JP2019188440A - ウェーブ巻きばねの形状調整装置 - Google Patents

ウェーブ巻きばねの形状調整装置 Download PDF

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Abstract

【課題】高精度のウェーブ巻きばねを効率良く製造することのできるウェーブ巻きばねの形状調整装置を提供する。【解決手段】この装置は、板ばね材13を曲げ加工して巻きばね10を成形する成形部30と、成形部30に板ばね材13を順送りして供給する供給部20とを備える成形機に適用される。この装置は、成形部30によって成形された巻きばね10の形状を測定する測定部70を有する。測定部70によって測定された巻きばね10の形状に基づいて、成形部30によって成形される巻きばね10が目標とする形状になるように、成形部30の作動態様(可動部43の往復移動量)がフィードバック制御される。【選択図】図2

Description

本発明は、ウェーブ巻きばねの形状調整装置に関するものである。
従来より、鋼材(ばね鋼)が延伸方向において波打つ波形状に形成された巻きばね(いわゆるウェーブ巻きばね)が知られている。
また、こうしたウェーブ巻きばねの成形に用いる成形機が提案されている(例えば特許文献1)。特許文献1の成形機は、ウェーブ巻きばねを成形するための成形部に対して、ばね鋼を順送りして供給する供給部を有している。そして、この成形部は、供給部から供給されるばね鋼を螺旋状に曲げ加工するとともに、同ばね鋼を延伸方向に進むに連れて螺旋状の軸方向において波打つように曲げ加工する。
特開2002−301534号公報
上記成形機によるウェーブ巻きばねの成形に際しては、その成形開始前に同成形機の作動態様を調整する作業が行われる。これにより、目標とする形状のウェーブ巻きばねを成形することが可能になる。
ただし、単に成形機による成形を繰り返し行うと、同成形機の温度変化に伴う作動特性の変化や、素材であるばね鋼の癖(例えば、ボビンに巻き付けられることによる巻き癖)の変化などに起因して、成形機によって成形されるウェーブ巻きばねの形状が不要に変化して、歩留まりの低下を招いてしまう。
こうした歩留まりの低下を抑えるためには、成形機によって成形されるウェーブ巻きばねを取り出して検品するとともに検品結果をもとに成形機を再調整するといった作業(手作業)を定期的に行うことが考えられる。こうした再調整作業は煩雑であり、時間がかかるために好ましくない。
本発明は、そうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、高精度のウェーブ巻きばねを効率良く製造することのできるウェーブ巻きばねの形状調整装置を提供することにある。
上記課題を解決するためのウェーブ巻きばねの形状調整装置は、ばね鋼を曲げ加工してウェーブ巻きばねを成形する成形部と、前記成形部に前記ばね鋼を順送りして供給する供給部とを備える成形機に適用されて、前記成形部によって成形された前記ウェーブ巻きばねの形状を測定する測定部と、前記測定部によって測定された前記ウェーブ巻きばねの形状に基づいて、前記成形部によって成形されるウェーブ巻きばねが目標とする形状になるように、前記成形機の作動態様をフィードバック制御する制御部とを有する。
上記構成によれば、成形機によって実際に成形されたウェーブ巻きばねの形状(実形状)と予め定められた目標とする形状(目標形状)との差に応じて、実形状が目標形状になるように、成形機の作動態様を自動的に調整することができる。そのため、成形されたウェーブ巻きばねを取り出して検品するとともに検品結果をもとに成形機を再調整するといった作業を定期的に行う場合と比較して、高精度のウェーブ巻きばねを効率良く製造することができるようになる。
上記形状調整装置において、前記ばね鋼は板状のものであり、前記成形部は、前記ばね鋼を延伸方向に進むに連れて前記ウェーブ巻きばねの軸方向において波打つように曲げ加工する波状加工部を備え、前記測定部は、前記ウェーブ巻きばねの軸方向における長さを測定するものであり、前記制御部の制御対象である前記成形機の作動態様は、前記波状加工部による曲げ加工量である。
上記構成では、波状加工部による曲げ加工量、すなわち波打つ形状の振幅にあたる曲げ加工量を変更すると、ウェーブ巻きばねの軸方向における長さが変化するようになる。このことから、波状加工部による曲げ加工量を調節することにより、ウェーブ巻きばねの軸方向長さを調整することが可能になると云える。
上記構成によれば、成形機によって実際に成形されたウェーブ巻きばねの軸方向長さの測定値と目標値との差に応じて、その測定値と目標値とを一致させるように、波状加工部による曲げ加工量を自動的に調整することができる。したがって、軸方向長さのばらつきが抑えられたウェーブ巻きばねを効率良く製造することができるようになる。
上記形状調整装置において、前記測定部による測定時において前記ウェーブ巻きばねを予め定めた圧縮状態にする圧縮部を有することが好ましい。
ウェーブ巻きばねに圧縮荷重が作用していない状態では、軸方向において隣合う巻線部分の間に不要な隙間が生じたり、それら巻線部分の接触面圧にばらつきが生じたりするおそれがある。これは、ウェーブ巻きばねの軸方向長さの測定の精度を低下させる一因になる。上記構成では、軸方向長さの測定に際してウェーブ巻きばねに所定の圧縮荷重が作用するようになるため、軸方向において隣合う巻線部分の間に不要な隙間が生じることを抑えることができ、それら巻線部分の接触面圧にばらつきが生じることを抑えることができる。上記構成によれば、そのようにした上で、ウェーブ巻きばねの軸方向長さの測定を精度良く行うことができる。
上記形状調整装置において、前記圧縮部は、前記ウェーブ巻きばねを載置する台座と、前記ウェーブ巻きばねの上に乗せる錘部とを備える。
上記構成によれば、台座に載置した状態のウェーブ巻きばねの上に所定重量の錘部を乗せるといった簡素な構造によって、ウェーブ巻きばねに所定の圧縮荷重を作用させた状態にすることができる。
上記形状調整装置において、前記測定部は、前記ウェーブ巻きばねの上に乗せられた状態の前記錘部の位置を、前記ウェーブ巻きばねの軸方向における長さの指標値として測定するものである。
上記構成によれば、ウェーブ巻きばねの軸方向長さの測定に際して同ウェーブ巻きばねの上に錘部が乗せられる装置において、同錘部の位置を測定することによって、ウェーブ巻きばねの軸方向長さの測定を行うことができる。
本発明によれば、高精度のウェーブ巻きばねを効率良く製造することができる。
本実施形態の製造装置によって製造されるウェーブ巻きばねの斜視図。 本実施形態の製造装置の概略構成を示す略図。 成形部の構造を概略的に示す平面図。 可動部を往復移動させるための構造の分解斜視図。 可動部を往復移動させるための構造の側面図。 (a)および(b)案内溝による案内凸部の案内態様の一例を示す略図。 (a)および(b)案内溝による案内凸部の案内態様の一例を示す略図。 搬送部による巻きばねの搬送態様を概略的に示す(a)は側面図であり、(b)は平面図。 測定部の平面図。 測定部の側面図。 測定部の一作動態様を示す略図。 判定処理の実行手順を示すフローチャート。 フィードバック処理の実行手順を示すフローチャート。
以下、ウェーブ巻きばねの形状調整装置の一実施形態について説明する。
図1に示すように、本実施形態のウェーブ巻きばね(以下、巻きばね10)は、軸方向の両端が略円環形状で延びる座部11になっている。また巻きばね10の軸方向の中間部分は螺旋状に延びる螺旋部12を有しており、螺旋部12は、巻きばね10の軸方向において変位する形状であって、且つ螺旋部12の延伸方向において波打つ波形状である。この巻きばね10では、軸方向において隣合う螺旋部12が、上記波形状における凹凸が逆になる態様で延びるとともに、一方の螺旋部12の凸における頂点と他方の螺旋部12の凹における底とが当接する態様で延びている。巻きばね10は、金属材料からなる板状のばね鋼(板ばね材)を曲げ加工することによって形成されている。
以下、巻きばね10の製造に用いる製造装置について説明する。
図2に示すように、本実施形態の製造装置は、加工用の板ばね材13を順送りして供給する供給部20と、同板ばね材13を曲げ加工して巻きばね10を成形する成形部30とを備える成形機や、成形された巻きばね10を搬送する搬送部60、搬送された巻きばね10の形状を測定する測定部70を有している。
供給部20は、板ばね材13が巻き付けられた筒状のボビン21を有している。供給部20は、板ばね材13を上記ボビン21から引き出しつつ成形部30に供給することの可能な構造になっている。
図3に示すように、成形部30は、板ばね材13を案内するガイド31を有している。本実施形態では、上記供給部20(図2参照)から順送りされた板ばね材13が、ガイド31の内部を通過するとともに同ガイド31の開口端32から送り出される構造になっている。
また成形部30は、ガイド31の開口端32から送り出される板ばね材13を幅方向において円弧状に曲げ加工して環状にするための三つの曲げローラ33,34,35を有している。
各曲げローラ33,34,35は、何れも円柱状をなしており、回転中心が平行に延びる態様で装置本体(図示略)に回転可能に支持されている。各曲げローラ33,34,35の周壁には全周に渡って延びる環状溝36が形成されている。各曲げローラ33,34,35は、その環状溝36と板ばね材13との係合を通じて、同板ばね材13が案内されるように配置されている。詳しくは、各曲げローラ33,34,35は、板ばね材13の送り方向における上流側から曲げローラ33、曲げローラ34、曲げローラ35といった順に、板ばね材13の幅方向における両側方において交互に並ぶように配置されている。そして、本実施形態の製造装置は、板ばね材13の側端と各曲げローラ33,34,35の環状溝36とが係合した状態で同板ばね材13が各曲げローラ33,34,35間を通過することにより、板ばね材13が幅方向において円弧状に曲げ加工されて略円環状になる構造になっている。
また、本実施形態の製造装置では、曲げローラ35の回転中心Lが装置本体に対して移動可能になっている。具体的には、装置本体には、板ばね材13の幅方向において移動可能な状態で第1移動アーム37が取り付けられている。この第1移動アーム37には上記曲げローラ35が回転可能に支持されており、同第1移動アーム37はアクチュエータ38に連結されている。また本実施形態の製造装置は電子制御装置39を有しており、同電子制御装置39には上記アクチュエータ38が接続されている。そして、図3中に白抜きの矢印で示すように、電子制御装置39によるアクチュエータ38の作動制御を通じて、第1移動アーム37を曲げローラ35ともども板ばね材13に近づく方向に移動させたり、同板ばね材13から離間する方向に移動させたりすることが可能になっている。なお、巻きばね10を成形する際には、曲げローラ33,34の回転中心は装置本体に対して移動不能になっている。また、巻きばね10の成形開始前に成形機を調整する際には、曲げローラ33,34の回転中心を装置本体に対して移動可能な構造になっている。
曲げローラ33,34,35によって板ばね材13を円環状に曲げ加工したとしても、後述する波状加工部による曲げ加工時において板ばね材13の各部の径が若干変化してしまうため、巻きばね10の各部の径が一定にならなくなってしまう。
本実施形態の製造装置では、上記曲げローラ35の位置制御を通じて、波状加工部による曲げ加工に先立ち、同波状加工部による曲げ加工時における板ばね材13の径の変化分を相殺するように、同板ばね材13の各部の径が微調整される。これにより、巻きばね10の各部の径のばらつきが抑えられるようになっている。
成形部30は、各曲げローラ33,34,35によって略円環状に曲げ加工された板ばね材13の一部(巻きばね10の軸方向の中間にあたる部分)を、延伸方向に進むに連れて板ばね材13の厚さ方向(巻きばね10の軸方向)において波打つように曲げ加工するための固定部40と可動部43とを有している。本実施形態では、これら固定部40および可動部43が波状加工部に相当する。
固定部40は細長い板状をなしている。固定部40の長手方向における一方側の部分(図3における左上部分)は先端に向かうほど幅狭の形状であり、同部分の先端には幅方向(図3の紙面に沿って延びる方向[水平方向])に延びるスリット41が形成されている。この固定部40は、巻きばね10の成形に際して上記スリット41の内部を板ばね材13が通過するように、装置本体に固定されている。
可動部43は細長い板状をなしている。可動部43の長手方向における一方側の部分(図3における左側部分)は先端に向かうほど幅狭の形状であり、同部分の先端には幅方向(図3の紙面に沿って延びる方向[水平方向])に延びるスリット44が形成されている。この可動部43は、巻きばね10の成形に際して板ばね材13が固定部40のスリット41内部を通過した後に可動部43のスリット44内部を通過するようになる位置に、配設されている。
また図4および図5に示すように、可動部43は、板ばね材13の厚さ方向(図4の上下方向)において移動可能になっている。具体的には、装置本体には、上下方向において移動可能な状態で第2移動アーム45が取り付けられている。この第2移動アーム45の上端には上記可動部43が固定されており、下端には作動装置46が連結されている。作動装置46は、動力源としてのモータ47と、同モータ47に接続された電子制御装置39とを備えている。本実施形態では、図4中および図5中に矢印Aで示すように、電子制御装置39によるモータ47の作動制御を通じて、第2移動アーム45を可動部43ともども板ばね材13の厚さ方向において往復移動させることが可能になっている。
本実施形態では、巻きばね10(詳しくは、その螺旋部12)の成形に際して、板ばね材13が固定部40(図3)のスリット41内部と可動部43のスリット44内部とを通過する状態で、可動部43が板ばね材13の厚さ方向(上下方向)において往復移動するようになる。このとき、板ばね材13は、固定部40のスリット41に挟まれた部分が曲げ加工の支点になる状態で、可動部43の往復移動に合わせて同板ばね材13の厚さ方向における一方側と他方側とに交互に曲げられるようになる。このようにして、板ばね材13は、延伸方向に進むに連れて上記厚さ方向において波打つように曲げ加工される。
上記作動装置46は、以下のように構成されている。
図4および図5に示すように、第2移動アーム45の下部には、一方の側壁から水平方向に円柱状で突出する係合凸部48が設けられている。
また、装置本体には、第2移動アーム45の移動方向と直交する方向(水平方向)であり、且つ係合凸部48の中心軸と直交する方向において往復移動可能な態様で、駆動部材49が取り付けられている。この駆動部材49には、上記第2移動アーム45に対向する側壁から水平方向に円柱状で突出する案内凸部50が設けられている。この案内凸部50は駆動部材49に対して回転可能に取り付けられており、同案内凸部50の突端には上記円柱状の径方向に延びる案内溝51が形成されている。
本実施形態では、第2移動アーム45の係合凸部48の延伸方向と駆動部材49の案内凸部50の延伸方向とが同一になっており、第2移動アーム45の係合凸部48が駆動部材49の案内溝51に嵌る態様で、それら第2移動アーム45および駆動部材49が配置されている。
駆動部材49には変換機構53を介して前記モータ47が連結されており、同モータ47は電子制御装置39に接続されている。変換機構53は、一端がモータ47の回転軸に固定されて同回転軸と直交する方向に延びるクランク53A(図5)と、同クランク53Aの他端と駆動部材49とを連結するロッド53Bとを有している。この変換機構53は、モータ47の回転運動を往復直線運動に変換するものである。本実施形態では、電子制御装置39によって実行されるモータ47の作動制御を通じて、駆動部材49を往復移動させることが可能になっている。
また、駆動部材49の案内凸部50には同案内凸部50を回転移動させるためのアクチュエータ54(詳しくは、サーボモータ)が連結されており、同アクチュエータ54は電子制御装置39に接続されている。本実施形態では、電子制御装置39によって実行されるアクチュエータ54の作動制御を通じて、駆動部材49を基準とする案内凸部50の回動位置を変更(調節)可能になっている。
作動装置46は次のように作動する。
図5に示すように、巻きばね10を成形する際には、モータ47の作動制御を通じて駆動部材49が水平方向(図5中に矢印Bで示す方向)に往復移動する。そして巻きばね10の座部11にあたる部分を成形するときには、アクチュエータ54の作動制御を通じて駆動部材49に設けられた案内溝51の延設方向が水平方向にされる。このときには、案内溝51に第1移動アーム37の係合凸部48が嵌っているとはいえ、駆動部材49が水平方向に往復移動しても第1移動アーム37および可動部43は上下方向には移動しない。一方、巻きばね10の螺旋部12にあたる部分を成形するときには、アクチュエータ54の作動制御を通じて上記案内溝51の延設方向が水平方向に対して傾いた状態にされる。そのため、この状態で駆動部材49が水平方向に往復移動すると、第1移動アーム37の係合凸部48が駆動部材49の案内溝51によって案内されて上下方向に往復移動するようになり、同第1移動アーム37および可動部43も上下方向(図5中に矢印Aで示す方向)に往復移動するようになる。
本実施形態の製造装置では、第1移動アーム37および可動部43が往復移動する量を変更可能になっている。詳しくは、図5中に矢印Cで示すように、アクチュエータ54の作動制御を通じて案内凸部50の回転位置を変更すると、案内溝51の延設方向と駆動部材49の移動方向(水平方向)とのなす角度ANが変化するようになる。そして、図6(a)および図6(b)に示すように、上記角度ANが大きくなると、駆動部材49の水平方向への往復移動時における係合凸部48、第1移動アーム37および可動部43の上下方向への往復移動量MVは大きくなる。一方、図7(a)および図7(b)に示すように、上記角度ANが小さくなると、駆動部材49の水平方向への往復移動時における係合凸部48、第1移動アーム37および可動部43の上下方向への往復移動量MVは比較的小さくなる。このようにアクチュエータ54の作動制御を通じて案内凸部50の回転位置を調節することにより、可動部43の上下方向の往復移動量が調節されて、板ばね材13の曲げ加工量(詳しくは、波形状の振幅にあたる曲げ加工量)が調節されるようになる。
図3に示すように、成形部30は板ばね材13を切断する切断部55を有している。この切断部55は、一個の巻きばね10の成形が完了した状態で、板ばね材13における可動部43のスリット44から送り出された部分を切断するようになっている。
図8(a)および図8(b)に示すように、巻きばね10を搬送する搬送部60は、同巻きばね10を把持して移動させるためのクランプ61を備えている。この搬送部60は次のように作動する。先ずは、成形部30によって巻きばね10の全体が成形されたタイミングで、上記クランプ61が巻きばね10を把持する(図8に示す状態)。その後において切断部55(図3参照)による板ばね材13の切断が実行されると、図8中に矢印で示すように、クランプ61は巻きばね10を把持した状態のままで測定部70の台座71上まで移動する。そして、巻きばね10が台座71上に置かれた状態で、クランプ61による巻きばね10の把持が解消されて同巻きばね10がクランプ61から離される。
本実施形態の製造装置では、このようにして成形部30によって成形された巻きばね10が測定部70の台座71まで搬送される。こうしたクランプ61による搬送動作は巻きばね10の成形が完了する度に繰り返し実行される。
図9および図10に示すように、巻きばね10の形状(詳しくは、軸方向における長さ)を測定する測定部70は、同巻きばね10が置かれる台座71を有している。この台座71は、巻きばね10が置かれる位置として、一方(図9および図10における左側)の端部から順に、測定前位置M1、測定位置M2、および測定後位置M3を有している。上記搬送部60によって搬送された巻きばね10は台座71の測定前位置M1に置かれる。そして、巻きばね10の軸方向長さを測定する際には、同巻きばね10は測定位置M2に置かれる。
測定部70は、巻きばね10を把持して移動させるためのクランプ72(図9)を備えている。本実施形態では、図9中および図10中に太線の矢印で示すように、クランプ72によって巻きばね10を把持させるとともに、その状態でクランプ72を移動させた後に、同クランプ72から巻きばね10を離させることによって、巻きばね10を移動させることが可能になっている。本実施形態では、このクランプ72によって、軸方向長さの測定に先立ち巻きばね10が台座71における測定前位置M1から測定位置M2に移動されるようになっており、軸方向長さの測定が完了した後には巻きばね10が台座71における測定位置M2から測定後位置M3に移動されるようになっている。こうしたクランプ72による搬送動作は、搬送部60による測定部70の台座71への巻きばね10の搬送が実行される度に繰り返し実行される。
測定部70は錘部73を有している。錘部73は、その下部が水平方向に延びる板状の押さえ部74になっている。この押さえ部74は、台座71の測定位置M2に巻きばね10が置かれたときに、同巻きばね10の上方全体を覆う形状である。
錘部73は上下方向に移動可能になっている。詳しくは、錘部73の状態を、台座71の測定位置M2に置かれた巻きばね10から離れた位置(上方位置UP1)で保持された状態(図10に示す状態[保持状態])と、同錘部73が保持されることなく巻きばね10の上に乗せられた状態(測定状態)とのいずれかの状態に選択的に切り替え可能になっている。錘部73の重量は、各種の実験やシミュレーションの結果をもとに、次のように定められている。すなわち、軸方向長さの測定に際して巻きばね10上に錘部73を乗せたときに、同巻きばね10における隣合う巻線部分(座部11および螺旋部12[図1参照])の接触圧が軸方向長さの測定に適した所定圧力になるように、錘部73の重量は定められている。
また測定部70は、接触型の変位センサ75を有している。この変位センサ75は、その接触子76が錘部73の押さえ部74の上面に常時接触するようになる状態で、台座71に固定されている。測定部70は電子制御装置77(図2)を有している。この電子制御装置77により、錘部73の上下方向位置を切り替える制御が実行される。また電子制御装置77には上記変位センサ75の検出信号が取り込まれている。さらに電子制御装置77と電子制御装置39とは通信線で接続されて相互通信が可能になっている。
測定部70による巻きばね10の軸方向長さの測定は次のように実行される。
図10に示すように、巻きばね10がクランプ72によって移動されて、台座71の測定位置M2に置かれる。このとき、錘部73は上方位置UP1で保持された保持状態になっている。
その後、図11に示すように、電子制御装置77(図2参照)による錘部73の切り替え制御を通じて、錘部73が下方に移動して測定状態になる。詳しくは、錘部73が上下方向の移動が許容された非保持状態で巻きばね10の上に乗せられる。
そして、この状態で、変位センサ75によって巻きばね10の軸方向長さ(詳しくは、その指標値である錘部73の押さえ部74の上下方向位置)が検出されて電子制御装置77に記憶される。
ここで、巻きばね10に圧縮荷重が作用していない状態では、軸方向において隣合う巻線部分(座部11および螺旋部12[図1参照])間に不要な隙間が生じたり、それら巻線部分の接触面圧にばらつきが生じたりするおそれがあるため、製造誤差以外の要因によって巻きばね10の軸方向長さにばらつきが生じ易いと云える。
本実施形態では、巻きばね10の軸方向長さの測定に際して、測定部70の台座71に載置した状態の巻きばね10の上に錘部73を乗せることにより、巻きばね10に所定の圧縮荷重を作用させた状態にすることができる。これにより、軸方向において隣合う巻線部分の間に不要な隙間が生じることを抑えることができ、それら巻線部分の接触面圧にばらつきが生じることを抑えることができる。そして本実施形態では、そうした状態で巻きばね10の軸方向長さの測定を精度良く行うことができるようになる。本実施形態では、錘部73および台座71が圧縮部に相当する。
また、単に成形部30による巻きばね10の成形を繰り返し行うと、成形機の温度変化に伴う作動特性の変化や、板ばね材13の巻き癖の変化(具体的には、ボビン21の内外周での巻き癖の相異)などに起因して、成形機によって成形される巻きばね10の形状が不要に変化して、歩留まりの低下を招くおそれがある。
本実施形態では、測定部70によって巻きばね10の軸方向長さを測定した結果(測定値)に基づいて、成形部30によって成形される巻きばね10の軸方向長さが予め定められた目標とする長さ(目標値)になるように、波状加工部による曲げ加工量(具体的には、可動部43の往復移動量)をフィードバック制御するようにしている。
本実施形態の製造装置では、波状加工部による曲げ加工量、すなわち巻きばね10の螺旋部12における波打つ波形状の振幅にあたる曲げ加工量を変更すると、成形部30によって成形される巻きばね10の軸方向における長さが変化するようになる。このことから、波状加工部による曲げ加工量を調節することにより、巻きばね10の軸方向長さを調整することが可能になると云える。
本実施形態によれば、こうした波状加工部による曲げ加工量を、成形部30によって実際に成形された巻きばね10の軸方向長さについての測定値と目標値との差に応じて、その測定値と目標値とを一致させるように、自動的に調整することができるようになる。したがって、成形された巻きばね10を取り出して検品するとともに検品結果をもとに製造装置を再調整するといった作業(手作業)を定期的に行う場合と比較して、高精度の巻きばね10を効率良く製造することができるようになる。
以下、本実施形態の製造装置による巻きばね10の製造手順について、図12および図13を参照しつつ説明する。
図12は測定部70による軸方向長さの測定が実行されたことを判定するための処理(判定処理)の実行手順を示しており、同図のフローチャートに示される一連の処理は、所定周期毎の処理として、電子制御装置77により実行される。図13は波状加工部の曲げ加工量をフィードバック制御するための処理(フィードバック処理)の実行手順を示しており、同図のフローチャートに示される一連の処理は、所定周期毎の処理として、電子制御装置39により実行される。なお本実施形態では、電子制御装置39,77が制御部に相当する。
図12に示すように、判定処理では先ず、測定部70による巻きばね10の軸方向長さの測定が実行されて測定値が更新されたか否かが判断される(ステップS11)。そして、測定値が更新されたと判断される場合には(ステップS11:YES)、実行フラグがオン操作された後(ステップS12)、本処理は終了される。一方、測定値が更新されていないと判断される場合には(ステップS11:NO)、実行フラグをオン操作することなく(ステップS12の処理をジャンプして)、本処理は終了される。
図13に示すように、フィードバック処理では先ず、実行フラグがオン操作されているか否かが判断される(ステップS21)。そして、実行フラグがオフ操作されている場合には(ステップS21:NO)、測定値が更新されていないとして、以下の処理(ステップS22〜ステップS25)を実行することなく、本処理は終了される。
一方、実行フラグがオン操作されている場合には(ステップS21:YES)、測定部70による巻きばね10の軸方向長さの測定が実行されて測定値が更新されたとして、電子制御装置77に記憶されている測定値が読み込まれる(ステップS22)。そして、その読み込まれた測定値に基づいて、可動部43の往復移動量の制御目標値Tを更新する処理(ステップS23,S24)が実行される。
この更新処理では、巻きばね10の軸方向長さについての目標値と測定値との偏差D(=目標値−測定値)が算出されるとともに(ステップS23)、この偏差DにゲインGを乗算した値(D×G)が、可動部43の往復移動量の制御目標値Tに加算される(ステップS24)。なお、上記ゲインGは、成形部30によって成形される巻きばね10の軸方向長さを制御ハンチングを抑えつつ目標値に早期に収束させることの可能な値であり、発明者らによる各種の実験やシミュレーションの結果をもとに適切な値が予め求められた上で電子制御装置39に記憶されている。
このようにして更新処理が実行された後、実行フラグがオフ操作されて(ステップS25)、本処理は終了される。
本実施形態によれば、電子制御装置77による判定処理(図12)と電子制御装置39によるフィードバック処理(図13)とが実行されるため、成形部30による巻きばね10の成形と同巻きばね10の軸方向長さの測定とが実行される度に、上記更新処理が実行されるようになる。
そして、この更新処理では、上記偏差Dが正の値であるときには、巻きばね10の実際の軸方向長さが目標値よりも短くなっているとして、可動部43の往復移動量の制御目標値Tが上記偏差Dに応じた値(D×ゲインG)だけ大きい値に変更される。この場合には、可動部43の往復移動量が所定量(「偏差D×ゲインG」に相当する量)だけ大きくなるように、案内凸部50の回転位置が変更されて案内溝51の角度AN(図5参照)が大きくなる。これにより、以後において成形部30によって成形される巻きばね10の軸方向長さは長くなる。
一方、上記偏差Dが「0」であるときには、巻きばね10の実際の軸方向長さが目標値と一致しているとして、可動部43の往復移動量の制御目標値Tが変更されない。この場合には、案内凸部50の回転位置は変更されず、成形部30によって成形される巻きばね10の軸方向長さが現状のまま維持される。
他方、上記偏差Dが負の値であるときには、巻きばね10の実際の軸方向長さが目標値よりも長くなっているとして、制御目標値Tが上記偏差Dに応じた値(「Dの絶対値」×ゲインG)だけ小さい値に変更される。この場合には、可動部43の往復移動量が所定量(「偏差Dの絶対値×ゲインG」に相当する量)だけ小さくなるように、案内凸部50の回転位置が変更されて案内溝51の角度ANが小さくなる。これにより、以後において成形部30によって成形される巻きばね10の軸方向長さは短くなる。
本実施形態の製造装置によれば、このようにして成形部30によって成形される巻きばね10の軸方向長さが目標値になるように同成形部30の作動態様(詳しくは、可動部43の往復移動量)がフィードバック制御される。
以上説明したように、本実施形態によれば、以下に記載する効果が得られる。
(1)波状加工部による曲げ加工量を、成形部30によって実際に成形された巻きばね10の軸方向長さについての測定値と目標値との偏差Dに応じて、その測定値と目標値とを一致させるように、自動的に調整することができる。したがって、成形された巻きばね10を取り出して検品するとともに検品結果をもとに製造装置を再調整するといった作業を定期的に行う場合と比較して、高精度の巻きばね10を効率良く製造することができるようになる。
(2)巻きばね10の軸方向長さの測定に際して、台座71に載置した状態の巻きばね10の上に錘部73を乗せることにより、巻きばね10に所定の圧縮荷重を作用させた状態にすることができる。そのため、巻きばね10の軸方向長さの測定を精度良く行うことができる。
(3)測定部70の台座71に載置した状態の巻きばね10の上に所定重量の錘部73を乗せるといった簡素な構造によって、巻きばね10に所定の圧縮荷重を作用させた状態にすることができる。
(4)測定部70により、巻きばね10の上に乗せられた状態の錘部73の位置を同巻きばね10の軸方向長さの指標値として測定するようにした。そのため、巻きばね10の軸方向長さの測定に際して同巻きばね10の上に錘部73が乗せられる装置において、同錘部73の位置を測定することによって巻きばね10の軸方向長さの測定を行うことができる。
<変形例>
なお、上記実施形態は、以下のように変更して実施してもよい。
・フィードバック制御の実行態様は任意に変更可能である。例えばフィードバック制御に、偏差Dの絶対値が小さいときにおいて制御目標値Tを変更しない不感帯を設定するようにしてもよい。また、フィードバック制御を、偏差Dに基づく比例制御(P制御)によって構成することの他、比例制御と積分制御とを組み合わせた比例積分制御(PI制御)によって構成したり、比例制御、積分制御、および微分制御を組み合わせた比例積分制御(PID制御)によって構築したりすることなども可能である。
・錘部73の形状は、任意に変更可能である。例えば錘部73の押さえ部74を、巻きばね10の座部11上面に沿って延びるリング状にしたり、巻きばね10の上方において水平方向に延びる十字状にしたりすることができる。錘部73の形状は、同錘部73を巻きばね10の上に乗せたときにおいて、巻きばね10の座部11上面の略全体が錘部73の下面に接触する形状や巻きばね10の座部11上面が等角度間隔で錘部73の下面に接触する形状など、巻きばね10の座部11上面に錘部73の下面がバランスよく接触する形状であることが望ましい。
・錘部73を配設することに代えて、巻きばね10の座部11上面を予め定めた所定圧力で押圧する押圧装置を設けるようにしてもよい。
・巻きばね10の軸方向長さを精度良く測定することが可能であれば、錘部73を省略してもよい。この場合には、接触式の変位センサ75により、巻きばね10の座部11上面の上下方向位置を同巻きばね10の軸方向長さとして検出するようにすればよい。
・巻きばね10の軸方向長さの測定手法は任意に変更可能である。例えば巻きばね10の軸方向長さの測定を、非接触型(例えば静電容量型)の位置センサを用いて行うようにしたり、カメラで撮影した映像をもとに行うようにしたりすることができる。
・巻きばね10の外径(または内径)を測定するとともに、測定した値(測定値)と目標値とが一致するように、曲げローラ35の位置(アクチュエータ38の作動態様)をフィードバック制御するようにしてもよい。こうしたフィードバック制御の実行態様の一例を以下に記載する。
偏差(目標値−測定値)が「0」以上である場合には、巻きばね10の実際の外径が目標値以下になっているとして、曲げローラ35の制御目標位置を所定量(例えば、偏差の絶対値にゲインを乗算した値)だけ板ばね材13から離間する側の位置に変更する。これにより、各曲げローラ33〜35による板ばね材13の曲げ量が小さくなるため、以後において成形部30によって成形される巻きばね10の外径は大きくなる。一方、上記偏差が負の値であるときには、巻きばね10の実際の外径が目標値よりも大きくなっているとして、上記制御目標位置を所定量だけ板ばね材13に近づく側の位置に変更する。これにより、各曲げローラ33〜35による板ばね材13の曲げ量が大きくなるため、以後において成形部30によって成形される巻きばね10の外径は小さくなる。
なお、こうした巻きばね10の外径の偏差に基づく曲げローラ35の位置のフィードバック制御は、上記実施形態のフィードバック制御(巻きばね10の軸方向長さの偏差Dに基づく可動部43の往復移動量のフィードバック制御)に代えて実行してもよいし、上記実施形態のフィードバック制御に合わせて実行してもよい。
・上記実施形態にかかる形状調整装置は、各曲げローラ33〜35および波状加工部を有するタイプ以外の製造装置にも適用することができる。
・上記実施形態にかかる形状調整装置は、断面円形状のばね鋼からなるウェーブ巻きばねの製造に用いられる形状調整装置にも適用することができる。
10…巻きばね、11…座部、12…螺旋部、13…板ばね材、20…供給部、21…ボビン、30…成形部、31…ガイド、32…開口端、33…曲げローラ、34…曲げローラ、35…曲げローラ、36…環状溝、37…第1移動アーム、38…アクチュエータ、39…電子制御装置、40…固定部、41…スリット、43…可動部、44…スリット、45…第2移動アーム、46…作動装置、47…モータ、48…係合凸部、49…駆動部材、50…案内凸部、51…案内溝、53…変換機構、53A…クランク、53B…ロッド、54…アクチュエータ、55…切断部、60…搬送部、61…クランプ、70…測定部、71…台座、72…クランプ、73…錘部、74…押さえ部、75…変位センサ、76…接触子、77…電子制御装置。

Claims (5)

  1. ばね鋼を曲げ加工してウェーブ巻きばねを成形する成形部と、前記成形部に前記ばね鋼を順送りして供給する供給部とを備える成形機に適用されて、
    前記成形部によって成形された前記ウェーブ巻きばねの形状を測定する測定部と、
    前記測定部によって測定された前記ウェーブ巻きばねの形状に基づいて、前記成形部によって成形されるウェーブ巻きばねが目標とする形状になるように、前記成形部の作動態様をフィードバック制御する制御部と
    を有するウェーブ巻きばねの形状調整装置。
  2. 前記ばね鋼は板状のものであり、
    前記成形部は、前記ばね鋼を延伸方向に進むに連れて前記ウェーブ巻きばねの軸方向において波打つように曲げ加工する波状加工部を備え、
    前記測定部は、前記ウェーブ巻きばねの軸方向における長さを測定するものであり、
    前記制御部の制御対象である前記成形機の作動態様は、前記波状加工部による曲げ加工量である
    請求項1に記載のウェーブ巻きばねの形状調整装置。
  3. 前記形状調整装置は、前記測定部による測定時において前記ウェーブ巻きばねを予め定めた圧縮状態にする圧縮部を有する
    請求項2に記載のウェーブ巻きばねの形状調整装置。
  4. 前記圧縮部は、前記ウェーブ巻きばねを載置する台座と、前記ウェーブ巻きばねの上に乗せる錘部とを備える
    請求項3に記載のウェーブ巻きばねの形状調整装置。
  5. 前記測定部は、前記ウェーブ巻きばねの上に乗せられた状態の前記錘部の位置を、前記ウェーブ巻きばねの軸方向における長さの指標値として測定するものである
    請求項4に記載のウェーブ巻きばねの形状調整装置。
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