JP2019192444A - 燃料電池スタック - Google Patents
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Abstract
【課題】反応ガスがフレーム部材とセパレータとの接着部位から漏洩することを抑制する。【解決手段】複数の単セルが積層されることによって構成された燃料電池スタックにおいて、単セルは、膜電極ガス拡散層接合体とフレーム部材と2つのセパレータとを備える。2つのセパレータにはマニホールド孔が形成されている。フレーム部材は、マニホールド開口部と面内開口部と貫通孔と2つのセパレータのうちの一方のセパレータと接着する接着部位と、を有している。一方のセパレータは、平面視において、フレーム部材の貫通孔と交差する線上に形成され、複数の単セルのそれぞれの間をシールするためのシール部材が配置された第1凹部と、第1凹部よりも一方のセパレータの中央寄りに形成されて底面の少なくとも一部がフレーム部材の接着部位と接着され、弾性部材が配置され又は弾性部を有する第2凹部と、を有する。【選択図】図4
Description
本発明は、燃料電池スタックに関する。
特許文献1には、膜電極ガス拡散層接合体の両面のそれぞれにセパレータが配置された燃料電池単セルが開示されている。この単セルは、膜電極ガス拡散層接合体の周囲に接合された樹脂フレームがセパレータと接着されているように構成されている。
樹脂フレームとセパレータの接着部位において、燃料電池単セルの内部を流れるガスから生じる、セパレータを単セルの内側から単セルの外側に押す力が、接着力よりも大きくなると、セパレータと樹脂フレームとの間に隙間が生じてガス漏れが発生してしまうという問題がある。
本発明は、以下の形態として実現することが可能である。
(1)本発明の一形態によれば、複数の単セルが積層されることによって構成された燃料電池スタックが提供される。この燃料電池スタックにおいて、前記単セルは、膜電極ガス拡散層接合体と、前記膜電極ガス拡散層接合体の周囲に接合されたフレーム部材と、前記膜電極ガス拡散層接合体の一の面と他の面のそれぞれに配置された2つのセパレータと、を備える。前記2つのセパレータは、それぞれの縁部にマニホールド孔を有する。前記フレーム部材は、前記マニホールド孔に連通するマニホールド開口部と、前記膜電極ガス拡散層接合体が配置される面内開口部と、前記マニホールド開口部と前記面内開口部との間に形成された反応ガス流路としての貫通孔と、前記貫通孔と前記面内開口部との間に設けられて前記2つのセパレータのうちの一方のセパレータと接着する接着部位と、を有する。前記一方のセパレータは、平面視において、前記フレーム部材の前記貫通孔と交差する線上に形成され、前記複数の単セルのそれぞれの間をシールするためのシール部材が配置された第1凹部と、前記第1凹部よりも前記一方のセパレータの中央寄りに形成されて底面の少なくとも一部が前記フレーム部材の前記接着部位と接着され、弾性部材が配置され又は弾性部を有する第2凹部と、を有する。
この形態の燃料電池スタックによれば、弾性部材又は弾性部によって第2凹部の底面に加えられる一の押圧力が、単セルの内部を流れる反応ガスにより生じる、一の押圧力と逆方向の他の押圧力を緩和するので、他の押圧力が接着部位における接着力を上回ってフレーム部材と第2凹部の底面との間に隙間を生じさせてしまうことを抑制でき、反応ガスが漏洩することを抑制できる。
この形態の燃料電池スタックによれば、弾性部材又は弾性部によって第2凹部の底面に加えられる一の押圧力が、単セルの内部を流れる反応ガスにより生じる、一の押圧力と逆方向の他の押圧力を緩和するので、他の押圧力が接着部位における接着力を上回ってフレーム部材と第2凹部の底面との間に隙間を生じさせてしまうことを抑制でき、反応ガスが漏洩することを抑制できる。
本発明は、上記以外の種々の形態で実現することも可能である。例えば、燃料電池スタックの製造方法、燃料電池システム等の形態で実現することができる。
・第1実施形態:
図1は、本発明の第1実施形態における燃料電池スタック100の斜視分解図である。燃料電池スタック100は、例えば固体高分子形の燃料電池スタックである。燃料電池スタック100は、燃料ガスと酸化ガスの供給を受けて電気化学反応によって発電する。
図1は、本発明の第1実施形態における燃料電池スタック100の斜視分解図である。燃料電池スタック100は、例えば固体高分子形の燃料電池スタックである。燃料電池スタック100は、燃料ガスと酸化ガスの供給を受けて電気化学反応によって発電する。
燃料電池スタック100は、複数の単セル140が積層されることによって構成されている。単セル140は、膜電極ガス拡散層接合体(MEGA:Membrane−Electrode Gass−diffusion−layer Assembly)32とMEGA32の周囲に接合されたフレーム部材31とを有するMEGAプレート30と、MEGAプレート30の一の面と他の面のそれぞれに配置されたアノード側セパレータ40及びカソード側セパレータ50と、を備える。MEGA32は、図示しない電解質膜の両面にそれぞれカソード電極とアノード電極が配置され、さらにその両面のそれぞれに1枚のガス拡散層が配置されているように構成されている。フレーム部材31は、例えば熱可塑性樹脂やゴム等によって形成されている。アノード側セパレータ40及びカソード側セパレータ50は、ガス遮断性及び電子伝導性を有する部材によって形成され、例えば、カーボン粒子を圧縮してガス不透過とした緻密質カーボン等のカーボン製部材や、プレス成形したステンレス鋼やチタンなどの金属部材によって形成されている。
アノード側セパレータ40及びカソード側セパレータ50のそれぞれの一端縁部には、燃料ガス入口マニホールド孔62と、冷却媒体出口マニホールド孔84と、酸化ガス入口マニホールド孔72とが並んで形成されている。他端縁部には、酸化ガス出口マニホールド孔74と、冷却媒体入口マニホールド孔83と、燃料ガス出口マニホールド孔64とが並んで形成されている。アノード側セパレータ40のMEGAプレート30側の面には、筋状の凹凸によって燃料ガス流路溝42が形成されている。カソード側セパレータ50の両面のうち、MEGAプレート30側の面には、筋状の凹凸によって酸化ガス流路溝52が形成され、その反対側の面は、酸化ガス流路溝52の裏側の位置に冷却媒体流路溝54が形成されている。
MEGAプレート30のフレーム部材31は、2つのセパレータ40,50の各マニホールド孔62,64,72,74,83,84に連通するマニホールド開口部62a,64a,72a,74a,83a,84aと、MEGA32が配置される面内開口部33と、を有する。マニホールド開口部62aと面内開口部33との間には、複数のスリット状の貫通孔34が形成されており、同様に、マニホールド開口部64aと面内開口部33との間には、複数のスリット状の貫通孔35が、マニホールド開口部72aと面内開口部33との間には、複数のスリット状の貫通孔36が、マニホールド開口部74aと面内開口部33との間には、複数のスリット状の貫通孔37がそれぞれ形成されている。貫通孔34,35は、燃料ガス用のマニホールド孔62,64と燃料ガス流路溝42との間の燃料ガス流路の一部を構成する。貫通孔36,37は、酸化ガス用のマニホールド孔72,74と酸化ガス流路溝52との間の酸化ガス流路の一部を構成する。
図2は、カソード側セパレータ50側から見た単セル140の平面図である。図示の便宜上、フレーム部材31の面内開口部33と各貫通孔34〜37は破線で示されている。カソード側セパレータ50には、反応ガス用のマニホールド孔62,64,72,74のそれぞれを取り囲む第1凹部91a〜91dと、反応ガス用のマニホールド孔62,64,72,74の全体及び冷却媒体流路溝54を取り囲む第2凹部92とが形成されている。平面視において、燃料ガス入口マニホールド孔62を取り囲む第1凹部91aは、フレーム部材31の貫通孔34と交差する線上に形成されている。燃料ガス入口マニホールド孔62近傍の第2凹部92は、第1凹部91bを取り囲むように形成されている。他の反応ガス用のマニホールド孔64,72,74においても、各反応ガス用のマニホールド孔64,72,74と各第1凹部91b〜91d及び第2凹部92との位置関係、並びに、各第1凹部91b〜91dと各貫通孔35〜37との位置関係は、燃料ガス入口マニホールド孔62と同様である。
燃料ガス入口マニホールド孔62を取り囲む第1凹部91aには、単セル140と隣接する他の単セル140との間をシールするためのシール部材81aが配置されている。具体的には、シール部材81aは、燃料ガスをシールする。同様に、燃料ガス出口マニホールド孔64を取り囲む第1凹部91bには、燃料ガスをシールするためのシール部材81bが配置されており、酸化ガス入口マニホールド孔を取り囲む第1凹部91cには、酸化ガスをシールするためのシール部材81cが、酸化ガス出口マニホールド孔74を取り囲む第1凹部91dには、酸化ガスをシールするためのシール部材81dが配置されている。なお、反応ガス用のマニホールド孔62,64,72,74の全体よりもカソード側セパレータ50の外側に形成されている第2凹部92には、冷却媒体をシールするためのシール部材81eが配置されている。
燃料ガス入口マニホールド孔62を取り囲む第1凹部91aよりもカソード側セパレータ50の中央寄りに形成されている第2凹部92には、複数の弾性部材82aが配置されている。同様に、第1凹部91bよりもカソード側セパレータ50の中央寄りに形成されている第2凹部92には、複数の弾性部材82bが配置されており、第1凹部91cよりもカソード側セパレータ50の中央寄りに形成されている第2凹部92には、複数の弾性部材82cが、第1凹部91dよりもカソード側セパレータ50の中央寄りに形成されている第2凹部92には、複数の弾性部材82dが配置されている。弾性部材82a〜82dは、例えばゴムやバネ等の弾性体によって形成されている。
図3は、図2に示す貫通孔34の長手方向に沿って切った断面IIIの説明図である。破線の矢印は、燃料ガスの流れを示している。カソード側セパレータ50において、第1凹部91aの両側には、凸部50a,50bが隣接しており、第2凹部92の両側には、凸部50b,50cが隣接している。本明細書では、セパレータ40,50における「凹部」とは、フレーム部材31の表面に近付くように突出している部分のことをいう。セパレータ40,50における「凸部」とは、凹部よりフレーム部材31の表面から離れている部分のことを言う。従って、通常は、凹部の周囲は凸部となっている。
カソード側セパレータ50の第1凹部91aの底面91sの幅Wsは、貫通孔34の長さLhよりも小さい。第1凹部91aの底面91sの幅Wsは、貫通孔34の長手方向に沿って測った寸法を意味する。燃料ガスは、燃料ガス入口マニホールド孔62に流れ込むと、カソード側セパレータ50の凸部50aとフレーム部材31との間に形成された隙間G1を介して貫通孔34に流れた後、アノード側セパレータ40の凸部40bとフレーム部材31との間に形成された隙間G2を介して燃料ガス流路溝42(図1)に流れる。このように、第1凹部91aの底面91sの幅Wsが貫通孔34の長さLhよりも小さいので、燃料ガスは、第1凹部91aに隔てられることなく、貫通孔34を介して、燃料ガス入口マニホールド孔62と燃料ガス流路溝42との間を流れることができる。
フレーム部材31の貫通孔34と面内開口部33との間には、カソード側セパレータ50と接着する接着部位31atが設けられている。接着部位31atは、例えば接着部位31atのカソード側セパレータ50側の表面に塗布された接着剤によって、カソード側セパレータ50の第2凹部92の底面92sと接着されている。なお、接着部位31atは、熱プレスによって第2凹部92の底面92sと接着されてもよい。図3の例では、接着部位31atは第2凹部92の底面92sの一部と接着されているが、接着部位31atは、第2凹部92の底面92sの全体と接着するように設けられてもよい。弾性部材82aは、積層方向において接着部位31atと同一線上とならないように配置されている。なお、弾性部材82aは、積層方向において接着部位31atと同一線上に配置されてもよい。弾性部材82aは、略直方体の形状を有する。
図4は、複数の単セル140が積層されている状態の図3に対応する断面図、つまり燃料電池スタック100の図3に対応する断面図である。複数の単セル140が積層されている状態では、積層方向に図示しない締結部材による締結力が加えられるので、シール部材81a及び弾性部材82aは、積層方向において隣接する他の単セル140のアノード側セパレータ40に押圧されて変形する。図4の例では、弾性部材82aは、カソード側セパレータ50の第2凹部92の底面92sに、単セル140の外側から内側に向かう押圧力F2を加える。一方、単セル140の内部を流れる反応ガスは、第2凹部92の底面92sに、単セル140の内側から外側に向かう押圧力F1を加える。ここで、弾性部材82aによって第2凹部92の底面92sに加えられた押圧力F2は、反応ガスが流れることによって生じた押圧力F1を緩和するので、押圧力F1が接着部位31atにおける接着力を上回ってフレーム部材31と第2凹部92の底面92sとの間に隙間を生じさせてしまうことを抑制でき、反応ガスが漏洩することを抑制できる。
以上説明したように、第1実施形態では、カソード側セパレータ50において、底面92sがフレーム部材31と接着されている第2凹部92に配置された弾性部材82aによって底面92sに加えられた押圧力F2は、単セル140の内部を流れる反応ガスによって第2凹部92の底面92sに加えられた押圧力F1を緩和するので、押圧力F1が接着部位31atにおける接着力を上回ってフレーム部材31と第2凹部92の底面92sとの間に隙間を生じさせてしまうことを抑制でき、反応ガスが漏洩することを抑制できる。なお、以上の説明では、第1凹部91a〜91dと第2凹部92は、カソード側セパレータ50に形成されているが、その代わりに、第1凹部91a〜91dと第2凹部92は、アノード側セパレータ40に形成されてもよい。
・第2実施形態:
図5は、第2実施形態における燃料電池スタック100xの断面図であり、図4に対応する図である。図5において、図4に示す第1実施形態との違いは、弾性部材82xの形状であり、他の構成は第1実施形態と同様である。図5では、弾性部材82xは略台状の形状を有する。図5においても、弾性部材82xは、隣接する他の単セル140のアノード側セパレータ40に押圧されることによって、カソード側セパレータ50の第2凹部92の底面92sに押圧力F2を加える。こうすれば、押圧力F2が反応ガスによって第2凹部92の底面92sに加えられた押圧力F1を緩和するので、押圧力F1が接着部位31atにおける接着力を上回ってフレーム部材31と第2凹部92の底面92sとの間に隙間を生じさせてしまうことを抑制でき、反応ガスが漏洩することを抑制できる。
図5は、第2実施形態における燃料電池スタック100xの断面図であり、図4に対応する図である。図5において、図4に示す第1実施形態との違いは、弾性部材82xの形状であり、他の構成は第1実施形態と同様である。図5では、弾性部材82xは略台状の形状を有する。図5においても、弾性部材82xは、隣接する他の単セル140のアノード側セパレータ40に押圧されることによって、カソード側セパレータ50の第2凹部92の底面92sに押圧力F2を加える。こうすれば、押圧力F2が反応ガスによって第2凹部92の底面92sに加えられた押圧力F1を緩和するので、押圧力F1が接着部位31atにおける接着力を上回ってフレーム部材31と第2凹部92の底面92sとの間に隙間を生じさせてしまうことを抑制でき、反応ガスが漏洩することを抑制できる。
・第3実施形態:
図6は、第3実施形態における燃料電池スタック100yの断面図であり、図4に対応する図である。図6において、図4に示す第1実施形態との違いは、カソード側セパレータ50の第2凹部92yの構成であり、他の構成は第1実施形態とほぼ同様である。図6では、カソード側セパレータ50の第2凹部92yは、弾性部82yを有する。弾性部82yは、第2凹部92yの底面92syの一部が積層方向に突出することによって形成されている。すなわち、第2凹部92yは、弾性部82yによって左部分Lと右部分Rに分割されている。弾性部82yが隣接する他の単セル140のアノード側セパレータ40に押圧されることによって、第2凹部92yの左部分Lの底面92sy及び右部分Rの底面92syには、単セル140の外側から内側に向かう押圧力F3が加えられる。この押圧力F3は、反応ガスによって第2凹部92yの底面92syに加えられた押圧力F1を緩和するので、押圧力F1が接着部位31atにおける接着力を上回ってフレーム部材31と第2凹部92yの底面92syとの間に隙間を生じさせてしまうことを抑制でき、反応ガスが漏洩することを抑制できる。
図6は、第3実施形態における燃料電池スタック100yの断面図であり、図4に対応する図である。図6において、図4に示す第1実施形態との違いは、カソード側セパレータ50の第2凹部92yの構成であり、他の構成は第1実施形態とほぼ同様である。図6では、カソード側セパレータ50の第2凹部92yは、弾性部82yを有する。弾性部82yは、第2凹部92yの底面92syの一部が積層方向に突出することによって形成されている。すなわち、第2凹部92yは、弾性部82yによって左部分Lと右部分Rに分割されている。弾性部82yが隣接する他の単セル140のアノード側セパレータ40に押圧されることによって、第2凹部92yの左部分Lの底面92sy及び右部分Rの底面92syには、単セル140の外側から内側に向かう押圧力F3が加えられる。この押圧力F3は、反応ガスによって第2凹部92yの底面92syに加えられた押圧力F1を緩和するので、押圧力F1が接着部位31atにおける接着力を上回ってフレーム部材31と第2凹部92yの底面92syとの間に隙間を生じさせてしまうことを抑制でき、反応ガスが漏洩することを抑制できる。
本発明は、上述の実施形態に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態中の技術的特徴は、上述の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
30…MEGAプレート、31…フレーム部材、31at…接着部位、32…膜電極ガス拡散層接合体(MEGA)、33…面内開口部、34〜37…貫通孔、40…アノード側セパレータ、40b…凸部、42…燃料ガス流路溝、50…カソード側セパレータ、50a〜50c…凸部、52…酸化ガス流路溝、54…冷却媒体流路溝、62…燃料ガス入口マニホールド孔、62a…マニホールド開口部、64…燃料ガス出口マニホールド孔、64a…マニホールド開口部、72…酸化ガス入口マニホールド孔、72a…マニホールド開口部、74…酸化ガス出口マニホールド孔、74a…マニホールド開口部、81a〜81e…シール部材、83…冷却媒体入口マニホールド孔、83a…マニホールド開口部、82a〜82d,82x…弾性部材、82y…弾性部、84…冷却媒体出口マニホールド孔、84a…マニホールド開口部、91a〜91d…第1凹部、91s…底面、92…第2凹部、92s…底面、92sy…底面、92y…第2凹部、100…燃料電池スタック、100x…燃料電池スタック、100y…燃料電池スタック、140…単セル、G1…隙間、G2…隙間、L…左部分、R…右部分
Claims (1)
- 複数の単セルが積層されることによって構成された燃料電池スタックであって、
前記単セルは、膜電極ガス拡散層接合体と、前記膜電極ガス拡散層接合体の周囲に接合されたフレーム部材と、前記膜電極ガス拡散層接合体の一の面と他の面のそれぞれに配置された2つのセパレータと、を備え、
前記2つのセパレータは、それぞれの縁部にマニホールド孔を有し、
前記フレーム部材は、前記マニホールド孔に連通するマニホールド開口部と、前記膜電極ガス拡散層接合体が配置される面内開口部と、前記マニホールド開口部と前記面内開口部との間に形成された反応ガス流路としての貫通孔と、前記貫通孔と前記面内開口部との間に設けられて前記2つのセパレータのうちの一方のセパレータと接着する接着部位と、を有し、
前記一方のセパレータは、平面視において、前記フレーム部材の前記貫通孔と交差する線上に形成され、前記複数の単セルのそれぞれの間をシールするためのシール部材が配置された第1凹部と、前記第1凹部よりも前記一方のセパレータの中央寄りに形成されて底面の少なくとも一部が前記フレーム部材の前記接着部位と接着され、弾性部材が配置され又は弾性部を有する第2凹部と、を有する、
燃料電池スタック。
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