JP2019184009A - 紙管の連結装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】紙管を用いた構築物の骨格設計における設計自由度を向上させることが可能な紙管の連結装置を提供すること。【解決手段】紙管の連結装置は、多面体状の基部(10)と、基部の有する全ての面うち、2以上の面のそれぞれから突出しかつ対象となる紙管(2)の中心孔(21)に挿入されて圧入嵌合されるべき2以上の雄側突部(11〜15)と、基部の有する全ての面うち、前記雄側突部の存在しない1面に開口しかつ他の紙管連結具の同様な雄型突部を受け入れて圧入嵌合されるべき雌側凹部(16)とを有する紙管連結具(1)を包含する。【選択図】図1

Description

本発明は、紙管を用いて様々な構造物の骨格を構築する際に使用される紙管の連結装置に関する。
紙管を用いて様々な屋内構造物(例えば、棚)の骨格を構築する際に使用される紙管の連結装置は、従来より知られている(特許文献1参照)。この種の連結装置は、紙管連結具(通称、ジョイント)を中心として構成される。この紙管連結具は、立方体状の基部と、この基部により定義される6面のうち、2以上の面のそれぞれから突出する雄型突部とを有し、これらの雄型突部のそれぞれが、紙管の中心孔に圧入嵌合されることで、2以上の紙管同士が互いに連結される。
特開2017−210993号公報
上述の紙管連結具において、紙管連結具同士を連結するにはその間に紙管を介在させるほかはなく、その分だけ、紙管を用いた構築物の骨格設計における設計自由度に制約を受けると言う問題がある。
この発明は、上述の技術的背景に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、紙管を用いた構築物の骨格設計における設計自由度を向上させることが可能な紙管の連結装置を提供することにある。
この発明の他の目的又は作用効果は明細書の以下の記述を参照することにより、当業者であれば容易に理解される筈である。
上述の技術的課題は、以下の構成を有する紙管の連結装置により解決することができると考えられる。
すなわち、本発明に係る紙管の連結装置は、
多面体状の基部と、
前記基部の有する全ての面うち、2以上の面のそれぞれから突出しかつ対象となる紙管の中心孔に挿入されて圧入嵌合されるべき2以上の雄側突部と、
前記基部の有する全ての面うち、前記雄側突部の存在しない1面に開口しかつ他の紙管連結具の同様な雄型突部を受け入れて圧入嵌合されるべき雌側凹部とを有する紙管連結具を包含する。
このような構成によれば、雄側突部と雌側凹部との圧入嵌合を介して紙管連結具同士の直結が可能となるため、紙管連結具自体の基本構造如何とも相俟って、紙管を用いた構築物の骨格設計における設計自由度を向上させることができる。
好ましい実施の態様においては、上述の紙管の連結装置は、
付属部品をさらに有し、
前記付属部品には、前記紙管連結具の前記雌側凹部に圧入嵌合さるべき雄側突部と、
所定の機能を実現する機能実現部とが設けられていてもよい。
このような構成によれば、基本となる紙管連結具の雌側凹部にさらに前記付属部品を装着することで、その機能を拡張することができる。
このとき、前記付属部品の前記機能実現部が、蝶番付きの雄側突部であれば、紙管を用いて室内構築物(例えば、室内小屋)を構築する場合に、例えばドア等の回動乃至旋回部を容易に設計しかつ施工することができる。
また、前記付属部品の機能実現部が、前記雌側凹部の開口を塞ぐ盲板であれば、雌側凹部の不使用時における外観体裁を損ねことがない。
さらに、前記付属部品の前記機能実現部が、もう一つの雄側突部であれば、紙管連結用の突部をさらにもう一つ増やすこともできる。
以上述べた紙管連結装置の幾つかの態様において、前記基部は、正六面体状(立方体状)であってもよい。
このときに、雄側突部の数が5(X軸の正側と負側との双方へ突出、Y軸の正側と負側との双方へ突出、及びZ軸の正側と負側とのいずれか一方へのみ突出)であれば、直方体状外観を有する構築物を構成する骨組みの全ての連結部に汎用することができる。なお、X軸、Y軸、及びZ軸は互いに直交する軸である。
このとき、前記雄側突部の4つの外側面と前記雌側凹部の4つの内側面のそれぞれには、挿入方向に沿って、1又は2以上の突条が凹部側と突部側とで互い違いになるようにして、形成されていてもよい。
このような構成によれば、突部と凹部とが圧入嵌合される際に、両者が線接触することでその部分に圧力を集中させて、摩擦力を増すことで、抜け止め効果を高めることができる。
別の一面から見た本発明は、上述した紙管の連結装置と、所定本数の紙管と、壁体となる板材をセットにしてなる小屋の構築用キットとして把握することもできる。
本発明によれば、雄側突部と雌側凹部との圧入嵌合を介して紙管連結具同士の直結が可能となるため、紙管連結具自体の基本構造如何とも相俟って、紙管を用いた構築物の骨格設計における設計自由度を格段に向上させることができる。
図1は、紙管連結具の説明図である。 図2は、紙管連結具の投影図である。 図3は、紙管連結具の断面図及び斜視図である。 図4は、屋内プレイハウスの外観斜視図である。 図5は、紙管連結具の連結態様に関する説明図である。 図6は、化粧板部材の説明図である。 図7は、脚部材の組立説明図である。 図8は、蝶番部材の説明図である。 図9は、蝶番部材の組立説明図である。 図10は、蝶番部材の使用例に関する説明図である。
以下に、本発明に係る紙管の連結装置の好適な実施の一形態を添付図面にしたがって詳細に説明する。
先に説明したように、本発明に係る紙管の連結装置は、 多面体状の基部と、前記基部の有する全ての面うち、2以上の面のそれぞれから突出しかつ対象となる紙管の中心孔に挿入されて圧入嵌合されるべき2以上の雄側突部と、前記基部の有する全ての面うち、前記雄側突部の存在しない1面に開口しかつ他の紙管連結具の同様な雄型突部を受け入れて圧入嵌合されるべき雌側凹部とを有する紙管連結具を包含する。
このような構成によれば、雄側突部と雌側凹部との圧入嵌合を介して紙管連結具同士の直結が可能となるため、紙管連結具自体の基本構造如何とも相俟って、紙管を用いた構築物の骨格設計における設計自由度を向上させることができる。
そのような紙管の連結装置のより具体的な一例について、図1〜図10を参照しながら、詳細に説明する。この例にあっては、基部が形作る多面体としては正六面体(立方体)が採用されており、その周囲には6個の面が定義される。この例にあっては、そのような面のうちの5つの面については、雄側突部が形成される一方、残りの1つの面については雌側凹部が形成されている。
このような5つの雄側突部を有する紙管連結具によれば、1)2本の紙管を直線状に連結する連結部、2)2本の紙管を直角に連結する連結部、3)3本の紙管をT字状に連結する連結部、4)3本の紙管が互いに直交するように連結する連結部、5)4本の紙管を十字状に連結する連結部、5)5本の紙管を十字状に垂直な1本を加えて連結する連結部と言った通常の箱形構築物の骨組みに想定される全ての連結部に対応することができる。
<紙管連結具について>
図1に示されるように、この紙管の連結装置は、樹脂(例えば、ABS樹脂)を用いて成型された1又は2以上の紙管連結具1を含んで構成される。各紙管連結具1のそれぞれは、正六面体状(立方体状)の基部10と、基部10の有する6つの面うち、5つの面のそれぞれから突出しかつ対象となる紙管(この例では、断面正方形環状の角型紙管)2の中心孔(この例では、断面正方形状の中心孔)21に挿入されて圧入嵌合されるべき5つの雄側突部(この例では、断面正方形環状の角型突部)11〜15と、基部10の有する6つの面うち、雄側突部11〜15の存在しない1面に開口しかつ他の紙管連結具の同様な雄型突部を受け入れて圧入嵌合されるべき雌側凹部16とを有する。この例にあっては、5本の雄型突部11〜15の長さは均等であって、雌型凹部16の深さとほぼ同一とされている。
このような構成によれば、1の紙管連結具1の雄側突部11〜15と他の任意形状を有する1の紙管連結具の雌側凹部16との圧入嵌合を介して紙管連結具同士の直結が可能となるため、紙管連結具自体の基本構造如何(他の1の紙管連結具は、直線2連結、直角2連結、直角3連結、十字条4連結、等々でもよい)とも相俟って、紙管を用いた構築物の骨格設計における設計自由度を格段に向上させることができる。
なお、図2〜図3は、紙管連結具1の構造を意匠的かつ精密に描いた図面であって、図2は背面図(正面図と同一)と右側面図(左側面図と同一)を除いた紙管連結具の投影図、図3(a)は図2(a)におけるIII−III線断面図、図3(b),(c)は平面側及び底面側から見た斜視図である。
それらの図からも明らかなように、雄側突部11〜15はそれぞれやや先細り状に形成され、その4つの外周側面のそれぞれには、挿入方向に沿って3本の突条a1,a2,a3が形成されている(図1(a)参照)。一方、雌側凹部16は深さ方向にほぼ一定の径を有すると共に、その4つの内周側面のそれぞれにも、挿入方向に沿って2本の突条b1,b2が形成されている(図1(a)参照)。突条a1〜a3と突条b1,b2とは高さがほぼ同一であって、圧入嵌合させた際に突条同士が干渉することがないように、互い違いに配置されている。
このような構成を有することから、雄型突部11〜15に紙管2が圧入外嵌すると、両者間の密接圧力は、突条a1〜a3に沿って線上に集中することとなり、雄型突部11〜15のそれぞれと紙管2とは両者間の摩擦力を介して強固に結合される。同様にして、1の紙管連結具の雌型凹部16に他の1の紙管連結具の雄型突部が圧入内嵌すると、両者間の密接圧力は、突条a1〜a3及び突条b1,b2に沿って線上に集中することとなり、雄型突部11〜15のそれぞれと雌型凹部16とは両者間の摩擦力を介して強固に結合される。
上述の紙管連結具1を8個使用して構築された室内小屋(例えば、子供用プレイハウス、大人用個室、災害時の避難所の個室、等々として使用される)4が、図4に示されている。同図に示されるように、この例にあっては、直方体の8つの頂点のそれぞれに配置した紙管連結具同士を紙管2にて結合することにより、直方体状の骨格を構築すると共に、左右両側面壁板31,31、前面壁板32、並びに、背面壁板(図示せず)として、段ボール製板材3を適宜な接着剤や粘着剤にて貼り付けることにより、室内小屋4が構成されている。前面板32には、段ボール製板材3を切り抜きかつヒンジ加工してなる入り口ドア32aが形成されている。なお、壁板の材質としては、段ボール製板材に限らず、各種の圧縮ボードや樹脂製ボードなどを使用することもできる。
上述の紙管連結具1を1方向へと複数直結(連結)してなる骨組み構造の一例が、図5に示されている。同図に示されるように、この例にあっては、同一構造からなる複数の紙管連結具1のそれぞれを、雄型突部15が雌型凹部16内へと圧入内嵌することで、一連の柱状連結体を左右2組構築するとともに、それらの間を互いに平行な複数の紙管2,2,・・・にて連結することににより、並列紙管から成る強固な壁体が構成されている。
<附属部品について>
先に説明したように、本発明に係る紙管の連結装置にあっては、以下に述べる様々な附属部品を備えることもできる。この附属部品は、紙管連結具1の雌側凹部16に圧入嵌合さるべき雄側突部と、所定の機能を実現する機能実現部とが設けられている。
[盲板を有する附属部品]
機能実現部として、化粧板として機能する盲板を有する付属部品の一例が、図6に示されている。この例にあっては、付属部品5は、盲板51とその一面側に設けられた雄型突部52とを備えている。雄型突部52の4つの外周側面のそれぞれには、先に説明したように、3本の突条a1,a2,a3が形成されている。
このような構成よりなる盲板を有する付属部品5によれば、図6(a)に示されるように、雄型突部52を紙管連結具1の雌型凹部16に圧入内嵌させることにより、図6(b)に示されるように、紙管連結具1の雌型凹部16の開口を盲板51で塞ぎ、外観体裁を向上させることができる。
[追加の雄型突部を有する付属部品]
機能実現部として、追加の雄型突部を有する付属部品の一例が、図7に示されている。この例にあっては、付属部品6は、鍔部61と、鍔部61の一方の面側に設けられた雄型突部62と、鍔部61の他方の面側に設けられたもう一つの雄型突部63とを備えている。雄型突部62,63の4つの外周側面のそれぞれには、先に説明したように、3本の突条a1,a2,a3が形成されている。
このような構成によりなる追加の雄型突部を有する付属部品6によれば、図7(a)に示されるように、雄型突部62を紙管連結具1の雌型凹部16に圧入内嵌させることにより、図7(b)に示されるように、5方向の紙管連結具1にさらに1方向の雄型突部63を追加することで、6方向の紙管連結具を実現することができる。
[蝶番付き雄型突部を有する附属部品]
機能実現部として、蝶番付き雄型突部を有する附属部品の一例が、図8に示されている。この例にあっては、付属部品7は、蝶番部71と、蝶番部71を構成する第1の回動板71bに設けられた雄型突部72と、蝶番部71を構成する第2の回動板71aに設けられた雄型突部73とを備えている。雄型突部72,73の4つの外周側面のそれぞれには、先に説明したように、3本の突条a1,a2,a3が形成されている。蝶番部71の詳細が、図9(a)に示されている。同図に示されるように、蝶番部71は、その一側縁部にピン通し部を突設してなる第1の回動板71bとその一側縁部にピン通し部を突設してなる第2の回動版71aと、それらのピン通し部を貫通する蝶番ピン71cとから構成されている。
このような構成よりなる蝶番付き雄型突部を有する附属品7によれば、図9(a)に示されるように、雄型突部73を紙管連結具1の雌型突部16に圧入内嵌させることにより、5方向の紙管連結具1に対して、紙管2を連結するための蝶番付きの雄型突部72を追加することができる。そして、このような蝶番付きの紙管連結具1Aによれば、図9(a),(b)に示されるように、開状態と閉状態との間で回動可能なため、例えば、図10(a),(b)に示されるように、屋根の垂木となる紙管2Aの傾斜下端部に取り付けることにより、任意の傾斜角度を有する傾斜屋根付きの室内小屋8を実現したり、図示しないが、開き戸となる紙管式矩形枠体の側縁部に取り付けることにより、回動式開き戸を容易に実現することができる。
<その他>
本発明の要旨とするところは、特許請求の範囲の記載により特定されるものであって、特に、基部の構成については、正六面体状に限定されることなく、正四面体、正八面体、等々と言ったように、多面体状の基部を有する紙管連結具に広く応用が可能であることは言うまでもない。
また、以上の実施形態では、六面体状の基部を有する紙管連結具に対して、5個の雄型突部を設けたが、本発明の紙管連結具にあって、雄型突部の数は、2個(直線上連結、直角状連結)、3個(互いに90度角度差連結)、4個(十字状連結)のいずれでもよい。
また、以上の実施例では、雄型突部、雌型凹部、紙管の各断面を正方形としたが、本発明の紙管連結具にあって、それらの断面は他の正多角形状又は円形状であってもよい。
さらに、以上の実施形態では、5本の雄型突部11〜15の長さはすべて均等としたが、本発明の紙管連結具にあって、複数の雄型突部の長さは、例えば、1本のみが他の均等な雄型突部より長いと言ったように、異なるものであってもよい。
本発明は、紙管の連結具を樹脂成形技術を使用して製造する産業に利用することができる。
1 紙管連結具
1A 蝶番付き紙管連結具
2 紙管
3 段ボール製板材
4 室内小屋
5 盲板を有する付属部品
6 もう1つの雄側突部を有する付属部品
7 蝶番付き雄側突部を有する付属部品
8 傾斜屋根付きの室内小屋
10 基部を有する付属部品
11 雄側突部
12 雄側突部
13 雄側突部
14 雄側突部
15 雄側突部
16 雌側凹部
21 中心孔
51 盲板
52 周側面
61 鍔部
62 雄側突部
63 もう1つの雄側突部
71 蝶番部
72 雄側突部
73 雄側突部
a1,a2,a3 雄側突部周側面上の突条
b1,b2 雌側凹部周側面上の突条

Claims (9)

  1. 多面体状の基部と、
    前記基部の有する全ての面うち、2以上の面のそれぞれから突出しかつ対象となる紙管の中心孔に挿入されて圧入嵌合されるべき2以上の雄側突部と、
    前記基部の有する全ての面うち、前記雄側突部の存在しない1面に開口しかつ他の紙管連結具の同様な雄型突部を受け入れて圧入嵌合されるべき雌側凹部とを有する紙管連結具を包含する紙管の連結装置。
  2. 付属部品をさらに有し、
    前記付属部品には、前記紙管連結具の前記雌側凹部に圧入嵌合さるべき雄側突部と、
    所定の機能を実現する機能実現部とが設けられている、請求項1に記載の紙管の連結装置。
  3. 前記機能実現部が、蝶番付きの雄側突部である、請求項2に記載の紙管の連結装置。
  4. 前記機能実現部が、前記雌側凹部の開口を塞ぐ盲板である、請求項2に記載の紙管の連結装置。
  5. 前記機能実現部が、もう一つの雄側突部である、請求項2に記載の紙管の連結装置。
  6. 前記基部が正六面体状である、請求項1に記載の紙管の連結装置。
  7. 前記雄側突部の数が5である、請求項6に記載の紙管の連結装置。
  8. 前記雄側突部の4つの外側面と前記雌側凹部の4つの内側面のそれぞれには、挿入方向に沿って、1又は2以上の突条が凹部側と突部側とで互い違いになるようにして、形成されている、請求項6に記載の紙管の連結装置。
  9. 請求項1〜8に記載の紙管の連結装置と、所定本数の紙管と、壁となる板材とをセットにしてなる小屋の構築用キット。
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