JP2019190174A - 切断装置及び撤去方法 - Google Patents
切断装置及び撤去方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019190174A JP2019190174A JP2018086051A JP2018086051A JP2019190174A JP 2019190174 A JP2019190174 A JP 2019190174A JP 2018086051 A JP2018086051 A JP 2018086051A JP 2018086051 A JP2018086051 A JP 2018086051A JP 2019190174 A JP2019190174 A JP 2019190174A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutting
- anchor
- cut
- ground
- tip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)
Abstract
Description
このような埋設物を撤去する場合、従来技術では、埋設物の外径よりも一回り大きな径寸法で所謂「被せ掘り」を行い、その埋設物を全長に亘って一度に回収することが行われている。
ここで、埋設物の全長に亘る被せ掘りが成功しない場合、例えば図8で示す様に、被せ掘りの削孔方向と撤去するべき埋設物(例えば既設アンカーA)の延伸方向とが一致しておらず偏奇しており、先端部材12(22)の削孔用チップT以外の部分がアンカーAの引張材ATと接触する状態になった場合には、それ以上の被せ掘りは困難である。その様な場合には、既設アンカーAの引張材AT(テンドン:例えば鋼より線)と先端部材12(22)の削孔用チップTが交差して、既設アンカーAの引張材ATが切断される。そして、そこまでの埋設物を回収して、撤去を完了している。
しかし、被せ掘りに用いられる機械において地上側で引き抜ける長さには制限があり、連続している引張材を内包しているケーシングを抜管する作業では、抜管するべきケーシングの長さが非常に長いので、ケーシングの全長を地上側で露出することは(既存の機械では)困難である。
内包する引張材を折り曲げてケーシングを単位長さ毎に切り離すことも考えられるが、引張材は例えばPC鋼より線で構成されているので、折り曲げた引張材がその弾性により急激に元の真直な状態に戻ってしまうと、作業員に対して大変な危険を生じてしまう。
しかし、引張材(例えばPC鋼より線)を含む既設アンカーの様な埋設物を任意の位置で好適に切断することが出来る技術は、未だに提案されていない。
出願人は、既設アンカーのような長尺の埋設物を所望の長さに切断して、地中から取り除く簡単な構造の撤去装置及び撤去工法を提案しているが(特許文献1参照)、係る撤去装置及び撤去工法では、例えばPC鋼より線で構成された引張材を確実に切断することが困難であった。
また、前記撤去装置(特許文献1)では、二重管の使用が前提となっており、一重の中空管(単管)を用いた掘削(所謂「単管掘削」)に適用することは出来ない。
そして本発明の切断装置(4)は、ガイドレール(2A)と中空管(例えば単管11、21)を備えた撤去装置(10、20)に設けられており、
前記ガイドレール(2A)は当該ガイドレール(2A)に沿って中空管(11、21)を移動する機能を有しており、
前記中空管(11、21)は内側に切断するべき切断対象物(A)が進入可能であるのが好ましい。
中空管(11、21)内部に進入した切断対象物(A)を(所定の長さで)切断する工程を有していることを特徴としている。
中空管(11、21)を単位長さ毎に切り離し、中空管(11、21)内部に進入している切断対象物(A)を地上側で露出する工程と
撤去装置(10、20)のガイドレール(2A)に配置された切断装置(4)により、地上側における露出した箇所で切断対象物(A)を切断する工程を含むことが好ましい。
或いは、前記切断する工程では、中空管(11、21)内部に進入している切断対象物(A)を、地中側切断機構(14、24)により地中側で切断するのが好ましい。
中空管(11、21)の先端(地中側先端)には掘削用チップが配置され且つ内側に切断するべき切断対象物(A)が貫通する開口部が形成されている先端ビット(13、23)が設けられており、
中空管(例えば単管11、21)先端の先端ビット(13、23)により切断対象物(A)の周辺領域を掘削することにより、中空管(11、21)の開口部から切断対象物(A)を中空管(11、21)内部に進入せしめ(被せ掘り)、
中空管(11、21)内部に進入した切断対象物(A)を地上側に移動し(引き上げ)、掘削装置(1)から排除するのが好ましい。
そして、先端ビット(13、23)と中空管(11、21)との間に切断対象物(A)の地中側切断機構(14、24)が設けられ、当該地中側切断機構(14、24)の内部にも切断対象物(A)が貫通しており、
前記地中側切断機構(14、24)は、中空管(11、21)の正転方向の回転を先端ビット(13、23)に伝達する機能と、中空管(11、21)が逆転した場合に(前記開口部内部に延在している)切断対象物(A)を切断する機能を有する機構を備えているのが好ましい。
或いは、前記地中側切断機構(24)は、先端ビット(23)に隣接して設けられた治具(24A:切断用治具)を有し、当該治具(24A)には撤去するべき埋設物(A)が貫通する開口部が形成され、先端ビット(23)の開口部の中心及び前記治具(24A)の開口部の中心は中空管(21)の中心軸(回転軸)に対して偏芯しており、先端ビット(23)の開口部の中心及び前記治具(24A)の開口部には切断刃(23B、24B)が設けられているのが好適である。
そのため、単管(11、21)を折り曲げなくても、単管(11、21)を切り離し、切断対象物(A)を切断することが出来る。
しかも、本発明を前記撤去装置(10、20)に設ければ、切断対象物(A)を露出するのに必要な移動量(ストローク)は単管(11、21)の単位長さに等しければ足りるので、既存の設備(撤去装置或いは掘削装置)を大幅に改造する必要がない。
ここで前記地中側切断機構(14、24)を用いた場合には、切断対象物(A)を切断した状態では、地中側切断機構(14、24)が切断片を保持した状態(カッターが閉じた状態、或いは、先端ビット13、23の開口部と切断用治具14B、24Bの開口部の位置は重複せずに閉鎖している状態)なので、中空管(11、21)を引き上げても切断対象物(A)の切断片が落下して地中に残存してしまうことは無い。
そして前記地中側切断機構(14、24)を用いた場合でも、撤去装置(10、20)を構成する中空管を「単管或いは一重の中空管(11、21)」で構成することが出来るので、所謂「単管掘削」によって、埋設物(A)を切断片毎に切断することが出来る。
また、本発明の切断装置(4)によって地上側で切断対象物(A)を所定の長さ(例えばケーシングの長さ寸法)以下に切断すれば、地中の領域で前記地中側切断機構(14、24)により埋設物(A)を切断しなくても、切断対象物(A)を容易且つ安全に撤去することが出来る。
一方、前記地中側切断機構(14、24)によって切断対象物(A)を所定の長さ(例えばケーシングの長さ寸法)以下に切断すれば、地上側で切断することなく、切断対象物(A)を容易且つ安全に撤去することが出来る。
この場合、地上でのみ切断するのか、地中でのみ切断するのか、或いは、地上と地中の双方で切断するのかは、切断対象物(A)の長さ(或いは到達深度)、施工現場の各種条件を考慮して選択することが可能である。換言すれば、本発明において前記地中側切断機構(14、24)を用いれば、切断対象物(A)の長さ(或いは到達深度)、施工現場の各種条件を考慮して、最適の施工方法を選択することが可能である。
図1において、本発明の実施形態に係る切断装置(4)は撤去装置10(20)に設けられており、撤去装置10(20)は掘削装置1のヘッド2に装着されている。ヘッド2はガイドレール2A及び駆動装置2Bを備えており、撤去装置10(20)を所定のストロークごとに繰り出し或いは又は引き戻すことが出来る。ここで、図1で示す掘削装置1には設けられていないが、撤去装置10(20)は、地上側でアンカーAの引張材を切断する切断装置4を備えている(図2〜図7参照)。
図1〜図4において、切断装置4を備えた撤去装置として、符号10で示す撤去装置と、符号20で示す撤去装置が存在する。撤去装置10は、図9〜図10を参照して後述する第1変形例に係る地中側切断機構14を備えた撤去装置である。また、撤去装置20は、図11〜図19を参照して後述する第2変形例に係る地中側切断機構24を備えた撤去装置である。そして、第1変形例で用いられる単管(中空管)は符号11で示され、第2変形例で用いられる単管(中空管)は符号21で示されている。
図1において、掘削装置1はアーム3を有しており、アーム3によりヘッド2の傾斜角度等を自在に調節して、アンカーA(図8参照)が埋設されている角度にヘッド2を合わせることができる。アンカーAの除去に際しては、ヘッド2に搭載された撤去装置10(20)の中心軸をアンカーAの中心軸と同軸となる様に調整する。
図1において、駆動装置2Bは給進装置2BAと回転モータ2BBを備えており、単管11(21)は給進装置2BAによりガイドレール2Aに沿って移動し、回転モータ2BBにより回転駆動される。
被せ掘り工程によりアンカーAに沿って掘り進み、アンカーAの全長に亘り周辺領域を掘削したならば、単管11(21)内部に進入したアンカーAを地上側に引き出し、掘削装置1から排除する(回収工程)。
或いは、被せ掘りの削孔方向とアンカー延伸方向が一致しておらず、偏奇している場合において、図8で示す様に、先端部材12(22)の削孔用チップT以外の部分がアンカーAの引張材ATと接触する状態になった場合においても、前記切断工程によりアンカーAを切断する。
アンカーAを切断したならば、切断したアンカーAの断片を地上へ排出する(回収工程)。
しかしガイドレール2Aのストロークは単管11(21)の単位長さに設定されており、図2で示す様に、地上側に引き出されたアンカーA或いはその断片の長さは、掘削装置1のヘッド2のガイドレール2Aのストロークよりも十分に長い。そのため、地上側に引き出されたアンカーA或いはその断片を掘削装置1から排除することが出来なくなってしまう。
従来技術では、図2で示す状態において、地上に露出したアンカーAを無理やりに折り曲げ(折り曲げた状態は図示せず)、アンカーAを折り曲げた状態で最も地上側の単管11(21)を切り離していた。しかし、アンカーAの中心に存在する引張材ATは例えばPC鋼より線であり、高い剛性と弾性反撥力を備えている。そのため、最も地上側の単管11(21)を切り離した瞬間に、引張材ATの強力な弾性反撥力によりアンカーAが真直な状態に急激に復元する恐れがある。そして、アンカーAが真直な状態に急激に復元すると、掘削装置1周辺の作業員にアンカーAが衝突する恐れがあり、単管11(21)の切り離しは大変に危険な作業となってしまう。
図2において、例えばアンカーA全長に亘って被せ掘りを行った後(被せ掘り工程)、回収工程で駆動装置2Bを駆動し、単管11(21)を掘削装置1のガイドレール2Aに沿って地上側に引き上げた状態が示されている。引き上げられた単管11(21)の内部には、破線で示すアンカーA及びPC鋼より線で構成された引張材ATが進入している。
単管11−1(21−1)と単管11−2(21−2)同士は、雄ネジと雌ネジの螺合により接続され、単管11−1(21−1)はアタッチメント17を介してスイベル16に接続されている。そして、スイベル16が単管同士の螺合を解除する方向に回転することにより、単管11−1(21−1)は、単管11−2(21−2)及びアタッチメント17から切り離される。
単管11−2(21−2)の地上側(図2、図3で右側)の端部近傍は、(例えば複数の)支持部材18によりガイドレール2A上で支持されている。そして支持部材18は、最も地上側の単管11−1(21−1)より地中側(図2、図3で左側)に配置されている。
アンカーA(及び引張材AT)を切断する際は、先ず、中空管11(21)内部に進入しているアンカーA(及び引張材AT)を、地上側で、中空管11(21)から露出させる。具体的には、図2で示す状態から、図3で示す様に、最も地上側の単管11−1(21−1)を地中側に接続される(隣接した)単管11−2(21−1)から切り離し、地上側(図3で右側)に移動させる。その結果、切断装置4が設けられた箇所においては、アンカーA及びPC鋼より線で構成される引張材ATが、単管11−1(21−1)から露出する。
この様に、図示の実施形態に係る切断装置4を用いてアンカーAを地上側で所定の位置で切断することが出来るので、その際、アンカーAを折り曲げなくても、単管11−1(21−1)を切り離して、掘削装置1のガイドレール2Aから取り外すことが出来る。
この場合、掘削装置1のストロークは、従来技術で用いられている装置と同様に、単管11(21−1)の単位長さに等しければ足りる。
その状態で、駆動装置2Bを駆動して、単管11−2(21−2)及びその地中側に連続して接続されている単管11−3、11−4等(21−3、21−4等)(図示せず)を、ガイドレール2Aに沿って地上側(図4の右側)に、ガイドレール2Aのストロークの範囲内で移動する。当該移動が完了すると、図2と同様な状態となる。すなわち、図2において単管11−1(21−1)が単管11−2(21−2)に置き換わり、単管11−2(21−2)が単管11−3(21−3)に置き換わった状態となる。
そして図3で示す様に、アンカーAを切断装置4により切断し、単管11−2(21−2)をアタッチメント17から取り外すと共に、切断したアンカーA(及び引張材AT)を掘削装置1のガイドレール2Aから排除する。
以下、図2、図3、図4で示す工程を繰り返し、地上側に引き出されたアンカーA(及び引張材AT)或いはその断片を、掘削装置1から容易且つ安全に排除する。
切断装置4は、操作ハンドル4B、回転ブレード4Aを回転駆動するモータ4C、モータ4Cを包囲する本体部4D、本体部4Dを回動軸4Eにより回動自在に支持する取付部4Fを有している。そして取付部4Fにより、切断装置4は掘削装置1のガイドレール2Aに取り付けられている。アンカーAを切断する際は、操作ハンドル4Bを操作し、回転ブレード4AをアンカーAに近接せしめ、回転ブレード4AでアンカーAを押圧することにより、アンカーAを切断する。
なお、図3を参照して上述した様に、アンカーAを切断する際には、切断装置4を配置した箇所において、アンカーAは単管11(21)から露出している。
例えば、図6で示す切断装置4−1では、図5の切断装置4の回転ブレード4Aに代えて、カッターリング4−1Aを用いている。図6において、切断装置4−1は、カッターリング4−1Aと共に、カッターリング4−1Aを回転駆動するモータ4−1C、モータ4−1C及びカッターリング4−1Aを支持すると共に操作ハンドル4−1Dを備える本体部4−1B、取付部4−1Fを有しており、取付部4−1Fは、回動軸4−1Eにより、本体部4−1Bを回動自在に支持している。そして取付部4−1Fにより、切断装置4−1は掘削装置1のガイドレール2Aに取り付けられる。
アンカーAを切断する際は、本体部4−1Bの操作ハンドル4−1Dを操作し、カッターリング4−1AをアンカーAに近接せしめ、カッターリング4−1AでアンカーAを押圧することにより、アンカーA及び引張材ATを切断する。
なお、図3を参照して上述した様に、アンカーAを切断する際には、切断装置4−1を配置した箇所において、アンカーAは単管11(21)から露出している。
図7の切断装置4−2は、チェーンソー4−2A(或いはワイヤーソー)の駆動装置を含む本体部4−2C、本体部4−2Cに固定される操作ハンドル4−2B、本体部4−2Cを回動軸4−2Dにより回動自在に支持する取付部4−2Eを有している。そして取付部4−2Eにより、切断装置4−2は掘削装置1のガイドレール2Aに取り付けられる。
アンカーAを切断する際は、操作ハンドル4−2Bを操作し、チェーンソー4−2AをアンカーAに近接し、チェーンソー4−2AでアンカーAを押圧することにより、アンカーA及び引張材ATを切断する。押圧させて、切断する。
なお、図3を参照して上述した様に、アンカーAを切断する際には、切断装置4−2を配置した箇所において、アンカーAは単管11(21)から露出している。
そのため、単管11(21)を折り曲げなくても、単管11(21)を地中側に隣接する単管から切り離し、埋設物(アンカーA及び引張材AT)を切断して、掘削装置1から安全に排出することが出来る。
そして、切断装置4により、例えばPC鋼より線を引張材ATとする既設アンカーAであっても、確実に切断することが出来る。
さらに、掘削装置1のストロークは単管11(21)の単位長さに等しければ足りるので、既存の掘削装置1を大幅に改造する必要がない。
図9、図10において、第1変形例の先端ビット13、アンカーAを切断する地中側切断機構14が示されている。
図9、図10は、図示しない単管11(中空管)の地中側先端に接続される先端部材12を示している。先端部材12は、先端ビット13、地中側切断機構14、本体部15を有している。
図9、図10において、本体部15は内管15Aと外管15Bを備えている。明確には示されていないが、内管15Aは図9、図10で示す位置よりも地上側(図9、図10では右側)で単管11に接続され、単管11の回転を先端ビット13に伝達している。内管15Aは中空管として構成されており、当該中空管の内側の中空部には、撤去するべきアンカーA(図8参照:例えばPC鋼より線を引張材とするグラウンドアンカー)が貫通している。
内管15Aは単管11と一体に回転する。地中側切断機構14を作動させる際には、単管11を逆転して内管15Aが逆転すると、逆ネジ15Cの作用により外管15Bは内管15Aに対して地中側(図9で左側)に相対移動する。
外管15Bの内周面の円周方向の複数個所(2箇所〜4箇所)には抜け・回転止用ピン15Dが配設されている。図9(被せ掘り工程時)において、ピン15Dが内管15Aの外周面に形成した突状部15AAに当接するため、単管11及び内管15Aが正転しても、外管15Bが地上側(図9、図10で右側)に抜けてしまうことが防止される。
外管15Bの地中側(図9、図10の左側)先端近傍には傾斜状段部15BAが形成され、傾斜状段部15BAより地中側(図9、図10で左側)において、外管15Bの内周部に地中側切断機構14の中空部材14Aの外周部が嵌合している。
外管15Bの傾斜状段部15BAは、中空部材14Aの外側部における地上側端部に当接している。地中側切断機構14を作動させる際には、中空部材14Aは傾斜状段部15BAに押圧されて、軸方向について地中側(図10の矢印X:図10では左側)に移動する。
中空部材14Aは、内周面が中空部材側係合部14AAを構成する中空円筒状に形成され、上述した様にその外周部は本体部15の外管15Bに嵌合している。図9、図10で明示されている様に、中空部材側係合部14AAはカッター14B側(地中側:図9、図10では左側)の内径寸法が大きく、カッター14Bから離隔するほど(地上側或いは図9、図10の右側に行くほど)内径寸法が小さくなる様に形成されている。
カッター14Bは、全体がハサミ形状であり、上部カッター14BAと下部カッター14BBを備えている。上部カッター14BAと下部カッター14BBはそれぞれカッターピン14Cにより本体部15側に枢支されている。上部カッター14BA、下部カッター14BBの地上側(図9、図10の右側)端部近傍の外側面には曲面状のカッター側係合部14BAA、14BBAが形成されており、曲面状のカッター側係合部14BAA、14BBA上を、中空部材側係合部14AAが押圧しつつ摺動可能である。
上部カッター14BA、下部カッター14BBの地上側(図9、図10で右側)の先端近傍には、それぞれ切断刃14BCが設けられており、切断刃14BCにより地中側切断機構14が構成される。ここで、切断刃14BCは超硬チップで構成されており、PC鋼より線を有するアンカーAを確実に切断することが出来る。
中空部材14Aの中空部及びカッター14Bの半径方向内方は、図9で示す様に、切断するべきアンカーAが貫通可能に構成されている。
地中側切断機構14による切断時には、カッター14B(上部カッター14BA、下部カッター14BB)の地上側(図9、図10の右側)端部近傍の外側面に形成された曲面状のカッター側係合部14BAA、14BBA上を、地中側(図9、図10の左側)に移動する中空部材14Aの内周面に形成された中空部材側係合部14AAが摺動しつつ押圧する。そしてカッター側係合部14BAA、14BBA上を中空部材側係合部14AAが摺動しつつ押圧する結果、上部カッター14BA、下部カッター14BBは、弾性付勢手段に抗してカッターピン14Cを軸にして回動し(図10の矢印Y)、上部カッター14BA、下部カッター14BBの地上側(図9、図10の右側)部分は、半径方向内方に移動して(図10の矢印Z)、切断刃14BCによる地中側切断機構14は閉塞する。
先端ビット13の地中側(図9、図10の左側)先端近傍においては、円周方向に複数の掘削用チップTが配置されており、先端ビット13の地上側(図9、図10の右側)端面は、カッター14Bの地中側(図9、図10の左側)端部が摺動する曲面13C(図9)を構成している。
明確には示されないが、先端ビット13は本体部15の内管15Aに接続され、単管11の正転は、本体部15、地中側切断機構14を介して先端ビット13に伝達される。
図9で示す様に、アンカーA(図8)に沿って掘り進める被せ掘り工程では、図9では図示しない単管11を正転させ、先端部材12の先端ビット13により、アンカーA周囲の地盤或いは土壌を掘削する。その結果、図8で示す様に、アンカーAは周囲の地盤が掘削された状態で、先端ビット13、地中側切断機構14、本体部15(内管15A)、さらには単管11の中空部内を地上側に延伸する。
所定の深度まで掘削したならば、或いは、図8で示す様に被せ掘りの削孔方向とアンカー延伸方向がずれた場合には、アンカーAを切断する。
先端ビット13が回転せずに固定された状態で、単管11を逆回転させる。本体部15の内管15Aは単管11と一体的に正転するが、単管11を逆回転させると、螺合部15Cの逆ネジの作用により、外管15Bは内管15A(単管11)に対して地中側(図9、図10で左側)に相対移動して、図10で示す様に、ピン15Dは、ガイド溝15ABの地中側(図10の左側)端部近傍まで移動する。
単管11が逆回転して、外管15Bが地中側(図10の左側)に移動する際に、外管15Bの傾斜状段部15BAにより中空部材14Aが地中側に押圧され、中空部材14Aも軸方向で地中側に移動する(図10の矢印X)。
中空部材14Aが地中側に押圧すると、地中側切断機構14のカッター14B(上部カッター14BA、下部カッター14BB)は、中空部材14Aの中空部材側係合部14AAに押圧され、上部カッター14BA、下部カッター14BBは弾性付勢手段に抗してカッターピン14Cを軸にして図10の矢印Y方向に回動し、一対の切断刃14BCが半径方向内方に移動する(図10の矢印Z)。上部カッター14BA、下部カッター14BBが図10の矢印Y方向に回動し、一対の切断刃14BCが図10の矢印Z方向に移動することにより、図示しないアンカーAが切断される。
ここで図10では、カッター14Bの一対の切断刃14BCにより地中側切断機構14が閉塞した状態を示している。
そして、アンカーAを切断する際には、先端ビット13の地中側先端(掘削用チップT)を地盤に押し付けて固定し、単管11を逆転するという極めて簡単な操作で、アンカーAを所望の箇所で確実に切断することが出来る。そして、単管11を逆転することにより、容易にアンカーAを切断することが出来るので、一重の中空管である単管11を用いた所謂「単管掘削」によって、アンカーAを切断片毎に切断して、地上側で排出することが可能である。
アンカーA(既存抗)の切断後、単管11を地上側に引き上げることにより、切断された既存のアンカーAを切断片毎に地上側に排出して、地中から撤去することが出来る。その際、地中側切断機構14(のカッター14B)は閉鎖した状態なので、単管11を引き上げてもアンカーAの切断片が落下して地中に残存してしまうことは無い。
さらに図9、図10で示す第1変形例では、内管15A、外管15B、地中側切断機構14におけるアンカーAを貫通するスペースと部材の強度(肉厚)が確保されており、アンカーAを単管11の中心軸からオフセットさせる必要がない。
図11において、第2変形例に係る先端部材は全体が符号22で示されており、先端ビット23、ビットボディー25を有している。
先端ビット23の先端(地中側先端)には複数(図11では9個)の掘削用チップTが配置されている。先端ビット23の中心と、先端ビット23の内部空間23Sの中心とは偏芯している。ここで、内部空間23Sは被せ掘り時等にアンカーAが挿入される空間である。ここで、先端ビット側の切断刃23B(図12、図13)が配置される空間或いは開口部は符号23Aで示されている。
図11では明示されていないが、ビットボディー25の内側には図示しない地中側切断機構24が配置されている。
中空円筒状のビットボディー25は、その地上側(図12、図13では右側)端部が単管21(図12、図13では図示せず)に接続されており、単管21と一体的に回転する。
ビットボディー25の地中側(図12では左側)先端近傍には収容部25Aが形成されており、収容部25Aは拡径中空部として構成されている。収容部25A内においては、その地中側部分に先端ビット23の地上側部分が配置されている。
先端ビット23は、ビットボディー25に対して相対回転可能である。また、先端ビット23は、固定ピン27によりビットボディー25と分離しない様に接続されている。
収容部25Aの地上側(図12では右側)端部には、先端ビット23に隣接して切断用治具24Aが配置されている。切削用治具24Aは、図示しない手段によりビットボディー25に固定されており、単管21と同時に回転する。
切断用治具24Aの開口部24AA(内部空間)の内周部には、切断用治具側切断刃24Bが半径方向内方に突出して設けられており、切断刃24Bには切断用治具24A、ビットボディー25を介して単管21の回転が伝達される。
切断用治具24Aに設けられた切断用治具側切断刃24Bと先端ビット23に設けられた先端ビット側切断刃23Bにより、第2変形例における地中側切断機構24は構成されている。ここで切断刃23B、24Bは超硬チップで構成されており、引張材がPC鋼より線で構成されているアンカーAであっても、確実に切断することが出来る。
被せ掘り時には単管21は正回転し、両切断刃23B、24Bは円周方向について同位置に維持され(図12の状態)、単管21の回転は、ビットボディー25、切断用治具24Aを介して、先端ビット23に伝達される。
一方、アンカーAを切断する際は、先端ビット23を回転しない様に固定して、単管21を逆転させて、ビットボディー25、切断用治具24Aも逆転することにより、切断刃23B、24Bを相対回転して、その相対位置を図13で示す状態とせしめる。
切断刃23B、24Bを図12の状態に維持して正転させる機序と、切断刃23B、24Bを相対回転して図13の状態にする機序については、図18、図19を参照して後述する。
図14以降で説明する様に、先端ビット23における中心(すなわち単管21の回転軸)と、その開口部23Aの中心とは偏芯している。偏芯させることにより、先端ビット23における外径寸法(図12、図13における上下方向寸法)を小さくしている。同様に、ビットボディー25における中心(すなわち単管21の回転軸)と、切断用治具24Aの開口部24AAの中心とは偏芯している。
図示はしないが、ビットボディー25における中心(すなわち単管21の回転軸)と、切断用治具24Aの開口部24AAの中心とが偏芯していれば、先端ビット23における中心(すなわち単管21の回転軸)と、その開口部23Aの中心とを偏芯させないことも可能である。
先端ビット23における開口部23A、切断刃23Bの位置関係が図14(1)で示されており、切断用治具24Aにおける開口部24AA、切断刃24Bの位置関係が図14(2)で示されている。
図12の状態における先端ビット23と切断用治具24Aの相対位置を矢視A1で示す図15は、単管21を正回転させる被せ掘り時の状態を示している。図15において、先端ビット側切断刃23B、切断用治具側切断刃24Bは、円周方向について同位置に保持されている。
上述した様に、単管21(図8)の回転は、ビットボディー25(図12)、切断用治具24A(地中側切断機構24)を介して、先端ビット23に伝達される。切断されるべきアンカーAは、先端ビット23の開口部23A及び切断用治具24Aの開口部24AAの内部に挿入されている。
図16は、切断用治具24Aを先端ビット23に対して相対回転する過程を示しており、切断用治具24A(及び切断刃24B)が図15の状態から相対的に90°回転している。
図17は、図16の状態からさらに切断用治具24Aを先端ビット23に対して90°相対回転して(図15の状態から180°相対回転して)、アンカーAの切断が完了した状態を示しており、図13で示す状態に対応している。
図17の状態では、先端ビット23内の開口部23A(及び切断用治具24Aの開口部24AA)が先端ビット側切断刃23Bと切断用治具側切断刃24Bにより閉鎖されている。そのため、開口部23A及び開口部24AAに挿入されているアンカーA(図17、図13では図示せず)は、先端ビット側切断刃23Bと切断用治具側切断刃24Bにより切断される。
図12、図13では明示されていないが、図18、図19で示す様に、切断用治具24Aは先端ビット23側(図18、図19では看者側)に突出する治具側突出部24ABを有しており、治具側突出部24ABの円周方向両端部には、第1の治具側段部24AB1、第2の治具側段部24AB2が形成されている。
一方、先端ビット23は切断用治具24A側(図18、図19では看者側と反対側)に突出する先端ビット側突出部23Cを有しており、先端ビット側突出部23Cの円周方向両端部には第1の先端ビット側段部23C1、第2の先端ビット側段部23C2が形成されている。
治具側突出部24ABの第1の治具側段部24AB1は先端ビット側突出部23Cの第1の先端ビット側段部23C1に当接可能であり(図18の状態:図12、図15で示す被せ掘り工程に対応)、治具側突出部24ABの第2の治具側段部24AB2は先端ビット側突出部23Cの第2の先端ビット側段部23C2に当接可能である(図19の状態:図13、図17のアンカーの切断が完了した状態に対応)。そのため、先端ビット23を地中側(図12では左側)に押し込み、先端ビット23が回転しない様に固定した場合、切断用治具24Aは、図18で示す状態から図19で示す状態、すなわち図18の符号Rの範囲(所定範囲)のみ回転可能となる。
図18で示す状態、すなわちアンカーAの周囲領域を掘削する被せ掘り工程では、先端ビット23、切断用治具24Aの相対位置は、図15(図12)で示す通りであり、先端ビット23、切断用治具24Aは共に正回転して、図15(図12)の状態を維持する。図18で示す状態(或いは、図15、図12の状態)では、先端ビット側切断刃23Bが配置される位置の開口部23Aの位置と、切断用治具側切断刃24Bが配置される位置の開口部24AAの位置が整合し、整合した開口部23A、24AA内をアンカーAが貫通している。
この状態で、単管21を逆転すると、地中側から見た図18では切断用治具24Aは時計方向へ回転する。
上述した様に、ビットボディー25(切断用治具24A)は先端ビット23に対して、所定範囲(図18の矢印Rで示す範囲)のみ相対回転可能である。すなわち、切断用治具24Aが逆転すると、治具側突出部24ABの第2の治具側段部24AB2が、先端ビット側突出部23Cの第2のビット側段部23C2と当接するまでの範囲Rの範囲まで、切断用治具24Aは先端ビット23に対して相対回転(逆転)する。
その結果、先端ビット23と切断用治具24Aの相対位置が、図16で示す状態を経由して、図17で示す状態となり、その間、先端ビット側切断刃23Bと切断用治具側切断刃24BによりアンカーAを切断する(図19の状態)。なお、図19において、先端ビット側切断刃23Bと切断用治具側切断刃24Bとが重複する部分が、白抜きして示されている。
そして、単管21を逆転することにより、容易にアンカーAを切断することが出来るので、一重の中空管である単管21を用いた所謂「単管掘削」によって、アンカーAを切断片毎に切断して、地上側で排出することが出来る。
図19の状態では、先端ビット23の開口部23Aと切断用治具24Aの開口部24AAの位置は重複しておらず、図19で示す様に、先端ビット側切断刃23Bと切断用治具側切断刃24Bにより閉鎖している状態となっている。そのため、単管21を地上側に引き上げると、アンカーAの切断片は先端ビット側切断刃23Bと切断用治具側切断刃24Bにより支持されて、地中に落下或いは残存することなく、地上側に引き上げられる。そして公知の態様で地上側にて排出することが出来る。
第2変形例におけるその他の構成及び作用効果は、図9、図10の第1変形例と同様である。
また、図示の実施形態において、切断装置4を用いて地上側でアンカーAを、例えばケーシング(単管11、21)の長さ寸法以下に切断すれば、地中側切断機構14或いは24によりアンカーAを地中で切断しなくても、アンカーAを容易且つ安全に撤去することが出来る。
一方、地中側切断機構14或いは24によってアンカーAを例えばケーシング(単管11、21)の長さ寸法以下に切断すれば、地上側で切断装置によりアンカーAを切断しなくても、アンカーAを容易且つ安全に撤去することが出来る。
既設アンカーAを地上でのみ切断するのか、地中でのみ切断するのか、或いは、地上と地中の双方で切断するのかは、アンカーAの長さ(或いはアンカーAの到達深度)、施工現場の各種条件を考慮して選択することが可能である。換言すれば、図示の実施形態で地中側切断機構14或いは24を用いることにより、アンカーAの長さ(或いは到達深度)、施工現場の各種条件を考慮して、最適の施工方法を選択することが可能となる。
例えば、図示の実施形態は単管削孔の場合に適用されているが、本発明は二重管削孔の場合も適用可能である。
また、地上側の切断装置4、地中側切断機構14或いは24も例示であり、その他の構造により埋設物(例えば既設アンカーA)を地中で切断しても良い。
さらに、図示の実施形態は埋設物である既設アンカーAを被せ掘りして、地上側のガイドレールにおいて既設アンカーAを露出して切断しているが、既設アンカーA以外の切断対象物を切断するのに適用することが出来る。それに加えて、切断装置4は撤去装置10、20に設けられているが、撤去装置10、20以外に切断装置4を配置して、切断対象物を切断することが可能である。
2・・・ヘッド
2A・・・ガイドレール
4・・・切断装置(地上側切断装置)
10、20・・・撤去装置
11、21・・・単管(中空管)
13、23・・・先端ビット
14、24・・・地中側切断機構
14A・・・中空部材
14B・・・切断部材(カッター)
24A・・・切断用治具
23B、24B・・・切断刃
A・・・埋設物
Claims (5)
- ガイドレールに配置され、当該ガイドレールに沿って移動する中空管の内部に進入した切断対象物を切断する機能を有することを特徴とする切断装置。
- ガイドレールと中空管を備えた撤去装置に設けられており、
前記ガイドレールは当該ガイドレールに沿って中空管を移動する機能を有しており、
前記中空管は内側に切断するべき切断対象物が進入可能である請求項1の切断装置。 - 撤去装置の中空管の開口部から切断するべき切断対象物を中空管内部に進入させる工程と、
中空管内部に進入した切断対象物を切断する工程を有していることを特徴とする撤去方法。 - 前記切断する工程は、
中空管を単位長さ毎に切り離し、中空管内部に進入している切断対象物を地上側で露出する工程と、
撤去装置のガイドレールに設けた切断装置により、地上側における露出した箇所で切断対象物を切断する工程を含む請求項3の撤去方法。 - 前記切断する工程では、中空管内部に進入している切断対象物を、地中側切断機構により地中側で切断する請求項3の撤去方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018086051A JP7054303B2 (ja) | 2018-04-27 | 2018-04-27 | 撤去装置及び撤去方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018086051A JP7054303B2 (ja) | 2018-04-27 | 2018-04-27 | 撤去装置及び撤去方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019190174A true JP2019190174A (ja) | 2019-10-31 |
JP7054303B2 JP7054303B2 (ja) | 2022-04-13 |
Family
ID=68389429
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018086051A Active JP7054303B2 (ja) | 2018-04-27 | 2018-04-27 | 撤去装置及び撤去方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7054303B2 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006016778A (ja) * | 2004-06-30 | 2006-01-19 | Aasupikku Kogyo Kk | 既設杭の切断撤去方法 |
JP2006028878A (ja) * | 2004-07-15 | 2006-02-02 | Somagumi:Kk | 既設杭撤去方法及びその装置 |
JP2009002056A (ja) * | 2007-06-21 | 2009-01-08 | Somagumi:Kk | 既設杭撤去方法及びその装置 |
JP2016053279A (ja) * | 2014-09-04 | 2016-04-14 | 日特建設株式会社 | 既設アンカーを地中から取り除く撤去装置及び撤去工法 |
JP2017082456A (ja) * | 2015-10-27 | 2017-05-18 | 株式会社大枝建機工業 | 既設杭撤去方法およびその方法の実施に用いられる杭切断装置 |
-
2018
- 2018-04-27 JP JP2018086051A patent/JP7054303B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006016778A (ja) * | 2004-06-30 | 2006-01-19 | Aasupikku Kogyo Kk | 既設杭の切断撤去方法 |
JP2006028878A (ja) * | 2004-07-15 | 2006-02-02 | Somagumi:Kk | 既設杭撤去方法及びその装置 |
JP2009002056A (ja) * | 2007-06-21 | 2009-01-08 | Somagumi:Kk | 既設杭撤去方法及びその装置 |
JP2016053279A (ja) * | 2014-09-04 | 2016-04-14 | 日特建設株式会社 | 既設アンカーを地中から取り除く撤去装置及び撤去工法 |
JP2017082456A (ja) * | 2015-10-27 | 2017-05-18 | 株式会社大枝建機工業 | 既設杭撤去方法およびその方法の実施に用いられる杭切断装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7054303B2 (ja) | 2022-04-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4734235B2 (ja) | アンカーボルト施工方法、アンカーボルト埋設穴掘削方法、及び掘削装置 | |
JP4653110B2 (ja) | 地中障害物の撤去装置及び掘削ユニット並びにこれを用いた地中障害物の撤去方法 | |
KR20170123364A (ko) | 커터장치 및 이를 이용한 신관추진공법 | |
JP2019190174A (ja) | 切断装置及び撤去方法 | |
JP2019163590A (ja) | 撤去装置 | |
JP2007231697A (ja) | 埋設管の推進工法および推進装置のアタッチメント | |
JP3353036B2 (ja) | 既設埋設管路更新用掘進機ならびに既設埋設管路更新時における掘進方法 | |
JP2016053279A (ja) | 既設アンカーを地中から取り除く撤去装置及び撤去工法 | |
JP2628009B2 (ja) | 既存の地中アンカー材の切断方法 | |
JP3680963B2 (ja) | 埋設管における本管および枝管の埋設方法 | |
JP2001012179A (ja) | 土壌サンプリング装置およびサンプリング方法 | |
JP2917131B2 (ja) | 可撓性管の推進埋設工法及びその装置 | |
JP4383368B2 (ja) | 2つのトンネル間の地盤中に桁部材を設置する方法 | |
JP2945289B2 (ja) | トンネル掘削機 | |
JP2001254584A (ja) | 削孔装置及び削孔方法 | |
JP4959746B2 (ja) | 障害物撤去工法用ケーシングの排土装置 | |
JPH05331903A (ja) | 下水道本管に対する接続管の接続工法およびその接続のためのコアーチューブ。 | |
JP3829782B2 (ja) | 掘削工法 | |
JP2001026929A (ja) | 地中障害物の除去工法 | |
JP2001150223A (ja) | 既設管の切断装置 | |
CN117046861A (zh) | 一种深埋地管道低扰动截断废除装备及施工方法 | |
JP3411901B2 (ja) | 掘削装置 | |
JP2022035897A (ja) | 切断ビット | |
JP3169927U (ja) | 地中掘削装置 | |
JPH08218477A (ja) | 既設管等に対する管取付用の取付孔穿孔兼コアー回収 装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20201109 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210921 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210927 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20211105 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220331 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220331 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7054303 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |