できる。
実施形態に係る天板付什器の斜視図である。 実施形態に係る天板付什器を左側から見た部分側面図である。 実施形態に係るオプションフレームを後方から見た部分斜視図である。 図3のIV−IV線に沿う断面図である。 実施形態に係る縦枠部の分解斜視図である。 実施形態に係る天板付什器の部分斜視図である。 実施形態に係る天板付什器を後方から見た分解斜視図である。 実施形態に係る天板付什器の部分斜視図である。 実施形態に係る天板付什器の部分斜視図である。 実施形態に係る天板付什器の部分斜視図である。
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の説明において、天板付什器1が設置された床面Fの法線方向を上下方向(矢印UPが上方)とし、上下方向に直交する方向をそれぞれ前後方向(矢印FRが前方)及び左右方向(矢印LHが左側)とする。
[天板付什器]
図1は、天板付什器1の斜視図である。
図1に示す天板付什器1は、天板2の上面が使用者の作業面2aとされた、いわゆる作業台である。本実施形態の天板付什器1は、例えば工場の床面Fに設置されている。但し、天板付什器1の設置場所は適宜変更が可能である。
天板付什器1は、什器本体3と、什器本体3に着脱可能に取り付けられたオプションユニット4と、を備えている。
<什器本体>
什器本体3は、支持脚10と、支持脚10に上下昇降可能に支持された天板ユニット11と、を備えている。
支持脚10は、左右一対で設けられている。各支持脚10は、天板付什器1の左右方向の中心を通り左右方向に直交する面に対して面対称に形成されている。したがって、以下の説明では、一方の支持脚10について説明する。
支持脚10は、下部フレーム15と、一対の昇降脚16と、を備えている。
下部フレーム15は、前後方向に延在している。下部フレーム15は、アジャスタ(不図示)を介して床面Fに設置されている。
昇降脚16は、下部フレーム15の前後両端部から上方に立設されている。各昇降脚16は、上下方向から見た平面視外形が異なる角筒状の筒体が入れ子になって組み合わされている。各筒体は、昇降脚16の内部に内蔵された駆動機構(例えば、モータや減速機構等)の動作によって、上下方向に互いに相対移動可能に構成されている。各筒体のうち、最下部に位置する筒体は、下部フレーム15に固定されている。各筒体のうち、最上部に位置する筒体は、天板ユニット11に固定されている。本実施形態では、各筒体のうち、下方に位置する筒体ほど大径に形成されているが、この構成に限らず、下方に位置する筒体ほど小径に形成されていてもよい。また、昇降脚16を構成する各筒体の数や平面視外形等は適宜変更が可能である。
上述した昇降脚16は、天板2の下面に設けられたコントローラ21の操作によって駆動機構の動作が制御されている。なお、昇降脚16は、電動式に限らず、ガススプリング式や機械式等であってもよい。本実施形態では、一つの支持脚10が一対の昇降脚16を備える構成について説明したが、この構成のみに限られない。一つの支持脚10に対する昇降脚16の数は、天板付什器1の耐荷重に応じて適宜変更が可能である。
天板ユニット11は、上述した天板2と、天板支持フレーム32と、配線収容部33と、を有している。
天板2は、左右方向を長手方向とする平面視長方形状に形成されている。なお、天板2のサイズや平面視形状等は適宜変更が可能である。
天板支持フレーム32は、天板2の下面に取り付けられ、天板2を下方から支持している。本実施形態の天板支持フレーム32は、平面視で矩形枠状に形成されている。具体的に、天板支持フレーム32は、前後フレーム35と、左右フレーム36と、を備えている。
図2は、天板付什器1を左側から見た部分側面図である。
図1、図2に示すように、前後フレーム35は、天板2の下面において、左右方向の両端部を前後方向に延在している。前後フレーム35は、下方に開口するC字状又は筒状に形成されている。前後フレーム35における前後両端部には、被覆キャップ38が装着されている。被覆キャップ38における前後両端面は、下方に向かうに従い前後方向の内側(天板付什器1の前後方向の中心に向かう方向)に延びる傾斜面とされている。但し、被覆キャップ38の前後両端面は、前後方向に直交する平坦面であってもよい。
図1に示すように、左右フレーム36は、天板2の下面において、前後方向の両端部を左右方向に延在している。各左右フレーム36は、各前後フレーム35の前端部同士、及び後端部同士の間をそれぞれ架け渡している。
図2に示すように、配線収容部33は、天板2の後部に取り付けられたハンガブラケット41によって吊り下げられている。配線収容部33は、左右方向から見た側面視において、上方に開口するJ字状に形成されている。具体的に、配線収容部33は、天板2の下方を前後方向に延在した後、天板2の後方から上方に回り込んでいる。配線収容部33には、テーブルタップやLAN(Local Area Network)ポート等が載置可能になっている。
<オプションユニット>
図1に示すように、オプションユニット4は、天板ユニット11の後端部に着脱可能に取り付けられている。オプションユニット4は、オプションフレーム51と、下棚板(オプション部材)52と、上棚板(オプション部材)53と、を備えている。
オプションフレーム51は、前後方向から見た正面視で矩形枠状に形成されている。オプションフレーム51は、天板ユニット11の後端部から上方に立設されている。オプションフレーム51は、種々のオプション部材(例えば、棚板52,53等)が取付可能に構成されている。
図3は、オプションフレーム51を後方から見た部分斜視図である。
図3に示すように、オプションフレーム51は、縦枠部55と、横枠部(第1横枠部56及び第2横枠部57)と、を備えている。
縦枠部55は、天板2の左右両端部に配置されている。なお、縦枠部55は、天板付什器1の左右方向の中心を通り左右方向に直交する面に対して面対称に形成されている。したがって、以下の説明では、一方(左側)の縦枠部55について説明する。
縦枠部55は、補強板61と、支柱62と、を備えている。
補強板61は、板材が屈曲されて構成されている。補強板61は、棚板支持部65と、天板保持部66と、を備えている。
図4は、図3のIV−IV線に沿う断面図である。図5は、縦枠部55の分解斜視図である。
図3〜図5に示すように、棚板支持部65は、天板2の作業面2aから上方に立設されている。棚板支持部65は、平面視でL字状に形成されている。具体的に、棚板支持部65は、前後延在部71と、左右延在部72と、を備えている。
前後延在部71は、左右方向を厚さ方向として、前後方向に延在している。前後延在部71は、天板2における左右方向の外側(天板付什器1の左右方向の中心から離間する方向)端縁に対して左右方向の内側に配置されている。前後延在部71の後端縁は、天板2の後端縁と面一、若しくは前方に位置している。図5に示すように、前後延在部71の前部には、上方に突出する突出部73が形成されている。
図3〜図5に示すように、左右延在部72は、前後延在部71の後端縁から左右方向の外側に屈曲されている。左右延在部72における左右方向の外側端部は、天板2における左右方向の外側端縁に対して左右方向の内側に位置している。すなわち、補強板61は、平面視において、天板2の外周縁よりも内側に位置している。
棚板支持部65において、前後延在部71と左右延在部72とがなす角部65aには、貫通孔75が形成されている。貫通孔75は、前後延在部71を左右方向に貫通する第1開口部71aと、左右延在部72を前後方向に貫通する第2開口部72aと、が連なって形成されている。すなわち、貫通孔75は、前後方向及び左右方向に開放されている。
図6は、天板付什器1の部分斜視図である。
図2、図6に示すように、天板保持部66は、棚板支持部65の下端から左右方向の外側に連なっている。天板保持部66は、天板2を上下方向で挟み込んでいる。天板保持部66は、正面視において、クランク状に形成されている。具体的に、天板保持部66は、上壁部81、側壁部82、下壁部83及び取付壁84を備えている。
上壁部81は、天板2の作業面2aに沿って棚板支持部65の下端から左右方向の外側に延在している。なお、上壁部81は、棚板支持部65のうち、前後延在部71及び左右延在部72の少なくとも何れかに接続されていればよい。
側壁部82は、天板2の側面に沿って上壁部81における左右方向の外側端縁から下方に延設されている。側壁部82は、天板2の側面に左右方向で近接又は当接している。
下壁部83は、天板2の下面に沿って側壁部82の下端縁から左右方向の内側に延設されている。下壁部83は、天板2の下面に上下方向で近接又は当接している。
取付壁84は、前後フレーム35の側面に沿って下壁部83の左右方向の内側端縁から下方に延設されている。取付壁84は、前後フレーム35に例えばビス85等によって締結されている。これにより、補強板61は、天板保持部66が天板2の下方に回り込んだ状態で、天板ユニット11に固定されている。なお、図2に示すように、天板保持部66において、下壁部83及び取付壁84の後端部には、前方に切り欠かれた逃げ部87が形成されている。上述した被覆キャップ38は、逃げ部87を通じて左右方向の外側に露出している。
天板保持部66は、取付壁84を有さない構成であってもよい。この場合、天板保持部66は、取付壁84及び前後フレーム35以外の部分(例えば、下壁部83及び天板2同士等)で天板ユニット11に固定されていてもよい。また、天板保持部66は、例えば下壁部83に螺着されたねじと、上壁部81と、の間で天板2を挟持する構成であってもよい。但し、天板保持部66及び天板ユニット11は、取付スペースや意匠性等の観点から取付壁84及び前後フレーム35間で固定することが好ましい。
図4〜図6に示すように、支柱62は、角筒状に形成されている。支柱62は、棚板支持部65の角部65aの内側において、左右方向の内側端面を前後延在部71に沿わせ、かつ後面を左右延在部72に沿わせた状態で配置されている。なお、支柱62の下端は、上述した上壁部81に上方から突き当たっている。
図7は、天板付什器1を後方から見た分解斜視図である。
図7に示すように、支柱62の後面は、第2開口部72aにおける左右方向の外側開口縁に溶接されている。本実施形態において、支柱62と左右延在部72との溶接痕90は、第2開口部72aにおける左右方向の外側開口縁に上下方向に沿って形成されている。したがって、溶接痕90は、支柱62に対して左右方向の両側にはみ出さないようになっている。なお、支柱62と左右延在部72との固定方法は、溶接に限らず、ビス等による締結であってもよい。また、支柱62の下端と上壁部81とが溶接等によって固定されていてもよい。
支柱62の左右方向の内側端面において、第1開口部71aを通じて露出する部分には、取付孔91が形成されている。本実施形態において、取付孔91は、上下方向に間隔をあけて複数形成されている。
図6に示すように、支柱62の前面には、係止孔92が形成されている。係止孔92は、上下方向を長手方向とするスリット状に形成されている。係止孔92は、上下方向に間隔をあけて複数形成されている。
図3、図7に示すように、第1横枠部56は、各縦枠部55における支柱62の下部同士を架け渡している。第1横枠部56は、上下方向に沿う横断面視がC字状とされ、左右方向に延在している。第1横枠部56において、左右両端部に位置する端壁部94には、端壁部94を左右方向に貫通する貫通孔94aが形成されている。第1横枠部56の端壁部94は、第1開口部71aを通じて支柱62の左右方向の内側端面に突き当てられている。第1横枠部56及び支柱62は、端壁部94の貫通孔94aを通じて支柱62の取付孔91にビス95が締結されることで固定されている。なお、第1横枠部及び支柱62の固定方法は、ビス95等による締結に限らず、例えば溶接等であってもよい。
図3に示すように、第2横枠部57は、各縦枠部55における支柱62の上部同士を架け渡している。第2横枠部57の端壁部97は、第1横枠部56と同様に、支柱62に対してビス98によって締結されている。
図2、図6に示すように、下棚板52は、板金の外周部分が下方に屈曲されて構成されている。具体的に、下棚板52は、上下方向を厚さ方向とする物品載置部100と、物品載置部100の外周縁から下方に屈曲された周壁部101と、を備えている。周壁部101は、物品載置部100の全周を取り囲んでいる。
下棚板52は、各縦枠部55間に架け渡された状態で、各縦枠部55に下方から支持されている。具体的に、下棚板52の周壁部101内には、縦枠部55の突出部73が挿入されている。下棚板52は、物品載置部100の下面が突出部73の上端縁に支持され、周壁部101の下端が前後延在部71及び左右延在部72の上端に支持されている。
図1に示すように、上棚板53は、一対の棚板ブラケット110と、棚板本体111と、を備えている。
各棚板ブラケット110は、縦枠部55の各支柱62にそれぞれ係止されている。具体的に、棚板ブラケット110は、不図示の係止爪が支柱62の係止孔92のうち、任意の係止孔92に係止されることで、前下がりに保持されている。
棚板本体111は、各棚板ブラケット110間に架け渡されている。棚板本体111は、上面が前下がりとなるように棚板ブラケット110に支持されている。棚板本体111の前端部には、棚板本体111からの物品の落下を規制するストッパ113が形成されている。なお、棚板本体111の床面Fに対する傾斜角度は、支柱62に対する棚板ブラケット110の傾斜角度に応じて適宜変更が可能である。
なお、本実施形態の天板付什器1は、オプションフレーム51に取り付けられるオプション部材として、棚板52,53を例にした場合について説明したが、この構成のみに限られない。例えば、図8に示すように、オプションフレーム51(支柱62)には、ビンレール121を介してパーツボックス122が左右方向にスライド可能に支持されていてもよい。図9に示すように、オプションフレーム51(支柱62)には、ディスプレイビーム125を介してディスプレイ126が支持されていてもよい。図10に示すように、オプションフレーム51には、横枠部56,57と支柱62とで囲まれた部分に、マグネットボード等のバックパネル128を嵌め込んでもよい。その他、オプションフレーム51には、必要な用途、機能に合わせて種々のオプション部材を取り付けることが可能である。
以上のように、本実施形態では、縦枠部55の棚板支持部65が前後延在部71及び左右延在部72を有している。そのため、棚板支持部65が一方向に延在している構成に比べて縦枠部55の強度を確保できる。
本実施形態では、支柱62が、棚板支持部65の角部65aの内側において、前後延在部71及び左右延在部72のそれぞれに支持されている。これにより、支柱62が前後方向及び左右方向のそれぞれで支持されるため、縦枠部55によって支柱62を安定して支持できる。
しかも、本実施形態では、前後延在部71及び左右延在部72に沿わせて支柱62を配置することで、前後延在部71及び左右延在部72に対する支柱62の位置決めを容易に行うことができる。これにより、組付性を向上させることができる。
また、本実施形態では、前後延在部71に天板保持部66が連なっているため、縦枠部55の強度をより向上させることができる。さらに、天板保持部66がクランク状に形成されて天板2の下方に回り込むことで、縦枠部55と什器本体3との取付部分が天板2上に露出する等の意匠性の低下を抑制しつつ、縦枠部55を天板2に安定して保持させることができる。
このように、本実施形態では、縦枠部55の強度を確保した上で、縦枠部55を天板2に安定して取り付けることができる。その結果、オプションフレーム51によってオプション部材を安定して支持できるとともに、作業時(例えば、天板2の昇降時や作業面2a上での作業時、棚板52,53からの物品出し入れ時等)に発生する振動に対する耐久性を向上させることができる。
本実施形態では、左右の縦枠部55同士が横枠部56を介して連結されている構成とした。
この構成によれば、各縦枠部55の左右方向の移動を横枠部56によって規制できるので、オプションフレーム51をより安定させることができる。
本実施形態では、横枠部56が第1開口部71aを通じて支柱62に固定されている構成とした。
この構成によれば、横枠部56が支柱62に直接連結されることで、支柱62をより強固に支持できる。
本実施形態では、左右延在部72が第2開口部72aの開口縁において、支柱62に溶接されている構成とした。
この構成によれば、支柱62の左右方向の幅内に溶接痕90を収めることができるので、例えば正面や斜め前から天板付什器1を見た際に溶接痕90が視認し難くなる。その結果、意匠性の向上を図ることができる。
また、第2開口部72aを通じて支柱62が露出するため、左右延在部72と支柱62との溶接代を確保できる。その結果、組付性を向上させることができる。
本実施形態では、第1開口部71a及び第2開口部72aが連なっている構成とした。
この構成によれば、例えば前後延在部71及び左右延在部72に別々に貫通孔を形成する場合に比べて、前後延在部71及び左右延在部72の小型化を図ることができる。そのため、作業面2a上における縦枠部55の設置スペースを縮小させ、作業面2a上での作業スペースを確保できる。
本実施形態では、天板保持部66が前後延在部71から左右方向の外側に連なっている構成とした。
この構成によれば、例えば天板保持部66が左右延在部72から後方に連なっている場合に比べて、作業面2a上において縦枠部55を後方に配置できる。これにより、作業面2a上での作業スペースを確保できる。
本実施形態では、オプション部材として、縦枠部55間を架け渡す棚板52,53を用いることで、縦枠部55の左右方向の移動を横枠部56とともに規制できる。これにより、利便性の向上を図った上で、オプションフレーム51をより安定させることができる。
本実施形態では、天板保持部66が下壁部83から下方に延在する取付壁84を備えている構成とした。
この構成によれば、取付壁84を介して什器本体3とオプションフレーム51とを左右方向で固定することができる。そのため、天板2の下面にオプションフレーム51の取付スペースを左右方向に大きく確保する必要がないので、支持脚10の左右方向の間隔を広くすることができる。これにより、天板2を支持脚10によって安定して支持できる。
本実施形態の天板付什器1では、上述したオプションユニット4を備えているため、作業時に発生する振動等に耐え得る信頼性の高い天板付什器1を提供できる。
本実施形態では、支持脚10が上下方向に伸縮可能に構成されている。
上述したように本実施形態の天板付什器1は、オプションユニット4を天板2に安定して取り付けることができるので、支持脚10の伸縮に伴うオプションユニット4の振動や異音の発生等を抑制できる。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明はこれら実施形態に限定されることはない。本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、構成の付加、省略、置換、及びその他の変更が可能である。本発明は上述した説明によって限定されることはなく、添付の特許請求の範囲によってのみ限定される。
例えば、上述した実施形態では、本発明に係る天板付什器として、作業台を例にした場合について説明したが、この構成のみに限られない。本発明に係る天板付什器は、作業台以外のデスク装置に採用してもよい。また、本発明に係る天板付什器は、上面が作業面とされた天板を有する構成であれば、デスク装置に限らず、例えばキャビネット等であってもよい。
上述した実施形態では、天板2が支持脚10の伸縮動作に応じて上下昇降する構成について説明したが、この構成のみに限られない。
上述した実施形態では、オプションユニット4が天板2の後端部に取り付けられた構成について説明したがこの構成のみに限られない。例えば、天板2における前後方向の中央部にオプションユニット4を取り付け、天板2のうちオプションユニット4を間に挟んで前後両側に作業スペースを確保する構成であってもよい。
上述した実施形態では、第1開口部71a及び第2開口部72aにより貫通孔75が形成された構成について説明したが、この構成のみに限られない。第1開口部71a及び第2開口部72aを別々に有していてもよく、第1開口部71a及び第2開口部72aの何れかを有する構成でもよい。例えば第1開口部71aを有さない場合には、前後延在部71を間に挟んで支柱62と横枠部56とを固定してもよい。
上述した実施形態では、補強板61が下棚板52を支持可能な構成について説明したが、この構成のみに限られない。すなわち、補強板61は、単に支柱62を支持する機能のみを有していてもよい。この場合、補強板61の形状は適宜変更が可能である。
上述した実施形態では、縦枠部55及び横枠部56,57によりオプションフレーム51を形成した場合について説明したが、この構成のみに限られない。例えば、縦枠部55のみでオプションフレームを構成してもよい。この場合、縦枠部55に対してオプション部材(例えば、照明装置等)を着脱可能に取り付けてもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上述した実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上述した各変形例を適宜組み合わせてもよい。
1…天板付什器
2…天板
3…什器本体
4…オプションユニット
10…支持脚
52…下棚板(オプション部材)
53…上棚板(オプション部材)
55…縦枠部
56…第1横枠部
57…第2横枠部
62…支柱
65a…角部
66…天板保持部
71…前後延在部
71a…第1開口部
72…左右延在部
72a…第2開口部

Claims (9)

  1. 天板を有する什器本体に着脱可能に取り付けられるオプションユニットであって、
    前記天板から立設するとともに、オプション部材が着脱可能に取り付けられる縦枠部を備え、
    前記縦枠部は、
    前記天板上に前記天板の前後方向に沿って配置される前後延在部と、
    前記天板上に前記天板の左右方向に沿って配置されるとともに、前記前後延在部に連なる左右延在部と、
    前記前後延在部及び前記左右延在部の少なくとも何れかに連なり、前記天板の下方に回り込んだ状態で前記天板に保持される天板保持部と、
    前記前後延在部及び前記左右延在部がなす角部の内側において、前記前後延在部及び前記左右延在部のそれぞれに支持されるとともに、上下方向に延在する支柱と、を備えているオプションユニット。
  2. 前記縦枠部は、左右方向に間隔をあけて一対設けられ、
    左右方向に延びるとともに、一対の前記縦枠部同士を連結する横枠部を備えている請求項1に記載のオプションユニット。
  3. 前記前後延在部には、前記支柱を露出させる第1開口部が形成され、
    前記横枠部は、前記第1開口部を通じて前記支柱に固定されている請求項2に記載のオプションユニット。
  4. 前記左右延在部には、前記支柱を露出させる第2開口部が形成され、
    前記左右延在部は、前記第2開口部の開口縁において前記支柱に溶接されている請求項2又は請求項3に記載のオプションユニット。
  5. 前記天板保持部は、前記前後延在部から左右方向に連なっている請求項1から請求項4の何れか1項に記載のオプションユニット。
  6. 前記オプション部材は、一対の前記縦枠部の前記前後延在部間に架け渡された棚板である請求項2から請求項5の何れか1項に記載のオプションユニット。
  7. 前記天板保持部は、
    前記天板の上面に沿って配置される上壁部と、
    前記上壁部に連なり、前記天板の側面に沿って配置される側壁部と、
    前記側壁部に連なり、前記天板の下面に沿って配置される下壁部と、
    前記下壁部から下方に延在するとともに、前記什器本体に取り付けられる取付壁と、を備えている請求項1から請求項6の何れか1項に記載のオプションユニット。
  8. 請求項1から請求項7の何れかに記載のオプションユニットと、
    上面が作業面とされた天板を有し、前記オプションユニットが着脱可能に取り付けられる什器本体と、を備える天板付什器。
  9. 前記天板を支持する支持脚を備え、
    前記支持脚は、上下方向に伸縮可能に構成されている請求項8に記載の天板付什器。
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