JP2019192416A - 組電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】電池の端子の防水性を高めうる組電池を提供する。【解決手段】組電池100は、電極152、153を有する電池セル150と、電極152、153と導通している端子250、270と、電池セル150を覆う上面310及び側面320と、端子250、270を上面310及び側面320に露出させる開口部330とを有するケース300と、ケース300に取り付けられ、開口部330を上面310及び側面320から覆うカバー600とを備える。ケース300は、上面310において開口部330を側面320とともに取り囲んでいる第1の溝340を有する。カバー600は、第1の溝340に嵌合するリブ620を有する。リブ620と第1の溝340とは、インロー構造を形成している。【選択図】図8

Description

本発明は、組電池に関する。
従来、電池を筐体等の部材に収容した電池パックが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−12464号公報
電池パックに水がかかった場合、電池の端子がショートするおそれがある。電池パックにおいて電池の端子に対する防水が求められる。
かかる観点に鑑みてなされた本発明の目的は、電池の端子の防水性を高めうる組電池を提供することにある。
上記課題を解決するために、第1の観点に係る組電池は、電極を有する電池セルと、前記電極と導通している端子とを備える。前記組電池は、前記電池セルを覆う上面及び側面と、前記端子を前記上面及び前記側面に露出させる開口部とを有するケースを備える。前記組電池は、前記ケースに取り付けられ、前記開口部を前記上面及び前記側面から覆うカバーを備える。前記ケースは、前記上面において前記開口部を前記側面とともに取り囲んでいる第1の溝を有する。前記カバーは、前記第1の溝に嵌合するリブを有する。前記リブと前記第1の溝とは、インロー構造を形成している。
第1の観点に係る組電池によれば、電池の端子の防水性が高められうる。
一実施形態に係る組電池の構造の一例を示す外観斜視図である。 電池セルの構造の一例を示す外観斜視図である。 ケースに端子カバーが取り付けられる例を示す分解斜視図である。 端子カバーの構造の一例を示す外観斜視図である。 図4の端子カバーの底面図である。 ケース上面の構造の一例を示す平面図である。 図6のA−A断面図であって、端子カバーが上部ケースに取り付けられている途中の状態を示す断面図である。 図6のA−A断面図であって、端子カバーが上部ケースに取り付けられた状態を示す断面図である。 第3リブの形状の一例を示す平面図である。 第3リブが複数の第1部分を有する例を示す平面図である。 第3リブが複数の第2部分を有する例を示す平面図である。
以下、本開示に係る一実施形態が、図面を参照して説明される。図面は、模式的なものである。図面上の寸法又は比率等は、現実のものとは必ずしも一致していない。各図面における各構成部の描写は、部分的に簡略化されることがある。
図1に示されるように、一実施形態に係る組電池100は、上部ケース300と、下部ケース110と、セルホルダ120と、BATケース130とを備える。組電池100は、略直方体形状である。上部ケース300は、Z軸の正の方向の側に位置するケース上面310を有する。ケース上面310は、上部ケース300の上面ともいう。上部ケース300は、X軸の正の方向の側に位置する第1ケース側面321と、Y軸の正の方向の側に位置する第2ケース側面322と、X軸の負の方向の側に位置する第3ケース側面323と、Y軸の負の方向の側に位置する第4ケース側面324とを有する。第1ケース側面321と第2ケース側面322と第3ケース側面323と第4ケース側面324とは、単にケース側面320ともいう。ケース側面320は、上部ケース300の側面ともいう。
本実施形態に係る組電池100は、内燃機関を備えた車両、又は内燃機関と電動機との双方の動力で走行可能なハイブリッド車両等の車両に搭載されて使用されると仮定する。本実施形態に係る組電池100は、Z軸の正の方向が上に向くように車両等に搭載されると仮定する。組電池100は、例えば、車両の座席の下に搭載されてよい。組電池100は、例えば、車両のセンターコンソールに搭載されてよい。組電池100は、車両用に限られず、他の用途で用いられてよい。
組電池100は、図2に例示される電池セル150を備える。電池セル150は、下部ケース110とセルホルダ120とBATケース130とによって取り囲まれた状態で、組電池100に設けられている。電池セル150が下部ケース110とセルホルダ120とBATケース130とによって取り囲まれている構成は、電池モジュールともいう。上部ケース300は、電池モジュールのZ軸正方向側から電池モジュールに覆い被さっている。上部ケース300は、単にケースともいう。下部ケース110と、セルホルダ120と、BATケース130と、上部ケース300とは、例えば、PBT(Poly-Butylene Terephthalate)等の樹脂で構成されてよい。
図2に示されているように、電池セル150は、6つの面を有する略直方体形状である。電池セル150の6つの面のうち2つの面は、他の4つの面よりも大きい面積を有する。電池セル150の面のうち比較的面積の大きい2つの面は、扁平面ともいう。電池セル150は、扁平面がZ軸の正の方向の側及び負の方向の側に位置するように配置される。言い換えれば、電池セル150は、扁平面がケース上面310に略平行となるように配置される。
本実施形態に係る組電池100において、電池セル150は、2段と3段とに分けてZ軸方向に積層されるものとする。2段に積層された電池セル150は、Y軸の正の方向の側に配置されるものとする。3段に積層された電池セル150は、Y軸の負の方向の側に配置されるものとする。電池セル150が積層される数量は、組電池100に収容される電池セル150の数量に応じて、適宜変更されうる。電池セル150の配置は、これらの例に限られず、適宜変更されうる。
電池セル150のX軸の正の方向の側の面は、キャップ面151ともいう。電池セル150は、キャップ面151が第1ケース側面321の側に向くように配置される。電池セル150は、キャップ面151に、正電極152と、負電極153とを備える。キャップ面151は、長辺と短辺とを有する略長方形状である。正電極152及び負電極153は、キャップ面151の長辺方向の両端付近に設けられる。正電極152及び負電極153は、電池セル150から電力を出力する電極である。正電極152及び負電極153をまとめて電極ともいう。
電池セル150は、X軸の負の方向に向けて下部ケース110に収容されている。電池セル150は、キャップ面151の側でセルホルダ120に保持されている。セルホルダ120は、例えば接着剤等によって電池セル150と接合している。セルホルダ120は、正電極152及び負電極153それぞれに電気的に接続するバスバを、電池セル150とあわせて保持している。バスバは、セルホルダ120が電池セル150を保持している部分よりもX軸の正の方向の側に突出している。BATケース130は、セルホルダ120のX軸正方向側の面からセルホルダ120に取り付けられ、バスバを覆っている。
上部ケース300は、ケース上面310と第1ケース側面321とが接続する辺の一部に、開口部331を有する。上部ケース300は、ケース上面310と第2ケース側面322とが接続する辺の一部に、開口部332を有する。開口部331及び332は、互いに区別されない場合、開口部330ともいう。組電池100は、開口部331に負極端子270を備える。組電池100は、開口部332に正極端子250を備える。正極端子250及び負極端子270は、単に端子ともいう。端子は、バスバ等によって電極と導通している。端子と外部機器とがハーネスで接続されることによって、組電池100は、外部機器に電力を供給しうる。開口部330に位置する端子は、ケース上面310の側とケース側面320の側とから見えている。つまり、開口部330は、端子をケース上面310の側及びケース側面320の側に露出させている。開口部330は、ケース上面310がZ軸の負の方向にへこむことによって形成されている構造で囲まれている。
図3に示されるように、組電池100は、端子カバー600をさらに備える。端子カバー600は、Z軸の負の方向に向けて上部ケース300に取り付けられる。端子カバー600は、開口部330をケース上面310及びケース側面320それぞれの側から覆う。端子カバー600は、単にカバーともいう。
図3に示されるように、端子カバー600は、ケース上面310に沿うカバー上面670と、ケース側面320に沿うカバー側面650とを備える。端子カバー600は、カバー側面650からX軸の正の方向に突出するカバー凸部660をさらに備える。カバー側面650がカバー凸部660を有することによって、カバー側面650の剛性が高められうる。
カバー上面670は、Z軸の負の方向に突出する第1リブ620を備える。第1リブ620は、カバー上面670の端部から突出してよい。一方、上部ケース300は、ケース上面310において開口部330を取り囲んでいる溝340を備える。溝340は、ケース上面310において開口部330をケース側面320とともに取り囲んでいるともいえる。第1リブ620は、溝340と嵌合する。第1リブ620と溝340とは、嵌合している状態で、インロー構造を形成する。第1リブ620は、単にリブともいう。
カバー側面650は、Z軸の負の方向に向けて突出する係合部610を有する。係合部610は、係合孔612を有する。一方、上部ケース300は、ケース側面320に係合爪350を備える。係合孔612と係合爪350とが互いに係合することによって、端子カバー600は、Z軸の正の方向に向けて外れにくくなる。係合部610は、弾性を有してよい。端子カバー600が上部ケース300に取り付けられる場合において、係合部610は、ケース側面320を弾性によって押圧してよい。係合部610がケース側面320を押圧することによって、係合孔612と係合爪350とは外れにくくなる。カバー側面650の剛性が高い場合、係合孔612と係合爪350とはさらに外れにくくなる。
図4及び図5に示されるように、端子カバー600は、カバー上面670の、ケース上面310に対向する側に、Z軸の負の方向に突出する第1リブ620と、第2リブ630と、第3リブ640とを有する。端子カバー600は、カバー側面650の、Z軸の負の方向の側の端部に、Z軸の負の方向に突出する係合部610を有する。係合部610は、係合孔612を有する。端子カバー600は、カバー側面650からX軸の正の方向に突出するカバー凸部660を備える。カバー凸部660は、Z軸の負の方向の側の端部にカバー底部662を有する。カバー凸部660は、ケース側面320との間に、負極端子270に接続されるハーネスを通す空間を形成している。カバー底部662は、底部開口664を形成している。底部開口664は、負極端子270に接続されるハーネスを、組電池100の外部に通しうる。
図6に示されるように、ケース上面310は、端子カバー600が取り付けられるための種々の構造を有する。上部ケース300は、ケース上面310において開口部330を取り囲む溝340を備える。上部ケース300は、溝340よりも開口部330の近くに位置し、ケース上面310において開口部330を取り囲む溝360を備えてよい。溝360は、溝340より内側に位置するともいえる。溝340及び溝360はそれぞれ、第1の溝及び第2の溝ともいう。溝340及び溝360の端部は、ケース側面320に面している。ケース上面310において、溝340と溝360との間に位置する面は、第1面311ともいう。ケース上面310において、溝360と開口部330との間に位置する面は、第2面312ともいう。上部ケース300は、第1凹部370と第2凹部380とをさらに備えてよい。第1凹部370は、溝340と開口部330との間に位置してよい。つまり、第1凹部370は、溝340の内側に位置してよい。第2凹部380は、ケース上面310において、溝340と開口部330との間でケース側面320の近傍に位置してよい。
図5及び図6を参照して、端子カバー600が上部ケース300に取り付けられる場合における、端子カバー600の構造と上部ケース300の構造との対応が説明される。端子カバー600の第1リブ620は、上部ケース300の溝340と嵌合し、インロー構造を形成する。端子カバー600の第2リブ630は、上部ケース300の第1凹部370と嵌合する。第2リブ630は、第1凹部370に圧入されてよい。第2リブ630が第1凹部370に圧入されることによって、端子カバー600の端部が浮き上がりにくくなる。結果として、第1リブ620と溝340とが形成しているインロー構造が維持されやすい。第2リブ630は、圧入リブともいう。第1凹部370は、圧入穴ともいう。
端子カバー600の第3リブ640は、上部ケース300の第2凹部380と嵌合する。図7に示されるように、端子カバー600が上部ケース300にZ軸の負の方向に向けて取り付けられている途中の状態において、端子カバー600の他の構造よりも先にケース上面310に接触してよい。第3リブ640が端子カバー600の構造の中で最も早くケース上面310に接触することによって、端子カバー600は、第3リブ640と第2凹部380との位置関係に基づいて、上部ケース300に位置合わせされうる。つまり、第3リブ640は、端子カバー600が上部ケース300に取り付けられる際に、端子カバー600をガイドしうる。第3リブ640は、ガイドリブともいう。第2凹部380は、ガイド穴ともいう。
図8に示されるように、端子カバー600が上部ケース300に取り付けられた状態において、第1リブ620と溝340とが嵌合する。第1リブ620と溝340とが嵌合している構造は、第1構造680ともいう。第1構造680は、インロー構造を形成している。第1構造680は、互いに嵌合する部材の隙間が狭くされている構造であってよい。第1構造680は、隙間に水が侵入しにくい構造であってよい。第1構造680は、第2リブ630と第1凹部370とが嵌合している構造を含んでよい。第3リブ640と第2凹部380とが位置合わせされた状態で端子カバー600が上部ケース300に取り付けられることによって、第1リブ620と溝340とが容易に嵌合されうる。また、第2リブ630と第1凹部370とが容易に嵌合されうる。
一実施形態に係る組電池100において、開口部330を覆う端子カバー600がインロー構造で上部ケース300に取り付けられることによって、開口部330に水が侵入しにくくなる。結果として、開口部330において露出している端子の防水性が高められうる。また、組電池100がZ軸の正の方向を上向きにして車両等に搭載されている場合、端子カバー600がZ軸の負の方向に向けて取り付けられていることによって、組電池100の上面からの水掛かりに対する防水性が高められうる。
一実施形態に係る組電池100において、上部ケース300は、溝340と溝360の間に位置する第1面311で、カバー上面670と当接する。このようにすることで、仮に溝340におけるインロー構造に水が侵入したとしても、第1面311とカバー上面670とが当接することによって、水が開口部330に到達しにくい。さらに、上部ケース300は、溝340より内側に位置する溝360を有する。このようにすることで、仮に水が第1面311とカバー上面670との当接面を通過できたとしても、水は、溝360を通じてケース側面320の側に排出されることによって、開口部330に到達しにくい。結果として、組電池100の防水性が高められうる。
図7に示されるように、端子カバー600が上部ケース300にZ軸の負の方向に向けて取り付けられている途中の状態において、端子カバー600の係合部610は、上部ケース300の係合爪350によって、X軸の正の方向に押圧される。係合部610は、弾性を有することによって、X軸の正の方向に向けて撓む。図8に示されるように、端子カバー600が上部ケース300に取り付けられた状態において、係合爪350が係合孔612の中に入ることによって、係合部610は、弾性力によって撓み始める前の形状に戻る。その結果、係合部610の端部は、X軸の負の方向に移動し、係合爪350の底部に引っ掛かる。係合部610の端部が係合爪350の底部に引っ掛かっている状態において、端子カバー600は、Z軸の正の方向に抜けにくくなっている。
端子カバー600が上部ケース300に取り付けられる際に、係合部610で生じる弾性力が大きいほど、係合部610の端部が係合爪350の底部に引っ掛かりやすくなる。つまり、端子カバー600が上部ケース300に取り付けられる際に、カバー側面650を第1ケース側面321に近づけることによって、端子カバー600が外れにくくなりうる。
図9〜図11に例示されるように、第3リブ640を平面視した場合の形状は、種々の形状でありうる。図9〜図11に例示されている形状は、第3リブ640をZ軸の負の方向の側から平面視した形状を表している。図9〜図11に例示されている形状は、第3リブ640をケース上面310から平面視した形状であるともいえる。二点鎖線の仮想線は、ケース上面310の、第1ケース側面321の側の端部を表している。二点鎖線の仮想線は、第1ケース側面321の位置を表しているともいえる。ケース上面310は、仮想線よりもX軸の負の方向の側に延在している。第3リブ640は、ケース上面310が延在している側に位置している。上部ケース300の第2凹部380の形状は、図9〜図11それぞれに示されている第3リブ640の形状に対応しているものとする。
図9に例示されている第3リブ640は、第1部分641と、第2部分642とを有する。第1部分641は、第1ケース側面321に沿っている。第2部分642は、第1部分641から第1ケース側面321に向かって突出している。第2部分642は、第1ケース側面321に交差する方向に沿っているともいえる。
第1部分641は、第2凹部380に嵌合することによって、カバー側面650と第1ケース側面321との間の距離を決定しうる。言い換えれば、第1部分641は、端子カバー600をX軸方向に沿って位置合わせしうる。カバー側面650と第1ケース側面321との間の距離が決定されることによって、端子カバー600が上部ケース300に取り付けられる際に、係合部610の端部が係合爪350の底部に引っ掛かりやすくなる。結果として、端子カバー600が外れにくくなりうる。
第2部分642は、第1部分641と交差することによって、第1部分641のX軸方向の剛性を高めうる。また、第2部分642は、端子カバー600をY軸方向に沿って位置合わせしうる。
図9に例示されている第3リブ640の形状は、平面視においてL字状であるともいえる。第1部分641は、第2部分642からY軸の負の方向に突出しているが、Y軸の正の方向に突出してもよいし、Y軸の両方向に突出してもよい。第2部分642は、第1部分641からX軸の正の方向に突出しているが、X軸の負の方向に突出してもよいし、X軸の両方向に突出してもよい。
図9に例示されている第3リブ640において、第1部分641の数、及び、第2部分642の数は、それぞれ1つであるが、2つ以上であってもよい。例えば、図10に示されるように、第1部分641が3つあってもよい。図10において、複数の第1部分641のいずれもが、Y軸の負の方向に突出しているが、少なくとも1つの第1部分641がY軸の正の方向に突出していてもよい。複数の第1部分641の少なくとも1つが削除されてもよい。第1部分641が追加されてもよい。また、例えば、図11に示されるように、第2部分642が3つあってもよい。図11において、複数の第2部分642のいずれもが、X軸の正の方向に突出しているが、少なくとも1つの第2部分642がX軸の負の方向に突出していてもよい。複数の第2部分642の少なくとも1つが削除されてもよい。第2部分642が追加されてもよい。図10及び図11に例示されている第3リブ640の平面視における形状は、E字状であるともいえる。第3リブ640の平面視における形状は、C字状若しくはU字状、F字状、T字状、H字状、X字状、又は、他の種々の形状であってもよい。
図9〜図11の例において、第2部分642は、第1部分641に直交しているが、第1部分641に所定の角度で交差していてもよい。
本開示に係る一実施形態について、諸図面及び実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形又は修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形又は修正は本開示の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各手段に含まれる機能等は論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の手段等を1つに組み合わせたり、あるいは分割したりすることが可能である。
本開示において「第1」及び「第2」等の記載は、当該構成を区別するための識別子である。本開示における「第1」及び「第2」等の記載で区別された構成は、当該構成における番号を交換することができる。例えば、第1部分は、第2部分と識別子である「第1」と「第2」とを交換することができる。識別子の交換は同時に行われる。識別子の交換後も当該構成は区別される。識別子は削除してよい。識別子を削除した構成は、符号で区別される。本開示における「第1」及び「第2」等の識別子の記載のみに基づいて、当該構成の順序の解釈、小さい番号の識別子が存在することの根拠に利用してはならない。
本開示において、X軸、Y軸、及びZ軸は、説明の便宜上設けられたものであり、互いに入れ替えられてよい。本開示に係る構成は、X軸、Y軸、及びZ軸によって構成される直交座標系を用いて説明されてきた。本開示に係る各構成の位置関係は、直交関係にあると限定されるものではない。
100 組電池
110 下部ケース
120 セルホルダ
130 BATケース
150 電池セル
151 キャップ面
152 正電極
153 負電極
250 正極端子
270 負極端子
300 上部ケース
310 ケース上面
311 第1面
312 第2面
321〜324(320) 第1〜第4ケース側面(ケース側面)
331、332(330) 開口部
340 溝
350 係合爪
360 溝
370、380 第1凹部、第2凹部
600 端子カバー
610 係合部
612 係合孔
620、630、640 第1リブ、第2リブ、第3リブ
650 カバー側面
660 カバー凸部
662 カバー底部
664 底部開口
670 カバー上面
680 第1構造

Claims (7)

  1. 電極を有する電池セルと、
    前記電極と導通している端子と、
    前記電池セルを覆う上面及び側面と、前記端子を前記上面及び前記側面に露出させる開口部とを有するケースと、
    前記ケースに取り付けられ、前記開口部を前記上面及び前記側面から覆うカバーと
    を備え、
    前記ケースは、前記上面において前記開口部を前記側面とともに取り囲んでいる第1の溝を有し、
    前記カバーは、前記第1の溝に嵌合するリブを有し、
    前記リブと前記第1の溝とは、インロー構造を形成している
    組電池。
  2. 前記ケースは、前記上面において前記開口部を取り囲み、前記第1の溝よりも前記開口部に近い側に位置する第2の溝を有する、請求項1に記載の組電池。
  3. 前記ケースは、前記側面に係合爪を有し、
    前記カバーは、前記係合爪に係合する係合部を有する、請求項1又は2に記載の組電池。
  4. 前記ケースは、前記第1の溝の内側に位置する圧入穴を有し、
    前記カバーは、前記圧入穴に圧入される圧入リブを有する、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の組電池。
  5. 前記ケースは、前記上面からの平面視において、前記側面と前記端子との間に位置するガイド穴を有し、
    前記カバーは、前記ガイド穴に嵌合するガイドリブを有し、
    前記ガイドリブは、前記カバーが前記ケースに取り付けられる場合に、前記上面に最も早く接触するように構成されている、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の組電池。
  6. 前記ガイドリブは、前記上面からの平面視において、前記側面に沿う第1部分と、前記第1部分から前記側面に向かって突出する第2部分とを有する、請求項5に記載の組電池。
  7. 前記ガイドリブは、前記上面からの平面視において、L字状、E字状、C字状若しくはU字状、F字状、T字状、H字状、及びX字状のいずれかの形状を有する、請求項5又は6に記載の組電池。
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