JP2019190331A - エアクリーナ - Google Patents

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Katsunori Suzuki
克典 鈴木
淳之 木根
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

【課題】エアクリーナケースが大型化することなく空気導入管の全長を長くでき、中低速域において内燃機関の出力性能を向上できるエアクリーナを提供すること。【解決手段】エアクリーナ15は、アッパケース33のクリーン室38に設置され、下流部が空気出口管部35に連結される空気導入管40を備えており、空気導入管40は、その上流部にクリーン室38を流れる吸入空気を取り入れる開口部40Aを有し、その下流部に空気出口管部35に連結される接続部40Bを有する。開口部40Aは、右側壁33Dよりも左側壁33C側に偏倚して設置され、かつ、後側壁33Bに向かって開口しており、接続部40Bは、左側壁33Cよりも右側壁33D側に偏倚して設置されており、空気導入管40は、開口部40Aから前側壁33Aに向かって延び、前側壁33A側から接続部40Bに向かって湾曲している。【選択図】図7

Description

本発明は、車両に搭載されるエアクリーナに関する。
エアクリーナからサージタンクまでの吸気通路の長さを長くすることにより、中低速域においてエンジンの出力性能を向上できる内燃機関の吸気装置が知られている(特許文献1参照)。
この吸気装置は、エアクリーナのケース内に、吸気通路を有し、スロットルの空気入口側に連結するダクトカバーが設けられている。これにより、エンジンルーム内のレイアウトを変更することなく、ダクトカバーの全長を長くすることができ、中低速域においてエンジンの出力性能を向上できる。
特許第3428762号公報
このような従来の吸気装置にあっては、ケース内においてダクトカバーが直線状に延びており、ダクトカバーの全長を長くするにはケースもそれに合わせて大きくしなければならない。
これに加えて、ケースを小型化してダクトカバーの全長を長くするには、ダクトカバーの開口をケースの外周壁に近づけて設置する必要がある。このため、ダクトカバーに吸入空気を効率よく取り込むことが困難となり、エンジンの中低速域においてエンジンの出力性能が低下するおそれがある。
本発明は、上記のような問題点に着目してなされたものであり、エアクリーナケースが大型化することなく空気導入管の全長を長くでき、中低速域において内燃機関の出力性能を向上できるエアクリーナを提供することを目的とするものである。
本発明は、吸入空気を取り入れる空気取入部を有する第1のケースと、吸入空気を排出する空気排出部を有し、前記第1のケースに取付けられた第2のケースとを有するエアクリーナケースと、前記エアクリーナケースの内部空間を、前記第1のケースの内部空間によって形成されるダスト室と前記第2のケースの内部空間によって形成されるクリーン室とに仕切り、前記ダスト室から前記クリーン室に導入される空気を浄化するフィルタエレメントと、前記クリーン室に設置され、下流部が前記空気排出部に連結される空気導入管とを備えたエアクリーナであって、前記第2のケースの外周壁は、前記空気排出部が設けられた第1のクリーン室側壁部と、前記クリーン室を形成する空間を隔てて前記第1のクリーン室側壁部に対向する第2のクリーン室側壁部と、前記第1のクリーン室側壁部の延びる方向の一端部と前記第2のクリーン室側壁部の延びる方向の一端部とを連結する第3のクリーン室側壁部と、前記第1のクリーン室側壁部の延びる方向の他端部と前記第2のクリーン室側壁部の延びる方向の他端部とを連結し、前記クリーン室を形成する空間を隔てて前記第3のクリーン室側壁部に対向する第4のクリーン室側壁部とを含んで構成されており、前記空気導入管は、その上流部に前記クリーン室を流れる吸入空気を取り入れる開口部を有し、その下流部に前記空気排出部に連結される接続部を有し、前記開口部は、前記第4のクリーン室側壁部よりも前記第3のクリーン室側壁部側に偏倚して設置され、かつ、前記第1のクリーン室側壁部に向かって開口しており、前記接続部は、前記第3のクリーン室側壁部よりも前記第4のクリーン室側壁部側に偏倚して設置されており、前記空気導入管は、前記開口部から前記第2のクリーン室側壁部に向かって延び、前記第2のクリーン室側壁部側から前記接続部に向かって湾曲していることを特徴とする。
このように上記の本発明によれば、エアクリーナケースが大型化することなく空気導入管の全長を長くでき、中低速域において内燃機関の出力性能を向上できる。
図1は、本発明の一実施例に係るエアクリーナを備えた内燃機関の平面図である。 図2は、本発明の一実施例に係るエアクリーナを備えた内燃機関の右側面図である。 図3は、本発明の一実施例に係るエアクリーナの正面図である。 図4は、本発明の一実施例に係るエアクリーナの分解斜視図である。 図5は、図1のV−V方向矢視断面図である。 図6は、本発明の一実施例に係るロアケースの上面図であり、アッパケースとエアクリーナが取り外された状態を示している。 図7は、本発明の一実施例に係るアッパケースの下面図であり、ロアケースが取り外された状態を示している。 図8は、図6のVIII−VIII方向矢視断面図である。 図9は、図3のIX−IX方向矢視断面図である。 図10は、本発明の一実施例に係る排気導入管の左側面図である。 図11は、本発明の一実施例に係る排気導入管の下側半分の斜視図である。
本発明の一実施の形態に係るエアクリーナは、吸入空気を取り入れる空気取入部を有する第1のケースと、吸入空気を排出する空気排出部を有し、第1のケースに取付けられた第2のケースとを有するエアクリーナケースと、エアクリーナケースの内部空間を、第1のケースの内部空間によって形成されるダスト室と第2のケースの内部空間によって形成されるクリーン室とに仕切り、ダスト室からクリーン室に導入される空気を浄化するフィルタエレメントと、クリーン室に設置され、下流部が空気排出部に連結される空気導入管とを備えたエアクリーナであって、第2のケースの外周壁は、空気排出部が設けられた第1のクリーン室側壁部と、クリーン室を形成する空間を隔てて第1のクリーン室側壁部に対向する第2のクリーン室側壁部と、第1のクリーン室側壁部の延びる方向の一端部と第2のクリーン室側壁部の延びる方向の一端部とを連結する第3のクリーン室側壁部と、第1のクリーン室側壁部の延びる方向の他端部と第2のクリーン室側壁部の延びる方向の他端部とを連結し、クリーン室を形成する空間を隔てて第3のクリーン室側壁部に対向する第4のクリーン室側壁部とを含んで構成されており、空気導入管は、その上流部にクリーン室を流れる吸入空気を取り入れる開口部を有し、その下流部に空気排出部に連結される接続部を有し、開口部は、第4のクリーン室側壁部よりも第3のクリーン室側壁部側に偏倚して設置され、かつ、第1のクリーン室側壁部に向かって開口しており、接続部は、第3のクリーン室側壁部よりも第4のクリーン室側壁部側に偏倚して設置されており、空気導入管は、開口部から第2のクリーン室側壁部に向かって延び、第2のクリーン室側壁部側から接続部に向かって湾曲している。
これにより、エアクリーナケースが大型化することなく空気導入管の全長を長くでき、中低速域において内燃機関の出力性能を向上できる。
以下、本発明に係るエアクリーナの実施例について、図面を用いて説明する。
図1から図11は、本発明に係る一実施例のエアクリーナを示す図である。図1から図11において、上下前後左右方向は、車両の進行する方向を前、後退する方向を後とした場合に、車両の幅方向が左右方向、車両の高さ方向が上下方向である。
まず、構成を説明する。
図1において、車両1のエンジンルーム2には内燃機関としてのエンジン3が設置されている。図1、図2のいずれかにおいて、エンジン3は、シリンダブロック4と、シリンダヘッド5と、シリンダヘッドカバー6と、オイルパン7とを備えている。
シリンダブロック4の内部には図示しない複数の気筒4A(図1に仮想線で示す)が形成されている。気筒4Aの内部には図示しないピストンが収納されており、ピストンは、気筒4Aに対して上下方向に往復運動自在となっている。
ピストンは、図示しないコネクティングロッドを介して仮想線で示すクランク軸4Bに連結されており、ピストンの往復運動は、コネクティングロッドを介してクランク軸4Bの回転運動に変換される。
シリンダヘッド5にはそれぞれ図示しない複数の吸気ポートおよび排気ポートが形成されている。吸気ポートは、例えば、気筒4A毎に設けられており、吸気ポートに導入された空気は、気筒4Aに導入される。
気筒4Aの上部には気筒4Aの内壁、シリンダヘッド5の底部およびピストンの頂面よって図示しない燃焼室が形成される。燃焼室には吸気ポートを通して吸入空気および燃料からなる混合気が導入され、燃焼室で燃焼された排気ガスは、排気ポートから排気される。排気ポートは、例えば、シリンダ毎に設けられている。
シリンダヘッドカバー6は、シリンダヘッド5の上部に設けられており、シリンダヘッドカバー6とシリンダヘッド5との間には図示しない動弁室が形成され、動弁室には図示しない吸排気カムを有する吸排気カムシャフトが収容されている。
オイルパン7は、シリンダブロック4の下部に設けられており、オイルパン7にはエンジン3のクランク軸4Bやピストン等を潤滑するためのオイルが貯留されている。
図1において、エンジンルーム2は、ダッシュパネル8によって乗員が搭乗する車室9と仕切られている。エンジン3は、ダッシュパネル8の前方においてクランク軸4Bの回転中心軸(図1に回転中心軸を4bで示す)が車両1の前後方向に向くように設置されており、本実施例のエンジン3は、縦置きエンジンから構成されている。
図2において、シリンダヘッド5には吸気マニホールド11が設けられており、吸気マニホールド11は、サージタンク12と、4つの分岐管13とを有する。本実施例のエンジン3は、4つの気筒4Aと4つの分岐管13とを有する4気筒エンジンから構成されている。エンジン3の気筒数は、これに限定されるものではない。
分岐管13は、その下流部がシリンダヘッド5に連結されており、内部の通路が吸気ポートを通して燃焼室に連通している。なお、下流や上流という表現は、吸入空気の流れる方向における下流と上流とを表わす。
サージタンク12には吸気管14を介してエアクリーナ15が取付けられている。エアクリーナ15にはエアクリーナインレットホース16が取付けられており、エアクリーナインレットホース16の上流部にはエアダクト17が設けられている。
エアクリーナ15は、吸気マニホールド11よりも上流側でかつ、吸気マニホールド11の上方に設置されている。エアダクト17から取り入れられた空気は、エンジン3の負圧によってエアクリーナインレットホース16を通してエアクリーナ15に導入され、エアクリーナ15によって異物が取り除かれて浄化される。
エアクリーナ15によって浄化された空気は、吸気管14に導入された後、サージタンク12から各分岐管13に分岐された後、各分岐管13から吸気ポートを通して燃焼室に導入される。
図1において、吸気管14は、ダッシュパネル8の近傍においてダッシュパネル8に対向するようにしてエンジン3の後部に設置されている。吸気管14は、ゴムや樹脂材料等からなる弾性変形自在な吸気ホース18と、スロットルボディ19とを含んで構成されている。
吸気ホース18は、エアクリーナ15とスロットルボディ19とを連結している。スロットルボディ19の内部には図示しないスロットルバルブが収容されており、スロットルバルブは、スロットルボディ19を流れる吸入空気量を調整する。
図3、図4において、エアクリーナ15は、エアクリーナケース31を備えている。エアクリーナケース31は、ロアケース32と、ロアケース32の上部に設置され、ロアケース32に取付けられたアッパケース33とを有する。
ロアケース32には空気入口管部34が設けられている。空気入口管部34にはエアクリーナインレットホース16の下流部が接続されており(図1参照)、エアクリーナインレットホース16を流れる吸入空気は、空気入口管部34を通してエアクリーナケース31に取り入れられる。
アッパケース33には空気出口管部35が設けられている。空気出口管部35には吸気ホース18の上流部が接続されており(図1参照)、エアクリーナケース31の内部の吸入空気は、空気出口管部35を通して吸気ホース18に排出される。
本実施例のロアケース32は、本発明の第1のケースを構成し、アッパケース33は、本発明の第2のケースを構成する。空気入口管部34は、本発明の空気取入部を構成し、空気出口管部35は、本発明の空気排出部を構成する。
図4、図5において、エアクリーナケース31にはフィルタエレメント36が設けられている。フィルタエレメント36は、ロアケース32とアッパケース33との間に設置されている。
フィルタエレメント36は、エアクリーナケース31の内部空間をロアケース32側のダスト室37(図6参照)と、アッパケース33側であって、ダスト室37の下流に位置するクリーン室38(図7参照)とに仕切り、ダスト室37からクリーン室38に導入される空気から異物を除去して浄化する。
具体的には、ダスト室37には空気入口管部34から浄化されていない空気が取り入れられる。ダスト室37に取り入れられた空気は、フィルタエレメント36からクリーン室38に導入される過程でフィルタエレメント36によって浄化される。クリーン室38に導入された浄化後の吸入空気は、空気出口管部35から排出される。
図6において、ロアケース32は、外周壁を構成する前側壁32A、後側壁32B、左側壁32Cおよび右側壁32Dを有する。
前側壁32Aは、ダスト室37を形成する空間を隔てて後側壁32Bに対向しており、前側壁32Aには前側壁32Aから前方に突出するように空気入口管部34が設けられている。
左側壁32Cは、前側壁32Aの延びる方向の左端部(一端部)32aと後側壁32Bの延びる方向の左端部(一端部)32bとを連結している。右側壁32Dは、前側壁32Aの延びる方向の右端部(他端部)32cと後側壁32Bの延びる方向の右端部(他端部)32dとを連結している。
ロアケース32は、前側壁32A、後側壁32B、左側壁32Cおよび右側壁32Dの下端を連結する底壁32Eを有する。
図7において、アッパケース33は、外周壁を構成する前側壁33A、後側壁33B、左側壁33Cおよび右側壁33Dを有する。
前側壁33Aは、クリーン室38を形成する空間を隔てて後側壁33Bに対向しており、後側壁33Bには空気出口管部35が設けられている。
左側壁33Cは、前側壁33Aの延びる方向の左端部(一端部)33aと後側壁33Bの延びる方向の左端部(一端部)33bとを連結している。右側壁33Dは、前側壁33Aの延びる方向の右端部(他端部)33cと後側壁33Bの延びる方向の右端部(他端部)33dとを連結している。
アッパケース33は、前側壁33A、後側壁33B、左側壁33Cおよび右側壁33Dの上端を連結する天井壁33Eを有する。
ロアケース32とアッパケース33とは、前側壁32A、後側壁32B、左側壁32Cおよび右側壁32Dの上端に、前側壁33A、後側壁33B、左側壁33Cおよび右側壁33Dのそれぞれの下端が接続された状態で図示しないボルトによって一体化されている。
本実施例の後側壁32Bは、本発明の第1のダスト室側壁部を構成し、前側壁32Aは、本発明の第2のダスト室側壁部を構成する。左側壁32Cは、本発明の第3のダスト室側壁部を構成し、右側壁32Dは、本発明の第4のダスト室側壁部を構成する。
後側壁33Bは、本発明の第1のクリーン室側壁部を構成し、前側壁33Aは、本発明の第2のクリーン室側壁部を構成する。左側壁33Cは、本発明の第3のクリーン室側壁部を構成し、右側壁33Dは、本発明の第4のクリーン室側壁部を構成する。
図7において、アッパケース33のクリーン室38には空気導入管40が設置されており、空気導入管40は、溶着等によってアッパケース33に固定されている。
空気導入管40の上流部には開口部40Aが形成されており、開口部40Aは、クリーン室38を流れる吸入空気を空気導入管40に取り入れる。空気導入管40の下流部には接続部40Bが形成されており、接続部40Bは、空気出口管部35に連結されている。空気導入管40は、開口部40Aに取り入れられた吸入空気を空気出口管部35に案内する。
開口部40Aは、右側壁33Dよりも左側壁33C側に偏倚して設置されており、後側壁33Bおよび左側壁33Cに向かって開口している。接続部40Bは、左側壁33Cよりも右側壁33D側に偏倚して設置されている。
空気導入管40は、開口部40Aから前側壁33Aに向かって延び、前側壁33A側から接続部40Bに向かってU字形状に湾曲している。これにより、開口部40Aと空気出口管部35とは、後側壁33Bおよび左側壁33Cに向かって開口している。すなわち、開口部40Aと空気出口管部35とは、同一の後側壁33Bに向かって開口している。
空気入口管部34は、左側壁32Cよりも右側壁32D側に偏倚して設置されており(図6参照)、空気出口管部35は、左側壁33Cよりも右側壁33Dに偏倚して設置されている(図7参照)。これにより、空気入口管部34および空気出口管部35は、エアクリーナケース31の右側に偏倚している。
図6において、ロアケース32の底壁32Eには案内壁41が設けられている。ロアケース32を上方から見た場合に、案内壁41は、空気入口管部34の幅方向の中心軸を通り、左側壁32Cの延びる方向と平行な中心軸C1を横切るように設置されている。すなわち、案内壁41は、空気入口管部34と前後方向に並んで設置されている。空気入口管部34の幅方向とは、車幅方向であり、前側壁32Aの延びる方向と同方向である。
案内壁41は、右側壁32D側に位置する基端部41aから後側壁32Bに延びるにつれて、延びる方向の先端部41bが左側壁32Cに近づくように湾曲している。換言すれば、ロアケース32を上方から見た場合、案内壁41は、基端部41aから時計回転方向に湾曲している。
なお、案内壁41は、右側壁32D側に位置する基端部41aから後側壁32Bに延びるにつれて、延びる方向の先端部41bが左側壁32Cに近づくように直線状に傾斜していてもよい。
これにより、空気入口管部34からダスト室37に取入れられた吸入空気の一部は、案内壁41によって左側壁32C側に導かれる。
図6、図8において、ロアケース32の底壁32Eの一部には案内部32eが形成されている。案内部32eは、ロアケース32の左右方向の中央部に位置しており、右側壁32Dから左側壁32Cに向かうに従って上方に湾曲している。なお、案内部32eは、右側壁32Dから左側壁32Cに向かうに従って上方に直線状に傾斜していてもよい。
図6において、案内部32eは、案内壁41の先端部41bを通り、中心軸C1と直交して左側壁32Cと右側壁32Dと結んだ仮想線C2上において案内壁41と左側壁32Cの間に設置されている。すなわち、案内部32eと案内壁41とは、ロアケース32の左右方向に並んで設置されている。
図7において、空気導入管40は、外側湾曲壁部40Cおよび内側湾曲壁部40Dを有する。外側湾曲壁部40Cは、前側壁33Aに対向しており、内側湾曲壁部40Dは、後側壁33Bに対向している。
開口部40Aは、外側湾曲壁部40Cに連続する外側開口縁40aと、内側湾曲壁部40Dに連続する内側開口縁40bとを有する。
空気導入管40は、内側開口縁40bから接続部40Bまでの内側湾曲壁部40Dの長さL1に対して、外側開口縁40aから接続部40Bまでの外側湾曲壁部40Cの長さL2が長く形成されている(図9参照)。
図5において、開口部40Aは、外側開口縁40aから内側開口縁40bに向かって高さ方向の寸法が大きく形成されている。すなわち、内側開口縁40bの高さ方向の寸法L3に対して外側開口縁40aの高さ方向の寸法L4が大きく形成されている。
図9において、内側開口縁40bは、外側開口縁40aから離れるように内側湾曲壁部40Dから右側壁33Dに向かって湾曲している。これにより、外側開口縁40aと内側開口縁40bとの距離に対して、外側開口縁40aと内側開口縁40bに連続する外側湾曲壁部40Cの上流端40nと内側湾曲壁部40Dの上流端40mの距離が小さい。
図5において、フィルタエレメント36は、ロアケース32の天井壁とアッパケース33の底壁とを構成している。開口部40Aは、アッパケース33の天井壁33Eに沿って延びる上縁40cと、フィルタエレメント36に沿って延びる下縁40dとを有し、扁平形状に形成されている。図11に示すように、接続部40Bは、円形状に形成されており、接続部40Bの開口面積は、開口部40Aの開口面積よりも小さく形成されている。
上縁40cは、下縁40dよりも後側壁33Bと左側壁33Cに向かって延びており(図7参照)、上縁40cと下縁40dは、上下方向に段違いに形成されている。
次に、作用を説明する。
エアダクト17から取り入れられた空気は、エンジン3の負圧によってエアクリーナインレットホース16から空気入口管部34を通してエアクリーナ15のダスト室37に取り入れられる。
ダスト室37に取り入れられた吸入空気Wは、図6に示すように案内壁41に沿って左側壁32C側に導かれる。案内壁41に対して左側壁32C側において、ロアケース32の底壁32Eには案内部32eが設けられているので、案内壁41に沿って左側壁32C側に導かれる吸入空気Wは、案内部32eに沿って上方のクリーン室38に指向する(図8参照)。
案内部32eに沿って上方に指向する吸入空気Wは、左側壁32Cと後側壁32Bに衝突して上方に跳ね返り、フィルタエレメント36によって吸入空気Wから異物が除去されてクリーン室38に導入される(図7参照)。
クリーン室38には空気導入管40が設置されており、空気導入管40の開口部40Aが後側壁33Bと左側壁33Cとに向かって開口している。これにより、図7に示すように、クリーン室38に導入された吸入空気Wは、開口部40Aを通して空気導入管40に導入され、空気導入管40に沿って曲がりながら接続部40Bに案内される。
空気入口管部34から接続部40Bに流れる吸入空気Wは、エアクリーナケース31の内部で旋回した状態となる。このため、ダスト室37からクリーン室38に流れる吸入空気は、フィルタエレメント36の広い範囲を通過することになり、フィルタエレメント36に付着される異物を分散できる。この結果、異物の除去効率を向上できる。
接続部40Bに案内された吸入空気Wは、空気出口管部35から吸気ホース18およびスロットルボディ19を通してサージタンク12に導かれた後、各分岐管13に分岐され、各分岐管13から吸気ポートを通して燃焼室に導入される。
本実施例のエアクリーナ15は、アッパケース33のクリーン室38に設置され、下流部が空気出口管部35に連結される空気導入管40を備えている。空気導入管40は、その上流部にクリーン室38を流れる吸入空気を取り入れる開口部40Aを有し、その下流部に空気出口管部35に連結される接続部40Bを有する。
さらに、開口部40Aは、右側壁33Dよりも左側壁33C側に偏倚して設置され、かつ、後側壁33Bおよび左側壁33Cに向かって開口しており、接続部40Bは、左側壁33Cよりも右側壁33D側に偏倚して設置されている。
これに加えて、空気導入管40は、開口部40Aから前側壁33Aに向かって延び、前側壁33A側から接続部40Bに向かってU字形状に湾曲している。
これにより、アッパケース33の前側壁33A、後側壁33B、左側壁33Cおよび右側壁33Dに近づけるようにして空気導入管40をクリーン室38に設置できる。このため、エアクリーナケース31の限られた小さいスペースにおいて空気導入管40の全長を長くできる。この結果、エアクリーナケース31の小型化を図りつつ、エンジン3の中低速域においてエンジン3の出力性能を向上できる。
また、エアクリーナケース31の限られた小さいスペースに空気導入管40を効率よく設置できるので、開口部40Aと後側壁33Bの間のクリーン室38の空間を広くできる。
このため、開口部40Aと後側壁33Bの間のクリーン室38の空間により多くの吸入空気を導入でき、開口部40Aに多くの吸入空気を取り入れることができる。したがって、エンジン3の中低速域においてエンジン3の出力性能をより効果的に向上できる。
さらに、空気導入管40をエアクリーナケース31によって覆うことにより、空気導入管40を流れる吸入空気の気流音をエアクリーナケース31によって遮音できる。
これに加えて、エアクリーナケース31が高温となった場合に、空気導入管40の周囲の吸入空気が空気層となり、空気導入管40を流れる吸入空気が高温になることを防止できる。このため、エンジン3に密度の高い吸入空気を導入することができ、エンジン3の中低速域においてエンジン3の出力性能をより効果的に向上できる。
また、本実施例のエアクリーナ15によれば、ロアケース32の外周壁は、後側壁33Bに接続された後側壁32Bと、前側壁33Aに接続された前側壁32Aと、左側壁33Cに接続された左側壁32Cと、右側壁33Dに接続された右側壁32Dとを備えており、空気入口管部34が前側壁32Aに設けられている。
このように空気入口管部34が前側壁32Aに設けられているので、空気入口管部34からダスト室37に取り入れられた吸入空気Wが前側壁32Aに対向する後側壁33Bに衝突して跳ね返ることになる。
開口部40Aは、後側壁33Bに向かって開口しているので、後側壁33Bに衝突して跳ね返った吸入空気を開口部40Aから空気導入管40に効率よく取り込むことができる。この結果、エンジン3の中低速域においてエンジン3の出力性能をより効果的に向上できる。
また、本実施例のエアクリーナ15によれば、開口部40Aは、後側壁33Bと前側壁33Aとに向かって開口している。これにより、後側壁32Bに衝突してクリーン室38に跳ね返った吸入空気に加えて、左側壁32Cに衝突してクリーン室38に跳ね返った吸入空気を開口部40Aに導入できる。
この結果、エンジン3の中低速域においてエンジン3の出力性能をより効果的に向上できる。
また、本実施例のエアクリーナ15によれば、空気入口管部34は、左側壁32Cよりも右側壁32D側に偏倚して設置されている。ロアケース32は、空気入口管部34から取り入れた空気を左側壁32C側に導く案内壁41を有し、案内壁41は、空気入口管部34の幅方向の中心軸を通り、右側壁32Dの延びる方向と平行な中心軸C1を横切るように設置されている。
これに加えて、案内壁41は、右側壁32D側の基端部41aから後側壁32Bに延びるにつれて、延びる方向の先端部41bが左側壁32Cに近づくように湾曲している。
これにより、空気入口管部34からダスト室37に取り入れた吸入空気を案内壁41に衝突させ、左側壁32Cに指向させることができる。このため、後側壁32Bと左側壁32Cとに衝突してクリーン室38に跳ね返ったより多くの吸入空気を開口部40Aに導入できる。
この結果、エンジン3の中低速域においてエンジン3の出力性能より効果的に向上できる。なお、直線状の案内壁よりも湾曲形状の案内壁41を用いた方が、案内壁41に衝突させた空気を左側壁32Cにより効果的に指向させることができる。
また、本実施例のエアクリーナ15によれば、エアクリーナケース31は、ロアケース32の上部にアッパケース33が取付けられており、ロアケース32の底壁32Eに案内壁41および案内部32eが形成されている。
案内部32eは、右側壁32Dから左側壁32Cに向かうに従って上方に湾曲しており、案内壁41の先端部を通り、中心軸C1と直交して左側壁32Cと右側壁32Dと結んだ仮想線C2上において案内壁41と左側壁32Cの間に設置されている。
これにより、ダスト室37に導入された吸入空気を案内部32eに沿って上方のクリーン室38に導くことができる。このため、吸入空気を効率よく空気導入管40に導入できる。この結果、エンジン3の中低速域においてエンジン3の出力性能をより効果的に向上できる。
なお、直線状の案内部32eよりも湾曲形状の案内部32eを用いた方が、ダスト室37に導入された吸入空気を案内部32eに沿って効率よく上方のクリーン室38に導くことができる。
また、本実施例のエアクリーナ15によれば、空気導入管40は、前側壁33Aに対向する外側湾曲壁部40Cと、外側湾曲壁部40Cに対して後側壁33B側に対向する内側湾曲壁部40Dとを有する。
開口部40Aは、外側湾曲壁部40Cに連続する外側開口縁40aと、内側湾曲壁部40Dに連続する内側開口縁40bとを有する。
さらに、内側開口縁40bから接続部40Bまでの内側湾曲壁部40Dの長さL1に対して、外側開口縁40aから接続部40Bまでの外側湾曲壁部40Cの長さL2が長く形成されている。
これに加えて、開口部40Aは、外側開口縁40aから内側開口縁40bに向かって高さ方向の寸法が大きく形成されている。
これにより、高さ方向の寸法が小さい外側開口縁40aから空気導入管40に取り入れられ、外側湾曲壁部40Cに沿って流れる吸入空気の流速を、高さ方向の寸法が大きい内側開口縁40bから空気導入管40に取り入れられ、内側湾曲壁部40Dに沿って流れる吸入空気の流速よりも速くできる。
このため、空気導入管40を流れる吸入空気の流速を均一化でき、空気導入管40の内部において吸入空気の流速の相違によって乱流が発生することを抑制できる。
したがって、空気導入管40を流れる吸入空気の圧力損失が発生することを防止して、空気導入管40からエンジン3に吸入空気を効率よく導入できる。この結果、エンジン3の中低速域において目標となるエンジン出力性能を容易に得ることができる。
また、本実施例のエアクリーナ15によれば、内側開口縁40bは、外側開口縁40aから離れるように内側湾曲壁部40Dから右側壁33Dに向かって湾曲している。
これにより、外側開口縁40aと内側開口縁40bとの距離に対して、外側湾曲壁部40Cの上流端40nと内側湾曲壁部40Dの上流端40mの距離を小さくできる。
このため、開口部40Aに導入された吸入空気を湾曲する内側開口縁40bによって円滑に空気導入管40に導くことができる上に、外側湾曲壁部40Cの上流端40nと内側湾曲壁部40Dの上流端40mとによって絞ることができ、開口部40Aに導入された吸入空気の流速を開口部40Aの下流側で瞬時に速くできる。
この結果、開口部40Aに流入する吸入空気を開口部40Aから容易に剥離させて空気導入管40を流れる吸入空気の圧力損失が発生することをより効果的に防止できる。
また、本実施例のエアクリーナ15によれば、開口部40Aは、アッパケース33の天井壁33Eに沿って延びる上縁40cと、フィルタエレメント36に沿って延びる下縁40dとを有する扁平形状に形成されており、接続部40Bの開口面積が開口部40Aの開口面積よりも小さく形成されている。
これにより、天井壁33Eと空気導入管40の間の隙間とフィルタエレメント36と空気導入管40の間の隙間を小さくできる。このため、クリーン室38においてアッパケース33の天井壁33Eやフィルタエレメント36に沿って流れる吸入空気を漏れなく開口部40Aに取り入れることができる。
これに加えて、開口部40A側の開口面積に対して接続部40Bの開口面積を小さくすることにより、空気導入管40を流れる吸入空気の流速を下流側に行くに従って速くできる。
このため、空気導入管40からエンジン3に吸入空気を効率よく導入できる。この結果、エンジン3の中低速域においてエンジン3の出力性能をより効果的に向上できる。
これに加えて、接続部40Bの開口面積に対して開口部40A側の開口面積を大きくしているので、開口部40Aに吸い込まれる吸入空気量を増大できる。このため、開口部40Aの上流側においてフィルタエレメント36を通過する吸入空気の面積を増大でき、フィルタエレメント36に付着される異物を分散できる。この結果、吸入空気の旋回による異物分散効果に加えて、異物の除去効率をより効果的に向上できる。
また、本実施例の開口部40Aは、上縁40cが下縁40dよりも後側壁33Bに向かって延びており、上縁40cと下縁40dが上下方向に段違いに形成されているので、ダスト室37からクリーン室38に上昇する吸入空気を開口部40Aに効率よく取り入れることができる。
本発明の実施例を開示したが、当業者によっては本発明の範囲を逸脱することなく変更が加えられうることは明白である。すべてのこのような修正および等価物が次の請求項に含まれることが意図されている。
15...エアクリーナ、31...エアクリーナケース、32...ロアケース(第1のケース)、32A...前側壁(第2のダスト室側壁部)、32B...後側壁(第1のダスト室側壁部)、32C...左側壁(第3のダスト室側壁部)、32D...右側壁(第4のダスト室側壁部)、32E...底壁、32e...案内部、33...アッパケース(第2のケース)、33A...前側壁(第2のクリーン室側壁部)、33B...後側壁(第1のクリーン室側壁部)、33C...左側壁(第3のクリーン室側壁部)、33D...右側壁(第4のクリーン室側壁部)、33E...天井壁、34...空気入口管部(空気取入部)、35...空気出口管部(空気排出部)、36...フィルタエレメント、37...ダスト室、38...クリーン室、40...空気導入管、40A...開口部、40B...接続部、40C...外側湾曲壁部、40D...内側湾曲壁部、40a...外側開口縁、40b...内側開口縁、40c...上縁、40d...下縁、41...案内壁、41a...基端部、41b...先端部

Claims (8)

  1. 吸入空気を取り入れる空気取入部を有する第1のケースと、吸入空気を排出する空気排出部を有し、前記第1のケースに取付けられた第2のケースとを有するエアクリーナケースと、
    前記エアクリーナケースの内部空間を、前記第1のケースの内部空間によって形成されるダスト室と前記第2のケースの内部空間によって形成されるクリーン室とに仕切り、前記ダスト室から前記クリーン室に導入される空気を浄化するフィルタエレメントと、
    前記クリーン室に設置され、下流部が前記空気排出部に連結される空気導入管とを備えたエアクリーナであって、
    前記第2のケースの外周壁は、前記空気排出部が設けられた第1のクリーン室側壁部と、前記クリーン室を形成する空間を隔てて前記第1のクリーン室側壁部に対向する第2のクリーン室側壁部と、前記第1のクリーン室側壁部の延びる方向の一端部と前記第2のクリーン室側壁部の延びる方向の一端部とを連結する第3のクリーン室側壁部と、前記第1のクリーン室側壁部の延びる方向の他端部と前記第2のクリーン室側壁部の延びる方向の他端部とを連結し、前記クリーン室を形成する空間を隔てて前記第3のクリーン室側壁部に対向する第4のクリーン室側壁部とを含んで構成されており、
    前記空気導入管は、その上流部に前記クリーン室を流れる吸入空気を取り入れる開口部を有し、その下流部に前記空気排出部に連結される接続部を有し、
    前記開口部は、前記第4のクリーン室側壁部よりも前記第3のクリーン室側壁部側に偏倚して設置され、かつ、前記第1のクリーン室側壁部に向かって開口しており、
    前記接続部は、前記第3のクリーン室側壁部よりも前記第4のクリーン室側壁部側に偏倚して設置されており、
    前記空気導入管は、前記開口部から前記第2のクリーン室側壁部に向かって延び、前記第2のクリーン室側壁部側から前記接続部に向かって湾曲していることを特徴とするエアクリーナ。
  2. 前記第1のケースの外周壁は、前記第1のクリーン室側壁部に接続された第1のダスト室側壁部と、前記第2のクリーン室側壁部に接続された第2のダスト室側壁部と、前記第3のクリーン室側壁部に接続された第3のダスト室側壁部と、前記第4のクリーン室側壁部に接続された第4のダスト室側壁部とを備えており、
    前記空気取入部が前記第2のダスト室側壁部に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のエアクリーナ。
  3. 前記空気取入部は、前記第3のダスト室側壁部よりも前記第4のダスト室側壁部側に偏倚して設置されており、
    前記第1のケースは、前記空気取入部から取り入れた空気を前記第3のダスト室側壁部側に導く案内壁を有し、
    前記第1のケースを上方から見た場合に、前記案内壁は、前記空気取入部の幅方向の中心軸を通り、前記第4のダスト室側壁部の延びる方向と平行な中心軸を横切るように設置されており、
    前記案内壁は、前記第4のダスト室側壁部側の基端部から前記第1のダスト室側壁部に延びるにつれて、延びる方向の先端部が前記第3のダスト室側壁部に近づくように傾斜または湾曲していることを特徴とする請求項2に記載のエアクリーナ。
  4. 前記開口部は、前記第1のクリーン室側壁部と前記第2のクリーン室側壁部とに向かって開口していることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のエアクリーナ。
  5. 前記エアクリーナケースは、前記第1のケースの上部に前記第2のケースが取付けられており、
    前記第1のケースは、前記第1のダスト室側壁部と前記第2のダスト室側壁部と前記第3のダスト室側壁部と前記第4のダスト室側壁部との下端を連結する底壁を有し、
    前記底壁に前記案内壁と案内部が形成されており、前記案内部は、前記第4のダスト室側壁部から前記第3のダスト室側壁部に向かうに従って上方に傾斜または湾曲しており、
    前記案内部は、前記案内壁の先端部を通り、前記中心軸と直交して前記第3のダスト室側壁部と前記第4のダスト室側壁部と結んだ仮想線上において前記案内壁と前記第3のダスト室側壁部の間に設置されていることを特徴とする請求項3に記載のエアクリーナ。
  6. 前記空気導入管は、前記第2のクリーン室側壁部に対向する外側湾曲壁部と、前記外側湾曲壁部に対して前記第1のクリーン室側壁部側に対向する内側湾曲壁部とを有し、
    前記開口部は、前記外側湾曲壁部に連続する外側開口縁と、前記内側湾曲壁部に連続する内側開口縁とを有し、
    前記内側開口縁から前記接続部までの前記内側湾曲壁部の長さに対して、前記外側開口縁から前記接続部までの前記外側湾曲壁部の長さが長く形成されており、
    前記開口部は、前記外側開口縁から前記内側開口縁に向かって高さ方向の寸法が大きくなることを特徴とする請求項2、請求項3、請求項5のいずれか1項に記載のエアクリーナ。
  7. 前記内側開口縁は、前記外側開口縁から離れるように前記内側湾曲壁部から前記第4のクリーン室側壁部に向かって湾曲していることを特徴とする請求項6に記載のエアクリーナ。
  8. 前記第2のケースは、前記第1のクリーン室側壁部と前記第2のクリーン室側壁部と前記第3のクリーン室側壁部と前記第4のクリーン室側壁部との上端を連結する天井壁を備えており、
    前記フィルタエレメントは、前記第2のケースの底壁を構成しており、
    前記開口部は、前記第2のケースの前記天井壁に沿って延びる上縁または前記フィルタエレメントに沿って延びる下縁を有する扁平形状に形成されており、
    前記接続部の開口面積は、前記開口部の開口面積よりも小さく形成されていることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のエアクリーナ。
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