JP2019185458A - 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム Download PDF

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祐輔 宇田川
英世 上原
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英世 上原
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Abstract

【課題】コンテンツデータの不正利用を防止するとともに、当該コンテンツデータを利用するユーザの利便性を向上させることが可能な情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムを提供すること。【解決手段】携帯端末100は、画像データを取得する画像データ取得部152と、前記画像データを表示部140に表示する表示制御部153と、携帯端末100が店内に存在するか否かを判断するエリア判断部154と、携帯端末100が店内に存在する場合は前記画像データの表示を許可し、携帯端末100が店外に存在する場合は前記画像データの表示を禁止し、携帯端末100が店内から店外に移動した後に店外から店内に戻った場合は、携帯端末100が店内から店外に移動した直前の前記画像データの表示状態に基づいて前記画像データの表示を復元する。【選択図】図8

Description

本発明は、コンテンツをユーザに提供する情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムに関する。
従来、店舗等の施設において、画像、音楽、書籍、映像等のコンテンツのデータ(コンテンツデータ)をユーザ端末に提供して、当該ユーザ端末を利用するユーザが、当該施設内において当該コンテンツを利用(閲覧、視聴など)することが行われている。この場合、前記ユーザが前記コンテンツを施設外へ持ち出すことを防止するための対策、すなわちコンテンツデータの管理が必要となる。
例えば特許文献1には、ユーザ端末が施設外に出た場合に、当該ユーザ端末に記憶されたコンテンツデータの利用を禁止する技術が開示されている。具体的には、先ず、施設内にいるユーザが、自身のユーザ端末に、サーバからダウンロードしたコンテンツデータを保存する。次に、コンテンツデータに含まれる認証部が、サーバとの間で定期的な認証を行う。そして、前記認証が失敗した場合は、ユーザ端末が施設外に出たものと判定し、ユーザ端末に保存されたコンテンツデータの全部又は一部を削除して、その利用を禁止する。
特開2004−86441号公報
しかし、前記従来の技術では、コンテンツデータを施設外に持ち出したユーザが、施設内に戻り、同一のコンテンツを再度利用しようとした場合、ユーザは、前記コンテンツデータを再度ユーザ端末にダウンロードしなければならない。このため、ユーザがコンテンツデータを再度利用するまでに時間を要する。また、例えばユーザが施設内で音楽を視聴中に一旦施設外に出て、その後に施設内に戻った場合、ユーザは、当該音楽を途中から視聴したくても、当該音楽データを再度ユーザ端末にダウンロードして、当該音楽を最初から視聴しなければならない。このように、前記従来の技術では、前記コンテンツデータを利用するユーザの利便性が低下する問題が生じる。
本発明の目的は、コンテンツデータの不正利用を防止するとともに、当該コンテンツデータを利用するユーザの利便性を向上させることが可能な情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムを提供することにある。
本発明の一の態様に係る情報処理装置は、コンテンツをユーザに提供する情報処理装置であって、前記コンテンツのデータを取得するデータ取得部と、前記データ取得部により取得された前記データを、前記コンテンツに応じた形式で出力するデータ出力部と、前記情報処理装置が所定のエリア内に存在するか否かを判断するエリア判断部と、前記情報処理装置が前記所定のエリア内に存在する場合は、前記データ出力部における前記データの出力を許可し、前記情報処理装置が前記所定のエリア外に存在する場合は、前記データ出力部における前記データの出力状態を変更し、前記情報処理装置が前記所定のエリア内から前記所定のエリア外に移動した後に前記所定のエリア外から前記所定のエリア内に戻った場合は、前記情報処理装置が前記所定のエリア内から前記所定のエリア外に移動した直前の前記データの出力状態に基づいて前記データの出力を復元する、制限処理部と、を備える。
本発明の他の態様に係る情報処理装置は、複数の画像をユーザに提供する情報処理装置であって、前記複数の画像に対応する画像データを取得するデータ取得部と、前記データ取得部により取得された前記画像データに対応する画像を表示部に表示させるデータ出力部と、前記情報処理装置が所定のエリア内に存在するか否かを判断するエリア判断部と、前記情報処理装置が前記所定のエリア内に存在する場合は、前記表示部における前記画像の表示を許可し、前記情報処理装置が前記所定のエリア外に存在する場合は、前記表示部において、前記画像に含まれる前記ユーザの情報に表示上の制限を加える制限処理部と、を備える。
本発明の他の態様に係る情報処理方法は、ユーザが所持する情報処理装置にコンテンツを提供する情報処理方法であって、前記コンテンツのデータを取得するステップと、前記取得した前記データを、前記コンテンツに応じた形式で出力するステップと、前記情報処理装置が所定のエリア内に存在するか否かを判断するステップと、前記情報処理装置が前記所定のエリア内に存在する場合は、前記データの出力を許可し、前記情報処理装置が前記所定のエリア外に存在する場合は、前記データの出力状態を変更し、前記情報処理装置が前記所定のエリア内から前記所定のエリア外に移動した後に前記所定のエリア外から前記所定のエリア内に戻った場合は、前記情報処理装置が前記所定のエリア内から前記所定のエリア外に移動した直前の前記データの出力状態に基づいて前記データの出力を復元するステップと、を含む。
本発明の他の態様に係るプログラムは、ユーザが所持する情報処理装置にコンテンツを提供するプログラムであって、前記コンテンツのデータを取得するステップと、前記取得した前記データを、前記コンテンツに応じた形式で出力するステップと、前記情報処理装置が所定のエリア内に存在するか否かを判断するステップと、前記情報処理装置が前記所定のエリア内に存在する場合は、前記データの出力を許可し、前記情報処理装置が前記所定のエリア外に存在する場合は、前記データの出力状態を変更し、前記情報処理装置が前記所定のエリア内から前記所定のエリア外に移動した後に前記所定のエリア外から前記所定のエリア内に戻った場合は、前記情報処理装置が前記所定のエリア内から前記所定のエリア外に移動した直前の前記データの出力状態に基づいて前記データの出力を復元するステップと、をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、コンテンツデータの不正利用を防止するとともに、当該コンテンツデータを利用するユーザの利便性を向上させることが可能な情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムを提供することができる。
図1は、本発明の実施形態1に係る情報処理システムの概略構成を示す図である。 図2は、本発明の実施形態1に係るサーバの記憶部に記憶される画像リスト及び画像データの一例を示す図である。 図3は、本発明の実施形態1に係る画像選択装置の構成を示す機能ブロック図である。 図4は、本発明の実施形態1に係る画像選択装置の記憶部に記憶される画像リスト及び画像データの一例を示す図である。 図5は、本発明の実施形態1に係る画像選択装置に表示される表示画面の一例を示す図である。 図6は、本発明の実施形態1に係る画像選択装置に表示される表示画面の一例を示す図である。 図7は、本発明の実施形態1に係る画像選択装置の記憶部に記憶される画像リストの一例を示す図である。 図8は、本発明の実施形態1に係る携帯端末の構成を示す機能ブロック図である。 図9は、本発明の実施形態1に係る携帯端末の記憶部に記憶される画像リスト及び画像データの一例を示す図である。 図10は、本発明の実施形態1に係る携帯端末に表示される表示画面の一例を示す図である。 図11は、本発明の実施形態1に係る携帯端末に表示される表示画面の一例を示す図である。 図12は、本発明の実施形態1に係る携帯端末に表示される表示画面の一例を示す図である。 図13は、本発明の実施形態1に係る携帯端末における画像制限処理の手順の一例を説明するためのフローチャートである。 図14は、本発明の実施形態に係る携帯端末における画像制限処理の手順の一例を説明するためのフローチャートである。 図15は、本発明の実施形態1に係る携帯端末を所持するユーザが通信圏内及び通信圏外を移動する様子を示す模式図である。 図16は、本発明の実施形態2に係る携帯端末の構成を示す機能ブロック図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格を有さない。
本発明に係る情報処理システムは、例えば、写真店に導入される画像(商品画像)選択システム、音楽CD(登録商標)店に導入される音楽配信システム、書店又は図書館に導入される書籍(又は映像)配信システムなど、施設内でユーザが使用する端末(携帯端末)にコンテンツを提供するシステムに適用することができる。ユーザは、携帯端末を使用して、所望のコンテンツ(画像、音楽、書籍、映像など)を閲覧、視聴などする。以下では、情報処理システム1が、写真店における画像選択システムに適用される場合の一例を、実施形態1で説明し、情報処理システム1が、音楽CD店における音楽配信システムに適用される場合の一例を、実施形態2で説明する。
[実施形態1]
図1は、実施形態1に係る情報処理システム1の概略構成を示す図である。
情報処理システム1は、サーバ200と、サーバ200にネットワークを介して接続される複数の画像選択装置300と、アクセスポイント(AP)400を介して前記ネットワークに接続される複数の携帯端末100と、を含んでいる。前記ネットワークは、有線LAN、無線LAN、インターネットなどの通信ネットワークである。各携帯端末100は、無線LANにより、AP400を介して前記ネットワークに接続される。
情報処理システム1において、サーバ200は、写真店(施設)に設置され、写真店の店員(オペレータ)が使用する装置(例えば、データサーバ)である。画像選択装置300は、写真店に設置され、写真店の店員が使用する装置(例えば、パーソナルコンピュータ)である。携帯端末100は、写真店に来店した顧客(以下、「ユーザ」と称す。)が店内(施設内)で使用する装置(例えば、タブレット端末)である。なお、ユーザは、店員とともに画像選択装置300を使用(操作)する場合もある。サーバ200と画像選択装置300とは、有線LANにより接続されており、サーバ200と携帯端末100とは、無線LANにより接続されている。複数の画像選択装置300のそれぞれは、個別に、サーバ200に接続することが可能となっており、複数の携帯端末100のそれぞれは、個別に、サーバ200に接続することが可能となっている。
[サーバ200の構成]
サーバ200は、操作部210と、通信部220と、記憶部230と、制御部250とを備えている。
操作部210は、キーボード、マウス等、店員が所定の操作を行う際に使用する装置(ユーザーインターフェース)である。
通信部220は、サーバ200をネットワークに接続し、ネットワークを介して画像選択装置300、携帯端末100等の外部機器との間で所定の通信プロトコルに従ったデータ通信を実行するための通信インタフェースである。
記憶部230は、ハードディスク又はEEPROM(登録商標)などの不揮発性の記憶部である。記憶部230には、制御部250によって実行される各種の制御プログラム、及び各種のデータなどが記憶される。
また記憶部230は、画像データ記憶部231と、管理テーブル記憶部232とを含んでいる。画像データ記憶部231には、複数の画像データが記憶される。例えば、画像データ記憶部231には、ユーザが写真店に来店し、写真店において当該ユーザをカメラ撮影した撮像画像のデータが、サーバ200に取り込まれて記憶される。また、画像データ記憶部231には、ユーザが過去に撮影した撮像画像のデータが、写真店に持参されて、又はインターネットを介して写真店に送信されて、サーバ200に取り込まれて記憶される。画像データ記憶部231には、複数のユーザそれぞれの画像データが区別して記憶される。例えば、画像データ記憶部231には、ユーザA用の複数の画像データと、ユーザB用の複数の画像データと、ユーザC用の複数の画像データとが区別して記憶される。
図2には、画像データ記憶部231に記憶される画像データの一例を示している。図2には、ユーザA用の複数の画像データ(「A_001」、…)と、ユーザB用の複数の画像データ(「B_008」、…)と、ユーザC用の複数の画像データ(「C_001」、…)とが区別して記憶されている。なお、「A_001」等の名称は、画像データのファイル名(画像ファイル名)を示している。
管理テーブル記憶部232には、画像データ記憶部231に記憶される画像データの情報を管理する管理テーブル(画像リスト)が記憶される。例えば、前記画像リストには、画像ファイル名と、画像データがユーザにより選択されたか否かを示す画像選択情報(フラグ)とが登録される。また、前記画像リストは、例えば、ユーザごとに作成され、各画像リストには名称(画像リスト名)が付与される。前記画像リストに登録される前記情報は、画像選択装置300における店員又はユーザの操作、又は、携帯端末100におけるユーザの操作に応じて更新される。
図2には、管理テーブル記憶部232に記憶される画像リストの一例を示している。図2には、ユーザA用の画像リスト(「RIST0001」)と、ユーザB用の画像リスト(「RIST0002」)と、ユーザC用の画像リスト(「RIST0003」)とが記憶されている。なお、図2では、いずれの画像も選択されていない状態(選択フラグ:“ ”(空欄))を示している。
制御部250は、CPU、ROM、及びRAMなどの制御機器を備える。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサである。前記ROMは、前記CPUに各種の処理を実行させるための制御プログラムなどの情報が予め記憶された不揮発性の記憶部である。前記RAMは、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される揮発性又は不揮発性の記憶部である。制御部250は、前記ROM又は記憶部230に予め記憶された各種の制御プログラムを前記CPUで実行することによりサーバ200を制御する。
例えば、制御部250は、画像選択装置300における店員の操作に応じて、前記画像データ及び前記画像リストを、画像選択装置300に送信する。同様に、制御部250は、携帯端末100におけるユーザの操作に応じて、前記画像データ及び前記画像リストを、携帯端末100に送信する。また、制御部250は、前記店員又は前記ユーザの操作に応じて、前記画像リストに登録される前記情報を登録及び更新する。
[画像選択装置300の構成]
図3は、実施形態1に係る画像選択装置300の構成を示す機能ブロック図である。画像選択装置300は、操作部310と、通信部320と、記憶部330と、第1表示部341と、第2表示部342と、制御部350と、を備えている。
操作部310は、キーボード、マウス、タッチパネル等、店員又はユーザが所定の操作を行う際に使用する装置(ユーザーインターフェース)である。例えば、店員は、画像選択装置300において、操作部310を使用して、ユーザが希望する画像を選択したり、ユーザの要求に基づいて各種の設定を行ったりする。
通信部320は、画像選択装置300をネットワークに接続し、ネットワークを介してサーバ200、携帯端末100等の外部機器との間で所定の通信プロトコルに従ったデータ通信を実行するための通信インタフェースである。
記憶部330は、ハードディスク又はEEPROM(登録商標)などの不揮発性の記憶部である。記憶部330には、制御部350によって実行される各種の制御プログラム、及び各種のデータなどが記憶される。
また記憶部330には、店員又はユーザの操作に基づいてサーバ200から取得される前記画像データ及び画像リストが記憶される。
第1表示部341及び第2表示部342はそれぞれ、情報を表示する液晶ディスプレイなどの表示パネル(モニタ)である。例えば、第1表示部341は、店員用の表示画面が表示されるモニタ(店員用モニタ)であり、第2表示部342は、ユーザ用の表示画面が表示されるモニタ(ユーザ用モニタ)である。例えば、第1表示部341及び第2表示部342には、それぞれ、各種の設定画面と、ユーザ用の複数の画像を一覧にした画像一覧とが表示される。第1表示部341に表示される表示画面の内容と、第2表示部342に表示される表示画面の内容とは、互いに同一であっても良いし異なっていても良い。店員及びユーザは、第1表示部341及び第2表示部342に表示される画像一覧を見ながら、操作部310を操作して、所望の画像を選択する。
制御部350は、CPU、ROM、及びRAMなどの制御機器を備える。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサである。前記ROMは、前記CPUに各種の処理を実行させるための制御プログラムなどの情報が予め記憶された不揮発性の記憶部である。前記RAMは、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される揮発性又は不揮発性の記憶部である。制御部350は、前記ROM又は記憶部330に予め記憶された各種の制御プログラムを前記CPUで実行することにより画像選択装置300を制御する。
具体的に、制御部350は、図3に示すように、操作取得部351、画像データ取得部352、表示制御部353、画像情報更新部354などの各処理部を含む。なお、制御部350は、前記制御プログラムに従って各種の処理を実行することによりこれらの各処理部として機能する。また、制御部350は、これらの各処理部の一部又は複数の処理機能を実現する電子回路を備えるものであってもよい。
操作取得部351は、店員又はユーザが操作部310を使用して所定の操作を行った場合に、当該操作に応じた情報(操作情報)を取得する。
画像データ取得部352は、前記操作情報に基づいて、サーバ200から所定の画像リストと、当該画像リストに登録された画像ファイル名に対応する画像データとを取得する。例えば、ユーザAが画像選択装置300にユーザ情報を入力(ログイン操作)すると、画像データ取得部352は、当該ユーザ情報に基づいて、サーバ200から、ユーザA用の画像リストと、当該画像リストに登録された画像ファイル名に対応するユーザA用の画像データとを取得する。画像データ取得部352は、前記取得した画像リストと画像データとを記憶部330に記憶する。図4には、記憶部330に記憶されるユーザA用の画像リスト(「RIST0001」)と、画像データ(「A_001」〜「A_010」)との一例を示している。
表示制御部353は、第1表示部341及び第2表示部342に表示させる表示画面の表示内容を制御する。例えば、表示制御部353は、第1表示部341及び第2表示部342のそれぞれに、ユーザA用の複数の画像を一覧にした画像一覧を含む表示画面を表示させる(図5参照)。表示制御部353は、第1表示部341及び第2表示部342に画像データを出力するデータ出力部としての機能を有する。図5に示す表示画面おいて、符号301は画面枠を示し、符号302は画像情報表示枠を示し、符号303はサムネイル画像欄(画像一覧)を示し、符号304は画像ファイル名欄を示し、符号305は選択画像欄を示している。
図5に示す表示画面では、ユーザA用の画像(ここでは10枚のサムネイル画像)とそれぞれの画像ファイル名「A_001」〜「A_010」とが、画像情報表示枠302内に表示されている。なお、図5では、10枚のサムネイル画像が、画像情報表示枠302内に収まって表示されているが、サムネイル画像が多数存在し、画像情報表示枠302内に収まらない場合は、画像情報表示枠302内の表示領域が左右方向又は上下方向にスクロールするスクロールバーが表示される。
図5に示す表示画面において、例えば、ユーザは商品「アルバムA」に入れる画像を決定するために、所望の画像を選択する。ここでは、図6に示すように、ユーザが、画像ファイル名「A_002」、「A_004」、「A_008」の画像(「A−02」、「A−04」、「A−08」)を選択したと仮定する。ユーザが、前記画像を選択すると、当該画像の画像ファイル名に枠囲みが施される。尚、ユーザが、サムネイル画像をクリック、又は、サムネイル画像を選択画像欄305にドラッグアンドドロップ操作すると、当該サムネイル画像に対応する拡大画像が選択画像欄305に表示される。
画像情報更新部354は、店員又はユーザによる前記操作に応じて前記画像リストを更新する。例えば、図6に示す前記画像一覧において、ユーザが画像「A−02」、「A−04」、「A−08」を選択した場合、画像情報更新部354は、画像リスト(「RIST0001」)において、前記各画像に対応する画像ファイル名の「選択」欄にフラグ“1”を追加する(図7参照)。操作取得部151が店員又はユーザから「更新」操作を受け付けると、画像情報更新部354は、画像選択情報(フラグ)を追加した更新用画像リスト(図7参照)を、サーバ200に送信する。
サーバ200の制御部250は、画像選択装置300から前記更新用画像リストを取得すると、前記更新用画像リストの内容に基づいて、管理テーブル記憶部232に記憶された画像リスト(図2参照)を更新する。ここでは、制御部250は、管理テーブル記憶部232の画像リスト(「RIST0001」)において、画像ファイル名「A_002」、「A_004」、「A_008」の「選択」欄にフラグ“1”を追加する。
このように、店員及びユーザは、店内において画像選択装置300を操作して、ユーザ用の画像一覧からユーザの所望の画像を選択する操作を行う。ここで、前記画像一覧に大量の画像が存在する場合には、ユーザ(ユーザXとする。)が画像を選択する作業に時間を要する。また、ユーザXが所用などにより画像の選択作業を中断する場合がある。このような場合、店員としては、画像選択装置300において、他のユーザ(ユーザYとする。)を応対することが望ましい。そこで、例えば店員は、ユーザXに携帯端末100を貸与して、ユーザXに携帯端末100において画像の選択作業の続きを行わせながら、画像選択装置300においてユーザYの画像の選択作業を行う。また、例えば、店内が混雑している場合には、店員は、ユーザXに携帯端末100を貸与して、ユーザXに携帯端末100において画像の選択作業を最初から行わせる。
携帯端末100には、画像選択装置300と同一の機能が含まれ、ユーザXは、画像の選択操作を行うことができる。以下、携帯端末100の具体的な構成について説明する。
[携帯端末100の構成]
図8は、実施形態1に係る携帯端末100(情報処理装置)の構成を示す機能ブロック図である。携帯端末100は、操作部110と、通信部120と、記憶部130と、表示部140と、制御部150と、を備えている。
操作部110は、キーボード、マウス、タッチパネル等、ユーザが所定の操作を行う際に使用する装置(ユーザーインターフェース)である。例えば、ユーザは、携帯端末100において、操作部110(例えばタッチパネル)を使用して、希望する画像を選択する。
通信部120は、携帯端末100を、AP400を介してネットワークに接続し、ネットワークを介してサーバ200、画像選択装置300等の外部機器との間で所定の通信プロトコルに従ったデータ通信を実行するための通信インタフェースである。
記憶部130は、ハードディスク又はEEPROM(登録商標)などの不揮発性の記憶部である。記憶部130には、制御部150によって実行される各種の制御プログラム、及び各種のデータなどが記憶される。
また記憶部130には、ユーザの操作に基づいてサーバ200から取得される前記画像データ及び画像リストが記憶される。
表示部140は、情報を表示する液晶ディスプレイなどの表示パネル(モニタ)である。例えば、表示部140には、各種の設定画面と、ユーザ用の複数の画像を一覧にした画像一覧とが表示される。ユーザは、表示部140に表示される画像一覧を見ながら、操作部110を操作して、所望の画像を選択する。
制御部150は、CPU、ROM、及びRAMなどの制御機器を備える。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサである。前記ROMは、前記CPUに各種の処理を実行させるための制御プログラムなどの情報が予め記憶された不揮発性の記憶部である。前記RAMは、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される揮発性又は不揮発性の記憶部である。制御部150は、前記ROM又は記憶部130に予め記憶された各種の制御プログラムを前記CPUで実行することにより携帯端末100を制御する。
具体的に、制御部150は、図8に示すように、操作取得部151、画像データ取得部152、表示制御部153、エリア判断部154、制限処理部155、画像情報更新部156などの各処理部を含む。なお、制御部150は、前記制御プログラムに従って各種の処理を実行することによりこれらの各処理部として機能する。また、制御部150は、これらの各処理部の一部又は複数の処理機能を実現する電子回路を備えるものであってもよい。
操作取得部151は、ユーザが操作部110を使用して所定の操作を行った場合に、当該操作に応じた操作情報を取得する。
画像データ取得部152は、前記操作情報に基づいて、サーバ200から所定の画像リストと、当該画像リストに登録された画像ファイル名に対応する画像データとを取得する。例えば、ユーザAが画像選択装置300にユーザ情報を入力(ログイン操作)すると、画像データ取得部152は、当該ユーザ情報に基づいて、サーバ200から、ユーザA用の画像リスト(「RIST0001」)と、当該画像リストに登録された画像ファイル名(「A_001」〜「A_010」)に対応する画像データとを取得する。画像データ取得部352は、前記取得した画像リストと画像データとを記憶部130に記憶する(図9)。記憶部130に記憶される画像リスト及び画像データは、画像選択装置300の記憶部330に記憶される画像リスト及び画像データ(図4参照)と同一である。
なお、ユーザは、画像選択装置300において画像を選択して更新した後に、再度、携帯端末100を使用して画像を選択する場合がある。この場合、サーバ200の管理テーブル記憶部232に記憶された画像リストが更新されるため、画像データ取得部152は、更新された画像リスト(更新済画像リスト)(図7参照)を取得する。
表示制御部153は、表示部140に表示させる表示画面の表示内容を制御する。例えば、表示制御部153は、表示部140に、ユーザA用の複数の画像を一覧にした画像一覧を含む表示画面を表示させる(図10参照)。また、表示制御部153は、表示部140において、前記各画像の下に、画像ファイル名と選択情報(未選択マーク(“☆”))とを表示させる。このように、表示制御部153は、表示部140に画像データを出力するデータ出力部としての機能を有する。
図10に示す表示画面おいて、符号401は画面枠を示し、符号402は画像欄(画像一覧)を示し、符号403は画像ファイル名欄を示し、符号404は通信状態欄を示している。
図10に示す表示画面では、ユーザA用の画像(ここでは10枚の画像)とそれぞれの画像ファイル名「A_001」〜「A_010」とが、画像欄402及び画像ファイル名欄403に表示されている。なお、図10では、10枚の画像が、画面枠401内に収まって表示されているが、画像が多数存在し、画面枠401内に収まらない場合は、画面枠401内の表示領域が左右方向又は上下方向にスクロールするスクロールバーが表示される。
図10に示す表示画面において、ユーザは商品「アルバムA」に入れる画像を決定するために、所望の画像を選択する。ここでは、図11に示すように、ユーザが、画像ファイル名「A_002」、「A_004」、「A_008」の画像(「A−02」、「A−04」、「A−08」)を選択したと仮定する。ユーザが、前記画像を選択すると、表示制御部153は、当該画像の画像ファイル名に選択済マーク(“★”)(選択済情報)を表示させる。
なお、画像データ取得部152が前記更新済画像リスト(図7参照)を取得した場合は、表示制御部153は、図11に示す表示画面を表示部140に表示させる。
また、図10に示す表示画面において、通信状態欄404には、携帯端末100の通信状態が表示される。携帯端末100が所定のエリア内に存在する場合は、通信状態が良好であることを示すマークが通信状態欄404に表示される(図10参照)。一方、携帯端末100が所定のエリア外に存在する場合は、通信状態が不良であることを示すマークが通信状態欄404に表示される(図12参照)。前記通信状態が良好である場合は、携帯端末100は、アクセスポイント400(図1参照)への接続が可能となり、サーバ200とのデータ通信が可能となる。一方、前記通信状態が不良である場合は、携帯端末100は、アクセスポイント400(図1参照)との接続が切断され、サーバ200とのデータ通信が遮断される。すなわち、「携帯端末100が所定のエリア内に存在する」とは、携帯端末100が通信圏内に存在することを意味し、「携帯端末100が所定のエリア外に存在する」とは、携帯端末100が通信圏外に存在することを意味する。
ここで、前記所定のエリア(通信圏)は、例えば携帯端末100の管理者が設定することができる。具体的には、各携帯端末100が無線LANによりAP400を介してネットワークに接続される構成の場合、管理者は、通信環境を変えることにより前記所定のエリアを設定することができる。また、各携帯端末100がGPS(登録商標)機能を有する場合、管理者は、GPSを利用して取得される位置情報を設定することにより前記所定のエリアを設定することができる。また、管理者は、前記無線LANの通信環境と前記GPSの位置情報とを設定することにより前記所定のエリアを設定することもできる。これにより、例えば、携帯端末100が店内に存在する場合は、通信状態が良好となり(図10参照)、携帯端末100が店外に存在する場合は、通信状態が不良となる(図12参照)。また例えば、携帯端末100が店内の第1エリアに存在する場合は、通信状態が良好となり(図10参照)、携帯端末100が店内の第2エリアに存在する場合は、通信状態が不良となる(図12参照)。
エリア判断部154は、携帯端末100が所定のエリア内(通信圏内)に存在するか否かを判断する。例えば、エリア判断部154は、携帯端末100の前記通信状態に基づいて、前記判断処理を行う。なお、エリア判断部154は、携帯端末100又は店内に設けられたセンサなどによる検出信号に基づいて、携帯端末100が通信圏内に存在するか否かを判断してもよい。
制限処理部155は、エリア判断部154の判断結果に基づいて、表示部140における表示画面の表示内容のうち所定の内容に、表示上の制限を加える制限処理を実行する。前記所定の内容は、例えば、ユーザが被写体として含まれる画像、又は、ユーザが撮影した画像などである。また、前記制限処理は、前記所定の内容を確認できない又は確認し難くする処理である。ここでは、前記制限処理は、例えば、画像の削除、ぼかし処理、モザイク(フィルタ)処理、スタンプ処理等、表示態様の変更処理などの、前記画像データの出力状態を変更する処理を実行する。
例えば、制限処理部155は、携帯端末100が所定のエリア外(通信圏外)に存在する場合に、表示部140に表示された全ての画像を表示画面から削除する(図12参照)。なお、制限処理部155は、表示部140に表示された全ての画像のうち、一部の画像を表示画面から削除してもよい。例えば、表示部140に表示された画像にユーザの情報(当該ユーザの顔画像など)が含まれる場合に、制限処理部155は、当該画像のみを削除し、ユーザの情報を含まない画像(例えば、風景画像など)の表示を許可(続行)してもよい。なお、制限処理部155は、前記制限処理の対象となる画像の画像データを記憶部130(図9参照)から削除してもよい。
また、制限処理部155は、携帯端末100が所定のエリア外(通信圏外)に存在する場合に、表示部140に表示された各画像に対する選択情報(未選択マーク(“☆”)、選択済マーク(“★”))を表示画面から削除する(図12参照)。なお、制限処理部155は、前記選択情報に加えて、各画像の画像ファイル名を削除してもよい。
さらに、制限処理部155は、携帯端末100が所定のエリア外(通信圏外)から所定のエリア内(通信圏内)に戻った場合に、前記全ての画像と、各画像に対する前記選択済情報とを、表示部140に再表示させる。
画像情報更新部156は、ユーザによる前記操作に応じて前記画像リストを更新する。例えば、図10に示す前記画像一覧において、ユーザが画像「A−02」、「A−04」、「A−08」を選択した場合(図11参照)、画像情報更新部156は、画像リスト(「RIST0001」)において、前記各画像に対応する画像ファイル名の「選択」欄にフラグ“1”を追加する(図7参照)。操作取得部151がユーザから「更新」操作(例えば図11に示す「更新」ボタンを押下(選択)する操作)を受け付けると、画像情報更新部156は、画像選択情報(フラグ)を追加した更新用画像リスト(図7参照)をサーバ200に送信する。
サーバ200の制御部250は、携帯端末100から前記更新用画像リストを取得すると、前記更新用画像リストの内容に基づいて、管理テーブル記憶部232に記憶された画像リスト(図2参照)を更新する。ここでは、制御部250は、管理テーブル記憶部232の画像リスト(「RIST0001」)において、画像ファイル名「A_002」、「A_004」、「A_008」の「選択」欄にフラグ“1”を追加する。
[画像制限処理]
以下、図13及び図14を参照しつつ、携帯端末100の制御部150によって実行される画像制限処理の一例について説明する。尚、ここでは、ユーザAは、画像選択装置300では画像を選択する作業を行っておらず、携帯端末100において、画像を選択する作業を開始するものとする。前記画像制限処理は、ユーザAが携帯端末100における所定の操作に応じて途中で終了されることがある。
<ステップS101>
先ず、ステップS101において、画像データ取得部152は、ユーザの操作に基づいて、サーバ200から所定の画像リストを取得する。例えば、ユーザAが携帯端末100にユーザ情報を入力(ログイン操作)すると、画像データ取得部152は、当該ユーザ情報に基づいて、サーバ200から、ユーザA用の画像リスト(「RIST0001」)を取得する(図9参照)。
<ステップS102>
ステップS102において、画像データ取得部152は、サーバ200から、前記画像リスト(「RIST0001」)に登録された画像ファイル名(「A_001」〜「A_010」)に対応する画像データを取得する(図9参照)。画像データ取得部152は、前記取得した画像リストと画像データとを記憶部130に記憶する(図9参照)。
<ステップS103>
ステップS103において、表示制御部153は、表示部140に、ユーザA用の前記画像を一覧にした画像一覧を含む表示画面を表示させる(図10参照)。また、表示制御部153は、各画像の下に、画像ファイル名と未選択マーク(“☆”)とを表示させる。
<ステップS104>
ステップS104において、エリア判断部154は、携帯端末100が所定のエリア内(通信圏内)に存在するか否かを判断する。ここでは、携帯端末100が通信圏内に存在するものとする(S104:YES)。また、前記通信圏内は店内であり、通信圏外は店外であると仮定する。
<ステップS105>
ステップS105において、エリア判断部154は、さらに、携帯端末100が通信圏外(店外)から通信圏内(店内)に移動したか否かを判断する。ここでは、ユーザAは前記ログイン操作を行ったときから店内にいるものとする。このため、エリア判断部154は、携帯端末100が通信圏外(店外)から通信圏内(店内)に移動していないと判断する(S105:NO)。
<ステップS106>
ステップS106において、操作取得部151がユーザAの操作を取得した場合は、S107(図14参照)に移行し、操作取得部151がユーザAの操作を取得しない場合は、S104に戻る。ここでは、操作取得部151がユーザAの操作を取得したものとする。
<ステップS107>
ステップS107において、操作取得部151がユーザAの画像選択の操作を取得した場合は、S108に移行し、操作取得部151がユーザAの画像選択の操作を取得しない場合は、S113に移行する。ここでは、ユーザAが画像「A−02」、「A−04」、「A−08」を選択したものとする。
<ステップS108>
ステップS108では、表示制御部153が、画像リスト(「RIST0001」)(図9参照)において、ユーザAにより選択された画像(「A−02」、「A−04」、「A−08」)の「選択」欄にフラグ“1”が付与されているか否かを判断する。ここでは、前記画像リストにおいて、ユーザAにより選択された前記画像の「選択」欄にフラグ“1”が付与されていないため(S108:NO)、S109に移行する。
<ステップS109>
ステップS109において、表示制御部153は、表示画面において、ユーザAにより選択された画像(「A−02」、「A−04」、「A−08」)の画像ファイル名(「A_002」、「A_004」、「A_008」)に選択済マーク(“★”)を表示させる(図11参照)。
<ステップS110>
ステップS110において、画像情報更新部156は、画像リスト(「RIST0001」)において、ユーザAにより選択された画像(「A−02」、「A−04」、「A−08」)の「選択」欄にフラグ“1”を追加する(図7参照)。
<ステップS111>
ここで、画像データ取得部152が取得した前記画像リストにおいて、ユーザAにより選択された前記画像の「選択」欄にフラグ“1”が付与されている場合は(S108:YES)、S111において、表示制御部153は、表示画面において、ユーザAにより選択された画像(「A−02」、「A−04」、「A−08」)の画像ファイル名(「A_002」、「A_004」、「A_008」)に未選択マーク(“☆”)(未選択情報)を表示させる。すなわち、表示制御部153は、選択された画像を、未選択の状態に戻す。
<ステップS112>
ステップS112において、画像情報更新部156は、画像リスト(「RIST0001」)において、ユーザAにより選択された画像(「A−02」、「A−04」、「A−08」)の「選択」欄のフラグを“1”から“ ”(空欄)に更新する。
<ステップS113>
ステップS113において、ユーザAが表示画面において「更新」ボタンを押下(選択)した場合、操作取得部151はユーザAから「更新」操作を受け付け、処理はS114に移行する。
<ステップS114>
ステップS114において、画像情報更新部156は、画像選択情報(フラグ)を追加した更新用画像リスト(図7参照)をサーバ200に送信する。
サーバ200の制御部250は、携帯端末100から前記更新用画像リストを取得すると、前記更新用画像リストの内容に基づいて、管理テーブル記憶部232に記憶された画像リスト(図2参照)を更新する。ここでは、制御部250は、管理テーブル記憶部232の画像リスト(「RIST0001」)において、画像ファイル名「A_002」、「A_004」、「A_008」の「選択」欄にフラグ“1”を追加する。
続いて、図15に示すように、ユーザAが携帯端末100を持って店内(通信圏内)から店外(通信圏外)に移動した場合(S104:NO)、以下の処理が行われる。
<ステップS115>
ステップS115において、制限処理部155は、表示部140に表示された全ての画像(「A−01」〜「A−10」)を表示画面から削除する(図12参照)。また、制限処理部155は、表示部140に表示された選択済マーク(“★”)及び未選択マーク(“☆”)を削除する。なお、制限処理部155は、前記選択済マーク(“★”)及び未選択マーク(“☆”)を削除せず、そのまま表示させてもよい。その後、S104に戻る。なお、制限処理部155は、前記全ての画像(「A−01」〜「A−10」)の画像データを記憶部130(図9参照)から削除してもよい。
続いて、ユーザAが携帯端末100を持って店外(通信圏外)から店内(通信圏内)に移動した場合(S104及びS105:YES)、以下の処理が行われる。
<ステップS116>
ステップS116において、制限処理部155は、表示部140の表示画面から削除した画像(「A−01」〜「A−10」)を、表示画面に再表示させる(図11参照)。
なお、ステップS115において制限処理部155が前記全ての画像(「A−01」〜「A−10」)の画像データを記憶部130から削除した場合は、画像データ取得部152が、サーバ200から前記画像データを取得し、制限処理部155が、当該画像(「A−01」〜「A−10」)を表示画面に再表示させてもよい。
<ステップS117>
ステップS117において、制限処理部155は、ユーザAにより選択された画像(「A−02」、「A−04」、「A−08」)に対して、選択済マーク(“★”)を再表示させ、その他の画像に対して、未選択マーク(“☆”)を再表示させる。その後、S106に移行する。
<ステップS118>
ステップS118において、ユーザAが表示画面において「終了」ボタンを押下(選択)した場合、操作取得部151はユーザAから「終了」操作を受け付け(S118:YES)、画像制限処理を終了する。ユーザAが「終了」操作を行わない場合は、引き続き、エリア判断部154が、携帯端末100が店内(通信圏内)に存在するか否かを判断する(S104)。以上のようにして、画像制限処理が実行される。
以上説明したように、実施形態1に係る携帯端末100では、携帯端末100が所定のエリア内(店内)に存在する場合は、制限処理部155は、表示部140における画像の表示を許可し、携帯端末100が所定のエリア外(店外)に存在する場合は、表示部140における画像の表示を制限(禁止)し、携帯端末100が店内から店外に移動した後に店内に戻った場合は、携帯端末100が店内から店外に移動した直前の画像データの表示状態(出力状態)に基づいて画像を再表示する。例えば、携帯端末100が店内から店外に移動した直前に、第1画像に選択済マーク(選択済情報)が表示(出力)されていた場合は、携帯端末100が店外から店内に戻った場合に、制限処理部155が、複数の画像と、前記第1画像に対する前記選択済マークとを表示部140に再表示する。これにより、ユーザが店外において画像を利用(閲覧など)すること(不正利用)を防止することができる。また、ユーザは、店外から店内に戻った場合に、最初(初期状態)から操作(画像選択)する必要がなく、途中の状態(選択状態)から操作を続行することができる。よって、実施形態1に係る携帯端末100によれば、コンテンツデータ(画像データ)の不正利用を防止するとともに、当該コンテンツデータを利用するユーザ(ユーザ)の利便性を向上させることが可能となる。
なお、情報処理システム1において、サーバ200は、写真店(施設)の外(店外)に設置され、インターネット等の通信ネットワークを介して画像選択装置300及び携帯端末100と情報の送受信を行ってもよい。
[実施形態2]
以下、実施形態2に係る情報処理システム1について説明する。なお、実施形態1に係る情報処理システム1と同一の機能を有する構成要素については、同一の名称を付し、説明を適宜省略する。
実施形態2に係る情報処理システム1は、音楽CD店に導入される音楽配信システムに適用される。この場合、サーバ200の記憶部230には、複数の音楽データと、前記音楽データの情報を管理する管理テーブルとが記憶される。
例えば、ユーザは、携帯端末500を使用して、所望の音楽(コンテンツ)を選択する。ユーザが所望の音楽を選択すると、サーバ200は、当該音楽に対応する音楽データ及び管理テーブルを携帯端末500に送信する。
図16は、実施形態2に係る携帯端末500(情報処理装置)の構成を示す機能ブロック図である。携帯端末500は、操作部510と、通信部520と、記憶部530と、表示部540と、制御部550と、再生部560と、を備えている。
再生部560は、ユーザの操作に応じて音楽データを再生する。
制御部550は、図16に示すように、操作取得部551、音楽データ取得部552、再生制御部553、エリア判断部554、制限処理部555、音楽情報更新部556などの各処理部を含む。
携帯端末500は、前記音楽データ及び管理テーブルを受信すると、例えば、以下の処理を実行する。
音楽データ取得部552は、ユーザの操作に応じた操作情報に基づいて、サーバ200から管理テーブルと画像データとを取得する。
再生制御部553は、ユーザの操作に応じて、サーバ200から受信した音楽データを再生部560に再生させる。これにより、ユーザは音楽を視聴することが可能となる。再生制御部553は、例えば再生部560に音楽データを出力(再生)するデータ出力部としての機能を有する。
エリア判断部554は、携帯端末500が所定のエリア内(通信圏内)に存在するか否かを判断する。例えば、エリア判断部554は、携帯端末500が音楽CD店の店内(通信圏内)に存在するか否かを判断する。
制限処理部555は、エリア判断部554の判断結果に基づいて、前記音楽データに制限処理を実行する。具体的には、制限処理部555は、携帯端末500で再生する前記音楽をユーザが聞き取れない又は聞き取り難くする処理を実行する。例えば、制限処理部555は、前記音楽データの再生を停止する。なお、制限処理部555は、前記制限処理の対象となる音楽の音楽データを記憶部530から削除してもよい。
例えば、制限処理部555は、携帯端末500が店外(通信圏外)に存在する場合に、音楽データの再生を停止する。制限処理部555は、前記音楽データに、ノイズを加えてもよいし、間引き処理を施してもよい。このように、制限処理部555は、前記音楽データの再生形式を変更してもよい。すなわち、制限処理部555は、前記音楽データの出力状態を変更してもよい。
音楽情報更新部556は、ユーザによる操作に応じて前記管理テーブルの情報を更新する。例えば、ユーザが音楽「M−01」を選択すると、音楽情報更新部556は、前記管理テーブルにおいて、前記音楽「M−01」に対応する音楽ファイル名の「選択」欄にフラグ“1”を追加する。操作取得部551がユーザから「更新」操作を受け付けると、音楽情報更新部556は、音楽選択情報(フラグ)を追加した更新用管理テーブルをサーバ200に送信する。
サーバ200の制御部250は、携帯端末500から前記更新用管理テーブルを取得すると、前記更新用管理テーブルの内容に基づいて、前記管理テーブルを更新する。
上記構成によれば、ユーザが店内において音楽「M−01」を再生中(視聴中)に、携帯端末500を持って店内(通信圏内)から店外(通信圏外)に移動した場合は、前記音楽の再生が中止される。ここで、音楽情報更新部556は、携帯端末500が店内から店外に移動した直前の状態を前記管理テーブルに記憶する。ここでは、音楽情報更新部556は、音楽「M−01」の再生を停止した箇所(位置)の情報を、前記管理テーブルに追加する。
その後、携帯端末500を所持したユーザが店外から店内に戻った場合は、制限処理部555は、前記管理テーブルの情報に基づいて、前記音楽「M−01」を、停止した箇所(途中箇所)から再生する。
これにより、ユーザが店外において音楽を再生すること(不正利用)を防止することができる。また、ユーザは、店外から店内に戻った場合に、最初(初期状態)から再生する必要がなく、途中の状態(停止箇所)から再生を続行することができる。よって、実施形態2に係る携帯端末500によれば、コンテンツデータ(音楽データ)の不正利用を防止するとともに、当該コンテンツデータを利用するユーザの利便性を向上させることが可能となる。
以上のように、本発明に係る情報処理装置(携帯端末100,500)において、制限処理部155,555は、前記情報処理装置が所定のエリア内に存在する場合は、データ出力部(表示制御部153、再生制御部553)における前記データ(画像データ、音楽データなど)の出力を許可し、前記情報処理装置が所定のエリア外に存在する場合は、前記データ出力部における前記データの出力状態(出力形式)を変更し、前記情報処理装置が前記所定のエリア内から前記所定のエリア外に移動した後に前記所定のエリア外から前記所定のエリア内に戻った場合は、前記情報処理装置が前記所定のエリア内から前記所定のエリア外に移動した直前の前記データの出力状態に基づいて前記データの出力を復元(再開)する。
1 情報処理システム
100 携帯端末(情報処理装置)
110 操作部
120 通信部
130 記憶部
140 表示部
150 制御部
151 操作取得部
152 画像データ取得部
153 表示制御部
154 エリア判断部
155 制限処理部
156 画像情報更新部
200 サーバ
210 操作部
220 通信部
230 記憶部
231 画像データ記憶部
232 管理テーブル記憶部
250 制御部
300 画像選択装置
341 第1表示部
342 第2表示部
400 アクセスポイント(AP)
500 携帯端末(情報処理装置)
510 操作部
520 通信部
530 記憶部
540 表示部
550 制御部
551 操作取得部
552 音楽データ取得部
553 再生制御部
554 エリア判断部
555 制限処理部
556 音楽情報更新部
560 再生部

Claims (9)

  1. コンテンツをユーザに提供する情報処理装置であって、
    前記コンテンツのデータを取得するデータ取得部と、
    前記データ取得部により取得された前記データを、前記コンテンツに応じた形式で出力するデータ出力部と、
    前記情報処理装置が所定のエリア内に存在するか否かを判断するエリア判断部と、
    前記情報処理装置が前記所定のエリア内に存在する場合は、前記データ出力部における前記データの出力を許可し、前記情報処理装置が前記所定のエリア外に存在する場合は、前記データ出力部における前記データの出力状態を変更し、前記情報処理装置が前記所定のエリア内から前記所定のエリア外に移動した後に前記所定のエリア外から前記所定のエリア内に戻った場合は、前記情報処理装置が前記所定のエリア内から前記所定のエリア外に移動した直前の前記データの出力状態に基づいて前記データの出力を復元する、制限処理部と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記情報処理装置が前記所定のエリア内に存在する場合において、
    前記データが画像データである場合は、前記データ出力部は、前記画像データに対応する画像を表示部に表示させ、
    前記データが音楽データである場合は、前記データ出力部は、前記音楽データを再生部に再生させる、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記情報処理装置が前記所定のエリア外に存在する場合において、
    前記データが画像データである場合は、前記制限処理部は、前記画像データに対応する画像を表示部から削除し、又は、前記画像データに対応する画像の表示態様を変更して表示部に表示させ、
    前記データが音楽データである場合、前記制限処理部は、前記音楽データの再生を停止させる、又は、前記音楽データの再生形式を変更して再生させる、
    請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記情報処理装置が前記所定のエリア内に存在するときに、前記ユーザが前記表示部に表示された複数の画像のうち第1画像を選択した場合は、前記制限処理部は、前記第1画像が選択されたことを示す選択済情報を前記表示部に表示させ、
    その後、前記情報処理装置が前記所定のエリア内から前記所定のエリア外に移動した場合は、前記制限処理部は、前記複数の画像と前記選択済情報とを、前記表示部から削除する、
    請求項3に記載の情報処理装置。
  5. さらに、前記情報処理装置が前記所定のエリア外から前記所定のエリア内に戻った場合は、前記制限処理部は、前記複数の画像と前記選択済情報とを、前記表示部に再表示させる、
    請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記エリア判断部は、前記情報処理装置の通信状態に基づいて、前記情報処理装置が前記所定のエリア内に存在するか否かを判断する、
    請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 複数の画像をユーザに提供する情報処理装置であって、
    前記複数の画像に対応する画像データを取得するデータ取得部と、
    前記データ取得部により取得された前記画像データに対応する画像を表示部に表示させるデータ出力部と、
    前記情報処理装置が所定のエリア内に存在するか否かを判断するエリア判断部と、
    前記情報処理装置が前記所定のエリア内に存在する場合は、前記表示部における前記画像の表示を許可し、前記情報処理装置が前記所定のエリア外に存在する場合は、前記表示部において、前記画像に含まれる前記ユーザの情報に表示上の制限を加える制限処理部と、
    を備える情報処理装置。
  8. ユーザが所持する情報処理装置にコンテンツを提供する情報処理方法であって、
    前記コンテンツのデータを取得するステップと、
    前記取得した前記データを、前記コンテンツに応じた形式で出力するステップと、
    前記情報処理装置が所定のエリア内に存在するか否かを判断するステップと、
    前記情報処理装置が前記所定のエリア内に存在する場合は、前記データの出力を許可し、前記情報処理装置が前記所定のエリア外に存在する場合は、前記データの出力状態を変更し、前記情報処理装置が前記所定のエリア内から前記所定のエリア外に移動した後に前記所定のエリア外から前記所定のエリア内に戻った場合は、前記情報処理装置が前記所定のエリア内から前記所定のエリア外に移動した直前の前記データの出力状態に基づいて前記データの出力を復元するステップと、
    を含む情報処理方法。
  9. ユーザが所持する情報処理装置にコンテンツを提供するプログラムであって、
    前記コンテンツのデータを取得するステップと、
    前記取得した前記データを、前記コンテンツに応じた形式で出力するステップと、
    前記情報処理装置が所定のエリア内に存在するか否かを判断するステップと、
    前記情報処理装置が前記所定のエリア内に存在する場合は、前記データの出力を許可し、前記情報処理装置が前記所定のエリア外に存在する場合は、前記データの出力状態を変更し、前記情報処理装置が前記所定のエリア内から前記所定のエリア外に移動した後に前記所定のエリア外から前記所定のエリア内に戻った場合は、前記情報処理装置が前記所定のエリア内から前記所定のエリア外に移動した直前の前記データの出力状態に基づいて前記データの出力を復元するステップと、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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