JP2019192019A - 運用管理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】カーシェアリングサービスにおいて車両をより多様且つ効率的に活用することができる運用管理装置を提供する。【解決手段】運用管理装置(10)は、車両の予約情報を受け付ける予約受付部(101)と、受け付けた予約情報に対応するように車両の割り当てを行う車両割当部(102)と、を備えている。予約受付部(101)が受ける予約情報には、車両を主として移動目的に使用する移動目的使用か、車両を主として移動目的には使用しない非移動目的使用かを特定する用途情報が含まれており、車両割当部(102)は、用途情報を勘案して車両の割り当てを行う。【選択図】図1

Description

本開示は、車両の一時的な貸出を行うカーシェアリングサービスの運用管理装置に関する。
カーシェアリングサービスとは、利用者の求めに応じて車両の一時的な貸し出しを行うサービスである。カーシェアリングサービスの提供対象となるサービスエリアには、車両の借り受け及び返却の窓口となるステーションが複数設けられている。それぞれのステーションには、例えば複数台の車両がストックされている。カーシェアリングサービスの一態様においては、カーシェアリングサービスの利用者は、例えばインターネットを介した操作を行うことによって車両の予約を行う。その後、予約の際に指定したステーションにおいて車両の借り受けを行う。
特開2018−19250号公報
特許文献1に開示されているようなカーシェアリングサービスは徐々にサービス提供の場を広げており、ステーションも身近な場所に多数設置されることが想定される。カーシェアリングサービスは車両の一時的な貸し出しを行うものであるから、ユーザーは車両を借りて買い物といった日常の用事を済ませたり、ドライブといったレジャーに用いたりしている。また、将来的にはカーシェアリングサービスに使用される車両が自動運転車両になることも想定され、車両がステーションで待機するのみならず道路を巡航しながら待機したり、パーキングメーターエリアに一時的に駐車しながら待機したりすることも考えられる。
このように、ステーションが多様な場所に設けられると共に、車両が多様な場所で待機するようになると、車両をより多様且つ効率的に活用することが求められる。
本開示は、カーシェアリングサービスにおいて車両をより多様且つ効率的に活用することができる運用管理装置を提供することを目的とする。
本開示は、車両の一時的な貸出を行うカーシェアリングサービスの運用管理装置であって、車両の予約情報を受け付ける予約受付部(101)と、受け付けた予約情報に対応するように車両の割り当てを行う車両割当部(102)と、を備えている。予約受付部が受ける予約情報には、車両を主として移動目的に使用する移動目的使用か、車両を主として移動目的には使用しない非移動目的使用かを特定する用途情報が含まれており、車両割当部は、用途情報を勘案して車両の割り当てを行う。
車両割当部が用途情報を勘案して車両の割り当てを行うので、移動目的使用のユーザーのみならず、非移動目的使用のユーザーにも対応してカーシェアリングサービスを提供することができる。尚、移動目的使用の場合は、車両を主として買い物やドライブといった移動目的に使用することを念頭に置いている。一方、非移動目的使用の場合は、車両を主として休憩や昼寝や化粧直しといった移動目的以外に使用することを念頭に置いているが、使用時間帯の終了時刻に所定の場所に戻ってくることができれば、便宜的に車両を移動させるものを排除するものではない。
尚、「課題を解決するための手段」及び「特許請求の範囲」に記載した括弧内の符号は、後述する「発明を実施するための形態」との対応関係を示すものであって、「課題を解決するための手段」及び「特許請求の範囲」が、後述する「発明を実施するための形態」に限定されることを示すものではない。
本開示によれば、カーシェアリングサービスにおいて車両をより多様且つ効率的に活用することができる運用管理装置を提供することができる。
図1は、本実施形態に係る運用管理装置の機能的な構成を説明するための図である。 図2は、本実施形態に係る運用管理装置の処理フローを説明するためのフローチャートである。 図3は、本実施形態に係る運用管理装置の処理フローを説明するためのフローチャートである。 図4は、本実施形態に係る運用管理装置の処理フローを説明するためのフローチャートである。 図5は、本実施形態に係る運用管理装置の処理フローを説明するためのフローチャートである。
以下、添付図面を参照しながら本実施形態について説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
図1に示されるように、本実施形態の運用管理装置10は、車両の一時的な貸出を行うカーシェアリングサービスの運用管理装置であって、複数のユーザー端末20,21,22,23,24から車両の予約を受け付けて、車両30,31,32,33,34の割り当てを行うものである。
運用管理装置10は、ハードウェア的な構成要素として、CPU(Central Processing Unit)といった演算部、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)といった記憶部、データの授受を行うためのインターフェイス部を備えるコンピュータとして構成されている。
運用管理装置10は、機能的な構成要素として、予約受付部101と、車両割当部102と、結果出力部103と、空調指示部104と、割当情報格納部110と、を備えている。
予約受付部101は、車両の予約情報を受け付ける部分である。車両の予約情報は、ユーザー端末20,21,22,23,24から送信される。予約受付部101が受ける予約情報には、車両を主として移動目的に使用する移動目的使用か、車両を主として移動目的には使用しない非移動目的使用かを特定する用途情報が含まれている。
ユーザー端末20,21,22,23,24に表示される画面において、車両を主として移動目的に使用する移動目的使用か、車両を主として移動目的には使用しない非移動目的使用かを選択する表示がなされ、ユーザーはいずれかを選択して予約を行う。
車両割当部102は、受け付けた予約に対して車両の割り当てを行う部分である。車両割当部102は、予約情報に含まれる用途情報を勘案して車両の割り当てを行う。
結果出力部103は、車両割当部102による割当結果を、予約受付部101が受け付けた予約情報を発信した端末に送信する。例えば、予約情報を発信した端末がユーザー端末22であれば、結果出力部103はユーザー端末22に割当結果を送信する。
割当情報格納部110は、車両割当部102による割当結果を格納する部分である。 空調指示部104は、車両割当部102によって割り当てられた車両に、空調指示情報を出力する部分である。例えば、割り当てられた車両が車両33であれば、空調指示部104は車両33に空調指示情報を出力する。
上記したように、本実施形態に係る運用管理装置10は、車両の一時的な貸出を行うカーシェアリングサービスの運用管理装置であって、車両の予約情報を受け付ける予約受付部101と、受け付けた予約情報に対応するように車両の割り当てを行う車両割当部102と、を備えている。予約受付部101が受ける予約情報には、車両を主として移動目的に使用する移動目的使用か、車両を主として移動目的には使用しない非移動目的使用かを特定する用途情報が含まれている。車両割当部102は、用途情報を勘案して車両の割り当てを行う。
車両割当部102が用途情報を勘案して車両の割り当てを行うので、移動目的使用のユーザーのみならず、非移動目的使用のユーザーにも対応してカーシェアリングサービスを提供することができる。
本実施形態に係る運用管理装置10は、車両割当部102による割当結果を、予約受付部101が受け付けた予約情報を発信した端末に送信する結果出力部103を備えている。
用途情報を含む予約情報を受け付けて、その用途情報を勘案して車両を割り当てた割当結果を、予約情報を発信した端末に送信するので、割当結果をユーザーに伝達することができる。
本実施形態に係る運用管理装置10は、車両割当部102による割当結果を格納する割当情報格納部110を備えている。車両割当部102は、割当情報格納部110に格納されている割当結果を参照し、新たに受け付けた予約に対して車両の割り当てを行う。
割当情報格納部110を備え、割当結果を格納するので、車両割当部102による過去の割当結果を蓄積することができる。車両割当部102は、割当情報格納部110に格納されている割当結果を参照するので、新たに受け付けた予約よりも前に割り当てた車両が移動目的使用か非移動目的使用かを勘案して、新たに受け付けた予約に対して車両の割り当てを行うことができる。
本地市形態に係る運用管理装置10において、車両割当部102は、用途情報が非移動目的使用を特定する場合に、用途情報が移動目的使用を特定する場合に比較して、車両の割り当てを制限する非移動用途受付処理を実行する。
車両割当部102は、移動目的使用に比較して非移動目的使用の車両割り当てを制限するので、カーシェアリングサービスの本来の使用態様である移動目的使用のユーザーへのサービス提供を確保しつつ、新たな使用態様である非移動目的使用のユーザーへのサービスも提供することができる。
本実施形態に係る運用管理装置10において、車両割当部102は、非移動用途処理において、移動目的使用による予約割り当てが行われている移動目的時間帯が複数ある場合に、複数の移動目的時間帯に挟まれる時間帯に非移動目的使用の割り当てを行うことができる。
移動目的時間帯に挟まれる時間帯に非移動目的使用の割り当てを行うので、移動目的使用のユーザーへのサービス提供を確保しつつ、非移動目的使用のユーザーへのサービス提供も行うことができる。
本実施形態に係る運用管理装置10において、車両割当部102は、非移動用途処理において、非移動目的使用による割り当てが過剰専有にならないように割り当てを行うことができる。
非移動目的使用による割り当てが過剰専有になると移動目的使用のユーザーへのサービス提供が十分に行えなくなるので、例えば非移動目的使用による専有時間を移動目的使用による専有時間よりも少なくするようにし、非移動目的使用による割り当てが過剰専有にならないようにすることができる。
本実施形態に係る運用管理装置10は、車両割当部102によって割り当てられた車両に、空調指示情報を出力する空調指示部104を備えている。
空調指示部104は、車両割当部102によって割り当てられ使用されることが確定した車両に、空調指示情報を出力するので、ユーザーの使用開始時に快適な環境を提供することができる。
本実施形態に係る運用管理装置10において、空調指示部104は、割当情報格納部110に格納されている割当結果に基づいて、車両の使用予定に応じた空調指示情報を出力することができる。
割当結果及び使用予定に応じた空調指示情報を出力することで、使用開始時にユーザーの用途に応じた快適な環境を提供することができる。
続いて、運用管理装置10の処理フローについて、図2を参照しながら説明する。図2は、予約処理を説明するためのフローチャートである。
ステップS101では、ユーザー端末20−24から送信される予約情報を、予約受付部101が受け付ける。予約情報には、車両を主として移動目的に使用する移動目的使用か、車両を主として移動目的には使用しない非移動目的使用かを特定する用途情報が含まれている。
ステップS101に続くステップS102では、車両割当部102が、予約情報に含まれている用途情報が移動目的使用を特定しているか否かを判断する。予約情報に含まれている用途情報が移動目的使用を特定していれば(ステップS102:YES)、ステップS103の処理に進む。予約情報に含まれている用途情報が移動目的使用を特定していなければ(ステップS102:NO)、ステップS104の処理に進む。
ステップS103では移動用途受付処理を実行する。移動用途受付処理については、図3を参照しながら説明する。
図3のステップS201において、車両割当部102が、予約情報によって指定されている時間帯に車両30−34のいずれかに空きがあるか否かの時間条件合致について判断する。
予約情報によって指定されている時間帯に車両30−34のいずれかに空きがあり、時間条件に合致していれば(ステップS201:YES)、ステップS202の処理に進む。予約情報によって指定されている時間帯に車両30−34のいずれかに空きがなく、時間条件に合致していなければ(ステップS201:NO)、ステップS203の処理に進む。
ステップS202では、車両割当部102が予約可能処理を実行する。車両割当部102は、予約情報によって指定されている時間帯に空いている車両30−34のいずれかを割り当てることで予約可能処理を実行する。
ステップS203では、車両割当部102が予約付加処理を実行する。車両割当部102は、予約情報によって指定されている時間帯に空いている車両が無いことを特定することで予約不可処理を実行する。
ステップS202及びステップS203の処理を終了することで移動用途受付処理を終了し、図2のステップS105の処理に進む。
図2のステップS104では、非移動用途受付処理を実行する。非移動用途受付処理については、図4を参照しながら説明する。
図4のステップS301において、車両割当部102が、予約情報によって指定されている時間帯が隙間条件に合致しているか否かを判断する。隙間条件の合致性は、移動用途の予約が一対入っている間に、非移動用途の予約時間が入るか否かで判断する。例えば、移動目的使用の予約が10:00−12:00と13:00−18:00とに入っている場合、予約情報によって指定されている用途及び時間帯が「昼寝使用(11:30−13:30の間で30分)」というものであれば、隙間条件に合致していると判断する。尚、隙間時間としては、最低10分確保できれば、隙間時間であると認定することができる。
一方、移動目的使用の予約が10:00−12:30と13:00−18:00とに入っている場合、予約情報によって指定されている用途及び時間帯が「読書使用(11:00−13:30の間で45分)」というものであれば、隙間条件に合致していないと判断する。隙間時間である12:30−13:00は30分であり、予約情報によって指定されている時間帯11:00−13:30の間に、45分が確保できないためである。
予約情報によって指定されている時間帯が隙間条件に合致していれば(ステップS301:YES)、ステップS302の処理に進む。予約情報によって指定されている時間帯が隙間条件に合致していなければ(ステップS301:NO)、ステップS303の処理に進む。
ステップS303では、車両割当部102が、予約情報によって指定されている時間帯と直近の移動用途の予約との間の隙間が過大であるか否かを判断する。例えば、移動目的使用の予約が10:00−12:00に入っている場合、予約情報によって指定されている用途及び時間帯が「昼寝使用(11:30−13:30の間で30分)」というものであれば、移動目的使用の予約との間に30分しか隙間ができないので、隙間は過大ではないと判断する。
一方、移動目的使用の予約が10:00−12:00に入っている場合、予約情報によって指定されている用途及び時間帯が「昼寝使用(15:30−16:30の間で30分)」というものであれば、移動目的使用の予約との間に3時間以上の隙間が空いてしまうので、隙間は過大であると判断する。隙間が過大であるか否かの閾値時間は、利用実績や利用地域の特性等に応じて適宜変えることができる。
予約情報によって指定されている時間帯と直近の移動用途の予約との間の隙間が過大でなければ(ステップS303:NO)、ステップS302の処理に進む。予約情報によって指定されている時間帯と直近の移動用途の予約との間の隙間が過大であれば(ステップS303:YES)、ステップS304の処理に進む。
ステップS304では、車両割当部102が、予約情報によって指定されている時間帯の隙間時間に対する占有率が過剰であるか否かを判断する。例えば、移動目的使用の予約が10:00−12:00に入っている場合であって、非移動目的使用の予約が12:00−15:00に入っている場合、予約情報によって指定されている用途及び時間帯が「昼寝使用(15:30−16:30の間で30分)」というものであれば、移動目的使用の予約時間帯に対して非移動目的使用の予約時間帯の占有率が高いものと判断する。
一方、移動目的使用の予約が10:00−12:00に入っている場合であって、非移動目的使用の予約が入っていない場合、予約情報によって指定されている用途及び時間帯が「昼寝使用(15:30−16:30の間で30分)」というものであれば、移動目的使用の予約時間帯に対して非移動目的使用の予約時間帯の占有率が低いものと判断する。移動目的使用の予約時間帯に対して非移動目的使用の予約時間帯の占有率が高いか低いかの判断は、利用実績や利用地域の特性等に応じて適宜変えることができる。
予約情報によって指定されている時間帯と直近の移動用途の予約との間の隙間時間に対して非移動用途の予約時間が占有率過剰でなければ(ステップS304:NO)、ステップS302の処理に進む。予約情報によって指定されている時間帯と直近の移動用途の予約との間の隙間時間に対して非移動用途の予約時間が占有率過剰であれば(ステップS304:YES)、ステップS305の処理に進む。
ステップS302では、車両割当部102が予約可能処理を実行する。車両割当部102は、予約情報によって指定されている時間帯に空いている車両30−34のいずれかを割り当てることで予約可能処理を実行する。尚、非移動用途の予約時間は、上限を1時間とすることが好ましい。1時間経過時点で次の移動用途の予約が無ければ、非移動用途の使用時間を延長することができる。
ステップS305では、車両割当部102が予約付加処理を実行する。車両割当部102は、予約情報によって指定されている時間帯に割り当て可能な車両が無いことを特定することで予約不可処理を実行する。
ステップS302及びステップS305の処理を終了することで非移動用途受付処理を終了し、図2のステップS105の処理に進む。
図2のステップS105では、車両割当部102による処理結果(図3のステップS202,S203の処理結果、図4のステップS302,S305の処理結果)を割当情報格納部110に格納する。
ステップS105に続くステップS106では、結果出力部103が、ユーザー端末20−24に処理結果を出力する。
続いて、図5を参照しながら、車両30−34に対する空調処理について説明する。ステップS401では、空調指示部104が、割当情報格納部110に格納されている情報を参照し、既に予約が入っている待機車両を特定する。待機車両は、移動用途での予約が入っているもののみを対象としてもよく、非移動用途での予約が入っているものを含めて対象としてもよい。
ステップS401に続くステップS402では、空調指示部104がステップS401で特定した待機車両の環境情報を取得する。環境情報には、内気温、外気温、室内湿度、日射量といった空調に影響を与える情報が含まれている。環境情報は、車両30−34に設置されているセンサ類が取得するデータに基づいて取得してもよく、環境情報サーバといった情報共有サーバから取得してもよい。
ステップS402に続くステップS403では、空調指示部104が待機車両に設けられた空調装置の運転条件を複数特定し、それら複数の運転条件ごとの消費電力を算出する。空調指示部104は、ステップS402で取得した環境情報や使用開始時の目標温度等を勘案し、待機車両が使用開始される時刻までの残り時間において、空調装置を連続運転する場合、通帳装置を断続運転する場合といったように、複数の運転条件ごとの消費電力を算出する。
より具体的な一例としては、空調指示部104が、外気・日射・車室内温度を元に、非稼働時間A分が経過した後の車室内温度を予測する。空調指示部104が、オート空調モードでクールダウン/ウォームアップするのに必要な能力(消費電力)yを見積もる。空調指示部104が、オート空調モードでA分後まで、駆動するのに必要な能力(消費電力) zを見積もる。yとzが等しいときの時間Aを閾値時間Tthとする。非移動用途での使用時間A≦Tthのとき空調を稼働し続けるようにしてもよい。時間A>Tthのとき基本的に空調はOFFにすることができる。ただし、非移動用途での使用時間A中に休憩等の目的で利用するユーザーBが空調を希望する場合は稼働することもできる。空調の作動は、自動で決定してもよく、ユーザーが乗り込んだタイミングで空調を稼働するか、前のユーザーの利用終了後連続稼働し続けるかを、後で乗り込んだユーザーが選択することもできる。
ステップS403に続くステップS404では、空調装置を連続運転する方が空調装置を断続運転するよりも消費電力が少なくなるか否かを判断する。空調装置を連続運転する方が空調装置を断続運転するよりも消費電力が少なくなると判断した場合(ステップS404:YES)、ステップS405の処理に進む。空調装置を連続運転する方が空調装置を断続運転するよりも消費電力が多くなると判断した場合(ステップS404:NO)、ステップS406の処理に進む。
ステップS405では、空調指示部104が、車両30−34の中の待機車両に空調装置を連続運転する処理を実行する。空調装置を連続運転する処理には、空調装置の動作開始時刻、目標温度といったパラメータを設定する処理が含まれる。
ステップS406では、空調指示部104が、車両30−34の中の待機車両に空調装置を断続運転する処理を実行する。空調装置を断続運転する処理には、空調装置の動作開始時刻や動作停止時刻、目標温度といったパラメータを設定する処理が含まれる。
ステップS405及びステップS406に続くステップS407では、空調指示部104が車両30−34の中の待機車両に空調装置を運転するための指示情報を出力する。空調装置の運転は、エアコンサイクルの稼働だけでなく、ファンのみの駆動や窓の開け閉めなどによる換気や外気取り込みも含まれる。
以上、具体例を参照しつつ本実施形態について説明した。しかし、本開示はこれらの具体例に限定されるものではない。これら具体例に、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本開示の特徴を備えている限り、本開示の範囲に包含される。前述した各具体例が備える各要素およびその配置、条件、形状などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。前述した各具体例が備える各要素は、技術的な矛盾が生じない限り、適宜組み合わせを変えることができる。
10:運用管理装置
101:予約受付部
102:車両割当部
103:結果出力部
104:空調指示部
110:割当情報格納部

Claims (8)

  1. 車両の一時的な貸出を行うカーシェアリングサービスの運用管理装置であって、
    車両の予約情報を受け付ける予約受付部(101)と、
    受け付けた予約情報に対応するように車両の割り当てを行う車両割当部(102)と、を備え、
    前記予約受付部が受ける予約情報には、車両を主として移動目的に使用する移動目的使用か、車両を主として移動目的には使用しない非移動目的使用かを特定する用途情報が含まれており、
    前記車両割当部は、前記用途情報を勘案して車両の割り当てを行う、運用管理装置。
  2. 請求項1に記載の運用管理装置であって、
    更に、前記車両割当部による割当結果を、前記予約受付部が受け付けた予約情報を発信した端末に送信する結果出力部(103)を備える、運用管理装置。
  3. 請求項1又は2に記載の運用管理装置であって、
    更に、前記車両割当部による割当結果を格納する割当情報格納部(110)を備え、
    前記車両割当部は、前記割当情報格納部に格納されている割当結果を参照し、新たに受け付けた予約に対して車両の割り当てを行う、運用管理装置。
  4. 請求項3に記載の運用管理装置であって、
    前記車両割当部は、前記用途情報が前記非移動目的使用を特定する場合に、前記用途情報が前記移動目的使用を特定する場合に比較して、車両の割り当てを制限する非移動用途受付処理を実行する、運用管理装置。
  5. 請求項4に記載の運用管理装置であって、
    前記車両割当部は、前記非移動用途受付処理において、前記移動目的使用による予約割り当てが行われている移動目的時間帯が複数ある場合に、複数の移動目的時間帯に挟まれる時間帯に前記非移動目的使用の割り当てを行う、運用管理装置。
  6. 請求項4に記載の運用管理装置であって、
    前記車両割当部は、前記非移動用途受付処理において、前記非移動目的使用による割り当てが過剰専有にならないように割り当てを行う、運用管理装置。
  7. 請求項3に記載の運用管理装置であって、
    更に、前記車両割当部によって割り当てられた車両に、空調指示情報を出力する空調指示部(104)を備える、運用管理装置。
  8. 請求項7に記載の運用管理装置であって、
    前記空調指示部は、前記割当情報格納部に格納されている割当結果に基づいて、車両の使用予定に応じた空調指示情報を出力する、運用管理装置。
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