JP2019187215A - 筒型リニアモータ - Google Patents

筒型リニアモータ Download PDF

Info

Publication number
JP2019187215A
JP2019187215A JP2018079347A JP2018079347A JP2019187215A JP 2019187215 A JP2019187215 A JP 2019187215A JP 2018079347 A JP2018079347 A JP 2018079347A JP 2018079347 A JP2018079347 A JP 2018079347A JP 2019187215 A JP2019187215 A JP 2019187215A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
armature
rod
side chamber
linear motor
inner tube
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018079347A
Other languages
English (en)
Inventor
佐藤 浩介
Kosuke Sato
浩介 佐藤
功 黒岩
Isao Kuroiwa
功 黒岩
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYB Corp
Original Assignee
KYB Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KYB Corp filed Critical KYB Corp
Priority to JP2018079347A priority Critical patent/JP2019187215A/ja
Publication of JP2019187215A publication Critical patent/JP2019187215A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Linear Motors (AREA)

Abstract

【課題】界磁に対する電機子の偏心を防止して安定した推力を発生できる筒型リニアモータの提供である。【解決手段】本発明の筒型リニアモータ1は、筒状であって軸方向にN極とS極とが交互に配置される界磁6と界磁6の内周に配置される非磁性体のインナーチューブ9とを有する固定子Sと、インナーチューブ9内に移動自在に挿入されるロッド11とロッド11に装着される電機子Aとロッド11に設けられてインナーチューブ9の内周に摺接してインナーチューブ9内を伸側室R1と縮側室R2とに区画するとともに電機子Aの界磁6に対する移動を案内するスライダ12,13とを有する可動子Mとを備え、ロッド11内を通じて伸側室R1と縮側室R2とを連通する通気通路Pを設けている。【選択図】図1

Description

本発明は、筒型リニアモータに関する。
筒型リニアモータは、たとえば、直線方向に伸びるベースと、ベースに対して前記直線方向にS極とN極とが交互に並ぶように取付けられた複数の永久磁石とでなる界磁と、前記界磁に対して前記直線方向に移動可能に設けられた電機子とを備えている。
具体的には、従来の筒型リニアモータは、筒状のセンターヨークとセンターヨークの外周に装着される複数の環状の永久磁石とを備えた界磁と、筒状のコアと前記コアの内周に設けた複数のスロットに収容される巻線とを備えて内周側に前記界磁が挿入される電機子とを備えている(たとえば、特許文献1参照)。
特開2009−213192号公報
従来の筒型リニアモータでは、推力を向上させるために界磁の磁力を大きくすると、コアと永久磁石との間に発生する吸着力によってセンターヨークが撓んで、コアに対して永久磁石が偏心して推力が低下してしまう可能性がある。
そこで、本発明は、界磁に対する電機子の偏心を防止して安定した推力を発生できる筒型リニアモータの提供を目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の筒型リニアモータは、筒状であって軸方向にN極とS極とが交互に配置される界磁と界磁の内周に配置される非磁性体のインナーチューブとを有する固定子と、インナーチューブ内に移動自在に挿入されるロッドとロッドに装着される電機子とロッドに設けられてインナーチューブの内周に摺接してインナーチューブ内を伸側室と縮側室とに区画するとともに電機子の界磁に対する移動を案内するスライダとを有する可動子とを備え、ロッド内を通じて伸側室と縮側室とを連通する通気通路を設けている。
このように構成された筒型リニアモータでは、伸側室と縮側室とが通気通路を介して連通されているので、インナーチューブ内の気体は伸側室と縮側室とを自由に行き来でき、可動子の移動が妨げられない。
また、筒型リニアモータは、ロッドが先端から開口するセンサ収容部を有し、センサ収容部内に収容されて界磁に対する電機子の位置をセンシングするストロークセンサを備え、センサ収容部で通気通路の一部を形成してもよい。このようにすると、センサ収容部を利用して通気通路を形成できるとともにストロークセンサの設置も可能となる。
さらに、筒型リニアモータは、伸側室と縮側室の一方または両方が固定子の外方へ連通されていてもよい。このように構成された筒型リニアモータによれば、より円滑に可動子を駆動できるようになるとともに、外気を取り入れて固定子内の温度上昇を抑制しうる。
本発明の筒型リニアモータによれば、界磁に対する電機子の偏心を防止して安定した推力を発生できる。
一実施の形態における筒型リニアモータの縦断面図である。 一実施の形態の第一変形例における筒型リニアモータの縦断面図である。 一実施の形態の第二変形例における筒型リニアモータの縦断面図であ
以下、図に示した実施の形態に基づき、本発明を説明する。一実施の形態における筒型リニアモータ1は、図1に示すように、筒状であって軸方向にN極とS極とが交互に配置される界磁6と界磁6の内周に配置される非磁性体のインナーチューブ9とを有する固定子Sと、固定子S内に挿入される可動子Mとを備えて構成されている。また、可動子Mは、インナーチューブ9内に移動自在に挿入されるロッド11と、ロッド11に装着される電機子Aと、ロッド11に設けられるとともにインナーチューブ9の内周に摺接してインナーチューブ9内を伸側室R1と縮側室R2とに区画するとともに電機子Aの界磁6に対する移動を案内するスライダ12,13とを備えている。
以下、筒型リニアモータ1の各部について詳細に説明する。可動子Mは、非磁性体で形成されたロッド11と、ロッド11に装着される電機子Aと、ロッド11に設けられるスライダ12,13とを備えている。ロッド11は、本実施の形態では、先端外周にスライダ13を備えた主軸20と、先端外周にスライダ12を備えて外周に電機子Aが装着されて主軸20に連結される電機子保持軸21とを備えている。そして、主軸20は、筒状であって先端の外周に環状のスライダ13を一体に備えており、側部に内外を連通する通孔20aと図1中左端内周に設けた螺子部20bを備えている。また、電機子保持軸21は、主軸20と同様に筒状であって先端の外周に環状のスライダ12を一体に備えており、外径が主軸20より小径であって図1中右端外周に形成した螺子部21aを備えている。このように構成された電機子保持軸21は、図1に示すように、外周に筒状の電機子Aを装着した後、螺子部21aを主軸20の螺子部20bに螺合して主軸20に連結される。このようにして、主軸20と電機子保持軸21とを連結してロッド11を構成すると、電機子Aがスライダ12,13とで挟持されてロッド11に固定される。
また、電機子保持軸21の内周には、界磁6に対する電機子Aの位置をセンシングするストロークセンサ30の一端を保持するフランジ部21bが設けられている。このように、本実施の形態では、電機子保持軸21は、中空な内方にストロークセンサ30を収容しており、ロッド11におけるセンサ収容部として機能している。ストロークセンサ30は、本実施の形態では、線形可変差動変圧器とされており、固定子Sにおけるキャップ15に保持される筒状のコイルアッセンブリ30aと、電機子保持軸21に保持されてコイルアッセンブリ30a内に移動自在に挿入されるコア30bとで構成されている。そして、電機子保持軸21におけるフランジ部21bは、コア30bを保持している。フランジ部21bには、孔21cが設けられており、電機子保持軸21内と主軸20内が連通されている。
なお、ストロークセンサ30は、前記した線形可変差動変圧器に限られず、界磁6に対する電機子Aの位置をセンシングできるものであれば利用できる。また、コア30bの電機子保持軸21への取付については、前述の構造に限られず、主軸20に取付けるようにしてもよい。
ロッド11が主軸20と電機子保持軸21とに分割されて構成されると、部品点数が少なくなるとともに電機子Aの組付けが容易となる。これに対して、ロッド11を分割構造とせずに、ロッド11の先端にスライダ12,13および電機子Aが装着される小径部を設けて小径部の先端に螺着されるナットでスライダ12,13および電機子Aをロッド11に固定するようにしてもよい。なお、スライダ12,13の外周には、ウェアリング12a,13aが装着されている。
つづいて、電機子Aは、本実施の形態では、二つのコア2A,2Bを備えている。コア2A,2Bは、ともに同形状とされており、ロッド11の外周に軸方向に並べて装着されている。つまり、筒型リニアモータ1は、電機子Aが可動子Mとして駆動され、コア2A,2Bの軸方向を推力発生方向としている。
各コア2A,2Bは、図1に示すように、円筒状であって、その外周には、軸方向に間隔を空けて設けられる複数のティース3a,3bが設けられている。本実施の形態では、各コア2A,2Bは、図1に示すように、外周に軸方向に等間隔に並べて設けられた10個の環状のティース3a,3bを備えており、ティース3a,3b間およびティース3b,3b間に巻線5が装着される空隙でなるスロット4が形成されている。
また、ティース3a,3bは、コア2A,2Bの両端にそれぞれ配置されて設けられた二つの末端ティース3aと、末端ティース間に配置されて設けられた8つの中間ティース3bとで構成されている。つまり、一つのコア2A(2B)に対してコア2A(2B)の移動方向となる軸方向の両端に末端ティース3a,3aが設けられ、末端ティース3a,3a間に各中間ティース3bが設けられている。
中間ティース3aは、本実施の形態では、軸方向において内周端の幅より外周端の幅が狭い等脚台形状とされており、軸方向で両側の側面が外周端に対して等角度で傾斜するテーパ面とされている。そして、中間ティース3bをコア2A,2Bの軸線を含む面で切断した断面において、中間ティース3bの側面がコア2A,2Bの軸線に直交する直交面とでなす内角θは、6度から12度の範囲となる角度に設定されている。
また、末端ティース3aは、図1に示すように、中間ティース側の側面が中間ティース3bの側面と同形状とされるとともに反中間ティース側の側面がコア2A,2Bに軸線に直交する面を持つ台形状とされている。つまり、末端ティース3aにおける中間ティース側の側面はテーパ面となっており、この側面がコア2A,2Bの軸線に直交する直交面とでなす内角θが中間ティース3bの側面が前記直交面とでなす内角θと等しくなっている。また、末端ティース3aの反中間ティース側の側面は、コア2A,2Bの軸線に直交する面とされており、側面と外周端とでなす角度は90度になっている。
また、本実施の形態では、各コア2A,2Bにおける図1中で隣り合うティースの間、つまり、末端ティース3aと中間ティース3bとの間および中間ティース3b,3b間には、空隙でなるスロット4が合計で18個設けられている。そして、全スロット4には、巻線5が巻き回されて装着されている。巻線5は、U相、V相およびW相の三相巻線とされている。各コア2A,2Bの18個のスロット4には、それぞれ、図1中左側から順に、W相、W相、W相およびV相、V相、V相、V相よびU相、U相、U相、U相およびW相、W相およびV相、V相、V相、V相およびU相、U相、U相、U相およびW相、W相、W相の巻線5が装着されている。
そして、このように構成されたコア2A,2Bは、出力軸であるロッド11の外周に装着されている。具体的には、コア2A,2Bは、ロッド11の外周に取り付けられている環状のスライダ12,13とで挟持されてロッド11に固定されている。また、コア2A,2B間には、ロッド11の外周に固定される非磁性体で形成されるスペーサ14が介装されており、コア2Aとコア2Bは、間隔Sを空けてロッド11に固定されている。本実施の形態の場合、スペーサ14によってコア2Aとコア2Bとの間に磁気的なギャップが設けられている。
ここで、コア2A,2Bの末端ティース3aの外周端における軸方向長さを変化させると、コア2A,2Bが界磁6に対して軸方向へ移動する際のコギング推力の波形も変化する。そして、末端ティース3aの前記軸方向長さを最適化すると界磁6に対するコア2A,2Bの位置(deg)に対するコギング推力の波形を正弦波に近づけられる。このようにコア2A,2Bの前記コギング推力の波形を正弦波とすると、コア2Aのコギング推力でコア2Bのコギング推力を打ち消すようにコア2Aとコア2Bを配置すれば電機子Aのコギング推力を極小さくできる。
末端ティース3aの外周端における軸方向長さを中間ティース3bの外周端における軸方向長さの二分の一の長さから徐々に増やしていくと、周期的に前記コギング推力の波形が正弦波となる。末端ティース3aの外周端における軸方向長さを中間ティース3bの外周端における軸方向長さの二分の一の長さから徐々に増やしていくと、コア2A,2Bの位置が0度から360度までの範囲でコギング推力の波の数が周期的に二倍となるように変化する。以上のことが、発明者らの研究によって知見されている。よって、コギング推力の波形を正弦波とするように末端ティース3aの外周端の軸方向長さを設定し、その際のコギング推力の波形がコア2A,2Bの位置が0度から360度までの範囲でいくつの波があるかを調べて、コア2Aのコギング推力でコア2Bのコギング推力を打ち消すようにコア2Aとコア2Bとの間の間隔を調整すればよい。そのため、本実施の形態では、コア2A,2B間にギャップを形成するスペーサ14を設けてコア2A,2Bを位置決めしてコギング推力の低減を図っている。
前述したところでは、電機子Aが二つのコア2A,2Bを備えているが、三つ以上のコアを備えていてもよい。電機子Aが二つ以上のコアを備えている場合、各コアのコギング推力の波形を正弦波となるように設定して、各コアのコギング推力が互いに打ち消しあうように各コアをロッド11に装着すればよい。なお、電機子Aは、コギング推力の低減が不要であれば、コアを一つのみを備えていてもよい。
また、スライダ12,13およびスペーサ14の外径は、コア2A,2Bの外径よりも大径に設定されている。そして、このように構成された電機子Aは、筒状の界磁6内に推力方向である軸方向へ移動自在に挿入される。
他方、固定子Sは、本実施の形態では、円筒状の非磁性体で形成されるアウターチューブ7と、アウターチューブ7内に挿入される円筒状の軟磁性体で形成されるバックヨーク8と、バックヨーク8内に挿入されてバックヨーク8との間に環状隙間を形成するインナーチューブ9と、軸方向に交互に積層されてバックヨーク8とインナーチューブ9との間の環状隙間内に収容される環状の主磁極の永久磁石6aと環状の副磁極の永久磁石6bとでなる界磁6とを備えて構成されている。
なお、図1中で主磁極の永久磁石6aと副磁極の永久磁石6bに記載されている三角の印は、着磁方向を示しており、主磁極の永久磁石6aの着磁方向は径方向となっており、副磁極の永久磁石6bの着磁方向は軸方向となっている。主磁極の永久磁石6aと副磁極の永久磁石6bは、ハルバッハ配列で配置されており、界磁6の内周側では、軸方向にS極とN極が交互に現れるように配置されている。
また、主磁極の永久磁石6aの軸方向長さL1は、副磁極の永久磁石6bの軸方向長さL2よりも長くなっており、本実施の形態では、0.2≦L2/L1≦0.5を満たすように、主磁極の永久磁石6aの軸方向長さL1と副磁極の永久磁石6bの軸方向長さL2が設定されている。主磁極の永久磁石6aの軸方向長さL1を長くすればコア2A,2Bとの間の主磁極の永久磁石6aとの間の磁気抵抗を小さくできコア2A,2Bへ作用させる磁界を大きくできるので筒型リニアモータ1の推力を向上できる。
また、本発明の筒型リニアモータ1では、永久磁石6a,6bの外周にバックヨーク8を設けている。バックヨーク8を設けると副磁極の永久磁石6bの軸方向長さL2を短くしても磁気抵抗の低い磁路を確保できるため、主磁極の永久磁石6aの軸方向長さL1を長くする際の筒型リニアモータ1の推力を効果的に向上できる。より詳しくは、永久磁石6a,6bの外周にバックヨーク8を設けると、磁気抵抗の低い磁路を確保できるので副磁極の永久磁石6bの軸方向長さL2の短縮に起因する磁気抵抗の増大が抑制される。よって、主磁極の永久磁石6aの軸方向長さL1を副磁極の永久磁石6bの軸方向長さL2よりも長くするとともに永久磁石6a,6bの外周に筒状のバックヨーク8を設けると筒型リニアモータ1の推力を大きく向上させ得る。バックヨーク8の肉厚は、主磁極の永久磁石6aの外部磁気抵抗の増大を抑制に適する肉厚に設定されればよい。なお、バックヨーク8を設けると磁気抵抗の増大を抑制できるが、バックヨーク8の省略も可能である。
なお、副磁極の永久磁石6bは、主磁極の永久磁石6aより高い保磁力を有する永久磁石とされている。永久磁石における残留磁束密度と保磁力は、互いに密接に関係しており、一般的に残留磁束密度を高めると保磁力は低くなり、保磁力を高めると残留磁束密度が低くなるという、互いに背反する関係にある。ハルバッハ配列では、副磁極の永久磁石6bには減磁方向に大きな磁界が印加されるため、副磁極の永久磁石6bの保磁力を高くして減磁を抑制し、大きな磁界をコア2A,2Bに作用させ得るようにしている。対して、コア2A,2Bに対して作用する磁界の強さは、主磁極の永久磁石6aの磁力線数に左右される。そのため、主磁極の永久磁石6aに高い残留磁束密度の永久磁石を使用して大きな磁界をコア2A,2Bに作用させるようにしている。本実施の形態では、副磁極の永久磁石6bを主磁極の永久磁石6aよりも保磁力を高くするのに際して、副磁極の永久磁石6bの材料を主磁極の永久磁石6aの材料よりも保磁力が高い材料としている。よって、材料の選定によって、主磁極の永久磁石6aと副磁極の永久磁石6bの組合せを簡単に実現できる。なお、本実施の形態では、主磁極の永久磁石6aは、ネオジム、鉄、ボロンを主成分とする残留磁束密度が高い材料で構成され、副磁極の永久磁石6bは、前記材料にジスプロシウムやテリビウム等の重希土類元素の添加量を増やした減磁しにくい磁石で構成されている。
また、界磁6の内周側には、電機子Aが挿入されており、界磁6は、電機子Aに磁界を作用させている。なお、界磁6は、電機子Aの可動範囲に対して磁界を作用させればよいので、電機子Aの可動範囲に応じて永久磁石6a,6bの設置範囲を決定すればよい。したがって、アウターチューブ7とインナーチューブ9との環状隙間のうち、電機子Aに対向し得ない範囲には、永久磁石6a,6bを設置しなくともよい。なお、バックヨーク8の長さは、永久磁石6a,6bを積層した長さと等しい長さとされており、永久磁石6a,6bがコア2A,2Bのストローク範囲外に磁界を作用させて推力低下を招かないように配慮されている。
また、アウターチューブ7、バックヨーク8およびインナーチューブ9の図1中左端はキャップ15によって閉塞されており、アウターチューブ7、バックヨーク8およびインナーチューブ9の図1中右端は環状のヘッドキャップ16によって閉塞されている。ヘッドキャップ16は、内径がロッド11の外径よりも大径であって、内周にダストシール16aを備えており、内周にロッド11が挿通されている。そして、ダストシール16aは、ヘッドキャップ16の内周に移動自在に挿入されるロッド11の外周に摺接してロッド11の外周をシールしている。よって、固定子S内は、密閉されている。
インナーチューブ9の内周には、ロッド11とロッド11の外周に装着された電機子A、スライダ12,13およびスペーサ14が軸方向へ移動可能に挿入されている。つまり、固定子S内に可動子Mが軸方向移動自在に挿入されている。
このように電機子Aが界磁6内に挿入されると各コア2A,2Bが界磁6における8つ磁極に対向するので、筒型リニアモータ1は、8極9スロットのリニアモータとされている。また、インナーチューブ9の内周面には、ウェアリング12a,13aを装着したスライダ12,13が摺接しており、スライダ12,13によって電機子Aはロッド11とともに界磁6に対して偏心せずに軸方向へスムーズに移動できる。また、スライダ12,13がインナーチューブ9の内周に摺接してインナーチューブ9内をスライダ13よりも図1中右方の伸側室R1とスライダ12より図1中左方の縮側室R2とに区画している。このようにスライダ12,13によってインナーチューブ9内に区画された伸側室R1と縮側室R2は、ロッド11の主軸20に設けた通孔20a、主軸20内、孔21cおよびセンサ収容部として機能する電機子保持軸21内を通じて互いに連通されている。よって、本実施の形態では、通孔20a、主軸20内、孔21cおよび電機子保持軸21内で通気通路Pが構成されており、ロッド11内に設けた通気通路Pを通じて伸側室R1の気体と縮側室R2の気体が行き来できる。
インナーチューブ9は、電機子Aの外周と各永久磁石6a,6bの内周との間にギャップを形成するとともに、スライダ12,13と協働して電機子Aの軸方向移動を案内する役割を果たしている。このように、界磁6に対して電機子Aの偏心が防止されるので、電機子Aの偏心による推力低下も阻止され、筒型リニアモータ1は安定して推力を発生できる。なお、スペーサ14は、本実施の形態では、インナーチューブ9の内周に摺接してはいないが、ロッド11に過大な径方向の外力が作用してロッド11が撓んでもコア2A,2Bに先立ってインナーチューブ9に当接する。よって、コア2A,2Bのインナーチューブ9への干渉が阻止され、電機子Aを保護できる。
なお、インナーチューブ9は、非磁性体で形成されればよいが、合成樹脂で形成されると筒型リニアモータ1の推力密度向上効果が高くなる。インナーチューブ9を非磁性体の金属で製造すると、電機子Aが軸方向へ移動する際にインナーチューブ9の内部に渦電流が生じて、電機子Aの移動を妨げる力が発生してしまう。これに対して、インナーチューブ9を合成樹脂とすれば渦電流が生じないので筒型リニアモータ1の推力をより効果的に向上できるとともに、筒型リニアモータ1の質量を低減できる。インナーチューブ9を合成樹脂とする場合、フッ素樹脂で製造すればスライダ12,13のウェアリング12a,13aとの間の摩擦および摩耗を低減できる。また、インナーチューブ9を他の合成樹脂で形成してもよく、また、摩擦および摩耗を低減するべく他の合成樹脂で形成されたインナーチューブ9の内周をフッ素樹脂でコーティングしてもよい。
前述のように電機子Aの両端に設けられたスライダ12,13をインナーチューブ9に摺接させているので、電機子Aの界磁6に対する偏心の防止と電機子Aの軸方向(推力方向)の円滑な移動が保証され、筒型リニアモータ1は、安定して推力を発生できる。また、筒型リニアモータ1は、界磁6の内周に非磁性体のインナーチューブ9を備えているので、筒型リニアモータ1の界磁6内に電機子Aを挿入する際に電機子Aが永久磁石6a,6bに吸引されて貼り付いてしまうのを防止できる。よって、インナーチューブ9を設けると、電機子Aが永久磁石6a,6bに吸引されて貼り付いてしまって筒型リニアモータ1の組立が不能となってしまう事態が回避され、筒型リニアモータ1の組立作業も容易となる。
本実施の形態では、スライダ12,13をインナーチューブ9に摺接させて電機子Aの界磁6に対する偏心の防止と移動を案内しているが、スペーサ14をインナーチューブ9に摺接させて、スライダ12,13と共に電機子Aの偏心と移動を案内してもよい。また、ヘッドキャップ16の内周にロッド11の外周に摺接する筒状の軸受を設けて、スライダ12,13と共に電機子Aの偏心の防止と移動を案内してもよい。
なお、アウターチューブ7、バックヨーク8およびインナーチューブ9の軸方向長さは、電機子Aの軸方向長さよりも長く、電機子Aは、界磁6内の軸方向長さの範囲で図1中左右へストロークできる。
また、キャップ15には、巻線5に接続されるコードCを外部の図示しない電源に接続するカプラ15aを備えており、外部電源から巻線5へ通電できるようになっている。具体的には、巻線5は、前述のようにU相、V相およびW相の三相巻線とされて前述の如くコア2A,2Bのスロット4に装着されているので、コードCと各相の巻線5とが図示しない引出線を介して接続される。
同一のコア2A,2Bに設けられたスロット4に装着される同相の巻線5同士は図示しない渡り線によって各相毎に直列に接続されており、コア2Aの各相の渡り線とコア2Bの各相の渡り線は、電機子Aの図1中右端側でそれぞれ結線されている。このように、U相、V相およびW相の各巻線5は、Y結線されており、結線箇所が中立点とされている。つまり、コア2Aの同相の巻線5同士は図示しない渡り線によって各相毎に直列に接続され、コア2Bの同相の巻線5同士は図示しない渡り線によって各相毎に直列に接続され、コア2Aとコア2Bの巻線5は、外部電源に対して並列に接続されている。このようにコア2Aの巻線5とコア2Bの巻線5は、外部電源に対して並列接続されているので、各コア2A,2Bの巻線5に効率よく電圧を印加でき大きな電流を供給でき、筒型リニアモータ1の推力を向上できる。なお、コア2A,2Bの各相も巻線を同相で直列に接続するようにしてもよい。
そして、たとえば、巻線5の界磁6に対する電気角をストロークセンサ30でセンシングし、前記電気角に基づいて通電位相切換を行うとともにPWM制御により、各巻線5の電流量を制御すれば、筒型リニアモータ1における推力と電機子Aの移動方向とを制御できる。なお、前述の制御方法は、一例でありこれに限られない。また、電機子Aと界磁6とを軸方向に相対変位させる外力が作用する場合、巻線5への通電、あるいは、巻線5に発生する誘導起電力によって、前記相対変位を抑制する推力を発生させて筒型リニアモータ1に前記外力による機器の振動や運動をダンピングさせ得るし、外力から電力を生むエネルギ回生も可能である。
以上のように、本発明の筒型リニアモータ1は、筒状であって軸方向にN極とS極とが交互に配置される界磁6と界磁6の内周に配置される非磁性体のインナーチューブ9とを有する固定子Sと、インナーチューブ9内に移動自在に挿入されるロッド11とロッド11に装着される電機子Aとロッド11に設けられてインナーチューブ9の内周に摺接してインナーチューブ9内を伸側室R1と縮側室R2とに区画するとともに電機子Aの界磁6に対する移動を案内するスライダ12,13とを有する可動子Mとを備え、ロッド11内を通じて伸側室R1と縮側室R2とを連通する通気通路Pを設けている。
筒型リニアモータ1の各相の巻線5に適宜通電して可動子Mを固定子Sに対して軸方向に駆動すると、インナーチューブ9内にスライダ12,13で区画された伸側室R1と縮側室R2の一方が圧縮されるとともに伸側室R1と縮側室R2の他方が拡大される。ここで、伸側室R1と縮側室R2とが通気通路Pによって連通されていない場合、インナーチューブ9にスライダ12,13が摺接するために伸側室R1と縮側室R2との連通が絶たれてしまう。伸側室R1と縮側室R2との連通が絶たれると、筒型リニアモータ1の伸長作動時には伸側室R1の圧力が上昇するとともに縮側室R2の圧力が減少して可動子Mの移動が妨げられ、収縮作動時には縮側室R2の圧力が上昇するとともに伸側室R1の圧力が減少して可動子Mの移動が妨げられる。つまり、インナーチューブ9にロッド11に設けたスライダ12,13を摺接させる場合、通気通路Pがないと、筒型リニアモータの円滑な伸縮が妨げられる。
これに対して、本発明の筒型リニアモータ1では、伸側室R1と縮側室R2とが通気通路Pを介して連通されているので、インナーチューブ9内の気体は伸側室R1と縮側室R2とを自由に行き来できる。可動子Mが固定子Sに対して軸方向に駆動しても、伸側室R1と縮側室R2とが連通されているので、伸側室R1と縮側室R2の圧力は等しくなり、可動子Mの移動が妨げられない。
このように固定子Sにインナーチューブ9を設けてスライダ12,13を摺接させて可動子Mの移動を案内させて電機子Aの界磁6に対する偏心を抑制するようにしても、伸側室R1と縮側室R2とが互いに連通されるので、可動子Mの移動が妨げられないのである。
よって、本発明の筒型リニアモータ1によれば、界磁6に対する電機子Aの偏心を防止できるので推力低下を抑制できるとともに、インナーチューブ9内にスライダ12,13で区画された伸側室R1と縮側室R2の圧力変動によって可動子Mの移動が妨げられる心配もないので安定した推力を発生できる。
また、この筒型リニアモータ1では、界磁6が永久磁石6a,6bの内周に設けた非磁性体のインナーチューブ9を備えているので、筒型リニアモータ1の界磁6内に電機子Aを挿入する際に電機子Aが永久磁石6a,6bに吸引されて貼り付いてしまうのを防止できる。よって、インナーチューブ9を設けると、電機子Aが永久磁石6a,6bに吸引されて貼り付いてしまって筒型リニアモータ1の組立が不能となってしまう事態が回避され、筒型リニアモータ1の組立作業も容易となる。
また、本実施の形態の筒型リニアモータ1では、電機子Aの軸方向の両側にそれぞれスライダ12,13を備えているので、ロッド11の撓みも抑制できるから電機子Aの界磁6に対する偏心を効果的に抑制できる。スライダ12,13は、電機子Aと隣接させるとより偏心抑制効果が高くなる。なお、スライダ12或いはスライダ13の一方を省略して、ヘッドキャップ16にロッド11の外周に摺接する軸受を設けて前記偏心を防止してもよい。
また、図2に示した第一変形例の筒型リニアモータ1Aのように、ロッド11の先端から開口して縮側室R2に連通する通路25と、スライダ13に設けられて通路25を伸側室R1に連通する通路26とで通気通路P1を設けてもよい。このようにすると、通気通路P1の伸側室R1と縮側室R2に臨む開口は共にスライダ12,13に設けられる。ロッド11の側部に通孔20a(図1参照)を設ける場合、ヘッドキャップ16に設けたダストシール16aを保護するために、ダストシール16aに前記通孔20aが干渉しないようにロッド11のストロークを規制する必要がある。これに対して、通気通路P1の伸側室R1と縮側室R2に臨む開口はともにスライダ12,13に設けられる場合には、このようなロッド11のストローク規制が不要となるので、ストローク長確保の点で有利となる。なお、この図2に示した第一変形例の筒型リニアモータ1Aでは、ロッド11が分割構成ではなく先端に設けられる小径部11aの外周に電機子A、スライダ12,13およびスペーサ14が装着されてナットNによって固定されている。このようにロッド11の構成およびスライダ12,13のロッド11への取付け態様は任意に設計変更できる。
また、本実施の形態における筒型リニアモータ1では、ロッド11が先端から開口するセンサ収容部を有し、センサ収容部内に収容されて界磁6に対する電機子Aの位置をセンシングするストロークセンサ30を備え、センサ収容部で通気通路Pの一部を形成している。このようにすると、センサ収容部を利用して通気通路Pを形成できるとともにストロークセンサ30の設置も可能となる。
なお、図3に示す第二変形例の筒型リニアモータ1Bのように、キャップ15に固定子S内を筒型リニアモータ1外へ連通する通気口15bを設けて、縮側室R2を固定子Sの外方へ連通してもよい。この場合は、固定子S内は、大気開放されるので、固定子S内にロッド11が出入りしても伸側室R1と縮側室R2の圧力は大気圧となり、可動子Mの移動を妨げる力を限りなく0にでき、より円滑に可動子Mを駆動できるようになる。また、筒型リニアモータ1の伸縮によって外気が固定子S内に導入されるので、巻線5への通電による熱を逃がして固定子S内の温度上昇を抑制しうる。なお、通気口は、キャップ15の通気口15bに代えて、或いは、追加してヘッドキャップ16に設けられてもよいし、ロッド11の固定子S外に臨む箇所から開口してロッド11内を通じて伸側室R1と縮側室R2の一方または両方に連通するように設けられてもよい。
また、本実施の形態の筒型リニアモータ1では、電機子Aの軸方向の両側にスライダ12,13を設ける他、コア2A,2B間にスペーサ14を設けている。このように電機子Aが複数のコア2A,2Bを備えている場合には、コア2A,2B間にスペーサ14を設けるようにすると、ロッド11に過大な径方向の外力が作用してロッド11が撓んでもコア2A,2Bに先立ってインナーチューブ9に当接する。よって、このように構成された筒型リニアモータ1によれば、コア2A,2Bのインナーチューブ9への干渉が阻止されて電機子Aを保護できる。
なお、発明者らの研究によって、末端ティース3aおよび中間ティース3bの断面における側面と直交面とでなす内角θが6度から12度の範囲にあると、良好な質量推力密度が得られることが分かった。以上より、末端ティース3aおよび中間ティース3bの断面を台形状とする場合、前記内角θを6度から12度の範囲の角度とすると、筒型リニアモータ1の質量当たりの推力が大きくなるので小型で大きな推力が得られる。
以上、本発明の好ましい実施の形態を詳細に説明したが、特許請求の範囲から逸脱しない限り、改造、変形、および変更が可能である。
1,1A,1B・・・筒型リニアモータ、2A,2B・・・コア、6・・・界磁、9・・・インナーチューブ、11・・・ロッド、12,13・・・スライダ、30・・・ストロークセンサ、A・・・電機子、M・・・可動子、P,P1・・・通気通路、S・・・固定子、R1・・・伸側室、R2・・・縮側室

Claims (3)

  1. 筒状であって軸方向にN極とS極とが交互に配置される界磁と、前記界磁の内周に配置される非磁性体のインナーチューブとを有する固定子と
    前記インナーチューブ内に移動自在に挿入されるロッドと、前記ロッドに装着される電機子と、前記ロッドに設けられて前記インナーチューブの内周に摺接して前記インナーチューブ内を伸側室と縮側室とに区画するとともに前記電機子の前記界磁に対する移動を案内するスライダとを有する可動子とを備え、
    前記ロッド内を通じて前記伸側室と前記縮側室とを連通する通気通路を設けた
    ことを特徴とする筒型リニアモータ。
  2. 前記ロッドは、先端から開口する中空のセンサ収容部を有し、
    前記センサ収容部内に収容されて前記界磁に対する前記電機子の位置をセンシングするストロークセンサを備え、
    前記センサ収容部で前記通気通路の一部を形成している
    ことを特徴とする請求項1に記載の筒型リニアモータ。
  3. 前記伸側室と前記縮側室の一方または両方は、固定子の外方へ連通されている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の筒型リニアモータ。
JP2018079347A 2018-04-17 2018-04-17 筒型リニアモータ Pending JP2019187215A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018079347A JP2019187215A (ja) 2018-04-17 2018-04-17 筒型リニアモータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018079347A JP2019187215A (ja) 2018-04-17 2018-04-17 筒型リニアモータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019187215A true JP2019187215A (ja) 2019-10-24

Family

ID=68337333

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018079347A Pending JP2019187215A (ja) 2018-04-17 2018-04-17 筒型リニアモータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2019187215A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114900009A (zh) * 2022-07-13 2022-08-12 常州海特赐仁传动科技有限公司 稳定型竖向磁悬浮直线电机模组
CN117674530A (zh) * 2023-08-24 2024-03-08 比亚迪股份有限公司 直线电机、电磁悬架及车辆

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114900009A (zh) * 2022-07-13 2022-08-12 常州海特赐仁传动科技有限公司 稳定型竖向磁悬浮直线电机模组
CN114900009B (zh) * 2022-07-13 2022-10-11 常州海特赐仁传动科技有限公司 稳定型竖向磁悬浮直线电机模组
CN117674530A (zh) * 2023-08-24 2024-03-08 比亚迪股份有限公司 直线电机、电磁悬架及车辆

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2019202919A1 (ja) 筒型リニアモータ
JP2019187215A (ja) 筒型リニアモータ
JP2020078235A (ja) 筒型リニアモータおよび筒型リニアモータの製造方法
JP2019187218A (ja) 筒型リニアモータ
JP6990143B2 (ja) 筒型リニアモータ
WO2019102761A1 (ja) 筒型リニアモータ
JP7482480B2 (ja) 筒型リニアモータ
JP2022007249A (ja) 筒型リニアモータ
JP7064426B2 (ja) 筒型リニアモータ
JP2019187226A (ja) 筒型リニアモータ
JP2019187210A (ja) 筒型リニアモータ
JP7025533B2 (ja) 筒型リニアモータ
WO2019130646A1 (ja) 筒型リニアモータ
WO2023228590A1 (ja) 筒型リニアモータ
JP7252834B2 (ja) 筒型リニアモータ
JP7228179B2 (ja) 筒型リニアモータ
WO2019202765A1 (ja) 筒型リニアモータ
JP7036317B2 (ja) 筒型リニアモータ
JP2023119627A (ja) 筒型リニアモータ
JP7274852B2 (ja) 筒型リニアモータ
JP2023121183A (ja) 筒型リニアモータ
JP2021083163A (ja) 筒型リニアモータ
JP2019187216A (ja) 筒型リニアモータ
JP2022135254A (ja) 筒型リニアモータ
JP2019187212A (ja) 筒型リニアモータ