JP2019188330A - 水処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 濃縮水の量を効率的に減少させることが可能な水処理装置を提供する。【解決手段】 水処理装置は、導入装置、第1乃至第3逆浸透膜ユニットを備える。導入装置は、混和槽に貯められている被処理水を昇圧して送出する。第1逆浸透膜ユニットは、導入部、第1及び第2導出部、並びに、逆浸透膜を有する第1逆浸透膜エレメントを備える。第2逆浸透膜ユニットは、第1及び第2導入部、第1及び第2導出部、並びに、逆浸透膜を有する第2逆浸透膜エレメントを備える。第3逆浸透膜ユニットは、第1及び第2導入部、第1及び第2導出部、並びに、逆浸透膜を有する第3逆浸透膜エレメントを備える。第3逆浸透膜ユニットから送出された濃縮水の一部は循環水として、第2及び第3逆浸透膜ユニットで希釈され、導入装置の混和槽へ供給される。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、水処理装置に関する。
近年、健全な水循環を実現するための法規制が強化されている。ZLD(Zero Liquid Discharge)は、水質汚染リスクの低減と、排水の再生及び再利用の視点から、工場内で水を再生して利用すると共に、さらに工場から外部に出される排水を0にまで低減することで水環境保全を図るコンセプトである。
ところで、逆浸透(RO:Reverse Osmosis)膜を用いた脱塩・濃縮技術は、RO膜プロセスに対し、被処理水を加圧導入し、膜透過した水(脱イオン水)と、濃縮水とを得る基本プロセスから構成されている。本基本プロセスは脱イオン水を得る目的には優れる一方、濃縮水の量が多い。ZLDを達成しようとすると、無機イオンが濃縮された濃縮液に対しては、熱操作を含む濃縮・蒸発・乾燥処理が必要であり、有機イオンが濃縮された濃縮液に対しては、有価物回収・触媒燃焼・焼却処理が必要である。そのため、濃縮水が多い場合、処分すべき液量が多くなり、熱操作規模が大きくなるという問題がある。
米国特許第9206060号明細書
そこで目的は、濃縮水の量を効率的に減少させることが可能な水処理装置を提供することにある。
実施形態によれば、水処理装置は、導入装置、第1乃至第3逆浸透膜ユニットを備える。導入装置は、混和槽に貯められている被処理水を昇圧して送出する。第1逆浸透膜ユニットは、導入部、第1及び第2導出部、並びに、逆浸透膜を有する第1逆浸透膜エレメントを備える。第1逆浸透膜ユニットは、前記導入装置から送出される被処理水を前記第1導入部から導入し、前記逆浸透膜により濃縮水と透過水とに分離し、前記濃縮水を前記第1導出部から送出し、前記透過水を前記第2導出部から送出する。第2逆浸透膜ユニットは、第1導入部、第1導出部、及び逆浸透膜を有する第2逆浸透膜エレメントを備える。第2逆浸透膜ユニットは、前記第1逆浸透膜ユニットから送出される濃縮水を前記第1導入部から導入し、前記逆浸透膜により前記濃縮水を濃縮し、前記濃縮した濃縮水を前記第1導出部から送出する。第3逆浸透膜ユニットは、第1導入部、第1導出部、及び逆浸透膜を有する第3逆浸透膜エレメントを備える。第3逆浸透膜ユニットは、前記第2逆浸透膜ユニットから送出される濃縮水を前記第1導入部から導入し、前記逆浸透膜により前記濃縮水を濃縮し、前記濃縮した濃縮水を前記第1導出部から送出する。前記第3逆浸透膜エレメントは、第2導入部、及び第2導出部をさらに備える。前記第3逆浸透膜ユニットは、自ユニットから送出された濃縮水、又は前記第2逆浸透膜ユニットから送出された濃縮水を循環水として前記第2導入部から導入し、前記逆浸透膜により前記循環水を希釈し、前記希釈した循環水を前記第2導出部から前記第2逆浸透膜ユニットへ送出する。前記第2逆浸透膜エレメントは、第2導入部、及び第2導出部をさらに備える。前記第2逆浸透膜ユニットは、前記第3逆浸透膜ユニットから送出される循環水を前記第2導入部から導入し、前記逆浸透膜により前記循環水を希釈し、前記希釈した循環水を前記第2導出部から前記混和槽へ送出する。
図1は、第1の実施形態に係る水処理装置の機能構成を表すブロック図である。 図2は、図1に示される水処理装置の機能構成のその他の例を表すブロック図である。 図3は、図1に示される水処理装置の機能構成のその他の例を表すブロック図である。 図4は、濃縮用逆浸透膜ユニットが圧力容器及び逆浸透膜エレメントを複数備える場合の水処理装置の機能構成を表す図である。 図5は、図1に示される水処理装置の機能構成のその他の例を表すブロック図である。 図6は、第2の実施形態に係る水処理装置の機能構成を表すブロック図である。 図7は、図6に示される水処理装置の機能構成のその他の例を表すブロック図である。 図8は、図6に示される水処理装置の機能構成のその他の例を表すブロック図である。 図9は、図6に示される水処理装置の機能構成のその他の例を表すブロック図である。 図10は、第3の実施形態に係る水処理装置の機能構成を表すブロック図である。 図11は、第4の実施形態に係る水処理装置の機能構成を表すブロック図である。 図12は、第5の実施形態に係る水処理装置の機能構成を表すブロック図である。 図13は、第6の実施形態に係る水処理装置の機能構成を表すブロック図である。 図14は、図13に示される水処理装置の機能構成のその他の例を表すブロック図である。 図15は、図13に示される水処理装置の機能構成のその他の例を表すブロック図である。 図16は、図13に示される水処理装置の機能構成のその他の例を表すブロック図である。 図17は、第7の実施形態に係る水処理装置1の機能構成を表すブロック図である。
以下、実施の形態について、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る水処理装置1の機能構成の例を表すブロック図である。図1に示される水処理装置1は、逆浸透膜ユニット100、濃縮用逆浸透膜ユニット200a,200b、及び導入装置300を具備する。
導入装置300は、逆浸透膜ユニット100へ被処理水を導入するための装置である。導入装置300は、例えば、液混和槽、送液ポンプ、水位計、及び水質計等を備える。水質計としては、例えば、導電率計、pH計等が用いられる。
導入装置300の液混和槽には、被処理水を供給するための被処理水ライン310、濃縮用逆浸透膜ユニット200aから排出される循環水を供給するための循環ライン320、及び薬液を供給するための薬液ライン330が接続されている。本実施形態では、薬液として、例えば、pH調整剤、殺菌剤、スケール防止剤、及び膜洗浄剤等が用いられる。薬液は、例えば、水質計により計測される水質、並びに、逆浸透膜ユニット100及び濃縮用逆浸透膜ユニット200a,200bで用いられる膜の材質等により、使い分けられる。また、薬液は、定常運転時、及びメンテナンス時等に応じて使い分けられても構わない。
また、液混和槽には、液混和槽で混和された被処理水を予め設定した圧力へ昇圧するための送液ポンプが設けられている。なお、予め設定した圧力とは、例えば、少なくとも浸透圧よりも高い圧力であり、かつ、濃縮用逆浸透膜ユニット200a,200bから循環水を返流可能な圧力であり、約2MPa〜7MPa程度である。送液ポンプは、昇圧した被処理水を排出するための被処理水ライン340と接続されている。
逆浸透膜ユニット100は、高圧に昇圧されて導入された被処理水を、溶存塩類が除去された透過水と、溶存塩類が濃縮された濃縮水とに分離するユニットであり、第1逆浸透膜ユニットの一例である。逆浸透膜ユニット100は、例えば、圧力容器101、及び圧力容器101内に設置される逆浸透膜エレメント102を備える。逆浸透膜エレメント102は、逆浸透膜1021を備えている。逆浸透膜1021としては、例えば、スパイラル状、及び中空糸状等の膜が用いられる。なお、図1では、圧力容器101内に1つの逆浸透膜エレメント102が設置されているように表されているが、圧力容器101内に設置される逆浸透膜エレメント102の数は複数であっても構わない。
逆浸透膜エレメント102は、導入部1022、及び導出部1023,1024を備えている。導入部1022は、被処理水ライン340から供給される被処理水を逆浸透膜エレメント102内に導入する。導出部1023は、逆浸透膜1021により分離された高圧の濃縮水を、濃縮水ライン110へ導出する。導出部1024は、逆浸透膜1021により分離された透過水を、造水ライン120へ導出する。
濃縮用逆浸透膜ユニット200aは、逆浸透膜ユニット100から排出される濃縮水を濃縮し、濃縮用逆浸透膜ユニット200bから排出される循環水を希釈するユニットであり、第2逆浸透膜ユニットの一例である。濃縮用逆浸透膜ユニット200aは、例えば、圧力容器201a、及び圧力容器201a内に設置される逆浸透膜エレメント202aを備える。逆浸透膜エレメント202aは、逆浸透膜2021aを備えている。逆浸透膜2021aの形態については特に制限はなく、例えば、中空糸状等の膜が用いられる。なお、図1では、圧力容器201a内に1つの逆浸透膜エレメント202aが設置されているように表されているが、圧力容器201a内に設置される逆浸透膜エレメント202aの数は複数であっても構わない。
逆浸透膜エレメント202aは、導入部2022a,2024a、及び導出部2023a,2025aを備えている。導入部2022a、及び導出部2023aは、逆浸透膜エレメント202aの濃縮側の経路に設けられている。導入部2022aは、濃縮水ライン110から供給される濃縮水を逆浸透膜エレメント202a内に導入する。導出部2023aは、逆浸透膜2021aでの水分の透過により濃縮された濃縮水を、濃縮水ライン210aへ導出する。
導入部2024a、及び導出部2025aは、逆浸透膜エレメント202aの透過側の経路に設けられている。濃縮側の経路と、透過側の経路とは、逆浸透膜2021aにより隔てられている。導入部2024aは、循環ライン220aから供給される循環水を逆浸透膜エレメント202a内に導入する。導出部2025aは、逆浸透膜2021aで透過された水分により希釈された循環水を、循環ライン320へ導出する。
濃縮用逆浸透膜ユニット200bは、濃縮用逆浸透膜ユニット200aから排出される濃縮水を濃縮し、自ユニットが排出する濃縮水を希釈するユニットであり、第3逆浸透膜ユニットの一例である。なお、図1では、第2逆浸透膜ユニットと第3逆浸透膜ユニットとが同様の構成を採る場合を例に示している。濃縮用逆浸透膜ユニット200bは、例えば、圧力容器201b、及び圧力容器201b内に設置される逆浸透膜エレメント202bを備える。逆浸透膜エレメント202bは、逆浸透膜2021bを備えている。逆浸透膜2021bの形態については特に制限はなく、例えば、中空糸状等の膜が用いられる。なお、図1では、圧力容器201b内に1つの逆浸透膜エレメント202bが設置されているように表されているが、圧力容器201b内に設置される逆浸透膜エレメント202bの数は複数であっても構わない。
逆浸透膜エレメント202bは、導入部2022b,2024b、及び導出部2023b,2025bを備えている。導入部2022b、及び導出部2023bは、逆浸透膜エレメント202bの濃縮側の経路に設けられている。導入部2022bは、濃縮水ライン210aから供給される濃縮水を逆浸透膜エレメント202b内に導入する。導出部2023bは、逆浸透膜2021bでの水分の透過により濃縮された濃縮水を、濃縮水ライン210bへ導出する。濃縮水ライン210bは、途中で一部が循環ライン220bとして分岐している。
導入部2024b、及び導出部2025bは、逆浸透膜エレメント202bの透過側の経路に設けられている。濃縮側の経路と、透過側の経路とは、逆浸透膜2021bにより隔てられている。導入部2024bは、循環ライン220bから供給される濃縮水を循環水として逆浸透膜エレメント202b内に導入する。導出部2025bは、逆浸透膜2021bで透過された水分により希釈された循環水を、循環ライン220aへ導出する。
次に、以上のように構成された水処理装置1の動作を説明する。
導入装置300の液混和槽には、被処理水ライン310により、例えば、0.1%から数%程度の塩濃度の被処理水が供給される。また、液混和槽には、循環ライン320により濃縮用逆浸透膜ユニット200aから排出された、被処理水と同程度の塩濃度の循環水が供給される。また、液混和槽には、薬液ライン330により薬液が注入される。なお、薬液は、必要に応じて注入されるようにしてもよい。被処理水、循環水、及び薬液は液混和槽で、被処理水として混和される。液混和槽で混和された被処理水は、送液ポンプにより所定の圧力へ昇圧され、被処理水ライン340により逆浸透膜ユニット100へ送水される。
被処理水ライン340により送水された被処理水は、導入部1022から逆浸透膜エレメント102へ導入され、逆浸透膜1021で、透過水と、濃縮水とに分離される。逆浸透膜1021で分離された濃縮水は、導出部1023から排出され、濃縮水ライン110により濃縮用逆浸透膜ユニット200aへ送水される。逆浸透膜1021で分離された透過水は、導出部1024から造水ライン120を介して排出される。
濃縮水ライン110により送水される濃縮水は、導入部2022aから逆浸透膜エレメント202aへ導入される。導入された濃縮水は、逆浸透膜2021aで、水分が透過される。これにより、濃縮水ライン110から供給される濃縮水はさらに濃縮される。さらに濃縮された濃縮水は、導出部2023aから排出され、濃縮水ライン210aにより濃縮用逆浸透膜ユニット200bへ送水される。
濃縮水ライン210aにより送水される濃縮水は、導入部2022bから逆浸透膜エレメント202bへ導入される。導入された濃縮水は、逆浸透膜2021bで、水分が透過される。これにより、濃縮水ライン210aから供給される濃縮水はさらに濃縮される。さらに濃縮された濃縮水は、導出部2023bから排出され、濃縮水ライン210bにより後段へ送水される。
濃縮水ライン210bにより送水される濃縮水は、所定の流量が分岐され、循環水として循環ライン220bにより濃縮用逆浸透膜ユニット200bへ送水される。ここで、分岐される水量は、例えば、追加のポンプを設けなくても導入装置300へ循環水の返流が可能な程度の水量である。この水量は、例えば、逆浸透膜エレメント102,202a,202bの膜面積又は内径等により定められる。導入装置300の送水ポンプにより送水される水量は、例えば、濃縮水ライン210bで分岐される濃縮水の水量も考慮して決定されてもよい。
循環ライン220bにより送水される循環水は、導入部2024bから逆浸透膜エレメント202bへ導入される。導入された循環水は、逆浸透膜2021bにより透過された水分と合流する。これにより、循環ライン220bから供給される循環水は希釈される。希釈された循環水は、導出部2025bから排出され、循環ライン220aにより濃縮用逆浸透膜ユニット200aへ送水される。
循環ライン220aにより送水される循環水は、導入部2024aから逆浸透膜エレメント202aへ導入される。導入された循環水は、逆浸透膜2021aにより透過された水分と合流する。これにより、循環ライン220aから供給される循環水は、例えば、被処理水ライン310により供給される被処理水と略同程度に希釈される。希釈された循環水は、導出部2025aから排出され、循環ライン320により導入装置300へ送水される。
以上のように、第1の実施形態では、被処理水からの脱イオン膜透過水の製造と、被処理水の第1の濃縮操作とに、濃縮側の導入部1022、濃縮側の導出部1023、及び透過側の導出部1024を有する逆浸透膜エレメント102が設けられた逆浸透膜ユニット100を用いる。そして、導出部1023から導出される濃縮水の濃縮操作に、濃縮側の導入部2022、濃縮側の導出部2023、透過側の導入部2024、及び透過側の導出部2025を有する逆浸透膜エレメント202が設けられた濃縮用逆浸透膜ユニット200を直列多段に用いる。濃縮用逆浸透膜ユニット200では、導入装置300で昇圧された被処理水のエネルギーを利用し、濃縮水を濃縮すると共に、濃縮水の一部を希釈して循環水として返流する。導入装置300は、返流された循環水を被処理水と混和して昇圧し、逆浸透膜ユニット100へ送水する。これにより、水処理装置1は、逆浸透膜ユニット100での処理のために被処理水に与えられたエネルギーを有効に活用し、逆浸透膜ユニット100から排出される濃縮水をさらに濃縮することが可能となる。すなわち、水処理装置1は、例えば、廃液処理において、効率的に排水を減らすことが可能となる。また、濃縮水の濃縮処理固有のポンプ等を設ける必要がないため、導入装置300の送水ポンプを操作することで、脱イオン膜透過水製造と、多段濃縮処理とを一括して操作することが可能となる。
また、第1の実施形態に係る水処理装置1では、濃縮用逆浸透膜ユニット200aと、濃縮用逆浸透膜ユニット200bとの間に濃縮水を浄化するための浄化装置を設置していない。そのため、浄化装置差圧分の損失・再昇圧分の機器、エネルギーが不要であり、かつ、高圧対策が必要な機器構成が不要である。
また、第1の実施形態では、導入装置300の液混和槽に薬液を注入し、薬液が混和された被処理水が導入装置300から供給されるようにしている。これにより、逆浸透膜ユニット100及び濃縮用逆浸透膜ユニット200a,200b全体の定常及び非定常の薬液添加操作を一括して操作することが可能となる。
なお、第1の実施形態に係る水処理装置1の構成は、図1に示される構成に限定されない。例えば、循環ライン220bに流量圧力調整器が設けられていてもよい。これにより、循環ライン220bで送水される循環水の流量を調整することが可能となる。
また、濃縮用逆浸透膜ユニット200の導入部2024は導入部であることに限定されず、導出部2025は導出部であることに限定されない。例えば、図2に示されるように、導入部2024は導出部であっても構わないし、導出部2025は導入部であっても構わない。
また、直列多段に連結される濃縮用逆浸透膜ユニット200の数は2つ以上の複数であってもよい。例えば、図3で示されるように、濃縮用逆浸透膜ユニット200bの後段に、濃縮用逆浸透膜ユニット200cが連結されていても構わない。
このとき、濃縮用逆浸透膜ユニット200bは、濃縮用逆浸透膜ユニット200aから排出される濃縮水を濃縮し、濃縮用逆浸透膜ユニット200cから排出される循環水を希釈するユニットであり、第2逆浸透膜ユニットの一例である。そして、濃縮用逆浸透膜ユニット200cは、濃縮用逆浸透膜ユニット200bから排出される濃縮水を濃縮し、自ユニットが排出する濃縮水を希釈するユニットであり、第3逆浸透膜ユニットの一例である。濃縮用逆浸透膜ユニット200cの構成は、濃縮用逆浸透膜ユニット200a,200bと同様である。なお、濃縮用逆浸透膜ユニット200cで用いられる逆浸透膜エレメント202cは、濃縮用逆浸透膜ユニット200a,200bで用いられる逆浸透膜エレメント202a,202bよりも小径であっても構わない。
濃縮水ライン210bにより送水される濃縮水は、導入部2022cから逆浸透膜エレメント202cへ導入される。導入された濃縮水は、逆浸透膜2021bで、水分が透過される。濃縮された濃縮水は、導出部2023cから排出され、濃縮水ライン210cにより後段へ送水される。濃縮水ライン210cにより送水される濃縮水は、所定の流量が分岐され、循環水として循環ライン220cにより濃縮用逆浸透膜ユニット200cへ送水される。
循環ライン220cにより送水される循環水は、導入部2024cから逆浸透膜エレメント202cへ導入される。導入された循環水は、逆浸透膜2021cにより透過された水分と合流する。希釈された循環水は、導出部2025cから排出され、循環ライン220bにより濃縮用逆浸透膜ユニット200bへ送水される。
また、濃縮用逆浸透膜ユニット200a,200bが備える圧力容器201a,201b、及び逆浸透膜エレメント202a,202bの数は、1つずつに限定されない。濃縮用逆浸透膜ユニット200aは、複数の圧力容器201a及び逆浸透膜エレメント202aを備えていても構わない。また、濃縮用逆浸透膜ユニット200bは、濃縮用逆浸透膜ユニット200aよりも少ない、複数の圧力容器201b及び逆浸透膜エレメント202bを備えていても構わない。図4は、濃縮用逆浸透膜ユニット200a,200bが圧力容器201a,201b、及び逆浸透膜エレメント202a,202bを複数備える場合の水処理装置1の機能構成の例を表す図である。図4によれば、濃縮用逆浸透膜ユニット200aは、圧力容器201a−1〜201a−4、及び圧力容器201a−1〜201a−4にそれぞれ設置される逆浸透膜エレメント202a−1〜202a−4を備える。また、濃縮用逆浸透膜ユニット200bは、圧力容器201b−1,201b−2、及び圧力容器201b−1,201b−2にそれぞれ設置される逆浸透膜エレメント202b−1,202b−2を備える。このように、並列して接続される圧力容器201及び逆浸透膜エレメント202の数を、直列接続される後段ほど少なくすることで、圧力の損失を減じることが可能となる。
また、濃縮水ライン210bから分岐された一部の濃縮水の供給先は、最後段に位置する濃縮用逆浸透膜ユニット200cに限定されない。濃縮水ライン210bから分岐された濃縮水は、最後段の濃縮用逆浸透膜ユニット200をバイパスし、最後段の濃縮用逆浸透膜ユニット200から排出される循環水を送水する循環ライン220と合流しても構わない。図5は、濃縮水ライン210bから分岐された濃縮水を、循環ライン220aと合流させる場合の水処理装置1の機能構成の例を表す図である。図5によれば、濃縮水ライン210bにより送水される濃縮水は、所定の流量が分岐され、循環ライン220bにより濃縮用逆浸透膜ユニット200bへ送水される。また、分岐された濃縮水は、バイパスライン230bにより送水され、循環ライン220aと合流する。このように、循環ライン220aにより送水される循環水へ、循環ライン220bにより送水される、濃度の高い循環水を合流させることにより、循環ライン220aにより送水される循環水の濃度が安定化する。また、濃縮用逆浸透膜ユニット200aの膜透過操作を低圧運用でき、導入装置300の送水ポンプの負荷を軽減させることが可能となる。
また、逆浸透膜ユニット100が備える圧力容器101、及び逆浸透膜エレメント102の数は、1つずつに限定されない。逆浸透膜ユニット100は、複数の圧力容器101、及び逆浸透膜エレメント102を備えていても構わない。
(第2の実施形態)
第2の実施形態では、最後段の濃縮用逆浸透膜ユニット200の濃縮側経路が、濃縮水ラインから分岐された経路によりバイパスされる場合を例に説明する。図6は、第2の実施形態に係る水処理装置1の機能構成の例を表すブロック図である。図6では、濃縮用逆浸透膜ユニット200aから濃縮用逆浸透膜ユニット200bへ濃縮水を送水する濃縮水ライン210aが、経路の途中で分岐されている。分岐された経路は濃縮用逆浸透膜ユニット200bの濃縮側経路をバイパスし、循環ライン220bとして、濃縮用逆浸透膜ユニット200bの透過側経路と接続している。
循環ライン220bにより、循環水として送水される濃縮水は、導入部2024bから逆浸透膜エレメント202bへ導入される。導入された循環水は、逆浸透膜2021bにより透過された水分により希釈される。希釈された循環水は、導出部2025bから排出され、循環ライン220aにより濃縮用逆浸透膜ユニット200aへ送水される。
なお、水処理装置1の構成は、図6に表される構成に限定されない。例えば、水処理装置1が直列に接続される濃縮用逆浸透膜ユニット200a〜200cを有する場合、図7に示されるように、濃縮用逆浸透膜ユニット200bから濃縮用逆浸透膜ユニット200cへ濃縮水を送水する濃縮水ライン210bが、経路の途中で分岐されてもよい。分岐された経路は濃縮用逆浸透膜ユニット200cの濃縮側経路をバイパスし、循環ライン220cとして、濃縮用逆浸透膜ユニット200cの透過側経路と接続する。
また、図8に示されるように、濃縮水ライン210aが経路の途中で分岐され、分岐された経路が濃縮用逆浸透膜ユニット200b,200cの濃縮側経路をバイパスし、循環ライン220cとして、濃縮用逆浸透膜ユニット200cの透過側経路と接続してもよい。
このように、第2の実施形態では、直列多段に接続されている濃縮用逆浸透膜ユニット200のうち、少なくとも最後段の濃縮用逆浸透膜ユニット200の濃縮側経路が、濃縮水ラインから分岐された経路によりバイパスされる。バイパスされた濃縮用逆浸透膜ユニット200から排出される濃縮水は、これより前の濃縮用逆浸透膜ユニット200から排出される濃縮水よりも低圧である。このため、最後段の濃縮用逆浸透膜ユニット200の透過側経路への、バイパスされた濃縮水の供給は、総液圧利用裕度を高めることになる。すなわち、被処理水の濃度が変動しても、安定した動作を継続させることが可能となる。また、このことは、導入装置300の送液ポンプの流量を設定する際の制限を緩和すると換言することも可能である。
また、バイパスされた濃縮用逆浸透膜ユニット200から排出される濃縮水は、これより前の濃縮用逆浸透膜ユニット200から排出される濃縮水よりも高濃度である。このため、最後段の濃縮用逆浸透膜ユニット200の透過側経路への、バイパスされた濃縮水の供給は、イオン分濃縮による膜閉塞、及び目詰まり等のリスクを軽減させることが期待される。
なお、第2の実施形態に係る水処理装置1の構成は、図6乃至図8に表される構成に限定されない。例えば、濃縮水ライン210aから分岐された一部の濃縮水の供給先は、最後段に位置する濃縮用逆浸透膜ユニット200cに限定されない。濃縮水ライン210aから分岐された濃縮水は、最後段の濃縮用逆浸透膜ユニット200をバイパスし、最後段の濃縮用逆浸透膜ユニット200から排出される循環水を送水する循環ライン220と合流しても構わない。図9は、濃縮水ライン210aから分岐された濃縮水を、循環ライン220aと合流させる場合の水処理装置1の機能構成の例を表す図である。図9によれば、濃縮水ライン210aにより送水される濃縮水は、所定の流量が分岐され、循環ライン220bにより濃縮用逆浸透膜ユニット200bへ送水される。また、分岐された濃縮水は、バイパスライン230bにより送水され、循環ライン220aと合流する。このように、循環ライン220aにより送水される循環水へ、循環ライン220bにより送水される、濃度の高い循環水を合流させることにより、循環ライン220aにより送水される循環水の濃度が安定化する。また、濃縮用逆浸透膜ユニット200aの膜透過操作を低圧運用でき、導入装置300の送水ポンプの負荷を軽減させることが可能となる。
また、濃縮水ライン210aから分岐された濃縮水を、最後段の濃縮用逆浸透膜ユニット200から排出される循環水を送水する循環ライン220と合流させるため、導入装置300で注入される薬液を後段へ効率的に届けることが可能となる。なお、循環水に含まれる成分を測定するセンサ、例えば、残留塩素濃度等を測定するセンサを循環ライン320に設けてもよい。
また、水処理装置1は、例えば、循環ライン220bに流量圧力調整器が設けられていてもよい。また、図6に示される水処理装置1において、濃縮用逆浸透膜ユニット200の導入部2024は導出部であってもよく、導出部2025は導入部であっても構わない。
(第3の実施形態)
第3の実施形態では、水処理装置1が熱処理装置400を備える場合を例に説明する。図10は、第3の実施形態に係る水処理装置1の機能構成の例を表すブロック図である。図10に示される水処理装置1は、濃縮用逆浸透膜ユニット200bの後段に熱処理装置400を備えている。すなわち、図6に示される水処理装置1の後段に熱処理装置400が設けられた構成となっている。
熱処理装置400は、例えば、蒸発濃縮装置、及び蒸発乾燥機等を備える。熱処理装置400は、濃縮用逆浸透膜ユニット200bから排出される、高濃度に濃縮された濃縮水に対して熱を用いた濃縮・蒸発・乾燥処理を実施する。濃縮用逆浸透膜ユニット200bから排出される濃縮水中のイオン分の主成分が、例えば、無機イオン分である場合、熱処理装置400の処理により、イオン分を固形分塩分として取り出し、回収することが可能となる。また、濃縮・蒸発・乾燥処理で蒸発された水分が回収される。
また、熱処理装置400に、晶析装置、及び遠心分離装置等を設けても構わない。これにより、固形分塩分の回収がより円滑に遂行されることになる。
このように、第3の実施形態では、水処理装置1が熱処理装置400をさらに備え、最後段の濃縮用逆浸透膜ユニット200から排出される濃縮水を熱処理装置400へ供給するようにしている。これにより、水分を減らした状態の被処理水に対して濃縮・蒸発・乾燥処理を実施することができるため、例えば、被処理水中の揮発成分と溶解性固形分とを効率的に分離することが可能となる。
なお、第3の実施形態では、水処理装置1が、図6に示される水処理装置1の後段に熱処理装置400が設けられた構成をとる場合を例に説明した。しかしながら、これに限定されない。例えば、水処理装置1は、図1乃至図5、及び図7乃至図9のいずれに示される水処理装置1の後段に熱処理装置400が設けられた構成をしていても構わない。
(第4の実施形態)
第4の実施形態では、水処理装置1が有機物熱処理装置500を備える場合を例に説明する。図11は、第4の実施形態に係る水処理装置1の機能構成の例を表すブロック図である。図11に示される水処理装置1は、濃縮用逆浸透膜ユニット200bの後段に有機物熱処理装置500を備えている。すなわち、図6に示される水処理装置1の後段に有機物熱処理装置500が設けられた構成となっている。
有機物熱処理装置500は、熱を用いた蒸留回収、蒸発濃縮、焼却、及び触媒酸化等の熱処理プロセスのうち、少なくとも1つ以上の熱処理プロセスを、濃縮用逆浸透膜ユニット200bから排出される、高濃度に濃縮された濃縮水に対して実施する。濃縮用逆浸透膜ユニット200bから排出される濃縮水中のイオン分の主成分が、アルカノールアミン等の有機アミン類である場合、有機物熱処理装置500の熱処理プロセスにより、有機物が分離・濃縮・処分される。有機物熱処理装置500の熱処理プロセスにより、熱処理炭素が生成され、水分が排出される。
このように、第4の実施形態では、水処理装置1が有機物熱処理装置500をさらに備え、最後段の濃縮用逆浸透膜ユニット200から排出される濃縮水を有機物熱処理装置500へ供給するようにしている。これにより、水分を減らした状態の被処理水に対して熱処理プロセスを実施することが可能となるため、加熱水分量を抑制し、低エネルギーで有機物の分離・濃縮・処分をすることが可能となる。
なお、第4の実施形態では、水処理装置1が、図6に示される水処理装置1の後段に有機物熱処理装置500が設けられた構成をとる場合を例に説明した。しかしながら、これに限定されない。例えば、水処理装置1は、図1乃至図5、及び図7乃至図9のいずれに示される水処理装置1の後段に有機物熱処理装置500が設けられた構成をしていても構わない。
(第5の実施形態)
第5の実施形態では、水処理装置1が前処理装置600を備える場合を例に説明する。図12は、第5の実施形態に係る水処理装置1の機能構成の例を表すブロック図である。図12に示される水処理装置1は、導入装置300の前段に前処理装置600を備えている。すなわち、図10に示される水処理装置1の前段に前処理装置600が設けられた構成となっている。
前処理装置600は、導入装置300へ供給される被処理水に対して前処理を実施する装置である。前処理装置600は、例えば、膜処理装置601、軟水器602、及び脱気装置603を備えている。なお、膜処理装置601、軟水器602、及び脱気装置603の前段には、必要に応じてポンプが設けられ、ポンプにより膜処理装置601、軟水器602、及び脱気装置603へ被処理水が供給されるようにしても構わない。
膜処理装置601は、供給される被処理水をろ過する。膜処理装置601は、例えば、精密ろ過(MF:Microfiltration)膜、限外ろ過(UF:Ultrafiltration)膜、及びMBR(Membrane Bioreactor)法等の膜分離技術を用いて実現される。
軟水器602は、供給される被処理水に含まれる硬度成分をナトリウムイオンに置換して軟水を製造する。軟水器602は、例えば、イオン交換樹脂等を用いて実現される。
脱気装置603は、供給される被処理水中の溶解炭酸成分を除去する。脱気装置603は、例えば、中空糸から成る気体分離膜等を用いて実現される。なお、脱気装置603は、公知の技術を用いて実現可能であり、適用に制限は無い。
このように、第5の実施形態では、水処理装置1が前処理装置600をさらに備え、前処理を施した被処理水を導入装置300へ供給するようにしている。これにより、固形分、硬度成分、及び炭酸成分等を除去した被処理水を、導入装置300へ導入することが可能となる。そのため、逆浸透膜ユニット100での脱イオン操作、濃縮用逆浸透膜ユニット200でのイオン濃縮操作において、逆浸透膜1021,2021でのスケール析出を抑制した運転操作が可能となる。
なお、第5の実施形態では、水処理装置1が、図10に示される水処理装置1の前段に前処理装置600が設けられた構成をとる場合を例に説明した。しかしながら、これに限定されない。例えば、水処理装置1は、図11に示される水処理装置1の前段に前処理装置600が設けられた構成をしていても構わない。
(第6の実施形態)
第6の実施形態では、水処理装置1が逆浸透膜ユニット700を備える場合を例に説明する。図13は、第6の実施形態に係る水処理装置1の機能構成の例を表すブロック図である。図13に示される水処理装置1は、前処理装置600と、導入装置300との間に昇圧ポンプ701、及び逆浸透膜ユニット700を備えている。すなわち、図12に示される前処理装置600の後段、かつ、導入装置300の前段に、昇圧ポンプ701、及び逆浸透膜ユニット700が設けられた構成となっている。
逆浸透膜ユニット700は、昇圧ポンプ701により高圧に昇圧されて導入された被処理水を、溶存塩類が除去された透過水と、溶存塩類が濃縮された濃縮水とに分離する。逆浸透膜ユニット700は、例えば、圧力容器701、及び圧力容器701内に設置される逆浸透膜エレメント702を備える。逆浸透膜エレメント702は、逆浸透膜7021を備えている。逆浸透膜7021としては、例えば、スパイラル状、及び中空糸状等の膜が用いられる。なお、圧力容器701内に設置される逆浸透膜エレメント702の数は複数であっても構わない。逆浸透膜ユニット700は、用いられる逆浸透膜7021の材質及び種類に応じ、個別のpH運用、及び添加剤運用を実施することが可能である。すなわち、導入装置300から送水される被処理水の質の合わせ、逆浸透膜を選定することが可能である。
このように、第6の実施形態では、逆浸透膜ユニット700から排出される濃縮水を被処理水として導入装置300へ供給するようにしている。これにより、逆浸透膜ユニット100での脱イオン操作、及び濃縮用逆浸透膜ユニット200でのイオン濃縮操作に適した濃度の被処理水を、導入装置300へ供給することが可能となる。
なお、第6の実施形態では、水処理装置1が、図12に示される前処理装置600の後段、かつ、導入装置300の前段に、昇圧ポンプ701、及び逆浸透膜ユニット700が設けられた構成をとる場合を例に説明した。しかしながら、これに限定されない。例えば、水処理装置1は、図11に示される水処理装置1の前段に前処理装置600、昇圧ポンプ701、及び逆浸透膜ユニット700が設けられた構成をしていても構わない。また、例えば、水処理装置1は、図14及び図15に示される構成をとることも可能である。
また、第6の実施形態では、逆浸透膜ユニット700から排出される濃縮水が導入装置300へ供給される場合を例に説明した。しかしながら、これに限定されない。逆浸透膜ユニット700から排出される濃縮水は、図16に示されるように、貯水槽702に貯留されるようにしてもよい。貯水槽702に貯留された濃縮水は、任意のタイミングでポンプ301により導入装置300へ送水される。任意のタイミングは、例えば、操作者の指示に応じたタイミング、指定された周期毎のタイミング、及び熱処理装置400を駆動させるタイミング等である。導入装置300は、ポンプ301から被処理水が供給されると、送液ポンプにより被処理水を逆浸透膜ユニット100へ送水する。これにより、導入装置300を効率的に駆動させることが可能となる。
(第7の実施形態)
第7の実施形態では、水処理装置1が動力回収装置800を備える場合を例に説明する。図17は、第7の実施形態に係る水処理装置1の機能構成の例を表すブロック図である。図17に示される水処理装置1は、濃縮用逆浸透膜ユニット200bの後段に動力回収装置800を備えている。
動力回収装置800は、濃縮用逆浸透膜ユニット200bから排出される、高圧の濃縮水から圧力エネルギーを回収する装置である。動力回収装置800は、例えば、動力回収機構801、及びポンプ802を有する。
動力回収機構801は、高塩分に適応可能に加工されたタービン、又はピストン等を有している。動力回収機構801は、濃縮水ライン210bと、濃縮水ライン810と接続している。動力回収機構801は、濃縮水ライン210bから供給される濃縮水の圧力エネルギーを、タービン、又はピストン等を用いて運動エネルギーに変換する。動力回収機構801は圧力エネルギーを回収した濃縮水を濃縮水ライン810へ排出する。
また、動力回収機構801は、運動エネルギーをポンプ802へ伝達可能に、ポンプ802と接続されている。例えば、ポンプ802の回転軸と、動力回収機構801のタービンの回転軸とは直接的、又は間接的に接続されている。動力回収機構801は、取得した運動エネルギーをポンプ802へ伝達させる。
ポンプ802は、被処理水ライン820と、動力回収ライン830と接続している。ポンプ802は、被処理水ライン820から供給される被処理水を、動力回収機構801で回収された運動エネルギーを用いて昇圧する。ポンプ802で昇圧された被処理水は、動力回収ライン830により送水され、導入装置300から被処理水ライン340により送水される被処理水と合流される。このとき、被処理水ライン820から供給される被処理水は、導入装置300の液混和槽に貯留されている被処理水でもよいし、図12で示される前処理装置600で処理された被処理水でもよいし、図13で示される逆浸透膜ユニット700で処理された被処理水でもよいし、図16で示される貯水槽702に貯留されている被処理水でもよい。
このように、第7の実施形態では、最後段の濃縮用逆浸透膜ユニット200から排出される濃縮水の圧力エネルギーを回収し、回収した圧力エネルギーを用いて昇圧した被処理水を、導入装置300から送水される被処理水に合流させるようにしている。これにより、濃縮水が有する圧力を被処理水の昇圧にて有効に活用することが可能となる。すなわち、導入装置300の負荷を軽減することが可能となる。
なお、第7の実施形態における水処理装置1の構成は、図17で記載されるものに限定されない。例えば、水処理装置1は、図2乃至図16のいずれかに示される水処理装置1の最後段の濃縮用逆浸透膜ユニット200の後段に、動力回収装置800が設けられた構成をしていても構わない。また、動力回収ライン830に、被処理水の圧力を昇圧させる昇圧ポンプがさらに設けられていてもよい。これにより、導入装置300での昇圧に合わせ、動力回収装置800から送出される被処理水の圧力を昇圧させることが可能となる。
したがって、上記実施形態に係る水処理装置によれば、濃縮水の量を効率的に減少させることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更、組み合わせを行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…水処理装置、100…逆浸透膜ユニット、101…圧力容器、102…逆浸透膜エレメント、1021…逆浸透膜、1022…導入部、1023,1024…導出部、110…濃縮水ライン、120…造水ライン、200,200a,200b,200c…濃縮用逆浸透膜ユニット、201,201a,201a−1〜201a−4,201b,201b−1,201b−2…圧力容器、202,202a,202a−1〜202a−4,202b,202b−1,202b−2,202c…逆浸透膜エレメント、2021,2021a,2021b,2021c…逆浸透膜、2022,2022a,2022b,2022c…導入部、2023,2023a,2023b,2023c…導出部、2024,2024a,2024b,2024c…導入部、2025,2025a,2025b,2025c…導出部、210a,210b,210c…濃縮水ライン、220,220a,220b,220c…循環ライン、230b…バイパスライン、300…導入装置、301…ポンプ、310…被処理水ライン、320…循環ライン、330…薬液ライン、340…被処理水ライン、400…熱処理装置、500…有機物熱処理装置、600…前処理装置、601…膜処理装置、602…軟水器、603…脱気装置、700…逆浸透膜ユニット、701…昇圧ポンプ、702…貯水槽、800…動力回収装置、801…動力回収機構、802…ポンプ、810…濃縮水ライン、820…被処理水ライン、830…動力回収ライン

Claims (12)

  1. 混和槽に貯められている被処理水を昇圧して送出する導入装置と、
    導入部、第1及び第2導出部、並びに、逆浸透膜を有する第1逆浸透膜エレメントを備え、前記導入装置から送出される被処理水を前記第1導入部から導入し、前記逆浸透膜により濃縮水と透過水とに分離し、前記濃縮水を前記第1導出部から送出し、前記透過水を前記第2導出部から送出する第1逆浸透膜ユニットと、
    第1導入部、第1導出部、及び逆浸透膜を有する第2逆浸透膜エレメントを備え、前記第1逆浸透膜ユニットから送出される濃縮水を前記第1導入部から導入し、前記逆浸透膜により前記濃縮水を濃縮し、前記濃縮した濃縮水を前記第1導出部から送出する第2逆浸透膜ユニットと、
    第1導入部、第1導出部、及び逆浸透膜を有する第3逆浸透膜エレメントを備え、前記第2逆浸透膜ユニットから送出される濃縮水を前記第1導入部から導入し、前記逆浸透膜により前記濃縮水を濃縮し、前記濃縮した濃縮水を前記第1導出部から送出する第3逆浸透膜ユニットと
    を具備し、
    前記第3逆浸透膜エレメントは、第2導入部、及び第2導出部をさらに備え、
    前記第3逆浸透膜ユニットは、自ユニットから送出された濃縮水、又は前記第2逆浸透膜ユニットから送出された濃縮水を循環水として前記第2導入部から導入し、前記逆浸透膜により前記循環水を希釈し、前記希釈した循環水を前記第2導出部から前記第2逆浸透膜ユニットへ送出し、
    前記第2逆浸透膜エレメントは、第2導入部、及び第2導出部をさらに備え、
    前記第2逆浸透膜ユニットは、前記第3逆浸透膜ユニットから送出される循環水を前記第2導入部から導入し、前記逆浸透膜により前記循環水を希釈し、前記希釈した循環水を前記第2導出部から前記混和槽へ送出する水処理装置。
  2. 前記第2逆浸透膜ユニットを直列多段に複数具備する請求項1記載の水処理装置。
  3. 前記第2逆浸透膜ユニットは、前記第2逆浸透膜エレメントを並列に複数備え、
    前記第3逆浸透膜ユニットは、前記第3逆浸透膜エレメントを、前記第2逆浸透膜エレメントの並列数よりも少ない数だけ並列して備える請求項1又は2記載の水処理装置。
  4. 前記第2逆浸透膜ユニットは、前記第3逆浸透膜ユニットから送出された濃縮水を前記循環水に合流させて前記第2導入部から導入する請求項1乃至3のいずれかに記載の水処理装置。
  5. 前記第2逆浸透膜ユニットは、自ユニットから送出された濃縮水を前記循環水に合流させて前記第2導入部から導入する請求項1乃至3のいずれかに記載の水処理装置。
  6. 前記第3逆浸透膜ユニットの後段に、前記第3逆浸透膜ユニットから送出される濃縮水に熱処理を施すことで、前記濃縮水に含まれる無機イオン成分を取り出す熱処理装置をさらに具備する請求項1乃至5のいずれかに記載の水処理装置。
  7. 前記第3逆浸透膜ユニットの後段に、前記第3逆浸透膜ユニットから送出される濃縮水に熱処理を施すことで、前記濃縮水に含まれる有機イオン成分を処分する有機物熱処理装置をさらに具備する請求項1乃至5のいずれかに記載の水処理装置。
  8. 前記混和槽に供給される前の被処理水に対し、固形分除去、硬度成分除去、及び炭酸成分除去の少なくともいずれか1つを含む前処理を施す前処理装置をさらに具備する請求項1乃至7のいずれかに記載の水処理装置。
  9. 導入部、第1及び第2導出部、並びに、逆浸透膜を有する第4逆浸透膜エレメントを備え、前記前処理装置から送出される被処理水を前記第1導入部から導入し、前記逆浸透膜により濃縮水と透過水とに分離し、前記濃縮水を前記第1導出部から前記導入装置へ送出し、前記透過水を前記第2導出部から送出する第4逆浸透膜ユニットをさらに具備する請求項8記載の水処理装置。
  10. 前記第4逆浸透膜ユニットから送出される濃縮水を貯留する貯留槽と、
    前記貯留される濃縮水を任意のタイミングで前記導入装置へ供給するポンプと
    をさらに具備する請求項9記載の水処理装置。
  11. 前記第3逆浸透膜ユニットの後段に、前記第3逆浸透膜ユニットから送出される濃縮水の圧力エネルギーを回収する動力回収装置をさらに具備する請求項1乃至10のいずれかに記載の水処理装置。
  12. 前記導入装置の混和槽では、前記被処理水に薬液が混和される請求項1乃至11のいずれかに記載の水処理装置。
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