JP2019185457A - 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数の画像をユーザに提供する情報処理装置において、ユーザが効率的に画像を選択することが可能な情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムを提供すること。
【解決手段】携帯端末100は、複数の画像データを取得する画像データ取得部152と、画像データ取得部152により取得された前記複数の画像データに対応する前記複数の画像のうちユーザにより過去に選択された選択済み画像と、前記複数の画像のうち前記選択済み画像を除いた未選択画像とを、表示部140に一覧表示させる表示制御部153と、前記ユーザが表示部140に表示された前記選択済み画像を選択状態から未選択状態にする選択解除操作を禁止し、前記ユーザが表示部140に表示された前記未選択画像を未選択状態から選択状態にする仮選択操作を許可する操作制限部154と、を備える。
【選択図】図9

Description

本発明は、ユーザが画像を選択することが可能な情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムに関する。
従来、写真店等、写真画像(以下、画像ともいう。)をユーザに提供する施設において、ユーザが操作端末を操作して所望の画像を選択し、選択した画像をプリントして購入するサービスが行われている。
特許文献1には、複数の撮影コマ画像に対する写真サービス注文処理を管理する注文処理管理部と、写真サービス注文処理で注文された撮影コマ画像を処理済コマとして他の撮影コマ画像と識別可能にする処理済コマ識別情報を記録する処理済コマ識別情報記録部とが備えられ、処理済みコマは写真サービス注文画面用表示画像の撮影コマ画像から除外される、写真サービス注文受付機が開示されている。
特開2010−139653号公報
しかし、前記従来の技術では、既に選択された画像(選択済み画像)は表示画面に表示されないため、ユーザは、表示画面に表示された画像(未選択画像)から所望の画像を選択する際に、前記選択済み画像を確認することができない。このため、ユーザは、前記選択済み画像と同一又は類似の画像を選択してしまう場合があり、効率的に画像を選択することが難しい。
本発明の目的は、複数の画像をユーザに提供する情報処理装置において、ユーザが効率的に画像を選択することが可能な情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムを提供することにある。
本発明の一の態様に係る情報処理装置は、複数の画像データを取得する画像データ取得部と、前記画像データ取得部により取得された前記複数の画像データに対応する前記複数の画像のうちユーザにより過去に選択された選択済み画像と、前記複数の画像のうち前記選択済み画像を除いた未選択画像とを、表示部に一覧表示させる表示制御部と、前記ユーザが前記表示部に表示された前記選択済み画像を選択状態から未選択状態にする選択解除操作を禁止し、前記ユーザが前記表示部に表示された前記未選択画像を未選択状態から選択状態にする仮選択操作を許可する操作制限部と、を備える。
本発明の他の態様に係る情報処理方法は、複数の画像データを取得するステップと、取得された前記複数の画像データに対応する前記複数の画像のうちユーザにより過去に選択された選択済み画像と、前記複数の画像のうち前記選択済み画像を除いた未選択画像とを、表示部に一覧表示させるステップと、前記ユーザが前記表示部に表示された前記選択済み画像を選択状態から未選択状態にする選択解除操作を禁止し、前記ユーザが前記表示部に表示された前記未選択画像を未選択状態から選択状態にする仮選択操作を許可するステップと、を含む。
本発明の他の態様に係るプログラムは、複数の画像データを取得するステップと、取得された前記複数の画像データに対応する前記複数の画像のうちユーザにより過去に選択された選択済み画像と、前記複数の画像のうち前記選択済み画像を除いた未選択画像とを、表示部に一覧表示させるステップと、前記ユーザが前記表示部に表示された前記選択済み画像を選択状態から未選択状態にする選択解除操作を禁止し、前記ユーザが前記表示部に表示された前記未選択画像を未選択状態から選択状態にする仮選択操作を許可するステップと、をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、複数の画像をユーザに提供する情報処理装置において、ユーザが効率的に画像を選択することが可能な情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムを提供することができる。
図1は、本発明の実施形態に係る情報処理システムの概略構成を示す図である。 図2は、本発明の実施形態に係るサーバの記憶部に記憶される画像リスト及び画像データの一例を示す図である。 図3は、本発明の実施形態に係る画像選択装置の構成を示す機能ブロック図である。 図4は、本発明の実施形態に係る画像選択装置の記憶部に記憶される画像リスト及び画像データの一例を示す図である。 図5は、本発明の実施形態に係る画像選択装置に表示される表示画面の一例を示す図である。 図6は、本発明の実施形態に係る画像選択装置に表示される表示画面の一例を示す図である。 図7は、本発明の実施形態に係る画像選択装置の記憶部に記憶される画像リストの一例を示す図である。 図8は、本発明の実施形態に係る画像選択装置の記憶部に記憶される画像リストの一例を示す図である。 図9は、本発明の実施形態に係る携帯端末の構成を示す機能ブロック図である。 図10は、本発明の実施形態に係る携帯端末の記憶部に記憶される画像リスト及び画像データの一例を示す図である。 図11は、本発明の実施形態に係る携帯端末に表示される表示画面の一例を示す図である。 図12は、本発明の実施形態に係る携帯端末に表示される表示画面の一例を示す図である。 図13は、本発明の実施形態に係る携帯端末の記憶部に記憶される画像リスト及び画像データの一例を示す図である。 図14は、本発明の実施形態に係る携帯端末の記憶部に記憶される画像リスト及び画像データの一例を示す図である。 図15は、本発明の実施形態に係る携帯端末における操作制限処理の手順の一例を説明するためのフローチャートである。 図16は、本発明の実施形態に係る携帯端末における操作制限処理の手順の一例を説明するためのフローチャートである。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格を有さない。
本発明に係る情報処理システムは、例えば、写真店に導入される画像選択システム(写真選択システム)に適用することができる。
図1は、本発明の実施形態に係る情報処理システム1の概略構成を示す図である。
情報処理システム1は、サーバ200と、サーバ200にネットワークを介して接続される複数の画像選択装置300と、アクセスポイント(AP)400を介して前記ネットワークに接続される複数の携帯端末100と、を含んでいる。前記ネットワークは、有線LAN、無線LAN、インターネットなどの通信ネットワークである。各携帯端末100は、無線LANにより、AP400を介して前記ネットワークに接続される。
情報処理システム1において、サーバ200は、写真店(施設)に設置され、写真店の店員(オペレータ)が使用する装置(例えば、データサーバ)である。画像選択装置300は、写真店に設置され、写真店の店員が使用する装置(例えば、パーソナルコンピュータ)である。携帯端末100は、写真店に来店した顧客(以下、「ユーザ」と称す。)が店内(施設内)で使用する装置(例えば、タブレット端末)である。なお、ユーザは、店員とともに画像選択装置300を使用(操作)する場合もある。サーバ200と画像選択装置300とは、有線LANにより接続されており、サーバ200と携帯端末100とは、無線LANにより接続されている。複数の画像選択装置300のそれぞれは、個別に、サーバ200に接続することが可能となっており、複数の携帯端末100のそれぞれは、個別に、サーバ200に接続することが可能となっている。
ユーザは、画像選択装置300及び携帯端末100において、一覧表示された複数の画像を閲覧したり、複数の画像の中から購入を希望する画像を選択したりする。
[サーバ200の構成]
サーバ200は、操作部210と、通信部220と、記憶部230と、制御部250とを備えている。
操作部210は、キーボード、マウス等、店員が所定の操作を行う際に使用する装置(ユーザーインターフェース)である。
通信部220は、サーバ200をネットワークに接続し、ネットワークを介して画像選択装置300、携帯端末100等の外部機器との間で所定の通信プロトコルに従ったデータ通信を実行するための通信インタフェースである。
記憶部230は、ハードディスク又はEEPROM(登録商標)などの不揮発性の記憶部である。記憶部230には、制御部250によって実行される各種の制御プログラム、及び各種のデータなどが記憶される。
また記憶部230は、画像データ記憶部231と、管理テーブル記憶部232とを含んでいる。画像データ記憶部231には、複数の画像データが記憶される。例えば、画像データ記憶部231には、ユーザが写真店に来店し、写真店において当該ユーザをカメラ撮影した撮像画像のデータが、サーバ200に取り込まれて記憶される。また、画像データ記憶部231には、ユーザが過去に撮影した撮像画像のデータが、写真店に持参されて、又はインターネットを介して写真店に送信されて、サーバ200に取り込まれて記憶される。画像データ記憶部231には、複数のユーザそれぞれの画像データが区別して記憶される。例えば、画像データ記憶部231には、ユーザA用の複数の画像データと、ユーザB用の複数の画像データと、ユーザC用の複数の画像データとが区別して記憶される。
図2には、画像データ記憶部231に記憶される画像データの一例を示している。図2には、ユーザA用の複数の画像データ(「A_001」、…)と、ユーザB用の複数の画像データ(「B_008」、…)と、ユーザC用の複数の画像データ(「C_001」、…)とが区別して記憶されている。なお、「A_001」等の名称は、画像データのファイル名(画像ファイル名)を示している。
管理テーブル記憶部232には、画像データ記憶部231に記憶される画像データの情報を管理する管理テーブル(画像リスト)が記憶される。例えば、前記画像リストには、画像ファイル名と、画像データがユーザにより選択されたか否かを示す画像選択情報(フラグ)とが登録される。また、前記画像リストは、例えば、ユーザごとに作成され、各画像リストには名称(画像リスト名)が付与される。前記画像リストに登録される前記情報は、画像選択装置300における店員又はユーザの操作、又は、携帯端末100におけるユーザの操作に応じて更新される。
図2には、管理テーブル記憶部232に記憶される画像リストの一例を示している。図2には、ユーザA用の画像リスト(「RIST0001」)と、ユーザB用の画像リスト(「RIST0002」)と、ユーザC用の画像リスト(「RIST0003」)とが記憶されている。なお、各画像には、過去に選択されたか否か(選択済みか否か)を示す情報(確定フラグ)と、選択画面において選択されたか否か(仮選択済みか否か)を示す情報(選択フラグ)とが付与される。図2では、何れの画像も選択されていない状態(確定フラグ:“ ”(空欄)、選択フラグ:“ ”(空欄))を示している。
制御部250は、CPU、ROM、及びRAMなどの制御機器を備える。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサである。前記ROMは、前記CPUに各種の処理を実行させるための制御プログラムなどの情報が予め記憶された不揮発性の記憶部である。前記RAMは、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される揮発性又は不揮発性の記憶部である。制御部250は、前記ROM又は記憶部230に予め記憶された各種の制御プログラムを前記CPUで実行することによりサーバ200を制御する。
例えば、制御部250は、画像選択装置300における店員の操作に応じて、前記画像データ及び前記画像リストを、画像選択装置300に送信する。同様に、制御部250は、携帯端末100におけるユーザの操作に応じて、前記画像データ及び前記画像リストを、携帯端末100に送信する。また、制御部250は、前記店員又は前記ユーザの操作に応じて、前記画像リストに登録される前記情報を登録及び更新する。
[画像選択装置300の構成]
図3は、本発明の実施形態に係る画像選択装置300の構成を示す機能ブロック図である。画像選択装置300は、操作部310と、通信部320と、記憶部330と、第1表示部341と、第2表示部342と、制御部350と、を備えている。
操作部310は、キーボード、マウス、タッチパネル等、店員又はユーザが所定の操作を行う際に使用する装置(ユーザーインターフェース)である。例えば、店員は、画像選択装置300において、操作部310を使用して、ユーザが希望する画像を選択したり、ユーザの要求に基づいて各種の設定を行ったりする。
通信部320は、画像選択装置300をネットワークに接続し、ネットワークを介してサーバ200、携帯端末100等の外部機器との間で所定の通信プロトコルに従ったデータ通信を実行するための通信インタフェースである。
記憶部330は、ハードディスク又はEEPROM(登録商標)などの不揮発性の記憶部である。記憶部330には、制御部350によって実行される各種の制御プログラム、及び各種のデータなどが記憶される。
また記憶部330には、店員の操作に基づいてサーバ200から取得される前記画像データ及び画像リストが記憶される。
第1表示部341及び第2表示部342はそれぞれ、情報を表示する液晶ディスプレイなどの表示パネル(モニタ)である。例えば、第1表示部341は、店員用の表示画面が表示されるモニタ(店員用モニタ)であり、第2表示部342は、ユーザ用の表示画面が表示されるモニタ(ユーザ用モニタ)である。例えば、第1表示部341及び第2表示部342には、それぞれ、各種の設定画面と、ユーザ用の複数の画像を一覧にした画像一覧とが表示される。第1表示部341に表示される表示画面の内容と、第2表示部342に表示される表示画面の内容とは、互いに同一であっても良いし異なっていても良い。店員及びユーザは、第1表示部341及び第2表示部342に表示される画像一覧を見ながら、操作部310を操作して、所望の画像を選択する。
制御部350は、CPU、ROM、及びRAMなどの制御機器を備える。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサである。前記ROMは、前記CPUに各種の処理を実行させるための制御プログラムなどの情報が予め記憶された不揮発性の記憶部である。前記RAMは、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される揮発性又は不揮発性の記憶部である。制御部350は、前記ROM又は記憶部330に予め記憶された各種の制御プログラムを前記CPUで実行することにより画像選択装置300を制御する。
具体的に、制御部350は、図3に示すように、操作取得部351、画像データ取得部352、表示制御部353、画像情報更新部354、操作制限部355などの各処理部を含む。なお、制御部350は、前記制御プログラムに従って各種の処理を実行することによりこれらの各処理部として機能する。また、制御部350は、これらの各処理部の一部又は複数の処理機能を実現する電子回路を備えるものであってもよい。
操作取得部351は、店員又はユーザが操作部310を使用して所定の操作を行った場合に、当該操作に応じた情報(操作情報)を取得する。
画像データ取得部352は、前記操作情報に基づいて、サーバ200から所定の画像リストと、当該画像リストに登録された画像ファイル名に対応する画像データとを取得する。例えば、ユーザAが画像選択装置300にユーザ情報を入力(ログイン操作)すると、画像データ取得部352は、当該ユーザ情報に基づいて、サーバ200から、ユーザA用の画像リストと、当該画像リストに登録された画像ファイル名に対応するユーザA用の画像データとを取得する。画像データ取得部352は、前記取得した画像リストと画像データとを記憶部330に記憶する。図4には、記憶部330に記憶されるユーザA用の画像リスト(「RIST0001」)と、画像データ(「A_001」〜「A_010」)との一例を示している。
表示制御部353は、第1表示部341及び第2表示部342に表示させる表示画面の表示内容を制御する。例えば、表示制御部353は、第1表示部341及び第2表示部342のそれぞれに、ユーザA用の複数の画像を一覧にした画像一覧を含む表示画面を表示させる(図5参照)。表示制御部353は、第1表示部341及び第2表示部342に画像データを出力するデータ出力部としての機能を有する。図5に示す表示画面おいて、符号301は画面枠を示し、符号302は画像情報表示枠を示し、符号303はサムネイル画像欄(画像一覧)を示し、符号304は画像ファイル名欄を示し、符号305は選択画像欄を示している。
図5に示す表示画面では、ユーザA用の画像(ここでは10枚のサムネイル画像)とそれぞれの画像ファイル名「A_001」〜「A_010」とが、画像情報表示枠302内に表示されている。なお、図5では、10枚のサムネイル画像が、画像情報表示枠302内に収まって表示されているが、サムネイル画像が多数存在し、画像情報表示枠302内に収まらない場合は、画像情報表示枠302内の表示領域が左右方向又は上下方向にスクロールするスクロールバーが表示される。
図5に示す表示画面において、例えば、店員は、ユーザと相談して、商品「アルバムA」に入れる画像を決定(確定)するために、ユーザの所望の画像を選択する。ここでは、図6に示すように、店員が、ユーザが希望する画像ファイル名「A_002」、「A_004」、「A_008」の画像(「A−02」、「A−04」、「A−08」)を選択したと仮定する。店員が前記画像を選択すると、当該画像の画像ファイル名に枠囲みが施される。なお、店員が、ユーザと相談して所望のサムネイル画像をクリック、又は、サムネイル画像を選択画像欄305にドラッグアンドドロップ操作すると、当該サムネイル画像に対応する拡大画像が選択画像欄305に表示される。
画像情報更新部354は、店員による前記操作に応じて前記画像リストを更新する。例えば、図5に示す表示画面において、店員が画像「A−02」、「A−04」、「A−08」を選択した場合(図6参照)、画像情報更新部354は、画像リスト(「RIST0001」)において、前記各画像に対応する画像ファイル名の「選択」欄に選択フラグ“1”を追加する(図7参照)。その後、操作取得部351が店員から「更新」操作を受け付けると、画像情報更新部354は、画像選択情報(選択フラグ)を追加した更新用画像リスト(図7参照)を、サーバ200に送信する。
また、例えば、図6に示す表示画面において、店員がユーザと相談して「確定」ボタンを押下した場合、画像情報更新部354は、画像リスト(「RIST0001」)において、前記各画像に対応する画像ファイル名の「選択」欄の選択フラグ“1”を“ ”(空欄)に更新し、「確定」欄に確定フラグ“1”を追加する(図8参照)。その後、操作取得部351が店員から「更新」操作を受け付けると、画像情報更新部354は、画像選択情報(確定フラグ)を更新及び追加した更新用画像リスト(図8参照)を、サーバ200に送信する。
操作制限部355は、画像に付与される画像選択情報に基づいて、第2表示部342に表示される画像に対する操作を制限する。例えば、店員は、ユーザが選択された画像を購入することを決めた場合に「確定」ボタンを押下する(図6参照)。操作制限部355は、店員により「確定」ボタンが押下されて確定フラグ“1”が付与された画像(選択済み画像)(図8参照)については、その後のユーザの選択解除操作及び選択操作を禁止する。また操作制限部355は、選択済み画像を除いたその他の画像(未選択画像)については、選択操作及び選択解除操作を許可する。なお、店員は、確定フラグ“1”を“ ”(空欄)に更新して、当該画像の選択操作及び選択解除操作を可能にするための操作権限を有する。
サーバ200の制御部250は、画像選択装置300から前記更新用画像リストを取得すると、前記更新用画像リストの内容に基づいて、管理テーブル記憶部232に記憶された画像リスト(図2参照)を更新する。例えば、制御部250は、管理テーブル記憶部232の画像リスト(「RIST0001」)において、画像ファイル名「A_002」、「A_004」、「A_008」の「確定」欄に確定フラグ“1”を追加する。
このように、店員は、ユーザと相談しながら画像選択装置300を操作して、ユーザ用の画像一覧からユーザの所望の画像を選択及び確定する操作を行う。ここで、前記画像一覧に大量の画像が存在する場合、ユーザ(ユーザXとする。)が画像を選択する作業に時間を要する。また、ユーザXが所用などにより画像の選択作業を中断する場合がある。このような場合、店員としては、画像選択装置300において、他のユーザ(ユーザYとする。)を応対することが望ましい。そこで、例えば店員は、ユーザXに携帯端末100を貸与して、ユーザXに携帯端末100において画像(追加画像)の選択作業の続きを行わせながら、画像選択装置300においてユーザYの画像の選択作業を行う。
携帯端末100には、画像選択装置300と同一の機能が含まれ、ユーザXは、画像(追加画像)の選択(仮選択)操作を行うことができる。なお、携帯端末100には、ユーザが選択(仮選択)した画像を確定させる機能は含まれない。以下、携帯端末100の具体的な構成について説明する。
[携帯端末100の構成]
図9は、本発明の実施形態に係る携帯端末100(本発明の情報処理装置の一例)の構成を示す機能ブロック図である。携帯端末100は、操作部110と、通信部120と、記憶部130と、表示部140と、制御部150と、を備えている。
操作部110は、キーボード、マウス、タッチパネル等、ユーザが所定の操作を行う際に使用する装置(ユーザーインターフェース)である。例えば、ユーザは、携帯端末100において、操作部110(例えばタッチパネル)を使用して、希望する画像を選択する。
通信部120は、携帯端末100を、AP400を介してネットワークに接続し、ネットワークを介してサーバ200、画像選択装置300等の外部機器との間で所定の通信プロトコルに従ったデータ通信を実行するための通信インタフェースである。
記憶部130は、ハードディスク又はEEPROM(登録商標)などの不揮発性の記憶部である。記憶部130には、制御部150によって実行される操作制限処理(図15、図16参照)を実行する操作制限プログラムを含む各種の制御プログラム、及び各種のデータなどが記憶される。
また記憶部130には、ユーザの操作に基づいてサーバ200から取得される画像データ及び画像リストが記憶される。
表示部140は、情報を表示する液晶ディスプレイなどの表示パネル(モニタ)である。例えば、表示部140には、各種の設定画面と、ユーザ用の複数の画像を一覧にした画像一覧とが表示される。ユーザは、表示部140に表示される画像一覧を見ながら、操作部110を操作して、所望の画像を選択(仮選択)する。
制御部150は、CPU、ROM、及びRAMなどの制御機器を備える。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサである。前記ROMは、前記CPUに各種の処理を実行させるための制御プログラム(例えば、操作制限プログラム)などの情報が予め記憶された不揮発性の記憶部である。前記RAMは、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される揮発性又は不揮発性の記憶部である。制御部150は、前記ROM又は記憶部130に予め記憶された各種の制御プログラムを前記CPUで実行することにより携帯端末100を制御する。
具体的に、制御部150は、図9に示すように、操作取得部151、画像データ取得部152、表示制御部153、操作制限部154、画像情報更新部155などの各処理部を含む。なお、制御部150は、前記制御プログラムに従って各種の処理を実行することによりこれらの各処理部として機能する。また、制御部150は、これらの各処理部の一部又は複数の処理機能を実現する電子回路を備えるものであってもよい。
操作取得部151は、ユーザが操作部110を使用して所定の操作を行った場合に、当該操作に応じた操作情報を取得する。
画像データ取得部152は、前記操作情報に基づいて、サーバ200から所定の画像リストと、当該画像リストに登録された画像ファイル名に対応する画像データとを取得する。例えば、ユーザAが携帯端末100にユーザ情報を入力(ログイン操作)すると、画像データ取得部152は、当該ユーザ情報に基づいて、サーバ200から、ユーザA用の画像リスト(「RIST0001」)と、当該画像リストに登録された画像ファイル名(「A_001」〜「A_010」)に対応する画像データとを取得する。画像データ取得部152は、前記取得した画像リストと画像データとを記憶部130に記憶する。
ここでは、画像選択装置300においてユーザの所望の画像が確定された後に、ユーザが、引き続き、携帯端末100を使用して追加の画像を仮選択する場合を例に挙げる。この場合、サーバ200の管理テーブル記憶部232に記憶された画像リストが更新されるため、画像データ取得部152は、サーバ200から、ユーザA用の画像の画像データと、更新された画像リスト(更新済画像リスト)とを取得して、記憶部130に記憶する。図10は、記憶部130に記憶される、ユーザA用の画像データ及び画像リスト(「RIST0001」)を示す図である。
表示制御部153は、表示部140に表示させる表示画面の表示内容を制御する。例えば、表示制御部153は、表示部140に、ユーザA用の複数の画像を一覧にした画像一覧を含む表示画面を表示させる(図11参照)。また、表示制御部153は、表示部140において、前記各画像の下に、画像ファイル名と画像選択情報(マーク)とを表示させる。
図11に示す表示画面おいて、符号401は画面枠を示し、符号402は画像欄(画像一覧)を示し、符号403は画像ファイル名欄を示し、符号404は通信状態欄を示している。
図11に示す表示画面では、ユーザA用の画像(ここでは10枚の画像)とそれぞれの画像ファイル名「A_001」〜「A_010」とが、画像欄402及び画像ファイル名欄403に表示されている。なお、図11では、10枚の画像が、画面枠401内に収まって表示されているが、画像が多数存在し、画面枠401内に収まらない場合は、画面枠401内の表示領域が左右方向又は上下方向にスクロールするスクロールバーが表示される。
ここでは、表示制御部153は、図11に示すように、画像選択装置300において確定されて確定フラグ“1”が付与された選択(確定)済み画像(「A−02」、「A−04」、「A−08」)の画像ファイル名「A_002」、「A_004」、「A_008」に、選択済マーク(“★”)(選択済情報)(第1識別情報)を表示させる。また、表示制御部153は、表示部140に表示された複数の画像のうち、前記選択済み画像を除いた残りの未選択画像(「A−01」、「A−03」、「A−05」、「A−06」、「A−07」、「A−09」、「A−10」)に、未選択マーク(“ ”(空欄))(未選択情報)(第2識別情報)を表示させる。すなわち、表示制御部153は、前記選択済み画像と前記未選択画像とを、それぞれの表示態様を互いに異ならせて表示部140に一覧表示させる。
操作制限部154は、画像に付与される画像選択情報に基づいて、表示部140に表示される画像に対するユーザの操作を制限する。例えば、操作制限部154は、画像リスト(「RIST0001」)(図10参照)において、表示部140に表示された複数の画像のうちユーザにより選択された画像の「確定」欄にフラグ“1”が付与されているか否かを判断する。すなわち、操作制限部154は、ユーザにより選択された画像が選択済み画像か否かを判断する。前記画像リストにおいて、ユーザにより選択された画像の「確定」欄にフラグ“1”が付与されている場合、操作制限部154は、選択済み画像に対するユーザの選択解除操作及び選択操作を禁止する。また、前記画像リストにおいて、ユーザにより選択された画像の「確定」欄にフラグ“1”が付与されていない場合、操作制限部154は、未選択画像に対するユーザの仮選択操作及び選択解除操作を許可する。
例えば、操作制限部154は、選択済み画像(「A−02」、「A−04」、「A−08」)を選択状態から未選択状態にする選択解除操作を禁止する。また操作制限部154は、未選択画像(「A−01」、「A−03」、「A−05」、「A−06」、「A−07」、「A−09」、「A−10」)を未選択状態から選択状態にする仮選択操作と、仮選択操作により選択された画像(仮選択済み画像)に対する選択解除操作とを許可する。このように、ユーザは、表示部140に表示された複数の画像のうち、選択済み画像について、選択操作及び選択解除操作を行うことができず、選択済み画像を除いた未選択画像について、仮選択操作及び選択解除操作を行うことができる。
画像情報更新部155は、ユーザによる前記操作に応じて前記画像リストを更新する。例えば、図11に示す前記画像一覧において、ユーザが画像「A−01」、「A−10」を選択した場合(図12参照)、画像情報更新部155は、画像リスト(「RIST0001」)において、前記各画像に対応する画像ファイル名の「選択」欄にフラグ“1”を追加する(図13参照)。操作取得部151がユーザから「更新」操作(例えば図11に示す「更新」ボタンを押下(選択)する操作)を受け付けると、画像情報更新部155は、画像選択情報(フラグ)を追加した更新用画像リスト(図13参照)をサーバ200に送信する。
なお、ユーザが画像「A−01」、「A−10」を選択した場合、図12に示すように、表示制御部153は、表示部140において、画像「A−01」、「A−10」の画像ファイル名「A_001」、「A_010」に、仮選択済マーク(“○”)(選択済情報)(第3識別情報)を表示させる。また、図12に示す表示画面において、例えば、ユーザが画像「A−01」を選択した後に、再び画像「A−01」を選択(選択解除)した場合、表示制御部153は、画像ファイル名「A_001」の仮選択済マーク(“○”)を未選択マーク(“ ”(空欄))に変更して、未選択画像に切り替える。このように、表示制御部153は、前記選択済み画像と前記未選択画像と前記仮選択済み画像とを、それぞれの表示態様を互いに異ならせて表示部140に一覧表示させる。
サーバ200の制御部250は、携帯端末100から前記更新用画像リストを取得すると、前記更新用画像リストの内容に基づいて、管理テーブル記憶部232に記憶された画像リスト(図2参照)を更新する。ここでは、制御部250は、管理テーブル記憶部232の画像リスト(「RIST0001」)において、画像ファイル名「A_001」、「A_010」の「選択」欄にフラグ“1”を追加する。
ユーザは、携帯端末100において画像(追加画像)の選択(仮選択)操作を終了すると、例えば、店員は、ユーザと相談して、画像選択装置300において、ユーザが追加選択した画像(「A−01」、「A−10」)を確定させる操作を行う。例えば、店員は、画像選択装置300において、表示画面の「確定」ボタンを押下する。すると、画像情報更新部354は、画像リスト(「RIST0001」)において、前記各画像に対応する画像ファイル名(「A_001」、「A_010」)の「選択」欄の選択フラグ“1”を“ ”(空欄)に更新し、「確定」欄に確定フラグ“1”を追加する(図14参照)。その後、操作取得部151が店員から「更新」操作を受け付けると、画像情報更新部354は、画像選択情報(確定フラグ)を更新及び追加した更新用画像リスト(図14参照)を、サーバ200に送信する。最後に、ユーザは、確定された画像の購入手続きを行うことにより、確定された画像(「A−01」、「A−02」、「A−04」、「A−08」、「A−10」)を購入することが可能となる。このように、画像選択装置300では、店員が、ユーザと相談しながらユーザが購入を希望する画像を確定させる操作を行う。また、携帯端末100では、ユーザが追加画像を選択(仮選択)する操作を行う。携帯端末100においてユーザにより追加画像が選択された場合、携帯端末200から更新用画像リストがサーバ200に送信され、サーバ200の画像リストが更新される。画像選択装置300には、更新された画像リストに基づいて、例えばユーザが選択した追加画像を含む画像一覧が表示される。画像選択装置300において、店員は、ユーザと相談しながらユーザが追加で購入を希望する画像を確定させる操作を行う。このように、画像選択装置300において確定された画像の情報は、画像リストの「確定」欄で管理され、携帯端末100において選択された画像の情報は、画像リストの「選択」欄で管理される。
[操作制限処理]
以下、図15及び図16を参照しつつ、携帯端末100の制御部150によって実行される操作制限処理の一例について説明する。なお、ここでは、店員がユーザAと相談して、画像選択装置300において、画像「A−02」、「A−04」、「A−08」を選択して「確定」ボタンを押下したものとする。また、その後に、ユーザAが、携帯端末100において、引き続き追加画像を選択(仮選択)する作業を行うものとする。なお、操作制限処理は、ユーザAが携帯端末100における所定の操作に応じて途中で終了されることがある。操作制限処理は、本発明の情報処理方法の一例である。
<ステップS101>
先ず、ステップS101において、画像データ取得部152は、携帯端末100におけるユーザAの操作に基づいて、サーバ200から所定の画像リストを取得する。例えば、ユーザAが携帯端末100にユーザ情報を入力(ログイン操作)すると、画像データ取得部152は、当該ユーザ情報に基づいて、サーバ200から、ユーザA用の画像リスト(「RIST0001」)を取得する(図8参照)。
<ステップS102>
ステップS102において、画像データ取得部152は、サーバ200から、前記画像リスト(「RIST0001」)に登録された画像ファイル名(「A_001」〜「A_010」)に対応する画像データを取得する。画像データ取得部152は、前記取得した画像リストと画像データとを記憶部130に記憶する(図10参照)。
<ステップS103>
ステップS103において、表示制御部153は、表示部140に、ユーザA用の前記画像を一覧にした画像一覧を含む表示画面を表示させる(図11参照)。また、表示制御部153は、各画像の下に、画像ファイル名を表示させる。
<ステップS104>
ステップS104において、表示制御部153は、画像「A−02」、「A−04」、「A−08」の画像ファイル名「A_002」、「A_004」、「A_008」に、選択済マーク(“★”)を表示させ、その他の画像の画像ファイル名に、未選択マーク(“ ”(空欄))を表示させる(図11参照)。
<ステップS105>
ステップS105において、操作取得部151がユーザAの操作を取得した場合は、S106(図16参照)に移行し、操作取得部151がユーザAの操作を取得しない場合は、処理はS105に戻る。ここでは、操作取得部151がユーザAの操作を取得したものとする。
<ステップS106>
ステップS106において、操作取得部151がユーザAの画像選択の操作を取得した場合は、処理はS107に移行し、操作取得部151がユーザAの画像選択の操作を取得しない場合は、処理はS113に移行する。ここでは、ユーザAが追加の画像「A−01」、「A−10」を選択(仮選択)したものとする。
<ステップS107>
ステップS107において、操作制限部154が、画像リスト(「RIST0001」)(図10参照)において、ユーザAにより選択された画像(「A−01」、「A−10」)の「確定」欄にフラグ“1”が付与されているか否かを判断する。すなわち、操作制限部154は、ユーザAにより選択された画像が選択済み画像か否かを判断する。ここでは、前記画像リストにおいて、ユーザAにより選択された前記画像の「確定」欄にフラグ“1”が付与されていないため(S107:NO)、処理はステップS108に移行する。
なお、前記画像リストにおいて、ユーザAにより選択された画像の「確定」欄にフラグ“1”が付与されている場合(S107:YES)、処理はステップS113に移行する。
<ステップS108>
ステップS108では、表示制御部153が、画像リスト(「RIST0001」)(図10参照)において、ユーザAにより選択された画像(「A−01」、「A−10」)の「選択」欄にフラグ“1”が付与されているか否かを判断する。ここでは、前記画像リストにおいて、ユーザAにより選択された前記画像の「選択」欄にフラグ“1”が付与されていないため(S108:NO)、処理はS109に移行する。
<ステップS109>
ステップS109において、表示制御部153は、表示画面において、ユーザAにより選択された画像(「A−01」、「A−10」)の画像ファイル名(「A_001」、「A_010」)に仮選択済マーク(“○”)(選択済情報)を表示させる(図12参照)。
<ステップS110>
ステップS110において、画像情報更新部155は、画像リスト(「RIST0001」)において、ユーザAにより選択された画像(「A−01」、「A−10」)の「選択」欄にフラグ“1”を追加する(図13参照)。
<ステップS111>
ここで、画像データ取得部152が取得した前記画像リストにおいて、ユーザAにより選択された前記画像の「選択」欄にフラグ“1”が付与されている場合は(S108:YES)、S111において、表示制御部153は、表示画面において、ユーザAにより選択された画像(「A−01」、「A−10」)の画像ファイル名(「A_001」、「A_010」)に未選択マーク(“ ”(空欄))(未選択情報)を表示させる。すなわち、表示制御部153は、選択状態を解除して、選択された画像(仮選択画像)を未選択の状態(未選択画像)に戻す。
<ステップS112>
ステップS112において、画像情報更新部155は、画像リスト(「RIST0001」)において、ユーザAにより選択された画像(「A−01」、「A−10」)の「選択」欄のフラグを“1”から“ ”(空欄)に更新する。
<ステップS113>
ステップS113において、ユーザAが表示画面において「更新」ボタンを押下(選択)した場合、操作取得部151がユーザAから「更新」操作を受け付け、処理はS114に移行する。
ここで、画像データ取得部152が取得した前記画像リストにおいて、ユーザAにより選択された前記画像の「確定」欄にフラグ“1”が付与されている場合は(S107:YES)、操作制限部154は、「確定」欄にフラグ“1”が付与された選択済み画像に対するユーザの選択解除操作及び選択操作を禁止する。例えば、ユーザAが画像「A−02」を選択(クリック)した場合(S107:YES)、操作制限部154は、当該選択操作を受け付けず、所定のメッセージを表示部140に表示させる。前記メッセージは、例えば、「選択された画像は、確定済みです。」などの内容である。
このように、ユーザAにより選択された画像が選択済み画像(「A−02」、「A−04」、「A−08」)ではなく未選択画像(「A−01」、「A−03」、「A−05」、「A−06」、「A−07」、「A−09」、「A−10」)である場合、操作制限部154は、未選択画像に対するユーザの仮選択操作及び選択解除操作を許可する。一方、ユーザAにより選択された画像が選択済み画像(「A−02」、「A−04」、「A−08」)である場合、操作制限部154は、選択済み画像に対するユーザの選択解除操作及び選択操作を禁止する。
<ステップS114>
ステップS114において、画像情報更新部155は、画像選択情報(フラグ)を追加した更新用画像リスト(図13参照)をサーバ200に送信する。その後、処理はステップS105(図15参照)に戻る。
サーバ200の制御部250は、携帯端末100から前記更新用画像リストを取得すると、前記更新用画像リストの内容に基づいて、管理テーブル記憶部232に記憶された画像リスト(図2参照)を更新する。ここでは、制御部250は、管理テーブル記憶部232の画像リスト(「RIST0001」)において、画像ファイル名「A_001」、「A_010」の「選択」欄にフラグ“1”を追加する。
<ステップS115>
ステップS115において、ユーザAが表示画面において「終了」ボタンを押下(選択)した場合、操作取得部151がユーザAから「終了」操作を受け付け(S115:YES)、操作制限処理を終了する。ユーザAが「終了」操作を行わない場合は、処理はステップS105(図15参照)に戻り、操作取得部151がユーザAの操作を受け付ける。以上のようにして、操作制限処理が実行される。
以上説明したように、本発明の実施形態に係る携帯端末100では、表示制御部153が、画像データ取得部152により取得された複数の画像データに対応する複数の画像のうちユーザにより過去に選択(確定)された選択済み画像と、複数の画像のうち前記選択済み画像を除いた未選択画像とを、表示部140に一覧表示させる。また、操作制限部154が、ユーザが表示部140に表示された前記選択済み画像を選択状態から未選択状態にする選択解除操作を禁止し、ユーザが表示部140に表示された前記未選択画像を未選択状態から選択状態にする仮選択操作を許可する。
すなわち、表示部140に一覧表示された複数の画像において、選択済み画像(確定された画像)に対する操作が禁止され、未選択画像に対する操作だけが可能となる。これにより、ユーザは、表示部140に表示された未選択画像から所望の画像を選択する際に、選択済み画像を確認することができる。よって、ユーザは効率的に画像を選択することができる。また、写真店(施設)側は、ユーザに多くの画像を選択させることができるため、売り上げの拡大を図ることができる。
なお、情報処理システム1において、サーバ200は、写真店(施設)の外(店外)に設置され、インターネット等の通信ネットワークを介して画像選択装置300及び携帯端末100と情報の送受信を行ってもよい。
また、本発明の情報処理装置は、携帯端末100であってもよいし、画像選択装置300であってもよい。
1 情報処理システム
100 携帯端末(情報処理装置)
110 操作部
120 通信部
130 記憶部
140 表示部
150 制御部
151 操作取得部
152 画像データ取得部
153 表示制御部
154 操作制限部
155 画像情報更新部
200 サーバ
210 操作部
220 通信部
230 記憶部
231 画像データ記憶部
232 管理テーブル記憶部
250 制御部
300 画像選択装置
341 第1表示部
342 第2表示部
350 制御部
351 操作取得部
352 画像データ取得部
353 表示制御部
354 画像情報更新部
355 操作制限部
400 アクセスポイント(AP)

Claims (8)

  1. 複数の画像データを取得する画像データ取得部と、
    前記画像データ取得部により取得された前記複数の画像データに対応する前記複数の画像のうちユーザにより過去に選択された選択済み画像と、前記複数の画像のうち前記選択済み画像を除いた未選択画像とを、表示部に一覧表示させる表示制御部と、
    前記ユーザが前記表示部に表示された前記選択済み画像を選択状態から未選択状態にする選択解除操作を禁止し、前記ユーザが前記表示部に表示された前記未選択画像を未選択状態から選択状態にする仮選択操作を許可する操作制限部と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記操作制限部は、前記表示部に表示された前記未選択画像のうち前記ユーザにより選択された仮選択画像について、前記ユーザの前記選択解除操作を許可する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記表示制御部は、前記選択済み画像と前記未選択画像とを、それぞれの表示態様を互いに異ならせて前記表示部に一覧表示させる、
    請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記表示制御部は、前記選択済み画像と前記未選択画像と前記仮選択画像とを、それぞれの表示態様を互いに異ならせて前記表示部に一覧表示させる、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 前記複数の画像データを記憶する記憶部と、
    前記複数の画像データの情報を更新する画像情報更新部と、
    をさらに備え、
    前記画像情報更新部は、前記記憶部に記憶された前記選択済み画像に対応する画像データに第1識別情報を付与し、前記記憶部に記憶された前記未選択画像に対応する画像データに第2識別情報を付与する、
    請求項1から請求項4の何れか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記画像情報更新部は、前記表示部に表示された前記未選択画像のうち前記ユーザにより選択された仮選択画像に対応する画像データに第3識別情報を付与する、
    請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 複数の画像データを取得するステップと、
    取得された前記複数の画像データに対応する前記複数の画像のうちユーザにより過去に選択された選択済み画像と、前記複数の画像のうち前記選択済み画像を除いた未選択画像とを、表示部に一覧表示させるステップと、
    前記ユーザが前記表示部に表示された前記選択済み画像を選択状態から未選択状態にする選択解除操作を禁止し、前記ユーザが前記表示部に表示された前記未選択画像を未選択状態から選択状態にする仮選択操作を許可するステップと、
    を含む情報処理方法。
  8. 複数の画像データを取得するステップと、
    取得された前記複数の画像データに対応する前記複数の画像のうちユーザにより過去に選択された選択済み画像と、前記複数の画像のうち前記選択済み画像を除いた未選択画像とを、表示部に一覧表示させるステップと、
    前記ユーザが前記表示部に表示された前記選択済み画像を選択状態から未選択状態にする選択解除操作を禁止し、前記ユーザが前記表示部に表示された前記未選択画像を未選択状態から選択状態にする仮選択操作を許可するステップと、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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