JP2019189250A - 飲料の定量供給装置 - Google Patents

飲料の定量供給装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2019189250A
JP2019189250A JP2018081179A JP2018081179A JP2019189250A JP 2019189250 A JP2019189250 A JP 2019189250A JP 2018081179 A JP2018081179 A JP 2018081179A JP 2018081179 A JP2018081179 A JP 2018081179A JP 2019189250 A JP2019189250 A JP 2019189250A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
raw material
beverage
supply
liquid
supply pump
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018081179A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7034000B2 (ja
Inventor
太 矢野
Futoshi Yano
太 矢野
将司 山根
Shoji Yamane
将司 山根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyokuto Sanki Co Ltd
Original Assignee
Kyokuto Sanki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyokuto Sanki Co Ltd filed Critical Kyokuto Sanki Co Ltd
Priority to JP2018081179A priority Critical patent/JP7034000B2/ja
Publication of JP2019189250A publication Critical patent/JP2019189250A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7034000B2 publication Critical patent/JP7034000B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Devices For Dispensing Beverages (AREA)

Abstract

【課題】例えば、味噌汁、うどん、そば、ラーメンなどの出し汁や、麺や料理を漬すつけ汁やつけだれを、自動的に、かつ均一な濃度で容器内に常に一定量供給することができる飲料の定量供給装置を提供する。【解決手段】原料切れ検出装置40によって、原料飲料液の原料切れを検知した際に、原料供給ポンプ28をいったん停止し、原料飲料容器14内に新しい原料飲料液を補充するか、または、新しい原料飲料容器14と交換したことを検出した後、原料供給ポンプ28の作動を再び開始して、原料供給ポンプ28の停止後の最初の送り出し量Xが、一回分の供給量Cになるように設定されている。【選択図】図5

Description

本発明は、飲料、例えば、味噌汁、うどん、そば、ラーメンなどの出し汁や、麺や料理を漬すつけ汁やつけだれを、自動的に、かつ均一な濃度で容器内に一定量供給することができる飲料の定量供給装置(いわゆる「ディスペンサー装置」)に関するものである。
従来より、このような飲料の定量供給装置として、種々の形態の飲料の定量供給装置が提案されている。
例えば、出し汁の定量供給装置では、特許文献1(特許第5435425号公報)に開示されるような出し汁の定量供給装置が提案されている。図10は、特許文献1の出し汁の定量供給装置の概略側面図である。
この特許文献1の飲料の定量供給装置100は、図10に示したように、定量供給装置本体102を備えており、定量供給装置本体102の内部に、例えば、紙パックや樹脂の容器からなる濃縮出し容器104が、取り外し可能でかつ交換可能に配置されている。
なお、濃縮出し容器104は、濃縮出しがなくなると、配管チューブ114を外して容易に交換できるように構成されている。
また、濃縮出し容器104は、例えば、業務用に市販されたキャップ付の容器、紙パック、透明なボトルなどの容器をそのまま使用して、キャップ部分に配管チューブ114を通して、配管チューブ114が取り付けられるように構成しても良いように構成されている。
さらに、定量供給装置本体102の内部に、湯タンク106が備えられ、配管チューブ112を介して、出し汁混合部110にお湯が供給されるようになっている。
そして、例えば、別途図示しない制御装置の操作ボタン、操作ハンドルを操作することによって、濃縮出し容器104から濃縮出しが、原料供給ポンプ108によって、配管チューブ114を介して、出し汁混合部110に定量供給されるようになっている。
そして、出し汁混合部110において、湯タンク106から供給されるお湯と、濃縮出し容器104から定量供給された濃縮出しとが混合され、載置台116に載置された、例えば、味噌汁の椀、ラーメンどんぶりなどの容器120内に、混合された出し汁が供給されるようになっている。
なお、湯タンク106は、従来から知られている構成のために詳細を図示はしないが、空だき防止のための下限フロート、湯タンクが満水であることを検知する上限フロート、所定温度に加熱するためのヒーター、温度測定のための温度センサーを備えている。
さらに、水道からの水の供給配管を取付けすることができ、この供給配管には、電磁弁が設けられて、上限フロートが動作した際に、電磁弁を閉じて水の供給を停止するように構成されている。
なお、図示しないが、出し汁混合部110の内部には、例えば、鰹節や昆布などの天然素材からなる交換可能な出し汁パックが配置され、ハンドル操作で出し汁パックをお湯で絞り出して、香りなどの風味を、混合された出し汁に付与するように構成されている。
このように混合された出し汁が、飲料の定量供給装置100の下方に配置された載置台116上に載置された、例えば、味噌汁椀、うどん、そば、ラーメン用のどんぶりなどからなる容器120内に、予め設定された一定量分、供給されるようになっている。
特許第5435425号公報 特許第4020687号公報 特許第5985955号公報
ところで、このような飲料の定量供給装置では、原料容器である濃縮出し容器104内の濃縮出しの残存量について、現在では、例えば、濃縮出し容器104が、透明なボトル、または、透明なパックの場合は、目視により濃縮出し容器104内の原料液である濃縮出しの有無を確認している。
しかしながら、この場合、操作者が、このような原料切れに気付かないで、制御装置の操作ボタン、操作ハンドルを無意識に操作してしまい、例えば、味噌汁椀、うどん、そば、ラーメン用のどんぶりなどからなる容器120内に、予め設定された一定量分が供給されないおそれがある。
また、原料容器である濃縮出し容器104が、例えば、定量供給装置本体102の図示しないカバーなどで覆われて残量が見えない場合は、このような原料切れに気付かないで、制御装置の操作ボタン、操作ハンドルを無意識に操作してしまい、例えば、味噌汁椀、うどん、そば、ラーメン用のどんぶりなどからなる容器120内に、予め設定された一定量分が供給されないおそれがある。
このような飲料の定量供給装置において、原料切れを対処する方法として、従来より、特許文献2(特許第4020687号公報)に開示されるように、インピーダンスを検出することによって、液切れ検知を行う方法が提案されている。
すなわち、泡立ち易さがビールの種類によって異なるので、ビールの種類によっては、樽が空になったことについての検知が遅れ、樽の切り替えのタイミングが遅くなるので、発泡飲料の温度と、インピーダンスに基づく電圧で、液切れ検知を行う方法である。
また、特許文献3(特許第5985955号公報)には、飲料供給管に、通過する飲料の液切れを検出するフォトセンサーからなる液切れ検出センサーが設けられている。
そして、液切れ検出センサーにより検出した飲料供給管の液切れを表示する、表示装置が、注出コックに着脱可能に取り付けられている構成が開示されている。
しかしながら、特許文献2の飲料の定量供給装置は、そもそも、原料飲料の対象がビールであって、発泡飲料の温度と、インピーダンスに基づく電圧によって、異なる種類のビールの検知切れを検知するものに特化したものであって、本願発明が対象とするような、例えば、味噌汁、うどん、そば、ラーメンなどの出し汁や、麺や料理を漬すつけ汁やつけだれなどの全ての飲料に適用できるものではない。
また、発泡飲料の温度と、インピーダンスに基づく電圧を測定するための特殊な測定装置が必要で、しかも、特殊な制御方法、すなわち、発泡飲料の温度と、インピーダンスに基づく電圧との間の複雑な関係式を用いなければならず煩雑である。
さらに、特許文献2、特許文献3のいずれも、原料飲料液の原料切れを検知した際に、原料飲料を新しい原料液と交換した後、どのように再び飲料の供給が開始されるのかについては、全く提案ないし示唆もされていない。
また、特許文献2、特許文献3のいずれも、原料飲料液の原料切れを検知した際に、原料飲料を新しい原料液と交換した際に、原料飲料液の原料切れを検知した検知位置から上流側に空気を含んだ経路が存在する場合については、全く考慮されていない。
従って、引用文献2、引用文献3の飲料の定量供給装置では、原料飲料を新しい原料液と交換した後、最初に供給される原料液の量が一定でなく、正確性に欠けることになる。
本発明は、このような現状に鑑み、例えば、味噌汁、うどん、そば、ラーメンなどの出し汁や、麺や料理を漬すつけ汁やつけだれを、自動的に、かつ均一な濃度で容器内に常に一定量供給することができる飲料の定量供給装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、目視により原料飲料容器内の原料液である濃縮出しの有無を確認することが不要で、操作者が、このような原料切れに気付かないで、制御装置の操作ボタン、操作ハンドルを無意識に操作することなく、予め設定された一定量分を常に供給することができる飲料の定量供給装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、原料飲料液の原料切れを検知した際に、原料供給ポンプをいったん停止し、原料飲料を新しい原料液と交換でき、しかも、原料飲料を新しい原料液と交換した後、再び飲料の供給が開始されても、予め設定された一定量分を常に供給することができる飲料の定量供給装置を提供することを目的とする。
さらに、本発明は、原料飲料液の原料切れを検知した際に、原料飲料を新しい原料液と交換した際に、原料飲料液の原料切れを検知した検知位置から上流側に空気を含んだ経路が存在する場合についても、予め設定された一定量分を常に供給することができる飲料の定量供給装置を提供することを目的とする。
本発明は、前述したような従来技術における課題及び目的を達成するために発明されたものであって、本発明の飲料の定量供給装置は、
原料飲料液を貯留する原料飲料容器と、
前記原料飲料容器から供給される原料飲料液と、希釈液とを混合して、一定量の希釈された混合飲料を供給する混合供給部と、
前記原料飲料容器から、混合供給部へ原料飲料液を供給する原料供給ポンプと、
を備えた飲料の定量供給装置であって、
前記混合供給部と原料飲料容器との間に、前記原料飲料容器から供給される原料飲料液の原料切れを検知する原料切れ検出装置と、
前記原料供給ポンプの作動を制御する制御装置を備え、
前記制御装置が、
前記原料切れ検出装置によって、原料飲料液の原料切れを検知した際に、前記原料供給ポンプをいったん停止し、
前記原料飲料容器内に新しい原料飲料液を補充するか、または、新しい原料飲料容器と交換したことを検出した後、前記原料供給ポンプの作動を再び開始して、
前記原料供給ポンプの停止後の最初の送り出し量Xが、一回分の供給量Cになるように設定されていることを特徴とする。
このように構成することによって、制御装置が、原料切れ検出装置によって、原料飲料液の原料切れを検知した際に、原料供給ポンプをいったん停止し、原料飲料容器内に新しい原料飲料液を補充するか、または、新しい原料飲料容器と交換したことを検出した後、前記原料供給ポンプの作動を再び開始して、原料供給ポンプの停止後の最初の送り出し量Xが、一回分の供給量Cになるように設定されている。
従って、例えば、味噌汁、うどん、そば、ラーメンなどの出し汁や、麺や料理を漬すつけ汁やつけだれを、自動的に、かつ均一な濃度で容器内に常に一定量(一回分の供給量C)供給することができる。
また、目視により原料飲料容器内の原料液である濃縮出しの有無を確認することが不要で、操作者が、このような原料切れに気付かないで、制御装置の操作ボタン、操作ハンドルを無意識に操作することなく、予め設定された一定量分を常に供給することができる。
さらに、原料飲料液の原料切れを検知した際に、原料供給ポンプをいったん停止し、原料飲料を新しい原料液と交換でき、しかも、原料飲料を新しい原料液と交換した後、再び飲料の供給が開始されても、予め設定された一定量分(一回分の供給量C)を常に供給することができる。
また、本発明の飲料の定量供給装置は、
前記原料切れ検出装置が、混合供給部と原料飲料容器との間で、前記原料供給ポンプの上流側の原料供給経路に設けられていることを特徴とする。
このように、原料切れ検出装置が、混合供給部と原料飲料容器との間で、原料供給ポンプの上流側の原料供給経路に設けられているのが望ましい。
また、本発明の飲料の定量供給装置は、
前記原料供給ポンプの停止後の最初の送り出し量Xが、
前記原料切れ検出装置によって、原料飲料液の原料切れを検知した検知位置から、前記混合供給部までの原料供給経路内に残存する原料飲料液の容量C1と、
前記原料供給ポンプの作動を再び開始してから前記原料切れ検出装置によって、原料飲料液の原料切れを検知しなくなるまでの送り出した原料飲料液の容量C2と、
前記原料切れ検出装置によって、原料飲料液の原料切れを検知しなくなってから送り出した原料飲料液の容量C3とした場合に、合計C1+C2+C3が、一回分の供給量Cになるように、すなわち、
X=C=C1+C2+C3
となるように設定されていることを特徴とする。
このように構成することによって、原料切れ検出装置によって、原料飲料液の原料切れを検知した検知位置において、混合供給部までの原料供給経路内に残存する原料飲料液の容量C1を考慮している。
また、原料供給ポンプ28の作動を開始してから原料切れ検出装置40によって、原料飲料液の原料切れを検知しなくなるまでの送り出した原料飲料液の容量C2としている。
そして、原料切れ検出装置によって、原料飲料液の原料切れを検知しなくなってから送り出した原料飲料液の容量C3とした場合に、合計C1+C2+C3が、一回分の供給量Cになるように、すなわち、
X=C=C1+C2+C3
となるように設定されている。
従って、原料飲料液の原料切れを検知した際に、原料供給ポンプをいったん停止し、原料飲料を新しい原料液と交換した後、再び飲料の供給が開始されても、残存する原料飲料液の容量C1を考慮しているので、予め設定された一定量分(一回分の供給量C=C1+C2+C3)を常に供給することができる。
また、本発明の飲料の定量供給装置は、
前記原料飲料液の原料切れを検知した検知位置から上流側に空気を含んだ経路が存在する場合に、
前記原料供給ポンプの停止後の最初の送り出し量Xが、空気を含んだ経路の容量をYとした時に、
X=C1+C2+C3+Y=C+Y
となるように設定されていることを特徴とする。
このように、原料飲料液の原料切れを検知した検知位置から上流側に空気を含んだ経路が存在する場合に、原料供給ポンプの停止後の最初の送り出し量Xが、空気を含んだ経路の容量をYとした時に、X=C1+C2+C3+Y=C+Yとなるように設定されている。
従って、原料飲料液の原料切れを検知した際に、原料飲料を新しい原料液と交換した際に、原料飲料液の原料切れを検知した検知位置から上流側に空気を含んだ経路が存在する場合について、空気を含んだ経路の容量Yを考慮しているので、予め設定された一定量分(一回分の供給量C=C1+C2+C3)を常に供給することができる。
また、本発明の飲料の定量供給装置は、
前記原料切れ検出装置によって、原料飲料液の原料切れを検知した際に、既にC4の供給量が供給されている場合に、
前記原料供給ポンプの停止後の最初の送り出し量Xが、
前記C1+C2+C3が、一回分の供給量Cになるまでの残りの供給量(C−C4)、すなわち、
X=C1+C2+C3=C−C4
となるように設定されていることを特徴とする。
このように、原料切れ検出装置によって、原料飲料液の原料切れを検知した際に、既にC4の供給量が供給されている場合を考慮している。
従って、原料飲料液の原料切れを検知した際に、原料飲料を新しい原料液と交換した際に、既にC4の供給量が供給されている場合を考慮しているので、予め設定された一定量分(一回分の供給量C)を常に供給することができる。
また、本発明の飲料の定量供給装置は、
前記原料供給ポンプの停止後の原料供給ポンプの駆動時間によって、前記原料供給ポンプの停止後の最初の送り出し量Xが、一回分の供給量Cになるように設定されていることを特徴とする。
このように構成することによって、料供給ポンプの停止後の原料供給ポンプの駆動時間によって、前記原料供給ポンプの停止後の最初の送り出し量Xが、一回分の供給量Cになるように設定されている。
従って、原料切れ検出装置によって、原料飲料液の原料切れを検知した際に、
ので、原料供給ポンプをいったん停止し、原料飲料を新しい原料液と交換した後、再び飲料の供給を開始した後、例えば、補充ボタンを押し続けることで、自動的に原料供給ポンプの停止後の最初の送り出し量Xが、一回分の供給量Cになった時点で、原料供給ポンプの駆動が停止されるように制御できる。
これにより、原料飲料液の原料切れを検知した際に、原料飲料を新しい原料液と交換した際に、予め設定された一定量分(一回分の供給量C)を常に供給することができる。
また、本発明の飲料の定量供給装置は、
前記原料切れ検出装置によって、原料飲料液の原料切れを検知した検知位置から、前記混合供給部までの原料供給経路内の容量が、一回分の供給量Cになるように設定されていることを特徴とする。
このように構成することによって、例えば、原料供給経路(供給配管)の径、長さなどを設計することにより、原料飲料液の原料切れを検知した検知位置から、前記混合供給部までの原料供給経路内の容量が、一回分の供給量Cになるように設定することができる。
これにより、原料飲料液の原料切れを検知した際に、原料飲料を新しい原料液と交換した際に、予め設定された一定量分(一回分の供給量C)を常に供給することができる。
本発明によれば、制御装置が、原料切れ検出装置によって、原料飲料液の原料切れを検知した際に、前記原料供給ポンプをいったん停止し、原料飲料容器内に新しい原料飲料液を補充するか、または、新しい原料飲料容器と交換したことを検出した後、原料供給ポンプの作動を再び開始して、原料供給ポンプの停止後の最初の送り出し量Xが、一回分の供給量Cになるように設定されている。
従って、例えば、味噌汁、うどん、そば、ラーメンなどの出し汁や、麺や料理を漬すつけ汁やつけだれを、自動的に、かつ均一な濃度で容器内に常に一定量(一回分の供給量C)供給することができる。
また、目視により原料飲料容器内の原料液である濃縮出しの有無を確認することが不要で、操作者が、このような原料切れに気付かないで、制御装置の操作ボタン、操作ハンドルを無意識に操作することなく、予め設定された一定量分を常に供給することができる。
さらに、原料飲料液の原料切れを検知した際に、原料供給ポンプをいったん停止し、原料飲料を新しい原料液と交換でき、しかも、原料飲料を新しい原料液と交換した後、再び飲料の供給が開始されても、予め設定された一定量分(一回分の供給量C)を常に供給することができる。
図1は、本発明の飲料の定量供給装置の正面図である。 図2は、本発明の飲料の定量供給装置10の制御装置(制御部24)の制御を示すフローチャートである。 図3は、本発明の飲料の定量供給装置10の制御装置(制御部24)の制御を示す概略図である。 図4は、本発明の飲料の定量供給装置10の制御装置(制御部24)の制御を示す概略図である。 図5は、発明の飲料の定量供給装置10の制御装置(制御部24)の制御を示すブロック図である。 図6は、原料供給ポンプ28の作動時間Tを基準にする場合の制御装置(制御部24)の制御を示すフローチャートである。 図7は、発明の飲料の定量供給装置10の制御装置(制御部24)の制御を示す概略図である。 図8は、発明の飲料の定量供給装置10の制御装置(制御部24)の制御を示す概略図である。 図9は、発明の飲料の定量供給装置10の制御装置(制御部24)の制御を示す概略図である。 特許文献1の飲料の定量供給装置100側面図である。
以下、本発明の実施の形態(実施例)を図面に基づいてより詳細に説明する。
(実施例1)
図1は、本発明の飲料の定量供給装置の正面図である。
図1において、符号10は、全体で本発明の飲料の定量供給装置を示している。
図1に示したように、飲料の定量供給装置10は、供給装置本体12を備えており、供給装置本体12の内部に、例えば、出し汁などの原料飲料液A1用の紙パックや樹脂の容器(ペットボトル)(この実施例の場合は、紙パックを例示している)からなる第1の原料飲料容器14aが、取り外し可能でかつ交換可能に配置されている。
なお、第1の原料飲料容器14aは、原料飲料液A1がなくなると、第1の配管チューブ16aを外して容易に交換できるように構成されている。
また、第1の原料飲料容器14aは、例えば、業務用に市販されたキャップ付の容器をそのまま使用して、キャップ部分に第1の配管チューブ16aを通して、第1の配管チューブ16aが取り付けられるように構成しても良い。
そして、制御部24の操作ボタン26を操作することによって、第1の原料飲料容器14aから原料飲料液A1が、例えば、チューブポンプからなる第1の原料供給ポンプ28aによって、第1の送出チューブ30aを介して、混合供給部32に定量供給されるようになっている。
また、同様に、供給装置本体12の側部に、例えば、原料飲料液A2用の紙パックや樹脂の容器(ペットボトル)(この実施例の場合は、紙パックを例示している)からなる第2の原料飲料容器14bが、原料セット部11内に、取り外し可能でかつ交換可能に配置されている。
なお、第2の原料飲料容器14bは、原料飲料液A2がなくなると、第2の配管チューブ16bを外して容易に交換できるように構成されている。
また、第2の原料飲料容器14bは、例えば、業務用に市販されたキャップ付の容器をそのまま使用して、キャップ部分に第2の配管チューブ16bを通して、第2の配管チューブ16bが取り付けられるように構成しても良い。
そして、制御部24の操作ボタン26を操作することによって、第2の原料飲料容器14bから原料飲料液A2が、例えば、チューブポンプからなる第2の原料供給ポンプ28bによって、第2の送出チューブ30bを介して、混合供給部32に定量供給されるようになっている。
なお、この実施例では、制御部24の操作ボタン26を操作することによって、原料飲料液A1用の第1の原料飲料容器14aからの原料飲料液A1、原料飲料液A2用の第2の原料飲料容器14bからの原料飲料液A2を、選択的に混合供給部32に定量供給されるようになっている。
この場合、この実施例では、原料飲料液A1用の第1の原料飲料容器14a、原料飲料液A2用の第2の原料飲料容器14bの2種類の原料飲料容器14を配置しているが、1種類の原料飲料容器14を配置しても良く、また、3種類以上の原料飲料容器14を配置しても良い。
さらに、制御部24の制御によって、操作ボタン26を操作することによって、原料供給ポンプ28(第1の原料供給ポンプ28a、第2の原料供給ポンプ28b)の作動時間、送り出し量を変更して、2種類以上の原料飲料液を混合するようにしても良い。
一方、図示しないが、供給装置本体12の内部には、その後方側に、湯タンクが備えられ、図示しない配管チューブ、電磁弁を介して、混合供給部32に一定量のお湯が供給されるようになっている。
そして、混合供給部32において、湯タンクから供給されるお湯と、原料飲料容器14から定量供給された、原料飲料液A1用の第1の原料飲料容器14aからの原料飲料液A1、または、原料飲料液A2用の第2の原料飲料容器14bからの原料飲料液A2とが混合される。
これにより、混合供給部32のノズル36を介して、載置台34に載置された、例えば、味噌汁の椀、ラーメンどんぶりなどの容器38内に、例えば、混合された出し汁などの飲料が供給されるようになっている。
なお、湯タンクは、従来から知られている構成のために詳細を図示はしないが、空だき防止のための下限フロート、湯タンクが満水であることを検知する上限フロート、所定温度に加熱するためのヒーター、温度測定のための温度センサーを備えている。
さらに、水道からの水の供給配管を取付けすることができ、この供給配管には、電磁弁が設けられて、上限フロートが動作した際に、電磁弁を閉じて水の供給を停止するように構成されている。
ところで、前述したように、従来の飲料の定量供給装置では、原料容器である濃縮出し容器104内の濃縮出しの残存量について、現在では、例えば、濃縮出し容器104が、透明なボトル、または、透明なパックの場合は、目視により濃縮出し容器104内の原料液である濃縮出しの有無を確認している。
しかしながら、この場合、操作者が、このような原料切れに気付かないで、制御装置の操作ボタン、操作ハンドルを無意識に操作してしまい、例えば、味噌汁椀、うどん、そば、ラーメン用のどんぶりなどからなる容器120内に、予め設定された一定量分が供給されないおそれがある。
また、原料容器である濃縮出し容器104が、例えば、定量供給装置本体102の図示しないカバーなどで覆われて残量が見えない場合は、このような原料切れに気付かないで、制御装置の操作ボタン、操作ハンドルを無意識に操作してしまい、例えば、味噌汁椀、うどん、そば、ラーメン用のどんぶりなどからなる容器120内に、予め設定された一定量分が供給されないおそれがある。
このため、本発明の飲料の定量供給装置10では、混合供給部32と原料飲料容器14との間に、原料飲料容器14から供給される原料飲料液の原料切れを検知する原料切れ検出装置40が配置されている。
すなわち、この実施例の飲料の定量供給装置10では、原料切れ検出装置40が、混合供給部32と原料飲料容器14との間で、原料供給ポンプ28の上流側の原料供給経路に設けられている。
具体的には、、混合供給部32と第1の原料飲料容器14aとの間に第1の原料飲料容器14aから供給される原料飲料液A1の原料切れを検知する第1の原料切れ検出装置40aが配置されている。
すなわち、この実施例の飲料の定量供給装置10では、第1の原料切れ検出装置40aが、混合供給部32と第1の原料飲料容器14aとの間で、第1の原料供給ポンプ28aの上流側の原料供給経路(第1の配管チューブ16a)に設けられている。
また、同様に、混合供給部32と第2の原料飲料容器14bとの間に第2の原料飲料容器14bから供給される原料飲料液A2の原料切れを検知する第2の原料切れ検出装置40bが配置されている。
すなわち、この実施例の飲料の定量供給装置10では、第2の原料切れ検出装置40bが、混合供給部32と第2の原料飲料容器14bとの間で、第2の原料供給ポンプ28bの上流側の原料供給経路(第2の配管チューブ16b)に設けられている。
なお、この場合、原料切れ検出装置40(第1の原料切れ検出装置40a、第2の原料切れ検出装置40b)としては、特に限定されるものではなく、フォトセンサー、レーザーセンサー、静電容量センサーなどの公知のセンサーを用いることができる。
さらに、本発明の飲料の定量供給装置10では、原料供給ポンプの作動を制御する制御装置(制御部24)を備えており、以下にように制御されるように構成されている。
なお、説明の便宜上、以下では、第1の原料飲料容器14a、第2の原料飲料容器14bなどについて、総称して説明する。
図2は、本発明の飲料の定量供給装置10の制御装置(制御部24)の制御を示すフローチャートである。
すなわち、図2のフローチャートに示したように、制御装置(制御部24)では、ステップS1において、設定された一回分の供給量Cとなるように、原料供給ポンプ28が作動される。
そして、ステップS2において、原料切れ検出装置40によって、原料飲料液の原料切れを検知した否かが判断される。
ステップS2において、原料切れ検出装置40によって、原料飲料液の原料切れを検知していないと判断された場合には、再び、ステップS1に戻り、ステップS1において、設定された一回分の供給量Cとなるように、原料供給ポンプ28の作動が継続される。
一方、ステップS2において、原料切れ検出装置40によって、原料飲料液の原料切れを検知した際には、ステップS3に進み、原料供給ポンプ28をいったん停止するように構成されている。
なお、この際には、図示しないが、操作者に分かるように、例えば、警報、警報表示を表示するなど、操作者に原料飲料容器14内に新しい原料飲料液を補充するか、または、新しい原料飲料容器14と交換するように促す用にすれば良い。
そして、ステップS4に進み、原料飲料容器14内に新しい原料飲料液を補充するか、または、新しい原料飲料容器14と交換したこと、すなわち、新しい原料飲料液が存在するか否かが判断される。
ステップS4において、原料切れ検出装置40によって、新しい原料飲料液が存在しないと判断された場合には、ステップS3に戻り、原料供給ポンプ28が停止したままとなっている。
従って、この場合には、制御部24の操作ボタン26、または、補充ボタン25を押したとしても、原料切れ検出装置40によって、新しい原料飲料液が存在しないと判断されて、原料供給ポンプ28が停止したままとなる。
一方、ステップS4において、新しい原料飲料液が存在することを検出した際には、ステップS5に進み、ステップS5において、再び、原料供給ポンプ28が作動する。
そして、ステップS6に進み、ステップS6において、原料供給ポンプ28の停止後の最初の送り出し量Xが、一回分の供給量Cであるか否かが判断される。
なお、この実施例(図2のフローチャート)の場合、「最初の送り出し量X」とは、ステップS2において、原料切れ検出装置40によって、原料飲料液の原料切れを検知していると判断され、ステップS3において、原料供給ポンプ28をいったん停止した状態で、既に、容器38内に一回分の供給量Cが供給されている状態である。
すなわち、この場合、後述する図3(下記の(1)の場合)に示したように、原料切れ検出装置40によって、原料飲料液の原料切れを検知した検知位置P1から、混合供給部32までの原料供給経路内(すなわち、配管チューブ16内R1と、原料供給ポンプ28内R2と、送出チューブ30内R3)に残存する原料飲料液の容量C1が残っている状態である。
また、後述する図4(下記の(2)の場合)、図7(下記の(3)の場合)の場合において、ステップS2において、原料切れ検出装置40によって、原料飲料液の原料切れを検知していると判断され、ステップS3において、原料供給ポンプ28をいったん停止した状態で、既に、容器38内に少し供給されている場合も想定される。
この場合には、原料切れ検出装置40によって、原料飲料液が確認された合計時間を検知して、例えば、原料飲料液と空気の層が交互に複数発生したとしても、原料飲料液の供給量が、一定のCとなる時間だけ、原料供給ポンプ28を駆動させて、安定的な供給を行うように構成すれば良い。
ステップS6において、原料供給ポンプの停止後の最初の送り出し量Xが、一回分の供給量Cであると判断した場合には、ステップS7に進み、ステップS7において、原料供給ポンプ28が停止される。
そして、再びステップS1に戻り、ステップS1において、設定された一回分の供給量Cとなるように、原料供給ポンプ28が作動される。
一方、ステップS6において、原料供給ポンプの停止後の最初の送り出し量Xが、一回分の供給量Cでないと判断した場合には、再び、ステップS5に戻り、ステップS5において、原料供給ポンプ28が作動し続ける。
このように構成することによって、制御装置(制御部24)が、原料切れ検出装置40によって、原料飲料液の原料切れを検知した際に、原料供給ポンプ28をいったん停止し、原料飲料容器14内に新しい原料飲料液を補充するか、または、新しい原料飲料容器14と交換したことを検出した後、原料供給ポンプ28の作動を再び開始して、原料供給ポンプ28の停止後の最初の送り出し量Xが、一回分の供給量Cになるように設定されている。
従って、例えば、味噌汁、うどん、そば、ラーメンなどの出し汁や、麺や料理を漬すつけ汁やつけだれを、自動的に、かつ均一な濃度で容器内に常に一定量(一回分の供給量C)供給することができる。
また、目視により原料飲料容器14内の原料液である濃縮出しの有無を確認することが不要で、操作者が、このような原料切れに気付かないで、制御装置24の操作ボタン、操作ハンドルを無意識に操作することなく、予め設定された一定量分を常に供給することができる。
さらに、原料切れ検出装置40によって、原料飲料液の原料切れを検知した際に、原料供給ポンプ28をいったん停止し、原料飲料を新しい原料液と交換でき、しかも、原料飲料を新しい原料液と交換した後、再び飲料の供給が開始されても、予め設定された一定量分(一回分の供給量C)を常に供給することができる。
このように構成される本発明の飲料の定量供給装置10では、制御装置(制御部24)においては、具体的には、以下のようにして制御される。
(1)原料飲料液の原料切れを検知した検知位置から上流側に空気を含んだ経路が存在しない場合
図3は、本発明の飲料の定量供給装置10の制御装置(制御部24)の制御を示す概略図である。
図3に示したように、原料供給ポンプ28の停止後の最初の送り出し量Xが、以下のようにして制御される。
なお、この場合、原料供給ポンプ28の種類、原料飲料液の種類によって、原料切れ検出装置40によって、原料飲料液の原料切れを検知した際に、原料供給ポンプ28をいったん停止し、原料飲料容器14内に新しい原料飲料液を補充するか、または、新しい原料飲料容器14と交換した際に、配管チューブ16内に空気を含んだ経路が存在しない場合を想定している。
すなわち、原料切れ検出装置40によって、原料飲料液の原料切れを検知した検知位置P1から、混合供給部32までの原料供給経路内(すなわち、配管チューブ16内R1と、原料供給ポンプ28内R2と、送出チューブ30内R3)に残存する原料飲料液の容量C1である。
すなわち、C1=R1+R2+R3
また、原料供給ポンプ28の作動を再び開始してから原料切れ検出装置40によって、原料飲料液の原料切れを検知しなくなるまでの送り出した原料飲料液の容量C2としている。
そして、原料切れ検出装置40によって、原料飲料液の原料切れを検知しなくなってから送り出した原料飲料液の容量C3とした場合に、合計C1+C2+C3が、一回分の供給量Cになるように、すなわち、
X=C=C1+C2+C3
となるように設定されている。
このように構成することによって、原料切れ検出装置40によって、原料飲料液の原料切れを検知した際に、原料供給ポンプ28をいったん停止し、原料飲料を新しい原料液と交換した後、再び飲料の供給が開始されても、残存する原料飲料液の容量C1を考慮しているので、予め設定された一定量分(一回分の供給量C=C1+C2+C3)を常に供給することができる。
この場合、X=C=C1+C2+C3となるように設定するには、原料供給経路内、すなわち、配管チューブ16内と、原料供給ポンプ28内と、送出チューブ30内の、それぞれの内径断面積、それぞれの長さ、原料供給ポンプ28の単位時間当たりの送出量などを考慮して、例えば、原料供給ポンプ28の作動時間、原料供給ポンプ28の回転数などに基づいて、適宜設定することができる。
(2)原料飲料液の原料切れを検知した検知位置から上流側に空気を含んだ経路が存在する場合
図4は、本発明の飲料の定量供給装置10の制御装置(制御部24)の制御を示す概略図である。
図4に示したように、原料供給ポンプ28の停止後の最初の送り出し量Xが、以下のようにして制御される。
なお、この場合、原料供給ポンプ28の種類、原料飲料液の種類によって、原料切れ検出装置40によって、原料飲料液の原料切れを検知した際に、原料供給ポンプ28をいったん停止し、原料飲料容器14内に新しい原料飲料液を補充するか、または、新しい原料飲料容器14と交換した際に、配管チューブ16内に空気を含んだ経路が存在する場合を想定している。
この場合、原料飲料液の原料切れを検知した検知位置P1から上流側に空気を含んだ経路が存在する場合(すなわち、配管チューブ16内に、空気を含んだ経路16cが存在する場合)である。
この場合、原料供給ポンプ28の停止後の最初の送り出し量Xが、空気を含んだ経路(16c)の容量をYとした時に、
X=C1+C2+C3+Y=C+Y
となるように設定されている。
このように構成することによって、原料切れ検出装置40によって、原料飲料液の原料切れを検知した際に、原料飲料を新しい原料液と交換した際に、原料飲料液の原料切れを検知した検知位置P1から上流側に空気を含んだ経路16cが存在する場合について、空気を含んだ経路の容量Yを考慮しているので、予め設定された一定量分(一回分の供給量C=C1+C2+C3)を常に供給することができる。
この場合にも、X=C1+C2+C3+Y=C+Yとなるように設定するには、原料供給経路内、すなわち、配管チューブ16内と、原料供給ポンプ28内と、送出チューブ30内の、それぞれの内径断面積、それぞれの長さ、原料供給ポンプ28の単位時間当たりの送出量などを考慮して、例えば、原料供給ポンプ28の作動時間、原料供給ポンプ28の回転数などに基づいて、適宜設定することができる。
例えば、図4に示したように、原料供給ポンプ28の作動時間Tを基準にする場合について説明する。図5は、発明の飲料の定量供給装置10の制御装置(制御部24)の制御を示す概略図である。
図5に示したように、制御装置(制御部24)は、駆動制御部50を備えており、駆動制御部50は、後述するように、記憶部52を備えている。記憶部50には、後述するように、一回分の供給量C、チューブの長さ(L1〜L4)、チューブの内径断面積S、流量Qなどの予め設定されたデーターを記憶するようになっている。
また、駆動制御部50は、予め設定された一回分の供給量Cに相当する時間、原料切れ検出装置40によって検知された、原料飲料液の原料切れの情報に基づいて、演算処理された残り時間Tのデーターを作成する、タイマー処理手段54を備えている。
このタイマー処理手段54で設定された時間に基づいて、原料供給ポンプ28の作動時間が決定されるようになっている。
具体的には、例えば、以下のように、処理されることになる。
(A)図4に示したように、L4のチューブ長さが空(100%エアーで空洞)の場合
C=C1+C2+C3
=(L1+L2+L3)×S+L4×S+L×S・・(1)
ここで、チューブ長さL×チューブ内径S=流量Q×時間Tより、
L×S=Q×t・・・(2)
時間tは、上記(1)式と(2)式の関係を用いて、
t=LS/Q={C−(L1+L2+L3+L4)S}/Q
しかし、Lには、エアーが入った空洞チューブ長さL4が含まれているので、
L4の長さ分だけ時間t'を加算する必要がある。
すなわち、t'=(L4×S)/Q
従って、残り時間Tは、
T=t+t'={C−(L1+L2+L3+L4)S}/Q+(L4×S)/Q
={C−(L1+L2+L3)S}/Q
の間、原料供給ポンプ28を回転させればよい。
(B)図4に示したように、L4のチューブ長さの半分は、エアーで空、半分は液あり(50%エアーで空洞)の場合
C=C1+C2+C3
=(L1+L2+L3)×S+(50/100)×L4×S+L×S・・・(3)
時間tは、上記(3)式と(2)式の関係を用いて、
t=LS/Q={C−(L1+L2+L3+0.5×L4)S}/Q
しかし、Lには、空洞チューブ長さ0.5×L4が含まれているので、
0.5×L4の長さ分だけ時間t'を加算する必要がある。
すなわち、t'=(0.5×L4×S)/Q
従って、残り時間Tは、
T=t+t'
={C−(L1+L2+L3+0.5×L4)S}/Q+(0.5×L4×S)/Q
={C−(L1+L2+L3)S}/Q
従って、上記(A)、(B)から、例えば、補充ボタン25を押している間のチューブの空洞の度合いを、原料切れ検出装置40のONとOFFの時間間隔で把握すれば、注出量(C2)が分かるので、残りの注出量(C3)を注出する時間も分かる。
このように、原料供給ポンプ28の作動時間Tを基準にする場合、例えば、図6のフローチャートに示すように、制御装置(制御部24)の制御を行えば良い。
すなわち、図6に示したように、ステップS10において、制御を開始する。
そして、ステップS11において、タイマー処理手段54で設定された一回分の供給量C(g)を、供給秒数t(s)に換算して、原料供給ポンプ28を作動(回転)させる。
次に、ステップS12において、原料切れ検出装置40によって、原料飲料液の原料切れを検知した否かが判断される。
ステップS12おいて、原料切れ検出装置40によって、原料飲料液の原料切れを検知していないと判断された場合には、ステップS13に進み、ステップS13において、供給秒数tに到達したか否か判断される。
そして、ステップS13において、供給秒数tに到達したと判断された場合には、ステップS14において、原料供給ポンプ28の作動が停止される。
一方、ステップS13において、供給秒数tに到達していないと判断された場合には、ステップS12に戻り、ステップS12において、原料切れ検出装置40によって、原料飲料液の原料切れを検知した否かが判断される。
また、ステップS12において、原料切れ検出装置40によって、原料飲料液の原料切れを検知した場合には、ステップS15において、原料供給ポンプ28の作動が停止される。
次に、ステップS16に進み、例えば、補充ボタン25を押すことにより、原料切れ検出装置40によって、原料飲料液の原料切れを検知しなくなるまで搬出した後、ステップS17において、上記(A)、(B)のように設定した残り時間Tが経過したか否かが判断される。
そして、ステップS17において、上記(A)、(B)のように設定した残り時間Tが経過したと判断された場合には、ステップS14に進み、原料供給ポンプ28の作動が停止される。
一方、ステップS17において、上記(A)、(B)のように設定した残り時間Tが経過していないと判断された場合には、再び、S17において、上記(A)、(B)のように設定した残り時間Tが経過した否かが判断される。
以上のような制御が繰り返し行われるようになっている。
(3)原料飲料液の原料切れを検知した際に、既にC4の供給量が供給されている場合
図7は、本発明の飲料の定量供給装置10の制御装置(制御部24)の制御を示す概略図である。
図7に示したように、原料供給ポンプ28の停止後の最初の送り出し量Xが、以下のようにして制御される。
図7に示したように、原料切れ検出装置40によって、原料飲料液の原料切れを検知した際に、混合供給部32のノズル36を介して、載置台34に載置された、例えば、味噌汁の椀、ラーメンどんぶりなどの容器38内に、例えば、混合された出し汁などの飲料がC4の供給量が供給されている場合である。
この場合には、原料切れ検出装置40によって、原料飲料液の原料切れを検知した際に、既にC4の供給量が供給されている場合に、
原料供給ポンプ28の停止後の最初の送り出し量Xが、
前述のC1+C2+C3が、一回分の供給量Cになるまでの残りの供給量(C−C4)、すなわち、
X=C1+C2+C3=C−C4
となるように設定されている。
このように、原料切れ検出装置40によって、原料飲料液の原料切れを検知した際に、既にC4の供給量が供給されている場合を考慮している。
従って、原料飲料液の原料切れを検知した際に、原料飲料を新しい原料液と交換した際に、既にC4の供給量が供給されている場合を考慮しているので、予め設定された一定量分(一回分の供給量C)を常に供給することができる。
この場合にも、X=C1+C2+C3=C−C4となるように設定するには、原料供給経路内(すなわち、配管チューブ16内と、原料供給ポンプ28内と、送出チューブ30内の、それぞれの内径断面積、それぞれの長さ、原料供給ポンプ28の単位時間当たりの送出量などを考慮して、例えば、原料供給ポンプ28の作動時間(原料供給ポンプ28の回転数などに基づいて、適宜設定することができる。
(実施例2)
図8は、本発明の飲料の定量供給装置10の制御装置(制御部24)の制御を示す概略図である。
図8に示したように、原料供給ポンプ28の停止後の最初の送り出し量Xが、以下のようにして制御される。
すなわち、原料切れ検出装置40によって、原料飲料液の原料切れを検知した検知位置P1から、混合供給部32までの原料供給経路内(配管チューブ16内R1と、原料供給ポンプ28内R2と、送出チューブ30内R3)の容量が、一回分の供給量Cになるように設定されている。
このように構成することによって、例えば、原料供給経路(配管チューブ16と、原料供給ポンプ28と、送出チューブ30)の径、長さなどを設計することにより、原料飲料液の原料切れを検知した検知位置P1から、混合供給部32までの原料供給経路内の容量が、一回分の供給量Cになるように設定することができる。
これにより、原料飲料液の原料切れを検知した際に、原料飲料を新しい原料液と交換した際に、予め設定された一定量分(一回分の供給量C)を常に供給することができる。
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、例えば、上記実施例では、原料飲料液の原料切れを検知した際に、原料供給ポンプ28をいったん停止し、原料飲料を新しい原料液と交換した後、原料供給ポンプ28を作動して、再び飲料の供給が開始されるように構成されている。
しかしながら、図9の矢印で示したように、配管チューブ16内に空気が残存する場合に、いったん原料供給ポンプ28を逆方向に作動して、原料供給経路(配管チューブ16と、原料供給ポンプ28と、送出チューブ30)内に残存する古い原料溶液を原料飲料容器14内に逆流させて、残存する空気をなくしてから、上記の制御を行うこともできる。
また、本発明は、例えば、味噌汁、うどん、そば、ラーメンなどの出し汁や、麺や料理を漬すつけ汁やつけだれ以外にも、例えば、ジュース、コーヒー、紅茶などその他の飲料にも適用できるなど本発明の目的を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
本発明は、飲料、例えば、味噌汁、うどん、そば、ラーメンなどの出し汁や、麺や料理を漬すつけ汁やつけだれを、自動的に、かつ均一な濃度で容器内に一定量供給することができる飲料の定量供給装置に適用することができる。
10 飲料の定量供給装置
11 原料セット部
12 供給装置本体
14 原料飲料容器
14a 第1の原料飲料容器
14b 第2の原料飲料容器
16 配管チューブ
16a 第1の配管チューブ
16b 第2の配管チューブ
16c 経路
24 制御装置(制御部)
25 補充ボタン
26 操作ボタン
28 原料供給ポンプ
28a 第1の原料供給ポンプ
28b 第2の原料供給ポンプ
30 送出チューブ
30a 第1の送出チューブ
30b 第2の送出チューブ
32 混合供給部
34 載置台
36 ノズル
38 容器
40 原料切れ検出装置
40a 第1の原料切れ検出装置
40b 第2の原料切れ検出装置
50 駆動制御部
52 記憶部
54 タイマー処理手段
100 定量供給装置
102 定量供給装置本体
104 濃縮出し容器
106 湯タンク
108 原料供給ポンプ
110 汁混合部
112 配管チューブ
114 配管チューブ
116 載置台
120 容器
A1 原料飲料液
A2 原料飲料液
P1 検知位置

Claims (7)

  1. 原料飲料液を貯留する原料飲料容器と、
    前記原料飲料容器から供給される原料飲料液と、希釈液とを混合して、一定量の希釈された混合飲料を供給する混合供給部と、
    前記原料飲料容器から、混合供給部へ原料飲料液を供給する原料供給ポンプと、
    を備えた飲料の定量供給装置であって、
    前記混合供給部と原料飲料容器との間に、前記原料飲料容器から供給される原料飲料液の原料切れを検知する原料切れ検出装置と、
    前記原料供給ポンプの作動を制御する制御装置を備え、
    前記制御装置が、
    前記原料切れ検出装置によって、原料飲料液の原料切れを検知した際に、前記原料供給ポンプをいったん停止し、
    前記原料飲料容器内に新しい原料飲料液を補充するか、または、新しい原料飲料容器と交換したことを検出した後、前記原料供給ポンプの作動を再び開始して、
    前記原料供給ポンプの停止後の最初の送り出し量Xが、一回分の供給量Cになるように設定されていることを特徴とする飲料の定量供給装置。
  2. 前記原料切れ検出装置が、混合供給部と原料飲料容器との間で、前記原料供給ポンプの上流側の原料供給経路に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の飲料の定量供給装置。
  3. 前記原料供給ポンプの停止後の最初の送り出し量Xが、
    前記原料切れ検出装置によって、原料飲料液の原料切れを検知した検知位置から、前記混合供給部までの原料供給経路内に残存する原料飲料液の容量C1と、
    前記原料供給ポンプの作動を再び開始してから前記原料切れ検出装置によって、原料飲料液の原料切れを検知しなくなるまでの送り出した原料飲料液の容量C2と、
    前記原料切れ検出装置によって、原料飲料液の原料切れを検知しなくなってから送り出した原料飲料液の容量C3とした場合に、合計C1+C2+C3が、一回分の供給量Cになるように、すなわち、
    X=C=C1+C2+C3
    となるように設定されていることを特徴とする請求項1から2のいずれかに記載の飲料の定量供給装置。
  4. 前記原料飲料液の原料切れを検知した検知位置から上流側に空気を含んだ経路が存在する場合に、
    前記原料供給ポンプの停止後の最初の送り出し量Xが、空気を含んだ経路の容量をYとした時に、
    X=C1+C2+C3+Y=C+Y
    となるように設定されていることを特徴とする請求項3に記載の飲料の定量供給装置。
  5. 前記原料切れ検出装置によって、原料飲料液の原料切れを検知した際に、既にC4の供給量が供給されている場合に、
    前記原料供給ポンプの停止後の最初の送り出し量Xが、
    前記C1+C2+C3が、一回分の供給量Cになるまでの残りの供給量(C−C4)、すなわち、
    X=C1+C2+C3=C−C4
    となるように設定されていることを特徴とする請求項3から4のいずれかに記載の飲料の定量供給装置。
  6. 前記原料供給ポンプの停止後の原料供給ポンプの駆動時間によって、前記原料供給ポンプの停止後の最初の送り出し量Xが、一回分の供給量Cになるように設定されていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の飲料の定量供給装置。
  7. 前記原料切れ検出装置によって、原料飲料液の原料切れを検知した検知位置から、前記混合供給部までの原料供給経路内の容量が、一回分の供給量Cになるように設定されていることを特徴とする請求項1から2のいずれかに記載の飲料の定量供給装置。
JP2018081179A 2018-04-20 2018-04-20 飲料の定量供給装置 Active JP7034000B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018081179A JP7034000B2 (ja) 2018-04-20 2018-04-20 飲料の定量供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018081179A JP7034000B2 (ja) 2018-04-20 2018-04-20 飲料の定量供給装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019189250A true JP2019189250A (ja) 2019-10-31
JP7034000B2 JP7034000B2 (ja) 2022-03-11

Family

ID=68389012

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018081179A Active JP7034000B2 (ja) 2018-04-20 2018-04-20 飲料の定量供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7034000B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7458934B2 (ja) 2020-08-24 2024-04-01 キリンホールディングス株式会社 飲料注出装置

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06191599A (ja) * 1992-12-28 1994-07-12 Misuzu Erii:Kk 給液装置における残液検知及び吐出量制御装置
JPH08169494A (ja) * 1994-12-19 1996-07-02 Ckd Corp 飲食物供給装置
JP2000327092A (ja) * 1999-05-14 2000-11-28 Sanyo Electric Co Ltd 飲料供給装置
JP2001052256A (ja) * 1999-08-06 2001-02-23 Sanyo Electric Co Ltd カップ式自動販売機
JP2002230636A (ja) * 2001-01-31 2002-08-16 Sanyo Electric Co Ltd カップ式自動販売機
JP2003128189A (ja) * 2001-10-29 2003-05-08 Toshiba Electric Appliance Co Ltd 原料液注出装置および飲料提供装置
JP2006069551A (ja) * 2004-08-31 2006-03-16 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 飲料供給装置
JP2014015218A (ja) * 2012-07-06 2014-01-30 Hayakawa Sanki Kk 飲料ディスペンサーの残量検出装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06191599A (ja) * 1992-12-28 1994-07-12 Misuzu Erii:Kk 給液装置における残液検知及び吐出量制御装置
JPH08169494A (ja) * 1994-12-19 1996-07-02 Ckd Corp 飲食物供給装置
JP2000327092A (ja) * 1999-05-14 2000-11-28 Sanyo Electric Co Ltd 飲料供給装置
JP2001052256A (ja) * 1999-08-06 2001-02-23 Sanyo Electric Co Ltd カップ式自動販売機
JP2002230636A (ja) * 2001-01-31 2002-08-16 Sanyo Electric Co Ltd カップ式自動販売機
JP2003128189A (ja) * 2001-10-29 2003-05-08 Toshiba Electric Appliance Co Ltd 原料液注出装置および飲料提供装置
JP2006069551A (ja) * 2004-08-31 2006-03-16 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 飲料供給装置
JP2014015218A (ja) * 2012-07-06 2014-01-30 Hayakawa Sanki Kk 飲料ディスペンサーの残量検出装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7458934B2 (ja) 2020-08-24 2024-04-01 キリンホールディングス株式会社 飲料注出装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP7034000B2 (ja) 2022-03-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2703121C2 (ru) Дозирующая система
US11535504B2 (en) Automated dispensing system for customized beverages
RU2732088C2 (ru) Диспенсер для напитков
RU2470569C2 (ru) Агрегат для приготовления напитков и способ его работы
US20060118581A1 (en) Apparatus for automatically dispensing single or mixed drinks
RU2641487C2 (ru) Способ осуществления розливов с дозированием из разливочного аппарата, разливочный аппарат и машиночитаемый носитель информации
US20100213279A1 (en) Automatic Fluid Dispenser For Shower
US20120103926A1 (en) Sports Bottle and Fluid Dispensing system, device, and method.
EP2491914A2 (en) Automatic baby formula mixing apparatus
JP2013531527A (ja) 改善された粉末分注システムを有する飲料ディスペンサ
JP2018522785A (ja) デジタルテーブル
CN111433150B (zh) 液体售卖管理装置
AU2019335420A1 (en) A beverage mixer/dispenser for bespoke beverages
TW201138690A (en) Beverage-preparation device provided with a liquid distributor
JP7445392B2 (ja) 飲料の定量供給装置
JP2019189250A (ja) 飲料の定量供給装置
US11641984B2 (en) Commodity dispenser system with inventory monitor and use-based replenishment features
JP7360254B2 (ja) 飲料の定量供給装置、および、飲料の定量供給装置の注出制御システム
RU2383481C1 (ru) Устройство для выдачи напитка из жидкого концентрата/экстракта со сменным картриджем с концентратом/экстрактом
JP2020114750A (ja) 飲料の定量供給装置
EP0736483A1 (en) Concentrate dosing device for fruit juice dispensers
JP2009089791A (ja) 給茶機
JP2003312785A (ja) 飲料注出装置
JP2002230636A (ja) カップ式自動販売機
JP7289663B2 (ja) 飲料の定量供給装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201224

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210908

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210916

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211112

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211215

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211228

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220204

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220301

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7034000

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350