JP2019190002A - 連結ポール及びポール - Google Patents
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Abstract
【課題】ポールにおける設置位置を容易に変更するのに有利な連結ポールを提供する。【解決手段】連結ポール10は、筒状の胴体12を備え、胴体12は、長手方向の一端に設けられる第1接続部14と、長手方向の他端に設けられる第2接続部16と、第1接続部14と第2接続部16との間に設けられる、機器を取付可能とする機器取付部20とを有する。第1接続部14は、第2接続部16の形状を有する部分に係合可能な形状を有する。第2接続部16は、第1接続部14の形状を有する部分に係合可能な形状を有する。【選択図】図1
Description
本開示は、連結ポール及びそれを備えたポールに関する。
従来、照明器具等の各種機器や標識などを高位置に設置するためのポールがある。特許文献1は、上方に向かって外形寸法が小さくなるテーパーポールを開示している。このテーパーポールでは、当初、支柱上部と支柱下部とが別々に製作されている。そして、支柱上部と支柱下部とが溶接により接続されることで、テーパーポールが組み立てられる。
特許文献1に開示されているテーパーポールでは、特に支柱上部の上側端部の径と下側端部の径とが互いに異なる。つまり、支柱上部と支柱下部とは、組み立てられる位置が予め決まっている。そのため、適宜、支柱上部と支柱下部とを上下反対に取り付けたり、支柱上部の上側端部に更に別の支柱上部を継ぎ足したりすることが難しい。
本開示は、このような従来技術の有する課題に鑑みてなされたものである。そして、本開示の目的は、ポールにおける連結ポールの設置位置を容易に変更するのに有利な連結ポール及びポールを提供することにある。
上記課題を解決するために、本開示の態様に係る連結ポールは、筒状の胴体を備え、胴体は、長手方向の一端に設けられる第1接続部と、長手方向の他端に設けられる第2接続部と、第1接続部と第2接続部との間に設けられる、機器を取付可能とする機器取付部と、を有し、第1接続部は、第2接続部の形状を有する部分に係合可能な形状を有し、第2接続部は、第1接続部の形状を有する部分に係合可能な形状を有する。
また、本開示の態様に係るポールは、筒状の支柱と、上記の連結ポールと、を備え、支柱は、長手方向の一端に設けられる固定部と、長手方向の他端に設けられる第3接続部と、を有し、第3接続部は、連結ポールの第1接続部又は第2接続部に係合可能な形状を有する。
本開示によれば、ポールにおける連結ポールの設置位置を容易に変更するのに有利な連結ポール及びポールを提供することができる。
以下、実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。以下の説明では、連結ポール及びそれを備えたポールの長手方向をZ方向と規定する。また、Z方向に対して垂直となる平面内で、互いに垂直なX方向及びY方向を規定する。
(連結ポール)
まず、一実施形態に係る連結ポールについて説明する。図1は、一実施形態に係る連結ポール10の外観を示す斜視図である。連結ポール10は、照明器具等の各種機器や標識などを高位置に設置するためのポールの一部を構成する。
まず、一実施形態に係る連結ポールについて説明する。図1は、一実施形態に係る連結ポール10の外観を示す斜視図である。連結ポール10は、照明器具等の各種機器や標識などを高位置に設置するためのポールの一部を構成する。
連結ポール10は、金属製の胴体12を有する。胴体12は、例えばZ方向を長手方向とする筒状である。胴体12は、長手方向の一端に設けられる第1接続部14と、長手方向の他端に設けられる第2接続部16とを有する。本実施形態では、第1接続部14が設けられる一端が、胴体12の上端領域であるものとする。一方、第2接続部16が設けられる他端が、胴体12の下端領域であるものとする。更に、胴体12は、第1接続部14と第2接続部16との間の中間領域18に、機器を取付可能とする機器取付部20を有する。
図2は、連結ポール10の断面図である。図2において、機器取付部20に取り付けられている機器は、一例として、照明器具200である。照明器具200は、例えば、防水又は防風構造を有する屋外用であり、高所から低所を照明する照明器具であってもよい。照明器具200は、例えば、照明本体202と、取付フランジ204と、取付アーム206と、電源ケーブル208とを含む。照明本体202が備える光源は、例えばLED(発光ダイオード)である。取付フランジ204は、複数のボルト210等を介して、後述する機器取付部20に取り付けられる。取付アーム206の一端は、照明本体202に接続されている。一方、取付アーム206の他端は、取付フランジ204に接続されている。取付アーム206は、取付フランジ204に対して照明本体202を可動とする。電源ケーブル208は、照明本体202から、例えば取付アーム206内を通過して、連結ポール10の内部に導かれ、外部からの電力を照明本体202内の光源に供給する。
胴体12は、本実施形態では円筒状である。以下、胴体12の長手方向の長さをL1、胴体12の断面形状として外径をD1及び内径をD2と、それぞれ規定する。第1接続部14は、第2接続部16の形状を有する部分に係合可能な形状を有する。一方、第2接続部16は、第1接続部14の形状を有する部分に係合可能な形状を有する。胴体12の形状及び大きさを基準とすると、第1接続部14及び第2接続部16の形状は、例えば、次のような形状となる。
第1接続部14は、胴体12の外周の一部が同心状に切り欠かれた凸部である。第1接続部14の外周面14aにおける寸法、すなわち、第1接続部14の外径D3は、胴体12の外径D1よりも小さい。一方、第1接続部14の内周面14bにおける寸法、すなわち、第1接続部14の内径は、胴体12の内径D2と同一であってもよい。また、第1接続部14の長手方向の長さは、胴体12の上端面12aからL2である。つまり、第1接続部14は、胴体12の外周側で、胴体12の上端面12aから長さL2の位置に、長手方向に対しておおよそ垂直な環状面である第1平面14cを有する。
第2接続部16は、胴体12の内周の一部が同心状に切り欠かれた凹部である。第2接続部16の外周面16aにおける寸法、すなわち、第2接続部16の外径は、胴体12の外径D1と同一であってもよい。一方、第2接続部16の内周面16bにおける寸法、すなわち、第2接続部16の内径D4は、胴体12の内径D2よりも大きい。また、第2接続部16の長手方向の長さは、胴体12の下端面12bからL3である。つまり、第2接続部16は、胴体12の内周側で、胴体12の下端面12bから長さL3の位置に、長手方向に対しておおよそ垂直な環状面である第2平面16cを有する。
ここで、第1接続部14の外径D3と、第2接続部16の内径D4とは、同等の寸法を有する。ただし、厳密には、第1接続部14の外径D3は、第2接続部16の内径D4よりも小さい。このような構成により、第1接続部14は、この連結ポール10とは別の部材に予め形成されている第2接続部16の形状を有する部分に挿入されることで、係合可能となる。同様に、第2接続部16は、この連結ポール10とは別の部材に予め形成されている第1接続部14の形状を有する部分を挿入することで、係合可能となる。
また、第1接続部14の長手方向の長さL2と、第2接続部16の長手方向の長さL3とは、同等の寸法を有する。ただし、厳密には、第1接続部14の長手方向の長さL2は、第2接続部16の長手方向の長さL3よりも短い。このような構成により、第1接続部14が第2接続部16の形状を有する部分に係合している状態では、第1接続部14の第1平面14cが、胴体12の下端面12bに相当する部分に接する。同様に、第2接続部16が第1接続部14の形状を有する部分に係合している状態では、胴体12の下端面12bが、第1接続部14の第1平面14cに相当する部分に接する。
機器取付部20は、例えば、図2に示すような照明器具200を取り付け対象である機器とする場合には、照明器具200の取付フランジ204の形状に合わせた形状又は大きさを有する取り付け台である。本実施形態における一例としての機器取付部20は、それぞれ金属製である、取付面部20aと、側面部20bとを含む。
取付面部20aは、取付フランジ204の取付面と対向し、取付フランジ204を取り付ける板部である。本実施形態では、取付面部20aの取付面の垂線は、一例として、胴体12の長手方向に対して垂直となる方向に沿っている。取付面部20aの取付面の形状は、例えば、一辺の幅がWの正方形状である。取付面部20aは、複数の機器取付穴20cと、少なくとも1つの第1貫通穴20dとを有する。
複数の機器取付穴20cは、取付フランジ204の複数の取付穴の位置に対応して形成されている。本実施形態では、一例として、取付面部20aは、取付面上の中心位置からそれぞれ同一距離で四隅に形成された4つの機器取付穴20cを有する。取付フランジ204は、取付面部20aに位置決めされた後、4つの機器取付穴20cにそれぞれボルト210が締結されることで、取付面部20aに固定される。なお、それぞれのボルト210は、固定状態の取付面部20aの強度を向上させるために、図2に示すように、取付面部20aの内面に設置される金属製の補強板22を介して締結されてもよい。また、取付フランジ204と取付面部20aとの間には、防水のために、不図示であるが、ゴムシート等が挟み込まれてもよい。
第1貫通穴20dは、取付面部20aの外面と内面とで貫通し、照明器具200の電源ケーブル208を取付フランジ204側から機器取付部20内に挿通可能である。本実施形態では、一例として、第1貫通穴20dは、取付面部20aの取付面上の中心位置に1つ形成されている。ただし、第1貫通穴20dが取付面部20aに形成される位置又は個数は、これに限定されない。
側面部20bは、取付面部20aと胴体12との間を密に覆う側面板の集合である。本実施形態では、取付面部20aの取付面の形状が正方形であるので、4つの端辺に合わせて4つの側面板が、それぞれ、取付面部20a、隣り合う2つの側面板、及び胴体12の外壁面に接続されている。それぞれの側面板は、予め取付面部20aを含めて一体として成形されるものでもよいし、溶接等により接続されてもよい。また、本実施形態では、図1に示すように、取付面部20aの一辺の幅Wは、胴体12の外径D1よりも大きい。このような場合、側面部20bを構成する側面板の一部は、取付面部20aの取付面に対して傾斜する傾斜面となってもよい。
ここで、胴体12は、中間領域18において、機器取付部20の内部に面するように、外部と内部とで貫通する貫通穴12cを有する。なお、貫通穴12cの開口形状は、図2では円形としているが、その他の形状であってもよい。貫通穴12cは、取付フランジ204側から機器取付部20内に進入してきた照明器具200の電源ケーブル208を、更に胴体12の内部に挿通可能である。
次に、連結ポール10による作用及び効果について説明する。
本実施形態に係る連結ポール10は、筒状の胴体12を有する。胴体12は、長手方向の一端に設けられる第1接続部14と、長手方向の他端に設けられる第2接続部16と、第1接続部14と第2接続部16との間に設けられる、機器を取付可能とする機器取付部20とを有する。第1接続部14は、第2接続部16の形状を有する部分に係合可能な形状を有する。第2接続部16は、第1接続部14の形状を有する部分に係合可能な形状を有する。
例えば、同一形状の連結ポール10が2つあるものとする。一方の連結ポール10の第2接続部16には、他方の連結ポール10の第1接続部14を係合させ、連結させることができる。反対に、一方の連結ポール10の第1接続部14には、他方の連結ポール10の第2接続部16を係合させ、連結させることができる。つまり、双方で上下限定されることなく、2つの連結ポール10を連結させることができる。更に、同一形状の連結ポール10が3つ以上ある場合でも、それらの連結位置が限定されることなく、自在に3つ以上の連結ポール10を連結させることができる。
また、連結ポール10は、機器を取付可能とする機器取付部20を有するので、連結ポール10に機器を容易に取り付けることができる。また、機器取付部20の形状に適合するものであれば、取り付ける機器の種類が限定されず、機器を容易に変更することができる。さらに、上記のとおり、連結ポール10が複数ある場合には、適宜、連結ポール10の連結位置を変更可能であるため、結果として、その機器によって機器が設置される高さを容易に変更することができる。
つまり、ポールの一部としてこのような連結ポール10を用いることで、ポールにおける連結ポール10の設置位置を容易に変更するのに有利となる。
また、連結ポール10では、第2接続部16の外周は、胴体12の外周と同一形状であり、第1接続部14の外周は、第2接続部16の内周よりも小さいものとしてもよい。
このような連結ポール10によれば、例えば、同一形状の連結ポール10が2つあるものとすると、一方の連結ポール10の第1接続部14と他方の連結ポール10の第2接続部16との係合は、一方に他方が差し込まれることで係合するものとなる。したがって、第1接続部14及び第2接続部16の形状が簡略化され、例えば、製作コストを抑える点で有利となる。また、作業者にとって、一方の連結ポール10と他方の連結ポール10との連結作業が容易となる。
また、このような連結ポール10によれば、同一形状の連結ポール10を複数連結しても、連結されるもの同士の外周が揃うことになる。したがって、複数の連結ポール10が連結されたものは、直線状に延伸する1つのポールに近い形状になるので、外観上、複雑化しない。
また、連結ポール10では、胴体12は、円筒状であるものとしてもよい。ここで、第1接続部14は、第2接続部16の形状を有する部分に係合したときに、第2接続部16に形成されている複数の穴と互いに合致する複数の第1位置決め穴14dを有するものとしてもよい。第2接続部16は、第1接続部14の形状を有する部分に係合したときに、第1接続部14に形成されている複数の穴と互いに合致する複数の第2位置決め穴16dを有するものとしてもよい。このとき、複数の第1位置決め穴14d、及び、複数の第2位置決め穴16dは、それぞれ、胴体12の周方向に沿って等間隔に配置されているものとしてもよい。
例えば、同一形状の連結ポール10が2つあり、これらの連結ポール10が互いに連結されているものとする。このとき、胴体12が円筒状である場合、胴体12の長手方向を回転軸として、基準となる一方の連結ポール10に対して、他方の連結ポール10が回転可能となる。すなわち、適宜、一方の連結ポール10に対して他方の連結ポール10を回転させることで、それぞれの連結ポール10に設置されている機器取付部20が向かう方向を所望の方向に変更することができる。
更に、第1接続部14は、複数の第1位置決め穴14dを有する。同様に、第2接続部16は、複数の第2位置決め穴16dを有する。複数の第1位置決め穴14dと複数の第2位置決め穴16dとは、一方の連結ポール10と他方の連結ポール10とが連結されているときに、互いに合致する位置にある。具体的には、複数の第1位置決め穴14d、及び、複数の第2位置決め穴16dは、それぞれ、胴体12の周方向に沿って等間隔に配置されている。図1等に示す例では、第1位置決め穴14d及び第2位置決め穴16dが、それぞれ、胴体12の周方向に沿って45°間隔で8つ存在する。一方、図2に示すように、8つの第1位置決め穴14dは、第1平面14cから長さL4の位置にある。また、8つの第2位置決め穴16dは、胴体12の下端面12bから長さL4の位置にある。つまり、一方の連結ポール10と他方の連結ポール10とが連結されているときに、一方の連結ポール10に対して他方の連結ポール10を回転させると、45°間隔で、第1位置決め穴14dと第2位置決め穴16d同士が連続して貫通する。この貫通した状態は、すなわち、位置決めボルト24(図4(b)参照)を用いて、当該位置で、一方の連結ポール10と他方の連結ポール10とを締結固定可能な状態である。
したがって、このような連結ポール10によれば、基準となる連結ポール10又は支柱110に対して、連結される側の連結ポール10の回転方向の位置を、45°間隔で調整することができる。また、第1位置決め穴14dと第2位置決め穴16dとを位置決めボルト24で締結することで、例えば、風雨や振動等を受けても、連結ポール10が意図せず回転してしまうことを抑止させることができる。
なお、複数の第1位置決め穴14d及び複数の第2位置決め穴16dの胴体12の周方向に沿った間隔は、45°に限られず、例えば90°間隔や120°間隔など、適宜設定可能である。
また、連結ポール10では、機器取付部20は、機器が有する取付穴の位置に対応して形成されている機器取付穴20cと、胴体12の外部と内部とで貫通する貫通穴12cとを有するものとしてもよい。
このような連結ポール10によれば、機器を機器取付部20に容易に取り付けられる。また、機器が電源ケーブルや信号ケーブル等を有する場合、機器を機器取付部20に取り付けた状態で、電源ケーブル等を貫通穴12cを介して胴体12内に取り込むことが可能である。したがって、防水や防塵、又は、外観上、配線を複雑化させないなどの観点から有利となる。
なお、上記説明では、筒状の胴体12が円筒状であるものとしたが、矩形筒状であってもよい。ただし、この場合、同一形状の連結ポール10が互いに連結されているとき、胴体12の長手方向を回転軸として、基準となる一方の連結ポール10に対して、他方の連結ポール10が回転することはない。そのため、回転方向の位置決め又は回転止めとしての第1位置決め穴14d及び第2位置決め穴16dは不要となる。しかし、一方の連結ポール10又は支柱110から、他方の連結ポール10が抜けることを抑止するため、別途固定用の穴を設け、ボルトにより締結固定することが望ましい。一方、例えば、胴体12の断面が略正方形となる矩形筒状である場合には、基準となる一方の連結ポール10又は支柱110に対して、90°間隔で他方の連結ポール10の回転方向に位置を調整することができる。
また、上記説明では、1つの連結ポール10に対して1つの機器取付部20が設置されるものとしたが、例えば、胴体12の周方向、又は、胴体12の長手方向に複数の機器取付部20が設置されるものとしてもよい。
また、上記説明では、機器取付部20に取り付けられる機器の一例として、照明器具200を例示したが、本実施形態に係る連結ポールが取付対象とする機器は、これに限られない。
図3は、照明器具200を取付対象とした連結ポール10に代えて、照明器具200以外の機器を取付対象とした他の連結ポールを例示する図である。なお、図3の各図において、連結ポール10と同様の構成や部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
図3(a)は、防犯カメラ300を取付対象の機器とした連結ポール30を示す図である。この場合、連結ポール30の構成は、機器取付部20を含め、上記の連結ポール10と同様である。防犯カメラ300は、取付フランジ304を有する。そして、取付フランジ304が、上記説明した構成と同様に機器取付部20に締結されることにより、防犯カメラ300が連結ポール30に取り付けられる。なお、不図示であるが、防犯カメラ300から延びる信号ケーブルや電源ケーブル等は、連結ポール10における第1貫通穴20d及び貫通穴12cを通過して、胴体12の内部に導入される。
図3(b)は、スピーカー400を取付対象の機器とした連結ポール40を示す図である。スピーカー400も、他の機器と同様の取付フランジ404を有する。ただし、この取付フランジ404の形状が、他の機器が有するものよりも小型である場合や、取付金具等のより簡略化された部材である場合もあり得る。このような場合には、図3(b)に示すように、機器取付部を、上記例示した取り付け台のような構成を採用せずに、不図示であるが、単に胴体12の壁部に直接形成される複数の機器取付穴、及び、信号ケーブル等を導入する貫通孔のみの構成としてもよい。つまり、図3(b)に示す例では、取付フランジ404は、ボルト等により、直接的に胴体12に締結されている。
図3(c)は、自動点滅器500を取付対象の機器とした連結ポール50を示す図である。自動点滅器500は、例えば、緊急事態を周囲に知らせる警告灯である。自動点滅器500は、比較的、小型又は軽量であるものが多い。そのため、このような場合には、図3(c)に示すように、機器取付部を、不図示であるが、単に胴体12の壁部に直接形成される複数の機器取付穴、及び、信号ケーブル等を導入する貫通孔のみの構成としてもよい。つまり、図3(c)に示す例では、自動点滅器500が一体的に備える取付部504が、ボルト等により、直接的に胴体12に締結されている。
(ポール)
次に、一実施形態に係るポールについて説明する。図4は、本実施形態に係るポール100を示す図である。図4(a)は、ポール100の全体図である。図4(b)は、一方の連結ポール10の第2接続部16と、他方の連結ポール10の第1接続部14との接続部分を拡大した図である。ポール100は、一例として、最上部にスピーカー400を備え、グラウンドや公園などに設置される。特に、ポール100は、中間位置に、上記実施形態に係る連結ポール10を複数連結している。
次に、一実施形態に係るポールについて説明する。図4は、本実施形態に係るポール100を示す図である。図4(a)は、ポール100の全体図である。図4(b)は、一方の連結ポール10の第2接続部16と、他方の連結ポール10の第1接続部14との接続部分を拡大した図である。ポール100は、一例として、最上部にスピーカー400を備え、グラウンドや公園などに設置される。特に、ポール100は、中間位置に、上記実施形態に係る連結ポール10を複数連結している。
ポール100は、地面G側から、支柱110と、例えば3つの連結ポール10と、上部ユニット140とを備える。
支柱110は、鉛直方向を長手方向とする、金属製の筒状体である。具体的には、支柱110は、連結ポール10を構成する胴体12の形状に合わせた円筒状である。つまり、支柱110の外径は、連結ポール10の外径D1と同一としてもよい。
支柱110は、長手方向の一端である下端部に固定部120を有する。固定部120は、例えば、ベースプレート122と、4つの補強板124とを含む。ベースプレート122は、金属製の板体である。ベースプレート122の平面上には、支柱110の本体部分が溶接等により接合されている。また、ベースプレート122は、不図示であるが、固定用のボルトが貫通する複数の固定用貫通穴と、支柱110の内部に配設されている各種ケーブルが外部に導出される配線用貫通穴とを有する。4つの補強板124は、支柱110とベースプレート122との接合面に対して支柱110の本体部分が傾きにくくなるように、ベースプレート122及び支柱110の本体部分の双方に溶接等により接合される金属製の板体である。
ここで、ポール100が設置される地面G側には、予めコンクリート製の基礎体Cが埋設されている。ベースプレート122が基礎体Cの上面に不図示のボルトにより締結されることで、固定部120が地面G側に固定される。固定部120が基礎体Cに固定された後に周囲を土等で埋め固めることで、支柱110が地面Gに設置される。図4では、ベースプレート122から地面Gまでの高さがH2で表されている。
一方、支柱110は、長手方向の他端である上端部に第3接続部を有する。第3接続部は、連結ポール10の第1接続部14又は第2接続部16に係合可能な形状を有する。例えば、図4の例示のように、連結ポール10の設置時の姿勢として、上方に第1接続部14が向き、下方に第2接続部16が向く場合には、支柱110と接続されるのは、第2接続部16である。したがって、このような場合には、第3接続部の形状は、連結ポール10の第1接続部14の形状と同一とする。なお、図4では、第3接続部は、下段部の連結ポール10の第2接続部16の内側に隠れるため、不図示としている。反対に、連結ポール10の設置時の姿勢として、上方に第2接続部16が向き、下方に第1接続部14が向く場合には、支柱110と接続されるのは、第1接続部14である。したがって、このような場合には、第3接続部の形状は、連結ポール10の第2接続部16の形状と同一とする。図4では、地面Gから第3接続部までの高さがH3で表されている。
また、支柱110は、内部に、スイッチユニット132と、給電部134とを備える。スイッチユニット132は、それぞれの連結ポール10に取り付けられている照明器具200のオン・オフの切り替えを行う。スイッチユニット132は、ポール100の外部に設置されている不図示の電源に入力ケーブル133を介して電気的に接続されている。一方、スイッチユニット132は、給電部134に出力ケーブル135を介して電気的に接続されている。支柱110は、スイッチユニット132の正面に位置する壁部に、取り外し可能な蓋部130を備える。作業者は、作業時には、蓋部130を取り外すことでスイッチユニット132を直接操作することが可能である。また、給電部134は、支柱110に直接的に及び間接的に連結されているそれぞれの連結ポール10に取り付けられている照明器具200に電力を供給する。つまり、給電部134は、それぞれの照明器具200に備わるそれぞれの電源ケーブル208を接続している。
支柱110の第3接続部の上方には、一例として3つの連結ポール10が連結される。下段部の連結ポール10の下方の第2接続部16は、第1接続部14の形状を有する支柱110の第3接続部に接続されている。下段部の連結ポール10の上方の第1接続部14は、中段部の連結ポール10の下方の第2接続部16と接続されている。中段部の連結ポール10の上方の第1接続部14は、上段部の連結ポール10の下方の第2接続部16と接続されている。
ここで、本実施形態では、一例として、3つの連結ポール10に取り付けられている照明器具200がすべて同一方向であるX方向を向いている。このとき、図4(b)に示すように、第2接続部16に形成されている第2位置決め穴16dと、第1接続部14又は第3接続部に形成されている第1位置決め穴14dとが重なった場所の少なくとも1つに、位置決めボルト24が締結される。これにより、それぞれの連結ポール10が備える機器取付部20の回転変位が抑制されるので、これらの照明器具200の向く方向を所望の方向に維持させることができる。
上段部の連結ポール10の上方には、機器の一例としてスピーカー400を設置する上部ユニット140が連結される。上部ユニット140は、胴体142を備える。胴体142は、鉛直方向を長手方向とする、金属製の筒状体である。具体的には、胴体142は、連結ポール10を構成する胴体12の形状に合わせた円筒状である。つまり、胴体142の外径は、連結ポール10の外径D1と同一としてもよい。また、図4では、胴体142の長さがL6で表されている。
胴体142は、長手方向の一端である下端部に第4接続部146を有する。第4接続部146は、連結ポール10の第1接続部14又は第2接続部16に係合可能な形状を有する。例えば、図4の例示のように、連結ポール10の設置時の姿勢として、上方に第1接続部14が向き、下方に第2接続部16が向く場合には、胴体142と接続されるのは、第1接続部14である。したがって、このような場合には、第4接続部146の形状は、連結ポール10の第2接続部16の形状と同一とする。反対に、連結ポール10の設置時の姿勢として、上方に第2接続部16が向き、下方に第1接続部14が向く場合には、胴体142と接続されるのは、第2接続部16である。したがって、このような場合には、第4接続部146の形状は、連結ポール10の第1接続部14の形状と同一とする。
一方、胴体142は、長手方向の他端である上端部にフランジ部144を有する。フランジ部144は、スピーカー400の取付フランジ404を取り付ける。フランジ部144は、不図示であるが、スピーカー400の信号ケーブルを挿通させる貫通穴を有してもよい。そして、スピーカー400からの信号ケーブルは、当該貫通穴を介して胴体142に導入され、3つの連結ポール10及び支柱110の内部を通過させて外部へ配設させてもよい。
ここで、本実施形態では、一例として、上部ユニット140に取り付けられているスピーカー400が、照明器具200が向かう方向と同一であるX方向を向いている。このスピーカー400の向く方向を所望の方向に維持させるために、胴体142にも、第2接続部16に形成されている第2位置決め穴16dと同様に、複数の第3位置決め穴142aを形成しておくことが望ましい。そして、第4接続部146に形成されている第3位置決め穴142aと、下方の連結ポール10の第1接続部14に形成されている第1位置決め穴14dとが重なった場所の少なくとも1つに位置決めボルト24を締結させればよい。
このような構成によれば、ポール100の地面Gからの高さH1は、支柱110の高さH3と、1つの連結ポール10の露出部分の高さL5の3つ分と、上部ユニット140の胴体142の長さL6とを加えた長さとなる。
次に、ポール100による作用及び効果について説明する。
本実施形態に係るポール100は、筒状の支柱110と、上記の実施形態に係る連結ポール10とを備える。支柱110は、長手方向の一端に設けられる固定部120と、長手方向の他端に設けられる第3接続部とを有する。第3接続部は、連結ポール10の第1接続部14又は第2接続部16に係合可能な形状を有する。
このようなポール100によれば、上記説明した連結ポール10を備えるので、ポール100における連結ポール10の設置位置を容易に変更することができる。
図5は、ポール100における連結ポール10の連結例を示す図である。例えば、図4に示す例では、ポール100が3つの連結ポール10を備える場合を示したが、図5に示すように中段部の連結ポール10を1つ除去すれば、ポール100全体の高さH1を、連結ポール10の1つ分、低く調整することができる。反対に、不図示であるが、3つの連結ポール10に更にもう1つ以上の連結ポール10を連結させることで、ポール100全体の高さH1を高く調整することができる。
一方、例えば、図4に示す例では、3つの連結ポール10のすべてがX方向に向くようにポール100に設置されているが、図5に示すように、下段部の連結ポール10の向く方向だけ、180°回転させることも可能である。更に、不図示であるが、180°回転のみならず、図4及び図5に示す例によれば45°間隔で別の位置に変更してもよい。
また、ポール100では、支柱110の外周、及び、第2接続部16の外周が、それぞれ、連結ポール10の胴体12の外周と同一形状であるものとしてもよい。ここで、第3接続部が第2接続部16に係合可能な形状を有する場合、第3接続部の外周は、第2接続部16の内周よりも小さいものとしてもよい。一方、第3接続部が第1接続部14に係合可能な形状を有する場合、第3接続部の外周は、支柱110の外周と同一形状であるものとしてもよい。
このようなポール100によれば、同一形状の連結ポール10を複数連結しても、連結されるもの同士の外周が揃うことになるので、直線状に延伸する1つのポールに近い形状になり、外観上、複雑化しない。
また、ポール100では、支柱110は、内部に給電部134を備えるものとしてもよい。ここで、給電部134は、連結ポール10に取り付けられている機器から連結ポール10の内部に配線された電源ケーブルを接続可能であるものとしてもよい。
このようなポール100によれば、ポール100に設置する連結ポール10の数が増減しても、配線作業が容易となる。例えば、連結ポール10の設置数が増え、それに伴い照明器具200等の機器の設置数も増えた場合、作業者は、増えた分の電源ケーブル208を単に支柱110に予め設置されている給電部134に接続すればよい。反対に、連結ポール10の設置数が減り、それに伴い照明器具200等の機器の設置数も減った場合、作業者は、減った分の電源ケーブル208を単に給電部134から取り外すだけでよい。つまり、作業者は、支柱110の内部全体として、配線を複雑に組み替える必要がない。
なお、上記説明では、上部ユニット140が機器の一例としてスピーカー400を設置するものとしたが、機器はこれに限定されず、照明器具200等であってもよい。また、上部ユニット140は、必ずしも機器の設置を必要とするものではなく、機器を設置しない、いわゆるブランクフランジであってもよい。
以上、好ましい実施形態について説明したが、本実施形態は、これ限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
10 連結ポール
12 胴体
14 第1接続部
14d 第1位置決め穴
16 第2接続部
16d 第2位置決め穴
20 機器取付部
20c 機器取付穴
20d 第1貫通穴
100 ポール
110 支柱
120 固定部
134 給電部
200 照明器具
208 電源ケーブル
12 胴体
14 第1接続部
14d 第1位置決め穴
16 第2接続部
16d 第2位置決め穴
20 機器取付部
20c 機器取付穴
20d 第1貫通穴
100 ポール
110 支柱
120 固定部
134 給電部
200 照明器具
208 電源ケーブル
Claims (8)
- 筒状の胴体を備え、
前記胴体は、
長手方向の一端に設けられる第1接続部と、
長手方向の他端に設けられる第2接続部と、
前記第1接続部と前記第2接続部との間に設けられる、機器を取付可能とする機器取付部と、を有し、
前記第1接続部は、前記第2接続部の形状を有する部分に係合可能な形状を有し、
前記第2接続部は、前記第1接続部の形状を有する部分に係合可能な形状を有する、
連結ポール。 - 前記第2接続部の外周は、前記胴体の外周と同一形状であり、
前記第1接続部の外周は、前記第2接続部の内周よりも小さい、
請求項1に記載の連結ポール。 - 前記胴体は、円筒状であり、
前記第1接続部は、前記第2接続部の形状を有する部分に係合したときに、前記第2接続部に形成されている複数の穴と互いに合致する複数の第1位置決め穴を有し、
前記第2接続部は、前記第1接続部の形状を有する部分に係合したときに、前記第1接続部に形成されている複数の穴と互いに合致する複数の第2位置決め穴を有し、
前記複数の第1位置決め穴、及び、前記複数の第2位置決め穴は、それぞれ、前記胴体の周方向に沿って等間隔に配置されている、
請求項1又は2に記載の連結ポール。 - 前記機器取付部は、
前記機器が有する取付穴の位置に対応して形成されている機器取付穴と、
前記胴体の外部と内部とで貫通する貫通穴と、を有する、
請求項1乃至3のいずれか1項に記載の連結ポール。 - 前記機器は、照明器具である、請求項4に記載の連結ポール。
- 筒状の支柱と、
請求項1乃至5のいずれか1項に記載の連結ポールと、を備え、
前記支柱は、
長手方向の一端に設けられる固定部と、
長手方向の他端に設けられる第3接続部と、を有し、
前記第3接続部は、前記連結ポールの前記第1接続部又は前記第2接続部に係合可能な形状を有する、
ポール。 - 前記支柱の外周、及び、前記第2接続部の外周が、それぞれ、前記連結ポールの前記胴体の外周と同一形状であり、
前記第3接続部が前記第2接続部に係合可能な形状を有する場合、前記第3接続部の外周は、前記第2接続部の内周よりも小さく、
前記第3接続部が前記第1接続部に係合可能な形状を有する場合、前記第3接続部の外周は、前記支柱の外周と同一形状である、
請求項6に記載のポール。 - 前記支柱は、内部に給電部を有し、
前記給電部は、前記連結ポールに取り付けられている前記機器から前記連結ポールの内部に配線された電源ケーブルを接続可能である、
請求項6又は7に記載のポール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018079811A JP2019190002A (ja) | 2018-04-18 | 2018-04-18 | 連結ポール及びポール |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2018079811A JP2019190002A (ja) | 2018-04-18 | 2018-04-18 | 連結ポール及びポール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2019190002A true JP2019190002A (ja) | 2019-10-31 |
Family
ID=68389340
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018079811A Pending JP2019190002A (ja) | 2018-04-18 | 2018-04-18 | 連結ポール及びポール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2019190002A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023152963A1 (ja) * | 2022-02-14 | 2023-08-17 | 日本電気株式会社 | ポール及びポールユニット |
-
2018
- 2018-04-18 JP JP2018079811A patent/JP2019190002A/ja active Pending
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WO2023152963A1 (ja) * | 2022-02-14 | 2023-08-17 | 日本電気株式会社 | ポール及びポールユニット |
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