JP2019192300A - 情報生成システム、情報生成装置、情報生成方法、情報生成プログラム、プローブ情報収集装置、プローブ情報収集方法、およびプローブ情報収集プログラム - Google Patents
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Abstract
Description
本発明者らは、「背景技術」の欄において記載した、従来のシステムに関し、さらに以下の知見を見出した。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、構成要素、構成要素の配置位置および接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。本発明は、特許請求の範囲によって特定される。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、本発明の課題を達成するのに必ずしも必要ではないが、より好ましい形態を構成するものとして説明される。
なお、以下に記載する実施形態の少なくとも一部を任意に組み合わせてもよい。
[1.交通情報提供システムの全体構成]
図1は、本発明の実施の形態に係る交通情報提供システムの構成の一例を示す図である。交通情報提供システム100は、道路上を走行する車両5A〜5Cにそれぞれ配置されたプローブ端末から車両5の位置および当該位置を通過する時刻の情報を含むプローブ情報を収集する。交通情報提供システム100は、各車両5のプローブ端末から収集したプローブ情報に基づいて旅行時間情報や渋滞区間情報などの交通情報を生成し、生成した交通情報を各車両5のカーナビゲーションシステムなどに提供する。各車両5はGPS(Global Positioning System)受信機などを搭載し、車両5の位置情報を収集する。
図2は、プローブ情報収集装置1の機能的な構成を示すブロック図である。
Network)アダプタなどにより構成される。
図4は、情報生成装置2の機能的な構成を示すブロック図である。
図5は、プローブ情報収集装置1が実行する処理の流れを示すフローチャートである。
情報取得部16は、取得した提供情報を提供情報蓄積部17に蓄積する(S7)。
図6は、情報生成装置2が実行する処理の流れを示すフローチャートである。図6は、プローブ情報収集装置1との間での情報生成装置2が実行する処理を示す。
次に、情報生成装置2の価値評価部24が実行するプローブ情報群の価値評価処理(図6のS23)の具体例について説明する。価値評価部24は、プローブ情報の量的または質的な側面からプローブ情報群の価値を評価する。具体的には、価値評価部24は、以下に示す(1)〜(16)のうちの少なくとも1つに基づいて、プローブ情報群の価値をプローブ情報収集装置1ごとに評価する。
プローブ情報群は、複数の車両5の移動軌跡を示している。このため、価値評価部24は、プローブ情報群が示す複数の車両5の総走行距離が大きいほど、よりプローブ情報群の価値が高いものとして評価を行う。総走行距離は、例えば、プローブ情報群が示す移動軌跡の起点および終点間の距離の合計値として算出される。価値評価部24は、距離とプローブ情報群の価値との関係であって、距離が大きいほど価値が高くなるような関係を予め定めたデータテーブルを参照して、総走行距離からプローブ情報群の価値を求めてもよい。
価値評価部24は、プローブ情報群に含まれるプローブ情報の総数が大きいほど、より価値が高いものとして評価を行う。ただし、車両5が同じ距離を移動する間にサンプリングされたプローブ情報群であっても、サンプリング間隔が小さいほどプローブ情報の個数が多くなる。このため、価値評価部24は、サンプリング間隔が小さいほど小さくなるような重みで、プローブ情報の総数を重み付けし、重み付けされたプローブ情報の総数に基づいて、プローブ情報群の価値を評価してもよい。価値評価部24は、プローブ情報の数とプローブ情報群の価値との関係であって、プローブ情報の数が大きいほど価値が高くなるような関係を予め定めたデータテーブルを参照して、重み付けされたプローブ情報の総数からプローブ情報群の価値を求めてもよい。
広いエリアを車両5が走行することにより得られるプローブ情報は、狭いエリアを車両5が走行することにより得られるプローブ情報に比べて、より多くの道路において交通情報を生成する際に役立てることができる。このため、価値評価部24は、プローブ情報群に含まれるプローブ情報が示す車両5の位置がカバーするエリアが広いほど、プローブ情報群の価値を高く評価してもよい。価値評価部24は、エリアの面積とプローブ情報群の価値との関係であって、面積が大きいほど価値が高くなるような関係を予め定めたデータテーブルを参照して、上述したカバーするエリアの面積からプローブ情報群の価値を求めてもよい。
位置情報を取得した時刻が新しいプローブ情報は、ドライバーにリアルタイム情報として提供される旅行時間情報や渋滞区間情報の生成に役立てることができる。その一方、当該時刻が古いプローブ情報は、リアルタイム情報として提供することはできず、旅行時間情報や渋滞区間情報の統計情報として役立てることができるだけである。このため、位置情報を取得した時刻が新しいほど、プローブ情報の価値が高い。例えば、価値評価部24は、プローブ情報群に含まれるプローブ情報の時刻情報が示す時刻と現在時刻との差分の平均を算出し、差分の平均が小さいほど、よりプローブ情報群の価値を高く評価してもよい。価値評価部24は、現在時刻からの差分とプローブ情報群の価値との関係であって、差分が小さいほど価値が高くなるような関係を予め定めたデータテーブルを参照して、上述した差分の平均からプローブ情報群の価値を求めてもよい。
プローブ情報群は車両5ごとの移動軌跡を示しているが、移動軌跡の位置間隔(プローブ情報の位置情報が示す位置の間隔)が狭いほど、車両5の移動軌跡をより詳細に示している。つまり、移動軌跡の位置間隔が狭いほど、車両5の加減速の位置、急ブレーキの位置、または急ハンドルの位置などを精度よく検出することができる。このため、移動軌跡の位置間隔が狭いほど、プローブ情報群の価値が高い。例えば、価値評価部24は、移動軌跡の位置間隔とプローブ情報群の価値との関係であって、当該位置間隔が狭いほど価値が高くなるような関係を予め定めたデータテーブルを参照して、プローブ情報群が示す位置間隔の平均から、プローブ情報群の価値を求めてもよい。
図7は、マップマッチングについて説明するための図である。図7(a)は、マップマッチング前のプローブ情報の位置情報が示す位置(以下、プローブ位置という)を示し、図7(b)は、マップマッチング後のプローブ位置を示す。マップマッチング前では、図7(a)に示すようにプローブ位置31が道路32から離れているが、マップマッチング後では、図7(b)に示すようにプローブ位置31が道路32上に載っている。正確な交通情報を生成するためにはマップマッチング処理が必要であるが、マップマッチング処理が予め施されていれば、情報生成装置2がマップマッチング処理を行う必要がなくなる。このため、情報生成装置2の処理量を減らすことができる。よって、マップマッチング処理が施されているプローブ情報は価値が高いと判断することができる。
カーナビゲーションシステムなどの専用端末で取得されたプローブ情報は、必ず車両5の移動軌跡を示している。しかし、スマートフォンなどの汎用端末で取得されたプローブ情報は、車両5の移動軌跡を示す場合もあるし、歩行者の移動軌跡を示す場合もある。このため、専用端末で取得されたプローブ情報の方が信頼性が高く、情報生成装置2にとって価値が高い。価値評価部24は、図3に示すプローブ情報の端末種別情報から、プローブ情報群のうち専用端末で取得されたプローブ情報が占める割合を算出する。価値評価部24は、専用端末で取得されたプローブ情報の割合とプローブ情報群の価値との関係であって、当該割合が大きいほど当該価値が高くなるような関係を予め定めたデータテーブルを参照して、算出した上記プローブ情報の割合から、プローブ情報群の価値を求めてもよい。なお、端末種別情報の例として、車載ナビゲーションシステム、GPSロガー、携帯電話、スマートフォン、タブレットなどが挙げられる。このうち、車載ナビゲーションシステムが専用端末であり、GPSロガー、携帯電話、スマートフォン、タブレットが汎用端末である。また、事業者との事前の契約などにより、プローブ情報収集装置1から提供されるプローブ情報のすべてが専用端末で取得されたプローブ情報であることが予め分かっている場合には、プローブ情報に端末種別情報を設ける必要はない。
図3に一例を示したようにプローブ情報には様々な情報が含まれる。プローブ情報に含まれる情報の種類が多いほど、生成可能な交通情報の数を増やすことができたり、交通情報の精度を向上させたりすることができる。このため、価値評価部24は、プローブ情報群に含まれるプローブ情報に含まれる情報の種類の数の平均を算出する。価値評価部24は、情報の種類の数とプローブ情報群の価値との関係であって、情報の種類の数が大きいほど価値が高くなるような関係を予め定めたデータテーブルを参照して、算出した種類の数の平均から、プローブ情報群の価値を求めてもよい。なお、価値のある情報ほど大きな重みを付けて、重みを足し合わせることで情報の種類の数を計算してもよい。
汎用端末で取得されたプローブ情報は、歩行者について検出されたプローブ情報の場合もあり、歩行者のプローブ情報は交通情報の生成にとってはノイズである。このため、プローブ情報群のうち歩行者について検出されプローブ情報が占める割合が少ないほど、プローブ情報群の価値が高いと言える。例えば、価値評価部24は、プローブ情報群が示す移動軌跡から、移動軌跡ごとに移動体の平均移動速度を算出し、平均移動速度が所定の閾値以下の移動軌跡を構成するプローブ情報を、歩行者について検出されたプローブ情報であると判定する。価値評価部24は、歩行者について検出されたプローブ情報の割合とプローブ情報群の価値との関係であって、当該割合が小さいほど価値が高い関係を予め定めたデータテーブルを参照して、プローブ情報群のうち歩行者について検出されたプローブ情報が占める割合から、プローブ情報群の価値を求める。なお、事業者との事前の契約などにより、プローブ情報収集装置1から提供されるプローブ情報のすべてが専用端末で取得されたプローブ情報であることが予め分かっている場合には、プローブ情報に端末種別情報を設ける必要はない。その場合には、歩行者について検出されるプローブ情報の数は0である。
道路によっては、プローブ情報が収集されにくい道路もある。これは、交通量が少ない道路の他、プローブ情報収集装置1が契約している車両5が特定の地域に偏在し、すべての地域をカバーできていない場合などに生じ得る。しかし、このようにプローブ情報が収集されにくい道路であっても、サービス向上の観点からは交通情報を生成することが望ましい。このため、交通量の少ない道路などのように所定の道路の位置の位置情報を含むプローブ情報(以下、「所定道路走行時プローブ情報」という)は価値が高いと言える。例えば、所定道路走行時プローブ情報を含むプローブ情報群の価値と、所定道路走行時プローブ情報を含まないプローブ情報群の価値とが予め定められているものとする。また、これらの価値を示す情報がデータテーブルに記憶されているものとする。価値評価部24は、プローブ情報群に所定道路走行時プローブ情報が含まれるか否かを判断し、当該データテーブルを参照することにより、プローブ情報群の価値を求める。
車両5が渋滞区間を移動している場合には、当該車両5のプローブ情報から渋滞区間情報を生成することができる。このようなプローブ情報は、交通情報の生成のために有益であり、価値が高い。例えば、渋滞区間を移動する車両5から得られるプローブ情報を含むプローブ情報群の価値と、当該プローブ情報を含まないプローブ情報群の価値とを予め定めたデータテーブルが用意されているものとする。価値評価部24は、プローブ情報群が示す移動軌跡において走行速度が所定の速度閾値以下の区間が含まれていれば、当該プローブ情報群に渋滞区間を移動する車両5から得られるプローブ情報が含まれていると判断し、上述のデータテーブルからプローブ情報群の価値を求める。
プローブ情報群は複数の移動軌跡を示すが、プローブ情報群に距離の短い移動軌跡ばかりが含まれている場合には、旅行時間を正確に算出することが困難であり、プローブ情報群の価値が低い。このため、価値評価部24は、プローブ情報群が示す複数の移動軌跡の起点および終点間の距離の平均を算出する。価値評価部24は、距離とプローブ情報群の価値との関係であって、距離が大きいほど価値が高くなるような関係を予め定めたデータテーブルを参照して、算出した距離の平均から、プローブ情報群の価値を求める。
プローブ情報群が示すプローブ情報の位置精度が高いほど、高精度な交通情報を生成することができる。このため、高い位置精度のプローブ情報を含むプローブ情報群ほど価値が高い。図9は、プローブ情報の位置精度について説明するための図である。図9(a)は、相対的に位置精度が高いプローブ情報のプローブ位置31と道路32との位置関係を示す図である。図9(b)は、図9(a)に示したプローブ位置31の誤差の発生確率を示すグラフであり、横軸が誤差を示し、縦軸が誤差の発生確率を示す。誤差は、図9(a)に示す破線の距離であり、プローブ位置31と道路32との間の距離である。図9(c)は、相対的に位置精度が低いプローブ情報のプローブ位置31と道路32との位置関係を示す図である。図9(d)は、図9(c)に示したプローブ位置31の誤差の発生確率を示すグラフであり、横軸が誤差を示し、縦軸が誤差の発生確率を示す。誤差は、図9(c)に示す破線の距離であり、プローブ位置31と道路32との間の距離である。
車両5が走行する道路の種別が高速道路であるのか一般道路であるのかに応じてプローブ情報の価値を変更してもよい。例えば、情報生成装置2が一般道路を中心に交通情報を提供している場合には、一般道路を走行する車両5から収集されたプローブ情報を多く含むプローブ情報群ほど価値を高く評価してもよい。車両5が走行する道路の種別は、プローブ情報に含まれる位置情報と種別ごとの道路の位置を示す道路情報(図示せず)とを照合することにより行ってもよい。価値評価部24は、プローブ情報群のうち一般道路走行時に収集されたプローブ情報の占める割合を算出する。価値評価部24は、一般道路の割合とプローブ情報群の価値との関係であって、一般道路の割合が大きいほど価値が高くなるような関係を予め定めたデータテーブルを参照して、上記算出した割合から、プローブ情報群の価値を求める。
車両5は、荷物の積み下ろし、休憩、学校などの教育機関や駅前などでの送迎待ち、駐車場の入庫待ちなどのために停車する場合もある。車両5が停車している間であっても、その間に当該車両5からプローブ情報が収集される。しかし、このような停車車両から収集したプローブ情報は、旅行時間情報や渋滞区間情報などの交通情報の生成の役には立たない。このため、プローブ情報群のうち停車車両のプローブ情報が占める割合が少ないほど、プローブ情報群の価値が高いと言える。例えば、価値評価部24は、プローブ情報群から、所定時間以上の間、位置情報が変化していないことを示すプローブ情報を、停車車両のプローブ情報として検出する。価値評価部24は、プローブ情報群が示す総走行時間のうち、停車車両のプローブ情報が示す停車時間の割合を算出する。価値評価部24は、停車時間の割合とプローブ情報群の価値との関係であって、当該割合が小さいほど価値が高い関係を予め定めたデータテーブルを参照して、停車時間の割合から、プローブ情報群の価値を求める。
以上説明したように、本発明の実施の形態によると、情報生成装置2は、複数の事業者のプローブ情報収集装置1からプローブ情報群を取得し、取得したそれらのプローブ情報群から提供情報を生成している。この、提供情報は、旅行時間情報や渋滞区間情報などの交通情報、または事業者にとって有益な情報(例えば、商品やサービスの割引情報)である。情報生成装置2は、プローブ情報群を複数の事業者のプローブ情報収集装置1から取得しているため、1つの事業者だけではカバーしきれないエリアのプローブ情報などを取得することができる。また、事業者間で質の異なるプローブ情報群の中から、質の高いプローブ情報を選択して利用することもできる。このため、交通情報の生成のために必要なプローブ情報を効率的に取得することができる。
以上、本発明の実施の形態に係る交通情報提供システム100について説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。
1A プローブ情報収集装置
1B プローブ情報収集装置
1C プローブ情報収集装置
2 情報生成装置
3 利用者装置
4 プローブ利用装置
5 車両
5A 車両
5B 車両
5C 車両
11 通信I/F部
12 プローブ情報収集部
13 プローブ情報蓄積部
14 プローブ情報群提供部
15 対価情報提供部
16 情報取得部
17 提供情報蓄積部
18 対価情報蓄積部
19 情報提供部
21 通信I/F部
22 プローブ情報群取得部
23 プローブ情報蓄積部
24 価値評価部
25 対価情報取得部
26 情報生成部
27 情報提供部
31 プローブ位置
32 道路
100 交通情報提供システム
Claims (15)
- 車両の位置および当該位置を通過する時刻の情報を含むプローブ情報を収集する複数の事業者の各々から、当該事業者に関連する複数の車両について検出された前記位置および前記時刻の情報を含むプローブ情報の組であるプローブ情報群を取得するプローブ情報群取得部と、
前記プローブ情報群取得部が取得した前記複数の事業者の前記プローブ情報群に基づいて、提供情報を生成する情報生成部と、
前記情報生成部が生成した前記提供情報を提供する情報提供部と
を備え、
前記プローブ情報群は、一般車両のプローブ情報を含む
情報生成システム。 - 前記事業者に関連する車両は、前記事業者との間で契約の対象とされた車両である
請求項1に記載の情報生成システム。 - さらに、
前記事業者ごとに、当該事業者が提供する前記プローブ情報群の価値を評価する価値評価部を備える
請求項1または請求項2に記載の情報生成システム。 - 前記情報生成部は、前記価値評価部が評価した前記プローブ情報群の価値と前記プローブ情報群取得部が取得した前記プローブ情報群とに基づいて、前記提供情報を生成する
請求項3に記載の情報生成システム。 - 前記情報提供部は、前記提供情報を前記複数の事業者に提供する
請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の情報生成システム。 - 前記情報提供部は、前記価値評価部が評価した前記プローブ情報群の価値に基づいて、前記事業者ごとに異なる前記提供情報を提供する
請求項3に記載の情報生成システム。 - 前記情報提供部は、前記複数の事業者以外のユーザにも前記提供情報を提供する
請求項5または請求項6に記載の情報生成システム。 - さらに、
前記事業者または前記事業者以外のユーザが前記提供情報の提供に対して支払う対価を示す対価情報を取得する対価情報取得部を備え、
前記情報生成部は、前記対価情報取得部が取得した前記対価情報が示す対価に応じて、前記事業者または前記ユーザごとに前記提供情報の内容を変更して、前記提供情報を生成する
請求項5〜請求項7のいずれか1項に記載の情報生成システム。 - 前記価値評価部は、
(1)前記プローブ情報群が示す前記複数の車両の総走行距離、
(2)前記プローブ情報群に含まれる前記プローブ情報の総数、
(3)前記プローブ情報群に含まれる前記プローブ情報が示す前記車両の位置がカバーするエリア、
(4)前記プローブ情報群のリアルタイム性、
(5)前記プローブ情報群が示す移動軌跡の位置間隔、
(6)前記プローブ情報群のうちマップマッチング済みの前記プローブ情報が占める割合、
(7)前記プローブ情報群のうち専用端末で取得された前記プローブ情報が占める割合、
(8)前記プローブ情報群に含まれる前記プローブ情報に含まれる情報の種類、
(9)前記プローブ情報群のうち歩行者について検出されたプローブ情報の占める割合、
(10)所定の道路の位置の位置情報を含むプローブ情報の有無、
(11)渋滞区間を移動する車両から得られるプローブ情報の有無、
(12)前記プローブ情報群に基づいて前記情報生成部が生成した前記提供情報としての交通情報の精度、
(13)前記プローブ情報群が示す移動軌跡の起点および終点間の距離、
(14)前記プローブ情報群が示すプローブ情報の位置精度
(15)前記プローブ情報群が示す車両の位置に係る道路の種別、および
(16)前記プローブ情報群のうち停車車両のプローブ情報が占める割合
のうちの少なくとも1つに基づいて、前記プローブ情報群の価値を評価する
請求項3、請求項4および請求項6のいずれか1項に記載の情報生成システム。 - 複数の車両の各々から、当該車両の位置および当該位置を通過する時刻の情報を含むプローブ情報を収集するプローブ情報収集部と、
前記プローブ情報収集部が収集した前記プローブ情報が示す前記位置および前記時刻の情報を含むプローブ情報の組であるプローブ情報群を、当該プローブ情報群と、他の事業者から収集したプローブ情報群とを用いて提供情報を生成する情報生成装置に提供するプローブ情報群提供部と、
前記情報生成装置から、前記プローブ情報群の価値に応じた前記提供情報を取得する情報取得部と
を備え、
前記プローブ情報群は、一般車両のプローブ情報を含む
プローブ情報収集装置。 - 車両の位置および当該位置を通過する時刻の情報を含むプローブ情報を収集する複数の事業者の各々から、当該事業者に関連する複数の車両について検出された前記位置および前記時刻の情報を含むプローブ情報の組であるプローブ情報群を取得するプローブ情報群取得部と、
前記プローブ情報群取得部が取得した前記複数の事業者の前記プローブ情報群に基づいて、提供情報を生成する情報生成部と、
前記情報生成部が生成した前記提供情報を提供する情報提供部と
を備え、
前記プローブ情報群は、一般車両のプローブ情報を含む
情報生成装置。 - コンピュータが、車両の位置および当該位置を通過する時刻の情報を含むプローブ情報を収集する複数の事業者の各々から、当該事業者に関連する複数の車両について検出された前記位置および前記時刻の情報を含むプローブ情報の組であるプローブ情報群を取得するステップと、
前記コンピュータが、取得された前記複数の事業者の前記プローブ情報群に基づいて、提供情報を生成するステップと、
前記コンピュータが、生成された前記提供情報を提供するステップと
を含み、
前記プローブ情報群は、一般車両のプローブ情報を含む
情報生成方法。 - コンピュータが、複数の車両の各々から、当該車両の位置および当該位置を通過する時刻の情報を含むプローブ情報を収集するステップと、
前記コンピュータが、収集された前記プローブ情報が示す前記位置および前記時刻の情報を含むプローブ情報の組であるプローブ情報群を、当該プローブ情報群と、他の事業者から収集したプローブ情報群とを用いて提供情報を生成する情報生成装置に提供するステップと、
前記コンピュータが、前記情報生成装置から、前記プローブ情報群の価値に応じた前記提供情報を取得するステップと
を含み、
前記プローブ情報群は、一般車両のプローブ情報を含む
プローブ情報収集方法。 - 車両の位置および当該位置を通過する時刻の情報を含むプローブ情報を収集する複数の事業者の各々から、当該事業者に関連する複数の車両について検出された前記位置および前記時刻の情報を含むプローブ情報の組であるプローブ情報群を取得するプローブ情報群取得部と、
前記プローブ情報群取得部が取得した前記複数の事業者の前記プローブ情報群に基づいて、提供情報を生成する情報生成部と、
前記情報生成部が生成した前記提供情報を提供する情報提供部と
してコンピュータを機能させるための情報生成プログラムであって、
前記プローブ情報群は、一般車両のプローブ情報を含む
情報生成プログラム。 - 複数の車両の各々から、当該車両の位置および当該位置を通過する時刻の情報を含むプローブ情報を収集するプローブ情報収集部と、
前記プローブ情報収集部が収集した前記プローブ情報が示す前記位置および前記時刻の情報を含むプローブ情報の組であるプローブ情報群を、当該プローブ情報群と、他の事業者から収集したプローブ情報群とを用いて提供情報を生成する情報生成装置に提供するプローブ情報群提供部と、
前記情報生成装置から、前記プローブ情報群の価値に応じた前記提供情報を取得する情報取得部と
してコンピュータを機能させるためのプローブ情報収集プログラムであって、
前記プローブ情報群は、一般車両のプローブ情報を含む
プローブ情報収集プログラム。
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