JP2019183974A - ガスケット - Google Patents
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Abstract
【課題】ガスケットが取り付けられる部材に傷が付いてしまうことを抑制することができ、かつガスケットの脱落を抑制することのできるガスケットを提供する。【解決手段】2部材の各端面にそれぞれ密着し、これら2部材間の隙間を封止する金属製のガスケット本体部110と、前記2部材のうちの一方の部材にガスケット100を取り付けるための取付部120と、を備えると共に、取付部120は、ガスケット本体部110の外周部分から伸び、前記一方の部材の外壁面に向かって押圧する金属製の押圧部121と、押圧部121における前記外壁面側に設けられ、該外壁面に接触するゴム製の保護部122と、を備えることを特徴とする。【選択図】図1
Description
本発明は、2部材間の隙間を封止するガスケットに関する。
2部材の各端面にそれぞれ密着し、これら2部材間の隙間を封止する金属製のガスケットが知られている。このようなガスケットにおいては、2部材同士が固定されることによって、これら2部材の間にガスケットが固定される。しかしながら、ガスケットを取り付ける工程によっては、2部材のちの一方の部材の端面が下方を向いた状態で、当該一方の部材にガスケットを取り付けなければならないことがある。このような場合には、一方の部材からガスケットが脱落しないような機構を設ける必要がある。例えば、ガスケットの外周部分に複数の爪部を設けて、これら複数の爪部を、一方の部材の外壁面に押圧させることで、ガスケットを固定させている。
しかしながら、このような固定方法を採用した場合には、一方の部材の外壁面に傷が付いてしまったり、摩擦抵抗が低く、ガスケットが一方の部材から脱落してしまったりすることが懸念される。
本発明の目的は、ガスケットが取り付けられる部材に傷が付いてしまうことを抑制することができ、かつガスケットの脱落を抑制することのできるガスケットを提供することにある。
本発明は、上記課題を解決するために以下の手段を採用した。
すなわち、本発明のガスケットは、
2部材間の隙間を封止するガスケットにおいて、
2部材の各端面にそれぞれ密着し、これら2部材間の隙間を封止する金属製のガスケット本体部と、
前記2部材のうちの一方の部材にガスケットを取り付けるための取付部と、
を備えると共に、
前記取付部は、
前記ガスケット本体部の外周部分から伸び、前記一方の部材の外壁面に向かって押圧する金属製の押圧部と、
前記押圧部における前記外壁面側に設けられ、該外壁面に接触するゴム製の保護部と、
を備えることを特徴とする。
2部材間の隙間を封止するガスケットにおいて、
2部材の各端面にそれぞれ密着し、これら2部材間の隙間を封止する金属製のガスケット本体部と、
前記2部材のうちの一方の部材にガスケットを取り付けるための取付部と、
を備えると共に、
前記取付部は、
前記ガスケット本体部の外周部分から伸び、前記一方の部材の外壁面に向かって押圧する金属製の押圧部と、
前記押圧部における前記外壁面側に設けられ、該外壁面に接触するゴム製の保護部と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、ゴム製の保護部が一方の部材の外壁面に接触するため、当該外壁面に傷が付いてしまうことを抑制することができる。また、金属に比べてゴムの方が摩擦力が高く、ガスケットが一方の部材から脱落してしまうことを抑制することができる。
前記取付部は、前記ガスケット本体部の外周部分の複数個所に設けられているとよい。
以上説明したように、本発明によれば、ガスケットが取り付けられる部材に傷が付いてしまうことを抑制することができ、かつガスケットの脱落を抑制することができる。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(実施例)
図1〜図4を参照して、本発明の実施例に係るガスケットについて説明する。図1は本発明の実施例に係るガスケットの平面図である。図2は本発明の実施例に係るガスケットの側面図であり、図1中、V方向にガスケットを見た図である。図3は本発明の実施例に係るガスケットを一方の部材に取り付けた状態を示す模式的断面図であり、図4は本発明の実施例に係るガスケットを備える密封構造の模式的断面図である。なお、図3及び図4中のガスケットは、図1中のAA断面図に相当する。
図1〜図4を参照して、本発明の実施例に係るガスケットについて説明する。図1は本発明の実施例に係るガスケットの平面図である。図2は本発明の実施例に係るガスケットの側面図であり、図1中、V方向にガスケットを見た図である。図3は本発明の実施例に係るガスケットを一方の部材に取り付けた状態を示す模式的断面図であり、図4は本発明の実施例に係るガスケットを備える密封構造の模式的断面図である。なお、図3及び図4中のガスケットは、図1中のAA断面図に相当する。
本実施例に係るガスケット100は、2部材間の隙間を封止する役割を担っている。以下、説明の便宜上、2部材のうちの一方の部材を第1部材200と称し、他方の部材を第2部材300と称する。なお、本実施例においては、第1部材200及び第2部材300は、いずれも開口部を有する内部中空の直方体形状の部材の場合を例にして説明する(図4参照)。
ガスケット100は、第1部材200の端面と第2部材300の端面にそれぞれ密着し、これら2部材間の隙間を封止する金属製のガスケット本体部110と、第1部材200にガスケット100を取り付けるための取付部120とを備えている。ガスケット本体部110は、中央に開口部111を有する金属板により構成されている。また、ガスケット本体部110には、第1部材200と第2部材300とを固定するためのボルトなどの固定具400の軸部(不図示)が挿通される孔112が複数個所に設けられている。
そして、取付部120は、ガスケット本体部110の外周部分から伸びる金属製の押圧部121と、押圧部121の表面に設けられるゴム製の保護部122とを備えている。なお、ガスケット本体部110を構成する金属板の一部に折り曲げ加工が施されることにより押圧部121が形成される。押圧部121は、第1部材200の外壁面に向かって押圧する役割を担っている。また、保護部122は、押圧部121における第1部材200の外壁面側に設けられ、この外壁面に接触するように設けられている。なお、保護部122は、押圧部121の表面にゴム材料が塗布されることにより設けられる。本実施例においては、取付部120は、ガスケット本体部110の外周部分の複数個所(具体的には、4か所)に設けられている。
以上のように構成されるガスケット100は、第1部材200に取り付けられる。より具体的には、複数の取付部120が第1部材200側を向いた状態で、ガスケット100を第1部材200に嵌めることで、ガスケット100を第1部材200に取り付けることができる。このとき、保護部122は、第1部材200の外壁面に対して、金属製の押圧部121により押圧された状態となる。これにより、複数の取付部120によって、第1部材200の外壁面を挟持させた状態となるため、ガスケット100が第1部材200に取り付けられる。
そして、ガスケット100が第1部材200に取り付けられた状態で、固定具400によって、第2部材300が第1部材200に固定される。これにより、ガスケット本体部110が、第1部材200の端面と第2部材300の端面にそれぞれ密着することで、第1部材200と第2部材300との間の隙間が封止された状態となる。
<本実施例に係るガスケットの優れた点>
本実施例に係るガスケット100によれば、第1部材200にガスケット100を取り付ける場合に、ゴム製の保護部122が第1部材200の外壁面に接触するため、当該外壁面に傷が付いてしまうことを抑制することができる。また、金属に比べてゴムの方が摩擦力が高く、ガスケット100が第1部材200から脱落してしまうことを抑制することができる。
本実施例に係るガスケット100によれば、第1部材200にガスケット100を取り付ける場合に、ゴム製の保護部122が第1部材200の外壁面に接触するため、当該外壁面に傷が付いてしまうことを抑制することができる。また、金属に比べてゴムの方が摩擦力が高く、ガスケット100が第1部材200から脱落してしまうことを抑制することができる。
(その他)
上記の実施例においては、保護部122が、押圧部121における第1部材200の外壁面側にのみ設けられる場合の構成を示した。しかしながら、例えば、図5に示すように、押圧部121をゴム部123で覆うようにして、押圧部121における第1部材200の外壁面側に保護部123aが形成される構成を採用することもできる。つまり、ゴムにより構成される部分(ゴム部123)は、ガスケット本体部110に影響を与えない範囲であれば、第1部材200の外壁面に接触し得ない位置に設けても構わない。なお、図5は本発明の変形例に係るガスケットの側面図であり、一部を透視して示している。
上記の実施例においては、保護部122が、押圧部121における第1部材200の外壁面側にのみ設けられる場合の構成を示した。しかしながら、例えば、図5に示すように、押圧部121をゴム部123で覆うようにして、押圧部121における第1部材200の外壁面側に保護部123aが形成される構成を採用することもできる。つまり、ゴムにより構成される部分(ゴム部123)は、ガスケット本体部110に影響を与えない範囲であれば、第1部材200の外壁面に接触し得ない位置に設けても構わない。なお、図5は本発明の変形例に係るガスケットの側面図であり、一部を透視して示している。
上記実施例においては、取付部120が複数設けられる場合の構成を示した。しかしながら、本発明においては、ガスケット本体部の外周部分全体から筒状に伸びるように構成される取付部を採用することもできる。また、本発明に係るガスケットによって封止するための2部材は、上記実施例で示した形状の部材に限定されることがないことは言うまでもない。
100 ガスケット
110 ガスケット本体部
111 開口部
112 孔
120 取付部
121 押圧部
122 保護部
200 第1部材
300 第2部材
400 固定具
110 ガスケット本体部
111 開口部
112 孔
120 取付部
121 押圧部
122 保護部
200 第1部材
300 第2部材
400 固定具
Claims (2)
- 2部材間の隙間を封止するガスケットにおいて、
2部材の各端面にそれぞれ密着し、これら2部材間の隙間を封止する金属製のガスケット本体部と、
前記2部材のうちの一方の部材にガスケットを取り付けるための取付部と、
を備えると共に、
前記取付部は、
前記ガスケット本体部の外周部分から伸び、前記一方の部材の外壁面に向かって押圧する金属製の押圧部と、
前記押圧部における前記外壁面側に設けられ、該外壁面に接触するゴム製の保護部と、
を備えることを特徴とするガスケット。 - 前記取付部は、前記ガスケット本体部の外周部分の複数個所に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のガスケット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018076019A JP2019183974A (ja) | 2018-04-11 | 2018-04-11 | ガスケット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018076019A JP2019183974A (ja) | 2018-04-11 | 2018-04-11 | ガスケット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019183974A true JP2019183974A (ja) | 2019-10-24 |
Family
ID=68340468
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018076019A Pending JP2019183974A (ja) | 2018-04-11 | 2018-04-11 | ガスケット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2019183974A (ja) |
-
2018
- 2018-04-11 JP JP2018076019A patent/JP2019183974A/ja active Pending
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