JP2019180047A - 画像処理装置および画像処理プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】コード画像のサイズが可及的大きなサイズに維持される縮小画像データを出力できる、画像処理装置および画像処理プログラムを提供する。【解決手段】縮小画像データに係る画像では、縮小ラベル画像41の配置可能領域43,45にそれぞれ第1縮小バーコード42および第2縮小バーコード44が配置される。縮小ラベル画像41は、コード画像以外のラベル画像32を第2縮小率で縮小した画像である。第2縮小バーコード44は、第2バーコード36を第1縮小率で縮小し、その縮小画像におけるバーの長さ方向の長さを配置可能領域45に収まる長さとした画像である。第2バーコード36の第1縮小率は、第2縮小バーコード44におけるバーの配列方向の幅に基づいて、当該幅が配置可能領域45における配列方向の幅に収まる最大限に決定される。【選択図】図9

Description

本発明は、ラベルプリンタなどの印刷装置で出力される画像を処理する画像処理装置および画像処理プログラムに関する。
たとえば、ラベルプリンタなどの印刷装置において、バーコードを含む画像が元画像のサイズから縮小されて印刷されることがある。このとき、縮小率によっては、印刷物に含まれるバーコードがバーコード規格を逸脱してしまい、そのバーコードを読み取れないといったことが生じる。
そこで、特許文献1では、バーコードを含む画像を縮小して印刷する場合に、バーコード以外の画像を縮小して印刷し、バーコードを縮小せずに等倍で印刷する技術が提案されている。
特開平7−177348号公報
しかしながら、元画像のレイアウトによっては、縮小画像におけるバーコードがバーコード以外の画像と重なってしまうおそれがある。
本発明の目的は、例えばバーコードのようなコード画像がコード画像以外の画像と重ならずに、コード画像のサイズが可及的大きなサイズに維持される縮小画像データを出力できる、画像処理装置および画像処理プログラムを提供することである。
前記の目的を達成するため、本発明の一の局面に係る画像処理装置は、複数のバーが所定の規格にしたがって配列されたコード画像を表す第1画像と第1画像以外の画像を表す第2画像とを含む画像データから、第2画像を第2縮小率で縮小した第2縮小画像における第1画像の配置可能領域を特定する特定部と、配置可能領域における第1画像の複数のバーの配列方向と同方向の幅に基づいて、第1画像の第1縮小率を決定する決定部と、第2縮小画像の配置可能領域に、第1画像を第1縮小率で縮小した第1縮小画像であって第1縮小画像のバーの長さ方向の長さを配置可能領域に収まる長さとした調整画像が配置された縮小画像データを生成する生成部と、生成部で生成した縮小画像データを出力する出力部と、を備える。
この構成によれば、縮小画像データに係る画像では、第2縮小画像の配置可能領域に調整画像が配置される。第2縮小画像は、コード画像以外の画像を第2縮小率で縮小した画像である。調整画像は、コード画像を表す第1画像を第1縮小率で第1縮小画像に縮小し、その第1縮小画像におけるコード画像のバーの長さ方向の長さを配置可能領域に収まる長さとした画像である。そのため、調整画像が表すコード画像がコード画像以外の画像に重なることが抑制される。
また、第1縮小画像におけるバーの配列方向の幅に基づいて、第1縮小率を当該幅が配置可能領域における配列方向の幅に収まる最大限に決定することにより、縮小画像データに係る画像において、コード画像のサイズを可及的大きなサイズに維持することができる。
よって、コード画像がコード画像以外の画像と重ならずに、コード画像のサイズが可及的大きなサイズに維持される縮小画像データを出力することができる。
第1縮小率は、100%であってもよい。
調整画像は、第1縮小画像と同一の画像であってもよい。
また、本発明の他の局面に係る画像処理装置は、所定の規格にしたがって配列されたコード画像を表す第1画像と第1画像以外の画像を表す第2画像とを含む画像データから、第2画像を第2縮小率で縮小した第2縮小画像における第1画像の配置可能領域のうち、第1画像に対し、平行方向の余白幅と垂直方向の余白幅のうち、短い余白幅に収まる画像サイズとなる、第1画像の第1縮小率を決定する決定部と、第2縮小画像の配置可能領域に、第1画像を第1縮小率で縮小した第1縮小画像が配置された縮小画像データを生成する生成部と、生成部で生成した縮小画像データを出力する出力部と、を備える。
この構成によれば、縮小画像データに係る画像では、第2縮小画像の配置可能領域に第1縮小画像が配置される。第2縮小画像は、コード画像以外の画像を第2縮小率で縮小した画像である。第1縮小画像は、第2縮小画像の配置可能領域の余白幅のうち短い余白幅に収まる画像サイズとなるようコード画像を表す第1画像を第1縮小率で縮小した画像である。そのため、第1縮小画像が表すコード画像がコード画像以外の画像に重なることが抑制される。
また、第1縮小画像が配置される配置可能領域のうち短い余白幅に基づいて、第1縮小率を余白幅に収まる最大限に決定することにより、縮小画像データに係る画像において、コード画像のサイズを可及的大きなサイズに維持することができる。
よって、コード画像がコード画像以外の画像と重ならずに、コード画像のサイズが可及的大きなサイズに維持される縮小画像データを出力することができる。
第1縮小率は、100%であってもよい。
なお、本発明は、画像処理装置の形態で実現することができるだけでなく、たとえば、画像処理プログラムの形態で実現することもできる。
本発明によれば、コード画像がコード画像以外の画像と重ならずに、コード画像のサイズが可及的大きなサイズに維持される縮小画像データを出力することができる。
本発明の一実施形態に係るプリンタの電気的構成を示すブロック図である。 シッピングラベル縮小処理(1)の流れを示すフローチャートである。 シッピングラベルの元画像ならびにラベル画像、第1バーコードおよび第2バーコードが分離された状態を示す図である。 ラベル画像が仮縮小率で縮小された状態を示す図である。 第1バーコードおよび第1バーコードを第1縮小率で縮小した第1縮小バーコードならびに第2バーコードおよび第2バーコードを第1縮小率で縮小した第2縮小バーコードを示す図である。 ラベル画像およびラベル画像を第2縮小率で縮小した縮小ラベル画像を示す図である。 縮小ラベル画像に第1縮小バーコードおよび第2縮小バーコードが配置される様子を示す図である。 シッピングラベル縮小処理(2)の流れを示すフローチャートである。 シッピングラベルの元画像およびシッピングラベル縮小処理(2)により得られる縮小画像を示す図である。 シッピングラベル縮小処理(1)の変形例を説明するための図である。 シッピングラベルに二次元コードが含まれる場合のシッピングラベル縮小処理(2)について説明するための図である。
以下では、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
<電気的構成>
図1に示されるプリンタ1は、ラベルに画像を印刷するラベルプリンタである。プリンタ1は、印刷部11、操作表示部12、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)13、ROM14、RAM15および通信部16を備えている。印刷部11、操作表示部12、ASIC13、ROM14、RAM15および通信部16は、バス17を介して、データ通信可能に接続されている。
印刷部11(出力部の一例)は、プリンタ1の外殻をなす筐体内に設けられている。印刷部11は、搬送経路上を搬送されるラベルに画像、たとえば、モノクロ画像またはカラー画像を形成する機構である。ラベルは、所定幅(例えば、4インチ)を持つ長尺上のロール紙で構成され、図示しないカッターによりカットすることで、所定幅で所定長のラベルとして印刷物が形成される。画像形成の方式は、感熱方式であってもよいし、熱転写方式であってもよい。
操作表示部12は、たとえば、筐体の上面に設けられている。操作表示部12には、操作部21および表示部22が備えられている。操作部21は、たとえば、各種の操作キーを備えている。ユーザが操作キーを操作することにより、各種の設定や指示が操作部21に受け付けられる。操作部21に設定や指示が受け付けられると、その設定や指示の内容に応じた信号(データ)が操作表示部12からASIC13に向けて送信される。表示部22は、たとえば、液晶ディスプレイからなる。
なお、操作部21および表示部22は、タッチパネルを構成していてもよい。タッチパネルを構成する表示部22には、各種の情報や操作キーなどの画像が表示される。ユーザが表示部22に表示される操作キーを押操作(タッチ操作)することにより、その操作が操作部21に受け付けられて、その操作の内容に応じた信号(データ)が操作表示部12から出力される。以下では、操作部21および表示部22がタッチパネルを構成する場合を取り上げる。
ASIC13(第1決定部、第2決定部、第3決定部、生成部の一例)は、CPU(Central Processing Unit)23を備えている。
ROM14およびRAM15は、データの書き換えが可能な不揮発性メモリである。
通信部16は、PC(パーソナルコンピュータ)などの外部機器との間でのコンピュータネットワークを経由した通信のためのネットワークインタフェースのほか、USB(Universal Serial Bus)メモリなどの外部機器が接続されて、その外部機器との通信のためのUSBインタフェースなどの各種の通信インタフェースを備えている。
<シッピングラベル縮小処理1>
ASIC13のCPU23は、シッピングラベルの元画像31を縮小してラベルに印刷するため、図2に示されるシッピングラベル縮小処理を実行する。たとえば、シッピングラベルは所定サイズ(例えば、A4サイズ)に所定事項が記入されたシートで販売代行業者のシステムにより生成され、販売業者がWebサイトなどからダウンロードすることで入手できる。販売業者は、これをプリンタ1により印刷することでシッピングラベルを生成し、対象となる荷物に貼り付けて配送業者に荷物を引き渡す。本実施例におけるプリンタ1は、ラベルの幅が固定されているため、ラベルの幅サイズに収まるよう元画像31を縮小する必要がある。以下、図3の左端に示される元画像31を一例として取り上げて、その元画像31を縮小してラベルに印刷する際に実行されるシッピングラベル縮小処理について説明する。元画像31には、荷物の配送先などの情報が記載されたラベル画像32(第2画像の一例)と、ラベル画像32の第1バーコード配置領域33に配置された第1バーコード34(第1画像の一例)と、ラベル画像32の第2バーコード配置領域35に配置された第2バーコード36(第1画像の一例)とが含まれる。第1バーコード配置領域33は、元画像31の縦方向の略中央に設けられ、第2バーコード配置領域35は、元画像31の縦方向の下寄りの位置に設けられている。第1バーコード34および第2バーコード36は、1次元バーコードである。
シッピングラベル縮小処理では、CPU23は、まず、元画像からバーコードとラベル画像とを分離する。すなわち、CPU23は、第1バーコード34および第2バーコード36とラベル画像32とを分離する(S11)。具体的には、公知のバーコード認識処理を行い、元画像の中から画素値に所定の特徴を示す領域をバーコード領域としてそれぞれ特定する。特定されたバーコード領域に含まれる画像を第1バーコード34、第2バーコード36として扱う。一方、第1バーコード34、第2バーコード36として分離された残りの画像をラベル画像32として扱う。
次に、CPU23は、ラベル画像32の横方向の幅と媒体の一例であるラベルの幅サイズとから、図4に示されるように、ラベル画像32の縮小後の画像がラベルに収まるサイズとなるラベル画像32の縮小率であって最も低い縮小率を仮縮小率Sm%に決定する(S12)。最も低い縮小率とは、縮小度合いが最も小さいことを意味する。なお、本実施形態では、ラベル画像32の横方向の幅がラベルの幅サイズに収まる仮縮小率を決定しているが、これはラベル画像32の向きと印刷方向とが一致している場合(すなわち印刷方向が図3の矢印方向である場合)であり、印刷方向が画像の向きに対して垂直方向(図3の矢印と垂直方向)である場合には、ラベル画像32の縦方向の幅がラベルの幅サイズに収まる仮縮小率を決定する。
次に、CPU23は、第1バーコード34を構成する複数のバーのうちで最も細い細バーの線幅方向に連続する画素値から、細バーの線幅方向のドット数を特定する。そして、その特定したドット数分の1の整数倍となる縮小率のうち仮縮小率Sm%以上の縮小率でドット数が最大となる第1縮小率を決定する(S13)。たとえば、細バーの線幅方向のドット数が3ドットの場合、第1縮小率の候補として、細バーの線幅方向のドット数が2ドットである(1/3)×2≒66.6%と、1ドットである(1/3)×1≒33.3%が挙げられる。ここで、仮縮小率Sm=85%である場合、第1縮小率は、85%以上でドット数が最大となる細バーの線幅方向のドット数が2ドットの(1/3)×2≒66.6%に決定される。その後、CPU23は、補間計算されない縮小法であるニアレストネイバー法により、図5に示されるように、第1バーコード34を第1縮小率、たとえば、66.6%で縮小する(S14)。
次いで、CPU23は、すべてのバーコードに対する縮小処理を完了したか否かを判別する(S15)。このとき、図3の例では、第1バーコード34に対する縮小処理は完了したが、第2バーコード36に対する縮小処理が完了していないので、CPU23は、すべてのバーコードに対する縮小処理が完了していないと判別する(S15:NO)。
そして、第2バーコード36を構成する複数のバーのうちで最も細い細バーの線幅方向のドット数を特定する。そして、その特定したドット数分の1の整数倍となる縮小率のうち仮縮小率Sm%以上の縮小率でドット数が最大となる第1縮小率を決定する(S13)。たとえば、細バーの線幅方向のドット数が5ドットであり、仮縮小率Sm=85%である場合、第1縮小率は(1/5)×4=80.0%に決定される。
その後、CPU23は、補間計算されない縮小法であるニアレストネイバー法により、図5に示されるように、第2バーコード36を第1縮小率、たとえば、80.0%で縮小する(S14)。
こうして、すべてのバーコードに対する縮小処理が完了すると(S15:YES)、CPU23は、すべてのバーコードの第1縮小率のうち最も低い第1縮小率をラベル画像32の縮小率である第2縮小率に決定する(S16)。すなわち、第1バーコード34の第1縮小率が66.6%であり、第2バーコード36の第1縮小率が80.0%であるから、CPU23は、第2バーコード36の第1縮小率である80.0%を第2縮小率に決定する。その後、CPU23は、補間計算される縮小法であるバイリニア法により、図6に示されるように、ラベル画像32を第2縮小率で縮小する(S17)。
ラベル画像32の縮小後、CPU23は、元画像31におけるラベル画像32と第1バーコード34および第2バーコード36との配置関係にしたがって、図7に示されるように、ラベル画像32を第2縮小率で縮小した縮小ラベル画像41(第2縮小画像の一例)における第1バーコード34を第1縮小率で縮小した第1縮小バーコード42(第1縮小画像の一例)の配置可能領域43と、第2バーコード36を第1縮小率で縮小した第2縮小バーコード44(第1縮小画像の一例)の配置可能領域45とを特定する(S18)。たとえば、元画像31におけるラベル画像32に配置された第1バーコード34の座標位置および第2縮小率から、縮小ラベル画像41における第1縮小バーコード42の座標位置を特定する。また、元画像31におけるラベル画像32に配置された第2バーコード36の座標位置および第2縮小率から、縮小ラベル画像41における第2縮小バーコード44の座標位置を特定する。
そして、CPU23は、縮小ラベル画像41の配置可能領域43,45の特定された座標位置に、それぞれ第1縮小バーコード42および第2縮小バーコード44が配置された縮小画像データを生成する(S19)。その後、CPU23は、印刷部11を制御して、縮小画像データに係る画像をラベルに印刷させ(S20)、シッピングラベル縮小処理を終了する。
<作用効果>
以上のように、プリンタ1で印刷可能な媒体サイズの制限により、元画像31を縮小する必要がある場合であっても、適切な縮小率で画像全体を縮小した縮小画像データを印刷することができる。CPU23は、第1バーコード34および第2バーコード36のそれぞれについて、細バーを構成するドット数を基準に、縮小後の第1縮小バーコード42および第2縮小バーコード44も整数ドットで構成されるよう、第1バーコード34の第1縮小率および第2バーコード36の第1縮小率を個別に決定する。これにより、第1バーコード34および第2縮小バーコード36を含む元画像31の全体を縮小して印刷する場合であっても、部分画像である第1バーコード34および第2縮小バーコード36のそれぞれをそれらに含まれる情報を読み取り可能な状態で適切に縮小して印刷することができる。また、第1バーコード34と第2バーコード36は補間計算を伴わないニアレストネイバー法にて縮小を行うことで、それらに含まれる情報を読み取り可能な状態で適切に縮小して印刷することができる。一方で、ラベル画像32については、補間方法を伴うバイリニア法にて縮小することで、画質の劣化を防ぐことができる。バーコードごとに個別に決定された第1縮小率のうち、最も低い第1縮小率がラベル画像32の第2縮小率に決定される。これにより、第1バーコード34を第1縮小率で縮小した第1縮小バーコード42、第2バーコード36を第1縮小率で縮小した第2縮小バーコード44およびラベル画像32を第2縮小率で縮小した縮小ラベル画像41を含む場合であっても、シッピングラベルの元画像31の全体を適切な縮小率で縮小した縮小画像データを出力することができる。
また、第2縮小率が最も低い第1縮小率に合わされるので、第1縮小率と第2縮小率とを無関係に決定した場合と比較して、シッピングラベルの縮小後の画像全体としてのバランスを元画像31のバランスに近づけることができる。
第1縮小率の決定前に、ラベル画像32の縮小後の画像がラベルに収まるサイズとなるラベル画像32の縮小率であって最も低い縮小率が仮縮小率Sm%に決定され、第1縮小率が仮縮小率Sm%以上の縮小度合いとなる縮小率に決定される。そのため、第1バーコード34を第1縮小率で縮小した第1縮小バーコード42および第2バーコード36を第1縮小率で縮小した第2縮小バーコード44を、ラベル画像32を第2縮小率で縮小した縮小ラベル画像41内に、適切に配置することができる。なお、仮縮小率Sm%は、ラベル画像32ではなく元画像31から求めてもよい。元画像31のラベル画像32における第1バーコード34、第2バーコード36の各座標位置と第2縮小率とから、縮小ラベル画像41における第1縮小バーコード42、第2縮小バーコード44の配置位置を決定するため、シッピングラベルの縮小後の画像全体としてのバランスを元画像31のバランスに近づけることができる。
<シッピングラベル縮小処理2>
ASIC13のCPU23は、シッピングラベルの元画像31を縮小してラベルに印刷するため、図2に示されるシッピングラベル縮小処理に代えて、図8に示されるシッピングラベル縮小処理を実行してもよい。
図8に示されるシッピングラベル縮小処理では、図2のステップS11と同様に、CPU23は、バーコードとラベル画像とを分離する。すなわち、CPU23は、まず、第1バーコード34および第2バーコード36とラベル画像32とを分離する(S31)。
次に、CPU23は、ラベル画像32の横方向の幅と媒体の一例であるラベルの幅サイズとから、ラベル画像32の縮小後の画像がラベルに収まるサイズとなるラベル画像32の縮小率であって最も低い縮小率を第2縮小率に決定する(S32)。この第2縮小率の決定処理は、図2のステップS12で決定する仮縮小率の決定処理と同様の処理である。そして、図8のシッピングラベル縮小処理では、第1縮小率を決定する前に、決定した第2縮小率によりラベル画像32を縮小する。すなわち、ステップS32で第2縮小率を決定すると、CPU23は、補間計算される縮小法であるバイリニア法により、ラベル画像32を第2縮小率で縮小する(S33)。この縮小処理は、図2のステップS17と同様の処理である。
ラベル画像32の縮小後、CPU23は、元画像31に第1バーコード34が配置されていた領域に対応する領域を縮小ラベル画像41から特定し、その領域を含む余白領域(白色座標が矩形状に連続する最大領域)の座標位置を特定する。縮小ラベル画像41における第1縮小バーコードの配置可能領域43、第2縮小バーコードの配置可能領域45は、それぞれ白座標が所定範囲連続する余白領域となる。図9の例では、元画像31における第1バーコード34の配置領域は、x座標が元画像31の全体を囲む枠線の内部となるx1であり、y座標が文字列「AAA 123 4−56」の次のラインとなるy1である座標(x1,y1)と、x座標が元画像31の全体を囲む枠線の内部となるx2であり、y座標が第1バーコードの下にある罫線より手前のラインとなるy2である座標(x2,y2)とを頂点にもつ矩形領域である。そして、第2縮小率で縮小した後の第1縮小バーコード42の配置可能領域43は、ラベル画像32を第1縮小率で縮小した後の座標(x1,y1)と座標(x2,y2)とを頂点にもつ矩形領域に対応する領域、すなわち(x1´,y1´)と座標(x2´,y2´)とを頂点にもつ矩形領域となる。なお、本実施形態では、縮小ラベル画像41を生成し、生成した縮小ラベル画像41の連続する白座標領域を探索することで、配置可能領域を特定しているが、これに限らず、元画像31におけるラベル画像32と第1バーコード34との配置関係および第2縮小率にしたがって、ラベル画像32を第2縮小率で縮小した縮小ラベル画像41における第1バーコード34を第1縮小率で縮小した第1縮小バーコード42の配置可能領域43を特定してもよい。この場合、図2に示すシッピングラベル縮小処理と同様、ステップS32では仮縮小率としてラベル画像32の縮小率を決定し、後述するステップS41のあと、すなわちステップS42の前に、ステップS33の処理を実行してもよい。
そして、第1バーコード34の縮小後の横幅が配置可能領域43の横幅に収まる最大となるよう、第1バーコード34の第1縮小率が決定される(S35)。具体的には、第1バーコード32の横幅は、左端のバー(スタートコード)から右端のバー(ストップコード)までの複数のバーで表されるバーコードシンボルと、バーコードシンボルの左右端に必要な余白幅(クワイエットゾーン)とを含む長さにより求められる。ここで、クワイエットゾーンとして必要な幅は、バーコードの規格で予め決められており、例えば、Code128では、左右夫々に対し、バーコードに含まれる最も細いバーの線幅の10倍以上の余白幅を必要とする。第1バーコード34に含まれる最も細いバーの線幅方向のドット数の整数分の1の整数倍したバーコードの横幅が(x2´−x1´)に収まる縮小率でドット数が最大となる縮小率を第1縮小率として決定する。ここで、第1縮小率は、100%であってもよい。すなわち、第1バーコード32の細バーの線幅方向のドット数が3ドットの場合、第1縮小率の候補は、100%、66.6%、33.3%となり、それぞれの第1縮小率の候補により縮小したバーコードの横幅が、(x2´−x1´)に収まるかを判断する。そして、(x2´−x1´)に収まると判断した第1縮小率のうち、縮小率が最も低い第1縮小率(すなわち、ドット数が最大となる縮小率)を第1バーコード32の第1縮小率として決定する。その後、CPU23は、図2のステップS14と同様の方法である補間計算されない縮小法であるニアレストネイバー法により、第1バーコード34を第1縮小率で縮小する(S36)。
また、CPU23は、第1縮小バーコード42のバーの長さLと配置可能領域43の高さHとを比較して、長さLが高さHよりも小さいか否かを判別する(S37)。すなわち、第1縮小バーコード42が、配置可能領域43の高さ方向の長さ(x2´−x1´)内に収まるかを判断する。第1縮小バーコード42のバーの長さLが配置可能領域43の高さH以上である場合(S37:NO)、CPU23は、第1縮小バーコード42のバーの長さLが配置可能領域43の高さHに収まるよう、第1縮小バーコード42の上端または下端をカットする(S38)。第1縮小バーコード42のバーの長さLが配置可能領域43の高さHよりも小さい場合(S37:YES)、CPU23は、第1縮小バーコード42をカットしない。図9の例では、第1縮小率が100%、すなわち等倍の第1縮小バーコード42の横幅が、(x2´−x1´)に収まると判断した場合を示している。また、第1縮小バーコード42は、配置可能領域43の高さHに収まると判断されるため、第1縮小バーコード42をカットしない。つまり、第1縮小バーコード42は、第1バーコード32と同じである。
その後、CPU23は、すべてのバーコードに対する縮小処理を完了したか否かを判別する(S39)。このとき、図9の例では、第1バーコード34に対する縮小処理は完了したが、第2バーコード36に対する縮小処理が完了していないので、CPU23は、すべてのバーコードに対する縮小処理が完了していないと判別する(S39:NO)。
そして、CPU23は、元画像31におけるラベル画像32と第2バーコード36との配置関係にしたがって、縮小ラベル画像41における第2バーコード36を第1縮小率で縮小した第2縮小バーコード44の配置可能領域45を特定する(S34)。
そして、第2バーコード36の縮小後の横幅が配置可能領域45の横幅に収まる最大となるよう、第2バーコード36の第1縮小率が決定される(S35)。第1縮小率は、100%であってもよい。その後、CPU23は、補間計算されない縮小法であるニアレストネイバー法により、第2バーコード36を第1縮小率で縮小する(S36)。また、CPU23は、第2縮小バーコード44のバーの長さLと配置可能領域43の高さHとを比較して、長さLが高さHよりも小さいか否かを判別する(S37)。第2縮小バーコード44のバーの長さLが配置可能領域45の高さH以上である場合(S37:NO)、CPU23は、第2縮小バーコード44のバーの長さLが配置可能領域45の高さHに収まるよう、第2縮小バーコード44の上端または下端をカットする(S38)。第2縮小バーコード44の上側または下側に文字列が含まれる場合、CPU23は、その文字列がない側の端をカットする。第2縮小バーコード44のバーの長さLが配置可能領域45の高さHよりも小さい場合(S37:YES)、CPU23は、第2縮小バーコード44をカットしない。図9に示されるように、第2バーコード36の第1縮小率は100%に決定されるため、第2バーコード36と第2縮小バーコード44との横幅は同じである。一方、第2縮小バーコード44のバーの長さLは配置可能領域45の高さH以上であるため、配置可能領域45の高さHに収まるよう、第2縮小バーコード44の上端または下端はカットされている。すなわち、第2縮小バーコード44は、第2バーコード44の高さ方向の長さが短くなったバーコードであると言い換えることができる。
こうして、すべてのバーコードに対する縮小処理が完了すると(S39:YES)、CPU23は、縮小ラベル画像41の第2縮小率と、各縮小バーコード42、44の第1縮小率とを比較する(S40)。複数の第1縮小率のうち最も低い縮小率である第1縮小率が第2縮小率より大きい場合、すなわちすべての第1縮小率により縮小される画像サイズが第2縮小率で縮小される画像サイズより小さい場合、ステップS41へ移行し、第2縮小率を最も低い縮小率である第1縮小率の値に変更する。そして、CPU23は、ラベル画像32を変更後の第2縮小率でバイリニア法により縮小した縮小ラベル画像41を再生成する。そして、縮小ラベル画像41の配置可能領域43,45にそれぞれ第1縮小バーコード42および第2縮小バーコード44が配置された縮小画像データを生成する(S42)。その後、CPU23は、印刷部11を制御して、縮小画像データに係る画像をラベルに印刷させ(S43)、シッピングラベル縮小処理を終了する。
<作用効果>
以上のように、縮小画像データに係る画像では、縮小ラベル画像41の配置可能領域43,45にそれぞれ第1縮小バーコード42および第2縮小バーコード44が配置される。縮小ラベル画像41は、コード画像以外のラベル画像32を第2縮小率で縮小した画像である。第2縮小バーコード44は、第2バーコード36を第1縮小率で縮小し、その縮小画像におけるバーの長さ方向の長さを配置可能領域45に収まる長さとした画像である。そのため、第2縮小バーコード44がコード画像以外の画像に重なることが抑制される。
バーコードは、細・太のバーとスペースの組みあわせにより構成されているため、バーコードの読取精度を保つためには、バーコードの長さ方向よりバーコードの横幅方向の画像を元画像に近い状態で維持することが好ましい。第1バーコード34の第1縮小率は、第1縮小バーコード42におけるバーの配列方向の幅に基づいて、当該幅が配置可能領域43における配列方向の幅に収まる最大限に決定される。第2バーコード36の第1縮小率は、第2縮小バーコード44におけるバーの配列方向の幅に基づいて、当該幅が配置可能領域45における配列方向の幅に収まる最大限に決定される。これにより、縮小画像データに係る画像において、第1縮小バーコード42および第2縮小バーコード44のサイズを可及的大きなサイズに維持することができる。
よって、第1縮小バーコード42および第2縮小バーコード44がラベル画像32と重ならずに、第1縮小バーコード42および第2縮小バーコード44のサイズが可及的大きなサイズに維持される縮小画像データを出力することができる。
第2縮小率は、縮小画像データに係る画像が媒体であるラベルに収まる縮小率に設定される。よって、縮小ラベル画像41の全体をラベルに印刷することができる。また、第2縮小率が第1縮小率より大きい場合には、第2縮小率を最も低い第1縮小率と同じ縮小率に変更される。これにより、第1縮小率と第2縮小率とを無関係に決定した場合と比較して、シッピングラベルの縮小後の画像全体としてのバランスを元画像31のバランスに近づけることができる。なお、別の実施例では、第2縮小率はステップS32により決定した値により縮小してもよい。すなわち、ステップS40の判断処理やステップS41の縮小ラベル画像41の再生成処理を行わなくてもよい。
<変形例>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、他の形態で実施することもできる。
上記実施形態では、バーコードとして一次元コードを例に説明した。バーコード認識処理において二次元コード(二次元バーコード)が特定された場合には、図10に示すように、二次元コードを第1縮小率で縮小してもよい。すなわち、シッピングラベル縮小処理(1)の例では、図2のステップS12の処理のあと、バーコードとして特定されたバーコードのうち、縮小処理の対象となるバーコードの種類を特定する(S21)。ステップS21にて一次元コードであることが特定される場合、ステップS13に移行し、図2と同様の処理を実行する。S21にて二次元コードであることが特定される場合、図10で示されるステップS13´の処理を実行する。すなわち、二次元コード52における縦方向または横方向のうちの所定方向でドット数が最小である最小モジュールが特定されて、その最小モジュールの所定方向のドット数分の1の整数倍となる縮小率のうち仮縮小率Sm%以上の縮小率でドット数が最大となる縮小率が第1縮小率に決定される。特定されたバーコードが一次元コードであるか二次元コードであるかに関わらず、それぞれのバーコードを決定した第1縮小率で縮小する。そして、特定されたバーコードが一次元コードであるか二次元コードであるかに関わらず、決定した第1縮小率のうち最も低い第1縮小率をラベル画像の第2縮小率として決定する。
また、図8に示されるシッピングラベル縮小処理の例では、ステップS35の前にバーコードの種類が一次元コードであるか二次元コードであるかを特定し、一次元コードであればステップS35を実行し、二次元コードであれば、平行方向の余白幅と垂直方向の余白幅のうち、短い余白幅に収まる画像サイズを第1縮小率として決定してもよい。特定されたバーコードが二次元コードである場合について、図11の例を用いて説明する。
図11(a)は、シッピングラベルの元画像51に二次元コード(二次元バーコード)52が含まれる例を表している。図11(b)は、第2縮小率で縮小した縮小ラベル画像53の例である。図11(b)の点線で囲まれた矩形領域が、縮小バーコードの配置可能領域54である。二次元コードの例として、縦横比が同じであるコード画像を例に示している。この場合、配置可能領域54の横方向の長さと縦方向の長さとのうち、短い方向の長さを縮小率を決定する対象の長さとする。図11(b)の例では、配置可能領域54の縦横比が同じであるため、任意の一方向の長さ(例えば縦方向)を対象とする。
二次元コード52における縦方向または横方向のうちの所定方向(例えば縦方向)でドット数が最小である最小モジュールを特定する。その最小モジュールの所定方向のドット数分の1の整数倍となる縮小率の候補を求める。このとき100%も縮小率の候補として含まれる。縮小率の候補のうち、最小モジュールのドット数が最大となる縮小率が最も大きい縮小率(すなわち、最も低い縮小率)を第1縮小率として決定する。ステップS42で、縮小ラベル画像に縮小バーコードが配置された縮小画像データが生成される。図11(b)の例では、配置可能領域54が十分大きいため、第1縮小率は100%に決定される。決定された第1縮小率(100%)で縮小された縮小バーコード55(すなわち元画像51に含まれる二次元コード52)が配置可能領域54に配置された縮小画像データに係る画像の例を図11(c)に示す。
なお、二次元コードの例として、縦横比が同じコード画像を例に説明したが、縦横比が異なるコード画像に適用してもよい。この場合、縮小ラベル画像の配置可能領域に、縮小コード画像が収まるサイズを第1縮小率として決定する。すなわち、配置可能領域を示す矩形領域と二次元コードとの間の余白幅の少ない方の辺を基準に、縮小バーコードが収まるサイズが第1縮小率として決定される。言い換えると、二次元コードをあらわすコード画像に対し、平行方向の余白幅と垂直方向の余白幅のうち、短い余白幅に収まる画像サイズとなる第1縮小率を決定する。このような構成により、バーコードが二次元コードの場合であっても、ラベル画像32と重ならずに、二次元コードのサイズが可及的大きなサイズに維持される縮小画像データを出力することができる。
バーコードの種類は、上記実施形態の例に限らず、一次元シンボルと二次元シンボルとを上下に合成した合成シンボルであってもよい。この場合、合成シンボルで表される一次元シンボル部分のバーの長さをカットして縮小バーコードを作成してもよい。また、バーコードに限らず、画像の種類により、画像の品質保持にために適切な縮小率が異なる部分画像を複数含む対象画像の全体を縮小して印刷する際に、本発明を適用してもよい。
図9の例では、第2縮小バーコード44の長さ方向については、第2縮小バーコード44の配置可能領域の上下端に所定の余白領域が含まれるサイズにカットしているが、この所定の余白領域と予め決められた値であって、例えば、その値は「0」であってもよい。
上記実施形態では、バーコードはニアレストネイバー法で縮小し、ラベル画像はバイリニア法で縮小しているが、これに限らない。バーコードは補間計算を伴わない方法で縮小し、ラベル画像は、補間計算を伴う方法で縮小してもよい。補間計算を伴う別の縮小方法の例として、例えば、バイキュービックや平均画素法などが挙げられる。
前述の実施形態では、本発明がプリンタ1に適用された場合を取り上げたが、本発明は、パーソナルコンピュータなどの電子機器に適用されてもよいし、パーソナルコンピュータなどにインストールされるプリンタドライバの形態で実現されてもよい。プリンタ1は、ラベルプリンタに限らず、レーザー式やインクジェット式のプリンタであってもよい。この場合、ユーザにより指定された媒体サイズに応じて画像を縮小する際に行われる縮小処理に、本発明を適用してもよい。
また、CPU23が各処理を実行する場合について説明した。しかしながら、ASIC13が複数のCPUを備え、複数のCPUが協働して各処理を実行してもよい。
その他、前述の構成には、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
1:プリンタ
11:印刷部
23:CPU
31,51:元画像
32:ラベル画像
34:第1バーコード
36:第2バーコード
41:縮小ラベル画像
42:第1縮小バーコード
43,45,54:配置可能領域
44:第2縮小バーコード
52:二次元コード
55:縮小バーコード

Claims (10)

  1. 複数のバーが所定の規格にしたがって配列されたコード画像を表す第1画像と前記第1画像以外の画像を表す第2画像とを含む画像データから、
    前記第2画像を第2縮小率で縮小した第2縮小画像における前記第1画像の配置可能領域を特定する特定部と、
    前記配置可能領域における前記第1画像の複数のバーの配列方向と同方向の幅に基づいて、前記第1画像の第1縮小率を決定する決定部と、
    前記第2縮小画像の前記配置可能領域に、前記第1画像を前記第1縮小率で縮小した第1縮小画像であって前記第1縮小画像の前記バーの長さ方向の長さを前記配置可能領域に収まる長さとした調整画像が配置された縮小画像データを生成する生成部と、
    前記生成部で生成した前記縮小画像データを出力する出力部と、を備える、画像処理装置。
  2. 所定の規格にしたがって配列されたコード画像を表す第1画像と前記第1画像以外の画像を表す第2画像とを含む画像データから、
    前記第2画像を第2縮小率で縮小した第2縮小画像における前記第1画像の配置可能領域のうち、前記第1画像に対し、平行方向の余白幅と垂直方向の余白幅のうち、短い余白幅に収まる画像サイズとなる、前記第1画像の第1縮小率を決定する決定部と、
    前記第2縮小画像の前記配置可能領域に、前記第1画像を前記第1縮小率で縮小した第1縮小画像が配置された縮小画像データを生成する生成部と、
    前記生成部で生成した前記縮小画像データを出力する出力部と、を備える、画像処理装置。
  3. 請求項1に記載の画像処理装置であって、
    前記生成部は、前記第1画像を構成する複数のバーのうち一番細いバーの線幅方向のドット数を特定し、その特定したドット数分の1の整数倍となる縮小率のうち、第1縮小画像における前記配列方向の幅が配置可能領域における配列方向の幅に収まる最大サイズの縮小率を前記第1縮小率に決定する、画像処理装置。
  4. 請求項2に記載の画像処理装置であって、
    前記生成部は、前記第1画像を構成する最小モジュールの水平または垂直方向のドット数を特定し、その特定したドット数分の1の整数倍となる縮小率のうち、第1縮小画像における前記配列方向の幅が配置可能領域における配列方向の幅に収まる最大サイズの縮小率を前記第1縮小率に決定する、画像処理装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の画像処理装置であって、
    前記第1縮小率による縮小方法は、補間計算を伴わない縮小方法であり、
    前記第2縮小率による縮小方法は、補間計算を伴う縮小方法である、画像処理装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の画像処理装置であって、
    前記出力部は、画像を媒体に印刷する印刷装置に前記縮小画像データを出力し、
    前記第2縮小率は、前記縮小画像データに係る画像が前記媒体に収まる縮小率に設定される、画像処理装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の画像処理装置であって、
    前記生成部は、元画像に複数の前記第1画像が含まれる場合、前記第1画像のそれぞれについて、前記第1画像の前記配置可能領域に基づいて第1縮小率を決定する、画像処理装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の画像処理装置であって、
    前記生成部は、前記第1縮小率が前記第2縮小率よりも小さい場合、前記第2縮小率を前記第1縮小率の値に変更して、前記縮小画像データを生成する、画像処理装置。
  9. 複数のバーが所定の規格にしたがって配列されたコード画像を表す第1画像と前記第1画像以外の画像を表す第2画像とを含む画像データから、
    前記第2画像を第2縮小率で縮小した第2縮小画像における前記第1画像の配置可能領域を特定する特定処理と、
    前記配置可能領域における前記第1画像のバーの配列方向と同方向の幅に基づいて、前記第1画像の第1縮小率を決定する決定処理と、
    前記第2縮小画像の前記配置可能領域に、前記第1画像を前記第1縮小率で縮小した第1縮小画像であって前記第1縮小画像の前記バーの長さ方向の長さを前記配置可能領域に収まる長さとした調整画像が配置された縮小画像データを生成する生成処理と、
    前記生成処理で生成した前記縮小画像データを出力する出力処理と、をコンピュータに実行させる、画像処理プログラム。
  10. 所定の規格にしたがって配列されたコード画像を表す第1画像と前記第1画像以外の画像を表す第2画像とを含む画像データから、
    前記第2画像を第2縮小率で縮小した第2縮小画像における前記第1画像の配置可能領域のうち、前記第1画像に対し、平行方向の余白幅と垂直方向の余白幅のうち、短い余白幅に収まる画像サイズとなる、前記第1画像の第1縮小率を決定する決定処理と、
    前記第2縮小画像の前記配置可能領域に、前記第1画像を前記第1縮小率で縮小した第1縮小画像が配置された縮小画像データを生成する生成処理と、
    前記生成処理で生成した前記縮小画像データを出力する出力処理と、をコンピュータに実行させる、画像処理プログラム。
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