JP4840662B2 - プリント装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像データに含まれる人物の画像から顔を含む肖像領域を設定サイズでプリントするプリント装置に関する。
上記のように構成されたプリント装置として、デジタルカメラで撮影に使用されたメモリカードから複数の画像データをプリント制御装置に読み込み、この複数の画像データをモニタに表示する。表示された画像データから操作者が指定したものをプリント対象とすると共に、サイズ選択画面をモニタに表示して「運転免許証」や「パスポート」や「ビザ」等の選択ボタンや寸法データの数値の入力枠に対する操作者の操作によりプリントサイズ(外形寸法データ)を決定する。このプリントサイズが決定した後に、位置合わせ画面がモニタに表示され、プリントされる画像の顔の位置や顔のサイズの人為的な調整(トリミング)を許し、更に、必要な場合には色補正が許される。この後、プリントを実行する証明写真を得る(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1では、プリントサイズ(外形寸法データ)を設定するためにプリント制御装置には地域別制御用データが記憶され、地域として特定の国を指定した場合には、モニタに表示される文字が指定した国の文字が表示され、その国で証明写真に使用されるプリントサイズの選択ボタンが表示される。
画像データから証明写真や肖像写真をプリントする際に、画像データ中の人物と背景との明るさの差分からマスク画像(第1のマスク画像)を生成し、次に、このマスク画像における人物の領域の明るさの処理を行うことで背景のマスク画像(第2のマスク画像)を生成し、この背景にマスク画像を初期の画像データと合成することにより、背景が単一色となる人物画像を得る。次に、この人物画像の頭頂位置、顔の大きさ、顔の中心線等に基づいて顔の傾きを修正しプリントサイズに対応した大きさとなるトリミングを行う(例えば、特許文献2参照)。
この特許文献2では、画像データから背景の処理とトリミングの処理とをパーソナルコンピュータで自動的な処理で実現する。
特開2000‐352776号公報 (段落番号〔0009〕〜〔0023〕、図1〜図9) 特開2000‐36032号公報 (段落番号〔0021〕〜〔0039〕、図1〜図18)
高性能のデジタルカメラが個人に普及し、DP店ではデジタル化された画像データからの簡便にプリントするプリント装置が備えられることにより、個人がデジタルカメラで撮影した画像データから証明写真をプリントする機会が増大している。
一般家庭のコンピュータとプリント装置の性能の向上により、一般家庭において証明写真をプリントすることも可能な状況にある。しかしながら、デジタルカメラで撮影された画像データは人物の顔のサイズが小さいものや、人物の眼が瞑った状態にあるものや、顔が少し横方向に向いているものが多く含まれるものであり、これらの複数の画像データから最適な画像データを選択するには、画像データをモニタに表示し、オペレータが視覚によって選択する必要があった。
一般家庭において証明写真に使用する目的で人物を撮影した画像データであっても、スタジオのように照明設備が整った環境で撮影したものではないので、色補正やトリミング等の画像処理を必要とするものであるが、個人が画像処理を行うには知識と多少の技術とを必要とするものであり、簡便に証明写真をプリントし難い状況にある。
個人がデジタルカメラで撮影した画像データを用いて証明写真をプリントすることの要望は高いものである。そこで、特許文献1や特許文献2に記載される技術によって証明写真のプリントを行うことも考えられるが、近年はメディアの容量が増大していることからデジタルカメラで撮影された画像データの数(コマ数)の多く、この画像データから証明写真の使用に最適なものを選択する操作に手間と時間とが掛かるものとなり改善の余地がある。
具体的に説明すると、デジタルカメラに使用されている光電変換素子の性能の向上に伴って1つの(1コマ)の画像データ量(画素数)も増大しており、画像データに含まれる顔のサイズが小さいものでも、顔を形成する領域のデータ量を考えると証明写真としてプリントに使用し得るものがある。このような状況では、複数の画像データをモニタに表示し、画像データ中のプリント対象とする人物の顔を識別し、眼が瞑った状態にあることや、顔の方向や、眼鏡の有無等を考慮しながら1コマずつ画像データを視覚によってチェックすることは手間と時間が掛かるものであった。
本発明の目的は、多くの画像データに撮影されている人物について証明写真のプリントに適したものを自動的に抽出してプリントを行えるプリント装置を合理的に構成する点にある。
本発明の特徴は、画像データに含まれる人物の画像から顔を含む肖像領域を設定サイズでプリントするプリント装置であって、
画像データに含まれる顔の特徴情報を抽出する特徴情報取得部を備えると共に、
複数の画像データの中から前記特徴情報取得部で取得した特徴情報に合致する顔を含む肖像領域を特定し、その肖像領域のプリントの適否を判定する適否判定部と、この適否判定部で適正と判定された肖像領域を設定サイズでのプリントを実現する出力処理部とを備え
前記適否判定部は、前記肖像領域について証明写真としての適正の程度が高いものほど大きくなる数値を与え、この数値が大きいものをプリント対象に設定する点にある。
この構成によると、特徴情報取得部が、画像データに含まれる人物の顔の特徴情報を抽出し、次に、適否判定部が、前記顔の特徴情報に基づいて複数の画像データから顔の特徴情報に合致する顔を含む肖像領域を特定し、その肖像領域のプリントの適否を判定し、適正と判定した肖像領域を出力処理部が設定サイズでプリントする。また、プリントが可能なものであっても証明写真としての適正の程度の高いものを数値によって判定でき、適正度の高いものを抽出してプリントを行える。その結果、多くの画像データが存在しても、その複数の画像データからオペレータが証明写真用の画像を判定する作業を行わずとも、証明写真のプリントに適したものを抽出してプリントを行えるプリント装置が合理的に構成された。
本発明は、前記特徴情報が、人為的に指定された人物の顔の特徴であっても良い。これにより、特徴情報として人為的に指定された特定の人物の特徴情報を取得し、その特定の人物について証明写真のプリントに適したものを抽出できる。
本発明は、前記特徴情報取得部、前記適否判定部夫々を有する画像処理ユニットを備え、メディアから画像データを取得する画像データ取得部を備え、処理情報を表示するディスプレイを備え、プリント媒体に画像データをプリントするプリントユニットを備えると共に、前記特徴情報取得部は、前記ディスプレイに表示された画像データのうちオペレータが指定した顔の特徴情報を取得する処理を行い、前記適否判定部は、前記メディアに保存された画像データから前記特徴情報に合致する人物を含む画像データを抽出する画像データ抽出手段と、この画像データに含まれる前記肖像領域のプリントの可否を判定テーブルから取得した判定ルールに基づいて判定する適否判定手段とで構成され、前記適否判定部で適正と判定された肖像領域を、前記プリントユニットにおいて設定されたサイズで前記プリント媒体にプリントしても良い。
この構成によると、デジタルカメラで撮影に使用されたメディアを画像データ取得部にセットして画像データを取得できる。また、証明写真のプリントを行うべき人物が撮影された画像データをディスプレイに表示した状態で、オペレータが人物の顔を指定することにより、画像処理ユニットにおいて特徴情報が取得される。特徴情報が取得された後には、適否判定部が判定テーブルに基づいてプリントを行うべき肖像領域を判定でき、プリント部においてプリント媒体に対して設定されたサイズでプリントできる。
本発明は、前記判定テーブルが、前記肖像領域の顔が眼を瞑った状態にあるものと、前記画像データの撮影日時が設定日時以前のものに含まれる肖像領域とをプリント不適として除外するように前記判定ルールを設定したものであっても良い。これにより、判定ルールに従ってプリントに不適のものを除外できる。
本発明は、プリント対象に指定された前記肖像領域おいて、撮影時に人物より後方に位置する背景の領域を特定し、この背景の画像を均一化する均一化処理と、人物の上下方向をプリント媒体の上下方向に沿わせる姿勢調整処理とを行っても良い。これにより、人物の背景に風景等均一でない濃度の領域が存在するものでも、濃度が均一な背景に置き換えることができ、しかも、人物の上下方向を適正な方向にセットできる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
〔システム構成〕
図1に示すように、デジタルカメラ等で撮影された画像データを取得し、オペレータ(ユーザ)の操作に基づいたオーダ情報を取得する受付部Aと、この受付部Aで受付けた画像データとオーダ情報とをプリント部Bに送り、プリント媒体としてのプリントペーパPにプリントして送り出す証明写真用のプリント装置が構成されている。
前記受付部Aは、受付筐体1の前面に対してコンパクトフラッシュ(商標)や、SDカード(商標)や、メモリースティック(商標)等のフラッシュメモリで成る半導体型メディアMsから画像データを取得する半導体ドライブ2と、MOやCD−R等のディスク型メディアMdからの画像データを取得するディスクドライブ3と、レシートreを排出するレシートプリンタ4とを備えると共に、受付筐体1の上面にカメラ付き携帯電話機に接続して画像データの取得を実現するコネクタ5と、表示面にタッチパネル6を形成した液晶型のディスプレイ7を備えている。また、受付筐体1の内部には画像処理を行う画像処理ユニットCを備えている。尚、半導体型メディアMsとディスク型メディアMdとの総称をメディアMとする。
このプリント装置は証明写真をプリントするものであるが、証明写真以外にLサイズやEサイズ等の一般的なサイズのプリントを行える機能を備えていても良い。また、このプリント装置では、ディスプレイ7の表示面に形成したタッチパネル6をポインティングデバイスとして用いるものであるが、マウスやトラックパッド等のポインティングデバイスを用いるものでも良い。
この受付部Aでは、前記半導体ドライブ2と、ディスクドライブ3と、コネクタ5とが画像データ取得部として機能するものであり、これらの画像データ取得部では、前記画像データとしてJPEG(Joint Photographic Experts Groupが制定した形式)形式や、TIFF(Tag Image File Format)形式や、GIF(Graphics Interchange Format)形式として圧縮された静止画(スチルデータ)、あるいは、ビットマップ形式の静止画(スチルデータ)を取得すると共に、MPEG(Moving Picture Experts Groupが制定した形式)形式等の動画(ムービーデータ)から画像データを取得する。
前記プリント部Bは、縦長のプリント筐体10を備えると共に、このプリント筐体10に対して硬貨投入孔11Aで硬貨を受入れ、下部位置の釣り銭排出口11Bから釣り銭を排出するコインメック11と、紙幣挿入孔12Aからの紙幣を受入れるビルバリ12とを内蔵し、画像がプリントされたプリントペーパ(プリント媒体の一例)をペーパ排出口13Aから排出するプリントユニット13を内蔵している。
前記プリントユニット13は、プリント媒体として複数サイズのプリントペーパPを収納しており、夫々のプリントペーパPに対して画像データをプリントする昇華型のプリントヘッド(図示せず)を備えている。このプリントユニット13は昇華型に限らずインクジェット型のものであって良い。また、プリント装置として、受付部Aとプリント部Bとが分離した構造のものであって良く、プリントユニット13として銀塩式の印画紙に画像データをプリントするプリンタで構成しても良い。
〔処理の概要〕
このプリント装置は、例えば、デジタルカメラで撮影に使用された半導体型メディアMsを半導体ドライブ2にセットし、ディスプレイ7に表示されるガイダンスに従ってタッチパネル6に指等を接触させる形態でオペレータ(ユーザ)が必要な操作を行うことにより、画像データの人物の顔の特徴情報を取得し、複数の画像データに含まれる人物のうち特徴情報に合致する顔を含む画像データを特定し、その画像データに含まれる肖像領域E(図7を参照)のデータ(以下肖像領域データと称する)のうち証明写真に適したものを設定サイズの証明写真としてプリントして排出し、そのプリントの料金を受ける処理を実現する。ちなみに、図7に示すように肖像領域Eには、顔領域Xと、身体領域Yと、撮影時にこれらの後方に位置する背景Zとを含んでいる。
〔制御系〕
図2に示すように、前記受付部Aの画像処理ユニットCは、情報処理を行うマイクロプロセッサ(CPU)と入出力インタフェース21とを備えると共に、この入出力インタフェース21に対して前記半導体ドライブ2、ディスクドライブ3、コネクタ5、タッチパネル6、ディスプレイ7、レシートプリンタ4、ハードディスクHDとが接続する。また、マイクロプロセッサのデータバスに対して半導体メモリ22、オペレーティングシステム23、画像データ取得処理部24、オーダ情報取得処理部25、オーダ情報テーブル25T、特徴情報取得処理部26、適否判定部J、トリミング・補正処理部29、出力処理部PR、課金処理部CH夫々が接続する。更に、入出力インタフェース21に対して通信インタフェース15が接続している。
前記オペレーティングシステム23は、半導体メモリ22を管理すると共に、ソフトウエアを半導体メモリ22の作業エリア等に展開して、そのソフトウエアの実行を実現し、更に、前記タッチパネル6の操作情報を取得して、実行中の処理に与えるインタフェースとして機能する。また、前記適否判定部Jは、肖像領域Eのプリントの適否を予め設定されたルールに従って判定する機能を有するものであり、画像データ抽出手段27と、適否判定手段28と、適否判定テーブル28Tとで構成されている。
前記画像データ取得処理部24は、前記半導体ドライブ2、ディスクドライブ3、あるいは、コネクタ5を介して画像データを取得する処理を実現する。前記オーダ情報取得処理部25は、前記ディスプレイ7に表示された画面に対するオペレータの操作に基づいて証明写真のプリントサイズ、プリント枚数等のオーダ情報を取得する処理を実現する。
前記特徴情報取得処理部26は、画像データから人物の顔の特徴情報を取得する処理を実現する。前記画像データ抽出手段27は、複数の画像データのうち顔の特徴情報に合致した顔が撮影されている画像データの抽出処理を実現する。前記適否判定手段28は、抽出した画像データからプリントの適・不適を、適否判定テーブル28Tから取得した判定ルールに従って判定する処理を実現する。前記トリミング・補正処理部29はプリント対象の肖像領域Eの顔領域Xの縦方向を適正にする姿勢の調整や、肖像領域Eにおける人物の後側に位置する背景Zの領域を均一な濃度の画像に置き換えることや、顔領域Xの色補正等を実現する。
前記出力処理部PRは、肖像領域Eのデータを設定サイズでプリントするプリント処理を実現する。前記課金処理部CHはプリント処理に必要な料金を算出し、料金が支払を受ける処理を実現すると共に、前記レシートプリンタ4でレシートreをプリントして排出する処理を実現する。
これら画像データ取得処理部24、オーダ情報取得処理部25、特徴情報取得処理部26、適否判定部J(画像データ抽出手段27、適否判定手段28)、トリミング・補正処理部29、出力処理部PR、課金処理部CH夫々はソフトウエアで構成されるものを想定しているが、ハードウエアとの組み合わせで構成することや、ハードウエアで構成されるものであっても良い。
前記プリント部Bは、情報処理を行うマイクロプロセッサ(CPU)と、入出力インタフェース31とを備えると共に、この入出力インタフェース31に対して、前記コインメック11、前記ビルバリ12、前記プリントユニット13、ハードディスクHDが接続する。また、マイクロプロセッサのデータバスに対して半導体メモリ32、オペレーティングシステム33、プリント処理部34、料金精算部35夫々が接続し、更に、入出力インタフェース31に対して通信インタフェース15が接続している。
このプリントシステムでは、前記通信インタフェース15、15同士が通信ケーブル16で接続されることにより、受付部Aで受け付けた画像データをプリント部Bに伝送し、このプリント部Bでのプリント処理を実現しており、また、このプリント処理の料金の受領をプリント部Bのプリント筐体10のコインメック11とビルバリ12と料金精算部35とで実現している。
前記オペレーティングシステム33は、半導体メモリ32を管理すると共に、ソフトウエアを半導体メモリ32の作業エリア等に展開して、そのソフトウエアの実行を実現する。前記プリント処理部34は、前記受付部Aから伝送される画像データをオーダ情報に基づいてプリントするようにプリントユニット13を制御する。前記料金精算部35は、前記受付部Aから伝送される課金情報に基づいて前記コインメック11やビルバリ12を制御して料金を受領する処理を行う。
これらプリント処理部34、料金精算部35夫々はソフトウエアで構成されるものを想定しているが、ハードウエアと組み合わせることや、ハードウエアで構成するものであっても良い。
〔オーダシーケンス〕
このプリント装置で証明写真をオーダし、プリントする際の処理の概要を図3のフローチャートに示している。つまり、この処理では、前述したように半導体ドライブ2、ディスクドライブ3、コネクタ5等を介して画像データを取得し、取得した画像データを前記ハードディスクHDに保存する。この後、図4に示すオーダ画面40をディスプレイ7に表示し、このオーダ画面40においてプリントサイズとプリント枚数とで成るオーダ情報を取得する(#01、#02ステップ)。
この処理では、前記画像データ取得処理部24がメディアM等から画像データを取得し、ハードディスクHDに保存し、前記オーダ情報取得処理部25が前記オーダ画面40をディスプレイ7に表示してオーダ情報を取得する。
図面には示していないが前記画像データ取得処理部24は、メディアMをセットすべき半導体ドライブ2のイメージを含んだメッセージをディスプレイ7に表示し、このメッセージに従う操作が行われた場合に、メディアM等から画像データを取得し、ハードディスクHDに保存する。
前記オーダ情報取得処理部25は、図10に示すように前記オーダ情報テーブル25Tから情報が与えられるオーダ画面表示モジュール25aと、データ取得モジュール25bとで構成され、オーダ画面表示モジュール25aが前記オーダ画面40をディスプレイ7に表示する。
このオーダ画面40には、国名指定領域41と、規格(規定)サイズを指定する規格サイズ指定領域42と、規格されていない任意のサイズを指定する任意サイズ指定領域43と、数値を入力するキーボード44と、プリント枚数を指定する枚数指定領域45と、キャンセルボタン46と、OKボタン47とが表示される。これらボタン類に指等を接触させることにより、タッチパネル6に対する接触位置から入力された情報をデータ取得モジュール25bが判別して取得する。
同図では、国名指定領域41には国名として国名表示部41Aに「日本」が表示されているが、この領域に指等を接触させることで日本以外の国名の一覧が表示され、その一覧から任意の国名を指定することも可能である。処理形態は示していないが、国名に対応して、規格サイズの情報が前記オーダ情報テーブル25Tから読み出され、規定サイズとしてセットされる。
前記規格サイズ指定領域42には、「運転免許証」「パスポート」「ビザ」等の規定されたサイズに対応する複数のサイズボタン42Aが表示され、何れかのサイズボタン42Aに指等を接触されることにより、そのサイズボタン42Aに対応したプリントサイズが設定される。
前記任意サイズ指定領域43には、タテ寸法の入力領域43Aとヨコ寸法の入力領域43Bとが表示され、何れかに指等を接触して選択した状態でキーボード44を操作することで、選択された入力領域43A、43Bに数値が入力される。
枚数指定領域45には、枚数入力領域45Aが表示され、この枚数入力領域45Aに指等を接触して選択した状態でキーボード44を操作することで、枚数入力領域45Aに数値が入力される。
この後、OKボタン47に指等を接触させることにより図5に示す確認画面48が表示され、この確認画面48のOKボタン48Aを操作することによってオーダ情報が確定する。確定したオーダ情報はデータ取得モジュール25bが出力する。
〔#03ステップの処理〕
次に、特徴情報取得処理部26が、図6に示す顔指定画面50をディスプレイ7に表示し、この顔指定画面50に表示された画像データに含まれる人物の画像のうち、証明写真としてプリントする人物の顔の部位に指F等を接触させる操作によって、その人物の顔の特徴情報を取得する(#03ステップ)。
前記特徴情報取得処理部26は、図11に示すように顔判定モジュール26aと、顔指定画面表示モジュール26bと、指定位置特定モジュール26cと、特徴情報抽出モジュール26dと、ラインデータ生成モジュール26eとで構成されている。
この#03ステップでは、前記ハードディスクHDに保存されている複数(複数コマ)の画像データのうち、顔判定モジュール26aが人物の顔が含まれると判定されたものを顔指定画面表示モジュール26bに与え、この顔指定画面表示モジュール26bはディスプレイに顔指定画面50に表示する。
前記顔判定モジュール26aは、特開平8−63597号公報、特開2000−48184号公報、特開2004−265431号公報等に示される公知の顔認識技術によって人間の顔の有無を判定する。
前記顔指定画面50には、画像データが表示される表示領域51と、前の画像データを表示する前ボタン52と、次の画像データを表示する次ボタン53と、キャンセルボタン54と、OKボタン55とが形成されている。このように顔指定画面50が構成されているため、オペレータが前ボタン52と次ボタン53との何れかに指F等を接触させる操作を行うことにより、表示領域51に表示されている画像データの切換を行える。
この顔指定画面50の表示領域51には、顔判定モジュール26aから与えられた画像データが表示されるので、表示される画像データには人物の顔領域Xが含まれる。そして、表示された画像データに証明写真にプリントすべき人物が存在する場合には、オペレータが顔領域Xに指F等を接触させることにより、指定位置特定モジュール26cが指定位置を特徴情報抽出モジュール26dに与え、ラインデータ生成モジュール26eが生成したライン情報を同図に示すように顔を取り囲む領域に矩形のラインLとして表示する。尚、この矩形のラインLの内部の領域が肖像領域Eとなる。
この特徴情報抽出モジュール26dでは、前述した公知の顔認識技術によって指定位置における顔領域Xの存否の判定を行い、顔領域Xであることを判定した場合には、顔領域Xから眼や鼻や口等の相対的な位置情報を含む特徴情報を生成し、OKボタン55が操作された場合に顔の特徴情報が出力される。
この#03ステップでは、ハードディスクHDに保存した複数の画像データの1つに含まれる人物の顔の特徴情報を取得していたが、他のメディアMから取得した画像データ、あるいは、フラットベッドスキャナで取得した画像データを顔指定画面50に表示し、この画像データに含まれる人物の画像のうち、証明写真としてプリントする人物の顔の部位に指F等を接触させる操作行うことによって、その人物の特徴情報を取得するように処理形態を設定しても良い。
〔#04ステップの処理〕
このように顔の特徴情報が出力された後には、画像データ抽出手段27が、前記メディアM等から取得した複数の画像データから前記特徴情報の顔が撮影されている画像データを抽出する(#04ステップ)。
前記画像データ抽出手段27は、図12に示すように顔照合モジュール27aを備えており、この顔照合モジュール27aが前記ハードディスクHDに保存されている複数の画像データについて、特徴情報を取得し、このように取得した特徴情報と前記特徴情報取得処理部26によって既に取得している特徴情報との比較を行い、この特徴情報に合致(マッチング)するものについて、その画像データを識別するコマ識別情報と、その画像データにおける顔の位置を示す顔位置情報と、顔を含む肖像領域Eの位置を示す肖像領域特定情報とを出力する。
この画像データ抽出手段27においても、画像データ抽出手段27(顔照合モジュール27a)で取得した特徴情報と、特徴情報抽出モジュール26dにおいて既に取得している特徴情報との合致(マッチング)の判定が行われる。
〔#05ステップの処理〕
次に、プリント適・不適を判定する処理が行われる(#05ステップ)。前記適否判定手段28は、図13に示すように不適チェックモジュール28aと、適正度数値化モジュール28bと、ソートモジュール28cと、選択画面表示モジュール28dと、選択位置特定モジュール28eとで構成されている。
この#05ステップでは、適否判定テーブル28Tから、眼を瞑っているものを不適とし、顔領域Xのデータ量が設定値未満のものを不適とし、撮影日時が古いものを不適とする判定ルールを不適チェックモジュール28aに与える。また、この不適チェックモジュール28aは、前記顔照合モジュール27aからコマ識別情報と、顔位置情報と、肖像領域特定情報とが与えられる。
このことから、不適チェックモジュール28aは、前記前記ハードディスクHDに保存されている複数(複数コマ)の画像データのうち、コマ識別情報で指定された画像データついて肖像領域特定情報と顔位置情報とで指定された位置から公知の顔認識技術によって顔の特徴情報を取得し、この特徴情報から眼を瞑っていると判定したものを不適とし、また、顔領域Xのデータ量が設定された値未満のものを不適とし、また、画像データにおいて撮影時の露光情報を記録するExif(Exchangeable Image File Format)の情報から撮影日時を取得できるものであれば、その撮影日時と、この証明写真のプリントを実行しているタイミングにおける日時との比較により、例えば、撮影日時が3ケ月や6ケ月以前であるものを不適としてプリント対象から除外する。
尚、目を瞑ったものは証明写真としては不適当であり、顔領域Xのデータ量が設定値未満ではあるものはプリントされた画像が不鮮明になるため証明写真として不適当であり、また、撮影日時が古いものは人物を証明するための証明写真として不適当であるため、これらは除外される。
特に、この適否判定テーブル28Tから不適チェックモジュール28aに与える判定ルールとして、人物の上半身が裸や殆ど衣服をつけていないものや、衣服の襟元が乱れているものを不適としても良い。
次に、不適として除外されなかった画像データについては適正度を数値化する。この数値化の処理では、適否判定テーブル28Tから、背景Zの濃度の均一度と、顔が正面に向かう程度と、顔のデータの状態とを数値化すべき対象であることを示す情報が適正度数値化モジュール28bに与えられ、不適チェックモジュール28aからコマ識別情報と、顔位置情報と、肖像領域特定情報とが与えられる。
適正度数値化モジュール28bは、背景Zの濃度の均一の程度を数値化するため、例えば、背景ZのR(赤)、G(緑)、B(青)の3原色の各画素の濃度情報を取得し、背景Z全体の平均濃度と、画素の濃度との比較で濃度差を求めることや、隣接する画素の濃度差を比較し、この濃度差が小さいもの程大きい数値をセットする。尚、背景Zの濃度の均一の程度を数値化するため、背景Zを区切る複数のメッシュを想定し、夫々のメッシュにおけるR(赤)、G(緑)、B(青)の3原色の濃度情報を取得し、背景Z全体の平均濃度とメッシュ毎の濃度との比較を行うことや、隣接するメッシュの濃度差を比較し、濃度差が小さいもの程大きい数値をセットしても良い。
顔が正面に向かう程度を数値化する場合には、前記特徴情報を取得する技術を用いて、顔が左右に向かう程度と、顔が上下に向かう程度を判定する。そして、顔が正面に向かう程度が高い程大きい数値をセットする。顔領域Xのデータの状態を数値化する場合には、顔領域Xにおける画像データのR(赤)、G(緑)、B(青)の3原色の濃度情報が適正に近い程大きい数値をセットし、顔領域Xのコントラストが適正に近い程大きい数値をセットし、顔領域Xのピントが適正に近い程大きい数値をセットする。このように複数の項目について数値が与えられた場合には、これらの数値を加算して適正度の数値として、その画像データに与える(関連付ける)。
尚、背景Zの濃度変化が大きいものは背景Zの明暗が顔領域Xの濃度に良くない影響を及ぼしていることがあり、また、顔領域X・身体領域Yと背景Zとの境界を基準として背景Zを他の画像に置き換える際に境界位置が目立つこもある。このような理由から背景Zの濃度変化が小さいもの程大きい数値を与える。また、顔が正面に向かうものほど証明写真に適していることは明らかであり、また、顔領域Xの濃度、コントラスト、ピントが適正に近いものが証明写真に適していることは明らかであり、これらに応じて数値を与えている。
次に、ソートモジュール28cは、画像データに与えられた適正度の数値について、その適正度の数値が大きいものからソートして設定された数(例えば、3つ)だけプリント対象として選択し、選択した画像データのコマ識別情報と肖像領域特定情報とを選択画面表示モジュール28dに与えることで、図8に示す選択画面60の表示領域61に対して複数の肖像領域E(肖像領域データ)が表示され、この選択画面60においてオペレータが表示領域61に表示された肖像領域Eの何れかを選択した後に、OKボタン63を操作することにより、選択位置特定モジュール28eが選択された肖像領域特定情報を取得し、選択画面表示モジュール28dから選択された画像データを特定するコマ識別情報と、その画像データにおける顔位置情報と、その画像データにおける肖像領域特定情報とが出力される。尚、選択画面60においてキャンセルボタン62が操作された場合には、プリント処理が中断される。
このように選択画面60の表示領域61においてプリント対象とする複数の肖像領域Eを表示することにより、オペレータが顔の表情の良いものや、ネクタイを着用したものをプリント対象に指定することが可能となる。因みに、本発明では、このように選択画面60を表示して選択画面60の表示領域61に表示された肖像領域データの確認する処理を行わずに、画像データに与えられた適正の程度を表す数値が最も高いものを自動的にプリント対象に指定するように処理形態を設定しても良い。
〔#06ステップの処理〕
次に、トリミング・補正処理を実行する(#06ステップ)。前記トリミング・補正処理部29は、図14に示すように人物領域特定モジュール29aと、姿勢調整モジュール29bと、背景均一化モジュール29cと、画像補正モジュール29dと、サイズ変換モジュール29eと、プレビュー画面表示モジュール29fと、確認モジュール29gで構成されている。
この#06ステップでは、人物領域特定モジュール29aにコマ識別情報と、肖像領域特定情報と、顔位置情報とが与えられる。この人物領域特定モジュール29aではコマ識別情報によって特定される画像データについて顔位置情報に基づいた画像処理によって人物領域(顔領域Xと身体領域Yを併せた領域)を特定する。尚、この人物領域特定モジュール29aでは前述した公知の顔認識技術によって肖像領域データの顔の位置を改めて特定する処理を行った後に、人物領域を特定する処理を行っても良い。
次に姿勢調整モジュール29bが、顔位置情報に基づいて顔の縦方向を判別すると共に、この顔の縦方向をプリントの縦方向に沿わせるための姿勢の調整量を設定する。この調整量が極めて僅かである場合には調整は行われず、調整が必要である場合には、データの座標変換処理によって姿勢を調整する。
また、人物領域特定モジュール29aで特定した人物領域から背景Zを特定することは容易であり、この背景Zの濃度の均一化が必要である場合には、背景均一化モジュール29cが均一化処理を行う。
背景Zの濃度を均一化する処理としては、特許文献2に記載されるようにマスクを用いることにより人物領域と背景Zとを分離する技術を用いる他に、背景Zに対する顔領域Xの境界と、背景Zに対する身体領域Yの境界とを特定し、この境界に基づいて背景Zを特定する技術を用いることが可能である。背景Zを特定した後に、背景Zを異なるデータと置き換えることや、背景Zの濃度データを平均化する処理を行う。
次に、画像補正モジュール29dが、顔領域Xの色、濃度、コントラストを適正にするように肖像領域データ全体の補正を行う。
これらの処理のうち、顔領域Xの色の補正として、カラーバランスを目標値までシフトさせる処理が考えられ、また、顔領域Xの濃度の補正として、濃度を目標値までシフトさせる処理が考えられ、また、顔領域Xのコントラストの補正として、コントラストを目標値までシフトさせる処理が考えられる。
〔#07、#08ステップの処理〕
この後に、サイズ変換モジュール29eが肖像領域Eのデータをプリントサイズに対応したデータに変換し、プレビュー画面表示モジュール29fが、肖像領域Eのデータを図9に示すプレビュー画面65の表示領域66に表示し、オペレータが納得ゆくものである場合には、このプレビュー画面65のOKボタン68をオペレータが操作することで、この操作を確認モジュール29gが取得する(#07、#08ステップ)。尚、プレビュー画面65においてキャンセルボタン67が操作された場合には、プリント処理が中断される。
〔#09、#010ステップの処理〕
このようにプリントの仕上がりが確認された場合には、プレビュー画面表示モジュール29fが肖像領域データをプリントデータとしてプリント部Bに出力すると共に、課金処理を行い、プリント部Bでは前記オーダ情報に基づいてプリント処理が行われる(#09、#010ステップ)。
つまり、課金処理では、プリントサイズとプリント枚数に基づいて予め設定された料金の投入を求めるメッセージがディスプレイ7に表示され、このメッセージに従ってコインメック11の硬貨投入孔11Aにコインを投入することや、ビルバリ12の紙幣挿入孔12Aに紙幣と投入することにより、釣り銭が必要な場合には釣り銭が排出され、プリント部Bで証明写真がプリントされペーパ排出口13Aから排出される。
〔発明の概念〕
このように本発明では、多くの画像データが保存されたメディアMに撮影された画像データの1つに撮影されている人物を証明写真としてプリントする場合には、オーダ画面40においてプリントサイズを指定することにより、プリントサイズとプリント枚数とがオーダ情報として取得される。このオーダ情報を取得する際には、証明写真を使用する国名指定領域41において国を指定することにより、その国に対して予め設定された証明写真のサイズがオーダ情報テーブル25Tから読み出されオーダ画面40に表示されることにより、複数の国や地域において使用することが可能となる。尚、国が指定された場合には、このオーダ画面40の表示が、その国の言語に対応した文字で表示され、これ以降にディスプレイ7に表示される文字も指定された国に対応したものになる。
次に、入力された画像データに含まれる顔の特徴情報が取得される。この特徴情報を取得する手段として、ディスプレイ7に表示される顔指定画面50において、複数の画像データの何れかに撮影されている人物の顔を指定することにより、その顔の特徴情報として取得すると良い。
特徴情報が取得された場合には、画像データ抽出手段27が、特徴情報に基づいて複数の画像データから特徴情報に合致した顔を含む画像データを特定する。そして、特定された画像データをリンクする情報としてコマ識別情報と、その画像データにおける顔の位置を示す顔位置情報と、その顔を基準にした肖像領域特定情報を取得する。
次に、コマ識別情報で特定される画像データのうち顔位置情報における顔がプリントに適したものであるか不適であるものかの判定が行われる。この判定は適否判定手段28が実現するものであり、適正と判定されたものには数値で表される適正度が画像データに与えられるものとなり、この適正度の数値の大きい画像データにおける肖像領域Eが選択画面60に表示され、この選択画面60においてオペレータが好ましいと思うものを選択することによってプリント対象が確定し、オペレータによるプリント料金の支払いがあった後に、プリント部Bにおいてプリントが実行され証明写真が得られるのである。
つまり、多くの画像データに同じ人物が撮影されている場合には、先に人物の顔をオペレータが指定するだけで、複数の画像データから証明写真に最適な肖像領域データが抽出されるので、人為的な選択を殆ど行わずとも証明写真のプリントを行えるのである。
プリント装置の斜視図 プリント装置の制御系を示すブロック図 証明写真のプリント制御のフローチャート オーダ画面を示す図 確認画面を示す図 顔指定画面を示す図 肖像領域の構造を示す図 選択画面を示す図 プレビュー画面を示す図 オーダ情報取得処理部の構造示すブロック図 特徴情報取得処理部の構造示すブロック図 画像データ抽出手段の構造示すブロック図 適否判定手段の構造示すブロック図 トリミング・補正処理部の構造示すブロック図
符号の説明
2、3、5 画像データ取得部(半導体ドライブ、ディスクドライブ、コネクタ)
7 ディスプレイ
13 プリントユニット
26 特徴情報取得部
27 画像データ抽出手段
28 適否判定手段
28T 判定テーブル(適否判定テーブル)
C 画像処理ユニット
E 肖像領域
J 適否判定部
M メディア
P プリント媒体(プリントペーパ)
PR 出力処理部

Claims (5)

  1. 画像データに含まれる人物の画像から顔を含む肖像領域を設定サイズでプリントするプリント装置であって、
    画像データに含まれる顔の特徴情報を抽出する特徴情報取得部を備えると共に、
    複数の画像データの中から前記特徴情報取得部で取得した特徴情報に合致する顔を含む肖像領域を特定し、その肖像領域のプリントの適否を判定する適否判定部と、この適否判定部で適正と判定された肖像領域を設定サイズでのプリントを実現する出力処理部とを備え
    前記適否判定部は、前記肖像領域について証明写真としての適正の程度が高いものほど大きくなる数値を与え、この数値が大きいものをプリント対象に設定するプリント装置。
  2. 前記特徴情報が、人為的に指定された人物の顔の特徴である請求項1記載のプリント装置。
  3. 前記特徴情報取得部、前記適否判定部夫々を有する画像処理ユニットを備え、メディアから画像データを取得する画像データ取得部を備え、処理情報を表示するディスプレイを備え、プリント媒体に画像データをプリントするプリントユニットを備えると共に、
    前記特徴情報取得部は、前記ディスプレイに表示された画像データのうちオペレータが指定した顔の特徴情報を取得する処理を行い、
    前記適否判定部は、前記メディアに保存された画像データから前記特徴情報に合致する人物を含む画像データを抽出する画像データ抽出手段と、この画像データに含まれる前記肖像領域のプリントの可否を判定テーブルから取得した判定ルールに基づいて判定する適否判定手段とで構成され、
    前記適否判定部で適正と判定された肖像領域を、前記プリントユニットにおいて設定されたサイズで前記プリント媒体にプリントする請求項1又は2記載のプリント装置。
  4. 前記判定テーブルは、前記肖像領域の顔が眼を瞑った状態にあるものと、前記画像データの撮影日時が設定日時以前のものに含まれる肖像領域とをプリント不適として除外するように前記判定ルールが設定されている請求項3記載のプリント装置。
  5. プリント対象に指定された前記肖像領域おいて、撮影時に人物より後方に位置する背景の領域を特定し、この背景の画像を均一化する均一化処理と、人物の上下方向をプリント媒体の上下方向に沿わせる姿勢調整処理とを行う請求項1〜のいずれか1項に記載のプリント装置。
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