JP2019190028A - 治具 - Google Patents
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Abstract
Description
(項目1)
レベリング材の打設目標高さを表示する治具であって、
前記打設目標高さを示す表示部を有した樹脂製のネジと、
前記ネジが挿入される中空部を有し、少なくとも一部が打設後の未硬化のコンクリートに挿入される樹脂製の本体部と、
前記ネジと螺合し、前記ネジを上下方向に回転移動させるための樹脂製の螺合部と、
を備えることを特徴とする治具。
(項目2)
前記本体部は、前記中空部が形成され且つ前記コンクリートに挿入される挿入予定部と、前記挿入予定部よりも上方に形成され、前記コンクリートに挿入されない非挿入部とを備え、
前記非挿入部は、前記中空部よりも外側に位置し且つ前記挿入予定部から上方に延びる壁部を備える、
項目1に記載の治具。
(項目3)
少なくとも一部が前記壁部の内側空間に着脱可能に挿入される樹脂製の中間部材をさらに備え、
前記中間部材は、前記ネジが挿入され且つ前記中空部と連通するネジ挿入穴を有しており、
前記螺合部は、前記ネジ挿入穴の内面に形成されている、
項目2に記載の治具。
(項目4)
前記壁部の内面には、前記中間部材のうち前記壁部の内側空間に挿入される部分の上端角部に係合する係合突起が形成されている、
項目3に記載の治具。
(項目5)
前記壁部は平面視で非真円形状に形成されており、
前記中間部材は、前記壁部と相補的形状で且つ前記壁部の内面に嵌合する非真円形状部を有している、
項目3又は4に記載の治具。
(項目6)
前記中間部材は樹脂製の柔軟な接続部によって前記本体部と接続されている、
項目3から5のいずれか1項に記載の治具。
(項目7)
前記壁部は、当該壁部の内側空間が拡大可能であるよう構成されている、
項目2から6のいずれか1項に記載の治具。
(項目8)
前記壁部には、当該壁部を複数の壁部に分割するスリットが形成されている、
項目2から7のいずれか1項に記載の治具。
(項目9)
前記螺合部は、前記中空部の内面又は前記壁部の内面に形成されている、
項目1又は2に記載の治具。
(項目10)
前記螺合部は突起部である、
項目1から9のいずれか1項に記載の治具。
(項目12)
前記ネジの頭部は、着色物質に対する親和性を有する、
項目1から10のいずれか1項に記載の治具。
図1(a)は治具1の分解斜視図、図1(b)は治具1の組立斜視図である。図2は図1(b)のII−II線断面図である。以下では、図1(a)の上下方向を治具1の上下方向として説明する。治具1はコンクリート基礎等のコンクリート構造物を施工する際に、打設後のコンクリートの天端面に流し込まれるレベリング材の打設目標高さを表示するために使用される。治具1は、樹脂製のネジ2と、樹脂製の本体部3と、樹脂製の中間部材4とを備える。中間部材4は本体部3に着脱可能に装着される。さらに本実施形態では、中間部材4と本体部3とは何ら他の部材を介して繋がっていないため、中間部材4が本体部3から取り外された状態において、中間部材4と本体部3とは完全に分離される。ネジ2は中間部材4及び本体部3に挿入され、中間部材4及び本体部3に対して上下方向に回転移動する。樹脂としては例えばポリプロピレンを使用することができる。以下に、治具1の各構成要素の詳細を説明する。
図5を参照して、治具1の使用方法について説明する。図5は、治具1の使用方法を示す図であり、本体部3の挿入予定部31がコンクリートC内に挿入され、ネジ2の頭部22の上端までレベリング材Lが流し込まれた状態を表している。
治具1の作用効果について説明する。
以下では、治具1の変形例について説明する。
2 ネジ
22 頭部
3 本体部
31 挿入予定部
313 中空部
32 非挿入部
321 壁部
322 スリット
323 突起部(係合突起)
4 中間部材
411 ネジ挿入穴
42 第二部分(非真円形状部)
43 螺合部
5 接続部
Claims (11)
- レベリング材の打設目標高さを表示する治具であって、
前記打設目標高さを示す表示部を有した樹脂製のネジと、
前記ネジが挿入される中空部を有し、少なくとも一部が打設後の未硬化のコンクリートに挿入される樹脂製の本体部と、
前記ネジと螺合し、前記ネジを上下方向に回転移動させるための樹脂製の螺合部と、
を備えることを特徴とする治具。 - 前記本体部は、前記中空部が形成され且つ前記コンクリートに挿入される挿入予定部と、前記挿入予定部よりも上方に形成され、前記コンクリートに挿入されない非挿入部とを備え、
前記非挿入部は、前記中空部よりも外側に位置し且つ前記挿入予定部から上方に延びる壁部を備える、
請求項1に記載の治具。 - 少なくとも一部が前記壁部の内側空間に着脱可能に挿入される樹脂製の中間部材をさらに備え、
前記中間部材は、前記ネジが挿入され且つ前記中空部と連通するネジ挿入穴を有しており、
前記螺合部は、前記ネジ挿入穴の内面に形成されている、
請求項2に記載の治具。 - 前記壁部の内面には、前記中間部材のうち前記壁部の内側空間に挿入される部分の上端角部に係合する係合突起が形成されている、
請求項3に記載の治具。 - 前記壁部は平面視で非真円形状に形成されており、
前記中間部材は、前記壁部と相補的形状で且つ前記壁部の内面に嵌合する非真円形状部を有している、
請求項3又は4に記載の治具。 - 前記中間部材は樹脂製の柔軟な接続部によって前記本体部と接続されている、
請求項3から5のいずれか1項に記載の治具。 - 前記壁部は、当該壁部の内側空間が拡大可能であるよう構成されている、
請求項2から6のいずれか1項に記載の治具。 - 前記壁部には、当該壁部を複数の壁部に分割するスリットが形成されている、
請求項2から7のいずれか1項に記載の治具。 - 前記螺合部は、前記中空部の内面又は前記壁部の内面に形成されている、
請求項1又は2に記載の治具。 - 前記螺合部は突起部である、
請求項1から9のいずれか1項に記載の治具。 - 前記ネジの頭部は、着色物質に対する親和性を有する、
請求項1から10のいずれか1項に記載の治具。
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- 2018-04-19 JP JP2018080400A patent/JP7022425B2/ja active Active
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