JP2020169689A - ガスケット - Google Patents

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宏隆 村岸
Hirotaka Murakishi
宏隆 村岸
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Abstract

【課題】ガスケットの脱落を抑制することのできるガスケットを提供する。【解決手段】第1部材200と第2部材300の各端面にそれぞれ密着し、これら2部材間の隙間を封止するガスケット本体部110と、第1部材200にガスケット100を取り付けるための取付部120と、を備えると共に、取付部120は、ガスケット本体部110の外周部分から伸び、第1部材200の外壁面に向かって押圧する押圧部121を備え、かつ、押圧部121における前記外壁面との接触部分を含む局所的な領域に、当該領域の周辺よりも摩擦力の高い高摩擦領域122が設けられていることを特徴とする。【選択図】図4

Description

本発明は、2部材間の隙間を封止するガスケットに関する。
2部材の各端面にそれぞれ密着し、これら2部材間の隙間を封止する金属製のガスケットが知られている。このようなガスケットにおいては、2部材同士が固定されることによって、これら2部材の間にガスケットが固定される。しかしながら、ガスケットを取り付ける工程によっては、2部材のちの一方の部材の端面が下方を向いた状態で、当該一方の部材にガスケットを取り付けなければならないことがある。このような場合には、一方の部材からガスケットが脱落しないような機構を設ける必要がある。例えば、ガスケットの外周部分に複数の爪部を設けて、これら複数の爪部を、一方の部材の外壁面に押圧させることで、ガスケットを固定させている。
しかしながら、このような固定方法を採用した場合でも、一方の部材とガスケットにおける爪部との摩擦抵抗が低い場合には、ガスケットが一方の部材から脱落してしまうことが懸念される。
国際公開第2017/038785号 特開2003−269157号公報
本発明の目的は、ガスケットの脱落を抑制することのできるガスケットを提供することにある。
本発明は、上記課題を解決するために以下の手段を採用した。
すなわち、本発明のガスケットは、
2部材間の隙間を封止する金属製のガスケットにおいて、
前記2部材の各端面にそれぞれ密着し、これら2部材間の隙間を封止するガスケット本体部と、
前記2部材のうちの一方の部材にガスケットを取り付けるための取付部と、
を備えると共に、
前記取付部は、前記ガスケット本体部の外周部分から伸び、前記一方の部材の外壁面に向かって押圧する押圧部を備え、かつ、前記押圧部における前記外壁面との接触部分を含む局所的な領域に、当該領域の周辺よりも摩擦力の高い高摩擦領域が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、取付部における押圧部による押圧力だけでなく、押圧部において、一方の部材の外壁面との接触部分を含む局所的な領域に高摩擦領域を設けたことで、ガスケットが一方の部材から脱落してしまうことを抑制することができる。
前記高摩擦領域は、複数のスリットが形成された領域とすることもできるし、複数の溝が形成された領域とすることもできるし、複数の微小な凹凸が形成された領域とすること
もできる。
以上説明したように、本発明によれば、ガスケットの脱落を抑制することができる。
図1は本発明の実施例に係るガスケットの平面図である。 図2は本発明の実施例に係るガスケットの側面図である。 図3は本発明の実施例に係るガスケットを一方の部材に取り付けた状態を示す模式的断面図である。 図4は本発明の実施例に係るガスケットを備える密封構造の模式的断面図である。 図5は本発明の実施例に係るガスケットの押圧部における高摩擦領域を示す外観図である。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(実施例)
図1〜図5を参照して、本発明の実施例に係るガスケットについて説明する。図1は本発明の実施例に係るガスケットの平面図である。図2は本発明の実施例に係るガスケットの側面図であり、図1中、V1方向にガスケットを見た図である。図3は本発明の実施例に係るガスケットを一方の部材に取り付けた状態を示す模式的断面図であり、図4は本発明の実施例に係るガスケットを備える密封構造の模式的断面図である。なお、図3及び図4中のガスケットは、図1中のAA断面図に相当する。図5は本発明の実施例に係るガスケットの押圧部における高摩擦領域を示す外観図であり、3つの例を示している。なお、図5においては、図2中、V2方向に押圧部を見た図である。
本実施例に係るガスケット100は、金属製であり、2部材間の隙間を封止する役割を担っている。以下、説明の便宜上、2部材のうちの一方の部材を第1部材200と称し、他方の部材を第2部材300と称する。なお、本実施例においては、第1部材200及び第2部材300は、いずれも開口部を有する内部中空の直方体形状の部材の場合を例にして説明する(図4参照)。なお、第1部材200及び第2部材300は、金属などの材料により構成される。
ガスケット100は、第1部材200の端面と第2部材300の端面にそれぞれ密着し、これら2部材間の隙間を封止するガスケット本体部110と、第1部材200にガスケット100を取り付けるための取付部120とを備えている。ガスケット本体部110は、中央に開口部111を有する金属板により構成されている。また、ガスケット本体部110には、第1部材200と第2部材300とを固定するためのボルトなどの固定具400の軸部(不図示)が挿通される孔112が複数個所に設けられている。
そして、取付部120は、ガスケット本体部110の外周部分から伸びる押圧部121を備えている。なお、ガスケット本体部110を構成する金属板の一部に折り曲げ加工が施されることにより押圧部121が形成される。押圧部121は、第1部材200の外壁面に向かって押圧する役割を担っている。そして、押圧部121における第1部材200の外壁面との接触部分を含む局所的な領域に、当該領域の周辺よりも摩擦力の高い高摩擦
領域122が設けられている。なお、本実施例においては、取付部120は、ガスケット本体部110の外周部分の複数個所(具体的には、4か所)に設けられている。
ここで、高摩擦領域122については、金属板の表面に各種加工を施すことにより得ることができる。なお、高摩擦領域122は、折り曲げ加工を施すことで押圧部121を形成した後に形成することもできるし、予め、高摩擦領域122を形成した後に、折り曲げ加工を施すことで押圧部121を形成することもできる。以下、高摩擦領域122の具体例について、特に、図5を参照して説明する。
図5(a)は、高摩擦領域122が、複数のスリット122aが形成された領域により構成される場合を示している。複数のスリット122aは、例えば、プレス成形やエッチングにより形成することができる。なお、図示の例では、押圧部121の長手方向に対して垂直方向に伸びる複数のスリット122aがそれぞれ平行に等間隔に設けられるパターンを示しているが、摩擦力を高くすることができれば、スリット122aの長さ及び幅寸法や、配置パターンは図示の例に限定されることはない。
図5(b)は、高摩擦領域122が、複数の溝122bが形成された領域により構成される場合を示している。複数の溝122bは、例えば、プレス成形やエッチングにより形成することができる。なお、図示の例では、押圧部121の長手方向に伸びる複数の溝122bがそれぞれ平行に等間隔に設けられ、かつ、押圧部121の長手方向に対して垂直方向に伸びる複数の溝122bがそれぞれ平行に等間隔に設けられるパターンを示しているが、摩擦力を高くすることができれば、溝122bの長さ及び幅寸法や、配置パターンは図示の例に限定されることはない。
図5(c)は、高摩擦領域122が、複数の微小な凹凸122cが形成された領域により構成される場合を示している。複数の微小な凹凸122cは、サンドブラスト、ウェットブラスト、ショットブラストなどのブラスト処理等により得ることができる。また、特に図示はしないが、プレス成形やエッチングによって、複数の貫通孔を設けることによって、高摩擦領域122を形成することもできる。この場合においては、複数の貫通孔をランダムに形成してもよいし、複数の貫通孔を縦横に整列するように形成することで、貫通孔が設けられていない部分が格子状になるようにしてもよい。
以上のように構成されるガスケット100は、第1部材200に取り付けられる。より具体的には、複数の取付部120が第1部材200側を向いた状態で、ガスケット100を第1部材200に嵌めることで、ガスケット100を第1部材200に取り付けることができる。これにより、複数の取付部120によって、第1部材200の外壁面を挟持させた状態となるため、ガスケット100が第1部材200に取り付けられる。
そして、ガスケット100が第1部材200に取り付けられた状態で、固定具400によって、第2部材300が第1部材200に固定される。これにより、ガスケット本体部110が、第1部材200の端面と第2部材300の端面にそれぞれ密着することで、第1部材200と第2部材300との間の隙間が封止された状態となる。
<本実施例に係るガスケットの優れた点>
本実施例に係るガスケット100によれば、取付部120における押圧部121による押圧力だけでなく、押圧部121において、第1部材200の外壁面との接触部分を含む局所的な領域に高摩擦領域122を設けたことで、ガスケット100が第1部材200から脱落してしまうことを抑制することができる。すなわち、第1部材200の端面が下方を向いた状態で、第1部材200にガスケット100を取り付けなければならない場合でも、第1部材200からガスケット100が脱落してしまうことを抑制することができる
(その他)
上記実施例においては、取付部120が複数設けられる場合の構成を示した。しかしながら、本発明においては、ガスケット本体部の外周部分全体から筒状に伸びるように構成される取付部を採用することもできる。また、本発明に係るガスケットによって封止するための2部材は、上記実施例で示した形状の部材に限定されることがないことは言うまでもない。
100 ガスケット
110 ガスケット本体部
111 開口部
112 孔
120 取付部
121 押圧部
122 高摩擦領域
122a スリット
122b 溝
122c 凹凸
200 第1部材
300 第2部材
400 固定具

Claims (4)

  1. 2部材間の隙間を封止する金属製のガスケットにおいて、
    前記2部材の各端面にそれぞれ密着し、これら2部材間の隙間を封止するガスケット本体部と、
    前記2部材のうちの一方の部材にガスケットを取り付けるための取付部と、
    を備えると共に、
    前記取付部は、前記ガスケット本体部の外周部分から伸び、前記一方の部材の外壁面に向かって押圧する押圧部を備え、かつ、前記押圧部における前記外壁面との接触部分を含む局所的な領域に、当該領域の周辺よりも摩擦力の高い高摩擦領域が設けられていることを特徴とするガスケット。
  2. 前記高摩擦領域は、複数のスリットが形成された領域であることを特徴とする請求項1に記載のガスケット。
  3. 前記高摩擦領域は、複数の溝が形成された領域であることを特徴とする請求項1に記載のガスケット。
  4. 前記高摩擦領域は、複数の微小な凹凸が形成された領域であることを特徴とする請求項1に記載のガスケット。
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