JP2008171062A - 受付装置 - Google Patents

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正晃 湯川
Hiroyuki Kobayashi
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宏紀 岩崎
Togo Kinoshita
藤吾 木下
Junji Yamada
純司 山田
Hideaki Sanagi
英明 佐薙
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Abstract

【課題】複数の画像データにおける被写体の特定の領域の色調を均一にする受付装置を合理的に構成する。
【解決手段】ディスプレイ7に表示された画像データのうち、色均一化補正を行うために目標とする目標色情報と、各画像において色補正を行う対象領域情報とを色補正情報取得処理部Xで取得し、この取得の後に、各画像データの対象領域の色情報を目標色情報と一致又は近似させるように色補正処理部Yが色補正処理を行う。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像データ取得部で取得した複数の画像データをディスプレイに表示し、この表示に基づいて人為的に指定した画像データを出力部に出力する受付装置に関し、詳しくは、画像データの色補正を行う技術に関する。
上記のように構成された、画像処理装置としては特許文献1及び特許文献2に記載されるものが存在する。
特許文献1では、人物が撮影された画像データから、肌色条件に適合する領域を肌色領域として肌色を抽出して、肌色領域の平均輝度、色差を求め、次に、肌色補正目標値として記憶されている目標値の平均輝度、色差の比較により補正量を設定する。この補正量はY、Cb、Cr系で表される補正関数として設定され、この補正関数に基づいて補正が行われる。
尚、この特許文献1では、証明写真の補正を想定したものであるため、マスクを用いることで人物と背景との分離を行い、背景の補正は行わず人物の領域の補正を行うように補正の形態が設定されている。また、この補正時には色バランス補正、濃度補正、彩度補正をも同時に行われる。
特許文献2では、撮影スタジオにおいて撮影された画像データを注文端末で取得し、プリントラボのプリント制御用端末に伝送する伝送系を備えると共に、ICCプロファイルを補正するCMS補正サーバと、撮影スタジオ毎にカスタマイズされた色補正データを提供するプロファイル提供サーバとを備え、撮影スタジオで撮影された画像データをプリントラボの写真プリンタでプリントできる画像形成システムが構成されている。
プリントラボにおいてプリントを行う際には、プロファイル提供サーバから撮影目的毎に好適な仕上がりプロファイルを示す色補正データをダウンロードし、この色補正データに基づいて色補正を行う。また、撮影スタジオにおいて仕上がり確認を行う場合には、プリントラボにおいて補正された画像データを撮影スタジオの注文端末に送り返し、注文端末のモニタに再表示する。尚、CMS補正サーバは、設定されたタイミング毎にICCプロファイルの補正要求を行い、プリント制御用端末は補正用カラーチャートをプリント出力し、その色特性を測定し、チャート測定結果とCMS補正サーバに出力する。
特開2001‐186323号公報 (段落番号〔0057〕〜〔0074〕、図10、図11) 特開2006−309462号公報 (段落番号〔0017〕〜〔0026〕、図1〜図6)
同じ部屋内で同じ被写体を撮影して得られた複数の画像データをプリントした際には、プリントされた画像の被写体の色に差異を生ずるものである。その理由として、被写体に対する照明条件が変化することや、シャッター速度や絞りの値を自動的に設定するカメラを用いた場合に、背景の明るさに被写体の色が影響される現象を考えることができる。
結婚式での撮影を考えると、新郎と新婦が主要な被写体であるため、プリントされた画像において新郎あるいは新婦の衣装の色がプリント毎に異なるものでは、プリントの画像をアルバムに貼り付けた場合に、この衣装の色の差異が目に付くものであった。このような不都合は、プリントされた画像を観賞する場合の他に、画像データをCD−R等のメディアに保存した、所謂、電子アルバムの画像データをモニタに表示して観賞する場合にも発生するものであり改善の余地があった。これと同様に、昆虫や植物あるいは鉱石の標本を撮影する場合にも、同じ標本を撮影した画像データについては、同じ部位が同色に出力されることが理想であり、結婚式の撮影と同様に改善の余地があった。
また、デジタルカメラで撮影された画像データのプリント処理や電子アルバムを作成するためのオーダの指定操作をユーザが行う受付装置を考えると、この受付装置において受け付けた画像データについても、前述したように複数の画像データについて同じ被写体の同じ部位の色を均一化する処理が求められ、簡便な操作でこの処理を実現する要望があった。
このような不都合を解消するためには、主要な被写体の特定領域の色を等しくする補正を必要とするものであるが、特許文献1に記載される技術の利用を考えると、この特許文献1では人物の肌の色を肌色補正目標値にする補正が行われるものであるが、例えば、新郎や新婦の肌を抽出するために、新郎や新婦を画像データ中において指定する人為的な操作をする必要があり、手間が掛かることも考えられる。また、特許文献2では、複数の画像データを補正の対象とするものの、複数の画像データに共通する特定の被写体領域の色のバラツキを抑制するものではないものであった。
本発明の目的は、複数の画像データにおける被写体の特定の領域の色調を均一にする受付装置を合理的に構成する点にある。
本発明の特徴は、画像データ取得部で取得した複数の画像データをディスプレイに表示し、この表示に基づいて人為的に指定した画像データを出力部に出力する受付装置において、
前記複数の画像データに含まれる被写体のうち指定された領域を色補正の対象領域に指定する領域指定手段を備えると共に、この領域指定手段で指定された対象領域の目標色情報を設定する目標色情報設定手段と、前記領域指定手段で指定された対象領域の色情報を、前記目標色情報設定手段で設定された目標色情報に一致又は近似させる色補正手段とを備えている点にある。
この構成によると、複数の画像データの被写体のうち対象領域として指定された領域の色を、目標色情報設定手段で設定された目標色情報に一致又は近似させるように色補正手段による色補正を行える。つまり、複数の画像データについて色を均一にすべき(色調を等しくすべき)対象領域を指定し、その対象領域の目標とすべき色情報を設定することにより、対象領域を含む全ての画像データについて色補正手段による色補正処理が行われ、複数の画像データにおける対象領域の色をバラツキを解消して色の均一化が図られる。その結果、複数の画像データにおいて被写体の特定の領域の色調を均一にすることで複数の画像データについて同じ被写体については等しい色調とする受付装置が合理的に構成された。
本発明は、前記目標色情報設定手段が、前記ディスプレイにカラーパレットを表示し、このカラーパレットから人為的に設定されたものを前記目標色情報に設定する、又は、前記ディスプレイに表示された画像データに含まれる被写体のうち人為的に指定された領域の色情報を取得して前記目標色情報に設定する処理を行うものでも良い。
この構成によると、カラーパレットの色を目標色情報に設定することや、画像データに含まれる被写体のうち人為的に指定された領域の色情報を目標色情報に設定することにより、被写体の対象領域の色情報を目標色情報に一致又は近似させることが可能となる。別の観点から考えると、カラーパレットや他の画像データから取得した目標色情報を、メモリ等に記憶した記憶色とする概念で捉えることも可能であり、この記憶色(目標色情報)に基づいて複数の画像データの被写体の対象領域の色補正を実現できると考えられる。
本発明は、前記領域指定手段は、前記複数の画像データについて前記対象領域を人為的に指定するマニュアル指定モードと、前記複数の画像データの一部について前記対象領域を自動的に指定するオート指定モードとの何れか一方のモードを実行すると共に、
前記オート指定モードでは、人物が身につけているものの領域を人為的に指定することにより、その領域の色情報を前記目標色情報として取得し、かつ、前記人物の顔を人為的に指定することにより、その顔の顔情報を取得し、この後に、領域特定手段が、前記複数の画像データについて前記顔情報に一致する顔の位置を特定し、その顔の位置の近傍位置において前記目標色情報に近似する色情報を有する領域を前記対象領域に指定しても良い。
この構成によると、マニュアル指定モードでは複数の画像データについて人為的に対象領域を指定することにより、指定された対象領域について色補正を行える。また、オート指定モードでは、例えば、1つの画像データにおいて人為的に対象領域を指定し、その対象領域の色情報を目標色情報として取得し、人物の顔を人為的に指定して顔情報を取得しておくことにより、この後には、領域特定手段が、そのほかの画像データについて、顔情報に基づいて人物の顔の位置を取得し、その顔の位置の近傍において目標色情報に近似する領域を対象領域に自動的に指定することが可能となり、このように指定した対象領域について色補正を行える。
本発明は、前記色補正手段は、前記対象領域の色情報を、前記目標色情報に一致又は近似させるように前記画像データの画像領域全体の色補正を行うと共に、各画像データ毎の色補正量を取得して平均値を求め、前記対象領域が指定されていない画像データについては、この色補正手段が前記平均値に基づいて、その画像データの画像領域全体の色補正を行っても良い。
この構成によると、対象領域が指定された画像データについては画像データの画像領域全体の色補正が行われるものとなり、このように色補正が行われた際の色補正量の平均値が求められる。この後、対象領域が指定されない画像データについては、色補正の平均値に基づいて画像データの画像領域全体の色補正が行われることになる。これにより、例えば、対象領域が指定されたものについてだけ色補正を行ったものと比較すると、対象領域が指定されなかったものについても色補正が行われることにより画像データの色のバラツキを抑制できる。
本発明は、前記ディスプレイの表示面にタッチパネルが形成され、前記ディスプレイに表示された前記画像データの一部を指定することにより、このように指定された位置を前記タッチパネルを介して取得し、この位置を取り囲む位置で同じ色調又は近似する色調の領域を対象領域に設定するように前記領域指定手段の処理形態が設定しても良い。
この構成によると、オーダ指定部での処理によってディスプレイに表示された画像データの対象領域を視覚で判別した状況でタッチパネルに指等を接触させることで対象領域を容易に指定できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
〔システム構成〕
図1に示すように、デジタルカメラ等で撮影された画像データを取得し、ユーザの操作に基づいたオーダ情報を取得する受付装置Aと、この受付装置Aで受付けた画像データとオーダデータとをプリント装置B(出力部の一例)に送り、プリントペーパPにプリントして送り出すプリントシステムが構成されている。
前記受付装置Aは、筐体1の前面に対してコンパクトフラッシュ(商標)や、SDカード(商標)や、メモリースティック(商標)等のフラッシュメモリで成る半導体型メディアMsから画像データを取得する複数種の半導体ドライブ2と、MOやCD−R等のディスク型メディアMdからの画像データを取得するディスクドライブ3と、レシートreを排出するレシートプリンタ4とを備えると共に、筐体1の上面にカメラ付き携帯電話機に接続して画像データの取得を実現するコネクタ5と、必要なデータを表示するよう表示面にタッチパネル6を形成した液晶型のディスプレイ7を備え、また、筐体1の内部には画像処理を行う画像処理ユニットCを備えている。
前記画像データとしては、静止画(スチルデータ)だけを対象とするものではなく、動画(ムービーデータ)を構成するコマも対象としている。また、画像データは前述したように半導体型メディアMs、あるいは、ディスク型メディアMdから取得するものに限るものでは無く、カメラ付き携帯電話機から前記コネクタ5を介して取得するものであっても良く、また、専用のケーブルを介してデジタルムービーカメラから直接取得するものであっても良い。この受付装置Aでは、半導体ドライブ2とディスクドライブ3とコネクタ5とが画像データ取得部として機能する。
この受付装置Aでは、受付けた画像データをCD−RやDVD−R等のディスク型メディアMdに記憶し、コンピュータ等において画像データの再生可能となる電子アルバムを作成する際にも使用されるものであり、この電子アルバムを作成するディスクドライブ3は画像データの出力部として機能する。
前記プリント装置Bは、縦長姿勢の筐体10を備えると共に、この筐体10に対して硬貨投入孔11Aからの硬貨を受入れ、下部位置の釣り銭排出口11Bから釣り釣り銭を排出するコインメック11と、紙幣挿入孔12Aからの紙幣を受入れるビルバリ12とを内蔵し、画像がプリントされたプリントペーパをペーパ排出口13Aから排出するプリントユニット13を内蔵している。
前記プリントユニット13は、プリント媒体として複数サイズのプリントペーパPを収納しており、夫々のプリントペーパPに対して画像データをプリントする昇華型のプリントヘッドを有した昇華型のプリントヘッド(図示せず)を備えている。尚、このプリントユニット13は昇華型に限らずインクジェット型のものであっても良い。
〔受付け処理の概要〕
このプリントシステムは、例えば、デジタルカメラで撮影に使用された半導体型メディアMsを半導体ドライブ2にセットし、ディスプレイ7に表示されるガイダンスに従ってタッチパネル6に指等を接触させる形態でユーザが必要な操作を行うことにより、出力形態の選択(プリント処理と電子アルバムとの少なくとも一方の選択)、プリント処理の場合にはプリントサイズの選択等が可能となり、更に、ディスプレイ7にオーダ画面が表示され、このオーダ画面中に前記半導体型メディアMsから取得した画像データが一覧化して表示される(図10を参照)。
次に、このオーダ画面において、出力対象とする画像データの指定と、プリント処理の場合にはプリント枚数の設定が可能となり、また、このようにオーダ画面が表示された状態において、画像データを指定したマニュアル操作で色補正を行うことや、複数の画像データに含まれる特定の領域の色情報(色調)を均一にする(等しくする)色均一化補正が可能となる。この色均一化補正の処理形態の詳細については後述するが、この色均一化補正とは、複数の画像データに共通して撮影されている被写体(具体的には対象領域:例えば、ウエディングドレス)の色調を、目標色情報に一致又は近似させるように、共通した被写体が撮影されている夫々の画像データ(複数コマの画像データ)毎に補正量を設定して、その画像データ本来の色情報を考慮して、その画像データ全体(1コマの画像データ全体)の色補正を行うことにより、各画像データにおける被写体の色調のバラツキを抑制することである。尚、この色均一化補正の処理として、画像データ全体を色補正を行う処理形態に代えて、例えば、対象領域としてのウエディングドレスだけの色補正を行う処理形態であっても良い。
〔制御系〕
図2に示すように、前記受付装置Aの画像処理ユニットCは、情報処理を行うマイクロプロセッサ(CPU)と入出力インタフェース21とを備えると共に、この入出力インタフェース21に対して前記半導体ドライブ2、ディスクドライブ3、コネクタ5、タッチパネル6、ディスプレイ7、レシートプリンタ4、ハードディスクHDとが接続する。また、マイクロプロセッサのデータバスに対して半導体メモリ22、オペレーティングシステム23、画像データ取得処理部24、オーダ情報取得処理部25、色補正情報取得処理部X、色補正処理部Y、出力処理部26、課金処理部27夫々が接続する。更に、入出力インタフェース21に対して通信インタフェース28が接続している。
前記オペレーティングシステム23は、半導体メモリ22を管理すると共に、ソフトウエアを半導体メモリ22の作業エリア等に展開して、そのソフトウエアの実行を実現し、前記タッチパネル6の操作情報を取得して、実行中の処理に与えるインタフェースとして機能する。
前記画像データ取得処理部24は前記半導体ドライブ2、ディスクドライブ3、コネクタ5を介して画像データを取得する処理を行う。前記オーダ情報取得処理部25は前記ディスプレイ7に表示された画面に対するユーザの操作に基づいて出力対象となる画像データ、プリントサイズ、プリント枚数等のオーダ情報を取得する。前記色補正情報取得処理部Xは前記オーダ画面に表示された画像データを指定して色補正に必要な色補正情報を取得する(この処理の詳細は後述する)。前記色補正処理部Yは前記色補正情報取得処理部Xで取得した色補正情報に基づいて画像データの色補正を行う(この処理の詳細は後述する)。前記出力処理部26は、画像データのプリント処理あるいは電子アルバムを作成する処理を行わせる。前記課金処理部27はプリント処理あるいは電子アルバムを作成する処理に必要な料金を算出し、料金が支払われた場合には、前記レシートプリンタ4を制御してレシートreをプリントして排出する。
これら画像データ取得処理部24、オーダ情報取得処理部25、色補正情報取得処理部X、色補正処理部Y、出力処理部26、課金処理部27夫々はソフトウエアで構成されるものを想定しているが、ハードウエアとの組み合わせや、ハードウエアで構成されるものであっても良い。
前記プリント装置Bは、情報処理を行うマイクロプロセッサ(CPU)と、入出力インタフェース31とを備えると共に、この入出力インタフェース31に対して、前記コインメック11、前記ビルバリ12、前記プリントユニット13、ハードディスクHDが接続する。また、マイクロプロセッサのデータバスに対して半導体メモリ32、オペレーティングシステム33、プリント処理部34、料金精算部35夫々が接続し、更に、入出力インタフェース31に対して通信インタフェース36が接続している。
このプリントシステムでは、前記通信インタフェース28、36同士が通信ケーブル37で接続することにより、受付装置Aで受け付けた画像データをプリント装置Bでのプリント処理を実現しており、また、このプリント処理の料金の受領をプリント装置Bの筐体10において実現している。
前記オペレーティングシステム33は、半導体メモリ32を管理すると共に、ソフトウエアを半導体メモリ32の作業エリア等に展開して、そのソフトウエアの実行を実現する。前記プリント処理部34は、前記受付装置Aから伝送される画像データをオーダ情報に基づいてプリントするようにプリントユニット13を制御する。前記料金精算部35は、前記受付装置Aから伝送される課金情報に基づいて前記コインメック11やビルバリ12を制御して料金を取得する処理を行う。
これらプリント処理部34、料金精算部35夫々はソフトウエアで構成されるものを想定しているが、ハードウエアとの組み合わせや、ハードウエアで構成するものであっても良い。
前記色補正情報取得処理部Xは、図3に示すように領域指定手段X1と、目標色情報設定手段X2とを備えている。領域指定手段X1は、マニュアル指定モードにおいて、画像データに含まれる被写体のうち、ユーザによって指定された領域を色補正の対象領域に指定するために、対象領域情報を取得する処理と、オート指定モードにおいて特定の画像データに含まれる被写体のうち、ユーザによって指定された領域に対応する領域を、他の画像データから自動的に抽出して、その領域を色補正の対象領域に指定するために、対象領域情報を取得する処理を行う。尚、対象領域情報とは領域を取り囲むポリゴンや曲線を表すデータや、対象領域の画素(ピクセル)の座標を直接的に指定するデータとなる。
また、目標色情報設定手段X2は、画像データのうち、前記対象領域情報によって指定された対象領域の目標色情報を設定する処理を行う。これらの処理は後述する。
前記色補正処理部Yは、図4に示すように領域特定手段Y1と、補正量取得手段Y2と、色補正手段Y3とを備えている。前記領域特定手段Y1は、画像データの被写体のうち色補正すべき対象領域を特定し、前記補正量取得手段Y2は、領域特定手段Y1で特定された対象領域の色情報と目標色情報とから補正量を求め、前記色補正手段Y3は、補正量取得手段Y2で取得された補正量に基づいて画像データ本来の色情報を考慮して画像データの画像領域全体の色補正を行う。これらの処理は後述する。
〔オーダシーケンス〕
このプリントシステムでの出力形態の一例としてプリント処理が選択された際の処理を図5のフローチャートのように示している。つまり、前述したように半導体ドライブ2、ディスクドライブ3、コネクタ5等を介して画像データを取得し、出力形態(プリント処理)を取得する(#01、#02ステップ)。
このように画像データを取得した後には、図10に示すオーダ画面40を前記ディスプレイ7に表示して、オーダ情報を取得する(#03、#04ステップ)。
オーダ画面40には、1ページに8つの表示部41が形成され、夫々の表示部41に対し、前記画像データの画素数を低減したサムネイル画像が表示される。この表示を行う場合には、基本的に画像の撮影日が古いものを先に、新しいものを後に表示する。また、表示部41の下側にはプリント枚数表示部42と、プリント枚数を1枚増加させる+ボタン43と、プリント枚数を1枚減少させる−ボタン44とが配置されると共に、このオーダ画面40の下部にはプリント枚数の全体を増減する枚数増減ボタン45と、プリントサイズの情報とプリント枚数の合計とプリント処理に要する合計金額との情報を表示する情報表示部DEとが配置されている。
更に、このオーダ画面40の下部の右端には次へボタン46と戻るボタン47とが配置され、この左端には中止ボタン48が形成されている。特に、このオーダ画面40の下部位置には、色補正をマニュアルで行うマニュアル補正ボタン51と、色均一化補正を行う色均一化ボタン52とが配置されている。そして、次へボタン46を操作することにより、オーダ画面の次のページが表示され、オーダ画面40の最終ページの下部の右端には、図11に示す如く、前記次へボタンに46に代えてOKボタン49が表示され、このOKボタン49を操作することにより、オーダ情報の取得が終了し、プリント処理が実行される。
このようにオーダ画面40が構成されているので、ユーザがディスプレイ7に指を接触させる等の操作で、プリント対象とする画像データを設定し(プリント枚数を0以上に設定し)、ページ単位でプリント枚数を設定することによってオーダ情報の入力が可能となる。尚、プリントサイズは、このオーダ画面40が表示される以前にサイズ設定画面において設定するものを想定している(このプリント枚数設定画面は図面に示していない)。
このオーダ画面40において、表示部41に指等を接触させて画像データを選択した状態でマニュアル補正ボタン51に指等を接触させた場合には、このオーダ画面40に重複する位置にマニュアル補正画面(図示せず)が表示され、そのマニュアル補正画面においてユーザが任意に色補正を行えるものとなり、この色補正情報が、対象とする画像データと関連付けて保存される(#05、#06ステップ)。
また、このオーダ画面40において、色均一化ボタン52に指等を接触させた場合には(#07ステップ)、目標色設定ルーチン(#100ステップ)の処理によって色の均一化を図るための目標色情報を取得する処理が行われ、次に、選択されたモードに従い(#08ステップ)、人為操作に基づいて色補正を行うべき対象領域を設定するマニュアル指定ルーチン(#200ステップ)の処理と、自動的に色補正を行うべき対象領域を設定するオート指定ルーチン(#300ステップ)の処理とが行われる。
このようにオーダ画面40を表示した状態で、オーダ情報を取得し、必要な場合には色補正に必要な情報を取得した状態でオーダ情報取得を終了した後には、色補正を行い、出力処理としてプリント処理を実行することになる(#09、#400、#010ステップ)。
〔目標色設定ルーチン〕
前記目標色設定ルーチン(#100ステップ)を図6のフローチャートのように示している。つまり、前記色均一化ボタン52が操作された場合には、図12に示す情報処理画面55がオーダ画面40と重複する位置に表示される。この情報処理画面55は、オーダ画面40の表示部41の先頭位置の画像データが、表示領域56に表示されるが、色均一化ボタン52を操作する以前にオーダ画面40に表示されている画像データをユーザが選択しておくことで、この選択した画像データを表示領域56に表示することも可能である。
この情報処理画面55の下部には、直前の画像データ(直前のコマ)と、直後の画像データ(次のコマ)との何れかを指定するための選択ボタン57と、領域が確定した際に操作されるOKボタン58と、以前の処理に戻るための戻るボタン59とが表示されている。
そして、この情報処理画面55において表示領域56に表示された画像データのうち色を均一にする(等しくする)処理を行いたい領域に指等を接触させることにより、指等を接触させた位置を取り囲む位置において同じ色調又は近似する色調の領域S(同図においてハッチングで示した領域)が強調表示される(#101、#102ステップ)。このように領域Sを指定する操作形態としては、領域Sの輪郭部分に沿って指やタッチペンを移動させ、領域Sを取り囲む操作部位を指定する操作を行うものであっても良い。
この情報処理画面55においてOKボタン58を操作することで、図13に示すように、この情報処理画面55と一部重複する位置にカラーパレット61が表示されると共に、情報処理画面55に「他の画像から目標色を取得する」と表記された他画面取得ボタン62と、「現在指定されている領域の色で良い」と表記された既定色ボタン63とが表示される。
前記カラーパレット61には多数の色がモザイク状に表示され、上下方向のスクロールバー61Aや、左右方向のスクロールバー61B等の操作によって表示されたカラーパレット61に指等を接触させることによって目標色の表示が可能となり、表示されたものの中からユーザが指等を接触する形態で選択された色情報が取得される。
このように色情報が取得された場合には、前記表示領域56に表示されている画像データにおいて既に指定されている領域Sの色情報との比較が行われ、前記領域Sの色情報を、カラーパレット61から取得した色情報と一致又は近似させるように、その画像データ本来の色情報を考慮しながら画像領域全体の色補正のシミュレーションが行われ、このシミュレーションの結果が表示領域56に表示され、この色補正の補正量が保存される(#103〜#107ステップ)。また、このように色補正のシミュレーションを行う処理に代えて、取得した色情報を表示領域56において先に指定されている領域Sの色情報に代えて嵌め込む形態で表示する処理を行っても良い。
また、この情報処理画面55において、他画面取得ボタン62に指等を接触させた場合には、図14に示すように、この情報処理画面55と一部重複する位置にサブ画面65が表示され、このサブ画面65に表示する画像データを指定するための前(前のコマ)の画像データを指定する前ボタン65Aと、次の画像データ(次のコマ)を指定するための次ボタン65Bとが表示される。
この情報処理画面55では、表示領域56に対して表示された既に表示されている画像データにおいて、先の処理によって指定された領域Sを強調表示する状態が維持される。前記サブ画面65には、初期状態でオーダ画面40の表示部41の先頭位置の画像データが表示される。
このサブ画面65において、色情報を取得すべき領域に指等を接触させて領域を指定し、OKボタン58を操作することでサブ画面中において、指を接触させた領域の色情報が取得され、このように取得した色情報と、前記表示領域56に表示されている画像データにおいて既に指定されている領域Sの色情報との比較が行われ、前記領域Sの色情報を、サブ画面65から取得した色情報と一致又は近似させるように、その画像データ本来の色情報を考慮して画像領域全体の色補正のシミュレーションが行われ、このシミュレーションの結果が表示領域56に表示され、この色補正の補正量が保存される(#108、#109、#106ステップ)。
この処理においても、前述と同様に色補正のシミュレーションを行う処理に代えて、取得した色情報を表示領域56において先に指定されている領域Sの色情報に代えて嵌め込む形態で表示する処理を行っても良い。
また、図13に示す情報処理画面55において、既定色ボタン63に指等を接触させた場合にも、既に指定されている領域S(既に指定されている領域)の色情報が取得される(#110ステップ)。
これらの処理の後には、現在指定されている領域Sから取得した色情報として、この領域SにおけるR(赤)、G(緑)、B(青)の3原色の色情報が目標色情報として保存される(#111ステップ)。
このように目標色情報として保存する情報が、前記領域Sにおけるグレーの情報、あるいは、領域Sの平均濃度を含むものであっても良く、これらを組み合わせて目標色情報として取得するように#111ステップの処理形態を設定しても良い。
次に、前記情報処理画面55には、図15に示すように「色を均一にする領域を指定する処理を行います」とのメッセージが表示されると共に、手動ボタン67と、自動ボタン68とが表示される。そして、手動ボタン67に指等を接触させた場合には、前記マニュアル指定ルーチン(#200ステップ)の処理が実行され、自動ボタン68に指等を接触させた場合には、前記オート指定ルーチン(#300ステップ)の処理が実行される。
〔マニュアル指定ルーチン(マニュアル指定モード)〕
このマニュアル指定ルーチン(#200ステップ)を図7のフローチャートのように示している。つまり、手動ボタン67を操作した場合には図16に示すように情報処理画面55に前(前のコマ)の画像データ、あるいは、次(次のコマ)の画像データを指定するため画像送りボタン70、71が表示される。この情報処理画面55では、表示領域56に対して表示された既に表示されている画像データにおいて、先の処理によって指定された領域Sを強調表示する状態が維持される。
前記画像送りボタン70、71の操作によって画像データを順次、表示領域56に表示すると共に、「画像毎に色を均一にする領域に指を触れて下さい(再度触れるとクリヤされます)」とのメッセージを表示し、表示領域56に表示された画像データにおいて、色を均一にする領域に指等を接触させることにより、指等を接触させた位置を取り囲む位置において同じ色調又は近似する色調の領域を対象領域Tとして特定する情報が画像データ毎に取得され、表示領域56に表示された画像データにおいて、その対象領域Tの周囲が強調表示される(#201、#202ステップ)。
本発明では、このように情報処理画面55の表示領域56に表示される画像データの領域に指等を接触させる操作に代えて、前記オーダ画面40の表示部41に表示された画像データの領域に指等を接触させる操作によって画像データ毎に領域を指定する操作を行う操作形態を採用しても良い。
この操作を、ユーザが必要と判断した画像データについて行い、この指定を終了した時点でOKボタン58を操作することにより、取得した情報を対象領域情報として画像情報を特定する情報と関連付けて保存する(#203、#204ステップ)。前述したように対象領域情報とは領域を取り囲むポリゴンや曲線を表すデータや、対象領域Tのピクセルの座標を直接的に指定するデータとなる。
これに代えて図15の情報処理画面55において自動ボタン68を操作した場合には、図8のフローチャートに示すオート指定ルーチン(#300ステップ)の処理が実行される。
〔オート指定ルーチン(オート指定モード)〕
つまり、前記情報処理画面55には、図17に示すように「色を均一にする領域に指を触れて下さい(再度触れるとクリヤされます)」とのメッセージと、「人物を区別する場合には人物の顔に指を触れて下さい(再度触れるとクリヤされます)」とのメッセージとを表示される。
このメッセージに従い、表示領域56に表示された画像データに対して、色を均一する領域に指等を接触させることにより、指等を接触させた位置を取り囲む位置において同じ色調又は近似する色調の領域を代表領域U(ハッチングで示した領域)として特定し、その代表領域Uの周囲が強調表示され、更に、この代表領域Uの色情報が代表色情報として保存される(#301、#302ステップ)。この操作と並行して、人物の顔が位置する顔領域Vに指等を接触させた場合には、顔領域Vの顔情報を取得して保存される(#304、#305ステップ)。
前記代表色情報を取得する際に、最初に表示された情報処理画面55において領域Sを指定するために表示した画像データを用いた場合には、この代表領域Uが前記領域Sと一致することになる。
尚、顔情報を取得する処理は、特開平8−63597号公報、特開2000−48184号公報等に示される公知技術によって実現され、この公知技術により、後述する顔情報を認識する処理も実現される。
このように代表色情報が保存され、場合によって顔情報が保存された後には、顔情報が取得されている場合には、取得されている画像データについて、顔情報を認識する処理によって、保存されている顔情報の近傍位置で、代表色情報に近似する領域を特定する情報を取得し、この情報を対象領域の情報として画像情報を特定する情報と関連付けて保存する。また、顔情報が取得されていない場合には、取得されている画像データについて、代表色情報に近似する領域を特定する情報を取得し、この情報を対象領域の情報として画像情報を特定する情報と関連付けて保存する(#305〜#309ステップ)。
〔色補正ルーチン〕
色補正ルーチン(#400ステップ)を図9のフローチャートのように示すことが可能である。つまり、最初の画像データ(例えば、オーダ画面40の先頭に表示された画像データ)について補正情報の設定の有無を判別し、マニュアル色補正の情報が設定されている場合には、マニュアル色補正の情報に基づいて指定された画像データの色補正を実行する(#401〜#404ステップ)。
これと同様に、最初の画像データに対象領域が設定されている場合には、対象領域情報に基づいて対象領域Tを特定し(前記領域特定手段Y1による処理)、この対象領域Tの色情報を目標色情報となるように補正するための補正量を取得し(前記補正量取得手段Y2による処理)て保存した後、補正量に基づいて画像データの画像領域全体の色補正を実行する(前記色補正手段Y3による処理)(#405〜#408ステップ)。
この色補正では、対象領域情報に基づいて特定された対象領域Tの色情報としてのR(赤)、G(緑)、B(青)の3原色の色情報と、目標色情報の色情報とを比較することにより3原色の色バランスを判定し、色情報が一致又は近似するように色補正を行うことや、平均濃度を用いる場合には、領対象領域情報に基づいて特定された対象領域Tの平均濃度と、目標色情報の平均濃度を一致又は近似するように3原色の色情報の濃度調節等を行うことにより、画像データ本来の色情報を考慮した色補正が行われる。尚、この色補正は、前述した色補正に限らず従来から知られている色補正の技術を用いても良い。
このような処理を、各画像データについて順次行うことにより、色補正を行うべき画像データの色補正が実現するものとなり、色補正のための情報が設定された画像データに対する色補正が終了した後には(#409、#410)、保存された補正量(各画像データに対して設定された補正量)を平均化した補正量を設定し、この補正量に基づいて色均一化補正が行われていない画像データの色補正を実行する(#411ステップ)。
前述したように前記オーダ画面40の表示部41に表示されたサムネイル画像は出力処理に用いられるものではなく、前記情報処理画面55の表示領域56に表示された画像データも出力処理に用いられるものではない。従って、この色補正ルーチン(#400ステップ)では出力処理に用いられる画像データの補正処理を行うことになる。尚、このように出力処理に用いる画像データの色補正を行った場合に、この画像データを出力する以前にプレビュー画面に表示して色補正の状況を把握できるように処理形態を設定しても良い。
このように色均一化補正を行うことにより、ユーザが画像データ毎に人為的な操作によって色補正を行わずとも、複数の画像データの特定の領域(対象領域T)の色相を均一にする(等しくする)ことが可能となり、例えば、結婚式に撮影された画像データにおいて、ウエディングドレスを対象領域Tに設定し、適切な目標色情報を設定しておくことにより、プリントされた画像において、全てのウエディングドレスの色調を均一にでき(等しくでき)、複数の画像の色調のバラツキを解消して画像の品質を高めるのである。
〔本発明の概念〕
このように本発明では、取得した画像データをオーダ画面40にサムネイル画像として表示することで、プリント処理や電子アルバムの作成等の出力処理に必要なオーダ情報の取得を実現すると共に、このオーダ画面40において、画像データ毎にマニュアル色補正によって任意の色補正を設定できるばかりでなく、複数の画像データに含まれるドレスのような特定の領域を指定して色均一化補正の設定を行えるものである。
この色均一化補正とは、複数の画像データに含まれるドレスのような特定の領域の色調を均一にする色補正を自動的に行う補正を指す。具体的な操作形態として、オーダ画面40に表示された色均一化ボタン52を操作することにより、前述した情報処理画面55が表示され、この情報処理画面55に表示されたメッセージに従って画面中のボタン類を操作することによって、ドレスのような特定の領域の色調を、カラーパレットから取得することや、例えば、最も現実の色調に近い色調として撮影されている画像データから取得して目標色情報として保存することを可能にしている。
このように目標色情報を保存した後には、マニュアル指定ルーチン(#200ステップ)に示すように、色調を均一にする(等しくする)対象領域Tを各画像データ毎にユーザが指定する操作を行うことや、オート指定ルーチン(#300ステップ)のように目標色情報と顔情報との少なくとも一方を用いて色補正を行うべき対象領域Tを対象領域情報として保存することを実現している。この後には、各画像データのうち対象領域情報で指定された領域を有する画像データについて、その画像データにおいて対象領域情報で指定された対象領域Tの色情報と、目標色情報とから補正量を取得して保存した後に、この補正量に対応した量だけ、その画像データ本来の色情報を考慮して、その画像データの画像領域全体の色補正を行うことになる。
特に、オート指定ルーチンでは、ドレスを色補正の対象とする場合において、人物の顔を指定することにより、その顔情報が取得され、この顔情報と色情報とに基づいて補正対象とする対象領域Tが設定されるので、この対象領域Tを人為的に設定するものと比較してユーザの手間が軽減するものとなる。
この色補正では、対象領域情報で特定された対象領域Tを有する画像データだけが色補正の対象となるため、色補正が行われなかった他の画像データとの間で色バランスや明度等の差が生ずることがあり、この色バランスや明度等の差を少なくするため、色均一化補正が行われなかった画像データについては、色均一化補正を行った際の補正量を平均化した補正量だけ色補正を行うようにしている。
〔別実施形態〕
本発明は、上記した実施の形態以外に以下のように構成しても良い。
(a)受付装置で受付けた画像データを、出力部からLANを介して銀塩プリンタに伝送することや、インターネットを介してプリント施設に伝送することにより出力を行うものに適用する。このように受付装置の利用形態を設定することにより、受付装置の汎用性が一層高まるものとなる。
(b)複数の領域について目標色を設定し、画像データ夫々について複数の領域の色情報を目標色に一致又は近似させるように色補正の処理形態を設定する。このように複数の領域について色均一化補正を行うことにより、特徴的な領域の色の均一化が可能となる。
(c)色均一化補正を行う際に、対象領域だけの色補正を行うように処理形態を設定する。このように処理形態を設定することにより、画像データの他の領域の色バランスを崩す不都合を回避できる。
受付装置を備えたプリントシステムを示す斜視図 プリントシステムのブロック回路図 色補正情報取得処理部の機能ブロック図 色補正処理部の機能ブロック図 プリント処理のフローチャート 目標色設定ルーチンのフローチャート マニュアル指定ルーチンのフローチャート オート設定ルーチンのフローチャート 色補正ルーチンのフローチャート オーダ画面を示す図 最終ページのオーダ画面を示す図 情報処理画面を示す図 カラーパレットが表示された情報処理画面を示す図 サブ画面が表示された情報処理画面を示す図 領域を指定する処理における初期の情報処理画面を示す図 マニュアル指定モードにおける情報処理画面を示す図 オート指定モードにおける情報処理画面を示す図
符号の説明
6 タッチパネル
7 ディスプレイ
61 カラーパレット
X1 領域指定手段
X2 目標色情報設定手段
Y1 領域特定手段
Y3 色補正手段

Claims (5)

  1. 画像データ取得部で取得した複数の画像データをディスプレイに表示し、この表示に基づいて人為的に指定した画像データを出力部に出力する受付装置であって、
    前記複数の画像データに含まれる被写体のうち指定された領域を色補正の対象領域に指定する領域指定手段を備えると共に、この領域指定手段で指定された対象領域の目標色情報を設定する目標色情報設定手段と、前記領域指定手段で指定された対象領域の色情報を、前記目標色情報設定手段で設定された目標色情報に一致又は近似させる色補正手段とを備えている受付装置。
  2. 前記目標色情報設定手段が、前記ディスプレイにカラーパレットを表示し、このカラーパレットから人為的に設定されたものを前記目標色情報に設定する、又は、前記ディスプレイに表示された画像データに含まれる被写体のうち人為的に指定された領域の色情報を取得して前記目標色情報に設定する処理を行う請求項1記載の受付装置。
  3. 前記領域指定手段は、前記複数の画像データについて前記対象領域を人為的に指定するマニュアル指定モードと、前記複数の画像データの一部について前記対象領域を自動的に指定するオート指定モードとの何れか一方のモードを実行すると共に、
    前記オート指定モードでは、人物が身につけているものの領域を人為的に指定することにより、その領域の色情報を前記目標色情報として取得し、かつ、前記人物の顔を人為的に指定することにより、その顔の顔情報を取得し、この後に、領域特定手段が、前記複数の画像データについて前記顔情報に一致する顔の位置を特定し、その顔の位置の近傍位置において前記目標色情報に近似する色情報を有する領域を前記対象領域に指定する請求項1又は2記載の受付装置。
  4. 前記色補正手段は、前記対象領域の色情報を、前記目標色情報に一致又は近似させるように前記画像データの画像領域全体の色補正を行うと共に、各画像データ毎の色補正量を取得して平均値を求め、前記対象領域が指定されていない画像データについては、この色補正手段が前記平均値に基づいて、その画像データの画像領域全体の色補正を行う請求項1〜3のいずれか1項に記載の受付装置。
  5. 前記ディスプレイの表示面にタッチパネルが形成され、前記ディスプレイに表示された前記画像データの一部を指定することにより、このように指定された位置を前記タッチパネルを介して取得し、この位置を取り囲む位置で同じ色調又は近似する色調の領域を対象領域に設定するように前記領域指定手段の処理形態が設定されている請求項1〜4のいずれか1項に記載の受付装置。
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