JP2019181558A - 金型温度調節機構及び金型温度調節装置 - Google Patents

金型温度調節機構及び金型温度調節装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2019181558A
JP2019181558A JP2018088918A JP2018088918A JP2019181558A JP 2019181558 A JP2019181558 A JP 2019181558A JP 2018088918 A JP2018088918 A JP 2018088918A JP 2018088918 A JP2018088918 A JP 2018088918A JP 2019181558 A JP2019181558 A JP 2019181558A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
cooling
cylinder part
mold temperature
flow hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP2018088918A
Other languages
English (en)
Inventor
真司 高三
Shinji Takasan
真司 高三
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
C Lab Co Ltd
Original Assignee
C Lab Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by C Lab Co Ltd filed Critical C Lab Co Ltd
Priority to JP2018088918A priority Critical patent/JP2019181558A/ja
Publication of JP2019181558A publication Critical patent/JP2019181558A/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】取付対象となる金型の部品点数を減らして制作費の低減とメンテナンス性の向上を図るとともに入子に形成された流通穴の軸心に対するシール部材の位置決め精度を向上させる。【解決手段】冷却穴221が形成された入子220に取り付けられ、冷却穴221の内周面221aに形成される雌ねじ部221bに締結される雄ねじ部111bが外周面111aに形成された第1筒部111と、軸線X回りの周方向に延びる溝部112bが外周面112aに形成された第2筒部112と、溝部112bに取り付けられるとともに冷却穴221の内周面に接触してシール領域を形成する円環状のシール部材140と、を備え、第1筒部111及び第2筒部112は、一体に形成されるとともに軸線Xに沿った軸線方向の隣接した位置に配置される金型温度調節機構を提供する。【選択図】図3

Description

本発明は、金型温度調節機構及び金型温度調節装置に関するものである。
従来、金型に形成された冷却穴に冷却管を挿入し、冷却管から冷却穴内に冷却水を供給することにより金型を冷却する金型冷却構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に開示される金型冷却構造は、冷却管の先端部外周に環状溝を形成してシール部材を嵌め込み、冷却管の先端部を冷却穴に挿入することで冷却水の漏れ防止を図っている。また、特許文献1に開示される金型冷却構造は、冷却管の基端部外周に雄ねじ部を設け、おも型に取り付けられる取付部材の雌ねじ部に雄ねじ部をねじ込んで雌ねじ部から外れるまで雄ねじ部を送りこむことで冷却管の抜け止めを防止している。
特開2016−221577号公報
特許文献1の金型冷却構造は、冷却水の漏れ防止のための環状溝が冷却管の先端部に形成される一方で、冷却管の抜け止めを防止する雄ねじ部が冷却管の基端側に設けられる。環状溝と雄ねじ部が冷却管の両端の離れた位置に配置されるため、冷却管の先端側が入子の冷却穴に挿入される一方で、冷却管の基端側の雄ねじ部がおも型に取り付けられた取付部材の雌ねじ部にねじ込まれる。そのため、金型冷却構造を金型に固定するためにおも型に取付部材を取り付ける必要があり、部品点数が増大してしまう。また、おも型は、入子よりも大きく、多種の構成部品が所狭しに配置されるため、取付部材を取り付ける負担が大きい。
また、冷却管の基端側の位置決めがおも型に対してなされる一方で、冷却管の先端側がおも型とは別体の入子に挿入される。そのため、おも型に対する入子の位置決め精度が悪化すると、それに伴って入子に形成された冷却穴の軸心に対する冷却管の軸心の位置決め精度が悪化してしまう。入子の冷却穴の軸心に対する冷却管の軸心の位置決め精度が悪化すると、シール部材による適切なシールが行われなくなる可能性がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、取付対象となる金型の部品点数を減らして製作費の低減とメンテナンス性の向上を図るとともに入子に形成された流通穴の軸心に対するシール部材の位置決め精度を向上させた金型温度調節構造及びそれを備えた金型温度調節装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下の手段を採用する。
本発明の一態様にかかる金型温度調節機構は、流通穴が形成された入子に取り付けられ、軸線に沿って延びる筒状に形成されるとともに前記流通穴の内周面に形成される雌ねじ部に締結される雄ねじ部が外周面に形成された第1筒部と、前記軸線に沿って延びる筒状に形成されるとともに前記軸線回りの周方向に延びる溝部が外周面に形成された第2筒部と、前記溝部に取り付けられるとともに前記流通穴の内周面に接触してシール領域を形成する円環状のシール部材と、を備え、前記第1筒部及び前記第2筒部は、一体に形成されるとともに前記軸線に沿った軸線方向の隣接した位置に配置される。
本発明の一態様にかかる金型温度調節機構によれば、入子に形成される流通穴の内周面に形成される雌ねじ部に締結される雄ねじ部が外周面に形成された第1筒部と、流通穴の内周面に接触してシール領域を形成する円環状のシール部材が取り付けられる第2筒部とが、一体に形成されている。そのため、第1筒部の雄ねじ部を冷却穴の雌ねじ部に締結させることにより、入子に形成された流通穴に対する第2筒部及びそれに取り付けられるシール部材の位置決めを行うことができる。
また、本発明の一態様にかかる金型温度調節機構によれば、第1筒部及び第2筒部が軸線方向の隣接した位置に配置されるため、入子の流通穴の内周面に雌ねじ部を形成して金型温度調節機構を取り付けることが可能となる。これにより、金型温度調節機構を位置決めするためにホルダーに追加の部品を取り付けることが不要となる。そのため、取付対象となる金型の部品点数を減らして製作費の低減とメンテナンス性の向上を図ることができる。さらに、入子の冷却穴に第1筒部の雄ねじ部を直接的に固定することが可能になるため、入子に形成された流通穴の軸心に対する第2筒部のシール部材の位置決め精度が向上する。
本発明の一態様にかかる金型温度調節機構において、前記第1筒部及び前記第2筒部は、前記雄ねじ部の前記第2筒部側の端部から前記溝部の前記第1筒部側の端部までの前記軸線方向の長さが、20mm以下となる位置に配置されてもよい。
第1筒部及び第2筒部をこのように隣接した位置に配置することにより、入子に形成された流通穴の軸心に対するシール部材の位置決め精度をより向上させることができる。
本発明の一態様にかかる金型温度調節機構において、前記第1筒部及び前記第2筒部は、前記第1筒部が前記流通穴の先端側に配置され、前記第2筒部が前記流通穴の基端側に配置される構成としてもよい。
このようにすることで、入子に流通穴を形成する際に、シール部材と接触する流通穴の内周面の位置を雌ねじ部よりも流通穴の基端側の位置とすることができる。そのため、雄ねじ部が形成される第1筒部を基端側に配置する場合に比べ、シール部材との接触によりシール領域を形成する流通穴の内周面の平滑度を高める加工を容易に行うことができる。
上記構成の金型温度調節機構においては、前記雄ねじ部の谷径よりも前記第2筒部の外径が大きく、前記雄ねじ部が前記雌ねじ部に締結した状態で前記第2筒部の先端が前記流通穴に突き当てられるようにしてもよい。
雄ねじ部の谷径よりも第2筒部の外径が大きいため、第1筒部の雄ねじ部を流通穴の雌ねじ部に締結していくと、流通穴の雌ねじ部の基端側の端部に第2筒部の先端が突き当たって位置決めされる。また、位置決めされた状態で第1筒部の雄ねじ部が流通穴の雌ねじ部に締結した状態となるため、金型温度調節機構が入子の流通穴に位置決めされた状態を確実に保持することができる。
本発明の一態様にかかる金型温度調節機構において、前記第1筒部及び前記第2筒部は、前記第2筒部が前記冷却穴の先端側に配置され、前記第1筒部が前記流通穴の基端側に配置される構成としてもよい。
このようにすることで、例えば、第2筒部の外径が小さくそれよりも小径の雄ねじ部を第1筒部に形成することが困難な場合であっても、第1筒部の外径を第2筒部の外径よりも大きくし、第1筒部の雄ねじ部を流通穴の雌ねじ部に締結させることができる。
上記構成の金型温度調節機構においては、前記雄ねじ部が前記雌ねじ部に締結した状態で前記第2筒部の先端が前記流通穴に突き当てられるようにしてもよい。
第1筒部の雄ねじ部を流通穴の雌ねじ部に締結していくと、第2筒部の先端が流通穴に突き当たって位置決めされる。また、位置決めされた状態で第1筒部の雄ねじ部が流通穴の雌ねじ部に締結した状態となるため、金型温度調節構造が入子の流通穴に位置決めされた状態を確実に保持することができる。
本発明の一態様にかかる金型温度調節機構においては、供給管から供給される媒体を前記流通穴へ供給するとともに前記流通穴から排出される媒体を排出管へ導く本体部を備え、前記本体部は、前記軸線回りに回転可能な回転機構を有していてもよい。
このようにすることで、第1筒部の雄ねじ部を流通穴の雌ねじ部に締結させる金型温度調節機構において、供給管及び排出管の位置に応じて、回転機構により本体部を任意の位置に回転させることができる。そのため、供給管及び排出管の位置によらずに、金型温度調節機構を適切に入子に取り付けることができる。
本発明の一態様にかかる金型温度調節機構においては、前記軸線に沿って延びる筒状に形成されるとともに前記第1筒部及び前記第2筒部の内側に配置され、先端部から媒体を前記流通穴へ供給する内筒を備えていてもよい。
入子に形成される流通穴が底部を有する閉じた流通穴である場合、第1筒部及び第2筒部の内側に内筒を配置してその先端部から媒体を流通穴へ供給することにより、媒体を閉じた流通穴の内部で流通させることができる。
本発明の一態様にかかる金型温度調節装置は、上記のいずれかに記載の金型温度調節機構と、前記金型温度調節機構が取り付けられるとともに前記流通穴が形成された入子と、を備える。
本発明の一態様にかかる金型温度調節装置によれば、取付対象となる金型の部品点数を減らして製作費の低減とメンテナンス性の向上を図るとともに入子に形成された冷却穴の軸心に対するシール部材の位置決め精度を向上させることができる。
本発明によれば、取付対象となる金型の部品点数を減らして製作費の低減とメンテナンス性の向上を図るとともに入子に形成された流通穴の軸心に対するシール部材の位置決め精度を向上させた金型温度調節機構及びそれを備えた金型温度調節装置を提供することができる。
第1実施形態の金型冷却装置を示す縦断面図である。 図1に示す金型冷却機構の分解組立図である。 図1に示す金型冷却装置の部分拡大図であり、金型冷却機構を入子に取り付けた状態を示す図である。 図1に示す金型冷却装置の部分拡大図であり、金型冷却機構を入子に取り付けていない状態を示す図である。 図1に示す金型冷却装置の本体部の近傍を示す部分拡大図である。 第2実施形態の金型冷却装置の部分拡大図であり、金型冷却機構を入子に取り付けた状態を示す図である。 第2実施形態の金型冷却装置の部分拡大図であり、金型冷却機構を入子に取り付けていない状態を示す図である。 第3実施形態の金型冷却機構を示す縦断面図である。
〔第1実施形態〕
以下、本発明の第1実施形態の金型冷却機構(金型温度調節機構)100について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態の金型冷却装置(金型温度調節装置)1を示す縦断面図である。図2は、図1に示す金型冷却機構100の分解組立図である。図3は、図1に示す金型冷却装置1の部分拡大図であり、金型冷却機構100を入子220に取り付けた状態を示す図である。図4は、図1に示す金型冷却装置1の部分拡大図であり、金型冷却機構100を入子220に取り付けていない状態を示す図である。図5は、図1に示す金型冷却装置1の本体部130の近傍を示す部分拡大図である。
図1に示す本実施形態の金型冷却機構100を備える金型冷却装置1は、アルミニウム、亜鉛、マグネシウム等の金属の溶湯を金型に射出して製品の鋳造を行うダイカスト鋳造装置に用いられる装置である。金型冷却装置1は、金型冷却機構100と、可動型200と、固定型(図示略)とを備える。可動型200は、ホルダー210とホルダー210に嵌め込まれてキャビティ部(図示略)を形成する入子220を備える。
可動型200は、鋳造工程において、ホルダー210に連結される油圧シリンダ等の駆動機構(図示略)によって軸線X方向に固定型に対して密着または離間する方向に移動する。可動型200は、駆動機構によって固定型に対して密着した状態で、入子220と固定型が有する他の入子(図示略)との間に、キャビティ部(図示略)を形成する。
ダイカスト鋳造装置は、金型冷却装置1のキャビティ部へ溶湯を射出して冷却することにより、キャビティ部の形状と一致した製品を鋳造する。ダイカスト鋳造装置は、溶湯が冷却されて製品となった後に、駆動機構によって可動型200を固定型から離間させ、鋳造された製品を取り出す。以上のようにして、ダイカスト鋳造装置は、製品を製造する。
金型冷却機構100は、入子220に形成された冷却穴(流通穴)221に取り付けられ、冷却穴221の内部で冷却媒体(冷却水,冷却空気等)を流通させることにより入子220を冷却する機構である。金型冷却機構100は、内筒120の基端部122側(図1中の右側)から先端部121側(図1中の左側)へ導く供給流路123へ冷却媒体供給ホース301から供給される冷却媒体を導き、冷却媒体を冷却穴221の底部へ流出させる。また、金型冷却機構100は、冷却穴221と内筒120の間及び外筒110と内筒120の間に形成される戻り流路124から冷却媒体排出ホース302へ冷却媒体を導いて外部へ排出する。
図1に示すように、金型冷却機構100は、外筒110と、内筒120と、本体部130と、Oリング(シール部材)140と、を備える。
図2及び図3に示すように、外筒110は、軸線Xに沿って筒状に形成されており、第1筒部111と第2筒部112と第3筒部113とを金属材料(例えば、ステンレス材)により一体に形成した部材である。内筒120は、軸線Xに沿って延びる筒状に形成されるとともに外筒110の内側に配置される筒体である。
第1筒部111は、軸線Xに沿って延びる筒状に形成されるとともに冷却穴221の内周面221aに形成される雌ねじ部221bに締結される雄ねじ部111bが外周面111aに形成された筒体である。雄ねじ部111b及び雌ねじ部221bは、例えば、平行ねじである。
第2筒部112は、軸線Xに沿って延びる筒状に形成されるとともに軸線X回りの周方向に延びる溝部112bが外周面112aに形成された筒体である。
第3筒部113は、軸線Xに沿って延びる筒状に形成されるとともに第2筒部112との連結位置から基端部110aまで延びる筒体である。
図2に示すように、第1筒部111及び第2筒部112は一体に形成されており、第1筒部111が冷却穴221の先端側(底部側)に配置され、第2筒部112が冷却穴221の基端側(ホルダー210側)に配置される。
第1筒部111及び第2筒部112は、軸線Xに沿った軸線方向の隣接した位置に配置される。第1筒部111及び第2筒部112を隣接した位置に配置することにより、第1筒部111及び第2筒部112の双方を入子220に取り付けることができる。
ここで、隣接した位置とは、第1筒部111の雄ねじ部111bの第2筒部112側の端部の位置X1から第2筒部112の溝部112bの第1筒部111側の端部の位置X2までの軸線方向の長さL2が、20mm以下、より好ましくは10mm以下となる位置である。
また、雄ねじ部111bの軸線方向の長さ(位置X0から位置X1までの距離)をL1[mm]とし、第2筒部112の溝部112bの両端の長さ(位置X2から位置X3までの距離)をL3[mm]とした場合、以下の式(1)を満たすように長さL1及び長さL3を設定するのが望ましい。
3mm≦L1≦3・L3 (1)
長さL1を3mm以上とすることにより、金型冷却機構100を入子220に確実に固定するのに必要な雄ねじ部111bの長さを確保することができる。また、本実施形態の金型冷却機構100は外筒110の雄ねじ部111bよりも基端側にシール部材140が配置されるため、雄ねじ部111bにはシール性を高めるために十分な長さを確保する必要はない。そのため、長さL1を3・L3以下とすることができる。
また、第1筒部111の雄ねじ部111bの外径をD1とし、第2筒部112の外周面112aの外径をD2とした場合、以下の式(2)を満たすように外径D1及び外径D2を設定するのが望ましい。
(D2−D1)/2≧0.1mm (2)
外径D1と外径D2の差の片側を0.1mm以上確保することで、位置X1での位置決めを確実に行うことができる。
ここでは、外径D1と外径D2の差の片側を0.1mm以上確保するこことしたが、外径D1と外径D2を同径としてもよい。
また、第1筒部111の雄ねじ部111bの谷径をD3とし、第1筒部111の内径をD4とした場合、以下の式(3)を満たすように谷径D3及び内径D4を設定するのが望ましい。
(D3−D4)/2≧0.3mm (3)
谷径D3と内径D4の差の片側を0.3mm以上確保することで、第1筒部111の強度を十分に確保することができる。
図2に示すように、第1筒部111の雄ねじ部111bの谷径D3よりも第2筒部112の外径D2が大きくなっている。図3に示すように、雄ねじ部111bを雌ねじ部221bに締結していくと、位置X1で第2筒部112の先端が冷却穴221の雌ねじ部221bに突き当てられた状態となる。これにより、金型冷却機構100が入子220に位置決めされる。
なお、本実施形態において、第2筒部112には、軸線Xに沿った軸線方向に間隔を空けて2つの溝部112bが形成されているが、他の態様であってもよい。例えば、3つ以上の溝部を形成しても良いし、1つのみの溝部を形成してもよい。
図4に示すように、入子220の冷却穴221の内周面221aには、第1筒部111の雄ねじ部111bが締結される雌ねじ部221bが形成されている。冷却穴221に形成される雌ねじ部221bの谷径D7は、雄ねじ部111bの外径D1と略一致している。冷却穴221の基端側の内周面の内径D8は、第2筒部112の外周面112aの外径D2よりも微小に大きくなっている。
図4に示す位置X2は、図2に示す位置X2を示しており、位置X1で第2筒部112の先端が冷却穴221の雌ねじ部221bに突き当てられた状態で、第2筒部112の溝部112bの第1筒部111側の端部の位置となる。また、図4に示す位置X3は、図2に示す位置X3を示しており、位置X1で第2筒部112の先端が冷却穴221の雌ねじ部221bに突き当てられた状態で、第2筒部112の溝部112bの基端側の端部の位置となる。
図4に示す位置X2と位置X3との間の領域における冷却穴221の内周面221aは、金型冷却機構100のシール部材140が接触してシール領域を形成する部分となる。シール領域の機密性を高めるため、位置X2と位置X3との間の領域における冷却穴221の内周面221aには、平滑度を高める加工が施されている。
本体部130は、冷却媒体供給ホース(供給管)301により供給される冷却媒体を冷却穴221へ供給するとともに冷却穴221から排出される冷却媒体を冷却媒体排出ホース(排出管)302へ導く部材である。本体部130は、軸線X回りに筒状に形成される本体130aと、軸線X回りに同軸に形成されるとともに本体130aの外周面と接触した状態で配置される回転機構130bとを備える。本体130aの外周面には、冷却水の漏出を防止するOリングが取り付けられている。回転機構130bは、本体部130に対して軸線X回りに回転可能となっている。そのため、回転機構130bは、冷却媒体供給ホース301と冷却媒体排出ホース302とを、軸線X回りの任意の位置に配置することができる。
なお、図5に示す回転機構130bは、冷却媒体供給ホース301と冷却媒体排出ホース302とを軸線X回りの同じ位置に保持した状態で、これらを軸線X回りに回転させる機構としたが、他の態様であってもよい。例えば、回転機構130bを、冷却媒体供給ホース301を保持する機構と、冷却媒体排出ホース302を保持する機構との2つの機構を組み合わせたものとし、冷却媒体供給ホース301と冷却媒体排出ホース302とを軸線X回りに独立して回転させる機構としてもよい。
また、図5に示す本体部130は、本体130aと本体部130に対して軸線X回りに回転する回転機構130bとを備えるものとしたが、他の態様であってもよい。例えば、回転機構130bの部分を本体130aと一体に形成し、一体に形成した部材に対して冷却媒体供給ホース301と冷却媒体排出ホース302とを連結する構造としてもよい。
図1及び図2に示すように、金型冷却機構100は、軸線Xに沿って外筒110の基端部110aを本体130aの端部に突き当て、内筒120の基端部122を本体130aの底部に突き当てた状態で、外筒110を本体130aに固定した装置である。
図5に示すように、外筒110は、基端部110aを本体部130の本体130aに突き当てた状態で、溶接により本体130aに固定されている。また、内筒120は、基端部122を本体130aの底部に突き当てた状態で、溶接により本体部130に固定されている。回転機構130bは、冷却媒体を外部から供給する冷却媒体供給ホース301が接続されて内筒120の供給流路123へ冷却媒体を導く入水接続口131と、冷却媒体排出ホース302が接続されて内筒120と外筒110の間の戻り流路124から戻され る冷却媒体を外部へ導く出水接続口132とを有する。
図1から図3に示すように、シール部材140は、例えば、Oリングであり、外筒110の第2筒部112に形成される溝部112bに取り付けられる円環状の部材である。シール部材140は、ゴム等の弾性部材より形成されており、冷却穴221の内周面221aに接触して弾性変形することで、軸線X回りの全周に渡るシール領域を形成する。
以上説明した本実施形態の金型冷却機構100が奏する作用及び効果について説明する。
本実施形態の金型冷却機構100によれば、入子220に形成される冷却穴221の内周面221aに形成される雌ねじ部221bに締結される雄ねじ部111bが外周面111aに形成された第1筒部111と、冷却穴221の内周面221aに接触してシール領域を形成する円環状のシール部材140が取り付けられる第2筒部112とが、一体に形成されている。そのため、第1筒部111の雄ねじ部111bを冷却穴221の雌ねじ部221bに締結させることにより、入子220に形成された冷却穴221に対する第2筒部112及びそれに取り付けられるシール部材140の位置決めを行うことができる。
また、本実施形態の金型冷却機構100によれば、第1筒部111及び第2筒部112が軸線方向の隣接した位置に配置されるため、入子220の冷却穴221の内周面221aに雌ねじ部221bを形成して金型冷却機構100を取り付けることが可能となる。これにより、金型冷却機構100を位置決めするためにホルダー210に追加の部品を取り付けることが不要となる。そのため、部品点数を減らして製作費の低減とメンテナンス性の向上を図ることができる。さらに、入子220の冷却穴221に第1筒部111の雄ねじ部111bを直接的に固定することが可能になるため、入子220に形成された冷却穴221の軸心に対するシール部材140の位置決め精度が向上する。
また、本実施形態の金型冷却機構100において、第1筒部111及び第2筒部112は、雄ねじ部111bの第2筒部112側の端部(位置X1)から溝部112bの第1筒部111側の端部(位置X2)までの軸線方向の長さL2が、20mm以下となる位置に配置される。
第1筒部111及び第2筒部112をこのように隣接した位置に配置することにより、入子220に形成された冷却穴221の軸心に対するシール部材140の位置決め精度をより向上させることができる。
また、本実施形態の金型冷却機構100において、第1筒部111及び第2筒部112は、第1筒部111が冷却穴221の先端側に配置され、第2筒部112が冷却穴221の基端側に配置される。
このようにすることで、入子220に冷却穴221を形成する際に、シール部材140と接触する冷却穴221の内周面221aの位置(図4の位置X2から位置X3)を雌ねじ部221bよりも冷却穴221の基端側の位置とすることができる。そのため、雄ねじ部111bが形成される第1筒部111を基端側に配置する場合に比べ、シール部材140との接触によりシール領域を形成する冷却穴221の内周面221aの平滑度を高める加工を容易に行うことができる。
また、本実施形態の金型冷却機構100は、雄ねじ部111bの谷径D3よりも第2筒部112の外径D2が大きく、雄ねじ部111bが雌ねじ部221bに締結した状態で第2筒部112の先端が冷却穴221の雌ねじ部221bに突き当てられる。雄ねじ部111bの谷径D3よりも第2筒部112の外径D2が大きいため、第1筒部111の雄ねじ部111bを冷却穴221の雌ねじ部221bに締結していくと、冷却穴221の雌ねじ部221bの基端側の端部に第2筒部112の先端が突き当たって位置決めされる。また、位置決めされた状態で第1筒部111の雄ねじ部111bが冷却穴221の雌ねじ部221bに締結した状態となるため、金型冷却機構100が入子220の冷却穴221に位置決めされた状態を確実に保持することができる。
〔第2実施形態〕
次に、本発明の第2実施形態の金型冷却装置1Aが備える金型冷却機構100Aについて、図面を参照して説明する。
本実施形態は、第1実施形態の変形例であり、以下で特に説明する場合を除き、第1実施形態と同様であるものとし、以下での説明を省略する。
第1実施形態の金型冷却機構100の外筒110は、第1筒部111を冷却穴221の先端側に配置し、第2筒部112を冷却穴221の基端側に配置するものであった。
それに対して本実施形態の金型冷却機構100Aは、第2筒部112Aを冷却穴221Aの先端側に配置し、第1筒部111Aを冷却穴221Aの基端側に配置するものである。
図6に示すように、本実施形態の第1筒部111A及び第2筒部112Aは一体に形成されており、第2筒部112Aが冷却穴221Aの先端側(底部側)に配置され、第1筒部111Aが冷却穴221Aの基端側(ホルダー210側)に配置される。
第1筒部111A及び第2筒部112Aは、軸線Xに沿った軸線方向の隣接した位置に配置される。第1筒部111A及び第2筒部112Aを隣接した位置に配置することにより、第1筒部111A及び第2筒部112Aの双方を入子220に取り付けることができる。
ここで、隣接した位置とは、第1筒部111Aの雄ねじ部111bAの第2筒部112A側の端部の位置X5から第2筒部112Aの溝部112bAの第1筒部111A側の端部の位置X6までの軸線方向の長さL4が、20mm以下、より好ましくは10mm以下となる位置である。
また、雄ねじ部111bAの軸線方向の長さ(位置X5から位置X7までの距離)をL5[mm]とし、第2筒部112Aの溝部112bAの両端の長さ(位置X6から位置X8までの距離)をL6[mm]とした場合、以下の式(4)を満たすように長さL5及び長さL6を設定するのが望ましい。
3mm≦L5≦3・L6 (4)
長さL5を3mm以上とすることにより、金型冷却機構100Aを入子220に確実に固定するのに必要な雄ねじ部111bAの長さを確保することができる。また、本実施形態の金型冷却機構100Aは外筒110Aの雄ねじ部111bAよりも先端側にシール部材140が配置されるため、雄ねじ部111bAにはシール性を高めるために十分な長さを確保する必要はない。そのため、長さL5を3・L6以下とすることができる。
図6に示すように、雄ねじ部111bAを雌ねじ部221bAに締結していくと、位置X9で第2筒部112の先端が冷却穴221に突き当てられた状態となる。これにより、金型冷却機構100Aが入子220に位置決めされる。
図7に示すように、入子220の冷却穴221Aの内周面221aAには、第1筒部111Aの雄ねじ部111bAが締結される雌ねじ部221bAが形成されている。冷却穴221Aの基端側の内周面の内径D9は、第2筒部112Aの外周面112aAの外径よりも微小に大きくなっている。
図7に示す位置X6は、図6に示す位置X6を示しており、位置X9で第2筒部112Aの先端が冷却穴221Aに突き当てられた状態で、第2筒部112Aの溝部112bAの第1筒部111A側の端部の位置となる。また、図7に示す位置X8は、図6に示す位置X8を示しており、位置X9で第2筒部112Aの先端が冷却穴221Aに突き当てられた状態で、第2筒部112Aの溝部112bAの基端側の端部の位置となる。
図7に示す位置X6と位置X8との間の領域における冷却穴221Aの内周面221aAは、金型冷却機構100Aのシール部材140が接触してシール領域を形成する部分となる。シール領域の機密性を高めるため、位置X6と位置X8との間の領域における冷却穴221Aの内周面221aAには、平滑度を高める加工が施されている。
以上説明した本実施形態の金型冷却機構100Aによれば、例えば、第2筒部112Aの外径が小さくそれよりも小径の雄ねじ部111bAを第1筒部111Aに形成することが困難な場合であっても、第1筒部111Aの外径を第2筒部112Aの外径よりも大きくし、第1筒部111Aの雄ねじ部111bAを冷却穴221Aの雌ねじ部221bAに締結させることができる。
〔第3実施形態〕
次に、本発明の第3実施形態の金型冷却装置1Aが備える金型冷却機構100Aについて、図面を参照して説明する。
本実施形態は、第1実施形態の変形例であり、以下で特に説明する場合を除き、第1実施形態と同様であるものとし、以下での説明を省略する。
第1実施形態の金型冷却機構100の外筒110は、第1筒部111と第2筒部112と第3筒部113を金属材料により一体に形成するものであった。
それに対して本実施形態の金型冷却機構100Bの外筒110Bは、第1筒部111Bと第2筒部112Bを金属材料により一体に形成し、第2筒部112Bに対して別体の第3筒部113Bを接合したものである。
図8に示すように、本実施形態の金型冷却機構100Bは、金属材料により一体に形成された第1筒部111Bと第2筒部112Bを備える。第1筒部111B及び第2筒部112Bは、第1実施形態の第1筒部111及び第2筒部112と同様である。
本実施形態の金型冷却機構100Bは、第1筒部111Bと第2筒部112Bを金属材料により一体に形成し、第2筒部112Bに対して別体の第3筒部113Bを接合する構造となっている。例えば、第1筒部111Bと第2筒部112Bを金属材料により一体に形成した複数種の部材を複数種用意しておき、それに対して第3筒部113を形成するために十分な長さを有する筒状部材を複数本用意しておくことにより、金型冷却機構100Bを容易かつ短時間で製造することができる。すなわち、第1筒部111Bと第2筒部112Bを一体に形成した複数種の部材から所望の部材を選択し、選択した部材に対して所望の長さに加工(切断等)した第3筒部113を用意して接合することにより、所望の形状の金型冷却機構100Bを形成することができる。
なお、第3実施形態の金型冷却機構100Bの外筒110Bは、第1筒部111Bを冷却穴221の先端側に配置し、第2筒部112Bを冷却穴221の基端側に配置するものであったが、他の態様であってもよい。例えば、第2実施形態のように、第2筒部112Bを冷却穴221の先端側に配置し、第1筒部111Bを冷却穴221の基端側に配置するものであってもよい。
〔他の実施形態〕
以上の説明において、金型冷却機構100,100A,100Bは、外筒110,110A,110Bの内側に内筒120を配置するものとしたが、他の態様であってもよい。例えば、外筒110,110A,11Bの内側に内筒120を配置しない構成としてもよい。この場合、金型冷却機構は、内部で冷却媒体を循環させず、一端から流入する冷却媒体を他端から排出する。また、この場合、冷却穴221は底部を有する閉じた穴ではなく外部の排出流路へと貫通する貫通穴となる。
以上の説明において、金型冷却機構は、可動型のホルダーに嵌め込まれる入子に取り付けられるものとしたが、他の態様であってもよい。例えば、金型冷却機構は、固定型のホルダーに嵌め込まれる入子、摺動中子、中子ピン等、冷却媒体を使用する他の位置に取り付けるものとしてもよい。
また、以上の説明において、金型冷却機構を備えた金型冷却装置は、ダイカスト鋳造装置に用いられるものとしたが、他の態様であってもよい。例えば、低圧鋳造装置などのダイカスト以外の鋳造装置、樹脂成型用装置、金属プレス加工装置等に用いてもよい。
以上の説明において、金型冷却機構100,100A,100Bは、冷却穴の内部で冷却媒体を流通させることにより入子を冷却する機構であるものとしたが、他の態様であってもよい。例えば、流通穴の内部で媒体を流通させることにより入子を媒体の温度により保温あるいは加熱して金型を温度調節する金型温度調節機構としてもよい。
1,1A 金型冷却装置(金型温度調節装置)
100,100A,100B 金型冷却機構(金型温度調節機構)
110,110A 外筒
110a 基端部
111,111A 第1筒部
111a 外周面
111b 雄ねじ部
112,112A 第2筒部
112a 外周面
112b,112bA 溝部
112cB 雌ねじ部
113,113B 第3筒部
113bB 雄ねじ部
120 内筒
121 先端部
122 基端部
123 供給流路
124 戻り流路
130 本体部
130a 本体
130b 回転機構
131 入水接続口140 Oリング(シール部材)
200 可動型
210 ホルダー
220 入子
221 冷却穴(流通穴)
221a 内周面
221b 雌ねじ部
301 冷却媒体供給ホース(供給管)
302 冷却媒体排出ホース(排出管)
X 軸線

Claims (9)

  1. 流通穴が形成された入子に取り付けられる金型温度調節機構であって、
    軸線に沿って延びる筒状に形成されるとともに前記流通穴の内周面に形成される雌ねじ部に締結される雄ねじ部が外周面に形成された第1筒部と、
    前記軸線に沿って延びる筒状に形成されるとともに前記軸線回りの周方向に延びる溝部が外周面に形成された第2筒部と、
    前記溝部に取り付けられるとともに前記流通穴の内周面に接触してシール領域を形成する円環状のシール部材と、を備え、
    前記第1筒部及び前記第2筒部は、一体に形成されるとともに前記軸線に沿った軸線方向の隣接した位置に配置される金型温度調節機構。
  2. 前記第1筒部及び前記第2筒部は、前記雄ねじ部の前記第2筒部側の端部から前記溝部の前記第1筒部側の端部までの前記軸線方向の長さが、20mm以下となる位置に配置される請求項1に記載の金型温度調節機構。
  3. 前記第1筒部及び前記第2筒部は、前記第1筒部が前記流通穴の先端側に配置され、前記第2筒部が前記流通穴の基端側に配置される請求項1または請求項2に記載の金型温度調節機構。
  4. 前記雄ねじ部の谷径よりも前記第2筒部の外径が大きく、
    前記雄ねじ部が前記雌ねじ部に締結した状態で前記第2筒部の先端が前記流通穴に突き当てられる請求項3に記載の金型温度調節機構。
  5. 前記第1筒部及び前記第2筒部は、前記第2筒部が前記流通穴の先端側に配置され、前記第1筒部が前記流通穴の基端側に配置される請求項1または請求項2に記載の金型温度調節機構。
  6. 前記雄ねじ部が前記雌ねじ部に締結した状態で前記第2筒部の先端が前記流通穴に突き当てられる請求項5に記載の金型温度調節機構。
  7. 供給管から供給される媒体を前記流通穴へ供給するとともに前記流通穴から排出される媒体を排出管へ導く本体部を備え、
    前記本体部は、前記軸線回りに回転可能な回転機構を有する請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の金型温度調節機構。
  8. 前記軸線に沿って延びる筒状に形成されるとともに前記第1筒部及び前記第2筒部の内側に配置され、先端部から媒体を前記流通穴へ供給する内筒を備える請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の金型温度調節機構。
  9. 請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の金型温度調節機構と、
    前記金型温度調節機構が取り付けられるとともに前記流通穴が形成された入子と、を備える金型温度調節装置。
JP2018088918A 2018-04-13 2018-04-13 金型温度調節機構及び金型温度調節装置 Ceased JP2019181558A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018088918A JP2019181558A (ja) 2018-04-13 2018-04-13 金型温度調節機構及び金型温度調節装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018088918A JP2019181558A (ja) 2018-04-13 2018-04-13 金型温度調節機構及び金型温度調節装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019181558A true JP2019181558A (ja) 2019-10-24

Family

ID=68338849

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018088918A Ceased JP2019181558A (ja) 2018-04-13 2018-04-13 金型温度調節機構及び金型温度調節装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2019181558A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021028534A (ja) * 2019-08-09 2021-02-25 Cラボラトリ株式会社 継手構造および金型冷却機構

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62142060A (ja) * 1985-12-13 1987-06-25 Honda Motor Co Ltd 水冷式成形金型
JP2002172455A (ja) * 2000-09-25 2002-06-18 Jft:Kk 金型用冷却装置
JP2010155254A (ja) * 2008-12-26 2010-07-15 Nissan Motor Co Ltd 鋳造装置及び鋳造方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62142060A (ja) * 1985-12-13 1987-06-25 Honda Motor Co Ltd 水冷式成形金型
JP2002172455A (ja) * 2000-09-25 2002-06-18 Jft:Kk 金型用冷却装置
JP2010155254A (ja) * 2008-12-26 2010-07-15 Nissan Motor Co Ltd 鋳造装置及び鋳造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021028534A (ja) * 2019-08-09 2021-02-25 Cラボラトリ株式会社 継手構造および金型冷却機構

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4266723A (en) Nozzle for injection molding machines
KR101920157B1 (ko) 3차원 냉각코어를 갖는 사출금형장치
JP2010155254A (ja) 鋳造装置及び鋳造方法
JP2019181558A (ja) 金型温度調節機構及び金型温度調節装置
JP2010214383A (ja) 鋳造用鋳抜きピン構造
JP6768344B2 (ja) 金型冷却機構
JP6006839B1 (ja) 金型冷却パイプ、金型冷却装置、金型冷却構造、および金型
EP3175966A1 (en) Air-cooled sprue bush for mold
JP2019018567A (ja) プラスチック材料の射出成形のための装置
JP2016132232A (ja) 金型冷却構造
US10215105B1 (en) Integrated VDA housing with anti-rotation feature
KR100204891B1 (ko) 냉각장치
JP3616616B2 (ja) シリンダブロック鋳造用ボアピン
JP6232096B2 (ja) 鋳込口ブッシュおよびそれを備えた鋳造用金型
US20230278269A1 (en) Insert for an injection-moulding nozzle and injection-moulding nozzle having such an insert
US11174799B2 (en) Integrated VDA housing with anti-rotation feature
JP2016007617A (ja) 湯口スリーブおよびそれを備えた鋳造用金型
CN212147362U (zh) 一种浇口套组件及热流道注塑系统
US11911941B2 (en) Shut-off nozzle with needle valve, injection device and injection molding machine
KR19980016128A (ko) 냉각장치
US10711710B2 (en) Reduced material spigot design for integrated VDA adapter housing with as-cast anti-rotation feature
US10670279B2 (en) Flow rate regulation apparatus and hot water apparatus
KR100204895B1 (ko) 냉각장치
KR100204892B1 (ko) 냉각장치
JP2023107401A (ja) 材料吐出装置、三次元造形装置、射出成型装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210409

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220317

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220329

A045 Written measure of dismissal of application [lapsed due to lack of payment]

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A045

Effective date: 20220726