JP2019188980A - ワイパ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ワイパ装置の消費電力を低減する。【解決手段】ワイパ装置100Aのワイパモータ18は、給電されることで駆動力を発生してワイパアーム24,26を回動させ、ワイパアーム24,26に連結されたワイパブレード28,30をウインドシールド12の2つの反転位置の間で往復払拭させる。ワイパ制御装置10は、ワイパブレード28,30が反転位置より前の給電停止位置に到達した際にワイパモータ18への給電を停止し、ワイパブレード28,30が反転位置又は反転位置より後の給電開始位置に到達した際にワイパモータ18への給電を開始する。【選択図】図1

Description

本発明はワイパ装置に関する。
特許文献1には、4個のトランジスタによってHブリッジ回路を形成し、オンさせる2個のトランジスタを切り替えることで、ワイパモータの回転子を時計回り又は反時計回りに回転させることが記載されており、オンさせる2個のトランジスタの一方を小刻みにオンさせて変調することも記載されている。
特開2016−43737号公報
近年、車両の電動化が進み、車両に搭載される電装品は増加の一途を辿っており、個々の電装品に電力を供給するバッテリの負担は大きくなってきている。このため、車両に搭載される電装品に対しては、バッテリの負担軽減などのために一層の消費電力の低減が求められており、ワイパ装置に関しても例外ではない。
本発明は上記事実を考慮して成されたもので、消費電力を低減できるワイパ装置を得ることが目的である。
請求項1記載の発明に係るワイパ装置は、給電されることで駆動力を発生してワイパアームを回動させ、前記ワイパアームに連結されたワイパブレードをウインドシールドの2つの反転位置の間で往復払拭させるモータ部と、前記ワイパブレードが前記反転位置より前の給電停止位置に到達した際に前記モータ部への給電を停止し、前記ワイパブレードが前記反転位置又は前記反転位置より後の給電開始位置に到達した際に前記モータ部への給電を開始する制御部と、を含んでいる。
請求項1記載の発明において、モータ部は、給電されることで駆動力を発生してワイパアームを回動させ、ワイパアームに連結されたワイパブレードをウインドシールドの2つの反転位置の間で往復払拭させる。また、制御部は、ワイパブレードが反転位置より前の給電停止位置に到達した際にモータ部への給電を停止する。これにより、ワイパアーム及びワイパブレードの慣性力により、ワイパブレードは給電停止位置から反転位置又は給電開始位置まで移動する。そして制御部は、ワイパブレードが反転位置又は反転位置より後の給電開始位置に到達した際にモータ部への給電を開始する。
これにより、モータ部への給電期間が短縮される。また、モータ部への給電を停止しない場合と比較して、ワイパブレードが反転位置に到達した時点でのワイパアーム及びワイパブレードの慣性力が小さくなる。このため、ワイパブレードが反転位置に到達した時点でのワイパアーム及びワイパブレードの慣性力を外力とみなしてモータ部に不必要に給電することも抑制することができる。従って、請求項1記載の発明によれば、ワイパ装置の消費電力を低減することができる。
ところで、請求項1に記載の反転位置には、例えば、ワイパブレードの往路動作での反転位置である上反転位置と、ワイパブレードの復路動作での反転位置である下反転位置と、が含まれる。但し、ワイパブレードの往路動作と復路動作とでは、ワイパブレードの払拭方向に対して重力が作用する方向が相違しているので、ワイパアーム及びワイパブレードの慣性力も相違する。
これを考慮し、請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、制御部は、反転位置と給電停止位置との距離をワイパブレードの払拭方向に応じて変更する。これにより、ワイパブレードの払拭方向に対して重力が作用する方向の相違に起因する、ワイパアーム及びワイパブレードの慣性力の相違に応じて、ワイパモータの給電停止期間が相違されるので、ワイパアーム及びワイパブレードの慣性力を有効に利用してワイパ装置の消費電力を更に低減することができる。
請求項2に記載した反転位置と給電停止位置との距離の変更は、具体的には、例えば請求項3に記載したように、制御部は、ワイパブレードの往路動作での反転位置である上反転位置と、往路動作における給電停止位置である往路給電停止位置と、の距離を、ワイパブレードの復路動作での反転位置である下反転位置と、復路動作における給電停止位置である復路給電停止位置と、の距離よりも小さくすることで行ってもよい。
ワイパブレードの往路動作でのワイパブレードの払拭方向は、おおよそ重力に逆らう方向であり、ワイパアーム及びワイパブレードの慣性力が小さくなるのに対し、ワイパブレードの復路動作でのワイパブレードの払拭方向は、おおよそ重力が加わる方向であり、ワイパアーム及びワイパブレードの慣性力が大きくなる。これに基づき、請求項3記載の発明では、上反転位置と往路給電停止位置との距離を、下反転位置と復路給電停止位置との距離よりも小さくしているので、ワイパアーム及びワイパブレードの慣性力を有効に利用してワイパ装置の消費電力を更に低減することができる。
また、車両の走行中はワイパアーム及びワイパブレードに走行風が作用するが、走行風の強さは車両の速度に応じて変化するので、ワイパアーム及びワイパブレードの慣性力も車両の速度に応じて相違する。これを考慮し、請求項4記載の発明は、請求項1記載の発明において、制御部は、反転位置と給電停止位置との距離をワイパ装置が搭載された車両の速度に応じて変更する。これにより、車両の速度の相違に起因するワイパアーム及びワイパブレードの慣性力の相違に応じて、ワイパモータの給電停止期間が相違されるので、ワイパアーム及びワイパブレードの慣性力を有効に利用してワイパ装置の消費電力を更に低減することができる。
請求項4に記載した反転位置と給電停止位置との距離の変更は、具体的には、例えば請求項5に記載したように、制御部は、車両の速度が所定値以上の場合の、ワイパブレードの往路動作での反転位置である上反転位置と往路動作における給電停止位置である往路給電停止位置との第1の距離を、車両の速度が所定値未満の場合の前記第1の距離よりも大きくすると共に、車両の速度が所定値以上の場合の、ワイパブレードの復路動作での反転位置である下反転位置と復路動作における給電停止位置である復路給電停止位置との第2の距離を、車両の速度が所定値未満の場合の前記第2の距離よりも小さくすることで行ってもよい。
ワイパブレードの往路作動でのワイパブレードの払拭方向は、おおよそ走行風が力として加わる方向であり、車両の速度が大きくなるに従って、ワイパアーム及びワイパブレードの慣性力も大きくなる。これに基づき請求項5記載の発明では、車両の速度が所定値以上の場合の上反転位置と往路給電停止位置との第1の距離を、車両の速度が所定値未満の場合の第1の距離よりも大きくしている。また、ワイパブレードの復路作動でのワイパブレードの払拭方向は、おおよそ走行風に逆らう方向であり、車両の速度が大きくなるに従って、ワイパアーム及びワイパブレードの慣性力は小さくなる。これに基づき請求項5記載の発明では、車両の速度が所定値以上の場合の下反転位置と復路給電停止位置との第2の距離を、車両の速度が所定値未満の場合の第2の距離よりも小さくしている。これにより、ワイパアーム及びワイパブレードの慣性力を有効に利用してワイパ装置の消費電力を更に低減することができる。
第1実施形態に係るワイパ装置の構成を示す概略図である。 第1実施形態に係るワイパ制御装置の構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係るワイパモータ給電制御処理を示すフローチャートである。 ワイパモータの給電停止期間におけるワイパブレードの移動を説明するための概念図である ワイパモータの給電停止期間を示すタイミングチャートである。 第1実施形態において、車速に応じたワイパモータの給電停止期間の変化を示すタイミングチャートである。 第2実施形態に係るワイパ装置の構成を示す概略図である。 第2実施形態に係るワイパ制御装置の構成を示すブロック図である。 第2実施形態に係るワイパモータ給電制御処理を示すフローチャートである。 第2実施形態において、車速に応じたワイパモータの給電停止期間の変化を示すタイミングチャートである。 車速の変化に対するワイパモータの給電停止期間の長さの変化の一例を示す線図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態の一例を詳細に説明する。
〔第1実施形態〕
図1に示すように、第1実施形態に係るワイパ装置100Aは、例えば乗用車等の車両に備えられたウインドシールドガラス12を払拭する装置であり、一対のワイパ14,16、ワイパモータ18、リンク機構20及びワイパ制御装置10を含んでいる。本実施形態において、ワイパモータ18はブラシ付きのDCモータである。
ワイパ14は、基端部がピボット軸42に固定されたワイパアーム24と、ワイパアーム24の先端部に連結されたワイパブレード28と、を含んでおり、ワイパ16は、基端部がピボット軸44に連結されたワイパアーム26と、ワイパアーム26の先端部に固定されたワイパブレード30と、を含んでいる。ワイパ14,16は、ワイパアーム24,26がピボット軸42,44を中心として回動されると、ワイパブレード28,30がウインドシールドガラス12上を往復移動し、ワイパブレード28,30がウインドシールドガラス12を払拭する。
ワイパモータ18は、主にウォームギアから成る減速機構52により減速されて一方向に回転される出力軸32を有している。リンク機構20は、クランクアーム34、第1リンクロッド36、一対のピボットレバー38,40、一対のピボット軸42,44及び第2リンクロッド46を含んでいる。
クランクアーム34の一端側はワイパモータ18の出力軸32に固定されており、クランクアーム34の他端側は第1リンクロッド36の一端側に回動可能に連結されている。また、第1リンクロッド36の他端側は、ピボットレバー38の中間部に回動可能に連結されている。第2リンクロッド46は、一方の端部が、ピボットレバー38のうちピボット軸42に固定された端部と反対側の端部に回動可能に連結され、他方の端部が、ピボットレバー40のうちピボット軸に固定された端部と反対側の端部に回動可能に連結されている。
また、ピボット軸42,44は、車体に設けられた図示しないピボットホルダによって回動可能に支持されており、ピボットレバー38,40のうちピボット軸42,44に固定された側の端部は、ピボット軸42,44を介してワイパアーム24,26が各々連結されている。
第1実施形態に係るワイパ装置100Aは、ワイパモータ18の出力軸32が一方向に回転され、この出力軸32の一方向の回転がリンク機構20によって往復回動に変換されてワイパアーム24,26に伝達され、ワイパアーム24,26の往復回動(OPEN動作及びCOLSE動作)に伴ってワイパブレード28,30がウインドシールドガラス12上の下反転位置P2と上反転位置P1との間で往復移動する。
第1実施形態では、図1に示すように、ワイパブレード28,30が下反転位置P2に位置している状態で、クランクアーム34と第1リンクロッド36とが直線状を成す構成とされている。クランクアーム34と第1リンクロッド36とが直線状を成すことで、下反転位置P2に位置しているワイパブレード28,30には所定の位置保持力が作用し、微小な外力が加わってもワイパブレード28,30が下反転位置P2に停止している状態で維持される。
一方、ワイパ制御装置10はワイパモータ18の回転を制御するためのワイパ制御部22を含んでおり、ワイパ制御部22はワイパモータ18に接続されている。ワイパ制御部22は、ワイパECU(Electronic Control Unit)58、駆動回路56及び回転角度センサ54を含んでいる。
ワイパECU58はCPU58A、メモリ58B及び不揮発性の記憶部58Cを含んでいる。ワイパECU58は、ワイパモータ18の出力軸32の回転速度及び回転角度を検知する回転角度センサ54の検知結果に基づいて、ワイパブレード28,30のウインドシールドガラス12上での位置及び出力軸32の回転速度を算出し、算出した前記位置に応じて出力軸32の回転速度が変化するように駆動回路56を制御する。回転角度センサ54は、ワイパモータ18の減速機構52内に設けられ、出力軸32に連動して回転するセンサマグネットの磁界(磁力)を電流に変換して検出する。
本実施形態では、ワイパモータ18の出力軸32は減速機構52で減速されるので、出力軸32の回転速度及び回転角度は、ワイパモータ本体の回転速度及び回転角度と同一ではない。しかしながら、本実施形態では、ワイパモータ本体と減速機構52は一体不可分に構成されているので、以下、出力軸32の回転速度及び回転角度を、ワイパモータ18の回転速度及び回転角度とみなすものとする。なお、駆動回路56の制御に係るデータは記憶部58Cに予め記憶されている。
また、ワイパ制御部22のワイパECU58には、車両のエンジンの制御等を行う主ECU92を介してワイパスイッチ50及び車速センサ51が接続されている。ワイパスイッチ50は、車両のバッテリからワイパモータ18に供給される電力をオン又はオフするスイッチである。ワイパスイッチ50は、ワイパブレード28,30を、低速で動作させる低速作動位置(LOW)、高速で動作させる高速作動位置(HIGH)、一定周期で間欠的に動作させる間欠作動位置(INT)、停止位置(OFF)に接点を切替可能である。主ECU92はワイパスイッチ50の接点位置を検知し、検知結果を指令信号として信号入力回路62(図2)を介してワイパECU58へ出力する。車速センサ51は車両の速度Vを検出し、車速センサ51によって検出された車両の速度Vは主ECU92を経由してワイパECU58へ出力される。
ワイパECU58は、指令信号として入力されたワイパスイッチ50の接点位置が高速作動位置の場合にはワイパモータ18の出力軸32を高速で回転させ、指令信号として入力されたワイパスイッチ50の接点位置が低速作動位置の場合にはワイパモータ18の出力軸32を低速で回転させる。また、ワイパECU58は、指令信号として入力されたワイパスイッチ50の接点位置が間欠作動位置の場合、ワイパブレード28,30が上反転位置P1と下反転位置P2との間を往復払拭し、かつ下反転位置P2で所定時間停止するように、ワイパモータ18を間欠的に回転させる。
図2に示すように、ワイパECU58には、ダイオード68を介してバッテリ80の電力が供給されると共に、バッテリ80から供給される電力の電圧は、ダイオード68とワイパECU58との間に設けられた電圧検出回路60によって検知され、検知結果はワイパECU58に出力される。
また、ダイオード68とワイパECU58との間には電解コンデンサC1の一端(+端子)が接続されており、電解コンデンサC1の他端(−端子)は接地されている。電解コンデンサC1は、ワイパECU58の電源を安定化するためのコンデンサである。電解コンデンサC1は、例えば、サージ等の突発的な高電圧を蓄え、接地領域に放電することでワイパECU58を保護する。
また、ワイパECU58には、出力軸32の回転に応じて変化するセンサマグネット70の磁界を検知する回転角度センサ54が接続されている。ワイパECU58は、回転角度センサ54が出力した信号に基づいて、出力軸32の回転角度を算出することにより、ワイパブレード28,30のウインドシールドガラス12上での位置を検知する。
更に、ワイパECU58は、記憶部58Cに予め記憶されているワイパブレード28,30の位置に応じて規定されたワイパモータ18の回転速度のデータを参照して、ワイパモータ18の回転が、特定したワイパブレード28,30の位置に応じた回転数になるように駆動回路56を制御する。
駆動回路56は、ワイパECU58から入力された制御信号に基づき、当該制御信号が指定するデューティ比でドライバ56Bのスイッチング素子をオンオフさせる駆動信号を生成するプリドライバ56Aと、プリドライバ56Aが出力した駆動信号に従ってトランジスタTrをオンオフさせてワイパモータ18のコイルに通電するドライバ56Bと、を含んでいる。
電源であるバッテリ80と駆動回路56との間には逆接続保護回路64及びノイズ防止コイル66が設けられると共に、駆動回路56に対して並列に電解コンデンサC2が接続されている。ノイズ防止コイル66は、駆動回路56のスイッチングによって発生するノイズを抑制する。電解コンデンサC2は、駆動回路56から生じるノイズを緩和すると共に、サージ等の突発的な高電圧を蓄え、接地領域に放電することで駆動回路56に過大な電流が入力されることを防止する。
逆接続保護回路64は、バッテリ80の正極と負極が図2とは逆に接続された場合に、ワイパ制御装置10の各素子を保護するための回路である。逆接続保護回路64は、一例として、自身のドレインとゲートを接続した、いわゆるダイオード接続されたFET等で構成される。
ワイパ制御装置10の基板上には、基板の温度を抵抗値として検知するチップサーミスタRTが設けられている。チップサーミスタRTは一種の分圧回路を構成し、チップサーミスタRTが構成する分圧回路の出力端からは、チップサーミスタRTの抵抗値に基づいて変化する電圧が出力される。ワイパECU58は、チップサーミスタRTが構成する分圧回路の出力端から出力された電圧に基づいてワイパ制御装置10の基板の温度を算出し、当該温度が所定の閾値温度を超えた場合はワイパ制御装置10の動作を停止させる。
また、ドライバ56Bに含まれるトランジスタTrのソースとバッテリ80との間にはワイパモータ18のコイルとドライバ56Bとの電流(モータ電流)を検知するための電流検知部82が設けられている。電流検知部82は、抵抗値が0.2mΩ〜数Ω程度のシャント抵抗82Aと、ドライバ56Bの電流に応じて変化するシャント抵抗82Aの両端の電位差を検知すると共に検知した電位差の信号を増幅するアンプ82Bとを含む。ワイパECU58は、アンプ82Bが出力した信号からモータ電流の電流値を算出する。
次に第1実施形態の作用として、図3に示すワイパモータ給電制御処理について説明する。このワイパモータ給電制御処理は、ワイパブレード28,30が下反転位置P2に停止している状態で、ワイパスイッチ50の接点が低速作動位置(LOW)又は高速作動位置(HIGH)へ切り替わると、ワイパECU58によって実行される。
ワイパモータ給電制御処理のステップ200において、ワイパECU58は、ワイパモータ18の給電を開始する。これにより、ワイパブレード28,30の往路動作(下反転位置P2から上反転位置P1へ向かうOPEN動作)が開始される。ワイパECU58は、ステップ202において、車速センサ51によって検出された車両の速度Vを取得し、次のステップ204において、取得した車両の速度Vが所定値Vth(例えば、100km/h)以上か否か判定する。
ステップ204の判定が否定された場合はステップ206へ移行し、ステップ206において、ワイパECU58は、往路給電停止位置として、上反転位置P1よりも所定距離θULoだけ手前の位置を設定する。なお、所定距離θULoは、ワイパブレード28,30の往路動作において、車両の速度Vが所定値Vth未満の場合に、往路給電停止位置と上反転位置P1との距離を規定する値である。
また、ステップ204の判定が肯定された場合はステップ208へ移行し、ステップ208において、ワイパECU58は、往路給電停止位置として、上反転位置P1よりも所定距離θUHiだけ手前の位置を設定する。なお、所定距離θUHiは、ワイパブレード28,30の往路動作において、車両の速度Vが所定値Vth以上の場合に、往路給電停止位置と上反転位置P1との距離を規定する値であり、θUHi>θULoである。
ステップ206又はステップ208の処理を行うとステップ210へ移行する。ステップ210において、ワイパECU58は、回転角度センサ54の出力に基づいて、ワイパブレード28,30がステップ206又はステップ208で設定した往路給電停止位置に到達したか否か判定する。ステップ210の判定が否定された場合はステップ210を繰り返す。
ワイパブレード28,30が往路給電停止位置に到達すると(図4(A)参照)、ステップ210の判定が肯定されてステップ212へ移行し、ステップ212において、ワイパECU58は、ワイパモータ18への給電を停止させる。具体的には、トランジスタTr(ドライバ56B)をオフさせている。但し、ワイパモータ18への給電を停止しても、ワイパアーム24,26やワイパブレード28,30、リンク機構20等の慣性力により、ワイパブレード28,30は往路給電停止位置から上反転位置P1を通過して(図4(B)参照)、後述する復路給電開始位置へ移動する(図4(C)参照)。
ステップ214において、ワイパECU58は、復路給電開始位置として、上反転位置P1よりも所定距離θxだけ先の位置を設定する。なお、所定距離θxは、反転位置と給電開始位置との距離を規定する値である。ステップ216において、ワイパECU58は、回転角度センサ54の出力に基づいて、ワイパブレード28,30が復路給電開始位置に到達したか否か判定する。ステップ216の判定が否定された場合はステップ216を繰り返す。この間、ワイパアーム24,26やワイパブレード28,30、リンク機構20等の慣性力により、ワイパブレード28,30は上反転位置P1に到達し、更にワイパブレード28,30の復路動作(上反転位置P1から下反転位置P2へ向かうCLOSE動作)が開始される。
ワイパブレード28,30が復路給電開始位置に到達すると(図4(C)参照)、ステップ216の判定が肯定されてステップ218へ移行し、ステップ218において、ワイパECU58は、ワイパモータ18への給電を開始させ復路動作を継続させる。ステップ220において、ワイパECU58は、車速センサ51によって検出された車両の速度Vを取得し、次のステップ222において、ワイパECU58は、取得した車両の速度Vが所定値Vth以上か否か判定する。
ステップ222の判定が否定された場合はステップ224へ移行し、ステップ224において、ワイパECU58は、復路給電停止位置として、下反転位置P2よりも所定距離θLLoだけ手前の位置を設定する。なお、所定距離θLLoは、ワイパブレード28,30の復路動作において、車両の速度Vが所定値Vth未満の場合に、復路給電停止位置と下反転位置P2との距離を規定する値であり、θLLo>θULoである。
また、ステップ222の判定が肯定された場合はステップ226へ移行し、ステップ226において、ワイパECU58は、復路給電停止位置として、下反転位置P2よりも所定距離θLHiだけ手前の位置を設定する。なお、所定距離θLHiは、ワイパブレード28,30の往路動作において、車両の速度Vが所定値Vth以上の場合に、往路給電停止位置と上反転位置P1との距離を規定する値であり、θLHi<θLLoであり、θLHi<θUHiである。
ステップ224又はステップ226の処理を行うとステップ228へ移行する。ステップ228において、ワイパECU58は、回転角度センサ54の出力に基づいて、ワイパブレード28,30がステップ224又はステップ226で設定した復路給電停止位置到達に到達したか否か判定する。ステップ228の判定が否定された場合はステップ228を繰り返す。
ワイパブレード28,30が復路給電停止位置に到達すると、ステップ228の判定が肯定されてステップ230へ移行し、ステップ230において、ワイパECU58は、ワイパモータ18への給電を停止させる。具体的には、トランジスタTr(ドライバ56B)をオフさせている。但し、ワイパモータ18への給電を停止しても、ワイパアーム24,26やワイパブレード28,30、リンク機構20等の慣性力により、ワイパブレード28,30は復路給電停止位置から下反転位置P2を通過して(図4(B)参照)、往路給電開始位置へ移動する(図4(C)参照)。
次のステップ232において、ワイパECU58は、ワイパスイッチ50の接点が停止位置(OFF)に切り替わっているか否かに基づいて、ワイパ装置100Aの作動停止が指示されているか否か判定する。ステップ232の判定が否定された場合はワイパモータ給電制御処理を終了する。また、ステップ232の判定が肯定された場合はステップ234へ移行する。
ステップ234において、ワイパECU58は、往路給電開始位置として、下反転位置P2よりも所定距離θxだけ先の位置を設定する。ステップ236において、ワイパECU58は、ワイパブレード28,30が往路給電開始位置到達に到達したか否か判定する。ステップ236の判定が否定された場合はステップ236を繰り返す。この間、ワイパアーム24,26やワイパブレード28,30、リンク機構20等の慣性力により、ワイパブレード28,30は下反転位置P2に到達し、更にワイパブレード28,30の往路動作が開始される。そして、ワイパブレード28,30が往路給電開始位置に到達すると(図4(C)参照)、ステップ236の判定が肯定されてステップ200に戻る。
このように、第1実施形態では往路給電停止位置から復路給電開始位置迄の期間(図5に示す時間tU)及び復路給電停止位置から往路給電開始位置迄の期間(図5に示す時間tL)に、ワイパモータ18への給電を停止し、ワイパアーム24,26やワイパブレード28,30、リンク機構20等の慣性力を利用してワイパブレード28,30を移動させているので、ワイパモータ18への給電期間が短縮されている。また、ワイパモータ18への給電を停止しない場合と比較して、ワイパブレード28,30が反転位置に到達した時点でのワイパアーム24,26やワイパブレード28,30、リンク機構20等の慣性力が小さくなる。このため、ワイパブレード28,30が反転位置に到達した時点でのワイパアーム24,26やワイパブレード28,30、リンク機構20等の慣性力を外力とみなしてワイパモータ18に不必要に給電することも抑制される。従って、第1実施形態によればワイパ装置100Aの消費電力を低減することができる。
また、往路動作でのワイパブレード28,30の払拭方向はおおよそ重力に逆らう方向であり、ワイパアーム24,26やワイパブレード28,30、リンク機構20等の慣性力が小さくなるのに対し、復路動作でのワイパブレード28,30の払拭方向はおおよそ重力が加わる方向であり、ワイパアーム24,26やワイパブレード28,30、リンク機構20等の慣性力が大きくなる。これに基づき、第1実施形態では、車両の速度Vが所定値Vth未満の場合に、図6(A)に示す時間tUと時間tLとを比較しても明らかなように、上反転位置P1と往路給電停止位置との距離(θULo)を、下反転位置P2と復路給電停止位置との距離(θLLo)よりも小さくしている(θLLo>θULo)。これにより、ワイパアーム24,26やワイパブレード28,30、リンク機構20等の慣性力を有効に利用することでワイパ装置100Aの消費電力を更に低減することができる。
また、ワイパブレード28,30の往路作動でのワイパブレード28,30の払拭方向は、おおよそ走行風が力として加わる方向であり、車両の速度Vが大きくなるに従って、ワイパアーム24,26やワイパブレード28,30、リンク機構20等の慣性力も大きくなる。これに基づき第1実施形態では、図6(A)に示す時間tUと図6(B)に示す時間tUとを比較しても明らかなように、車両の速度Vが所定値Vth以上の場合の上反転位置P1と往路給電停止位置との距離(θUHi)を、車両の速度Vが所定値Vth未満の場合の上反転位置P1と往路給電停止位置との距離(θULo)よりも大きくしている(θUHi>θULo)。また、ワイパブレード28,30の復路作動でのワイパブレード28,30の払拭方向は、おおよそ走行風に逆らう方向であり、車両の速度が大きくなるに従って、ワイパアーム24,26やワイパブレード28,30、リンク機構20等の慣性力は小さくなる。これに基づき第1実施形態では、図6(A)に示す時間tLと図6(B)に示す時間tLとを比較しても明らかなように、車両の速度Vが所定値Vth以上の場合の下反転位置P2と復路給電停止位置との距離(θLHi)を、車両の速度Vが所定値Vth未満の場合の下反転位置P2と復路給電停止位置との距離(θLLo)よりも小さくしている(θLHi<θLLo)。これにより、ワイパアーム24,26やワイパブレード28,30、リンク機構20等の慣性力を有効に利用することでワイパ装置100Aの消費電力を更に低減することができる。
〔第2実施形態〕
次に本発明の第2実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同一の部分には同一の符号を付し、説明を省略する。
図7に示すように、第2実施形態に係るワイパ装置100Bは、ワイパモータ18の出力軸32が所定の回転角度範囲θ1で正逆回転され、この出力軸32の回転力がリンク機構20を介してワイパアーム24,26に伝達され、ワイパアーム24,26の往復回動に伴ってワイパブレード28,30がウインドシールドガラス12上における下反転位置P2と上反転位置P1との間で往復移動する。回転角度範囲θ1は、ワイパ装置100Bのリンク機構の構成等によって様々な値をとり得るが、一例としてθ1=140°である。
また第2実施形態では、下反転位置P2の下方に格納位置P3が設けられている。ワイパブレード28,30が下反転位置P2にある状態から、出力軸32が回転角度θ2だけ回転することにより、ワイパブレード28,30は格納位置P3へ移動する。回転角度θ2は、ワイパ装置100Bのリンク機構の構成等によって様々な値をとり得るが、一例としてθ2=10°である。なお、回転角度θ2=0°の場合は、下反転位置P2と格納位置P3とは一致し、ワイパブレード28,30は下反転位置P2で停止し、格納される。
図8に示すように、第2実施形態に係るドライバ56Bは4個のトランジスタTr1,Tr2,Tr3,Tr4を含んでいる。トランジスタTr1,Tr2,Tr3,Tr4のゲートはプリドライバ56Aに各々接続されている。トランジスタTr1,Tr2のドレインはノイズ防止コイル66を介してバッテリ80に各々接続されており、トランジスタTr1のソースはトランジスタTr3のドレインに、トランジスタTr2のソースはトランジスタTr4のドレインに各々接続されている。また、トランジスタTr3,Tr4のソースは接地されている。また、トランジスタTr1のソース及びトランジスタTr3のドレインは、ワイパモータ18の巻線の一端に接続されており、トランジスタTr2のソース及びトランジスタTr4のドレインは、ワイパモータ18の巻線の他端に接続されている。
プリドライバ56AからトランジスタTr1,Tr4の各々のゲートにハイレベル信号が入力されるとトランジスタTr1,Tr4がオンになり、ワイパモータ18には例えばワイパブレード28,30を往路動作させる方向のモータ電流が流れる(ワイパモータ18の出力軸32を正回転させるようにモータ電流が流れる)。なお、プリドライバ56Aは、トランジスタTr1,Tr4の一方をオンさせているとき、他方を所定のデューティ比時間割合で小刻みにオンオフ制御することでモータ電流を変調してもよい。
また、プリドライバ56AからトランジスタTr2,Tr3の各々のゲートにハイレベル信号が入力されるとトランジスタTr2,Tr3がオンになり、ワイパモータ18には例えばワイパブレード28,30を復路動作させる方向のモータ電流が流れる(ワイパモータ18の出力軸32を逆回転させるようにモータ電流が流れる)。なお、プリドライバ56Aは、トランジスタTr2,Tr3の一方をオンさせているとき、他方を所定のデューティ比で小刻みにオンオフ制御することでモータ電流を変調してもよい。
次に図9を参照し、第2実施形態に係るワイパモータ給電制御処理について、第1実施形態と相違する部分を説明する。第2実施形態では、上反転位置P1を復路給電開始位置としている。すなわち、ワイパECU58は、ステップ212でワイパモータ18への給電を停止させた後、第1実施形態で説明したステップ214,216に代えて、ステップ217において、回転角度センサ54の出力に基づいて、ワイパブレード28,30が上反転位置P1に到達したか否か判定する。なお、ステップ212では、一例として各トランジスタTr1,Tr2,Tr3,Tr4(ドライバ56B)を各々オフさせることで、ワイパモータ18への給電を停止させている。
ステップ217の判定が否定された場合はステップ217を繰り返し、この間、ワイパブレード28,30は、ワイパアーム24,26やワイパブレード28,30、リンク機構20等の慣性力により、上反転位置P1へ移動する。そして、ワイパブレード28,30が上反転位置P1に到達すると、ステップ217の判定が肯定されてステップ218へ移行し、ステップ218でワイパモータ18への給電が開始される。なお、ステップ218でワイパモータ18への給電を開始させる際は、トランジスタTr2,Tr3をオンさせることで、ワイパブレード28,30を復路動作させる方向へのワイパモータ18の出力軸32の回転を開始させている。
また第2実施形態では、下反転位置P2を往路給電開始位置としている。すなわち、ワイパECU58は、ステップ230でワイパモータ18への給電を停止させ、ステップ232を経た後、第1実施形態で説明したステップ234,236に代えて、ステップ237において、回転角度センサ54の出力に基づいて、ワイパブレード28,30が下反転位置P2に到達したか否か判定する。なお、ステップ230では、一例として各トランジスタTr1,Tr2,Tr3,Tr4(ドライバ56B)を各々オフさせることで、ワイパモータ18への給電を停止させている。
ステップ237の判定が否定された場合はステップ237を繰り返し、この間、ワイパブレード28,30は、ワイパアーム24,26やワイパブレード28,30、リンク機構20等の慣性力により、下反転位置P2へ移動する。そして、ワイパブレード28,30が下反転位置P2に到達すると、ステップ237の判定が肯定されてステップ200に戻り、ステップ200でワイパモータ18への給電が開始される。なお、ステップ200でワイパモータ18への給電を開始させる際は、トランジスタTr1,Tr4をオンさせることで、ワイパブレード28,30を往路動作させる方向へのワイパモータ18の出力軸32の回転を開始させている。
このように、第2実施形態では往路給電停止位置から上反転位置P1迄の期間(図10に示す時間tU)及び復路給電停止位置から下反転位置P2迄の期間(図10に示す時間tL)に、ワイパモータ18への給電を停止し、ワイパアーム24,26やワイパブレード28,30、リンク機構20等の慣性力を利用してワイパブレード28,30を移動させているので、ワイパモータ18への給電期間が短縮されている。また、ワイパモータ18への給電を停止しない場合と比較して、ワイパブレード28,30が反転位置に到達した時点でのワイパアーム24,26やワイパブレード28,30、リンク機構20等の慣性力が小さくなる。このため、ワイパブレード28,30が反転位置に到達した時点でのワイパアーム24,26やワイパブレード28,30、リンク機構20等の慣性力を外力とみなしてワイパモータ18に不必要に給電することも抑制される。従って、第2実施形態についても第1実施形態と同様に、ワイパ装置100Bの消費電力を低減することができる。
なお、上記では車両の速度Vが所定値Vth以上か否かに応じて、ワイパモータ18の給電停止期間の長さを2段階に変化させる態様を説明したが、これに限定されるものではない。走行風による抗力は車両の速度Vの二乗に比例するため、図11に示すように、走行風の影響を考慮したワイパモータ18の給電停止期間の長さは、車両の速度Vの変化に対して二次曲線を示す。なお、図11における時間tU0,tL0は車両が停止しているときの給電停止期間の長さを表す。例えば図11に示す特性に基づき、車両の速度Vに応じてワイパモータ18の給電停止期間の長さを3段階以上の複数段階に変化させるようにしてもよい。
また、ワイパモータ18の一例としてブラシ付きのDCモータを説明したが、このブラシ付きDCモータは2ブラシ付きであっても3ブラシ付きであってもよい。また、これに限定されるものではなく、ワイパモータ18はブラシレスモータなどであってもよい。
また、上記ではワイパ制御装置10の配置位置について明記していないが、ワイパ制御装置10はワイパモータ18のハウジング内に収容してもよいし、ワイパモータ18のハウジングの外に配置してもよい。
また、第1実施形態において、反転位置と給電開始位置との距離を所定距離θxに設定していたが、これに限定されるものではなく、例えば、ワイパアーム24,26が反転位置で反転した後、回転角度センサ54の検知結果から算出できるワイパアーム24,26の移動速度が所定値未満に低下したことを契機として、ワイパモータ18の給電を開始するようにしてもよい。
10…ワイパ制御装置、12…ウインドシールドガラス、14,16…ワイパ、18…ワイパモータ、22…ワイパ制御部、24,26…ワイパアーム、28,30…ワイパブレード、50…ワイパスイッチ、54…回転角度センサ、56…駆動回路、58…ワイパECU、100A,100B…ワイパ装置

Claims (5)

  1. 給電されることで駆動力を発生してワイパアームを回動させ、前記ワイパアームに連結されたワイパブレードをウインドシールドの2つの反転位置の間で往復払拭させるモータ部と、
    前記ワイパブレードが前記反転位置より前の給電停止位置に到達した際に前記モータ部への給電を停止し、前記ワイパブレードが前記反転位置又は前記反転位置より後の給電開始位置に到達した際に前記モータ部への給電を開始する制御部と、
    を含むワイパ装置。
  2. 前記制御部は、前記反転位置と前記給電停止位置との距離を前記ワイパブレードの払拭方向に応じて変更する請求項1記載のワイパ装置。
  3. 前記制御部は、前記ワイパブレードの往路動作での反転位置である上反転位置と、前記往路動作における給電停止位置である往路給電停止位置と、の距離を、前記ワイパブレードの復路動作での反転位置である下反転位置と、前記復路動作における給電停止位置である復路給電停止位置と、の距離よりも小さくする請求項2記載のワイパ装置。
  4. 前記制御部は、前記反転位置と前記給電停止位置との距離を前記ワイパ装置が搭載された車両の速度に応じて変更する請求項1記載のワイパ装置。
  5. 前記制御部は、前記車両の速度が所定値以上の場合の、前記ワイパブレードの往路動作での反転位置である上反転位置と前記往路動作における給電停止位置である往路給電停止位置との第1の距離を、前記車両の速度が所定値未満の場合の前記第1の距離よりも大きくすると共に、前記車両の速度が所定値以上の場合の、前記ワイパブレードの復路動作での反転位置である下反転位置と前記復路動作における給電停止位置である復路給電停止位置との第2の距離を、前記車両の速度が所定値未満の場合の前記第2の距離よりも小さくする請求項4記載のワイパ装置。
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