JP2019189263A - 詰替え用包装袋 - Google Patents

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【課題】包装袋を切り裂いて開口させるときに開口片が切り離されず、詰替え作業後に廃棄するときに包装袋と開口片が一体で処分が容易に行える詰替え用包装袋を提供する。【解決手段】包装袋1の上部の一方の角部に、斜め外側上方に向く注出口部6がその先端部12aおよび両側の側部をシールした注出口シール部12により形成され、注出口シール部の両側の側部のうち、上側の側部には所定幅のシール部12bを残して切欠き部5が設けられ、下側の側部12cには所定幅のシール部12dが形成されるように注出口部および収納部14に沿って切込み線18が設けられ、切込み線はその上端18aおよび下端18bが共に包装袋の端縁に達しておらず、注出口部の先端側を開封する位置に、少なくとも1本の弱め線17が、上側の側部の端縁から下側の側部に亘って設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、液体洗剤、柔軟剤、シャンプー、リンスなどのトイレタリー用品や、食用油、インスタントコーヒーなどの食品等の詰替え用包装袋に関し、更に詳しくは、包装袋の上部にヒートシールにより形成された注出口部を開封して、専用の容器などに移し替えて使用する詰替え用包装袋に関する。
液体洗剤や柔軟仕上げ剤などのトイレタリー用品や、食用油、インスタントコーヒーなどの食品は、それぞれ使いやすいような形状の専用容器に収納されている。専用容器は、構造もしっかりしており、従って高価であることから、内容物が無くなった段階で、繰り返し使用することができるように、簡易で軽量な包装袋に内容物のみを収納して内容物を詰替えられる様にした詰替え包装袋入りの製品が別途販売されている。
この様な製品に使用される包装袋として、例えば特許文献1には、図6に示すような、ヒートシールパターンにより注出口部105を形成した詰替え用パウチ100が開示され、パウチ上方のコーナー部に形成された注出口部105の先端を、注出口部105の上側の側部に設けられたノッチ103から下側の側部104に亘って設けられたハーフカット線101に沿ってパウチの一部を切り取ることで開封する様にした詰替えパウチが開示されている。ハーフカット線101により切り取ることで、図6に右側の図のようにコーナー部が開口片102として切り取られ、開口106が形成されるものと想定される。
また特許文献2には、上部に折り曲げ部を有し、下から上方に向かって開封する詰替え容器が開示され、断続的な開封用切目線により画された開封つまみが形成され、開封用切目線に連結するハーフカット線が注出ノズルとなる部位に形成され、開封つまみを下から上に引き上げるようにして切目線およびハーフカット線に沿ってパウチを切り取って開封する詰替え容器が開示されている。
上記各文献の例のように、従来の詰替え容器においては、注出口を形成する部位で容器を構成する積層シートの一部を開口片として切り離して注出口を開口させるのが一般的であった。しかしながら、切り離された開口片には内容物が付着していることから置いた場所が汚れたり、シャンプーなどの詰替えを浴室内で行うときに開封片が湯と共に流されて排水口を塞いでしまったりする虞があり問題であった。また予め開封してから浴室に持ち込もうとすると、保形性の低い包装袋から内容物が零れてしまうことがあり、不都合であった。
特開2006−273339号公報 特許第6291893号公報
そこで本発明は、積層シートを貼り合せて形成した詰替え用包装袋において、包装袋を切り裂いて開口させるときに開口片が切り離されず、周囲を汚したり、開口片が紛れて放置されたり、湯などと一緒に流されて排水口をふさいだりする虞がなく、詰替え作業後に廃棄するときに包装袋と開口片が一体で処分が容易に行える詰替え用包装袋を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明の請求項1に係る発明は、
2枚の積層シート、または1枚の積層シートを折り曲げたもの、を対向させ、上部、底部、および左右のサイド部の端縁部でシールして内部に収納部を形成した包装袋であって、前記包装袋の上部の一方の角部に、斜め外側上方に向く注出口部がその先端部および両側の側部をシールした注出口シール部により形成され、
前記注出口シール部の両側の側部のうち、上側の側部には所定幅のシール部を残して切欠き部が設けられ、下側の側部には所定幅のシール部が形成されるように前記注出口部および前記収納部に沿って切込み線が設けられ、
前記切込み線はその上端および下端が共に前記包装袋の端縁に達しておらず、
前記注出口部の先端側を開封する位置に、少なくとも1本の弱め線が、前記上側の側部の端縁から前記下側の側部に亘って設けられていることを特徴とする詰替え用包装袋である。
また、本発明の請求項2に係る発明は、
前記切込み線の下端に隣接する前記サイド部の端縁と前記切込み線の間の、前記切込み線の下端よりも下方とならない位置に、折り曲げ線が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の詰替え用包装袋である。
また、本発明の請求項3に係る発明は、
前記弱め線が前記注出口シール部の上側の側部の端縁に達する位置にノッチが設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の詰替え用包装袋である。
また、本発明の請求項4に係る発明は、
前記切込み線は、切断部と非切断部からなることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の詰替え用包装袋である。
また、本発明の請求項5に係る発明は、
前記切込み線の下端が、包装袋の上部側にカールしていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の詰替え用包装袋である。
また、本発明の請求項6に係る発明は、
前記弱め線が、前記切込み線に達するか、または前記切込み線と交差していることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の詰替え用包装袋である。
また、本発明の請求項7に係る発明は、
前記弱め線が、ハーフカット線からなることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の詰替え用包装袋である。
また、本発明の請求項8に係る発明は、
前記注出口部が設けられた角部以外の上部に、内容物充填用開口部を有することを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の詰替え用包装袋である。
また、本発明の請求項9に係る発明は、
前記包装袋が、底部に底テープを挟みこんで端縁をシールしたスタンディングパウチであることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の詰替え用包装袋である。
また、本発明の請求項10に係る発明は、
請求項1から9のいずれかに記載の詰替え用包装袋の前記収納部に内容物を収納してなる
ことを特徴とする包装体である。
本発明の請求項1に記載の発明によれば、包装袋の一方の角部に内容物を注出するための注出口部が形成され、この注出口部を、注出口部の上側の側部から弱め線を切り裂くことで容易に開封することができる。切り裂きを下側の側部に到達させて切込み線に連絡させると、切り裂きと切込み線によって包装袋の一部である開口片が形成されるが、切込み線の端部が包装袋の端縁に達していないため、開口片が包装袋から切り離されない態様として、包装袋の開封が行え、詰替えの際は開口片を包装袋本体に沿わせるなどして内容物の注出が行える。詰替え後は、包装袋は一体であるため、開口片が紛れることなく容易に、かつ確実に廃棄が行える。
また請求項2に記載の発明によれば、注出口部を開口させたときに形成される開口片を折り曲げ線で容易に折り曲げることができ、開口片を容器本体に沿わせて保持できるため、詰替え作業の際に開口片が邪魔にならず、効率的に詰替え作業が行える。またその位置を切込み線の下端よりも下方とならない位置とすることで、切込み線の下端から意図せずに切り裂きが進んでしまう虞が少ない。
また請求項3に記載の発明によれば、ノッチにより弱め線の位置が容易に分かり、また切り裂きを始めるきっかけとすることができて開封を進め易い。
また請求項4に記載の発明によれば、切込み線が切断部と非切断部からなり、すなわち破線状となっているため、切込み線の部分に指などが引っ掛かるなどして誤って切り裂いてしまう虞がない。
また請求項5に記載の発明によれば、例えば注出口部を勢い良く切り裂いたときなどに開口片が下方に引っ張られても、切込み線の下端が上部側にカールしているため、下端からさらに包装袋の端縁まで切り裂きが進んでしまって開口片が分離してしまう虞がない。
また請求項6に記載の発明によれば、注出口部を弱め線に沿って切り裂いたとき、切込み線に確実に連絡し、開口片が確実に形成できる。
また請求項7に記載の発明によれば、公知のレーザ加工、傷加工などにより容易に弱め線を設けることができる。
また請求項8に記載の発明によれば、内容物充填用の開口部から内容物を充填し、充填後に開口部をシールすることで密封することができ、別に充填用の部材などを取り付ける必要がない。
また請求項9に記載の発明によれば、包装袋に自立性を持たせることができ、保管しやすく、また開封後にも底部を下にして立たせることができ、開封された注出口から内容物が零れることがない。
また請求項10に記載の発明によれば、内容物の詰替え作業が容易で、詰替え作業後の廃棄が適切に行える包装体が得られる。
本発明の詰替え用包装袋の一実施形態の平面図である。 本発明の詰替え用包装袋の一実施形態の注出口部を開封する態様の拡大図である。 本発明の詰替え用包装袋の一実施形態を開封して内容物を注出する様子の模式図である。 本発明の詰替え用包装袋の第二の実施形態の注出口部を開封する態様の拡大図である。 本発明の詰替え用包装袋の第三の実施形態の注出口部を開封する態様の拡大図である。 従来の包装袋の注出口部の拡大図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。なお本発明は以下に説明する実施形態に限定されるものではない。また以下において、同等の部材等には同一の符号を付して説明を省略することがある。
図1は、本発明の詰替え用包装袋の一実施形態の平面図である。また図2はその注出口部を開封する態様の拡大図である。包装袋1は、プラスチックを主体とする積層シートによりスタンディングパウチの形状に製袋されたものである。包装袋1は、少なくとも基材層とシーラント層を有する2枚の積層シート2、3を表裏のシートとしてシーラント層を対向させ、底部に逆V字に2つ折にした底テープ4を挟みこんで端縁のシール部でシールして底部11とし、上部の一方の角部の注出口シール部12、左右のサイド部13をシールし、内部に収納部14を形成したものである。上部の注出口シール部12以外の部分は開口のままとされており、内容物を充填するための充填口15となっている。充填口15は、内容物の充填後に同様にシールされ、包装袋1が密封されることにより包装体を形成する。
包装袋1の上部の一方の角部(図1では左側の角部)には、斜め外側上方に向く注出口部6が、その先端部および両側の側部を、注出口シール部12を構成する先端部のシール部12a、上側の側部の所定幅のシール部12b、下側の側部のシール部12cでシールして形成され、かつ、注出口部6の両側の側部のうち、上側の側部には、所要幅のシール部12bを残して切り欠き部5が設けられ、下側の側部のシール部12cには、所定幅のシール部12dが形成されるように注出口部6および収納部14に沿って切込み線18が設けられている。このとき、切込み線18はその上端18aおよび下端18bが共に包装袋1の端縁に達していない。
切込み線18は、包装袋1を貫通する切れ目であり、図1のような連続線状の切れ目であって良い。切込み線18はまた、破線状の、すなわち切断部と非切断部が交互に連続するような態様でもよい。破線状とすると、包装袋1の取扱い中や輸送中などに、切込み線18の部分に人の指や何らかの突起物が意図的でなく引っ掛かって切り裂きが進行し、誤って包装袋1が開封されてしまう虞を少なくできる。切込み線18は連続線状、破線状いずれであっても、例えばトムソン刃などの公知の型抜き刃加工により設けることができる。
注出口部6の先端側に、注出口部6の先端を切り裂いて包装袋1の開封を開始する位置を示唆するノッチ16が、ここではV字形に設けられている。ノッチ16の位置またはその近傍の注出口部6の上側の側部の端縁から注出口部6を横断して下側の側部のヒートシール部12cに至るまでの長さの、複数本のハーフカット線17が形成されている。複数本のハーフカット線17はノッチ16から開封を進める方向に沿って互いに略平行に設けられている。またハーフカット線17は、下側の側部で切込み線18と交差している。なおハーフカット線17は必ずしも複数本設ける必要はなく、1本であっても良い。ハーフカット線17を設ける方法は特に限定されないが、例えば公知の傷加工やレーザ加工などにより設けることができる。
切込み線18の上端18aおよび下端18bは隣接するサイド部13の端縁に達しておらず、隣接するサイド部13の端縁と切込み線18の間の、切込み線18の下端18bよりも下方とならない位置に、折り曲げ線19が形成されている。図2の右の図のようにノッチ16からハーフカット線17に沿って注出口シール部12の先端を切り裂いて注出口部6を開口させ、切り裂きが切込み線18に達すると、包装袋1の本体と折り曲げ線19の近傍で繋がった開口片7が形成される。開口片7は包装袋1から切り離されておらず、折り曲げ線19により包装袋1の下部側に折り返すことで包装袋1の外面に沿って折畳むことができる。従って開口片7が包装袋1から切り離されて分離されなくとも、開封された注出口部6から注出作業を行う際にも開口片7が邪魔になることはない。折り曲げ線19は、例えば押し型などにより折り癖を付ける、レーザ加工により軽く傷加工するなどの方法で設けることができる。
折り曲げ線19は、切込み線18の下端よりも下方とならない位置に設けることで、折り曲げ線19の包装袋1の中心側への延長上に切込み線18があることになり、折り曲げ線19に沿って歪まずに折り曲げが行える。また、注出口シール部12の先端を切り裂いて注出口部6を開口させたときに、切り裂く勢いが余って開口片7を下方に引っ張る態様となっても、折り曲げ線19は切込み線18の下端の下方にはないので、折り曲げ線19に切り裂きが進んでしまう虞が少ない。
図3は、本発明の詰替え用包装袋の一実施形態を開封して内容物を注出する様子の模式図である。注出口シール部12の先端を切り裂いて注出口部6を開口させ、包装袋1の内容物21を別の容器20に詰替えるときには、開口片7を折畳んで包装袋1の本体に沿わせることで、邪魔にならず、斜め上方に筒状に突出した形状となった注出口部6を容器20の口に差し込んで注出が行える。注出口部6の幅は、注出を行う容器20の口のサイズに応じて適宜設定されて良い。内容物の注出後、包装袋1を廃棄する際には、開口片7は包装袋1と一体であるため、開口片7だけがどこかに紛れてしまうことがなく、容易に、かつ確実に廃棄が行える。
図4は、本発明の詰替え用包装袋の第二の実施形態の注出口部を開封する態様の拡大図である。本実施形態においては、ハーフカット線17は切込み線18に達したところで止まり、交差はしていない。また切込み線18の下端18bは包装袋1の上部側にカールしている。ハーフカット線17が切込み線18に達したところで止まっていることで、ハーフカット線17で注出口部6を切り裂いた際に、勢い良く切り裂いたときでも切り裂きが切込み線18で止まり、切込み線18を越えた下側の側部のシール部12cを切り裂いてしまってサイド部13の端縁に達するなどして開口片7が包装袋1から分離してしまう虞を少なくできる。
また、切込み線18の下端18bが包装袋1の上部側にカールしているため、注出口シール部12の先端を切り裂いて注出口部6を開口させたときに、切り裂く勢いが余って開口片7を下方に引っ張る態様となっても、下方へ切り裂く勢いが遮られ、切り裂きがサイド部13の端縁まで進んでしまう虞をより少なくできる。また切込み線18の下端18bが包装袋1の上部側にカールしていても、開口片7を折り曲げ線19で下方に折り曲げるのには支障がない。
図5は、本発明の詰替え用包装袋の第三の実施形態の注出口部を開封する態様の拡大図である。本実施形態においては、切込み線18は切断部と非切断部が交互に連続した形状、ここでは破線状とされている。破線状以外にも点線状、ミシン目状などでも良く、特に限定されない。また切断部の形状は、図示したようなスリット状以外にも、小孔状でも良い。切込み線18が連続線状の切れ目であると、指や突起物などが意図的に、あるいは偶然に切れ目に入ってしまい、ハーフカット線17に切り裂きが進んで包装袋1が開封されてしまう虞があるが、破線状などとされていると、この様な意図しない開封の虞を少なくすることができる。
また、折り曲げ線19は切込み線18の下端18bよりも上部側に設けられている。このため、折り曲げ線19の包装袋内部側への延長上に切込み線18があることになり、折り曲げ線19での折り曲げが歪むことなく行える。また、また、注出口シール部12の先端を切り裂いて注出口部6を開口させたときに、切り裂く勢いが余って開口片7を下方に引っ張る態様となっても、折り曲げ線19は切込み線18の下端よりも上部側にあるので、折り曲げ線19に切り裂きが進んでしまう虞がより少ない。
上記各実施形態において示した弱め線と切込み線の異なった形状のものは、それぞれ組合せを変えて設けても同様の効果を生じることは言うまでもない。
なお、本発明の詰替え用包装袋は、上記の実施形態の様なスタンディングパウチ形状に限られず、三方シール袋、四方シール袋、ピローシール袋など公知のいずれかの形状の包装袋とすることもできる。
本発明の詰替え用包装袋に使用する積層シートには、包装袋に充填される内容物や、内容物充填後の加熱の有無などの使用条件、あるいは、水蒸気その他のガスバリヤー性、遮光性、耐突刺し性などの各種の機械的強度など必要とされる性能に応じて、基材層とシーラント層との間などにガスバリヤー層、遮光層、強度向上層、印刷層などを積層した構成の積層シートを使用することができる。また上記基材層やガスバリヤー層、遮光層、強度向上層、印刷層、シーラント層などは、それぞれ単独の層で形成して良いが、複数の層を積層して形成しても良い。
以上説明したように、本発明の詰替え用包装袋によれば、包装袋を切り裂いて開口させるときに開口片が切り離されず、周囲を汚したり、開口片が紛れて放置されたり、湯などと一緒に流されて排水口をふさいだりする虞がなく、詰替え作業後に廃棄するときに包装袋と開口片が一体で処分が容易に確実に行える詰替え用包装袋を提供することができる。
1・・・包装袋
2、3・・・積層シート
4・・・底テープ
5・・・切り欠き部
6・・・注出口部
7・・・開口片
11・・・底部
12・・・注出口シール部
12a・・・先端部のシール部
12b・・・上側の側部の所定幅のシール部
12c・・・下側の側部のシール部
13・・・サイド部
14・・・収納部
15・・・充填口
16・・・ノッチ
17・・・ハーフカット線
18・・・切込み線
18a・・・上端
18b・・・下端
19・・・折り曲げ線

Claims (10)

  1. 少なくとも基材層とシーラント層を有する、2枚の積層シート、または1枚の積層シートを折り曲げたもの、の前記シーラント層を対向させ、上部、底部、および左右のサイド部の端縁部でシールして内部に収納部を形成した包装袋であって、
    前記包装袋の上部の一方の角部に、斜め外側上方に向く注出口部がその先端部および両側の側部をシールした注出口シール部により形成され、
    前記注出口シール部の両側の側部のうち、上側の側部には所定幅のシール部を残して切欠き部が設けられ、下側の側部には所定幅のシール部が形成されるように前記注出口部および前記収納部に沿って切込み線が設けられ、
    前記切込み線はその上端および下端が共に前記包装袋の端縁に達しておらず、
    前記注出口部の先端側を開封する位置に、少なくとも1本の弱め線が、前記上側の側部の端縁から前記下側の側部に亘って設けられていることを特徴とする詰替え用包装袋。
  2. 前記切込み線の下端に隣接する前記サイド部の端縁と前記切込み線の間の、前記切込み線の下端よりも下方とならない位置に、折り曲げ線が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の詰替え用包装袋。
  3. 前記弱め線が前記注出口シール部の上側の側部の端縁に達する位置にノッチが設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の詰替え用包装袋。
  4. 前記切込み線は、切断部と非切断部からなることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の詰替え用包装袋。
  5. 前記切込み線の下端が、包装袋の上部側にカールしていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の詰替え用包装袋。
  6. 前記弱め線が、前記切込み線に達するか、または前記切込み線と交差していることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の詰替え用包装袋。
  7. 前記弱め線が、ハーフカット線からなることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の詰替え用包装袋。
  8. 前記注出口部が設けられた角部以外の上部に、内容物充填用開口部を有することを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の詰替え用包装袋。
  9. 前記包装袋が、底部に底テープを挟みこんで端縁をシールしたスタンディングパウチであることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の詰替え用包装袋。
  10. 請求項1から9のいずれかに記載の詰替え用包装袋の前記収納部に内容物を収納してなることを特徴とする包装体。
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