JP2019186702A - 情報処理装置、画像形成システムおよび画像形成方法 - Google Patents

情報処理装置、画像形成システムおよび画像形成方法 Download PDF

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弘三 嶋津
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有一郎 岩瀬
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Abstract

【課題】取得済みの画像データを室内環境に適合した画像データに変更することを可能にする。【解決手段】情報処理装置200は、室内環境を撮影した撮影画像の色相、彩度及び明度のうちの少なくとも一つを含む属性情報を検出する属性情報検出部213と、画像データによる画像についての前記属性情報を、属性情報検出部213が検出した属性情報から予め定められた許容範囲内の値に補正した補正後画像を生成する補正後画像生成部214と、表示部222に撮影画像を表示させるとともに当該撮影画像中の予め定められた領域に補正後画像を合成して表示させる合成表示制御部215とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、情報処理装置、画像形成システムおよび画像形成方法に関し、特に、室内環境に適合した印刷物を生成するための技術に関する。
特許文献1に記載の画像プリントシステムでは、画像形成装置が、コンピューターから受信した画像データを用いて記録媒体に画像形成し、画像形成された記録媒体上にゲル状塗料自動塗布装置がゲル状塗料を塗布することにより、重厚な絵画風の画像記録媒体を作製することが開示されている。
特開2000−153645号公報
しかしながら、特許文献1では、ゲル状塗料を塗布することで絵画風の画像記録媒体を作製するだけであり、この画像記録媒体が配置される室内環境が当該画像記録媒体に合わない場合には、室内環境を画像記録媒体に合うように変更しなければならず、例えば室内の照明を変えたり、室内の壁紙を張り変えたりするなど、室内環境の設定に非常に手間がかかるという問題がある。
本発明は、上記の事情に鑑みなされたものであり、室内環境の設定を行う必要がなく、取得済みの画像データを室内環境に適合した画像データに変更することを可能にすることを目的とする。
本発明の一局面にかかる情報処理装置は、表示部と、画像データを予め記憶する画像データ記憶部と、前記画像データを用いて画像形成された記録媒体が配置される室内環境を撮影する撮影部と、前記撮影部によって撮影された前記室内環境の撮影データを記憶する撮影データ記憶部と、前記撮影データ記憶部に記憶された前記撮影データを用いて、当該撮影データによる撮影画像の色相、彩度及び明度のうちの少なくとも一つを含む属性情報を検出する属性情報検出部と、前記画像データによる画像についての色相、彩度及び明度のうちの少なくとも一つを含む属性情報を、前記属性情報検出部が検出した前記属性情報から予め定められた許容範囲内の値に補正した補正後画像を生成する補正後画像生成部と、前記撮影データ記憶部に記憶された前記撮影データによる撮影画像を前記表示部に表示させるとともに、前記表示部に表示される前記撮影画像中の予め定められた領域に、前記補正後画像生成部が生成した前記補正後画像を合成して表示させる合成表示制御部と、前記表示部に表示された前記補正後画像を出力することについての出力指示を受け付ける出力指示受付部と、前記出力指示受付部が前記出力指示を受け付けると、前記補正後画像を示す補正後画像データを画像形成装置に出力する出力部と、を備えるものである。
また、本発明の別の一局面にかかる画像形成システムは、上記情報処理装置と、前記情報処理装置から出力された前記補正後画像データを用いて記録媒体に画像形成する画像形成部を有する画像形成装置と、を備えるものである。
また、本発明の別の一局面にかかる画像形成方法は、撮影された室内環境の撮影データを用いて、当該撮影データによる撮影画像の色相、彩度及び明度のうちの少なくとも一つを含む属性情報を検出する属性情報検出ステップと、前記画像データによる画像についての色相、彩度及び明度のうちの少なくとも一つを含む属性情報を、前記属性情報検出部が検出した前記属性情報から予め定められた許容範囲内の値に補正した補正後画像を生成する補正後画像生成ステップと、前記撮影データによる撮影画像を前記表示部に表示させるとともに、前記表示部に表示される前記撮影画像中の予め定められた領域に、前記補正後画像生成部が生成した前記補正後画像を合成して表示させる合成表示制御ステップと、前記表示部に表示された前記補正後画像を出力することについての出力指示を受け付ける出力指示受付ステップと、前記出力指示受付ステップにて前記出力指示を受け付けると、前記補正後画像データを示す補正後画像データを画像形成装置に出力する出力ステップと、を備えるものである。
本発明によれば、室内環境の設定を行う必要がなく、取得済みの画像データを室内環境に適合した画像データに変更することができる。
本発明の第1実施形態にかかる画像形成システムを構成する情報処理装置及び画像形成装置の外観を示す図である。 第1実施形態の画像形成システムの構成を示すブロック図である。 第1実施形態の画像形成装置の主要内部構成例を示す機能ブロック図である。 (A)は撮影データの検出結果と許容範囲の一例を示す図、(B)は画像データ及び補正後画像データの内容の一例を示す図である。 第1実施形態の合成表示処理の一例を示すフローチャートである。 (A)は撮影画像の一例を示す図、(B)は撮影画像中に配置領域が設定された例を示す図である。 (A)は第1実施形態における画像データの画像の一例を示す図、(B)は補正後画像データの画像の一例を示す図、(C)は合成表示の一例を示す図である。 変形例の合成表示処理の一例を示すフローチャートである。 第2実施形態の画像形成システムの構成を示すブロック図である。 第2実施形態の合成表示処理の一例を示すフローチャートである。 (A)は第2実施形態における画像データの画像の一例を示す図、(B)は補正後画像データの画像の一例を示す図、(C)は合成表示の一例を示す図である。
以下、本発明の第1実施形態の情報処理装置および画像形成システムについて図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の第1実施形態にかかる画像形成システムを構成する情報処理装置及び画像形成装置の外観を示す図である。図2は、第1実施形態の画像形成システムの構成を示すブロック図である。
第1実施形態の画像形成システム300は、情報処理装置200と、画像形成装置1とを備える。情報処理装置200には、合成表示アプリケーションがインストールされている。この合成表示アプリケーションは、取得済みの画像を、室内環境を撮影した撮影画像の色味に合うように補正した補正後画像を生成し、当該補正後画像を撮影画像中に合成表示するプログラムである。情報処理装置200は、後述する制御ユニット210が合成表示アプリケーションを実行することにより、取得済みの画像を室内環境に適した画像に補正した補正後画像データを生成し、補正後画像データを画像形成装置1に出力することが可能となる。
情報処理装置200は、例えば、タブレット型コンピューターなどの携帯端末装置であって、制御ユニット210と、表示部222と、タッチパネル223と、通信部224と、撮影部226と、記憶部230とを備えている。これらの構成要素は、互いにバスを通じてデータ又は信号の送受信が可能とされている。
表示部222は、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)や有機EL(OLED:Organic Light-Emitting Diode)などから構成される。
タッチパネル223は、所謂抵抗膜方式や静電容量方式等のタッチパネルである。タッチパネル223は、表示部222の画面に配置され、表示部222の画面に対する指などの接触をその接触位置と共に検知する。タッチパネル223は、指などの接触を検知すると、その接触位置の座標を示す検知信号を制御ユニット210の制御部211などに出力する。従って、タッチパネル223は、表示部222の画面に対するユーザー操作が入力される操作部としての役割を果たす。また、タッチパネル223は、表示部222に表示された後述する補正後画像P3(図7(B)参照)を出力することについての出力指示を受け付ける。なお、タッチパネル223は、特許請求の範囲における出力指示受付部の一例となる。
また、情報処理装置200は、ユーザー操作が入力される操作部として、上記のタッチパネル223に加えてハードキーを備えてもよい。
通信部224は、不図示のLANチップなどの通信モジュールを備える通信インターフェイスである。通信部224は、画像形成装置1との通信機能を有する。なお、通信部224は、特許請求の範囲における出力部の一例となる。
撮影部226は、例えばカメラである。撮影部226は、例えば、ユーザーによる撮影操作により、取得済みの画像データを用いて画像形成された記録媒体が配置される室内環境を撮影するために使用される。
記憶部230は、大容量のSSD(Solid State Drive)、HDD(Hard Disk Drive)などからなり、各種のデータやプログラムを記憶している。また、記憶部230は、後述する画像データ記憶部231、撮影データ記憶部232を備える。
制御ユニット210は、プロセッサー、RAM(Random Access Memory)、及びROM(Read Only Memory)などから構成される。プロセッサーは、CPU(Central Processing Unit)、MPU、又はASIC等である。この制御ユニット210は、上記のROM又は記憶部230に記憶された制御プログラムが上記プロセッサーで実行されることにより、制御部211、通信制御部212、属性情報検出部213、補正後画像生成部214、合成表示制御部215、配置領域設定部216、表示制御部217として機能する。なお、制御ユニット210の上記の各構成要素は、前述の制御プログラムに基づく動作によらず、それぞれハード回路により構成されてもよい。
制御部211は、情報処理装置200の全体的な動作制御を司る。また、制御部211は、表示部222、タッチパネル223、通信部224、記憶部230および撮影部226などと接続されており、上記各構成要素の動作制御や、各構成要素との間での信号またはデータの送受信を行う。通信制御部212は、通信部224の通信動作を制御する機能を有する。表示制御部217は、制御部211による制御の下、表示部222の表示動作を制御する。
また、制御部211は、タッチパネル223から出力される検知信号に基づき、ユーザーにより入力されたユーザー操作を特定する。例えば、ユーザー操作としては、タッチ操作(タップ操作)、ダブルタップ操作、ピンチ操作などがある。そして、制御部211は、特定したユーザー操作に応じた制御を行う。例えば、図1に示す表示部222の画面に表示された合成表示アプリケーションを示すアイコン(画像表示)225に対して、ユーザーがダブルタップ操作を行うと、タッチパネル223によるタッチ機能により、その接触位置の座標を示し且つダブルタップ操作を示す検出信号が制御部211に出力され、制御部211は、かかる検出信号に基づいて、合成表示アプリケーションを起動する。この合成表示アプリケーションに従って操作等を行うことにより、取得済みの画像データによる画像を室内環境に適した画像に補正した補正後画像データを生成し、補正後画像データを画像形成装置1に出力することが可能となっている。詳細については後述する。
画像データ記憶部231は、室内に飾る印刷物(画像形成された記録媒体)についての画像データを予め記憶している。例えば、画像データ記憶部231には、画像データとして、後述する図7(A)に示すような風景画の画像P2についての画像データが記憶されている。なお、画像データとしては、風景画以外の抽象画、建築画、写真、デザイン画、掛け軸、後述する第2実施形態の場合の肖像画などのように各種の画像のデータであってもよい。
撮影データ記憶部232は、撮影部226によって撮影された室内環境の撮影データを記憶する。例えば、撮影データ記憶部232は、撮影部226によって例えば室内環境が撮影されると、後述する図6(A)に示すように室内環境の撮影画像P1についての撮影データを記憶する。
属性情報検出部213は、撮影データ記憶部232に記憶された撮影データを用いて、当該撮影データによる撮影画像P1の色相、彩度及び明度のうちの少なくとも一つを含む属性情報を検出する。例えば、属性情報検出部213は、撮影データによる撮影画像P1のうち予め定めた範囲(例えば、後述する図6(B)に示す対象領域A2)内の複数の画素について画素単位で色情報(色調及び階調)を取得することにより、画素ごとに色相、彩度及び明度を特定することができる。例えば、図6(B)に示す対象領域A2における複数の画素についての明度の平均値(あるいは占有率の高い明度)を、撮影画像P1の明度の属性情報として検出する。また、図6(B)に示す対象領域A2における複数の画素についての彩度の平均値(あるいは占有率の高い彩度)を、撮影画像P1の彩度の属性情報として検出する。また、図6(B)に示す対象領域A2における複数の画素についての平均的な色(あるいは占有率の高い色)を、撮影画像P1の色相の属性情報として検出する。
第1実施形態では、図4(A)に示すように、明度、彩度及び色相は、それぞれ11段階(0〜10)、16段階(N〜15)及び12段階(12色)に区分けされている。明度 (value)は、色の明るさや暗さを表すものであり、真黒(明度が「0」)から真白(明度が「10」)までの11段階で表現される。また、彩度 (Saturation)は、色の鮮やかさ(純度)を表すものであり、無彩色(彩度が「0」=N)から鮮やかになるにしたがい彩度が高くなり、彩度が「0」〜「15」までの16段階で表現される。色相 (hue)は色味を表すものであり、 12色(赤、赤みの橙、黄みの橙、黄、黄緑、緑、 青緑、緑みの青、青、青紫、紫、赤紫)の色相環とし、12段階で表現される。
補正後画像生成部214は、画像データによる画像P2についての属性情報を、属性情報検出部213が検出した撮影画像P1の属性情報から予め定められた許容範囲内の値に補正した補正後画像P3を生成する。例えば、補正後画像生成部214は、後述する図7(A)に示す画像データによる画像P2についての図4(B)に示す属性情報を、属性情報検出部213が検出した撮影画像P1の図4(A)に示す属性情報から予め定められた許容範囲内の値に補正した図7(B)に示す補正後画像P3を生成する。
配置領域設定部216は、撮影データ記憶部232に記憶された撮影データによる撮影画像P1中に、予め定められた領域としての配置領域A1を設定する。例えば、配置領域設定部216は、ユーザーが表示部222の画面に対してピンチ操作を行うことにより指定された矩形領域を、配置領域A1として設定する。なお、ピンチ操作にかかる矩形領域を配置領域A1とすることについては、後述する。
属性情報検出部213は、配置領域設定部216により配置領域A1が設定された撮影画像P1の当該配置領域A1以外の領域であって当該配置領域A1の周囲に位置する周囲領域を少なくとも含む対象領域A2についての色相、彩度及び明度のうちの少なくとも一つを含む属性情報を検出する。
属性情報検出部213は、属性情報として、撮影画像P1の対象領域A2における全画素又は当該全画素のうちの一部の複数画素についての明度の平均値を検出する。また、属性情報検出部213は、属性情報として、撮影画像P1の対象領域A2における全画素又は当該全画素のうちの一部の複数画素についての彩度の平均値を検出する。また、属性情報検出部は、属性情報として、撮影画像P1の対象領域A2における全画素又は当該全画素のうちの一部の複数画素についての平均的な色相を検出する。
補正後画像生成部214は、画像データによる画像P2の明度(図4(B)参照)を、属性情報検出部213が検出した明度の平均値を含む予め定められた図4(A)に示す許容範囲内の値(図4(B)参照)に補正した補正後画像P3を生成する。これにより、取得済みの画像P2の明度を室内環境の明度に適合した補正後画像P3に変更することができる。
また、補正後画像生成部214は、画像データによる画像P2の彩度(図4(B)参照)を、属性情報検出部213が検出した彩度の平均値を含む予め定められた図4(A)に示す許容範囲内の値(図4(B)参照)に補正した補正後画像P3を生成する。これにより、取得済みの画像P2の彩度を室内環境の彩度に適合した補正後画像P3に変更することができる。
また、補正後画像生成部214は、画像データによる画像P2の色相(図4(B)参照)を、属性情報検出部213が検出した図4(A)に示す色相と同系色に補正した補正後画像P3(図4(B)参照)を生成する。これにより、取得済みの画像P2の色を室内環境と同系色に適合させた補正後画像P3に変更することができる。
合成表示制御部215は、撮影データ記憶部232に記憶された撮影データによる撮影画像P1を表示部222に表示させるとともに、表示部222に表示される撮影画像P1中の予め定められた領域に、補正後画像生成部214が生成した補正後画像P3を合成して表示させる。
タッチパネル223は、表示部222に表示された補正後画像P3を出力することについての出力指示を受け付ける。
通信部224は、タッチパネル223が出力指示を受け付けると、補正後画像P3を示す補正後画像データを画像形成装置1に出力する。
次に、画像形成装置1について図面を参照して説明する。画像形成装置1は、例えば、コピー機能、プリンター機能、スキャナー機能、及びファクシミリ機能のような複数の機能を兼ね備えた複合機である。
図1に示すように、画像形成装置1は、装置本体2と、装置本体2の上方に配置された画像読取部5と、画像読取部5と装置本体2との間に設けられた連結部3とから構成される。
画像形成装置1の外郭を構成する筐体7には、画像形成装置1の様々な機能を実現するための複数の構成機器が収容されている。例えば、筐体7には、画像読取部5、画像形成部12(図3)、定着部13(図3)、給紙部30等が収容されている。
画像読取部5は、原稿搬送部6と、原稿搬送部6により搬送されてくる原稿又は不図示のコンタクトガラスに載置された原稿を光学的に読み取るスキャナーとを有するADF(Auto Document Feeder)である。画像形成装置1が画像読取動作を行う場合、画像読取部5は、原稿搬送部6により搬送されてくる原稿又は不図示のコンタクトガラスに載置された原稿を1枚ずつ読み取ることで、原稿の画像を取得する。
画像形成部12は、感光体ドラム、帯電装置、露光装置、現像装置、及び転写装置を備え、画像読取部5によって読み取られた画像や、ネットワーク接続された情報処理装置200や他のファクシミリ装置から送られてくる印刷データを用いて、給紙部30から供給される記録紙に画像を形成(印刷)する。画像形成済みの記録紙は定着部13による定着処理を受けた後、排出トレイ4に排出される。
操作部47は、例えば、当該画像形成装置1により可能な機能の実行を指示するためのスタートキーやユーザー(操作者)の操作を確定させる決定キー(エンターキー)、更に、数値入力を行うための数値入力キー等を備える。
また、操作部47は、ユーザーへの操作案内等を表示する表示部473を備えている。表示部473はタッチパネルになっており、ユーザーは表示部473に表示される画像やアイコンに触れることで画像形成装置1を操作することができる。
次に、画像形成装置1の構成を説明する。図3は画像形成装置1の主要内部構成例を示す機能ブロック図である。
画像形成装置1は、制御ユニット10を備える。制御ユニット10は、プロセッサー、RAM(Random Access Memory)、及びROM(Read Only Memory)などから構成される。プロセッサーは、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro-Processing Unit)、又はASIC(Application Specific Integrated Circuit)等である。
画像読取部5は、制御ユニット10による制御の下、光照射部及びCCDセンサー等を有する読取機構を備える。画像読取部5は、光照射部により原稿を照射し、その反射光をCCDセンサーで受光することにより、原稿から画像を読み取る。
画像処理部31は、画像読取部5で読み取られた原稿画像を、必要に応じて画像処理する。例えば、画像処理部31は、画像読取部5により読み取られた画像が画像形成部12により画像形成された後の品質を向上させるために、シェーディング補正等の予め定められた画像処理を行う。
画像メモリー32は、画像読取部5による読取で得られた原稿画像を一時的に記憶したり、画像形成部12による画像形成の対象となる画像を一時的に保存したりする領域である。
画像形成部12は、画像読取部5で読み取られた原稿画像、ネットワーク接続された情報処理装置200から受信した印刷データ等の画像形成を行う。第1実施形態では、画像形成部12は、例えば、情報処理装置200から受信した印刷データとしての補正後画像データを用いて、図7(B)に示す補正後画像P3を記録媒体に画像形成する。
定着部13は、画像形成部12の画像形成処理により表面に画像(トナー像)が形成された記録紙を加熱し、熱圧着により当該画像を記録しに定着させる定着処理を行う。
操作部47は、画像形成装置1が実行可能な各種動作及び処理についてユーザーからの指示を受け付ける。操作部47は、ユーザーへの操作案内等を表示する表示部473を備えている。
ファクシミリ通信部71は、図略の符号化/復号化部、変復調部及びNCU(Network Control Unit)を備え、公衆電話回線網を用いてのファクシミリの送受信を行うものである。
ネットワークインターフェイス部91は、LANボード等の通信モジュールから構成され、当該ネットワークインターフェイス部91に接続されたLAN等を介して、情報処理装置200と種々のデータの送受信を行う。特に、ネットワークインターフェイス部91は、情報処理装置200からの印刷データ、例えば補正後画像データを受信する。
HDD(Hard Disk Drive)92は、各種のデータやプログラム、画像読取部5によって読み取られた原稿画像等を記憶する大容量の記憶装置である。
駆動モーター70は、画像形成部12や定着部13等における各回転部材及び搬送ローラー対等に回転駆動力を付与する駆動源である。
制御ユニット10は、制御部100を備える。制御ユニット10は、HDD92に記憶された制御プログラムが上記プロセッサーで実行されることにより、制御部100として機能する。なお、制御ユニット10の上記の各構成要素は、前述の制御プログラムに基づく動作によらず、それぞれハード回路により構成されてもよい。
制御部100は、画像形成装置1の全体的な動作制御を司る。また、制御部100は、画像読取部5、原稿搬送部6、画像処理部31、画像メモリー32、画像形成部12、定着部13、操作部47、表示部473、ファクシミリ通信部71、ネットワークインターフェイス部91、及びHDD(ハードディスクドライブ)92等と接続され、これら各部の駆動制御を行う。
次に、第1実施形態の情報処理装置200において、取得済みの画像P2を室内環境の撮影画像P1の色味に合うように補正して、当該撮影画像P1中に合成表示する合成表示処理を、図5に示すフローチャートなどを参照して説明する。
まず、情報処理装置200において、図1に示す表示部222の合成表示アプリケーションを示すアイコン225がユーザーによりダブルタップ操作がされると、この操作がタッチパネル223によるタッチ機能により検出され、制御部211は、タッチパネル223からの検出信号に基づいて合成表示アプリケーションを起動する(S11)。
表示制御部217は、制御部211が実行する合成表示アプリケーションの処理に従い、ユーザーに対して、室内環境の撮影を促す画面表示(例えば、「印刷物を配置する室内を撮影してください」などの表示)を表示部222に表示させる。情報処理装置200が撮影部226を起動させ、撮影可能状態となる。例えば、室内において印刷物(画像形成された記録媒体)を飾る壁面を少なくとも含む範囲を撮影する。
撮影部226は、例えば、ユーザーによる撮影操作に従い、室内環境を撮影する(S12)。撮影部226にて室内環境が撮影されると、撮影データ記憶部232は、例えば図6(A)に示すように室内環境の撮影画像P1についての撮影データを記憶する(S13)。そして、表示制御部229は、撮影データ記憶部232に記憶された撮影データによる撮影画像P1を、表示部222に表示させる。
配置領域設定部216は、表示部222に表示された撮影画像P1中に、予め定められた領域としての配置領域A1を設定する(S14)。例えば、ユーザーが表示部222の画面上でピンチ操作(ここでは、表示部222の画面を2本の指で触れた状態でその両方の指を広げるピンチアウト操作)を行うと、タッチパネル223によるタッチ機能により、それぞれの接触位置の座標を示し且つピンチ操作を示す検出信号が制御部211に出力され、制御部211は、かかる検出信号に基づいてピンチアウト操作にかかる矩形領域を特定する。配置領域設定部216は、制御部211が特定した矩形領域を配置領域A1として設定する(S14)。
属性情報検出部213は、配置領域設定部216により配置領域A1が設定された撮影画像P1の当該配置領域A1以外の領域であって当該配置領域A1の周囲に位置する周囲領域を少なくとも含む対象領域A2についての色相、彩度及び明度のうちの少なくとも一つを含む属性情報を検出する(S15:属性情報検出ステップ)。具体的には、属性情報検出部213は、属性情報として、撮影画像P1の対象領域A2における全画素又は当該全画素のうちの一部の複数画素についての明度の平均値、彩度の平均値及び色相を検出する。
補正後画像生成部214は、画像データによる画像P2の明度、彩度及び色相の少なくとも一つについて、属性情報検出部213が検出した撮影画像P1の属性情報から予め定められた許容範囲内の値に補正した補正後画像P3を生成する(S16:補正後画像生成ステップ)。
具体的には、補正後画像生成部214は、画像データによる画像P2の明度(図4(B)では明度「9」)を、属性情報検出部213が検出した明度の平均値(図4(A)では明度「7」)を含む予め定められた許容範囲(図4(A)では明度「6〜8」)内の値(図4(B)では明度「7」)に補正し、更に、画像データによる画像P2の彩度(図4(B)では彩度「12」)を、属性情報検出部213が検出した彩度の平均値(図4(A)では彩度「10」)を含む予め定められた許容範囲(図4(A)では彩度「9〜11」)内の値(図4(B)では彩度「10」)に補正した補正後画像P3を生成する。また、補正後画像生成部214は、画像データによる画像P2の色相(図4(B)では色相「黄みの橙」)が、属性情報検出部213が検出した色相(図4(A)では色相「黄」)と同系色(図4(A)では同系色「黄緑、黄、黄みの橙」)であるので、色相については補正していない。
合成表示制御部215は、撮影データ記憶部232に記憶された撮影データによる撮影画像P1を表示部222に表示させるとともに、表示部222に表示される撮影画像P1中の予め定められた領域に、補正後画像生成部214が生成した補正後画像P3を合成して表示させる(S17:合成表示制御ステップ)。例えば合成表示制御部215は、図7(C)に示すように、撮影画像P1中に補正後画像P3を合成して表示させる。
タッチパネル223は、表示部222に表示された補正後画像P3を出力することについての出力指示を受け付ける(S18:出力指示受付ステップ)。ユーザーが、図7(C)に示す補正後画像P3でよいと判断し、ユーザーがOKキーK1をタッチ操作し、タッチパネル223(出力指示受付部)がOKキーK1へのタッチ操作を検出した場合、つまり出力指示あり(S18「Yes」)には、通信部224は、図7(C)に示す補正後画像P3の補正後画像データを画像形成装置1に送信(出力)し(S19:出力ステップ)、本処理を終了する。
画像形成装置1は、ネットワークインターフェイス部91が受信した補正後画像データ(印刷データ)を記録媒体に画像形成(印刷)し、補正後画像P3にかかる印刷物を出力する。このように、第1実施形態の画像形成システム300によれば、室内環境の設定を行う必要がなく、取得済みの画像データを室内環境に適合した画像データに変更することができ、補正後画像P3にかかる印刷物を製造することができる。
一方、図5に示すS18において、ユーザーが、図7(C)に示す補正後画像P3でよくないと判断し、ユーザーがキャンセルキーK2をタッチ操作し、タッチパネル223(出力指示受付部)がキャンセルキーK2へのタッチ操作を検出した場合、つまり出力指示なしの場合(S18「No」)には、制御部211は、本処理を終了する。
なお、第1実施形態では、出力指示なしの場合に本処理を終了しているが、図8に示す変形例のように、新たな補正後画像P3を生成するようにしてもよい。図8は、変形例の合成表示処理の一例を示すフローチャートである。図8に示すS18において、出力指示なしの場合(S18「No」)には、制御部211は、ユーザーからの変更指示の有無を判定する(S20)。ユーザーが変更指示キーをタッチ操作し、タッチパネル223(出力指示受付部)が変更指示キーへのタッチ操作を検出した場合、つまり変更指示ありの場合(S20「Yes」)には、補正後画像生成部214は、新たな補正後画像P3を生成する(S21)。例えば、補正後画像生成部214は、画像データによる画像P2の属性情報を、属性情報検出部213が検出した撮影画像P1の属性情報から予め定められた許容範囲内の値であって、図4(B)に示す補正後画像データの内容とは異なる内容に補正した新たな補正後画像P3を生成するようにすればよい。図4(B)に示す補正後画像データの明度「7」及び彩度「10」の少なくとも一方を1段階上げた(明度「8」又は彩度「11」に変更する)又は下げた(明度「6」又は彩度「9」に変更する)補正後画像データに変更したり、色相を「黄みの橙」から「黄」又は「黄緑」に変更したりすればよい。
このように第1実施形態では、属性情報検出部213は、室内環境を撮影した撮影画像P1の色相、彩度及び明度のうちの少なくとも一つを含む属性情報を検出する。補正後画像生成部214は、画像データによる画像P2についての属性情報を、属性情報検出部213が検出した撮影画像P1の属性情報から予め定められた許容範囲内の値に補正した補正後画像P3を生成する。合成表示制御部215は、表示部222に撮影画像P1と、当該撮影画像P1中の予め定められた領域に、補正後画像P3を合成して表示させる。そして、補正後画像P3を出力することについての出力指示をタッチパネル223(出力指示受付部)が受け付けると、通信部224が補正後画像データを画像形成装置1に出力する。これにより、室内環境の設定を行う必要がなく、取得済みの画像データを室内環境に適合した画像データに変更することができる。すなわち、取得済みの画像P2を室内環境の撮影画像P1の色味に合うように変更できる。また、画像形成装置1は、情報処理装置200から出力された補正後画像データを用いて、室内環境に適合した補正後画像P3にかかる印刷物を製造することができる。
また、配置領域設定部216は、撮影画像P1中に配置領域A1を設定し、属性情報検出部213は、撮影画像P1の配置領域A1以外の領域であって当該配置領域A1の周囲に位置する周囲領域を少なくとも含む対象領域A2についての色相、彩度及び明度のうちの少なくとも一つを含む属性情報を検出する。これにより、撮影画像P1の全領域について属性情報を検出する必要がなく、配置領域A1の外側に位置しかつ当該配置領域A1を取り囲む領域である対象領域A2について属性情報を検出するようにしているので、属性情報の検出についての処理負担を低減することができる。このため、合成表示処理を迅速に実行することができる。
次に、第2実施形態に係る情報処理装置200について、図9及び図10を用いて説明する。図9は、第2実施形態の画像形成システムの構成を示すブロック図である。図10は、第2実施形態の合成表示処理の一例を示すフローチャートである。
第2実施形態では、顔検出処理部218と肖像画判定部219とを備えている点が、前述の第1実施形態とは異なるため、顔検出処理部218と肖像画判定部219とについて詳細に説明する。なお、図2に示した構成と同じ構成については同符号を付して説明を略する。
第2実施形態の画像データ記憶部231には、画像データとして、後述する図11(A)に示すような肖像画についての画像データが記憶されている。第2実施形態の特徴の一つとしては、図11(A)に示す肖像画を室内環境に適合した画像に変更することにある。
制御ユニット210は、上記のROM又は記憶部230に記憶された制御プログラムが上記プロセッサーで実行されることにより、更に、顔検出処理部218、肖像画判定部219として機能する。
顔検出処理部218は、画像データ記憶部231に記憶された画像データの画像P2について既知の顔検出処理を行う。顔検出処理は、例えば、記憶部230に、人の顔の特徴部分(目や鼻、口など)を抽出したテンプレートを予め記憶しておき、画像データ記憶部231に記憶された画像データの画像P2に対してテンプレートを走査し、テンプレートとのマッチング(相関)が高い領域を人の顔の存在領域と判定し、画像P2中に顔が含まれると判定する処理である。
肖像画判定部219は、顔検出処理部218が画像P2中に顔が含まれることを検出すると、当該画像P2が肖像画であると判定する。
次に、第2実施形態の情報処理装置200において、取得済みの画像P2が肖像画である場合には色相以外について補正した補正後画像P3を撮影画像P1に合成表示する合成表示処理を、図10に示すフローチャートなどを参照して説明する。なお、図10に示すフローチャートは、S31及びS32を除いて、本実施形態の図5に示すフローチャートと同じであるため、図10に示すS31及びS32について説明する。
顔検出処理部218は、画像データ記憶部231に記憶された画像データの画像P2について既知の顔検出処理を行う。肖像画判定部219は、顔検出処理部218が画像P2中に顔が含まれることを検出すると、当該画像P2が肖像画であると判定する(S31)。
当該画像P2が肖像画であると判定された場合(S31「Yes」)には、色相補正を禁止する(S32)。例えば、色相補正を禁止する状態であることを示す色相補正禁止フラグを「1」にする。なお、色相補正禁止フラグが「0」の場合には、色相補正が許可された状態である。
補正後画像生成部214は、色相補正禁止フラグが「1」の場合には、画像データによる画像P2については、その色相の補正を禁止し、かつ、明度及び彩度の少なくとも一つについて、属性情報検出部213が検出した撮影画像P1の属性情報から予め定められた許容範囲内の値に補正した補正後画像P3を生成する(S16)。また、補正後画像生成部214は、色相補正禁止フラグが「0」の場合には、画像データによる画像P2の明度、彩度及び色相の少なくとも一つについて、属性情報検出部213が検出した撮影画像P1の属性情報から予め定められた許容範囲内の値に補正した補正後画像P3を生成する(S16)。
このように第2実施形態では、補正後画像生成部214は、肖像画判定部219にて画像P2が肖像画であると判定された場合、画像データによる画像P2の色相についての補正は行わず、画像データによる画像P2の明度と彩度との少なくとも一方について補正した補正後画像P3を生成する。このように、肖像画については、明度と彩度との少なくとも一方について補正を行うだけであり、色の補正を行わないので、肖像画の印象を著しく崩してしまうこと(例えば、本来の肖像画とは別人の肖像画となるようなこと)を防止でき、かつ、室内環境に適した画像とすることができる。
また、上記第1実施形態では、補正後画像生成部214は、画像データによる画像P2の色相を、属性情報検出部213が検出した色相と同系色に補正した補正後画像P3を生成しているが、属性情報検出部213が検出した色相と反対色に補正した補正後画像P3を生成するようにしてもよい。このように反対色に補正した場合には、撮影画像P1中において補正後画像P3を際立たせることができる。すなわち、補正後画像データを用いて画像形成された記録媒体が室内環境に配置されると、当該記録媒体が映えて見えるようにすることができる。
尚、上記実施形態で説明した情報処理装置200による画像形成方法は、プログラムとして提供することができる。このプログラムは、コンピューターにより読み取り可能な非一時的な記録媒体、例えば、ハードディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリーなどに記録される。この場合、当該プログラムを記録したコンピューターにより読み取り可能な非一時的な記録媒体が、本発明の一実施形態となる。
1 画像形成装置
12 画像形成部
200 情報処理装置
210 制御ユニット
211 制御部
213 属性情報検出部
214 補正後画像生成部
215 合成表示制御部
216 配置領域設定部
218 顔検出処理部
219 肖像画判定部
222 表示部
223 タッチパネル(出力指示受付部)
226 撮影部
231 画像データ記憶部
232 撮影データ記憶部
300 画像形成システム

Claims (8)

  1. 表示部と、
    画像データを予め記憶する画像データ記憶部と、
    前記画像データを用いて画像形成された記録媒体が配置される室内環境を撮影する撮影部と、
    前記撮影部によって撮影された前記室内環境の撮影データを記憶する撮影データ記憶部と、
    前記撮影データ記憶部に記憶された前記撮影データを用いて、当該撮影データによる撮影画像の色相、彩度及び明度のうちの少なくとも一つを含む属性情報を検出する属性情報検出部と、
    前記画像データによる画像についての色相、彩度及び明度のうちの少なくとも一つを含む属性情報を、前記属性情報検出部が検出した前記属性情報から予め定められた許容範囲内の値に補正した補正後画像を生成する補正後画像生成部と、
    前記撮影データ記憶部に記憶された前記撮影データによる撮影画像を前記表示部に表示させるとともに、前記表示部に表示される前記撮影画像中の予め定められた領域に、前記補正後画像生成部が生成した前記補正後画像を合成して表示させる合成表示制御部と、
    前記表示部に表示された前記補正後画像を出力することについての出力指示を受け付ける出力指示受付部と、
    前記出力指示受付部が前記出力指示を受け付けると、前記補正後画像を示す補正後画像データを画像形成装置に出力する出力部と、を備える情報処理装置。
  2. 前記撮影データ記憶部に記憶された前記撮影データによる撮影画像中に、前記予め定められた領域としての配置領域を設定する配置領域設定部を備え、
    前記属性情報検出部は、前記配置領域設定部により前記配置領域が設定された前記撮影画像の当該配置領域以外の領域であって当該配置領域の周囲に位置する周囲領域を少なくとも含む対象領域についての色相、彩度及び明度のうちの少なくとも一つを含む属性情報を検出する請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記属性情報検出部は、前記属性情報として、前記撮影画像の前記対象領域における全画素又は当該全画素のうちの一部の複数画素についての明度の平均値を検出し、
    前記補正後画像生成部は、前記画像データによる画像の明度を、前記属性情報検出部が検出した前記明度の平均値を含む予め定められた許容範囲内の値に補正した補正後画像を生成する請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記属性情報検出部は、前記属性情報として、前記撮影画像の前記対象領域における全画素又は当該全画素のうちの一部の複数画素についての彩度の平均値を検出し、
    前記補正後画像生成部は、前記画像データによる画像の彩度を、前記属性情報検出部が検出した前記彩度の平均値を含む予め定められた許容範囲内の値に補正した補正後画像を生成する請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 前記属性情報検出部は、前記属性情報として、前記撮影画像の前記対象領域における全画素又は当該全画素のうちの一部の複数画素についての色相を検出し、
    前記補正後画像生成部は、前記画像データによる画像の色相を、前記属性情報検出部が検出した前記色相と同系色又は反対色に補正した補正後画像を生成する請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。
  6. 前記画像データ記憶部に記憶された前記画像データの画像について顔検出処理を行う顔検出処理部と、
    前記顔検出処理部が前記画像中に顔が含まれることを検出すると、当該画像が肖像画であると判定する肖像画判定部と、
    前記補正後画像生成部は、前記肖像画判定部にて前記画像が肖像画であると判定された場合、前記画像データによる画像の色相についての補正は行わず、前記画像データによる画像の明度と彩度との少なくとも一方について補正した補正後画像を生成する請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の情報処理装置と、
    前記情報処理装置から出力された前記補正後画像データを用いて記録媒体に画像形成する画像形成部を有する画像形成装置と、を備える画像形成システム。
  8. 撮影された室内環境の撮影データを用いて、当該撮影データによる撮影画像の色相、彩度及び明度のうちの少なくとも一つを含む属性情報を検出する属性情報検出ステップと、
    前記画像データによる画像についての色相、彩度及び明度のうちの少なくとも一つを含む属性情報を、前記属性情報検出部が検出した前記属性情報から予め定められた許容範囲内の値に補正した補正後画像を生成する補正後画像生成ステップと、
    前記撮影データによる撮影画像を前記表示部に表示させるとともに、前記表示部に表示される前記撮影画像中の予め定められた領域に、前記補正後画像生成部が生成した前記補正後画像を合成して表示させる合成表示制御ステップと、
    前記表示部に表示された前記補正後画像を出力することについての出力指示を受け付ける出力指示受付ステップと、
    前記出力指示受付ステップにて前記出力指示を受け付けると、前記補正後画像データを示す補正後画像データを画像形成装置に出力する出力ステップと、を備える画像形成方法。
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