JP2019184468A - 車載装置、無線端末、補正方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

車載装置、無線端末、補正方法及びコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】無線端末が受信した信号、又は、無線端末が送信した信号の受信強度を適切な強度に補正することができる車載装置、無線端末、補正方法及びコンピュータプログラムを提供する。【解決手段】車載装置10は、平面を有する無線端末20に、応答信号の送信を要求する要求信号を無線で送信する。車載装置10は、要求信号又は応答信号の受信強度を示す強度データと、無線端末20の平面が水平面となす角度を示す角度データとを取得する。車載装置10は、取得した強度データが示す受信強度を、取得した角度データが示す角度に基づいて補正する。【選択図】図1

Description

本発明は、車載装置、無線端末、補正方法及びコンピュータプログラムに関する。
車載装置及び無線端末が互いに通信する通信システム(例えば、特許文献1を参照)が提案されている。特許文献1に記載の通信システムでは、車両のドアの解錠又は施錠を行う場合、車載装置は、応答信号の送信を要求する要求信号を無線端末に無線で送信する。無線端末は、要求信号を受信した場合、要求信号の受信強度を示す強度データを含む応答信号を無線で車載装置に送信する。車載装置が応答信号を受信した場合において、車載装置が受信した応答信号の強度データが示す受信強度が閾値以上であるとき、無線端末が車両のドアの近傍に位置しているとして、ドアの解錠又は施錠が行われる。
特開2018−21385号公報
無線端末では、受信アンテナを介して要求信号を受信する。受信アンテナは、通常、指向性を有する。このため、受信アンテナへの要求信号の入力方向に応じて要求信号の受信強度が異なる。従って、無線端末の位置が適切に検知されない可能性がある。無線端末の位置を適切に検知するためには、要求信号の受信強度を適切な強度に補正する必要がある。
また、無線端末の位置を検知する構成として、要求信号の受信強度ではなく、応答信号の受信強度に基づいて位置を検知する構成が考えられる。無線端末では、応答信号は送信アンテナから無線で出力される。送信アンテナは、受信アンテナと同様に、通常、指向性を有する。このため、送信アンテナから車載装置への出力方向に応じて応答信号の受信強度が異なる。
応答信号の受信強度に基づいて無線端末の位置を検知する構成において、応答信号の受信強度が異なる場合も、無線端末の位置が適切に検知されない可能性がある。無線端末の位置を適切に検知するためには、応答信号の受信強度を適切な強度に補正する必要がある。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、無線端末が受信した信号、又は、無線端末が送信した信号の受信強度を適切な強度に補正することができる車載装置、無線端末、補正方法及びコンピュータプログラムを提供することにある。
本発明の一態様に係る車載装置は、平面を有する無線端末に、応答信号の送信を要求する要求信号を無線で送信する無線送信部と、前記要求信号又は応答信号の受信強度を示す強度データを取得する強度取得部と、前記平面が水平面となす角度を示す角度データを取得する角度取得部と、前記強度取得部が取得した強度データが示す受信強度を、前記角度取得部が取得した角度データが示す角度に基づいて補正する補正部とを備える。
本発明の一態様に係る無線端末は、平面を有する無線端末であって、信号を無線で受信する受信部と、前記受信部が受信した信号の受信強度を示す強度データを取得する強度取得部と、前記平面が水平面となす角度を示す角度データを取得する角度取得部と、前記強度取得部が取得した強度データが示す受信強度を、前記角度取得部が取得した角度データが示す角度に基づいて補正する補正部とを備える。
本発明の一態様に係る補正方法は、平面を有する無線端末が受信した受信信号、又は、前記無線端末が送信した送信信号の受信強度を示す強度データを取得するステップと、前記平面が水平面となす角度を示す角度データを取得するステップと、取得した強度データが示す受信強度を、取得した角度データが示す角度に基づいて補正するステップとを含む。
本発明の一態様に係るコンピュータプログラムは、コンピュータに、平面を有する無線端末が受信した受信信号、又は、前記無線端末が送信した送信信号の受信強度を示す強度データを取得するステップと、前記平面が水平面となす角度を示す角度データを取得するステップと、取得した強度データが示す受信強度を、取得した角度データが示す角度に基づいて補正するステップとを実行させる。
なお、本発明を、このような特徴的な処理部を備える車載装置として実現することができるだけでなく、かかる特徴的な処理をステップとする補正方法として実現したり、かかるステップをコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムとして実現したりすることができる。また、本発明を、車載装置の一部又は全部を実現する半導体集積回路として実現したり、車載装置を含む通信システムとして実現したりすることができる。
上記の態様によれば、無線端末が受信した信号、又は、無線端末が送信した信号の受信強度を適切な強度に補正することができる。
実施形態1における通信システムの要部構成を示すブロック図である。 無線端末の斜視図である。 無線端末の要部構成を示すブロック図である。 板面角度の説明図である。 端面角度の説明図である。 端末側送信処理の手順を示すフローチャートである。 車載装置の要部構成を示すブロック図である。 補正係数テーブルの一例を示す図表である。 端末位置更新処理の手順を示すフローチャートである。 ドア処理の手順を示すフローチャートである。 実施形態2における端末側送信処理の手順を示すフローチャートである。 端末位置更新処理の手順を示すフローチャートである。 実施形態3における端末側送信処理の手順を示すフローチャートである。 車載装置の要部構成を示すブロック図である。 端末位置更新処理の手順を示すフローチャートである。
[本発明の実施形態の説明]
最初に本発明の実施態様を列挙して説明する。以下に記載する実施形態の少なくとも一部を任意に組み合わせてもよい。
(1)本発明の一態様に係る車載装置は、平面を有する無線端末に、応答信号の送信を要求する要求信号を無線で送信する無線送信部と、前記要求信号又は応答信号の受信強度を示す強度データを取得する強度取得部と、前記平面が水平面となす角度を示す角度データを取得する角度取得部と、前記強度取得部が取得した強度データが示す受信強度を、前記角度取得部が取得した角度データが示す角度に基づいて補正する補正部とを備える。
(2)本発明の一態様に係る車載装置は、前記補正部が補正した受信強度に基づいて、前記無線端末の位置を推定する推定部を備える。
(3)本発明の一態様に係る車載装置では、前記無線端末が有する前記平面の数は2以上であり、前記角度データは、複数の前記平面夫々が水平面となす複数の前記角度を示し、前記補正部は、前記強度取得部が取得した強度データが示す受信強度を、前記角度取得部が取得した角度データが示す複数の角度に基づいて補正する。
(4)本発明の一態様に係る無線端末は、平面を有する無線端末であって、信号を無線で受信する受信部と、前記受信部が受信した信号の受信強度を示す強度データを取得する強度取得部と、前記平面が水平面となす角度を示す角度データを取得する角度取得部と、前記強度取得部が取得した強度データが示す受信強度を、前記角度取得部が取得した角度データが示す角度に基づいて補正する補正部とを備える。
(5)本発明の一態様に係る補正方法は、平面を有する無線端末が受信した受信信号、又は、前記無線端末が送信した送信信号の受信強度を示す強度データを取得するステップと、前記平面が水平面となす角度を示す角度データを取得するステップと、取得した強度データが示す受信強度を、取得した角度データが示す角度に基づいて補正するステップとを含む。
(6)本発明の一態様に係るコンピュータプログラムは、コンピュータに、平面を有する無線端末が受信した受信信号、又は、前記無線端末が送信した送信信号の受信強度を示す強度データを取得するステップと、前記平面が水平面となす角度を示す角度データを取得するステップと、取得した強度データが示す受信強度を、取得した角度データが示す角度に基づいて補正するステップとを実行させる。
上記の一態様に係る車載装置、無線端末、補正方法及びコンピュータプログラムにあっては、無線端末が有する平面と水平面とがなす角度に基づいて、無線端末が受信した信号、又は、無線端末が送信した信号の受信強度を適切な強度に補正する。
上記の一態様に係る車載装置にあっては、補正した受信強度に基づいて、無線端末の位置が正確に推定される。
上記の一態様に係る車載装置にあっては、無線端末が有する複数の平面夫々が水平面となす複数の角度に基づいて、要求信号又は応答信号の受信強度を、更に適切な強度に補正する。
[本発明の実施形態の詳細]
本発明の実施形態に係る通信システムの具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
(実施形態1)
図1は、実施形態1における通信システム1の要部構成を示すブロック図である。通信システム1は、車載装置10及び無線端末20を備える。車載装置10は車両100に搭載されている。車両100には、更に、複数のドア11,11,・・・が搭載されている。
車載装置10は、無線端末20と無線で通信する。具体的には、車載装置10は、応答信号の送信を要求する複数の要求信号を、N個の送信アンテナTc1,Tc2,・・・,TcN(図7参照)を介して、無線で無線端末20に順次送信する。Nは2以上の整数である。無線端末20は、車載装置10から要求信号を受信した場合、要求信号の受信強度を示す要求強度データを含む応答信号を無線で車載装置10に送信する。車載装置10は、N個の要求信号に対応するN個の応答信号を受信した場合、受信したN個の応答信号に含まれるN個の要求強度データが示すN個の受信強度に基づいて、車載装置10を基準とした無線端末20の位置を推定する。
具体的には、車載装置10が推定する無線端末20の位置は、離隔位置、近傍位置及び車内位置中の1つである。離隔位置は、車両100から十分に離れた位置である。近傍位置は、車両100の外側において、複数のドア11中の少なくとも1つの近傍の位置である。車内位置は、車両100内の位置である。車載装置10には、無線端末20の位置を示す端末位置データが記憶されている。以下では、無線端末20の位置を端末位置という。車載装置10は、無線端末20の位置を推定した場合、端末位置データが示す端末位置を、推定した位置に更新する。
複数のドア11,11,・・・夫々には、図示しないドアノブが取付けられている。例えば、複数のドア11,11,・・・が施錠されている状態で、使用者が、複数のドア11,11,・・・中の1つのドアノブに接触した場合、複数のドア11,11,・・・の解錠指示が受け付けられ、解錠指示の受付を示す解錠受付データが車載装置10に入力される。
また、例えば、複数のドア11,11,・・・が解錠されている状態で、使用者が、複数のドア11,11,・・・中の1つのドアノブに接触した場合、複数のドア11,11,・・・の施錠指示が受け付けられ、施錠指示の受付を示す施錠受付データが車載装置10に入力される。
車載装置10は、解錠受付データ又は施錠受付データが入力された場合において、端末位置データが示す端末位置が近傍位置であるとき、複数のドア11,11,・・・の解錠を指示する解錠データ、又は、複数のドア11,11,・・・の施錠を指示する施錠データを出力する。車載装置10が解錠データを出力した場合、図示しない複数のモータが複数のドア11,11,・・・を解錠する。車載装置10が施錠データを出力した場合、複数のモータが複数のドア11,11,・・・を施錠する。
車載装置10は、解錠受付データ又は施錠受付データが入力された場合において、端末位置データが示す端末位置が離隔位置又は車内位置であるとき、解錠データ及び施錠データのいずれも出力することはない。従って、複数のドア11,11,・・・の解錠及び施錠のいずれも行われることはない。
図2は、無線端末20の斜視図である。無線端末20は、矩形板状をなし、板面20a及び端面20bを有する。板面20a及び端面20b夫々は、平面であり、矩形状をなす。板面20aの長辺は、端面20bの長辺と連続している。端面20bは、板面20aに隣接している。
無線端末20は、例えば、スマートフォンである。車載装置10が無線端末20に送信する要求信号の周波数帯域は、Bluetooth(登録商標)又はNFC(Near Field Communication)等の通信規格に応じた周波数帯域に含まれる。Bluetooth(登録商標)の通信規格に応じた周波数帯域は、2.4GHz帯である。NFCの通信規格に応じた周波数帯域は13.56MHz帯である。同様に、無線端末20が車載装置10に送信する応答信号の周波数帯域は、Bluetooth(登録商標)又はNFC等の通信規格に応じた周波数帯域に含まれてもよい。要求信号の周波数帯域は、応答信号の周波数帯域と異なる。
一例として、要求信号及び応答信号夫々は、正弦波状の搬送波の周波数を変調することによって生成される信号である。他例として、要求信号及び応答信号夫々は、正弦波状の搬送波の振幅を変調することによって生成される信号である。
なお、要求信号を生成するための変調方式は、応答信号を生成するための変調方式と同じであってもよく、異なっていてもよい。
図3は、無線端末20の要部構成を示すブロック図である。無線端末20は、端末受信部30、強度検出部31、端末送信部32、マイクロコンピュータ(以下、マイコンという)33、角度検出部34、受信アンテナRw及び送信アンテナTwを有する。マイコン33は、入力部40,41,42、出力部43、記憶部44及び制御部45を有する。受信アンテナRw及び送信アンテナTwは、図2に示す無線端末20の筐体内に設けられている。
受信アンテナRwは、端末受信部30及び強度検出部31に接続されている。端末受信部30及び強度検出部31夫々は、更に、マイコン33が有する入力部40,41に接続されている。送信アンテナTwは端末送信部32に接続されている。端末送信部32は、更に、出力部43に接続されている。角度検出部34は、マイコン33が有する入力部42に接続されている。マイコン33内では、入力部40,41,42、出力部43、記憶部44及び制御部45は内部バス46に接続されている。
受信アンテナRwには、車載装置10が送信した要求信号が入力される。受信アンテナRwは、入力された要求信号を端末受信部30及び強度検出部31に出力する。
端末受信部30は、受信アンテナRwから入力された要求信号を受信する。従って、端末受信部30は、受信アンテナRwを介して、車載装置10から要求信号を無線で受信する。端末受信部30は、要求信号を受信した場合、車載装置10から要求信号を受信したことを示す受信データを入力部40に出力する。入力部40は、受信データが入力された場合、車載装置10から要求信号を受信したことを制御部45に通知する。車載装置10から端末受信部30に送信される要求信号は、無線端末20の端末受信部30が受信した受信信号に相当する。
強度検出部31は、要求信号が入力された場合、入力された要求信号の受信強度を検出し、検出した受信強度を示す要求強度データを入力部41に出力する。制御部45は、入力部41から要求強度データを取得する。
角度検出部34は、無線端末20の板面20aが水平面H(図4及び図5参照)となす角度と、無線端末20の端面20bが水平面Hとなす角度とを検出する。以下では、板面20aが水平面となす角度を板面角度と記載し、後述するようにA1で表す(図4参照)。また、端面20bが水平面となす角度を端面角度と記載し、A2で表す(図5参照)。
図4は板面角度の説明図である。図4には、無線端末20の側面が示されている。板面角度A1は、無線端末20の板面20aが水平面Hとなす2つの角度の中で、ゼロ度以上であり、かつ、90度以下である角度である。
図5は端面角度の説明図である。図5には、無線端末20の正面が示されている。端面角度A2は、無線端末20の端面20bが水平面Hとなす2つの角度の中で、ゼロ度以上であり、かつ、90度以下である角度である。
車載装置10は、車両100内において固定されている。このため、車載装置10が送信した要求信号は、例えば、常に、水平面に沿って伝播する。無線端末20の受信アンテナRwは、例えば、ループアンテナであり、指向性を有する。このため、無線端末20への要求信号の入力方向に応じて要求信号の受信強度が異なる。
角度検出部34は、ジャイロスコープ又は加速度センサ等を有する。ジャイロスコープは、無線端末20の角速度を検出するセンサである。加速度センサは、無線端末20の加速度を検出するセンサである。角度検出部34は、センサの検出結果に基づいて、板面角度A1及び端面角度A2を周期的に検出する。角度検出部34は、板面角度A1及び端面角度A2を検出する都度、検出した板面角度A1及び端面角度A2を示す角度データを入力部41に出力する。制御部45は、入力部41から角度データを取得する。
出力部43は、制御部45の指示に従って、要求強度データ及び角度データを含むデータ群を端末送信部32に出力する。端末送信部32は、出力部43からデータ群が入力された場合、入力されたデータ群を含む応答信号を送信アンテナTwに出力する。送信アンテナTwは、端末送信部32から入力された応答信号を無線で出力する。以上のように、端末送信部32は、送信アンテナTwを介して応答信号を無線で送信する。
記憶部44は不揮発性メモリである。記憶部44には、コンピュータプログラムP3が記憶されている。制御部45は、一又は複数のCPU(Central Processing Unit)を有する。制御部45が有する一又は複数のCPUは、コンピュータプログラムP3を実行することによって、応答信号を送信する端末側送信処理を実行する。コンピュータプログラムP3は、制御部45が有する一又は複数のCPUに端末側送信処理を実行させるために用いられる。
なお、コンピュータプログラムP3は、制御部45が有する一又は複数のCPUが読み取り可能に、記憶媒体E3に記憶されていてもよい。この場合、図示しない読み出し装置によって記憶媒体E3から読み出されたコンピュータプログラムP3が記憶部44に記憶される。記憶媒体E3は、光ディスク、フレキシブルディスク、磁気ディスク、磁気光ディスク又は半導体メモリ等である。光ディスクは、CD(Compact Disc)−ROM(Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)−ROM、又は、BD(Blu-ray(登録商標) Disc)等である。磁気ディスクは、例えばハードディスクである。また、図示しない通信網に接続されている図示しない外部装置からコンピュータプログラムP3をダウンロードし、ダウンロードしたコンピュータプログラムP3を記憶部44に記憶してもよい。
図6は、端末側送信処理の手順を示すフローチャートである。制御部45は、入力部40に受信データが入力された場合、即ち、端末受信部30が受信アンテナRwを介して要求信号を受信した場合に端末側送信処理を実行する。端末側送信処理では、制御部45は、まず、強度検出部31が検出した要求信号の受信強度を示す要求強度データを入力部41から取得する(ステップS1)。
制御部45は、ステップS1を実行した後、角度検出部34が検出した板面角度A1及び端面角度A2を示す角度データを入力部42から取得する(ステップS2)。次に、制御部45は、ステップS1,S2で取得した要求強度データ及び角度データを含むデータ群の出力を出力部43に指示する(ステップS3)。これにより、出力部43は、データ群を端末送信部32に出力する。端末送信部32は、出力部43が出力したデータ群を含む応答信号を、送信アンテナTwを介して車載装置10に無線で送信する。
制御部45は、ステップS3を実行した後、端末側送信処理を終了する。
以上のように、無線端末20では、端末受信部30が要求信号を無線で受信した場合、端末送信部32は、要求信号の受信強度を示す要求強度データと、板面角度A1及び端面角度A2を示す角度データとを含む応答信号を無線で送信する。
図7は車載装置10の要部構成を示すブロック図である。車載装置10は、車両送信部50、車両受信部51、マイコン52、受信アンテナRc及びN個の送信アンテナTc1,Tc2,・・・,TcNを有する。マイコン52は、出力部60,61、入力部62,63、タイマ64、記憶部65及び制御部66を有する。
N個の送信アンテナTc1,Tc2,・・・,TcNは、車両送信部50に各別に接続されている。車両送信部50は、更に、マイコン52の出力部60に接続されている。受信アンテナRcは、車両受信部51に接続されている。車両受信部51は、更に、マイコン52の入力部62に接続されている。マイコン52内では、出力部60,61、入力部62,63、タイマ64、記憶部65及び制御部66は内部バス67に接続されている。
出力部60は、制御部66の指示に従って、応答信号の送信を要求する要求データを車両送信部50に出力する。車両送信部50は、出力部60から要求データが入力された場合、車両送信部50は、N個の送信アンテナTc1,Tc2,・・・,TcNに要求信号を順次出力する。例えば、車両送信部50は、送信アンテナTc1,Tc2,・・・,TcNの順に要求信号を出力する。送信アンテナTc1,Tc2,・・・,TcN夫々は、車両送信部50から要求信号が入力された場合、入力された要求信号を無線で出力する。
以上のように、車両送信部50は、N個の送信アンテナTc1,Tc2,・・・,TcNを介して要求信号を無線端末20の端末受信部30に無線で順次送信する。前述したように、無線端末20では、端末受信部30が車載装置10から要求信号を受信した場合、端末送信部32は、要求強度データ及び角度データを含む応答信号を車載装置10に無線で送信する。車両送信部50は無線送信部として機能する。
受信アンテナRcには、無線端末20の端末送信部32が送信アンテナTwを介して無線で送信した応答信号が入力される。受信アンテナRcは、入力された応答信号を車両受信部51に出力する。
車両受信部51は、受信アンテナRcに入力された応答信号を受信する。従って、車両受信部51は、受信アンテナRcを介して、無線端末20の端末送信部32から応答信号を受信する。車両受信部51は、車載装置10から応答信号を受信した場合、受信した応答信号に含まれているデータ群を入力部62に出力する。前述したように、応答信号のデータ群には、要求強度データ及び角度データが含まれている。
入力部62は、車両受信部51からデータ群が入力された場合、車両受信部51が無線端末20の端末送信部32から応答信号を受信したことを制御部66に通知する。また、制御部66は、入力部62から、データ群、即ち、要求強度データ及び角度データを取得する。
複数のドア11,11,・・・の解錠指示が受け付けられた場合、解錠受付データが入力部63に入力される。複数のドア11,11,・・・の施錠指示が受け付けられた場合、施錠受付データが入力部63に入力される。入力部63は、解錠受付データ又は施錠受付データが入力された場合、入力されたデータを制御部66に通知する。
出力部61は、制御部66の指示に従って、解錠データ及び施錠データを出力する。出力部61が解錠データを出力した場合、複数のドア11,11,・・・が解錠される。出力部61が施錠データを出力した場合、複数のドア11,11,・・・が施錠される。
タイマ64は、制御部66の指示に従って、計時の開始及び終了を行う。タイマ64が計時している計時時間は、制御部66によって、タイマ64から読み出される。
記憶部65は不揮発性メモリである。記憶部65には、端末位置データが記憶されている。端末位置データが示す端末位置は制御部66によって更新される。また、制御部66は、要求強度データ及び角度データを記憶部65に記憶する。
記憶部65には、更に、コンピュータプログラムP5が記憶されている。制御部66は、一又は複数のCPUを有する。制御部66が有する一又は複数のCPUは、コンピュータプログラムP5を実行することによって、端末位置更新処理及びドア処理を実行する。端末位置更新処理は、端末位置データが示す端末位置を更新する処理である。ドア処理は、複数のドア11,11,・・・の解錠及び施錠を行う処理である。コンピュータプログラムP5は、制御部66が有する一又は複数のCPUに、端末位置更新処理及びドア処理を実行させるために用いられる。
なお、コンピュータプログラムP5は、制御部66が有する一又は複数のCPUが読み取り可能に、記憶媒体E5に記憶されていてもよい。この場合、図示しない読み出し装置によって記憶媒体E5から読み出されたコンピュータプログラムP5が記憶部65に記憶される。記憶媒体E5は、光ディスク、フレキシブルディスク、磁気ディスク、磁気光ディスク又は半導体メモリ等である。また、通信網に接続されている外部装置からコンピュータプログラムP5をダウンロードし、ダウンロードしたコンピュータプログラムP5を記憶部65に記憶してもよい。
後述するように、端末位置更新処理では、制御部66は、要求強度データが示す要求信号の受信強度を、角度データが示す板面角度A1及び端面角度A2に基づいて補正する。具体的には、制御部66は、板面角度A1及び端面角度A2に応じて予め設定されている補正係数を受信強度に乗算することによって受信強度を補正する。記憶部65には、更に、板面角度A1及び端面角度A2と補正係数との関係を示す補正係数テーブルが記憶されている。補正係数は正の実数である。
図8は、補正係数テーブルの一例を示す図表である。図8の例では、板面角度A1が、0度以上であり、かつ、20度未満である場合、制御部66は、端面角度A2に無関係に、受信強度に補正係数C1を乗算する。板面角度A1が、20度以上であり、かつ、90度以下である場合において、端面角度A2が、0度以上であり、かつ、45度未満であるとき、制御部66は、受信強度に補正係数C2を乗算する。板面角度A1が、20度以上であり、かつ、90度以下である場合において、端面角度A2が、45度以上であり、かつ、90度以下であるとき、制御部66は、受信強度に補正係数C3を乗算する。
図9は、端末位置更新処理の手順を示すフローチャートである。制御部66は、端末位置更新処理を周期的に実行する。端末位置更新処理では、まず、制御部66は、要求データの出力を出力部60に指示する(ステップS11)。これにより、出力部60は、車両送信部50に要求データを出力する。前述したように、車両送信部50は、要求データが入力された場合、N個の送信アンテナTc1,Tc2,・・・,TcNを介してN個の要求信号を無線端末20に無線で順次送信する。無線端末20では、端末受信部30が要求信号を受信した場合、端末送信部32は、要求強度データ及び角度データを含む応答信号を無線で車両受信部51に無線で送信する。
次に、制御部66は、タイマ64に計時の開始を指示する(ステップS12)。これにより、タイマ64は計時を開始する。制御部66は、ステップS12を実行した後、車両受信部51が端末送信部32から応答信号を受信したか否かを判定する(ステップS13)。
制御部66は、車両受信部51が応答信号を受信していないと判定した場合(S13:NO)、タイマ64が計時している計時時間が基準時間以上であるか否かを判定する(ステップS14)。制御部66は、計時時間が基準時間未満であると判定した場合(S14:NO)、ステップS13を実行する。
制御部66は、車両受信部51が応答信号を受信したと判定した場合(S13:YES)、車両受信部51が受信した応答信号に含まれる要求強度データ及び角度データを入力部62から取得する(ステップS15)。制御部66は強度取得部及び角度取得部として機能する。
次に、制御部66は、ステップS15で取得した要求強度データ及び角度データを記憶部65に記憶する(ステップS16)。記憶部65では、要求強度データは、共通の応答信号に含まれている角度データに対応付けられている。
次に、制御部66は、ステップS11を実行してから、車両受信部51が受信した応答信号の数がNであるか否かを判定する(ステップS17)。制御部66は、応答信号の数がNではないと判定した場合(S17:NO)、ステップS13を再び実行し、車両受信部51が受信した応答信号の数がNとなるか、又は、計時時間が基準時間以上となるまで待機する。
制御部66は、応答信号の数がNであると判定した場合(S17:YES)、タイマ64に計時の終了を指示する(ステップS18)。これにより、タイマ64は、計時を終了する。次に、制御部66は、今回の端末位置更新処理で記憶部65に記憶されたN個の要求強度データが示すN個の受信強度を、N個の要求強度データに対応付けられているN個の角度データが示すN個の板面角度A1及びN個の端面角度A2に基づいて補正する(ステップS19)。
ステップS19では、制御部66は、1つの要求強度データが示す要求信号の受信強度を、この要求強度データに対応付けられている角度データに基づいて補正する。前述したように、制御部66は、補正係数テーブルにおいて、角度データが示す板面角度A1及び端面角度A2に対応する補正係数を受信強度に乗算することによって受信強度を補正する。制御部66は補正部としても機能する。
次に、制御部66は、補正したN個の受信強度に基づいて、車載装置10の位置を基準とした無線端末20の位置である端末位置を推定する(ステップS20)。推定される端末位置は、前述したように、離隔位置、近傍位置及び車内位置中の1つである。制御部66は推定部としても機能する。
制御部66は、計時時間が基準時間以上であると判定した場合(S14:YES)、タイマ64に計時の終了を指示する(ステップS21)。これにより、タイマ64は計時を終了する。
制御部66は、ステップS20,S21の一方を実行した後、端末位置データが示す端末位置を更新する(ステップS22)。ステップS20を実行した後に実行されるステップS22では、制御部66は、端末位置データが示す端末位置を、ステップS20で推定した端末位置に更新する。ステップS21を実行した後に実行されるステップS20では、制御部66は、無線端末20は車両100から十分に離れているとして、端末位置データが示す端末位置を離隔位置に更新する。
制御部66は、ステップS22を実行した後、端末位置更新処理を終了する。
以上のように、車両送信部50は、N個の要求信号を周期的に無線で無線端末20に送信し、端末位置データが示す端末位置を更新する。車両受信部51がN個の応答信号を受信した場合、制御部66は、各応答信号に含まれる要求強度データが示す受信強度を、共通の応答信号に含まれる角度データが示す板面角度A1及び端面角度A2に基づいて補正する。制御部66は、補正したN個の受信強度に基づいて、端末位置を推定し、端末位置データが示す端末位置を、推定した端末位置に更新する。
図10はドア処理の手順を示すフローチャートである。制御部66は、入力部63に解錠受付データ又は施錠受付データが入力された場合にドア処理を実行する。以下では、入力部63に入力されたデータを入力データと記載する。入力データは、解錠受付データ又は施錠受付データである。
ドア処理では、制御部66は、まず、端末位置データが示す端末位置を読み出す(ステップS31)。次に、制御部66は、ステップS31で読み出した端末位置が近傍位置であるか否かを判定する(ステップS32)。前述したように、近傍位置は、車両100の外側において、複数のドア11中の少なくとも1つの近傍の位置である。
制御部66は、端末位置が近傍位置であると判定した場合(S32:YES)、入力データが解錠受付データであるか否かを判定する(ステップS33)。制御部66は、入力データが解錠受付データであると判定した場合(S33:YES)、出力部61に解錠データの出力を指示する(ステップS34)。これにより、出力部61は解錠データを出力し、複数のドア11,11,・・・は解錠される。
制御部66は、入力データが解錠受付データではないと判定した場合(ステップS33:NO)、入力データは施錠受付データであるので、出力部61に施錠データの出力を指示する(ステップS35)。これにより、出力部61は施錠データを出力し、複数のドア11,11,・・・は施錠される。
制御部66は、端末位置が近傍位置ではないと判定した場合(S32:NO)、又は、ステップS34,S35の一方を実行した後、ドア処理を終了する。
以上のように、入力部63に解錠受付データ又は施錠データが入力された場合において、端末位置が近傍位置であるとき、出力部61は解錠データ又は施錠データが出力し、複数のドア11,11,・・・の解錠又は施錠が行われる。
車載装置10では、制御部66は、無線端末20の板面角度A1及び端面角度A2に基づいて、無線端末20の端末受信部30が無線で受信した要求信号の受信強度を適切な強度に補正し、補正した受信強度に基づいて端末位置が正確に推定される。制御部66が受信強度の補正で用いる角度の数は2である。従って、要求信号の受信強度は、1つの角度に基づいて補正された受信強度よりも、更に適切な強度に補正される。
(実施形態2)
実施形態1では、無線端末20の端末受信部30が受信した要求信号の受信強度を、車載装置10の制御部66が補正する。しかしながら、受信強度を補正する主体は、制御部66に限定されない。
以下では、実施形態2について、実施形態1と異なる点を説明する。後述する構成を除く他の構成については、実施形態1と共通しているため、実施形態1と共通する構成部には実施形態1と同一の参照符号を付してその説明を省略する。
実施形態2における通信システム1を実施形態1における通信システム1と比較した場合、車載装置10及び無線端末20の構成に差異がある。
実施形態2における無線端末20を実施形態1における無線端末20と比較した場合、端末送信部32、出力部43及び記憶部44の構成と、端末側送信処理の内容とに差異がある。
実施形態2における無線端末20では、無線端末20の制御部45が要求信号の受信強度を補正し、補正した受信強度を示す補正データを生成する。出力部43は、制御部45の指示に従って、補正データを端末送信部32に出力する。端末送信部32は、出力部43から補正データが入力された場合、入力された補正データを含む応答信号を、送信アンテナTwを介して車載装置10の車両受信部51に無線で送信する。また、補正係数テーブルは、車載装置10の記憶部65ではなく、無線端末20の記憶部44に記憶されている。
図11は、実施形態2における端末側送信処理の手順を示すフローチャートである。制御部45は、実施形態1と同様に、入力部40に受信データが入力された場合、即ち、端末受信部30が要求信号を受信した場合に端末側送信処理を実行する。端末側送信処理では、制御部45は、まず、強度検出部31が検出した受信強度、即ち、端末受信部30が受信した要求信号の受信強度を示す要求強度データを入力部41から取得する(ステップS41)。実施形態2においては、制御部45が強度取得部として機能する。
制御部45は、ステップS41を実行した後、角度検出部34が検出した板面角度A1及び端面角度A2を示す角度データを入力部42から取得する(ステップS42)。実施形態2においては、制御部45が角度取得部として機能する。
次に、制御部45は、ステップS41で取得した要求強度データが示す要求信号の受信強度を、ステップS42で取得した角度データが示す板面角度A1及び端面角度A2に基づいて補正する(ステップS43)。具体的には、制御部45は、補正係数テーブルにおいて、角度データが示す板面角度A1及び端面角度A2に対応する補正係数を、要求強度データが示す受信強度に乗算することによって、受信強度を補正する。実施形態2においては、制御部45が補正部として機能する。
次に、制御部45は、ステップS43で補正した受信強度を示す補正データを生成し(ステップS44)、生成した補正データの出力を出力部43に指示する(ステップS45)。これにより、出力部43は、補正データを端末送信部32に出力し、端末送信部32は、出力部43から入力された補正データを含む応答信号を、送信アンテナTwを介して、車載装置10の車両受信部51に無線で送信する。
制御部45は、ステップS45を実行した後、端末側送信処理を終了する。
実施形態2における車載装置10を実施形態1における車載装置10と比較した場合、車両受信部51、入力部62及び記憶部65の構成と、端末位置更新処理の内容とに差異がある。
車両受信部51は、実施形態1と同様に、受信アンテナRcを介して、無線端末20の端末送信部32から応答信号を受信する。車両受信部51は、車載装置10から応答信号を受信した場合、受信した応答信号に含まれている補正データを入力部62に出力する。
入力部62は、車両受信部51から補正データが入力された場合、車両受信部51が無線端末20の端末送信部32から応答信号を受信したことを制御部66に通知する。また、制御部66は、入力部62から補正データを取得する。
制御部66は、要求強度データ及び角度データではなく、補正データを記憶部65に記憶する。
図12は、端末位置更新処理の手順を示すフローチャートである。制御部66は、実施形態1と同様に、端末位置更新処理を周期的に実行する。実施形態2における端末位置更新処理のステップS51〜S54,S57,S58,S60,S61夫々は、実施形態1における端末位置更新処理のステップS11〜S14,S17,S18,S21,S22と同様である。このため、ステップS51〜S54,S57,S58,S60,S61の詳細な説明を省略する。
制御部66は、車両受信部51が端末送信部32から応答信号を受信したと判定した場合(S53:YES)、車両受信部51が受信した応答信号に含まれる補正データを入力部62から取得し(ステップS55)、取得した補正データを記憶部65に記憶する(ステップS56)。制御部66は、ステップS56を実行した後、ステップS57を実行する。実施形態1と同様に、制御部66は、ステップS51を実行してから車両受信部51が受信した応答信号の数がNとなるか、又は、計時時間が基準時間以上となるまで待機する。
制御部66は、車両受信部51が端末送信部32から受信した応答信号の数がNであると判定した場合(S57:YES)、ステップS58を実行する。次に、制御部66は、今回の端末位置更新処理で記憶部65に記憶されたN個の補正データが示すN個の受信強度に基づいて、車載装置10の位置を基準とした無線端末20の位置である端末位置を推定する(ステップS59)。制御部66は、ステップS59,S60の一方を実行した後、ステップS61を実行し、端末位置更新処理を終了する。
以上のように、実施形態2においては、車載装置10の制御部66ではなく、無線端末20の制御部45が、要求信号の受信強度を板面角度A1及び端面角度A2に基づいて補正する。
無線端末20では、制御部45は、無線端末20の板面角度A1及び端面角度A2に基づいて、端末受信部30が無線で受信した要求信号の受信強度を適切な強度に補正する。車載装置10の制御部66は、制御部45が補正した受信強度に基づいて端末位置を正確に推定する。制御部45が受信強度の補正で用いる角度の数は2である。従って、要求信号の受信強度は、1つの角度に基づいて補正された受信強度よりも、更に適切な強度に補正される。
なお、実施形態1,2において、無線端末20の位置の推定に用いる要求信号の数である整数Nは、2以上に限定されず、1であってもよい。この場合、車載装置10の制御部66は、例えば、補正された1つの要求信号の受信強度に基づいて、無線端末20の位置を推定する。
(実施形態3)
実施形態1,2では、無線端末20の端末受信部30が車載装置10の車両送信部50から受信した要求信号の受信強度を補正する。車載装置10の制御部66は、補正した受信強度に基づいて端末位置を推定する。しかしながら、端末位置の推定に用いる受信強度は、補正された要求信号の受信強度に限定されない。
以下では、実施形態3について、実施形態1と異なる点を説明する。後述する構成を除く他の構成については、実施形態1と共通しているため、実施形態1と共通する構成部には実施形態1と同一の参照符号を付してその説明を省略する。
実施形態3における通信システム1を実施形態1における通信システム1と比較した場合、車載装置10及び無線端末20の構成に差異がある。
実施形態3における無線端末20を実施形態1における無線端末20と比較した場合、端末送信部32及び出力部43の構成と、端末側送信処理の内容とに差異がある。
実施形態3における無線端末20では、出力部43は、制御部45の指示に従って、角度データを端末送信部32に出力する。端末送信部32は、出力部43から角度データが入力された場合、入力された角度データを含む応答信号を、送信アンテナTwを介して車載装置10の車両受信部51に無線で送信する。
実施形態3における無線端末20の構成は、実施形態1における無線端末20において、強度検出部31及びマイコン33の入力部41が除かれた構成であってもよい。
車載装置10は、車両100内において固定されている。このため、車載装置10の車両受信部51は、例えば、応答信号に関して水平面に沿った成分を受信する。無線端末20の送信アンテナTwは、例えば、ループアンテナであり、指向性を有する。このため、無線端末20に対して応答信号が出力される方向に応じて応答信号の受信強度が異なる。
図13は、実施形態3における端末側送信処理の手順を示すフローチャートである。制御部45は、実施形態1と同様に、入力部40に受信データが入力された場合、即ち、端末受信部30が要求信号を受信した場合に端末側送信処理を実行する。端末側送信処理では、制御部45は、まず、入力部41から角度データを取得する(ステップS62)。
次に、制御部45は、ステップS62で取得した角度データの出力を出力部43に指示する(ステップS63)。これにより、出力部43は、角度データを端末送信部32に出力し、端末送信部32は、出力部43から入力された角度データを含む応答信号を、送信アンテナTwを介して、車載装置10の車両受信部51に無線で送信する。
制御部45は、ステップS63を実行した後、端末側送信処理を終了する。
実施形態3における無線端末20では、端末受信部30が車載装置10の車両送信部50から要求信号を受信する都度、端末送信部32は、無線端末20に係る板面角度A1及び端面角度A2を示す角度データを含む応答信号を車載装置10の車両受信部51に無線で送信する。
応答信号は、無線端末20の端末送信部32が送信する送信信号に相当する。
図14は、車載装置10の要部構成を示すブロック図である。車載装置10は、実施形態1と同様に、車両送信部50、車両受信部51及びマイコン52を有する。車載装置10は、N個の送信アンテナTc1,Tc2,・・・,TcNの代わりに、1つの送信アンテナTcを有する。車載装置10は、更に、強度検出部70を有する。また、マイコン52は、実施形態1におけるマイコン52の構成部に加えて、入力部80を更に有する。
送信アンテナTcは車両送信部50に接続されている。受信アンテナRcは、車両受信部51だけではなく、強度検出部70にも接続されている。強度検出部70は、更に、入力部80に接続されている。入力部80は、更に、内部バス67に接続されている。
実施形態1の説明で述べたように、出力部60は、制御部66の指示に従って、応答信号の送信を要求する要求データを車両送信部50に出力する。車両送信部50は、出力部60から要求データが入力された場合、車両送信部50は、送信アンテナTcに要求信号を出力する。送信アンテナTcは、車両送信部50から要求信号が入力された場合、入力された要求信号を無線で出力する。
以上のように、車両送信部50は、送信アンテナTcを介して、要求信号を無線端末20の端末受信部30に無線で送信する。
受信アンテナRcは、無線端末20の端末送信部32から入力された応答信号を車両受信部51だけではなく、強度検出部70にも出力する。強度検出部70は、応答信号が入力された場合、入力された応答信号の受信強度を検出し、検出した受信強度を示す応答強度データを入力部80に出力する。制御部66は、入力部80から応答強度データを取得する。
実施形態3における車載装置10を、実施形態1における車載装置10と比較した場合、端末位置更新処理にも差異がある。
図15は、端末位置更新処理の手順を示すフローチャートである。制御部66は、実施形態1と同様に、端末位置更新処理を周期的に実行する。実施形態3における端末位置更新処理のステップS71〜S74,S75,S80,S81夫々は、実施形態1における端末位置更新処理のステップS11〜S14,S18,S21,S22と同様である。このため、ステップS71〜S74,S75,S80,S81の詳細な説明を省略する。
制御部66は、タイマ64が計時している計時時間が基準時間未満である場合(S74:NO)、ステップS73を実行し、車両受信部51が端末送信部32から応答信号を受信するか、又は、計時時間が基準時間以上となるまで待機する。制御部66は、車両受信部51が応答信号を受信したと判定した場合(S73:YES)、ステップS75を実行し、強度検出部70が検出した受信強度、即ち、車両受信部51が受信した応答信号の受信強度を示す応答強度データを入力部80から取得する(ステップS76)。
制御部66は、ステップS76を実行した後、車両受信部51が受信した応答信号に含まれる角度データを入力部62から取得する(ステップS77)。次に、制御部66は、ステップS76で取得した応答強度データが示す応答信号の受信強度を、ステップS77で取得した角度データが示す板面角度A1及び端面角度A2に基づいて補正する(ステップS78)。具体的には、制御部66は、補正係数テーブルにおいて、角度データが示す板面角度A1及び端面角度A2に対応する補正係数を、強度データが示す受信強度に乗算することによって、受信強度を補正する。実施形態3では、実施形態1と同様に、制御部45が強度取得部、角度取得部及び補正部として機能する。
次に、制御部66は、補正した受信強度に基づいて端末位置を推定する(ステップS79)。推定される端末位置は、実施形態1と同様に、離隔位置、近傍位置及び車内位置中の1つである。例えば、受信強度に関して第1領域、第2領域及び第3領域が設定され、第1領域、第2領域及び第3領域夫々は離隔位置、近傍位置及び車内位置に対応する。この場合、ステップS79では、制御部66は、端末位置を、ステップS78で補正した受信強度が属する領域に対応する位置に推定する。
制御部66は、ステップS79,S80中の一方を実行した後、ステップS81を実行し、端末位置更新処理を終了する。
車載装置10では、制御部66は、無線端末20の板面角度A1及び端面角度A2に基づいて、無線端末20の端末受信部30が無線で受信した応答信号の受信強度を適切な強度に補正し、補正した受信強度に基づいて端末位置が正確に推定される。制御部66が受信強度の補正で用いる角度の数は2である。従って、応答信号の受信強度は、1つの角度に基づいて補正された受信強度よりも、更に適切な強度に補正される。
なお、実施形態1〜3において、無線端末20の形状は、平面を有する形状であればよいので、矩形板状に限定されない。例えば、無線端末20は、板状をなし、3又は5以上の端面を有してもよい。また、要求信号及び応答信号の受信強度の補正に用いる角度の数は、2に限定されず、1であってもよい。このとき、受信強度の補正に板面角度A1又は端面角度A2が用いられる。この場合であっても、要求信号又は応答信号の受信強度は適切な強度に補正される。
更に、補正係数の決定は、補正係数テーブルを用いた決定に限定されない。例えば、1つ又は2つの角度を変数とする式に、板面角度A1、端面角度A2、又は、板面角度A1及び端面角度A2の両方を代入することによって算出された値を補正係数として決定してもよい。
また、受信強度を補正する構成は、受信強度に補正係数を乗算する構成に限定されず、例えば、受信強度に補正係数を加算する構成であってもよい。
更に、端末位置データが示す端末位置を用いる処理は、複数のドア11,11,・・・の解錠又は施錠を行うドア処理に限定されず、車両100の図示しないエンジンを始動させる処理であってもよい。例えば、使用者が車両100内のボタンを押すことによって、エンジンの始動指示が受け付けられる。エンジンの始動指示が受け付けられた場合において、端末位置データが示す端末位置が車内位置であるとき、車載装置10はエンジンの始動を指示する始動データを出力し、エンジンを始動させる。同様の場合において、端末位置データが示す端末位置が車内位置とは異なるとき、車載装置10は、始動データを出力せず、エンジンを始動させない。
また、車載装置10の構成は、要求信号を周期的に無線端末20に送信する構成に限定されない。車載装置10は、例えば、複数のドア11,11,・・・の解錠指示若しくは施錠指示、又は、エンジンの始動指示が受け付けられた場合に要求信号を無線端末20に送信する構成であってもよい。
更に、実施形態1〜3では、無線端末20の例として、スマートフォンを挙げた。しかしながら、無線端末20は、所謂電子キーであってもよい。この場合、要求信号の送受信に、例えば、30kHz〜300kHzの周波数帯域が用いられ、応答信号の送受信に、例えば、30MHz〜300MHzの周波数帯域が用いられる。
開示された実施形態1〜3はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 通信システム
10 車載装置
11 ドア
20 無線端末
20a 板面
20b 端面
30 端末受信部
31 強度検出部
32 端末送信部
33,52 マイコン
34 角度検出部
40,41,42,62,63,80 入力部
43,60,61 出力部
44,65 記憶部
45 制御部(強度取得部、角度取得部、補正部)
46,67 内部バス
50 車両送信部(無線送信部)
51 車両受信部
57 制御部(強度取得部、角度取得部、補正部、推定部)
64 タイマ
66 制御部
70 強度検出部
100 車両
A1 板面角度
A2 端面角度
C1,C2,C3 補正係数
E3,E5 記憶媒体
H 水平面
P3,P5 コンピュータプログラム
Rc,Rw 受信アンテナ
Tc,Tc1,Tc2,・・・,TcN,Tw 送信アンテナ

Claims (6)

  1. 平面を有する無線端末に、応答信号の送信を要求する要求信号を無線で送信する無線送信部と、
    前記要求信号又は応答信号の受信強度を示す強度データを取得する強度取得部と、
    前記平面が水平面となす角度を示す角度データを取得する角度取得部と、
    前記強度取得部が取得した強度データが示す受信強度を、前記角度取得部が取得した角度データが示す角度に基づいて補正する補正部と
    を備える車載装置。
  2. 前記補正部が補正した受信強度に基づいて、前記無線端末の位置を推定する推定部を備える
    請求項1に記載の車載装置。
  3. 前記無線端末が有する前記平面の数は2以上であり、
    前記角度データは、複数の前記平面夫々が水平面となす複数の前記角度を示し、
    前記補正部は、前記強度取得部が取得した強度データが示す受信強度を、前記角度取得部が取得した角度データが示す複数の角度に基づいて補正する
    請求項1又は請求項2に記載の車載装置。
  4. 平面を有する無線端末であって、
    信号を無線で受信する受信部と、
    前記受信部が受信した信号の受信強度を示す強度データを取得する強度取得部と、
    前記平面が水平面となす角度を示す角度データを取得する角度取得部と、
    前記強度取得部が取得した強度データが示す受信強度を、前記角度取得部が取得した角度データが示す角度に基づいて補正する補正部と
    を備える無線端末。
  5. 平面を有する無線端末が受信した受信信号、又は、前記無線端末が送信した送信信号の受信強度を示す強度データを取得するステップと、
    前記平面が水平面となす角度を示す角度データを取得するステップと、
    取得した強度データが示す受信強度を、取得した角度データが示す角度に基づいて補正するステップと
    を含む補正方法。
  6. コンピュータに、
    平面を有する無線端末が受信した受信信号、又は、前記無線端末が送信した送信信号の受信強度を示す強度データを取得するステップと、
    前記平面が水平面となす角度を示す角度データを取得するステップと、
    取得した強度データが示す受信強度を、取得した角度データが示す角度に基づいて補正するステップと
    を実行させるためのコンピュータプログラム。
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