JP2019183878A - ロックデバイス - Google Patents

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Abstract

【課題】ソレノイド装置が保持する状態がソレノイド装置の欠損により保持されたままの状態になっても、当該状態からの脱却を可能にする。【解決手段】パークモジュール1Aは、パークロック動作及びパークロック解除動作を行うパークアクチュエータ9と、パークアクチュエータ9をロックするソレノイド装置100Aとを有する。ソレノイド装置100Aは、ソレノイド装置100Aを覆うケース200Aに手動操作を可能とするサービスホール201Aを有する。【選択図】図3B

Description

本発明は、ロックデバイスに関する。
車両のパークロックを行うパークロックデバイスが知られている。特許文献1では、油圧アクチュエータによりパークロッドを移動させる油圧作動式の車両用パーキングロック装置が開示されている。
特開2014−80110号公報
パークロックデバイスには、油圧アクチュエータをロックするソレノイド装置を設けることができる。ソレノイド装置により油圧アクチュエータをパークロック解除位置でロックすれば、車両走行中に油圧アクチュエータの油圧が欠損しても、パークロック解除状態を保持することができる。従って、車両走行中にパークロックされることを防ぐことができる。
その一方で、パークロック解除状態を保持した状態でソレノイド装置が欠損すると、パークロックは解除されたままの状態となり、パークロックデバイスをパークロック状態にすることができなくなる。結果、パークロック状態で車両の運搬や整備を行おうとしても、そのようなことができなくなる虞がある。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたもので、ソレノイド装置が保持する状態がソレノイド装置の欠損により保持されたままの状態になっても、当該状態からの脱却を可能にすることを目的とする。
本発明のある態様のロックデバイスは、油圧アクチュエータと、前記油圧アクチュエータをロックするソレノイド装置と、を有し、前記ソレノイド装置は、当該ソレノイド装置を覆うケースに手動操作を可能とするサービスホールを有する。
この態様によれば、サービスホールを介してソレノイド装置の手動操作を行うことができる。このため、ソレノイド装置が保持する状態がソレノイド装置の欠損により保持されたままの状態になっても、当該状態からの脱却が可能になる。
パークモジュールの概略構成図の第1図である。 パークモジュールの概略構成図の第2図である。 図1に示すI−I断面でソレノイド装置を示す図である。 図2に示すII−II断面でソレノイド装置を示す図である。 第2実施形態におけるソレノイド装置を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
(第1実施形態)
図1、図2は、パークモジュール1Aの概略構成図である。図1では、パークロック係合状態PEでパークモジュール1Aを示す。図2では、パークロック解除状態PRでパークモジュール1Aを示す。
パークモジュール1Aは、パークロックデバイスであり、変速機とともに車両に設けられ、変速機の出力軸を機械的にロックする。パークモジュール1Aは、パーキングギヤ2と、パーキングポール3と、パークロッド4と、カム5と、カムスプリング6と、スリーブ7と、リンクレバー8と、パークアクチュエータ9と、リターンスプリング10と、ソレノイド装置100Aとを備える。
パーキングギヤ2は、車両の駆動軸を構成する変速機の出力軸に固定され、出力軸と共に回転、停止する。パーキングギヤ2、さらには車両の駆動軸は、パークモジュール1Aのロック対象を構成する。パーキングギヤ2には、パーキングポール3が係合する。
パーキングポール3は、パークロッド4の動きに応じて揺動する。パーキングポール3が揺動すると、パーキングギヤ2とパーキングポール3との係合状態が変更される。
図1に示すように、パーキングギヤ2とパーキングポール3とが係合した状態では、パーキングギヤ2が機械的にロックされ、出力軸もロックされる。これにより、パークモジュール1Aがパークロック係合状態PEになり、車両の移動が規制される。
図2に示すように、パーキングギヤ2とパーキングポール3との係合が解除された状態では、パーキングギヤ2及び出力軸のロックが解除され、パーキングギヤ2及び出力軸が回転可能となる。これにより、パークモジュール1Aがパークロック解除状態PRになり、車両の移動規制が解除される。
パークロッド4は、パークアクチュエータ9によって、図1に示されるパークロックポジションと、図2に示される非パークロックポジションとに移動される。
パークロッド4の一端側には、カム5が取り付けられる。カム5は、パーキングポール3に接触し、パークロッド4の動きに応じてパーキングポール3を揺動させる。カム5は、パークロッド4が図1に示されるパークロックポジションにある場合に、パーキングギヤ2とパーキングポール3とを係合させる。カム5は、パークロッド4が図2に示される非パークロックポジションにある場合に、パーキングギヤ2とパーキングポール3との係合を解除する。カムスプリング6は、パークロッド4が図1に示されるパークロックポジションにある場合に、カム5をパーキングポール3に向けて付勢する。
スリーブ7は、パークロッド4に対しパーキングポール3とは反対側に設けられる。スリーブ7は、パーキングポール3とは反対側からカム5又はパークロッド4に当接することで、パーキングポール3とカム5又はパークロッド4との接触状態を保持する。
パークロッド4の他端側には、リンクレバー8の一端部が接続される。リンクレバー8は、パークアクチュエータ9の力をパークロッド4に伝達する。リンクレバー8は、直線状の形状を有し、リンクレバー8の中間部には、回転軸が設けられる。リンクレバー8は、回転軸周りに回転することで、パークアクチュエータ9の伸長動作時にパークロッド4をパークロック解除方向に移動させ、パークアクチュエータ9の短縮動作時にパークロッド4をパークロック方向に移動させる。このため、パークアクチュエータ9では、伸長動作がパークロック解除動作となり、短縮動作がパークロック動作となる。リンクレバー8の一端部には、リターンスプリング10の取付部8aが設けられる。
パークアクチュエータ9は、油圧アクチュエータであり、パークロッド4を駆動する。パークアクチュエータ9は、Pレンジすなわちパーキングレンジが選択された場合に、パークロッド4を図1に示されるパークロックポジションに移動させる。また、パークアクチュエータ9は、Pレンジ以外のレンジが選択された場合に、パークロッド4を図2に示される非パークロックポジションに移動させる。
パークアクチュエータ9は、シリンダ91と、ピストン92と、受圧室93とを有する。シリンダ91はピストン92を収容し、ピストン92はシリンダ91内を摺動する。ピストン92は、ピストン部921とロッド部922とを有する。
ピストン部921は、シリンダ91内を摺動する。ピストン部921には、シリンダ91との間のクリアランスをシールするシールリングが設けられる。ピストン部921は、シリンダ91の底部側に受圧面92aを有する。
ロッド部922は、受圧面92aとは反対側からピストン部921に接続する。ロッド部922は、シリンダ91から外部に突出するように設けられる。ロッド部922のうち図1に示すパークロック状態でシリンダ91から外部に突出する部分は、リンクレバー8の他端部と接触するかたちで係合する。
ロッド部922には、係合部92b、係合部92cが設けられる。係合部92bには、図1に示すパークロック係合状態PEでソレノイド装置100Aが係合する。係合部92cには、図2に示すパークロック解除状態PRでソレノイド装置100Aが係合する。ピストン92は単一の部材で構成されてもよく、複数の部材の組み合わせとされてもよい。
受圧室93は、シリンダ91、ピストン92等により形成される。受圧室93には、受圧面92aが位置し、油圧回路から油路を介して油が供給される。
リターンスプリング10は、パークロッド4をパークロック係合方向に付勢する。リターンスプリング10は例えば、トーションスプリングで構成することができる。
ソレノイド装置100Aは、パークモジュール1Aのロック装置であり、パークアクチュエータ9のロック、つまりパークアクチュエータ9の動作位置のロックを行う。ソレノイド装置100Aは具体的には、ピストン92をロックする。
上述した通り、ソレノイド装置100Aは、図1に示すパークロック係合状態PEで係合部92bに係合し、図2に示すパークロック解除状態PRで係合部92cに係合する。これにより、パークロック係合状態PE及びパークロック解除状態PRの各状態で、ピストン92がロックされ、パークロッド4の移動が制止される。結果、パークモジュール1Aがこれらの各状態でロックされる。ソレノイド装置100Aは、次に説明するように構成されている。
図3A、図3Bは、ソレノイド装置100Aを示す図である。図3Aでは、図1に示すI−I断面でソレノイド装置100Aを示す。図3Bでは、図2に示すII−II断面でソレノイド装置100Aを示す。
図3A、図3Bに示すように、ソレノイド装置100Aは、ロック機構11Aと、ソレノイド12Aと、リターンスプリング13とを有して構成される。ロック機構11Aは、ロックレバー111Aを有して構成される。ロックレバー111Aは、概ねL字状の形状を有し、中間部に設けられた回転軸よりも一端側でピストン92と係合し、他端側でソレノイド12Aと係合する。
ソレノイド12Aは、ハウジング121Aと、アーマチャ122と、ロッド123Aとを有し、ピストン92のロック、ロック解除を行う。図3Aに示すように、ソレノイド12Aは、後退位置でロック機構11Aを介したピストン92のロック解除を行う。また、図3Bに示すように、ソレノイド12Aは、前進位置でロック機構11Aを介したピストン92のロックを行う。
ハウジング121Aは、アーマチャ122を収容する。ハウジング121Aには、貫通孔121a、貫通孔121bが設けられる。貫通孔121aは、ロック機構11A側に設けられ、貫通孔121bはロック機構11A側とは反対側に設けられる。貫通孔121a、貫通孔121bには、ロッド123Aが貫通する。
アーマチャ122は、ロッド123Aを介してロック機構11A具体的にはロックレバー111Aと係合する。アーマチャ122は、ソレノイド12Aへの通電時に発生する電磁力に応じて移動する。アーマチャ122は、非通電時に図3Aに示す後退位置に移動し、通電時に図3Bに示す前進位置に移動する。
ロッド123Aは、アーマチャ122に設けられる。ロッド123Aは、アーマチャ122を貫通した状態で、アーマチャ122に固定される。ロッド123Aは、一端部123aでロックレバー111Aと接触するかたちで係合する。ロッド123Aは、ロック機構11Aと係合する可動部を構成する。
ロッド123Aは、ロックレバー111Aと係合する側とは反対側の端部である他端部123bAを有する。他端部123bAは、貫通孔121bを介してハウジング121Aから突出する。ロッド123Aは、他端部123bAにより貫通孔121bを介してハウンジング121A外に曝される。
リターンスプリング13は、ピストン92をロックする方向にロックレバー111Aを付勢する。リターンスプリング13は、ロッド123Aとロックレバー111Aとの接触状態を保持する。
前述したように、ソレノイド装置100Aは、パークアクチュエータ9をパークロック解除位置、つまり図2に示すパークロック解除状態RRでロックすることができる。これにより、車両走行中にパークアクチュエータ9の油圧が欠損しても、パークロック解除状態PRを保持することができる。従って、車両走行中にパークロックされることを防ぐことができる。
その一方で、パークロック解除状態PRを保持した状態でソレノイド装置100Aが欠損すると、パークロックは解除されたままの状態となり、パークロック解除状態PRからの脱却ができなくなる。このため、パークモジュール1Aをパークロック係合状態PEにすることができなくなる。結果、パークロック係合状態PEで車両の運搬や整備を行おうとしても、そのようなことができなくなることが懸念される。
このような事情に鑑み、本実施形態では次に説明するようにソレノイド装置100Aが構成されている。
ソレノイド装置100Aは、ソレノイド装置100Aを覆うケース200Aに手動操作を可能とするサービスホール201Aを有する。サービスホール201Aは、ロッド123A具体的には他端部123bAとの対面位置に開口する。
このため、本実施形態では、パークロック解除状態PRを保持した状態でソレノイド装置100Aが欠損しても、サービスホール201Aを介してロッド123Aをパークアクチュエータ9のロック解除方向に手動操作により動かすことができる。これにより、パークモジュール1Aをパークロック係合状態PEにすることができ、パークロック係合状態PEで車両の運搬や整備を行うことが可能になる。
ケース200Aは、ソレノイド装置100A専用のケースであってもよく、パークアクチュエータ9等の他の構成と共用されるケースであってもよい。サービスホール201Aは不使用時には、キャップ等により塞いでおくことができる。手動操作は、工具等を用いて行われてもよい。
本実施形態では、パークモジュール1Aが、パークアクチュエータ9とソレノイド装置100Aとを有するロックデバイスを含むかたちで、当該ロックデバイスを兼ねたパークロックデバイスを構成する。
次に、本実施形態の主な作用効果について説明する。
パークモジュール1Aは、パークアクチュエータ9とソレノイド装置100Aとを有する。ソレノイド装置100Aは、ケース200Aにサービスホール201Aを有する。
このような構成によれば、サービスホール201Aを介してソレノイド装置100Aの手動操作を行うことができる。このため、ソレノイド装置100Aの欠損によりパークロック解除状態PRが保持されたままの状態になっても、パークロック解除状態PRからの脱却が可能になる(請求項1に対応する効果)。
本実施形態では、パークアクチュエータ9は、パークロック動作及びパークロック解除動作を行い、ソレノイド装置100Aは、パークアクチュエータ9をパークロック解除位置でロックする。
パークモジュール1Aは、このような構成である場合に、パークロック解除状態PRからの脱却を可能にすることによりパークロックを可能にし、パークロック係合状態PEでの車両の運搬や整備を可能にする(請求項2に対応する効果)。
ソレノイド装置100Aは、ロック機構11Aとソレノイド12Aとを有する。ソレノイド12Aは、ロック機構11Aと係合するロッド123Aを有する。サービスホール201Aは、ロッド123Aの他端部123bAとの対面位置に開口する。
このような構成によれば、手動操作によりロッド123Aを動かすことで、ロック機構11Aによるパークアクチュエータ9のロックを解除することができる(請求項3に対応する効果)。
(第2実施形態)
図4は、本実施形態におけるソレノイド装置100Bを示す図である。以下では、第1実施形態と異なる部分について主に説明する。以下では、ソレノイド装置100Bと同様、第1実施形態と異なるように構成された他の対応構成についても、符号Bを付して説明する。
ソレノイド装置100Bは、ロック機構11Bとソレノイド12Bとを有する。まず、ソレノイド12Bについて説明すると、ソレノイド12Bは、ハウジング121Bとロッド123Bとを有する。ハウジング121Bは、第1実施形態で前述した貫通孔121bを有しない。また、ロッド123Bは、他端部123bBを有し、他端部123bBは、ハウジング121Bから突出せず、手動操作で用いられない。
その一方で、本実施形態では、ロック機構11Bはロックレバー111Bを有し、ケース200Bにはサービスホール201Bが設けられる。
ロックレバー111Bは、手動操作部111aを有する。手動操作部111aは、手動操作によりロック機構11Bのロックを解除するための部分であり、ロックレバー111Bの回転軸からパークアクチュエータ9とは反対側の部分に延伸するように設けられる。手動操作部111aは、サービスホール201Bを介した手動操作により、ロックレバー111Bの回転方向つまり動作方向にロックレバー111Bを動かすことが可能な部分となっている。ロックレバー111Bは、ソレノイド12Bが行うロック動作及びロック解除動作に応じて移動するロック機構11Bの可動部を構成する。
サービスホール201Bは、ロックレバー111Bとの対面位置に開口する。ロックレバー111Bとの対面位置は、本実施形態では手動操作部111aとの対面位置である。
以上のように構成されたパークモジュール1Bでは、パークロック解除状態PRを保持した状態でのソレノイド装置100Bの欠損時に、サービスホール201Bを介してロックレバー111Bをパークアクチュエータ9のロック解除方向に手動操作により動かすことができる。これにより、パークモジュール1Bをパークロック係合状態PEにすることができ、パークロック係合状態PEで車両の運搬や整備を行うことが可能になる。
次に、本実施形態の主な作用効果について説明する。
ソレノイド装置100Bは、ロック機構11Bとソレノイド12Bとを有し、サービスホール201Bは、ロックレバー111Bとの対面位置に開口する。
このような構成によれば、手動操作によりロックレバー111Bを動かすことで、ロック機構11Bによるパークアクチュエータ9のロックを解除することができる(請求項4に対応する効果)。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
上述した実施形態では、パークモジュール1A、パークモジュール1Bが、ロックデバイスを構成する場合について説明した。
しかしながら、ロックデバイスは例えば、変速機がシフトバイワイヤシステムを搭載している場合において、油圧アクチュエータとして、シフト操作に応じて切り替えが行われる切替弁である所謂マニュアルバルブの切替を行うシフトアクチュエータを備え、また、ソレノイド装置として、当該シフトアクチュエータのロック、ロック解除を行うソレノイド装置を備えるものであってもよい。
上述した実施形態では、手動操作がし易いよう、ソレノイド装置100A、ソレノイド装置100Bが、プッシュ操作によりピストン92のロックを解除可能に構成された場合について説明した。しかしながら、ソレノイド装置100A、ソレノイド装置100Bは、プル操作によりピストン92のロックを解除可能に構成されてもよい。
上述した第1実施形態では、ロッド123Aがソレノイド12Aの可動部を構成する場合について説明した。しかしながら、ソレノイド12Aの可動部は例えば、貫通孔121bを介してハウンジング121A外に曝される一方、ハウンジング121A外に突出しない部分であってもよい。この場合、貫通孔121bに棒状の工具等を挿入して当該部分をプッシュ操作することで、手動操作を行うことができる。
上述した第2実施形態では、ロックレバー111Bがロック機構11Bの可動部を構成する場合について説明した。しかしながら、可動部は、手動操作がし易いように設けられた手動操作部111aのような部分を特段有していなくてもよい。
1A、1B パークモジュール(ロックデバイス)
9 パークアクチュエータ(油圧アクチュエータ)
11A、11B ロック機構
111A、111B ロックレバー(可動部)
12A、12B ソレノイド装置
123A、123B ロッド
100A、100B ソレノイド装置
200A、200B ケース
201A、201B サービスホール

Claims (4)

  1. 油圧アクチュエータと、
    前記油圧アクチュエータをロックするソレノイド装置と、
    を有し、
    前記ソレノイド装置は、当該ソレノイド装置を覆うケースに手動操作を可能とするサービスホールを有する、
    ことを特徴とするロックデバイス。
  2. 請求項1に記載のロックデバイスであって、
    前記油圧アクチュエータは、パークロック動作及びパークロック解除動作を行い、
    前記ソレノイド装置は、前記油圧アクチュエータをパークロック解除位置でロックする、
    ことを特徴とするロックデバイス。
  3. 請求項1又は2に記載のロックデバイスであって、
    前記ソレノイド装置は、
    前記油圧アクチュエータをロックするロック機構と、
    前記ロック機構を介して前記油圧アクチュエータのロック動作及びロック解除動作を行うソレノイドと、を有し、
    前記ソレノイドは、前記ロック機構と係合する可動部を有し、
    前記サービスホールは、前記可動部との対面位置に開口する、
    ことを特徴とするロックデバイス。
  4. 請求項1又は2に記載のロックデバイスであって、
    前記ソレノイド装置は、
    前記油圧アクチュエータをロックするロック機構と、
    前記ロック機構を介して前記油圧アクチュエータのロック動作及びロック解除動作を行うソレノイドと、を有し、
    前記サービスホールは、前記ソレノイドが行うロック動作及びロック解除動作に応じて移動する前記ロック機構の可動部との対面位置、に開口する、
    ことを特徴とするロックデバイス。
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