JP2019185104A - 情報検索サーバ、情報検索システムおよび情報検索方法 - Google Patents

情報検索サーバ、情報検索システムおよび情報検索方法 Download PDF

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Abstract

【課題】異なる事業者によって運営される複数のカーシェアリングサービスを利用するユーザの利便性を向上させる。【解決手段】ユーザは、通信端末を用いて情報検索サーバに接続し、利用条件を入力する。情報検索サーバは、入力された利用条件を取得する(S100)。情報検索サーバは、情報検索サーバに登録された事業者のサーバに接続し、利用条件を用いて当該事業者のサーバで車両を検索するための予約条件を作成し(S120)、当該事業者サーバに予約条件を送信する(S130)。事業者のサーバは保有している車両の中から予約条件を満たす車両を検索し、検索結果を情報検索サーバに送信する。情報検索サーバは、情報検索サーバに登録されたすべての事業者のサーバに対して、S110〜S140の検索を行ない、その検索結果を通信端末に送信する(S160)。【選択図】図10

Description

本開示は、カーシェアリングサービスの情報提示に関する。
複数のユーザが1台の車両を共同で使用するカーシェアリングが普及してきている。カーシェリングとは、ユーザは自ら車両を所有せずに、カーシェアリングの事業者に会員登録を行なって、事業者の所有する車両(以下、「シェアカー」ともいう)を適宜利用するというものである。
特開2011−209960号公報(特許文献1)には、ある事業者のカーシェアリングサービスに登録しているユーザが、当該事業者のサーバに接続して、カーシェアリングサービスの予約条件を入力することによって、予約条件を満たした車両がユーザに提示されるカーシェアリングシステムが開示されている。
特開2011−209960号公報 特開2017−102553号公報
カーシェアリングサービスが普及してきた近年においては、異なる事業者によって運営される複数のカーシェアリングサービスが存在する。そのため、カーシェアリングサービスを利用するユーザには、その時々の自身のニーズに合ったカーシェアリングサービスを利用したいというニーズが存在し得る。
複数のカーシェアリングサービスを検討する場合、特許文献1に開示されたカーシェアリングシステムにおいては、ユーザが複数の事業者のサーバの各々に個別に接続して、事業者毎に検索を行ない、その検索結果を比較検討することが想定される。そのため、ユーザは、所望する検索結果を得るまでに工数を要することが懸念される。
本開示は、上記問題を解決するためになされたものであり、その目的は、異なる事業者によって運営される複数のカーシェアリングサービスを利用するユーザの利便性を向上させることである。
本開示に係る情報検索サーバは、カーシェアリングサービスを行なう複数の事業者のサーバおよびユーザの通信端末と通信ネットワークを介して通信を行なう通信装置と、ユーザに複数の事業者が保有する車両に関する情報を提示するように構成された処理装置とを備える。処理装置は、カーシェアリングサービスの利用条件に含まれる所定の項目について通信端末から入力された情報を取得し、複数の事業者のサーバに、保有する車両の中から取得した情報により定まる利用条件を満たす車両を検索させ、検索された車両に関する情報を通信端末に送信する。
本開示の他の局面に係る情報検索システムは、カーシェアリングサービスを行なう複数の事業者のサーバと、カーシェアリングサービスを利用するユーザの通信端末と、複数の事業者のサーバおよび通信端末と通信ネットワークを介して通信するように構成され、ユーザに複数の事業者が保有する車両に関する情報を提示するように構成された情報検索サーバとを備える。通信端末は、利用条件に含まれる所定の項目についてユーザによって入力された情報を情報検索サーバに送信する。情報検索サーバは、複数の事業者のサーバに、保有する車両の中から通信端末から取得した情報により定まる利用条件を満たす車両を検索させ、検索された車両に関する情報を通信端末に送信する。
本開示のさらに他の局面に係る情報検索方法は、カーシェアリングサービスを行なう複数の事業者のサーバおよびユーザの通信端末と通信ネットワークを介して通信を行ない、ユーザに複数の事業者が保有する車両に関する情報を提示するための情報検索方法である。この情報検索方法は、カーシェアリングサービスの利用条件に含まれる所定の項目について通信端末から入力された情報を取得するステップと、複数の事業者のサーバに、保有する車両の中から取得した情報により定まる利用条件を満たす車両を検索させるステップと、検索された車両に関する情報を通信端末に送信するステップとを含む。
上記構成によれば、情報検索サーバは、ユーザによって通信端末に入力された利用条件を取得する。そして、情報検索サーバは、複数の事業者のサーバに、保有する車両の中から利用条件を満たす車両を検索させる。情報検索サーバは、複数の事業者のサーバから取得した検索結果(利用条件を満たす車両に関する情報)を編集して、一括してユーザに提示する。これによって、ユーザは、通信端末を用いて情報検索サーバに接続し、利用条件を入力することによって、複数の事業者のサーバに登録された車両を一括して検索することができる。ゆえに、カーシェアリングサービスの利用に際し、ユーザが複数の事業者のサーバの各々に個別に接続して車両を検索する必要がなく、ユーザの利便性が向上される。
好ましくは、情報検索サーバは、複数の事業者の事業情報を記憶する記憶装置をさらに備える。処理装置は、利用条件のうち予め定められた項目を検索条件として抽出し、記憶装置に記憶された複数の事業者の事業情報の中から、検索条件を満たす事業情報を有する事業者を検索し、検索された事業者のサーバに保有された車両の中から車両を検索させる。
利用条件を満たす車両の検索を、複数の事業者のサーバに登録された車両のすべてに対して行なうと車両の検索に要する時間の増加を招く可能性がある。上記構成によれば、ユーザによって入力された利用条件のうちから、予め定められた項目が検索条件として抽出される。情報検索サーバは、予め記憶部に記憶されている事業情報に基づいて、車両を検索すべき事業者のサーバを選択し、選択された事業者のサーバに対して車両の検索を行なわせる。このように、検索条件を満たさない事業者のサーバに対しては車両の検索が行なわれないため、検索の効率を向上させることができユーザに短時間で検索結果を提示することができる。ゆえに、ユーザの利便性を向上させることができる。
好ましくは、記憶装置は、ユーザ情報をさらに記憶する。処理装置は、利用条件に含まれる所定の項目のうち少なくとも一部が入力されておらず、かつ、当該入力されていない項目がユーザ情報に含まれている場合には、ユーザ情報に含まれている情報を用いて利用条件を補完し、補完された利用条件を用いて車両を検索させる。
たとえば、ユーザは、通信端末を用いて情報検索サーバに接続した際に、入力が求められる利用条件の項目をすべて入力しないような場合も想定される。このような場合、利用条件が少ないために、検索結果にはユーザの潜在ニーズに合致しない車両に関する情報も含まれる可能性がある。上記構成によれば、利用条件が不足していても、不足している利用条件がユーザ情報(会員登録の情報)に含まれている場合には、ユーザ情報を用いて利用条件が補完される。これによって、たとえば、ユーザが利用条件を入力せずにブランクで送信したような場合であっても、補完された利用条件を用いて車両の検索を行なわせることができる。ゆえに、ユーザの潜在ニーズに合致した車両に関する情報(検索結果)を提示することができる。
好ましくは、利用条件は、音声により入力される。
上記構成によれば、ユーザは、通信端末への利用条件の入力に際して、音声入力をすることができる。これによって、ユーザは、キーパッドなどを用いて文字の入力を行なうことなく、利用条件の入力が可能となり、より簡便に情報を検索することができる。
好ましくは、通信端末は、ユーザによって音声により入力された情報の中から、利用条件を抽出する人工知能を含む。情報検索サーバは、ユーザ情報を記憶し、利用条件に含まれる所定の項目のうち少なくとも一部が人工知能により抽出されておらず、かつ、当該抽出されていない項目がユーザ情報に含まれている場合には、ユーザ情報に含まれている情報を用いて利用条件を補完し、補完された利用条件を用いて車両を検索させる。
上記構成によれば、たとえば、ユーザが通信端末に音声により入力を行なうと、人工知能によって、入力された音声の情報から利用条件が抽出される。そして、情報検索サーバは、抽出された利用条件を取得し、利用条件が不足していればユーザ情報を用いて利用条件を補完する。これによって、ユーザは、利用条件の入力に際して、利用条件の定型的なフォームに沿って入力するのではなく、たとえば、会話のように入力するだけで、車両を検索することができる。
本開示によると、異なる事業者によって運営される複数のカーシェアリングサービスを利用するユーザの利便性を向上させることができる。
実施の形態1に係る情報検索システムの全体構成を概略的に示す図である。 実施の形態1に係る事業者Aの車両情報の一例を示す図である。 実施の形態1に係る事業者Aの予約情報の一例を示す図である。 実施の形態1に係る事業者Bの車両情報の一例を示す図である。 実施の形態1に係る事業者Bの予約情報の一例を示す図である。 実施の形態1に係る価格帯情報の一例を示す図である。 実施の形態1に係る利用条件の一例を示す図である。 実施の形態1に係る表示部に表示される情報(提示情報)の一例を示す図である。 実施の形態1に係る情報検索サーバの制御部の構成を示す機能ブロック図である。 実施の形態1に係る情報検索サーバで実行される、検索時の処理を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る第1サーバで実行される、検索時の処理を示すフローチャートである。 変形例1に係る検索条件の一例を示す図である。 変形例1に係る事業情報の一例を示す図である。 変形例1に係る情報検索サーバの制御部の構成を示す機能ブロック図である。 変形例1に係る情報検索サーバで実行される、検索時の処理を示すフローチャートである。 変形例2に係るユーザ情報の一例を示す図である。 変形例2に係る情報検索サーバで実行される、検索時の処理を示すフローチャートである。 実施の形態2に係る情報検索システムの全体構成を概略的に示す図である。 実施の形態2に係る通信端末および人工知能で実行される処理を示すフローチャートである。
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
(情報検索システムの全体構成について)
図1は、実施の形態1に係る情報検索システム1の全体構成を概略的に示す図である。図1を参照して、情報検索システム1は、第1サーバ100と、第2サーバ200と、情報検索サーバ300と、通信端末400とを備える。
第1サーバ100および第2サーバ200は、カーシェアリングサービスを行なう事業者Aおよび事業者Bのそれぞれのサーバである。事業者Aまたは事業者Bのカーシェアリングサービスを利用したいユーザは、通信端末400(スマートフォンやパーソナルコンピュータなど)を用いて第1サーバ100または第2サーバ200に接続して所望する車両の条件を入力することによって車両を検索する。
通信端末400は、通信部410と、記憶部420と、制御部430と、入力部440と表示部450とを含む。各部は、通信バス480によって通信可能に接続されている。
通信部410は、第1サーバ100の通信部110、第2サーバ200の通信部210および情報検索サーバ300の通信部310との通信が可能となるように構成される。通信部410と、通信部110、通信部210および通信部310との通信は、インターネットまたは電話回線などの通信ネットワーク600を介して互いに行なわれる。
記憶部420は、たとえば、フラッシュメモリ、ハードディスクあるいはソリッドステートドライブ等の大容量の記憶装置を含む。記憶部420は、通信端末400の各種の機能を実行するためのプログラムなどを記憶する。
制御部430は、第1サーバ100および第2サーバ200に接続した際に通信部410を経由して受信する情報に基づいて、第1予約条件および第2予約条件に含まれる項目を入力するための画面を表示部450に表示させる。第1予約条件とは、第1サーバ100に車両を検索させるための条件である。第2予約条件とは、第2サーバ200に車両を検索させるための条件である。
具体的に一例を示すと、たとえば、第1予約条件には、「利用したい日時」、「貸し出しを受けたい場所」および「車両種別」などの条件が含まれる。なお、以下においては、第1予約条件および第2予約条件を総称して単に「予約条件」ともいう。
また、制御部430は、入力された第1予約条件および第2予約条件に対する検索結果の情報(車両に関する情報)を第1サーバ100および第2サーバ200からそれぞれ受信し、受信した情報を表示部450に表示させる。
入力部440は、通信端末400における入力装置である。入力部440は、キーボード、マウス、タッチパネルなどで構成され、キーボード、マウス、タッチパネルなどに対する入力操作を受け付ける。また、入力部440は、音声入力機能を備えた音声入力装置であってもよい。
表示部450は、制御部430の制御に従って画像を表示する表示装置である。表示部450は例えば液晶パネルなどで実現される。表示部450は、通信端末400が第1サーバ100に接続された際に、第1予約条件を入力するための画面を表示する。また、表示部450は、通信端末400が第2サーバ200に接続された際に、第2予約条件を入力するための画面を表示する。
表示部450は、第1サーバ100または第2サーバ200から受信した検索結果(車両に関する情報)を表示する。
第1サーバ100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを含む。各部は、通信バス140によって通信可能に接続されている。
通信部110は、情報検索サーバ300の通信部310、第2サーバ200の通信部210およびユーザの通信端末400の通信部410との通信が可能となるように構成される。通信部110と、通信部310、通信部210および通信部410との通信は、通信ネットワーク600を介して互いに行なわれる。
記憶部120は、たとえば、ハードディスクあるいはソリッドステートドライブ等の大容量の記憶装置を含む。記憶部120には、たとえば、車両情報700A(図2)に示される事業者Aが保有する車両の情報、および、予約情報800A(図3)に示される保有する車両の予約状況の情報が記憶されている。
制御部130は、CPU(Central Processing Unit)130aと、メモリ(ROMおよびRAM)130bと、各種信号を入出力するための入出力ポート(図示せず)などを含む。制御部130は、記憶部120に記憶された情報や、情報検索サーバ300および通信端末400から通信部110を経由して受信する情報に基づいて所定の演算処理を実行するように構成される。
たとえば、制御部130が受信する情報は、第1サーバ100に接続された通信端末400から送信された第1予約条件である。第1予約条件に入力可能な項目は、第1サーバ100が任意に設定することができる。制御部130は、第1予約条件を満たす車両を記憶部120に記憶された車両情報700Aおよび予約情報800Aを用いて検索し、第1予約条件を満たした車両に関する情報を通信部110を介して通信端末400に送信する。
また、制御部130は、通信端末400が第1サーバ100に接続された際に、第1予約条件に含まれる項目を入力する画面を表示するための情報を通信部110を介して、通信端末400に送信する。
ここで、車両情報700Aおよび予約情報800Aについて、具体的に一例を示し説明する。
(車両情報)
図2は、実施の形態1に係る事業者Aの車両情報700Aの一例を示す図である。図2に示されるように、車両情報700Aには、たとえば、「車両ID」と、「配置エリア」と、「車両種別」と、「乗車可能人数」と、「価格帯種別」と、「乗捨可否」と、「可能オプション」との情報が含まれている。
「車両ID」は、事業者Aが保有している車両毎に割り当てられたIDの情報である。車両IDは、車両を個別に識別するために用いられる。
「配置エリア」は、車両が配置されているエリアの情報である。たとえば、「配置エリア」は、車両が配置されているステーションが含まれるエリアの情報であってもよい。また、「配置エリア」は、車両が配置されているステーションの情報であってもよい。
「車両種別」は、車両が該当する車両種別の情報である。本実施の形態においては、車両種別として、「小型」、「中型」および「大型」の三つの種別が用いられる例について説明する。各種の車両がいずれの種別に属するかについては、情報検索サーバ300が定める基準に従って登録される。
「乗車可能人数」は、車両に乗車可能な人数の情報である。たとえば、図2には、車両ID:A001の車両は、乗車可能人数が4人であることが示されている。
「価格帯種別」は、車両の価格帯を示す情報である。価格帯種別は、車両の単位時間あたりの利用価格を、後述する価格帯情報950(図6)を照会することによって選択される。なお、価格帯種別は、車両の単位時間あたりの価格の情報であってもよい。
「乗捨可否」は、車両が乗り捨て可能な車両であるか否かを示す情報である。乗り捨てとは、ユーザが車両の貸し出しを受けた場所(たとえば、ステーション)とは異なる場所に車両を返却することである。たとえば、図2には、車両ID:A001の車両は、車両が乗り捨て可能な車両であることが示されている。なお、図2に示された車両情報700Aにおいては、「乗捨可否」の情報が、車両が乗り捨て可能な車両であることを示す情報の場合には「可」と、車両が乗り捨て可能な車両でないことを示す情報の場合には「否」と表示されている。
実施の形態1においては、事業者ごとに一律に車両の乗り捨ての可否が設定されている例について説明する。つまり、事業者Aが車両の乗り捨てを可能とする事業者であれば、事業者Aの保有する全車両が乗り捨て可能な車両として登録されている。なお、同事業者内において、車両毎に乗り捨ての可否が設定されてもよい。
「可能オプション」は、選択可能なオプションの情報である。オプションは、たとえば、スタッドレスタイヤの装着、チャイルドシートの貸し出し、および、サンルーフの有無などである。「可能オプション」の情報がスタッドレスタイヤの装着を選択することができる情報である場合には、図2において「スタッドレス」と表示される。また、選択できるオプションがない場合には、図2において「−」と表示される。
図2に示す一例について説明すると、車両ID:A001の車両は、第1エリアに配置されている。そして、車両ID:A001の車両は、車両種別は小型であり、乗車可能人数は4人である。そして、車両ID:A001の車両は、単位時間あたりの価格帯種別は価格帯種別V1であり、オプションとしてスタッドレスタイヤの装着が可能である。
(予約情報)
図3は、実施の形態1に係る事業者Aの予約情報800Aの一例を示す図である。予約情報800Aは、ある1日における、事業者Aが保有する車両についての予約状況を示したものである。第1サーバ100には、日付毎に予約情報800Aに示される情報が記憶されている。
図3に示されるように、予約情報800Aには、たとえば、「車両ID」と「各時間帯における予約状況」との情報が含まれている。図3においては、時間帯は、1時間毎に区切られる例について示されている。なお、時間帯は、1時間毎に時間帯が区切られることに限定されるものではなく、たとえば、時間帯は、2時間毎に区切られてもよいし、15分毎または30分毎などに区切られてもよい。また、時間帯を設けずに、任意の時間をユーザが指定して予約できる構成であってもよい。
「各時間帯における予約状況」としては、時間帯毎に予約可能か否かの情報が記憶されている。図3においては、車両の予約が可能なことを示す情報の場合(他の予約がされていない場合)には「○」が表示され、車両の予約が不可なことを示す情報の場合(他の予約がすでに入っている場合)に「−」が表示されている。
図3に示す一例について説明すると、車両ID:A001の車両は、0:00〜1:00および23:00〜24:00の時間帯においては、予約可能である。1:00〜2:00および2:00〜3:00の時間帯は予約不可である。
図1に戻り、第2サーバ200は、通信部210と、記憶部220と、制御部230とを含む。各部は、通信バス240によって通信可能に接続されている。
記憶部220は、たとえば、ハードディスクあるいはソリッドステートドライブ等の大容量の記憶装置を含む。記憶部220には、たとえば、車両情報700B(図4)に示される事業者Bが保有する車両の情報、および、予約情報800B(図5)に示される保有する車両の予約状況の情報が記憶されている。車両情報700Bおよび予約情報800Bについては、車両情報700Aおよび予約情報800Aとそれぞれ同様であるため、繰り返し説明しない。
第2サーバ200の通信部210および制御部230の機能は、第1サーバ100の通信部110および制御部130の機能とそれぞれ同様であるため、繰り返し説明しない。なお、第2サーバ200の制御部230は、通信ネットワーク600を介して受信した第2予約条件を満たす車両を、記憶部220に記憶された車両情報700Bおよび予約情報800Bを用いて検索し、検索された車両に関する情報を通信部210を介して通信端末400に送信する。
カーシェアリングサービスを利用したいユーザは、たとえば、通信端末400を用いて事業者Aの第1サーバ100に接続し、通信端末400から第1予約条件を入力する。これによって、事業者Aの第1サーバ100に登録された車両の中から、第1予約条件を満たす車両の検索が行なわれる。
ここで、第1予約条件を満たす車両が見つからなかった場合や、第1予約条件を満たす車両が見つかっても他の事業者の保有する車両と価格面などを比較したい場合も想定される。このような場合、ユーザは、さらに、通信端末400を用いて事業者Bの第2サーバ200に接続して同様に車両を検索する。ユーザは、上記の行為を複数の事業者のサーバに対して繰り返して行なうことにより、複数の事業者のカーシェアリングサービスを比較検討することができる。
しかしながら、上述したように、ユーザは複数の事業者の各々のサーバに対して車両を検索しなければならず、検索対象の事業者数が増えると所望する検索結果を得るまでに工数がかかり、利便性に欠けることが懸念される。
そこで、本実施の形態に係る情報検索システム1は、さらに情報検索サーバ300を備える。ユーザは、通信端末400を用いて、情報検索サーバ300に接続して利用条件500を入力する。情報検索サーバ300は、取得した利用条件500に基づいて、情報検索サーバ300に登録された事業者のサーバ(第1サーバ100および第2サーバ200)に順次接続して、第1サーバ100および第2サーバ200に車両の検索を行なわせる。これによって、ユーザは、情報検索サーバ300に接続して利用条件500を入力することによって、自動的に複数の事業者のサーバに登録された車両の中から所望の車両を検索することができる。
事業者は、情報検索サーバ300にカーシェアリングサービスを行なっている事業者として登録することによって、情報検索サーバ300による車両の検索において、自身のサーバ(第1サーバ100,第2サーバ200)が検索されるようにすることができる。
なお、以下の説明においては、情報検索サーバ300に登録している事業が事業者Aおよび事業者Bである例について説明するが、情報検索サーバ300に登録している事業者の数は2事業者に限られるものではなく、3以上の事業者が登録されてもよい。
情報検索サーバ300は、通信部310と、記憶部320と、制御部330とを含む。各部は、通信バス340によって通信可能に接続されている。
通信部310は、第1サーバ100の通信部110、第2サーバ200の通信部210および通信端末400の通信部410との通信が可能となるように構成される。通信部310と、通信部110、通信部210および通信部410との通信は、通信ネットワーク600を介して互いに行なわれる。
記憶部320は、たとえば、ハードディスクあるいはソリッドステートドライブ等の大容量の記憶装置を含む。記憶部320には、たとえば、車両の単位時間あたりの利用価格を価格帯種別に分類するための価格帯情報950が記憶されている。
価格帯情報950は、たとえば、図6に示されるように、単位時間当たりの価格が価格X1未満の場合は、価格帯種別V1が割り当てられる。単位時間当たりの価格が、価格X1以上であり、かつ、価格X1より大きい価格X2(X1<X2)未満の場合は、価格帯種別V2が割り当てられる。単位時間当たりの価格が、価格X2以上であり、かつ、価格X2より大きい価格X3(X2<X3)未満の場合は、価格帯種別V3が割り当てられる。単位時間当たりの価格が、価格X3以上の場合は、価格帯種別V4が割り当てられる。
図1に戻り、記憶部320には、事業者Aが保有する車両を検索するための第1予約条件の項目、および、事業者Bが保有する車両を検索するための第2予約条件の項目が記憶されている。
制御部330は、CPU(Central Processing Unit)330aと、メモリ(ROMおよびRAM)330bと、各種信号を入出力するための入出力ポート(図示せず)などを含む。制御部330は、通信端末400に入力された利用条件500についての情報を通信部310を介して取得する。
利用条件500は、カーシェアリング事業者の保有する車両を利用するにあたって、ユーザが希望する条件である。利用条件500は、通信端末400を用いてユーザによって入力される。利用条件500としては、利用したい日時の情報や、貸し出しを受けたい車両などの項目の情報を含む。
利用条件500には、たとえば、図7に示されるように、「日にち」と、「利用開始時刻」と、「利用終了時刻」と、「選択エリア」と、「車両種別」と、「乗車人数」と、「価格帯」と、「乗捨希望」と、「乗捨エリア」と、「オプション」との情報が含まれている。
「日にち」は、ユーザがカーシェアリングサービス(車両)の利用を希望する日にちの情報である。「利用開始時刻」は、ユーザが車両の貸し出しを受けたい時刻の情報である。「利用終了時刻」は、ユーザが車両を返却したい時刻の情報である。「乗車人数」は、乗車予定の人数の情報である。
「選択エリア」は、ユーザが車両の貸し出しを受けたいエリアの情報である。図7においては、一例として、第2エリアが示されている。エリアは、都道府県単位や市町村単位など、任意にその単位を設定することができる。また、エリアは、たとえば、通信端末400に搭載されたGPS(Global Positioning System)を用いて取得された、利用条件500の入力時の位置に基づいて設定されてもよい。たとえば、エリアは、当該取得された位置から所定の半径以内とするような設定であってもよい。
「車両種別」は、検索結果に表示させたい(ユーザが利用したい)車両の種別の情報であり、たとえば、「小型」、「中型」および「大型」の三つの種別が用いられる。なお、車両種別として、たとえば、具体的な車種名が登録されてもよい。
「価格帯」は、検索結果に表示させたい(ユーザが希望する)単位時間あたりの価格帯種別の情報である。実施の形態1においては、検索結果には、選択された価格帯種別以下の車両が表示される。価格帯種別は、価格帯情報950に従って選択される。図7においては、一例として、価格帯種別V2が表示されている。検索結果には、価格帯種別V2および価格帯種別V2より低い価格帯種別V1の車両が表示される。なお、検索結果に表示させるのは、「価格帯」に設定された価格帯種別以下の車両に限られるものではない。たとえば、「価格帯」に設定された価格帯種別以上の車両であってもよいし、「価格帯」に設定された価格帯種別の車両のみであってもよい。また、単位時間は、任意に設定可能である。たとえば、単位時間は15分、30分、1時間などに設定される。
「乗捨希望」は、ユーザが貸し出しを受けた車両の乗り捨てを希望するか否かを示す情報である。たとえば、利用条件500を入力する画面には、車両の乗り捨てを希望する場合にチェックを入れるチェックボックスが表示される。「乗捨希望」を希望する場合、検索結果には、乗り捨てができる車両が表示される。「乗捨希望」について指定がなければ、検索結果には、乗り捨てができる車両、および、乗り捨てができない車両の双方が表示される。
「乗捨エリア」は、ユーザが車両の乗り捨てを希望するエリアの情報である。「オプション」は、ユーザが希望する車両のオプションの情報である。
図1に戻り、制御部330は、第1予約条件の各項目の情報を利用条件500から抽出して第1サーバ100に送信する。同様に、制御部330は、第2予約条件の各項目の情報を利用条件500から抽出して第2サーバ200に送信する。
制御部330は、第1予約条件の検索結果として、第1サーバ100から第1予約条件を満たす車両に関する情報を取得する。また、制御部330は、第2予約条件の検索結果として、第2サーバ200から第2予約条件を満たす車両に関する情報を取得する。そして、制御部330は、第1サーバ100および第2サーバ200の双方から取得した車両に関する情報を編集して、一括して通信端末400に出力する(送信する)。制御部330から送信された車両に関する情報を、通信端末400は表示部450に表示させる。
(提示情報)
図8は、実施の形態1に係る表示部450に表示される情報(提示情報1000)の一例を示す図である。提示情報1000は、ユーザが情報検索サーバ300を利用して検索を行なった結果として通信端末400の表示部450に表示される(提示される)。提示情報1000には、たとえば、「事業者名」と、「車両名」と、「乗車可能人数」と、「価格」と、「乗捨可否」と、「オプション」との情報が含まれている。なお、「事業者名」、「車両名」、「乗車可能人数」、「価格」、「乗捨可否」および「オプション」の情報は、本開示に係る「車両に関する情報」の一例に相当する。
「事業者名」は、検索結果として表示される車両を保有している事業者を示す情報である。「車両名」は、検索結果として表示される車両の車種名を示す情報である。車種名は、たとえば、当該車両が一般に市販されている名称などである。「乗車可能人数」は、検索結果として表示される車両に乗車可能な最大人数の情報である。「価格」は、検索結果として表示される車両の単位時間あたりの価格の情報である。なお、検索結果として表示される車両にオプションの選択が可能な場合には、オプションの価格の情報が含まれてもよい。「乗捨可否」は、検索結果として表示される車両の乗り捨てが可能か否かを示す情報である。「オプション」は、検索結果として表示される車両に選択可能なオプションを示す情報である。
図9は、実施の形態1に係る情報検索サーバ300の制御部330の構成を示す機能ブロック図である。制御部330は、情報取得部331と、予約条件作成部337と、出力部339とを含む。
情報取得部331は、ユーザの通信端末400から入力される利用条件500を通信部310を介して取得する。また、情報取得部331は、情報検索サーバ300に登録された各事業者のサーバ(第1サーバ100および第2サーバ200)から、車両に関する情報を取得する。
予約条件作成部337は、利用条件500を用いて、各事業者によって定められている予約条件を作成する。具体的には、たとえば、予約条件作成部337は、記憶部320から事業者Aの第1予約条件の項目を読み出す。そして、予約条件作成部337は、第1予約条件の項目の情報を利用条件500から抽出して、第1予約条件を作成する。予約条件作成部337は、事業者Bの第2予約条件の項目を読み出して、同様にして、事業者Bの第2予約条件を作成する。
出力部339は、予約条件作成部337によって作成された予約条件を、情報検索サーバ300に登録された各事業者のサーバ(第1サーバ100および第2サーバ200)に通信部310を介して送信する。また、出力部339は、各事業者のサーバ(第1サーバ100および第2サーバ200)から取得した検索結果を編集し、一括して通信端末400に送信する。
図10は、実施の形態1に係る情報検索サーバ300で実行される、検索時の処理を示すフローチャートである。この処理は、通信端末400を用いて利用条件500の入力の確定がされる毎に実行される。なお、図10に示すフローチャートの各ステップは、情報検索サーバ300の制御部330によるソフトウェア処理によって実現される場合について説明するが、その一部あるいは全部が制御部330内に作製されたハードウェア(電気回路)によって実現されてもよい。図15および図17においても同様である。
制御部330は、ユーザが通信端末400に入力した利用条件500を通信ネットワーク600を介して取得する(ステップ100、以下ステップを「S」と略す)。
制御部330は、情報検索サーバ300に登録されている各事業者のサーバに、通信部310を介して接続する(S110)。具体的には、たとえば、制御部330は、通信部310を介して、事業者Aの第1サーバ100に接続する。
制御部330は、記憶部320から第1予約条件の項目を読み出して、第1予約条件の各項目に対応する情報を利用条件500から抽出する(S120)。なお、利用条件500から第1予約条件として利用条件500の全項目を抽出してもよいし、一部の項目のみを抽出してもよい。
そして、制御部330は、抽出した第1予約条件を第1サーバ100に送信する(S130)。これによって、第1サーバ100において、第1予約条件を用いて車両が検索される。
制御部330は、第1サーバ100からS130に対する検索結果として第1予約条件を満たした車両に関する情報を取得すると、取得した情報を記憶部320に記憶する(S140)。
制御部330は、情報検索サーバ300に登録されている全事業者のサーバを検索したか否かを判定する(S150)。制御部330は、情報検索サーバ300に登録されている全事業者のサーバを検索していないと判定すると(S150においてNO)、処理をS110に戻し、まだ検索を行なっていない事業者のサーバに対して、S110〜S140の処理を実行する。
制御部330は、情報検索サーバ300に登録されている全事業者サーバを検索したと判定すると(S150においてYES)、記憶部320に記憶された各事業者から取得した車両に関する情報を編集し、一括して検索結果として通信端末400に送信する(出力する)(S160)。なお、制御部330は、利用条件500を満たす車両が検索されなかった場合には、利用条件500を満たす車両がない旨を示す情報を通信端末400に送信する。
その後、ユーザは、通信端末400に表示された車両に関する情報(提示情報1000)に基づいて、車両の予約を行なうことができる。車両の予約については、通信端末400に表示された提示情報1000の中からユーザが任意の車両を選択することによって、当該選択した車両を所有する事業者のサーバ(たとえば、第1サーバ100)に移行するように設定されてもよい。これによって、ユーザは、検索に引き続いて、選択した車両の予約を行なうことができる。あるいは、通信端末400に表示された提示情報1000の中からユーザが任意の車両を選択することによって、当該選択した車両を情報検索サーバ300において予約を行なえるように設定されてもよい。
図11は、実施の形態1に係る第1サーバ100で実行される、検索時の処理を示すフローチャートである。この処理は、情報検索サーバ300あるいは通信端末400から第1予約条件が送信される毎に実行される。なお、図11に示すフローチャートの各ステップは、第1サーバ100の制御部130によるソフトウェア処理によって実現される場合について説明するが、その一部あるいは全部が制御部130内に作製されたハードウェア(電気回路)によって実現されてもよい。以下の説明においては、情報検索サーバ300から第1予約条件が送信される例について説明する。なお、図示しないが、第2サーバ200においても、情報検索サーバ300あるいは通信端末400から第2予約条件が送信されると、図11に示す第1サーバ100と同様の処理が実行される。
制御部130は、情報検索サーバ300から第1予約条件を取得すると(S400)、記憶部120に記憶されている車両情報700Aを照会して、第1予約条件を満たす車両を検索する(S410)。具体的には、制御部130は、利用条件500の「選択エリア」、「車両種別」、「乗車人数」、「価格帯」、「乗捨希望」、「乗捨エリア」および「オプション」の項目を、車両情報700Aの「配置エリア」、「車両種別」、「乗車可能人数」、「価格帯種別」、「乗捨可否」および「可能オプション」の項目とそれぞれ照会する。一例として、図2の車両情報700Aにおいて、図7に示された利用条件500により検索された車両は、車両ID:A002の車両である。
次いで、制御部130は、S410において検索された車両の予約情報800Aを照会する(S420)。具体的には、制御部130は、車両ID:A002の車両の予約情報800Aと図7の利用条件500に含まれる「利用開始時刻」および「利用終了時刻」とを照会する。図3の予約情報800Aの例において、2:00〜3:00における車両ID:A002の車両の予約は可能であるので、車両ID:A002の車両は、第1予約条件を満たす。
制御部130は、第1予約条件を満たした車両に関する情報を情報検索サーバ300へ送信する(S430)。
以上のように、実施の形態1においては、情報検索サーバ300は、取得した利用条件500を用いて、各事業者のサーバに登録された車両を検索するためのそれぞれの予約条件(第1および第2予約条件)を作成して、各事業者のサーバに送信する。そして、情報検索サーバ300は、各事業者のサーバで車両の検索が行なわれたそれぞれの検索結果(予約条件を満たした車両に関する情報)を取得する。そして、これらの検索結果を編集して、一括して通信端末400に送信する。これによって、ユーザは、単一の情報検索サーバ300に接続して利用条件500を入力することによって、複数の事業者のサーバに個別に接続して車両を検索することなく、複数の事業者のサーバに登録された車両の検索結果を一括して得ることができる。
なお、実施の形態1においては、利用条件500を用いて各事業者で車両の検索を行なわせるために第1および第2予約条件が作成される例について説明したが、第1および第2予約条件を作成することに限られるものではない。たとえば、情報検索サーバ300に登録された事業者のサーバにおいては、利用条件500を共通の予約条件として用いて車両の検索が行なえるように構成されてもよい。
<変形例1>
実施の形態1においては、利用条件500が入力されると、情報検索サーバ300に登録された全事業者を対象に利用条件500を満たす車両の検索が行なわれる構成について説明した。しかしながら、情報検索サーバ300に登録された全事業者を対象に車両の検索が行なわれると、検索に要する時間の増加を招く可能性がある。
そこで、変形例1においては、情報検索サーバ300に登録された全事業者のサーバに対して、予備的な検索が行なわれ、予備的な検索を満たした事業者のみを対象に車両の検索が行なわれる例について説明する。これによって、車両の検索時間を短縮することができる。
具体的には、入力された利用条件500の中から、予め定められた一部の項目が検索条件550として抽出される。そして、情報検索サーバ300に登録された事業者が行なうカーシェアリングサービスに関する事業情報750の中から、検索条件550を満たす事業者の検索が行なわれる。そして、検索された事業者に対して車両の検索が行なわれる。
このように、予備的な検索によって一部の事業者に限って車両の検索が行なわれるので、検索に要する時間を短くすることができる。
(検索条件および事業情報)
ここで、検索条件550および事業情報750について具体的に説明する。図12は、変形例1に係る検索条件550の一例を示す図である。検索条件550は、利用条件500の中から特定の項目が抽出された情報を示したものである。具体的には、利用条件500の中から「選択エリア」と、「車両種別」と、「価格帯」と、「乗捨希望」とが検索条件550として抽出される。なお、検索条件550として利用条件500から抽出される項目は、上記の項目に限られるものではなく、他の項目が抽出されるように設定されてもよい。
事業情報750は、情報検索サーバ300に登録された事業者(事業者Aおよび事業者B)が行なうカーシェアリングサービスに関する情報である。事業情報750は、事業者Aおよび事業者Bが情報検索サーバ300にカーシェアリングサービスを行なっている事業者として登録した際に、情報検索サーバ300の記憶部320に記憶される。
事業情報750は、たとえば、図13に示されるように、「事業者」と、「事業エリア」と、「保有車両種別」と、「最低価格帯種別」と、「乗捨可否」との情報が含まれている。
「事業者」は、事業者(事業者Aまたは事業者B)を特定するための情報である。「事業エリア」は、事業者がカーシェアリングサービスを行なっているエリアの情報である。「保有車両種別」は、事業者Aが保有している車両の車両種別の情報である。「最低価格帯種別」は、事業者Aが保有している車両の価格帯種別のうち、もっとも小さい価格帯種別の情報である。「乗捨可否」は、事業者Aが車両の乗り捨てが可能なカーシェアリングサービスを行なっているか否かを示す情報である。
図13において、事業情報750の一例を説明すると、事業者Aは、第1エリア、第2エリアおよび第3エリアでカーシェアリングサービスを行なっており、これらのエリア内にステーションを有している。事業者Aは、小型および中型の車両種別に分類される車両を保有している。事業者Aが保有している車両のうち、最も安い価格帯の車両は価格帯種別V1の車両である。事業者Aは、乗り捨て可能なカーシェアリングサービスを提供している。
図14は、変形例1に係る情報検索サーバ300の制御部330Aの構成を示す機能ブロック図である。制御部330Aは、情報取得部331と、抽出部333と、検索部335と、予約条件作成部337と、出力部339とを含む。図14に示す機能ブロック図は、図9の機能ブロック図に対して、抽出部333および検索部335が追加されたものである。その他の各部については、図9の機能ブロック図における各部と同様であるため、繰り返し説明しない。
抽出部333は、利用条件500の項目の中から、予め定められた項目を検索条件550として抽出する。検索条件550は、複数の事業者のサーバ(第1サーバおよび第2サーバ)に対して予備的な検索を行なうことに用いられる。
検索部335は、検索条件550を満たす事業者を、記憶部320に記憶されている事業情報750の中から検索する。具体的には、検索部335は、事業情報750に含まれる事業者Aの情報および事業者Bの情報が、検索条件550を満たすか否かを照会することで検索を行なう。そして、予約条件作成部337は、検索条件を満たした事業者に対してのみ予約条件を作成する。
図15は、変形例1に係る情報検索サーバ300で実行される、検索時の処理を示すフローチャートである。図15に示すフローチャートは、図10のフローチャートに対して、S205〜S225が追加されたものとなっている。その他の各ステップについては、図10のフローチャートにおける各ステップと同様であるため、繰り返し説明しない。また、第1サーバ100および第2サーバ200で実行される処理についても、図11のフローチャートにおける各ステップと同様であるため、繰り返し説明しない。
制御部330は、ユーザが通信端末400に入力した利用条件500を通信ネットワーク600を介して取得する(S200)。
制御部330は、利用条件500の中から、予め定められた項目を検索条件550として抽出する(S205)。具体的には、制御部330は、利用条件500から、「選択エリア」と、「車両種別」と、「価格帯」と、「乗捨希望」との項目を検索条件550として抽出する。
制御部330は、記憶部320に記憶されている事業情報750を読み出して、検索条件550を満たす事業者を検索する(S210)。具体的には、たとえば、制御部330は、検索条件550の「選択エリア」、「車両種別」、「価格帯」および「乗捨希望」が、事業情報750の「事業エリア」、「保有車両種別」、「最低価格帯種別」および「乗捨可否」にそれぞれ含まれるか否かを照会する。以下においては、S210の照会を「予備検索」ともいう。
具体的に事業者Aを例に説明すると、検索条件550の「選択エリア」である第2エリアは、事業情報750の「事業エリア」である第1〜第3エリアに含まれる。検索条件550の「車両種別」である小型および中型は、事業情報750の「保有車両種別」である小型および中型に含まれる。検索条件550の「価格帯」である価格帯種別V2は、事業情報750の「最低価格帯種別」である価格帯種別V1より高い価格帯である。ゆえに、ユーザが表示させたい価格帯である検索条件550の「価格帯」は、事業情報750の「最低価格帯種別」に含まれる。また、検索条件550の「乗捨希望」は「希望」となっており、事業情報750の「乗捨可否」は「可」となっている。ゆえに、「乗捨希望」の条件は満たされている。以上より、制御部330は、事業者Aの事業情報750は、検索条件550を満たすと判定する。
制御部330は、予備検索が完了すると、検索条件550を満たす事業者があったか否かを判定する(S225)。
制御部330は、検索条件550を満たす事業者があったと判定すると(S225においてYES)、検索条件550を満たす事業者のサーバに対して、S230〜S250の処理を実行する。これによって、検索条件550を満たす事業者のサーバに登録されている車両の中から、利用条件500を満たす車両の検索が行なわれる。
制御部330は、検索条件550を満たす事業者がなかったと判定すると(S225においてNO)、利用条件500を満たす車両がない旨の検索結果を通信端末400に送信する(S255)。
以上のように、変形例1においては、まず、情報検索サーバ300に記憶された事業情報750の中から、検索条件550を満たす事業者の検索が行なわれる。そして、情報検索サーバ300は、検索条件550を満たす事業者のサーバに接続して、当該事業者のサーバに登録された車両の中から、利用条件500を満たす車両の検索が行なわれる。
上記のように、検索条件550を用いて、利用条件500を用いた詳細な検索を行なう前に、予備検索が行なわれることによって、検索に要する時間を短くすることができる。これによって、効率的な検索を行なうことができる。
<変形例2>
実施の形態1および変形例1においては、通信端末400を用いて情報検索サーバ300に接続したユーザが、通信端末400に利用条件500を入力して検索を行なう例について説明した。変形例2においては、通信端末400を用いて情報検索サーバ300に接続したユーザが、情報検索サーバ300に会員登録しログインした状態で検索を行なう例について説明する。会員登録を行なうと、ユーザは、以下において説明するように、通信端末400で入力する利用条件500の項目を、予め登録したユーザ情報900(図16)を用いて補完することができる。また、ユーザは、通信端末400に表示された車両に関する情報(提示情報1000)を用いて車両の予約を行なう際に、会員登録を行なっていれば、予め登録したユーザ情報900を用いることにより、車両の予約に必要な自己の情報を都度入力することなく、車両の予約を行なうことができる。
ユーザが情報検索サーバ300に会員登録をすると、会員登録時に入力した情報(ユーザ情報900)が情報検索サーバ300の記憶部320に記憶される。ユーザは、情報検索サーバ300に会員登録を行なった際に付与されたユーザIDを用いて、情報検索サーバ300にログインすることができる。
たとえば、ユーザは、車両の検索をするために通信端末400で利用条件500を入力するにあたり、利用条件500の項目をすべて入力しないような場合も想定される。このような場合、利用条件500に含まれる項目が少ないために、検索結果にはユーザの潜在ニーズに合致しない車両に関する情報も含まれる可能性がある。
そこで、変形例2においては、利用条件500の項目が不足している場合において、当該不足している項目がユーザ情報900に含まれる項目であるときは、当該ユーザ情報900の項目の情報を用いて利用条件500を補完する。これによって、利用条件500の項目が不足している場合であっても、補完された利用条件を満たす車両の検索をすることができる。ゆえに、ユーザの潜在ニーズに合致した車両に関する情報をユーザに提示することができる。
(ユーザ情報)
図16は、変形例2に係るユーザ情報900の一例を示す図である。ユーザ情報900は、ユーザが情報検索サーバ300に会員登録をした際に記憶部320に記憶される。ユーザ情報900には、「ユーザID」と、「氏名」と、「住所」と、「車両種別」と、「価格帯」と、「乗捨希望」との情報が含まれている。
「ユーザID」は、情報検索サーバ300への会員登録が完了すると、ユーザに対して設定され、ユーザを一意的に特定するために用いられる。
「氏名」および「住所」は、ユーザの氏名および住所の情報である。「住所」には、一例として、ユーザが登録した住所の情報の他に、当該住所が含まれるエリアの情報が含まれる。なお、図16においては、「住所」には、エリアのみを図示している。
「車両種別」は、利用条件500の「車両種別」の項目をブランクにした場合に補完させたい車両種別の情報である。図16においては、たとえば、ユーザID:001のユーザであれば、「車両種別」に「大型」が示されている。たとえば、ユーザが通信端末400で利用条件500の入力時に「車両種別」の項目をブランクで入力を確定させた場合、ユーザが情報検索サーバ300にログインしていれば、「車両種別」には「大型」の情報が補完されるようにすることができる。なお、ユーザが利用条件500の「車両種別」の項目に情報を入力した場合には、「車両種別」の項目は補完されない。たとえば、ユーザID:001のユーザが、利用条件500の「車両種別」の項目に「小型」を入力したような場合には、補完されることなく、利用条件500の「車両種別」の項目には「小型」が用いられる。情報の補完の手法は、以下に説明する「価格帯」および「乗捨希望」についても同様である。
「価格帯」は、利用条件500の「価格帯」の項目をブランクにした場合に補完させたい価格帯の情報である。図16においては、たとえば、ユーザID:001のユーザであれば、「価格帯」に「V3」が示されている。たとえば、ユーザが通信端末400で利用条件500の入力時に「価格帯」の項目をブランクで入力を確定させた場合、ユーザが情報検索サーバ300にログインしていれば、「価格帯」には「V3」の情報が補完されるようにすることができる。
「乗捨希望」は、利用条件500の「乗捨希望」の項目をブランクにした場合に補完させたい乗捨希望の情報である。ユーザが検索結果として乗り捨てできる車両を表示することを希望する場合に「希望」が登録される。ユーザが検索結果として乗り捨てできる車両および乗り捨てできない車両の双方を表示することを希望する場合に「−」が登録される。図16においては、たとえば、ユーザID:001のユーザであれば、「乗捨希望」に「−」が示されている。たとえば、ユーザが通信端末400で利用条件500の入力時に「乗捨希望」の項目をブランクで入力を確定させた場合、ユーザが情報検索サーバ300にログインしていれば、「乗捨希望」には「−」の情報が補完されるようにすることができる。
図17は、変形例2に係る情報検索サーバ300で実行される、検索時の処理を示すフローチャートである。図17に示すフローチャートは、図10のフローチャートに対して、S305〜S330が追加されたものとなっている。その他の各ステップについては、図10のフローチャートにおける各ステップと同様であるため、繰り返し説明しない。また、第1サーバ100および第2サーバ200で実行される処理についても、図11のフローチャートにおける各ステップと同様であるため、繰り返し説明しない。
制御部330は、ユーザが通信端末400に入力した利用条件500を通信ネットワーク600を介して取得する(S300)。
制御部330は、ユーザがログインしているか否かを判定する(S305)。制御部330は、ユーザがログインしていないと判定すると(S305においてNO)、処理をS340に進めてS340以後の処理を実行する。
制御部330は、ユーザがログインしていると判定すると(S305においてYES)、取得した利用条件500のうち、所定の項目がブランクであるか否かを判定する(S310)。所定の項目とは、利用条件500に含まれる項目であって、かつ、ユーザ情報900に含まれる項目である。具体的には、たとえば、「車両種別」、「価格帯」および「乗捨希望」である。なお、所定の項目は上記の項目に限られるものではなく、利用条件500に含まれる項目およびユーザ情報900に含まれる項目を任意に変更することにより、所定の項目に他の項目を設定することが可能である。
制御部330は、取得した利用条件500のうち、所定の項目がブランクであると判定すると(S310においてYES)、検索を行なっているユーザ(ログインしているユーザ)のユーザIDを用いてユーザ情報900を読み出す(S320)。
制御部330は、読み出したユーザ情報900を用いて、S310においてブランクであると判定された所定の項目を補完する(S330)。そして、制御部330は、補完した利用条件を用いて、S340以後の処理を実行する。そして、制御部330は、補完した利用条件を満たす車両に関する情報を検索結果としてユーザの通信端末400に送信する(S390)。
制御部330は、S310において、取得した利用条件500のうち、所定の項目がブランクでないと判定すると(S310においてNO)、利用条件500を補完することなく、処理をS340に進めてS340以後の処理を実行する。そして、制御部330は、利用条件500を満たす車両に関する情報を検索結果としてユーザの通信端末400に送信する(S390)。
なお、ユーザは、利用条件500のうち、所定の項目を意図的にブランクにして検索を行ないたいような場合もある。このような場合のために、通信端末400に表示される利用条件500を入力する項目に、利用条件500の補完を行なわないようにするチェックボックスを設けてもよい。チェックボックスにチェックが入れられると、利用条件500に補完を行なわないという情報が利用条件500に追加される。そして、当該補完を行なわないという情報が利用条件500に含まれている場合には利用条件500の補完がされないようにすることができる。
以上のように、通信端末400で利用条件500を入力するにあたり、利用条件500の項目がすべて入力されずに入力が確定されたような場合、利用条件500に含まれる項目が少なくなる。そのため、検索結果にはユーザの潜在ニーズに合致しない車両に関する情報も含まれる可能性がある。
このような場合であっても、ユーザが情報検索サーバ300に会員登録しログインしていれば、不足している項目がユーザ情報900に含まれる項目であるときは、ユーザ情報900に含まれる情報を用いて利用条件500が補完される。これによって、ユーザにより入力された利用条件500の項目が不足している場合であっても、補完された利用条件を満たす車両の検索をすることができる。ゆえに、ユーザの潜在ニーズに合致した車両に関する情報を提示することができる。
<実施の形態2>
近年においては、人工知能(Artificial intelligence、以下「AI」ともいう)の分野の進歩が飛躍的に進んできている。実施の形態2に係る情報検索システム1Bにおいては、人工知能を用いて通信端末400Bに入力された情報から利用条件500を抽出する例について説明する。具体的には、公知の人工知能に関して公開されているAPI(Application Programming Interface)を通信端末400Bに組み込む例について説明する。
図18は、実施の形態2に係る情報検索システム1Bの全体構成を概略的に示す図である。図18を参照して、情報検索システム1Bは、第1サーバ100と、第2サーバ200と、情報検索サーバ300と、通信端末400Bと、人工知能50とを備える。なお、第1サーバ100、第2サーバ200および情報検索サーバ300においては、実施の形態1の情報検索サーバ300と同様の構成であるため、繰り返し説明しない。
通信端末400Bは、通信部410Bと、記憶部420と、制御部430Bと、入力部440Bと表示部450とを含む。各部は、通信バス480によって通信可能に接続されている。なお、記憶部420、表示部450および通信バス480については、実施の形態1に係る通信端末400と同様の構成であるため、繰り返し説明しない。
通信部410Bは、第1サーバ100の通信部110、第2サーバ200の通信部210および情報検索サーバ300の通信部310との通信が可能となるように構成される。通信部410Bと、通信部110、通信部210および通信部310との通信は、通信ネットワーク600を介して互いに行なわれる。また、通信部410Bは、通信ネットワーク600を介して人工知能50との通信が可能となるように構成される。
入力部440Bは、人工知能50のAPIが組み込まれた音声入力装置である。入力部440Bは、音声入力装置に加えて、キーボード、マウス、タッチパネルなどの入力装置を併用できるように構成されてもよい。
制御部430Bは、たとえば、入力部440Bに音声によって入力された情報を入力情報として、通信部410を介して、人工知能50に送信する。
人工知能50は、通信端末400Bから送信された入力情報を解析して、当該入力情報から利用条件500を抽出する。なお、人工知能50およびその利用方法については、公知の人工知能およびその利用方法に基づくものであってもよい。
具体的な一例を説明すると、たとえば、通信端末400Bの入力部440Bに「明日の朝、スーパーAに2人で行きたい」と音声入力された場合、当該音声入力された情報が入力情報として人工知能50に送られる。
人工知能50は、受信した当該入力情報の中から、「明日の朝」、「スーパーA」および「2人」の情報を利用条件500を抽出するための情報として抽出する。そして、これらの情報から、「日にち」、「利用開始時刻」、「利用終了時刻」、「選択エリア」、「車両種別」、「乗車人数」、「価格帯」、「乗捨希望」および「オプション」の項目の情報を特定する。
具体的には、たとえば、人工知能50は、抽出した「明日の朝」の情報から、「日にち」には明日の日付けを示す情報が特定される。そして、人工知能50は、行き先が「スーパーA」という情報から、「利用開始時刻」にはスーパーAの開店時刻である10:00の情報を特定する。また、人工知能50は、スーパーにおける平均的な滞在時間およびユーザの自宅からスーパーAまでの距離などを考慮して、「利用終了時刻」には11:00の情報を特定する。
また、人工知能50は、「2人」の情報から、「乗車人数」には2人の情報を特定する。人工知能50は、行き先が「スーパーA」という情報から、スーパーAで買い物した後にユーザの自宅に戻ることを想定し、「乗捨希望」にはブランク(「−」)とすることを特定する。
また、人工知能50は、上記の入力情報からは特定できない情報、具体的には、「選択エリア」、「車両種別」、「価格帯」および「オプション」の情報はブランクとして、利用条件500を抽出する。
抽出された利用条件500が情報検索サーバ300に送信されると、ユーザ情報900の情報を用いて、たとえば、「選択エリア」、「車両種別」、「価格帯」および「オプション」の項目の情報が補完される。
図19は、実施の形態2に係る通信端末400Bおよび人工知能50で実行される処理を示すフローチャートである。図19における処理は、通信端末400Bに音声データが入力される毎に実行される。なお、図19に示すフローチャートの通信端末400Bにおける各ステップは、通信端末400Bの制御部430Bおよび入力部440Bによるソフトウェア処理によって実現される場合について説明するが、その一部あるいは全部が制御部430B内および入力部440B内に作製されたハードウェア(電気回路)によって実現されてもよい。
通信端末400Bの入力部440Bに音声データ(アナログデータ)が入力されると(S500)、入力部440Bは、当該音声データを入力情報(デジタルデータ)に変換する(S510)。音声データを入力情報に変換されると、制御部430Bは、入力情報を人工知能50へ送信する(S520)。
人工知能50は、入力情報を取得すると(S600)、当該入力情報の中から、利用条件500を抽出する(S610)。そして、人工知能50は、抽出した利用条件500を通信端末400Bに送信する(S620)。
通信端末400Bの制御部430Bは、利用条件500を取得すると(S530)、当該利用条件500を情報検索サーバ300に送信する(S540)。
情報検索サーバ300は、利用条件500を取得すると、変形例2と同様にして、ユーザが情報検索サーバ300に会員登録しているユーザであれば、情報検索サーバ300においてユーザ情報900の情報を用いて、利用条件500を補完する。そして、情報検索サーバ300は、第1および第2予約条件を作成して、第1サーバ100および第2サーバ200に車両の検索を行なわせる。
以上のように、通信端末400Bに人工知能50のAPIを組み込むことによって、たとえば、ユーザが通信端末400Bとの対話のような音声データを入力することで、当該音声データから利用条件500が抽出される。これによって、ユーザは、利用条件の入力に際して、利用条件の定型的なフォームに沿った入力を行なう必要がなく、自身の希望を通信端末400Bに発することで、車両の検索結果が得られる。
また、ユーザが情報検索サーバ300に会員登録しているユーザであれば、情報検索サーバ300がユーザ情報900の情報を用いて、利用条件500を補完する。これによって、検索精度が向上され、ユーザの利便性がさらに向上される。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本開示の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1,1B 情報検索システム、50 人工知能、100 第1サーバ、110 通信部、120 記憶部、130 制御部、130a CPU、130b メモリ、140 通信バス、200 第2サーバ、210 通信部、220 記憶部、230 制御部、230a CPU、230b メモリ、240 通信バス、300 情報検索サーバ、310 通信部、320 記憶部、330,330A 制御部、330a CPU、330b メモリ、331 情報取得部、333 抽出部、335 検索部、337 提示部、400,400B 通信端末、410,410B 通信部、420 記憶部、430,430B 制御部、440,440B 入力部、450 表示部、480 通信バス、500 利用条件、550 検索条件、600 通信ネットワーク、700A,700B 車両情報、750,750A,750B 事業情報、800A,800B 予約情報、900 ユーザ情報、950 価格帯情報、1000 提示情報。

Claims (7)

  1. カーシェアリングサービスを行なう複数の事業者のサーバおよびユーザの通信端末と通信ネットワークを介して通信を行なう通信装置と、
    前記ユーザに前記複数の事業者が保有する車両に関する情報を提示するように構成された処理装置とを備え、
    前記処理装置は、
    前記カーシェアリングサービスの利用条件に含まれる所定の項目について前記通信端末から入力された情報を取得し、
    前記複数の事業者のサーバに、保有する車両の中から取得した前記情報により定まる利用条件を満たす車両を検索させ、
    検索された車両に関する情報を前記通信端末に送信する、情報検索サーバ。
  2. 前記複数の事業者の事業情報を記憶する記憶装置をさらに備え、
    前記処理装置は、
    前記利用条件のうち予め定められた項目を検索条件として抽出し、
    前記記憶装置に記憶された前記複数の事業者の前記事業情報の中から、前記検索条件を満たす事業情報を有する事業者を検索し、
    検索された事業者のサーバに保有された車両の中から車両を検索させる、請求項1に記載の情報検索サーバ。
  3. 前記記憶装置はユーザ情報をさらに記憶し、
    前記処理装置は、
    前記利用条件に含まれる前記所定の項目のうち少なくとも一部が入力されておらず、かつ、当該入力されていない項目が前記ユーザ情報に含まれている場合には、前記ユーザ情報に含まれている情報を用いて前記利用条件を補完し、
    補完された利用条件を用いて車両を検索させる、請求項2に記載の情報検索サーバ。
  4. 前記利用条件は、音声により入力される、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の情報検索サーバ。
  5. カーシェアリングサービスを行なう複数の事業者のサーバと、
    前記カーシェアリングサービスを利用するユーザの通信端末と、
    前記複数の事業者のサーバおよび前記通信端末と通信ネットワークを介して通信するように構成され、前記ユーザに前記複数の事業者が保有する車両に関する情報を提示するように構成された情報検索サーバとを備え、
    前記通信端末は、利用条件に含まれる所定の項目について前記ユーザによって入力された情報を前記情報検索サーバに送信し、
    前記情報検索サーバは、前記複数の事業者のサーバに、保有する車両の中から前記通信端末から取得した前記情報により定まる利用条件を満たす車両を検索させ、検索された車両に関する情報を前記通信端末に送信する、情報検索システム。
  6. 前記通信端末は、前記ユーザによって音声により入力された情報の中から、前記利用条件を抽出する人工知能を含み、
    前記情報検索サーバは、
    ユーザ情報を記憶し、
    前記利用条件に含まれる前記所定の項目のうち少なくとも一部が前記人工知能により抽出されておらず、かつ、当該抽出されていない項目が前記ユーザ情報に含まれている場合には、前記ユーザ情報に含まれている情報を用いて前記利用条件を補完し、
    補完された利用条件を用いて車両を検索させる、請求項5に記載の情報検索システム。
  7. カーシェアリングサービスを行なう複数の事業者のサーバおよびユーザの通信端末と通信ネットワークを介して通信を行ない、前記ユーザに前記複数の事業者が保有する車両に関する情報を提示するための情報検索方法であって、
    前記カーシェアリングサービスの利用条件に含まれる所定の項目について前記通信端末から入力された情報を取得するステップと、
    前記複数の事業者のサーバに、保有する車両の中から取得した前記情報により定まる利用条件を満たす車両を検索させるステップと、
    検索された車両に関する情報を前記通信端末に送信するステップとを含む、情報検索方法。
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