JP2019190256A - 尿はね抑制ボード - Google Patents

Abstract

【課題】洋式用トイレで男性が立ち小便した際、直立姿勢で放尿しても、便器の周辺への飛散を減らし、より清潔な状態を保つことにより清掃の手間を減らすことができる。また、動力、薬剤等を使わずランニングコストを最小化する尿はね抑制ボードを提供する。【解決手段】便器に載せるボードであり、ボードの穴は便器開口部の大きさより小さく、設置すると、便器内側に壁を作る。これにより、尿が水面または便器に当たった際の跳ね返りが便器外に飛散するのを抑制する。【選択図】図３

Description

本発明は男性が洋式便座等を用いて直立姿勢で放尿するさいに、便座及びその周辺に尿が飛散するのを抑制する器具を提供する。

従来の方法では壁を用いて飛散を防止するか（特許文献１参照）、着座姿勢で飛散防止策をとったうえで放尿する（特許文献２参照）方法などがあった。しかし、壁を用いる場合、壁がある方向に関しては確実な飛散防止が望めるが、ない方向に関しては効果が期待できず、エアーカーテンを用いる場合は、風でウイルス、細菌が飛散する可能性による衛生面の問題、動力使用によるコスト問題が懸念される。また、着座姿勢に対応するものは、体に直接触れるため、同じく衛生面の問題がある。また、本発明の類似品として、便器の外側に板を設置する（特許文献３参照）があるが、板面積以上の飛散防止は期待できない。

特許第６２２９１０３号 男子の尿の飛沫で便器とトイレの床や壁を汚さない洗浄便座 特開２０１６−７３５８７号 尿飛散防止ベルト 特開２０１６−５９４１６号 洋式大便器用・男性の立ち小便飛散防御板装置

なし。

洋式便器を男性が直立姿勢で放尿しても、飛散を減らし、より清潔な状態を保つことにより清掃の手間を減らす。また、飛散を減らすにあたり、動力、薬剤等を使わずランニングコストを最小化する。飛散防止をする装置は多くの場合、装置自体が汚染される可能性があるが、本発明の装置は極力形状を単純化することにより、低価格での市場投入を目指し、再利用、使い捨ていずれの使い方も想定している。また、形状の単純化は清掃しやすさにも寄与するほか、既設、新設を問わずどのような便器にも対応することができる。

上記の課題を解決するために、本発明は便器に載せるボードを提供するものである。ボードの穴は便器開口部の大きさより小さく、設置すると、便器内側に壁を作る。これにより、尿が水面または便器に当たった際の跳ね返りが便器外に飛散するのを抑制する。

尿の飛散を抑制することにより、トイレ室内がより清潔になり、清掃の手間を減らすことができる。

ボード本体の図面である。 ボードを設置した立面図である。 ボードを設置した断面図である。

ボードに便器開口部より小さい穴をあける。これを、便器に設置する。その後放尿する。穴が便座のサイズと同一で、便器外にボードが飛び出ない場合は便器の設置及び撤去時、清掃時、取り換え時以外の着脱は不要だが、穴のサイズが異なる場合や、便器外に本発明品が飛び出て着座に支障がある場合は使用後の取り外しが必要となる。

Claims (1)

1. 便器の上にボードを置き尿はね削減する。

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