JP2019193139A - 制限回路および電子装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】オペアンプの出力電圧を制限する制限回路において、出力電圧の信号の品質を向上させる。【解決手段】制限回路としての増幅部200は、短絡トランジスタ211、212およびゲート電圧供給部220を具備する。この制限回路において、短絡トランジスタは、オペアンプの入力端子とゲートとの間の電圧Vf1、Vf2が所定の閾値電圧より高い場合には入力端子とオペアンプの出力端子との間の経路を短絡する。また、制限回路において、ゲート電圧供給部は、閾値電圧と出力端子の出力電圧とに応じた電圧をゲートに供給する。【選択図】図2

Description

本技術は、制限回路および電子装置に関する。詳しくは、アナログ信号のレベルを制限する制限回路および電子装置に関する。
従来より、音響機器やセンサーなどの電子装置において、アナログ信号を増幅する増幅回路の後段の回路を保護するなどの目的で、その増幅回路の出力電圧を所定の制限範囲内に制限する制限回路が用いられている。例えば、オン状態になるとオペアンプの入出力端子を短絡するトランジスタと、そのトランジスタのゲートに一定の電圧を供給する抵抗および電流源とを設けた制限回路が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。この制限回路において電流源は、抵抗に電流を供給して一定の電圧を生じさせる。
特開2003−318684号公報
上述の従来技術では、一定電圧とトランジスタの閾値電圧との差を制限電圧として、出力電圧が制限電圧を超えた場合や制限電圧未満になった場合に、トランジスタがオン状態に移行してオペアンプの入出力端子が短絡される。この入出力端子の短絡により、増幅回路のゲインが零となるため、出力電圧を制限範囲内に制限することができる。しかしながら、トランジスタの閾値電圧にばらつきがある場合に、そのばらつきに起因して制限電圧が設計値から外れてしまうおそれがある。これにより、出力電圧の信号の品質が低下するおそれがある。例えば、制限範囲の上限と下限とのバランスが崩れて最大音と最小音との比(デシベルなど)が制限前と異なる値になり、音声信号などの音質が低下する。また、音質の低下により、制限した音声等の信号に対して音声認識を行う際などに認識精度が低下してしまう。
本技術はこのような状況に鑑みて生み出されたものであり、オペアンプの出力電圧を制限する制限回路において、出力電圧の信号の品質を向上させることを目的とする。
本技術は、上述の問題点を解消するためになされたものであり、その第1の側面は、オペアンプの入力端子とゲートとの間の電圧が所定の閾値電圧より高い場合には上記入力端子と上記オペアンプの出力端子との間の経路を短絡する短絡トランジスタと、上記閾値電圧と上記出力端子の出力電圧とに応じた電圧を上記ゲートに供給するゲート電圧供給部とを具備する制限回路である。これにより、出力電圧が、閾値電圧に依存しない電圧より制限されるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記ゲート電圧供給部は、上記閾値電圧に略一致する電圧と所定のバイアス電圧との差に上記出力端子の出力電圧を加えた電圧を上記ゲートに供給してもよい。これにより、出力電圧が制限電圧に達したときに短絡トランジスタがオン状態になるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記ゲート電圧供給部は、一定の電流を供給する電流源と、上記電流源と上記短絡トランジスタの上記ゲートとの間に直列に接続された直列抵抗と、上記電流源および上記直列抵抗の接続点にゲートが接続され、ソースが上記出力端子に接続され、ドレインが上記短絡トランジスタの上記ゲートに接続されたオン状態の調整トランジスタとを備えてもよい。これにより、調整トランジスタの閾値電圧と出力電圧との差に制限電圧を加えた電圧がゲートに供給されるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記短絡トランジスタは、N型の第1短絡トランジスタと、P型の第2短絡トランジスタとを備え、上記ゲート電圧供給部は、上記第1短絡トランジスタの閾値電圧と上記出力電圧とに応じた電圧を上記第1短絡トランジスタのゲートに供給するとともに上記第2短絡トランジスタの閾値電圧と上記出力電圧とに応じた電圧を上記第2短絡トランジスタのゲートに供給してもよい。これにより、上限および下限の制限電圧により出力電圧が制限されるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記オペアンプは、差動信号を増幅し、上記短絡トランジスタは、上記オペアンプの反転入力端子とゲートとの間の電圧が閾値電圧より高い場合には上記反転入力端子と上記オペアンプの非反転出力端子との間の経路を短絡する正側短絡トランジスタと、上記オペアンプの非反転入力端子とゲートとの間の電圧が閾値電圧より高い場合には上記非反転入力端子と上記オペアンプの反転出力端子との間の経路を短絡する負側短絡トランジスタとを備え、上記ゲート電圧供給部は、上記正側短絡トランジスタの上記閾値電圧と上記非反転出力端子の正側出力電圧とに応じた電圧を上記正側短絡トランジスタの上記ゲートに供給する正側ゲート電圧供給部と、上記負側短絡トランジスタの上記閾値電圧と上記反転出力端子の負側出力電圧とに応じた電圧を上記負側短絡トランジスタの上記ゲートに供給する負側ゲート電圧供給部とを備えてもよい。これにより、差動信号が制限されるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記オペアンプは、シングルエンド信号を増幅してもよい。これにより、シングルエンド信号が制限されるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記短絡トランジスタと上記出力端子との間に挿入された挿入抵抗をさらに具備してもよい。これにより、ソフトクリップが実現されるという作用をもたらす。
また、本技術の第2の側面は、オペアンプと、上記オペアンプの入力端子とゲートとの間の電圧が所定の閾値電圧より高い場合には上記入力端子と上記オペアンプの出力端子との間の経路を短絡する短絡トランジスタと、上記閾値電圧と上記出力端子の出力電圧とに応じた電圧を上記ゲートに供給するゲート電圧供給部とを具備する電子装置である。これにより、オペアンプの出力電圧が、閾値電圧に依存しない電圧より制限されるという作用をもたらす。
本技術によれば、オペアンプの出力電圧を制限する制限回路において、出力電圧の信号の品質を向上させることができるという優れた効果を奏し得る。なお、ここに記載された効果は必ずしも限定されるものではなく、本開示中に記載されたいずれかの効果であってもよい。
本技術の第1の実施の形態における電子装置の一構成例を示すブロック図である。 本技術の第1の実施の形態における増幅部の一構成例を示すブロック図である。 本技術の第1の実施の形態における負側クリップ回路の一構成例を示すブロック図である。 本技術の第1の実施の形態における増幅部の入出力特性の一例を示すグラフである。 本技術の第1の実施の形態の第1の変形例における正側クリップ回路の一構成例を示すブロック図である。 本技術の第1の実施の形態の第1の変形例における負側クリップ回路の一構成例を示すブロック図である。 本技術の第1の実施の形態の第1の変形例における出力電圧の波形の一例を示すグラフである。 比較例における出力電圧の波形の一例を示すグラフである。 本技術の第1の実施の形態の第2の変形例における増幅部の一構成例を示すブロック図である。
以下、本技術を実施するための形態(以下、実施の形態と称する)について説明する。説明は以下の順序により行う。
1.第1の実施の形態(閾値電圧および出力電圧に応じた電圧をゲートに供給する例)
2.第1の変形例(抵抗を挿入し、閾値電圧および出力電圧に応じた電圧をゲートに供給する例)
3.第2の変形例(シングルエンド信号を増幅し、閾値電圧および出力電圧に応じた電圧をゲートに供給する例)
<1.第1の実施の形態>
[電子装置の構成例]
図1は、本技術の第1の実施の形態における電子装置100の一構成例を示すブロック図である。この電子装置100は、増幅部200、ADC(Analog to Digital Converter)110、ロジック回路120、DAC(Digital to Analog Converter)130および増幅部140を備える。電子装置100としては、音響機器やスマートフォンなどが想定される。
増幅部200は、アナログの入力信号(音声信号など)を増幅するものである。この増幅部200には、例えば、信号線206および207を介して、差動信号が入力信号として入力される。増幅部200は、その差動信号を増幅し、ADC110に信号線208および209を介して出力する。
ADC110は、増幅部200からのアナログの差動信号をデジタル信号に変換するものである。このADC110は、デジタル信号をロジック回路120に供給する。
ロジック回路120は、デジタル信号に対して、ノイズキャンセリング処理や音声認識などの様々な処理を実行するものである。このロジック回路120は、処理結果を示すデジタル信号(音声信号など)をDAC130に供給する。
DAC130は、ロジック回路120からのデジタル信号をアナログの差動信号に変換するものである。このDAC130は、差動信号を増幅部140に供給する。
増幅部140は、差動信号を増幅して、スピーカなどに出力するものである。
[増幅部の構成例]
図2は、本技術の第1の実施の形態における増幅部200の一構成例を示すブロック図である。この増幅部200は、正側クリップ回路210と、抵抗231、232、234および235と、オペアンプ233と、負側クリップ回路240とを備える。
正側クリップ回路210は、正側出力電圧VOUT+が一定の制限範囲外の値になると、そのレベルを固定(言い換えれば、クリップ)することにより、その制限範囲内に制限するものである。この正側クリップ回路210は、N型トランジスタ211、P型トランジスタ212および正側ゲート電圧供給部220を備える。N型トランジスタ211およびP型トランジスタ212として、例えば、MOS(Metal-Oxide-Semiconductor)トランジスタが用いられる。
また、抵抗231の一端は、オペアンプ233の反転入力端子(−)に接続される。抵抗232は、オペアンプ233の反転入力端子(−)と、その非反転出力端子(+)との間に挿入される。
また、抵抗234の一端は、オペアンプ233の非反転入力端子(+)に接続される。抵抗235は、オペアンプ233の非反転入力端子(+)と、その反転出力端子(−)との間に挿入される。
また、オペアンプ233の非反転出力端子(+)および反転出力端子(−)は、ADC110に接続され、これらの端子から正側出力電圧VOUT+および負側出力電圧VOUT―が出力される。
上述の接続構成により、抵抗231、232、234および235と、オペアンプ233とからなる回路は、反転増幅回路として機能する。正側クリップ回路210によりクリップされない場合、その反転増幅回路のゲインGは、次の式により表される。
G=−R/R
上式において、Rは、抵抗231および234のそれぞれの抵抗値であり、Rは、抵抗232および235のそれぞれの抵抗値である。これらの抵抗値の単位は、例えば、オーム(Ω)である。
また、N型トランジスタ211は、オペアンプの反転入力端子(−)と、そのゲートとの間の電圧が閾値電圧Vf1より高い場合にはオン状態に移行して、その反転入力端子(−)と非反転出力端子(+)との間の経路を短絡するものである。P型トランジスタ212の構成は、閾値電圧がVf2である以外は、N型トランジスタ211と同様である。これらのトランジスタのソースは、いずれも反転入力端子(−)に接続される。
N型トランジスタ211およびP型トランジスタ212のいずれかの短絡により、反転増幅回路のゲインは零となり、正側出力電圧VOUT+がクリップされる。
なお、N型トランジスタ211およびP型トランジスタ212は、特許請求の範囲に記載の正側短絡トランジスタの一例である。また、N型トランジスタ211は、特許請求の範囲に記載の第1短絡トランジスタの一例であり、P型トランジスタ212は、特許請求の範囲に記載の第2短絡トランジスタの一例である。
正側ゲート電圧供給部220は、閾値電圧(Vf1やVf2)と正側出力電圧VOUT+とに応じた電圧をN型トランジスタ211およびP型トランジスタ212のそれぞれのゲートに供給するものである。この正側ゲート電圧供給部220は、電流源221および226と、抵抗222および225と、N型トランジスタ223と、P型トランジスタ224とを備える。N型トランジスタ223およびP型トランジスタ224として、例えば、MOSトランジスタが用いられる。
電流源221および226は、一定の電流を供給するものである。電流源221および抵抗222は、電源とN型トランジスタ211のゲートとの間に直列に接続される。また、抵抗225および電流源226は、P型トランジスタ212のゲートと所定の基準電位の端子(接地端子など)との間に直列に接続される。
N型トランジスタ223のゲートは、電流源221および抵抗222の接続点に接続され、ソースは、オペアンプ233の非反転出力端子(+)に接続され、ドレインは、N型トランジスタ211のゲートに接続される。
また、P型トランジスタ224のゲートは、抵抗225および電流源226の接続点に接続され、ソースは、オペアンプ233の非反転出力端子(+)に接続され、ドレインは、P型トランジスタ212のゲートに接続される。
なお、N型トランジスタ223およびP型トランジスタ224は、特許請求の範囲に記載の調整トランジスタの一例である。
N型トランジスタ223のゲートには、電源電圧に応じた十分に高いハイレベルが印加されるため、このトランジスタは常にオン状態となる。また、N型トランジスタ223のゲートは、電流源221および抵抗222の接続点に接続されている。このため、その接続点の電位は、正側出力電圧VOUT+と、N型トランジスタ223の閾値電圧Vf3との和になる。そして、その接続点の電位は、抵抗222に流した電流により生じたバイアスの分だけ降下するため、N型トランジスタ211のゲート電位VG1は、次の式により表される。
G1=(VOUT+)+Vf3−IR ・・・式1
上式においてIは、電流源221の供給する電流であり、Rは、抵抗222の抵抗値である。
また、N型トランジスタ211は、次の式が満たされる場合にオン状態に移行する。
G1−Vn>Vf1 ・・・式2
上式においてVnは、オペアンプ233の反転入力端子(−)の負側入力電圧である。
式2に式1を代入して変形すると、次の式が得られる。
OUT+>Vf1−Vf3+IR+Vn ・・・式3
式3において、N型トランジスタ223の閾値電圧Vf3は、N型トランジスタ211の閾値電圧Vf1と略一致する電圧に設定される。ここで、「略一致する」とは、完全同一であるか、差が許容値以内であることを意味する。例えば、これらのトランジスタのサイズを同一にし、かつ、レイアウト上において隣接して配置することにより、閾値電圧Vf3と閾値電圧Vf1とを略一致させることができる。
閾値電圧Vf3と閾値電圧Vf1とが略一致するため、式3を次の式に置き換えることができる。
OUT+>IR+Vn ・・・式4
式4より、正側出力電圧VOUT+が負側入力電圧VnよりもIR高いと、N型トランジスタ211がオン状態に移行して、正側出力電圧VOUT+がクリップされる。したがって、IRは、制限範囲における上限の制限電圧に該当する。
一方、P型トランジスタ224の閾値電圧をVf4とすると、P型トランジスタ212のゲート電位VG2は、次の式により表される。ここで、電流源226の供給する電流の値は電流源221が供給する電流と同じであり、抵抗225の抵抗値は、抵抗222と同一であるものとする。
G2=(VOUT+)−Vf4+IR ・・・式5
また、P型トランジスタ212は、次の式が満たされる場合にオン状態に移行する。
Vn−VG2>Vf2 ・・・式6
式6に式5を代入して変形すると、次の式が得られる。
OUT+<Vf4−Vf2−IR+Vn ・・・式7
式7において、P型トランジスタ224の閾値電圧Vf4は、P型トランジスタ212の閾値電圧Vf2と略一致する電圧に設定される。したがって、式7を次の式に置き換えることができる。
OUT+<−IR+Vn ・・・式8
式8より、正側出力電圧VOUT+が負側入力電圧VnよりもIR低いと、P型トランジスタ212がオン状態に移行して、正側出力電圧VOUT+がクリップされる。したがって、−IRは、制限範囲における下限の制限電圧に該当する。
ここで、N型トランジスタ223およびP型トランジスタ224が配置されず、非反転出力端子(+)とN型トランジスタ211との間に抵抗222を挿入し、非反転出力端子(+)とP型トランジスタ212との間に抵抗225を挿入した比較例を想定する。また、同様に電流源221および226は、それらの抵抗に電流Iを供給するものとする。この比較例では、次の式のいずれかが満たされた場合に正側出力電圧VOUT+がクリップされる。
OUT+>Vf1−IR+Vn ・・・式9
OUT+>Vf2+IR+Vn ・・・式10
式9および式10より、N型トランジスタ211およびP型トランジスタ212のそれぞれの閾値電圧Vf1およびVf2にばらつきがあると、上限および下限の制限電圧が変動し、それらの絶対値が異なる値になるおそれがある。これにより、上限と下限とのバランスが崩れ、増幅後の正側出力電圧VOUT+が、増幅前の入力電圧Vnを増幅した理想的な波形とならずに信号品質が低下しまう。また、後段の処理による機能(ノイズキャンセル機能など)の低下の原因となる。
これに対して、増幅部200では、式1および式5に例示したように、正側ゲート電圧供給部220が閾値電圧Vf1やVf2に略一致するVf3やVf4と正側出力電圧VOUT+とに応じた電圧VG1およびVG2を供給する。これにより、閾値電圧の影響がキャンセルされ、式4および式8に例示したように、制限電圧が閾値電圧に依存しない値となる。したがって、閾値電圧のばらつきに起因する信号品質の低下を防止することができる。
なお、電流源221および226の一方が温度に比例して電流を増大する際には、他方は電流を減少させる(すなわち、温度特性が逆である)ことが望ましい。これにより、正側クリップ回路210は、温度に依存しない制限電圧を生成することができる。
また、正側ゲート電圧供給部220は、式1および式5に例示した電圧をゲートに供給することができるのであれば、同図に例示した回路構成に限定されない。
また、正側クリップ回路210は、上限および下限の両方においてクリップしているが、上限および下限の一方のみでクリップを行ってもよい。正側クリップ回路210が上限のみでクリップする場合、下限に対応するP型トランジスタ212、P型トランジスタ224、抵抗225および電流源226が不要となる。また、正側クリップ回路210が下限のみでクリップする場合、上限に対応するN型トランジスタ211、N型トランジスタ223、抵抗222および電流源221が不要となる。後述する負側クリップ回路240においても同様である。
[負側クリップ回路の構成例]
図3は、本技術の第1の実施の形態における負側クリップ回路240の一構成例を示すブロック図である。この負側クリップ回路240は、N型トランジスタ241、P型トランジスタ242および負側ゲート電圧供給部250を備える。また、負側ゲート電圧供給部250は、電流源251および256と、抵抗252および255と、N型トランジスタ253と、P型トランジスタ254とを備える。N型トランジスタ241、P型トランジスタ242、N型トランジスタ253およびP型トランジスタ254として、例えば、MOSトランジスタが用いられる。負側クリップ回路240の回路構成は、非反転入力端子(+)と反転出力端子(−)とに接続される点以外は、正側クリップ回路210と同様である。
なお、正側クリップ回路210および負側クリップ回路240からなるクリップ回路は、特許請求の範囲に記載の制限回路の一例である。また、N型トランジスタ241およびP型トランジスタ242は、特許請求の範囲に記載の負側短絡トランジスタの一例である。また、N型トランジスタ241は、特許請求の範囲に記載の第1短絡トランジスタの一例であり、P型トランジスタ242は、特許請求の範囲に記載の第2短絡トランジスタの一例である。
図4は、本技術の第1の実施の形態における増幅部200の入出力特性の一例を示すグラフである。同図における横軸は、負側入力電圧Vnを示し、縦軸は、正側出力電圧VOUT+を示す。また、同図における実線は、トランジスタの閾値電圧に依存しない制限電圧を用いる増幅部200の入出力特性を示し、一点鎖線は、トランジスタの閾値電圧に依存する制限電圧を用いる比較例の入出力特性を示す。
オペアンプ233を含む反転増幅回路は、負側入力電圧Vnを反転増幅し、正側出力電圧VOUT+として出力する。
一方、正側クリップ回路210は、負側入力電圧Vnに対する正側出力電圧VOUT+の相対電圧(言い換えれば、負側入力電圧Vnおよび正側出力電圧VOUT+の差分)が上限の制限電圧+IRを超えた場合に正側出力電圧VOUT+をクリップする。また、正側クリップ回路210は、正側出力電圧VOUT+の相対電圧(差分)が下限の制限電圧−IR未満となった場合に正側出力電圧VOUT+をクリップする。これにより、負側入力電圧Vnに対する正側出力電圧VOUT+は、制限電圧−IR乃至+IRの制限範囲内に制限される。
増幅部200が用いる制限電圧−IRおよび+IRは、電流Iおよび抵抗値Rのみで決定されるため、上限および下限を同一に調整することが容易である。一方、比較例では、上限の制限電圧が式9より、N型トランジスタの閾値電圧Vf1に依存し、下限の制限電圧が式10より、P型トランジスタの閾値電圧Vf2に依存する。P型トランジスタとN型トランジスタの閾値電圧を同一に調整することは困難であり、製造ばらつきなどにより、それらが異なる値になることが多い。このため、比較例では、一点鎖線で例示したように、上限と下限とが異なる値になってしまう。これにより、振幅する正側出力電圧VOUT+をクリップした際の波形が、負側入力電圧Vnを増幅した理想的な波形からずれて歪んでしまうおそれがある。
このように、本技術の第1の実施の形態によれば、閾値電圧と出力電圧とに応じた電圧をN型トランジスタ221等に供給したため、閾値電圧に依存しない一定の制限電圧により、出力電圧を制限することができる。これにより、閾値電圧のばらつきに起因して、上限および下限の制限電圧が不一致になることを防止することができるため、増幅後の差動信号の信号品質を向上させることができる。
<2.第1の変形例>
上述の第1の実施の形態では、信号波形のピークを制限電圧のレベルで直線状に切り取ってクリップしていた。このようなクリップの方式は、ハードクリップと呼ばれる。このハードクリップにより、緩やかな軌跡の音声信号を増幅した際に、増幅前の信号波形が失われる。そして、電源オンオフ時にスピーカから生じる「ボツッ」や「ボコッ」という音(いわゆる、ボツ音)の発生原因である高周波数成分が現れる。これに対して、信号の波形を損なわないように、信号波形のピーク部分が緩やかに飽和するようにクリップする方式は、ソフトクリップと呼ばれる。この第1の実施の形態の第1の変形例は、ソフトクリップを行う点において第1の実施の形態と異なる。
図5は、本技術の第1の実施の形態の第1の変形例における正側クリップ回路210の一構成例を示すブロック図である。この第1の実施の形態の第1の変形例の正側クリップ回路210は、抵抗213および214をさらに備える点において第1の実施の形態と異なる。
抵抗213等として、例えば、トランジスタのオン抵抗や、ポリシリコン抵抗が用いられる。トランジスタのオン抵抗を用いる場合、そのトランジスタのゲート幅とゲート長との比を変えることにより、抵抗値を変更することができる。ただし、抵抗値の製造ばらつきに留意する必要がある。また、N型とP型とのそれぞれの抵抗値のばらつきにも留意する。
抵抗213は、オペアンプ233の非反転出力端子(+)と、N型トランジスタ211との間に挿入される。抵抗214は、オペアンプ233の非反転出力端子(+)と、P型トランジスタ212との間に挿入される。これらの抵抗値をRONとすると、制限範囲外の過大入力時の増幅回路のゲインが「−RON/R1」となるため、出力波形は急激にクリップされることは無く、緩やかに飽和してクリップされる。
図6は、本技術の第1の実施の形態の第1の変形例における負側クリップ回路240の一構成例を示すブロック図である。この第1の実施の形態の第1の変形例の負側クリップ回路240は、抵抗243および244をさらに備える点において第1の実施の形態と異なる。これらの抵抗の挿入位置は、正側クリップ回路210と同様である。
なお、抵抗213、214、243および244は、特許請求の範囲に記載の挿入抵抗の一例である。
図7は、本技術の第1の実施の形態の第1の変形例における出力電圧の波形の一例を示すグラフである。同図における縦軸は、正側出力電圧VOUT+および負側出力電圧VOUT−を示し、横軸は、時間を示す。また、実線は、正側出力電圧VOUT+の軌跡を示し、一点鎖線は、負側出力電圧VOUT−の軌跡を示す。
増幅部200の上限および下限の制限電圧は、トランジスタの閾値電圧に依存しないため、それらを同一に調整することが容易である。上限および下限を同一に調整することにより、信号品質を向上させることができる。また、抵抗213等の追加により、信号波形のピーク部分が緩やかにクリップされる。
図8は、比較例における出力電圧の波形の一例を示すグラフである。同図における縦軸は、正側出力電圧VOUT+および負側出力電圧VOUT−を示し、横軸は、時間を示す。また、実線は、正側出力電圧VOUT+の軌跡を示し、一点鎖線は、負側出力電圧VOUT−の軌跡を示す。
比較例では、上限および下限が、トランジスタの閾値電圧に依存するため、上限と下限とが異なる電圧になる。これにより、出力電圧の波形が歪んで、信号品質が低下してしまう。
このように、本技術の第1の実施の形態の第1の変形例によれば、抵抗213等を出力端子とN型トランジスタ211等との間に挿入したため、ソフトクリップを実現することができる。これにより、増幅前の元の信号波形を失わずに信号を増幅することができる。また、高周波数成分の発生によるボツ音を防止することができる。
<3.第2の変形例>
上述の第1の実施の形態では、増幅部200は、差動信号を増幅していたが、差動信号を増幅する際には、正側と負側との両方にクリップ回路が必要となり、それらの一方のみについてクリップ回路を配置する場合よりも回路規模やコストが増大する。この第1の実施の形態の第2の変形例における増幅部200は、シングルエンド信号を増幅する点において第1の実施の形態と異なる。
図9は、本技術の第1の実施の形態の第2の変形例における増幅部200の一構成例を示すブロック図である。この第1の実施の形態の第2の変形例の増幅部200は、負側クリップ回路240と、抵抗234および235とが配置されない点において第1の実施の形態と異なる。また、オペアンプ233の非反転入力端子(+)は、接地端子に接続され、反転入力端子(−)にシングルエンド信号が入力される。
なお、第1の実施の形態の第2の変形例において、第1の変形例のように抵抗213等を挿入し、ソフトクリップを実現することもできる。
このように、本技術の第1の実施の形態の第1の変形例では、正側クリップ回路210のみを配置し、その回路がシングルエンド信号を制限するため、差動信号を増幅する場合と比較して回路規模やコストを低減することができる。
なお、上述の実施の形態は本技術を具現化するための一例を示したものであり、実施の形態における事項と、特許請求の範囲における発明特定事項とはそれぞれ対応関係を有する。同様に、特許請求の範囲における発明特定事項と、これと同一名称を付した本技術の実施の形態における事項とはそれぞれ対応関係を有する。ただし、本技術は実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において実施の形態に種々の変形を施すことにより具現化することができる。
なお、本明細書に記載された効果はあくまで例示であって、限定されるものではなく、また、他の効果があってもよい。
なお、本技術は以下のような構成もとることができる。
(1)オペアンプの入力端子とゲートとの間の電圧が所定の閾値電圧より高い場合には前記入力端子と前記オペアンプの出力端子との間の経路を短絡する短絡トランジスタと、
前記閾値電圧と前記出力端子の出力電圧とに応じた電圧を前記ゲートに供給するゲート電圧供給部と
を具備する制限回路。
(2)前記ゲート電圧供給部は、前記閾値電圧に略一致する電圧と所定のバイアス電圧との差に前記出力端子の出力電圧を加えた電圧を前記ゲートに供給する
前記(1)記載の制限回路。
(3)前記ゲート電圧供給部は、
一定の電流を供給する電流源と、
前記電流源と前記短絡トランジスタの前記ゲートとの間に直列に接続された直列抵抗と、
前記電流源および前記直列抵抗の接続点にゲートが接続され、ソースが前記出力端子に接続され、ドレインが前記短絡トランジスタの前記ゲートに接続されたオン状態の調整トランジスタと
を備える前記(2)記載の制限回路。
(4)前記短絡トランジスタは、
N型の第1短絡トランジスタと、
P型の第2短絡トランジスタと
を備え、
前記ゲート電圧供給部は、前記第1短絡トランジスタの閾値電圧と前記出力電圧とに応じた電圧を前記第1短絡トランジスタのゲートに供給するとともに前記第2短絡トランジスタの閾値電圧と前記出力電圧とに応じた電圧を前記第2短絡トランジスタのゲートに供給する
請求項1記載の制限回路。
(5)前記オペアンプは、差動信号を増幅し、
前記短絡トランジスタは、
前記オペアンプの反転入力端子とゲートとの間の電圧が閾値電圧より高い場合には前記反転入力端子と前記オペアンプの非反転出力端子との間の経路を短絡する正側短絡トランジスタと、
前記オペアンプの非反転入力端子とゲートとの間の電圧が閾値電圧より高い場合には前記非反転入力端子と前記オペアンプの反転出力端子との間の経路を短絡する負側短絡トランジスタと
を備え、
前記ゲート電圧供給部は、
前記正側短絡トランジスタの前記閾値電圧と前記非反転出力端子の正側出力電圧とに応じた電圧を前記正側短絡トランジスタの前記ゲートに供給する正側ゲート電圧供給部と、
前記負側短絡トランジスタの前記閾値電圧と前記反転出力端子の負側出力電圧とに応じた電圧を前記負側短絡トランジスタの前記ゲートに供給する負側ゲート電圧供給部と
を備える前記(1)から(4)のいずれかに記載の制限回路。
(6)前記オペアンプは、シングルエンド信号を増幅する
前記(1)から(4)のいずれかに記載の制限回路。
(7)前記短絡トランジスタと前記出力端子との間に挿入された挿入抵抗をさらに具備する
前記(1)から(6)のいずれかに記載の制限回路。
(8)オペアンプと、
前記オペアンプの入力端子とゲートとの間の電圧が所定の閾値電圧より高い場合には前記入力端子と前記オペアンプの出力端子との間の経路を短絡する短絡トランジスタと、
前記閾値電圧と前記出力端子の出力電圧とに応じた電圧を前記ゲートに供給するゲート電圧供給部と
を具備する電子装置。
100 電子装置
110 ADC
120 ロジック回路
130 DAC
140、200 増幅部
210 正側クリップ回路
211、223、241、253 N型トランジスタ
212、224、242、254 P型トランジスタ
213、214、222、225、231、232、234、235、243、244、252、255 抵抗
220 正側ゲート電圧供給部
221、226、251、256 電流源
233 オペアンプ
240 負側クリップ回路
250 負側ゲート電圧供給部

Claims (8)

  1. オペアンプの入力端子とゲートとの間の電圧が所定の閾値電圧より高い場合には前記入力端子と前記オペアンプの出力端子との間の経路を短絡する短絡トランジスタと、
    前記閾値電圧と前記出力端子の出力電圧とに応じた電圧を前記ゲートに供給するゲート電圧供給部と
    を具備する制限回路。
  2. 前記ゲート電圧供給部は、前記閾値電圧に略一致する電圧と所定のバイアス電圧との差に前記出力端子の出力電圧を加えた電圧を前記ゲートに供給する
    請求項1記載の制限回路。
  3. 前記ゲート電圧供給部は、
    一定の電流を供給する電流源と、
    前記電流源と前記短絡トランジスタの前記ゲートとの間に直列に接続された直列抵抗と、
    前記電流源および前記直列抵抗の接続点にゲートが接続され、ソースが前記出力端子に接続され、ドレインが前記短絡トランジスタの前記ゲートに接続されたオン状態の調整トランジスタと
    を備える請求項2記載の制限回路。
  4. 前記短絡トランジスタは、
    N型の第1短絡トランジスタと、
    P型の第2短絡トランジスタと
    を備え、
    前記ゲート電圧供給部は、前記第1短絡トランジスタの閾値電圧と前記出力電圧とに応じた電圧を前記第1短絡トランジスタのゲートに供給するとともに前記第2短絡トランジスタの閾値電圧と前記出力電圧とに応じた電圧を前記第2短絡トランジスタのゲートに供給する請求項1記載の制限回路。
  5. 前記オペアンプは、差動信号を増幅し、
    前記短絡トランジスタは、
    前記オペアンプの反転入力端子とゲートとの間の電圧が閾値電圧より高い場合には前記反転入力端子と前記オペアンプの非反転出力端子との間の経路を短絡する正側短絡トランジスタと、
    前記オペアンプの非反転入力端子とゲートとの間の電圧が閾値電圧より高い場合には前記非反転入力端子と前記オペアンプの反転出力端子との間の経路を短絡する負側短絡トランジスタと
    を備え、
    前記ゲート電圧供給部は、
    前記正側短絡トランジスタの前記閾値電圧と前記非反転出力端子の正側出力電圧とに応じた電圧を前記正側短絡トランジスタの前記ゲートに供給する正側ゲート電圧供給部と、
    前記負側短絡トランジスタの前記閾値電圧と前記反転出力端子の負側出力電圧とに応じた電圧を前記負側短絡トランジスタの前記ゲートに供給する負側ゲート電圧供給部と
    を備える請求項1記載の制限回路。
  6. 前記オペアンプは、シングルエンド信号を増幅する
    請求項1記載の制限回路。
  7. 前記短絡トランジスタと前記出力端子との間に挿入された挿入抵抗をさらに具備する
    請求項1記載の制限回路。
  8. オペアンプと、
    前記オペアンプの入力端子とゲートとの間の電圧が所定の閾値電圧より高い場合には前記入力端子と前記オペアンプの出力端子との間の経路を短絡する短絡トランジスタと、
    前記閾値電圧と前記出力端子の出力電圧とに応じた電圧を前記ゲートに供給するゲート電圧供給部と
    を具備する電子装置。
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