JP2019180470A - 洗濯機 - Google Patents
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Abstract
【課題】ロック装置の簡単化を図ることができるとともに、ドアの仮ロックと本ロックを確実に行うことが可能な洗濯機を提供する。【解決手段】実施形態の洗濯機において、ロック装置は、ドアに設けられた第1被係止部材と、洗濯機本体に設けられ、第1被係止部材を係脱可能に係止してドアを洗濯機本体の内側から開くことが可能な仮ロックの状態に保持するための仮ロック用係止部材と、ドアにおいて第1被係止部材と近接した位置に設けられた第2被係止部材と、洗濯機本体において仮ロック用係止部材と近接した位置に設けられ、第2被係止部材を係脱可能に係止して、ドアを前記洗濯機本体の内側から開くことが不能な本ロックの状態に保持するための本ロック用係止部材と、を備える。【選択図】図2
Description
本発明の実施形態は、洗濯機に関する。
従来の洗濯機において、ドアは、洗濯などの運転をしていない時でも、ドアロック装置により閉鎖状態に保持されていて、そのドアを外側から開けることはできるが、内側から開けることができないものとなっていた。
そこで、万一、子供が洗濯機本体内に閉じ込められたような場合を考慮して、運転をしていない時にドアを内側から開けられるようにするために、単にドアを閉じただけの仮ロック状態では、ドアを本体内から押すことで開けることができ、運転中の本ロック状態では、ドアを確実にロックするドアロック装置が供されている。
しかしながら、上記したドアロック装置では、仮ロック状態と本ロック状態に切換えるために複雑な機構となる上、その構成部品の寸法精度や取付け精度如何によっては、仮ロック或いは本ロックの際に部品相互間で干渉等が生じ、円滑にロック状態にできない虞がある。
そこで、ロック装置の簡単化を図ることができるとともに、ドアの仮ロックと本ロックを確実に行うことが可能な洗濯機を提供する。
実施形態の洗濯機は、洗濯物出入口を有する洗濯機本体と、前記洗濯物出入口を開閉するように軸支されたドアと、前記洗濯物出入口を閉じたドアをロックするロック装置と、を具備し、前記ロック装置は、前記ドアに設けられた第1被係止部材と、前記洗濯機本体に設けられ、前記第1被係止部材を係脱可能に係止して、前記ドアを前記洗濯機本体の内側から開くことが可能な仮ロックの状態に保持するための仮ロック用係止部材と、前記ドアにおいて前記第1被係止部材と近接した位置に設けられた第2被係止部材と、前記洗濯機本体において前記仮ロック用係止部材と近接した位置に設けられ、前記第2被係止部材を係脱可能に係止して、前記ドアを前記洗濯機本体の内側から開くことが不能な本ロックの状態に保持するための本ロック用係止部材と、を備える。
以下、洗濯機に係る複数の実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、各実施形態において、実質的に同一の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
<第1実施形態>
図1、図2に例示する洗濯乾燥機1は、回転槽の回転軸が水平軸又は傾斜軸となる、いわゆる横軸型のドラム式のものであり、回転槽内の衣類を洗濯する洗濯機としての機能と、回転槽内の衣類を乾燥する衣類乾燥機としての機能を備えている。
<第1実施形態>
図1、図2に例示する洗濯乾燥機1は、回転槽の回転軸が水平軸又は傾斜軸となる、いわゆる横軸型のドラム式のものであり、回転槽内の衣類を洗濯する洗濯機としての機能と、回転槽内の衣類を乾燥する衣類乾燥機としての機能を備えている。
洗濯乾燥機1の本体たる洗濯機本体2は、矩形箱状の筐体3を備えている。筐体3の前面3aには、図2に示すように円形に開口する衣類出入口4が設けられている。筐体3の前面3aには、この衣類出入口4を開閉する円形のドア5がヒンジ部6(図1にのみ図示)により回動可能に軸支されている。以下では、洗濯機本体2において衣類出入口4が位置する側を前方とし、その反対側を後方とする。また、洗濯機本体2においてヒンジ部6が位置する側を左方、その反対側を右方として説明する。
筐体3の内部には、ドラム7と、このドラム7を収容する水槽(図示略)が設けられている。水槽は、水を溜めることが可能な有底円筒状をなす槽であり、ドラム7は、内部に衣類を収容することが可能な有底円筒状をなす回転槽である。ドラム7の周側面には図示しない複数の貫通孔が設けられており、ドラム7の内周面には複数の図示しないバッフルが設けられている。水槽の前面開口部及びドラム7の前面開口部は、衣類出入口4に連通している。ユーザは、ドア5を開放方向に回動させて衣類出入口4を開いた開状態とすることにより、衣類出入口4を通してドラム7内に衣類を出し入れすることができる。
ドア5には、前方から見て右上部に位置させて手掛け部8が設けられている。また、洗濯機本体2には、その手掛け部8に対応する位置に手掛け用凹部9が設けられており、衣類出入口4を閉じた閉状態のドア5を開ける際に、ユーザは、手掛け部8に手を掛けやすくなっている。
そして、洗濯機本体2とドア5との間には、ドア5を閉状態でロックするためのロック装置10が設けられている。本実施形態のロック装置10は、ドア5を洗濯機本体2の内側から開くことが可能な仮ロックと、ドア5を洗濯機本体2の内側から開くことができない本ロックと、を各別に行う独立した仮ロック機構11及び本ロック機構12を備える。係る構成について、図3〜図5も参照しながら詳述する。
ここで、図3は、各ロック機構11,12をユニット化したロックユニット13の拡大正面図、図4は、図3のIV−IVにおける断面図であって各ロック機構11,12で係止されるラッチ51,52とともに示すロックユニット13前面部の拡大縦断側面図を示している。また、図5は、仮ロック機構11を模式的に示す拡大平面図である。
先ず、ドア5に設けられるラッチ51,52について説明する。ラッチ51,52は、図2、図4に示すように、ドア5周縁部における自由端部側に配置された上下一対の第1,第2ラッチ51,52からなる。第1,第2ラッチ51,52は、何れもドア5裏面側から洗濯機本体2側へ向けて突出するように延びている。
このうち、図4に示す下側の第1ラッチ51は、仮ロック用の第1被係止部材である。第1ラッチ51は、洗濯機本体2側へ突出する幅狭な板状乃至帯状をなすとともに、その先端部に、図5(a)に示すように板厚方向に張り出す菱形形状の被係止部51aを有する。具体的には、被係止部51aは、第1ラッチ51の先端に向かうほど先細り形状となるテーパ面51bと、その基端側に窄む形状となるテーパ面51cとで菱形をなす。また、テーパ面51bとテーパ面51cとのなす角は、左右方向(図5で左右方向)に張出す係止角51d,51dとされている。
図4に示す上側の第2ラッチ52は、本ロック用の第2被係止部材である。第2ラッチ52は、洗濯機本体2側へ突出するやや幅狭な板状をなす。第2ラッチ52の先端側には、その板厚方向に貫通する矩形状の被係止孔52aが形成されている。
図4に示すように、第2ラッチ52と第1ラッチ51は、ドア5の自由端側にて相互に近接した位置で上下方向に並び、且つラッチ51,52相互間で平行をなすように延びている。第2ラッチ52の突出長L2は、第1ラッチ51の突出長L1と同じ寸法に設定されている(L2=L1)。また、第2ラッチ52の幅W2(図4で上下方向の幅)は、第1ラッチ51の幅W1よりも大きく(W2>W1)、第2ラッチ52の厚み(図4の紙面と直交する方向の厚み)は、第1ラッチ51の厚みt0(図5(a)参照)よりも大きい。このように、本ロック用の第2ラッチ52は、仮ロック用の第1ラッチ51よりも剛性を高くしている。
なお、図2に示すように、ドア5周縁部における自由端部側には、ラッチ51,52とは別の部材であって、ラッチ52に対して上側の近接した位置に、ドア開閉検知用の棒状部材59が設けられている。棒状部材59は、上記したラッチ51,52と略同じ突出長で、洗濯機本体2側へ延びており、当該ラッチ51,52と平行をなしている。棒状部材59は、ラッチ51,52と同様、幅狭な板部材で形成してもよい。
これに対し、洗濯機本体2側には、図2に示す衣類出入口4外周部4aにおける、ラッチ51,52と対応する部分に位置させてロックユニット13が設けられている。ロックユニット13は、そのユニットケース14内部に、仮ロック機構11及び本ロック機構12を備えている。
具体的には、図3、図4に示すように、ユニットケース14には、矩形状の凹部からなる第1受け部15と第2受け部16とが上下に並ぶように設けられ、当該ケース14前面を覆うカバー14aには、各受け部15,16の開口15a,16aが設けられている。第1受け部15の開口15aは、第1ラッチ51の挿入可能な大きさの矩形状に形成され、第2受け部16の開口16aは、第2ラッチ52の挿入可能な大きさの矩形状に形成されている。
第2受け部16の開口16a周縁には、前方に向かって拡がるように縦断面「ハ」字状(図4参照)に拡開したガイド部17が設けられている。ガイド部17は、カバー14a表面から前方へ張出すように形成されているとともに、開口16aに連なるように傾斜したガイド面17aを有する。これにより、ガイド面17aは、ドア5を閉じる際に第2ラッチ52と接触したとき当該ラッチ52を第2受け部16へガイドするようになっている。
図5(a)に示すように、第1受け部15内には、仮ロック用係止部材20,21が配設されている。仮ロック用係止部材20,21については、左右に対向するように配置され、且つ左右で対称的な構造を備える。
詳細には、仮ロック用係止部材20,21は、前記開口15a側を先端側とし、その先端側にて相互に向かいあう山形状の爪部20a、21aを有する。仮ロック用係止部材20,21は、基端側にて軸部22,23により回動可能に支持されている。仮ロック用係止部材20,21における爪部20a,21aの背面側の位置には、付勢手段としてのバネ部材24,25が配置されている。バネ部材24,25は、圧縮コイルバネであり、その一端部が第1受け部15の側壁15b,15cに掛け止められ、他端部で爪部20a,21aの背面側を付勢する。
こうして、仮ロック用係止部材20,21は、バネ部材24,25により、爪部20a,21aの頂点20b,21b間の隙間を狭める方向(矢印A方向)に付勢されている。ドア5を閉じるとき、第1ラッチ51は、第1受け部15の開口15aから受け入れられ、図4に示す位置まで侵入する。この場合、仮ロック用係止部材20,21は、図5(b)に示すように、第1ラッチ51の被係止部51aを爪部20a、21aで挟み込んで係止し、バネ部材24,25の付勢力により、当該ラッチ51を保持した仮ロックの状態となる。ここで、仮ロックの状態とは、係る係止部材20,21の係止によりドア5の閉状態(衣類出入口4の閉鎖状態)を保持する一方、ドア5に洗濯機本体2の内側から開放方向へ所定以上の操作力が作用すると、その係止部材20,21による係止の解除が可能な状態を称するものである。この場合、バネ部材24,25は、ドア5に当該操作力(例えば5kgf以上の押す力)が作用したとき、仮ロック用係止部材20,21による係止を解除可能な付勢力に設定されている。
具体的には、ドア5を開く際、第1ラッチ51が前方(図5(b)で上方)へ移動することに伴い、当該ラッチ51の係止角51d,51dが爪部20a,21aの頂点20b,21bに至るまで、バネ部材24,25の付勢力に抗して、係止部材20,21を押し広げる方向(矢印A方向とは反対方向)へ回動させる。また、第1ラッチ51は、その係止角51d,51dが爪部20a,21aの頂点20b,21bを通過した時点で、係止部材20,21による係止が解除される。それ故、バネ部材24,25は、前記操作力が作用したときに、第1ラッチ51の被係止部51aにおける最大厚みTの分、爪部20a,21aを離間させること(係止角51d,51dの通過を許容すること)が可能な付勢力に設定されている。上記した仮ロック用係止部材20,21、バネ部材24,25、及び第1受け部15は、仮ロック機構11に相当する。
上記した仮ロック用係止部材20,21における、爪部20a,21aの頂点20b,21b間の開口面積は、バネ部材24,25で狭められることにより、第1ラッチ51における厚みT部分の断面積よりも小さくなっている。このため、図3に示す仮ロック用係止部材20,21間の開口Opから第1受け部15内に、異物が入り難く、又、その開口Opを本ロック用の開口16aに比して小さくすることができる。
なお、図3に示すように、ユニットケース14のカバー14aには、その上部に位置させて円形の開口19が形成されている。この開口19は、前記棒状部材59に対応するドア開閉検知用の開口である。また、ユニットケース14内部には、この開口19に合せてドア開閉検知装置29が配設されている。ドア開閉検知装置29は、プッシュプランジャ形の作動部29aを有するリミットスイッチで構成されている。つまり、ドア開閉検知装置29は、その作動部29a(ボタン部)が、ドア5を閉じる際に開口19から侵入した棒状部材59に押圧されることに伴いオンとなる。ドア開閉検知装置29は、後述する制御装置に接続され、ドア5の開閉を検知する。
他方、ユニットケース14内部には、第2受け部16の側方(図3で右側)に位置して、本ロック用係止部材30が移動可能に配置されている。本ロック用係止部材30は、第2ラッチ52の被係止孔52aに挿通可能な四角柱状をなしている(図4参照)。また、図3に示すように、ユニットケース14内部には、本ロック用係止部材30を動作させる電磁ソレノイド31を備える。電磁ソレノイド31は、本ロック用係止部材30の挿通方向に合わせた横向きに配置され、当該ソレノイド31のプランジャ31a先端に、本ロック用係止部材30が一体的に設けられている。電磁ソレノイド31は、洗濯乾燥機1の動作全般を制御する制御装置により駆動制御される。
本ロック用係止部材30の移動する方向は、第2ラッチ52の突出する方向と交わる方法(直交する方向)であり、図3では、本ロック用係止部材30が本ロック解除位置に移動した状態を示している。この状態では、本ロック用係止部材30の先端が、第2ラッチ52の被係止孔52aの右方に臨む位置にある。前記制御装置により電磁ソレノイド31が通電されて本ロック動作すると、プランジャ31aが矢印B方向に移動される。これに伴い、本ロック用係止部材30が同B方向に移動され、本ロック解除位置から本ロック位置へ移動される。これにより、本ロック用係止部材30は、第2ラッチ52の被係止孔52aに挿通されて当該ラッチ52を係止した本ロックの状態となる。ここで、本ロックの状態とは、係る係止部材30の係止によりドア5の閉状態を保持することで、ドア5を洗濯機本体2の内側から開くことが不能な状態を称するものである。
また、本ロック用係止部材30には、自身の位置を検知するための突起30aが一体的に設けられている。即ち、ユニットケース14内部には、第2受け部16の近傍に位置させて本ロック検知装置39が配設されている。本ロック検知装置39は、レバー形の作動部39aを有するリミットスイッチで構成されている。本ロック検知装置39は、係止部材30が本ロック位置へ移動されることに伴い、その係止部材30の突起30aと作動部39aとが当接することでオンとなり、係止部材30の本ロック位置への移動を検知する。この本ロック検知装置39は、制御装置に接続されている。
上記した本ロック用係止部材30、電磁ソレノイド31、及び第2受け部16は、本ロック機構12に相当する。本ロック機構12及び仮ロック機構11並びにドア開閉検知装置29及び本ロック検知装置39は、予め共通のユニットケース14内に組付けられることによりユニット化されたロックユニット13として、ユニットケース14ごと衣類出入口4の外周部4aの位置に組付けられる。この組付けは、当該外周部4aにおける被取付け面(後述する図10(a)の面100参照)に対して、ユニットケース14の取付け部14bに挿通される取付用ネジ92(図3にのみ図示)で固定することにより行う。この組付け時におけるユニットケース14の位置調整について、詳しくは後述する。
続いて、上記構成の作用について説明する。図2に示すように、ドア5が開放された開状態において、本ロック用係止部材30は本ロック解除位置にある。即ち、制御装置は、ドア開閉検知装置29の検知信号に基づいて、ドア5が開状態にあると判定した場合、電磁ソレノイド31の駆動を禁止することで、本ロック用係止部材30の本ロック解除位置を保持する。このため、ドア5を閉じる際に、第2ラッチ52が本ロック用係止部材30と衝突することはない。
ドア5を閉じる際、各ラッチ51,52が受け部15,16に受け入れられる。このとき、図4に示すように、第2受け部16の開口16a周縁には、前方に向かって張出すガイド部17が形成されているため、開口16aの手前で第2ラッチ52先端がガイド面17aに接触すると、そのガイド面17aに沿って第2ラッチ52が開口16aへ案内されるとともに、第1ラッチ51が開口15aに案内されるようにして、各々の受け部15,16に受け入れられる(図4参照)。
また、この場合、図5(a)に示すように第1受け部15の開口15aから侵入する第1ラッチ51は、その係止角51d,51dが爪部20a,21aの頂点20b,21bに至るまで、バネ部材24,25の付勢力に抗して、仮ロック用係止部材20,21を押し広げる方向へ回動させる。そして、第1ラッチ51は、その係止角51d,51dが爪部20a,21aの頂点20b,21bを通過すると、当該爪部20a,21aによりA方向に挟み込まれる(図5(b)参照)。これにより、仮ロック用係止部材20,21は、第1ラッチ51を仮ロックの状態に保持する。また、このとき、前記棒状部材59(図2にのみ図示)がドア開閉検知装置29の作動部29a(図3参照)を押圧した状態が保持され、ドア5の閉状態が検知される。
この仮ロックの状態では、第1ラッチ51のテーパ面51cの形状、及び上記したバネ部材24,25の付勢力の設定が相俟って、ドア5に開放方向へ例えば5kgf以上の操作力が作用すれば、第1ラッチ51に対する爪部20a,21aの係止が円滑に外れて、ドア5を開放させることが可能となる。このため、万一、子供が衣類出入口4からドラム7内に入った状態で、ドア5が閉められ仮ロックの状態となったとしても、ドア5の内側からドア5を5kgf以上の操作力で押すことで、ドア5を容易に開けることができる。なお、仮ロックの状態では、洗濯機本体2の外側からドア5の手掛け部8に手を掛けて手前に引くことで、第1ラッチ51に対する爪部20a,21aの係止が解除され、ドア5を開けることもできる。
こうして、ドア5が閉じられ、仮ロック機構11で仮ロックがなされた後(つまりドア開閉検知装置29でドア5の閉状態が検知された後)、洗濯乾燥機1において洗濯運転を開始させる際には、制御装置により電磁ソレノイド31を通電してロック動作させる。これにより、本ロック用係止部材30は、電磁ソレノイド31のプランジャ31aとともに矢印B方向(図3参照)に移動され、本ロック解除位置から本ロック位置へ移動される。このとき、第2受け部16に受け入れられている第2ラッチ52の先端部において、被係止孔52aに本ロック用係止部材30が挿通されることで、係止された本ロックの状態となる。また、この場合、制御装置は、本ロック検知装置39の検知信号に基づき、係止部材30の本ロック位置を検知したことを条件に洗濯運転を開始する。このため、本ロック位置まで係止部材30が確実に移動されるようになっており、係る本ロックの状態では、ドア5に開放方向へ前記操作力が作用したとしても、又、洗濯機本体2の外側からドア5の手掛け部8に手を掛けて手前に引いても、その本ロック用係止部材30による係止を解除することができず、ドア5を開けることはできない。
なお、洗濯乾燥機1において、洗濯運転に係る一連の行程(或いは乾燥行程を含む一連の行程)が終了すると、本ロック用係止部材30が電磁ソレノイド31により矢印B方向とは反対の方向に移動される。この場合、制御装置は、本ロック検知装置39の検知信号に基づき、係止部材30を本ロック解除位置まで移動させるように電磁ソレノイド31を制御する。これにより、本ロックの状態が確実に解除され、ドア5を開けることができる。
ドア5が開くことに伴い、制御装置は、ドア開閉検知装置29の検知信号に基づき、ドア5が開状態にあると判定すると、再びドア5の閉状態を検知するまで電磁ソレノイド31の駆動を禁止する。つまり、制御装置は、ドア開閉検知装置29によるドア5の開閉の検知と本ロック検知装置39による係止部材30の位置の検知により、ドア5を閉じるときに第2ラッチ52と係止部材30が衝突しないように電磁ソレノイド31を制御することができる。
以上説明したように、本実施形態の洗濯乾燥機1におけるロック装置10は、ドア5に設けられた第1ラッチ51と、洗濯機本体2に設けられ、第1ラッチ51を係脱可能に係止して、ドア5を洗濯機本体2の内側から開くことが可能な仮ロックの状態に保持するための仮ロック用係止部材20,21と、ドア5において第1ラッチ51と近接した位置に設けられた第2ラッチ52と、洗濯機本体2において仮ロック用係止部材20,21と近接した位置に設けられ、第2ラッチ52を係脱可能に係止して、ドア5を洗濯機本体2の内側から開くことが不能な本ロックの状態に保持するための本ロック用係止部材30と、を備える。
これによれば、仮ロック用係止部材20,21と本ロック用係止部材30により、第1ラッチ51と第2ラッチ52を各々係止して、仮ロックと本ロックを各別に行うことができ、仮ロックと本ロックに係る構成について簡単化を図り安価なものとすることができる。また、仮ロック用係止部材20,21と本ロック用係止部材30、或いは第1ラッチ51と第2ラッチ52は、相互に近接した位置に設けられる別個の部材であるため、各々の部材20,21,30,51,52で求められる寸法精度や取付け精度を出し易く、仮ロックと本ロックを確実に行うことが可能となる。
また、ロック装置10は、ドア5においてラッチ51,52と近接した位置に設けられたドア開閉用の棒状部材59(当接部材59)と、洗濯機本体2において係止部材20,21,30と近接した位置に設けられ、棒状部材59と当接することによりドア5の開閉を検知するドア開閉検知装置29と、を備える。これによれば、当接部材59やドア開閉検知装置29で求められる取付け精度を出し易くすることができ、又、係る構成の簡単化を図ることができる等、上記と同様の効果を奏する。
仮ロック用係止部材20,21を含む機構11と本ロック用係止部材30を含む機構12は、共通のケース14に配設されることによりユニット化されたロックユニット13として、洗濯機本体2に対して組付けられる。これによれば、ロックユニット13の洗濯機本体2に対する組付け時に、各ラッチ51,52に対する係止部材20,21,30の位置合わせを一度に行うことができ、組付け作業の簡単化を図ることができる。なお、ロックユニット13として、ドア開閉検知装置29及び本ロック検知装置39も含めたユニット化により、総じて組付け易いものとなることは勿論である。
第2受け部16のガイド面17aは、第1受け部15で第1ラッチ51を受け入れる前に、第2ラッチ52との接触が可能に形成されている。これによれば、第2ラッチ52を、例えば第1ラッチ51に比して剛性が高いものとして、ガイド面17aに沿って第2受け部16へ円滑且つ確実に案内することができるとともに、第1ラッチ51をも第1受け部15へ確実に案内することが可能となる。
また、第1ラッチ51の被係止部51aに、仮ロック用係止部材20,21に係脱する方向に対して傾斜したテーパ面51b,51cが形成され、又、仮ロック用係止部材20,21の爪部20a,21aに、山形状のテーパ面が形成されているため、仮ロックとその解除をスムーズに行い、応力集中に起因する破損や変形等を防止することができる。
バネ部材24,25は、ドア5に洗濯機本体2の内側から押す力が作用したとき仮ロック用係止部材20,21による係止を解除可能な付勢力を有する。これによれば、仮ロックに係る機構11について、バネ部材24,25を用いた安価で且つ簡単な構成とすることができる。
仮ロック用係止部材20,21は、基端側にて軸部22,23により回動可能に支持されている。係る構成によれば、本実施形態と異なり係止部材を左右方向にスライド可能に構成した場合に比して、仮ロック機構11全体を小型なものとすることができる。
また、本実施形態では、一対の仮ロック用係止部材20,21を備えるため、そのうち一方が係止部材として機能しなくなった場合でも、他方が係止部材として機能しうるため、仮ロックの機能を永く維持することが可能となる。
<その他の実施形態>
図6〜図10は、本発明の第2〜第6実施形態を示している。以下では、既述した実施形態と実質的に異なる点について述べることとする。
図6〜図10は、本発明の第2〜第6実施形態を示している。以下では、既述した実施形態と実質的に異なる点について述べることとする。
図6に示す第2実施形態の仮ロック用係止部材60,61は、第1実施形態の係止部材20,21と次の点で相違する。即ち、仮ロック用係止部材60,61は、例えばゴム製のゴム部材で構成されている。仮ロック用係止部材60,61の基端側は、第1受け部15の奥壁15dに取付け固定されている。このため、第1実施形態のバネ部材24,25や軸部22,23といった部品は省略されており、本第2実施形態の仮ロック用係止部材60,61自身が付勢部材として機能する。
ドア5を閉じるとき、図6に示すように第1受け部15の開口15aから侵入する第1ラッチ51は、その係止角51d,51dが爪部20a,21aの頂点20b,21bに至るまで、仮ロック用係止部材60,61先端側を押し広げる方向(同図の矢印C方向)へ撓ませる。そして、第1ラッチ51は、その係止角51d,51dが爪部20a,21aの頂点20b,21bを通過すると、前記ゴムの可撓性(弾性力)により、仮ロック用係止部材60,61の爪部20a,21aで挟み込まれ、係止される(図示略)。これにより、仮ロック用係止部材60,61は、第1ラッチ51を仮ロックの状態に保持する。
また、仮ロック用係止部材60,61は、仮ロックの状態においてドア5に洗濯機本体2の内側から押す前記の操作力が作用したとき、矢印C方向へ撓んで、第1ラッチ51の係止が外れることにより、ドア5を開放させることが可能となる。このように、本第2実施形態においては、仮ロックに係る機構11について、付勢手段としてゴム製の係止部材60,61を用いることにより、部品点数を少なくして、より安価で簡単な構成とすることが可能となる。
図7に示す第3実施形態の仮ロック用係止部材70,71には、第1実施形態の爪部20a,21aに代えて、平面視にて半円状をなす曲面部70a,71aが形成されている。これにより、仮ロック用係止部材70,71の突起部は、曲率を有する表面形状とされている。また、同図に示すように、本第3実施形態の第1ラッチ73の被係止部73aは、菱形形状に代わる円筒状の表面形状を有する。
ここで、ドア5を閉じるとき、図7に示すように第1受け部15の開口15aから侵入する第1ラッチ73は、被係止部73aの円筒部分が係止部材70,71の曲面部70a,71aと摺接しながら、バネ部材24,25の付勢力に抗して、当該係止部材70,71を押し広げる方向へ回動させる。そして、第1ラッチ73は、その円筒部分が係止部材70,71の曲面部70a,71aの中間を通過すると、当該曲面部70a,71aによりA方向に挟み込まれ、係止される(図示略)。これにより、仮ロック用係止部材70,71は、第1ラッチ73を仮ロックの状態に保持する。
このように、本第3実施形態においては、第1ラッチ73の被係止部73aや係止部材70,71の突起部に、各々曲面部が形成されているため、仮ロックとその解除を、よりスムーズに行うことができる。
図8(a)(b)に示すように、第4実施形態の第1ラッチ83には、菱形形状の被係止部51aに代えて、板厚方向に貫通する被係止孔83aが形成されている。また、本第4実施形態の仮ロック用係止部材80は、例えば棒状をなす一のゴム部材で構成されている。仮ロック用係止部材80は、その一端が第1受け部15の側壁15cに取付け固定され、他端が第1ラッチ83と交わる方向(例えば直交する方向)に延びる自由端部とされている。また、仮ロック用係止部材80は、ドア5が閉じられる際、第1受け部15に侵入する第1ラッチ83に対して接触可能に突き出している。
ドア5を閉じるとき、図8(a)に示すように第1受け部15の開口15aから侵入する第1ラッチ83は、その側面で仮ロック用係止部材80の先端部と当接しながら、当該係止部材80を侵入方向へ撓ませる。そして、第1ラッチ83は、その被係止孔83aが係止部材80の先端部と接触する位置まで侵入すると、被係止孔83aに当該先端部が嵌り込むことにより係止される(図8(b)参照)。これにより、仮ロック用係止部材80は、第1ラッチ83を仮ロックの状態に保持する。
また、仮ロック用係止部材80は、仮ロックの状態においてドア5に洗濯機本体2の内側から押す前記の操作力が作用したとき、第1ラッチ83の引き抜かれる方向へ撓んで、第1ラッチ83の被係止孔83aから外れることにより、ドア5を開放させることが可能となる。このように、本第4実施形態においては、仮ロックに係る機構11について、ゴム製の一の仮ロック用係止部材80を用いた構成とすることで、部品点数をより少なくすることができ、より安価で簡単な構成とすることが可能となる。
図9に示すように、第5実施形態のロックユニット13´は、図4の第1実施形態のロックユニット13との対比から明らかなように、本ロック機構12の第2受け部16´の上方に、もう一つの仮ロック機構11の第1受け部15を備えている。つまり、ロックユニット13´は、上下一対の仮ロック機構11,11で仮ロックを行い、その中央部の本ロック機構12で本ロックを行うようになっている。また、本第5実施形態の本ロック機構12では、第2受け部16´内の前後方向のスペースが、第1実施形態の第2受け部16内の前後方向のスペースよりも広くなっている。これに合わせて、図9に示す本ロック用係止部材30や、電磁ソレノイド31は、奥方へずらした位置にある。
他方、ドア5の自由端側には、第2ラッチ52´の上方に位置させて、もう一つの第3ラッチ51が設けられている。この第3ラッチ51と第1ラッチ51は、上下一対の仮ロック機構11,11と対応する。また、本第5実施形態の第2ラッチ52´は、その突出長L2´が第1,第3ラッチ51,51の突出長L1よりも大きく(L2´>L1)、第2受け部16´内の奥方で、本ロック用係止部材30により係脱可能に係止される。
以上説明したように、本第5実施形態のロックユニット13´は、もう一つの仮ロック機構11で仮ロックの機能を担保することができる。また、上記したように仮ロック機構11は比較的コンパクトな構成とすることができるので、一対の仮ロック機構11,11を配設しても、全体の大型化を抑制することができる。
第2ラッチ52´の突出長L2´は、第1,第3ラッチ51,51の突出長L1よりも大きいため、第2受け部16´での第2ラッチ52´の受け入れは、第1受け部15,15での第1,第3ラッチ51,51の受け入れ前となる。それ故、第2ラッチ52´がガイド面17aと接触することで、より確実に第2受け部16へ案内することができるとともに、第1,第3ラッチ51も第1受け部15,15へより確実に案内することができる。
図10(b)は、第6実施形態のユニットケース14における第1受け部90を模式的に表す平面図であり、図10(c)は、フック状の第1ラッチ91が第1受け部90に侵入した状態を示している。また、図10(a)は、ユニットケース14を、前記被取付け面100に取付けるときの様子を模式的に表す平面図である。
図10(c)に示すように、第1ラッチ91は、その先端部に円弧面91aを有するとともに、側方へ突起する爪部91bを有しており、基端側のドア5にて図示しない軸部により回動可能に設けられている。第1ラッチ91は、図示しない付勢手段(例えばバネ)により、矢印D方向に付勢されている。また、第1ラッチ91は、ドア5の手掛け部8に手を掛けて手前側へ引くと、バネの付勢力に抗して矢印D方向とは反対方向に回動される。
図10(b)に示すように、第1受け部90の内部には、その開口90aに臨む位置に、仮ロック用係止部材95が設けられている。仮ロック用係止部材95は、ユニットケース14の前面に沿って、開口90aを狭めるように配置されている。仮ロック用係止部材95は、その縁部である先端の後面側を係止部とし、基端側となる第1受け部90の側壁90bにて固定されている。
ドア5を閉じるとき、第1ラッチ91は、第1受け部90の開口90aにおける係止部材91の先端側から侵入し、当該ラッチ91の爪部91bが当該係止部材95の縁部で係止され、前記D方向の付勢力により仮ロックの状態に保持される。
ここで、第1ラッチ91は、前記侵入方向先端側に円弧面91aを有し、又、回動可能に軸支されているため、比較的スムーズな仮ロックとその解除が可能であるが、取付け精度が悪いと、仮ロックやその解除をスムーズにできない事態も生じうる。例えば、図10(a)、(c)に誇張して示すように、ユニットケース14が本来よりも傾いて取付けられることにより、第1ラッチ91の爪部91が仮ロック用係止部材95の縁部で拗れることも想定される。
この点、ユニットケース14は、その取付け部14bにて取付用ネジ92(何れも図3にのみ図示)で固定されるのであるが、図10(a)に示すように、取付用ネジ92とは別の調整用ネジ93により位置調整を可能としている。即ち、ユニットケース14には位置調整手段として、調整用ネジ93に螺合されるネジ孔部14cが設けられ、その調整用ネジ93が被取付け面100に対して螺挿されるとともに、ネジ孔部14cに螺合される。これにより、被取付け面100に対するユニットケース14の前後方向の位置や向きを調整することができる。また、この調整により、第1ラッチ91のみならず、第2ラッチ52に対する位置合わせを行うことができる。
他の実施形態として、本ロックの状態に保持するための手段として、電磁ソレノイド31に代えて、モータを用いるようにしてもよい。
また、ドア5の開閉を検知する手段として、プッシュプランジャ形の作動部29aを有するリミットスイッチに代えて、レバー形の作動部を有するリミットスイッチを用いるようにしてもよい。更に、本ロック用係止部材30の本ロック位置への移動を検知する手段として、レバー形の作動部39aを有するリミットスイッチに代えて、本ロック位置へ移動した係止部材30を非接触で検知する近接センサを用いるようにしてもよい。このように各検知手段の構成は、適宜変更しうるものである。
また、ドア5の開閉を検知する手段として、プッシュプランジャ形の作動部29aを有するリミットスイッチに代えて、レバー形の作動部を有するリミットスイッチを用いるようにしてもよい。更に、本ロック用係止部材30の本ロック位置への移動を検知する手段として、レバー形の作動部39aを有するリミットスイッチに代えて、本ロック位置へ移動した係止部材30を非接触で検知する近接センサを用いるようにしてもよい。このように各検知手段の構成は、適宜変更しうるものである。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
図面中、1は洗濯乾燥機(洗濯機)、2は洗濯機本体、4は衣類出入口(洗濯物出入口)、5はドア、10はロック装置、13,13´はロックユニット、14はユニットケース(ケース)、15は第1受け部、16,16´は第2受け部、17aはガイド面、20,21,70,71,80は仮ロック用係止部材、14,25はバネ部材(付勢手段)、30は本ロック用係止部材、51,73,83,91は第1ラッチ(第1被係止部材)、52,52´は第2ラッチ(第2被係止部材)、60,61は仮ロック用係止部材(付勢手段)を示す。
Claims (4)
- 洗濯物出入口を有する洗濯機本体と、
前記洗濯物出入口を開閉するように軸支されたドアと、
前記洗濯物出入口を閉じたドアをロックするロック装置と、を具備し、
前記ロック装置は、
前記ドアに設けられた第1被係止部材と、
前記洗濯機本体に設けられ、前記第1被係止部材を係脱可能に係止して、前記ドアを前記洗濯機本体の内側から開くことが可能な仮ロックの状態に保持するための仮ロック用係止部材と、
前記ドアにおいて前記第1被係止部材と近接した位置に設けられた第2被係止部材と、
前記洗濯機本体において前記仮ロック用係止部材と近接した位置に設けられ、前記第2被係止部材を係脱可能に係止して、前記ドアを前記洗濯機本体の内側から開くことが不能な本ロックの状態に保持するための本ロック用係止部材と、
を備える洗濯機。 - 前記仮ロック用係止部材と前記本ロック用係止部材は共通のケースに配設されることによりユニット化されたロックユニットとして、前記洗濯機本体に対して組付けられる請求項1記載の洗濯機。
- 前記洗濯機本体において、
前記第1被係止部材を前記仮ロック用係止部材側へ受け入れる第1受け部と、
前記第2被係止部材を前記本ロック用係止部材側へ受け入れる第2受け部と、
前記第2受け部に設けられ、前記ドアを閉じるときに、前記第2被係止部材と接触することで当該第2被係止部材を前記本ロック用係止部材側へガイドするガイド面と、を備え、
前記ガイド面は、前記第1受け部で第1被係止部材を受け入れる前に、前記第2被係止部材との接触が可能に形成されている請求項1又は2記載の洗濯機。 - 前記仮ロック用係止部材を前記第1被係止部材に係止させる方向へ付勢する付勢手段が用いられ、
前記付勢手段は、前記ドアに前記洗濯機本体の内側から押す力が作用したとき前記仮ロック用係止部材による係止を解除可能な付勢力を有する請求項1から3の何れか一項記載の洗濯機。
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-
2018
- 2018-04-02 JP JP2018070857A patent/JP2019180470A/ja active Pending
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