JP2019179426A - 人などを含む現物管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】管理不要な資産等が含まれていても、復号等のための負荷が不必要に高まることのない資産管理システムおよび人などを含む現物管理を提供する。【解決手段】資産管理システム100は、複数の資産に付され、暗号化された二次元コードを撮影する撮影装置10と、撮影装置が撮影した映像から複数の二次元コードを識別する識別装置20と、識別装置が識別した二次元コードが有する情報を、復号装置40を有するサーバSVに対して送受信する送受信装置33と、を備え、二次元コードは、資産を特定する情報を表す暗号化された資産特定部と、資産を所有または管理する主体の情報を表す資産主体部と、を少なくとも含み、ある主体情報を表す第1資産主体部を識別した二次元コードについては、同じ二次元コードの資産特定部の情報をサーバに送信し、別の主体情報を表す第2資産主体部を識別した二次元コードについては、同じ二次元コードの資産特定部の情報をサーバに送信しない。【選択図】図1

Description

本発明は、人などを含む現物管理システムに関し、特にコード化情報を用いた人などを含む現物管理システムに関する。
従来から、バーコードや二次元コードなどのコード化情報を利用して、資産の管理を行う技術が知られている。たとえば、特許文献1は、読み取ったバーコード情報をリアルタイムでホスト装置に転送することにより,作業性・利便性の向上を図ることを目的としたバーコード端末装置およびバーコード端末装置を用いた商品管理システムを開示する。この商品管理システムでは、PHS(パーソナル・ハンディーホン・システム)通信方式で情報の送受信を行うPHS通信制御部と、キー入力部で指定されたオペレーションに基づいて、該当するアプリケーションの実行制御を行う制御部とを備え、制御部が、PHS通信制御部を介して、レーザースキャナー部で読み取ったバーコード情報および/またはアプリケーションで処理した情報をホスト装置へ送信すると共に、ホスト装置から情報を受信する。
また、複数のコード化情報を一度に読み取る技術も知られている。たとえば、特許文献2は、原稿画像の向きに拘わらず複数の二次元コードの復号データの順序が正しく特定されるようにする画像処理装置を開示する。この画像処理装置は、原稿画像内の複数の二次元コードを検出する二次元コード検出部と、検出された複数の二次元コードを復号し複数の復号データを生成する二次元コード復号部と、検出された二次元コードの向きに基づいて、複数の復号データの順序を特定する順序特定部と、を備える。
特開平10−49613号公報 特開2015−141630号公報
上記技術を踏まえると、物品などの資産が保管されている倉庫などにおいて、これら資産の棚卸しを行う場合に、資産に二次元コードなどのコード化情報を添付するなどして、棚に置いた状態でそのコード化情報を視認できるように配置し、そのコード化情報を撮像装置によって一括読み取りして、その読み取った情報をサーバなどの装置に送信する資産管理システムが想定される。しかし、複数の管理主体が管理する資産などが保管されている倉庫などにおいては、棚卸しをする管理主体に属さない資産情報をサーバに送信する必要はないが、通常読み取ったコード化情報をサーバに送信しないと復号できないため、無関係な資産のコード化情報であっても、一度サーバ側に送信して復号したりその資産の存否を確認したりする必要があり、そのために、サーバ側の負荷が不必要に高まる懸念があった。
そこで、本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、棚卸しする領域に管理主体にとって管理不要なコード化情報が付された資産等が含まれていても、復号や資産検索のための負荷が不必要に高まることのない資産管理システムおよび物の資産だけでなく人などを含む現物管理を行う現物管理システムを提供する。また、本発明は、かかる資産管理システム等で使用する二次元コードを生成する人などを含む現物管理システムを提供する。
上記課題を解決するために、資産または人を管理するための現物管理システムであって、複数の資産または人に付され、少なくとも一部が暗号化されたコード化情報を含む二次元コードを撮影する撮影装置と、撮影装置が撮影した映像から複数の二次元コードを識別する識別装置と、識別装置が識別した二次元コードが有する情報を、復号装置を有するサーバに対して送受信する送受信装置と、を備える人などを含む現物管理システムであって、二次元コードは、資産または人を特定する情報を表す暗号化された資産特定部と、資産を所有または管理する主体の情報を表す資産主体部と、を少なくとも含み、複数の二次元コードの中において、識別装置が第1主体情報を表す第1資産主体部を識別した二次元コードについては、送受信装置は、同じ二次元コードの資産特定部の情報をサーバに送信し、識別装置が第2主体情報を表す第2資産主体部を識別した二次元コードについては、送受信装置は、同じ二次元コードの資産特定部の情報をサーバに送信しない人などを含む現物管理システムが提供される。
これによれば、資産主体部の情報によりサーバとの送受信を行うか否かが判断されるため、棚卸しする領域に管理主体にとって管理不要な資産等が含まれていても、復号や資産検索のための負荷が不必要に高まることのない人などを含む現物管理システムを提供することができる。
さらに、資産主体部は、暗号化された主体の情報を含み、資産主体部の復号化の処理負荷は、資産特定部の復号化の処理負荷より小さいことを特徴としてもよい。
これによれば、資産主体部の復号化の処理負荷は、資産特定部の復号化の処理負荷より小さいことで、資産主体部の復号化の処理は、処理能力の小さい装置であっても復号化が可能となる。また、これによれば、資産主体部の復号化をサーバで行っても、処理負荷が過大とならない。
さらに、識別装置は、資産主体部を復号するための鍵を有し、復号装置は、資産特定部を復号するための鍵を有することを特徴としてもよい。
これによれば、撮影装置が撮影した映像から複数の二次元コードを識別する識別装置が資産主体部の復号鍵(共通暗号鍵)を有して復号することで、映像の中に管理主体にとって管理不要な資産が含まれていても、識別装置が迅速に復号でき、サーバに資産情報を送信しないのでサーバ側で復号や資産検索のための負荷が不必要に高まることがない。また、サーバ側の復号装置が資産特定部の復号鍵(秘密復号鍵)を有することで、処理負荷の大きい復号化には処理能力の大きい装置を使用することで高速な復号を行うことができる。
さらに、資産主体部は、主体の情報を集約した情報を含み、二次元コードは、さらに、資産特定部と資産主体部から得られるチェックディジットを含むことを特徴としてもよい。
これによれば、主体の情報を集約した情報を含むことで、コード化情報の大きさを小さくすることができ、資産特定部と資産主体部から得られるチェックディジットを含むことで、全く異なる二次元コードに対しては復号することなく管理対象でない旨を判断することができる。
さらに、上記の人などを含む現物管理システムで使用する二次元コードを生成する人などを含む現物管理システムであって、資産に付すための二次元コードが表す情報を受け付ける入力装置と、入力装置で受け付けた情報の少なくとも一部を暗号化する暗号装置と、暗号装置が暗号した情報を含む二次元コードを生成する生成装置と、を備え、資産特定部が示す情報は、暗号装置により暗号化されることを特徴としてもよい。
これによれば、上記した人などを含む現物管理システムで使用する二次元コードを生成する人などを含む現物管理システムを提供することができる。
以上説明したように、本発明によれば、棚卸しする領域に管理主体にとって管理不要なコード化情報が付された資産等が含まれていても、復号や資産検索のための負荷が不必要に高まることのない資産管理システムおよび物の資産だけでなく人などを含む現物管理を行う現物管理システムを提供できる。また、本発明は、かかる資産管理システムで使用する二次元コードを生成する資産管理システムおよび人などを含む現物管理を行う現物管理システムを提供できる。
本発明に係る第一実施例の資産管理システムのブロック図。 本発明に係る第一実施例の資産管理システムにおける、(A)二次元コードの情報内容を示す説明図、(B)サーバ側の保有情報を示す説明図、(C)読取端末側で保有する情報を示す説明図。 本発明に係る第一実施例の資産管理システムにおける二次元コードを資産に付する場合のフローチャート。 本発明に係る第一実施例の資産管理システムにおける資産を棚卸しする場合のフローチャート。
<第一実施例>
図1乃至図4を参照し、本実施例における資産管理システム100を説明する。資産管理システム100は、資産管理担当者が使用するクライアント端末CLとネットワークで接続されたサーバSVと、ネットワークを経由してサーバSVから有体物である資産ASに関するコード化情報を受信し、そのコード化情報に基づいて資産ASに付するための二次元コードを作成するための出力装置OTと、資産ASに付された二次元コードを読み取り、ネットワークを経由して資産情報をサーバSVに送信するための読取端末RDとを備える。
資産管理担当者は、たとえばある企業内のある事業所が保有/管理すべき資産ASについて、クライアント端末CLを使用して、資産ASの管理主体(保有主体であってもよい)や資産の属性などの情報を入力したり、管理状況を監視したりする。また、資産管理担当者は、複数の事業所や複数の企業が保有する資産ASの管理を担当し、資産ASを保管する倉庫の担当者であってもよい。いずれの場合であっても、資産ASを保管する倉庫には、管理主体には属さないすなわち管理対象ではない資産ASが存在し得るが、本実施例の資産管理システム100は、棚卸しの際に管理対象の資産ASの情報のみをサーバSVで復号させるので、サーバSVの処理負荷が不必要に高まることがない。
クライアント端末CLは、管理担当者から管理主体に関する情報とその管理主体が管理する資産ASの属性情報などの入力を受け付け、サーバSVに送信する。サーバSVの入力・表示装置70は、クライアント端末CLから上記情報を受け付け、適宜記録装置90に記録し、保存する。記録装置90は、ハードディスクなどの磁気記録媒体であってもよいし、メモリなどの半導体記録媒体であってもよく、特に限定されない。なお、図1には、セントラルプロセシングユニット(CPU)やマイクロプロセシングユニットなどの演算処理装置を図示しないが、当業者であれば、サーバSV、出力装置OT、読取端末RDには備えられていることは理解できよう。また、入力・表示装置70は、記録装置90に記録されている資産ASに関する情報を、資産管理担当者の求めに応じて、棚卸しの情報としてクライアント端末CLに送信し、表示させる。
サーバSVは、さらに、管理主体に関する情報とその管理主体が管理する資産ASの属性情報の少なくとも一部を暗号化する暗号装置50と、暗号装置50で暗号化した情報を復号する復号装置40と、出力装置OTおよび読取端末RDと通信するためのサーバ送受信装置31とを備える。
暗号装置50は、様々な暗号方式をサポートする。代表的なものとしては、共通鍵暗号方式と公開鍵暗号方式である。共通鍵暗号方式とは、暗号用と復号用に同じ鍵を用いる方式であり、暗号強度は小さいが処理負荷が小さい。公開鍵暗号方式とは、暗号用の鍵と復号用の鍵が異なる方式であり、暗号強度は大きいが処理負荷が大きい。暗号装置50は、管理主体に関する情報を共通鍵暗号方式で暗号化し、資産ASの属性情報を公開鍵暗号方式で暗号化する。
また、同じ企業内の事業所が管理主体の単位となり当該企業施設内で資産管理を行う場合など管理のセキュリティレベルがあまり高くなくてよい場合は、暗号装置50は、管理主体に関する情報(たとえば事業所の情報)を暗号化せず平文のままとし、資産ASの属性情報を共通鍵暗号方式または公開鍵暗号方式で暗号化してもよい。また、暗号装置50は、二次元コードの桁数を減らすため、管理主体に関する情報を、計算量が少ない可逆的な関数を用いたり、集約したりすることにより変換してもよい。すなわち、暗号装置50は、資産ASに付すための二次元コードが表す情報を入力・表示装置70で受け付け、その情報の少なくとも一部を暗号化する。
復号装置40は、暗号装置50が暗号化した情報を復号できる構成を有する。すなわち、復号装置40は、管理主体に関する情報を暗号化した共通暗号鍵と、資産ASの属性情報を暗号化した公開暗号鍵に対応する秘密復号鍵とを有し、暗号装置50が暗号化したコード化情報を含む二次元コードの情報を復号する。なお、後述するように、読取端末RDが共通暗号鍵を有し管理主体に関する情報を復号する場合には、サーバSV側では暗号装置50のみが共通暗号鍵を有していればよく、復号装置40は有している必要はない。
サーバ送受信装置31は、出力装置OTおよび読取端末RDとネットワークを介して情報の送受信を行う装置であり、ネットワークや送受信の方式に限定されない。たとえば、サーバSVと倉庫が遠隔地にあり、出力装置OTがサーバSVと同じ施設に存在する場合は、サーバ送受信装置31と出力装置OTの送受信装置32とは、ローカルエリアネットワーク(LAN)で接続され、読取端末RDは倉庫にある必要があるので、サーバ送受信装置31と読取端末RDの送受信装置33とは、公衆回線やインターネットを経由して接続されてもよい。
なお、サーバSVは、通常コンピュータシステムが有する、CPU(図示せず)、メモリ(図示せず)、記憶装置(図示せず)等を備える。CPUは、記憶装置から、入力・表示装置70、暗号装置50、復号装置40、サーバ送受信装置31が処理するために必要なプログラムを読みだして、プログラムに従って順次各処理を実行する。メモリは、CPUが処理を実行するためにプログラムまたはデータを一時的に保存する記憶部であり、一時的メモリであるRAMによって構成される。記憶装置は、大容量の記憶領域を有するフラッシュRAM、ROM、ハードディスクなどによって構成され、各装置が各処理を実行するためのプログラムを保存する。
出力装置OTは、コード化情報を受信する送受信装置32と、送受信装置32が受信したコード化情報から二次元コードを生成する生成装置60と、生成装置60が生成した二次元コードを資産ASに印刷するまたは資産ASに付するラベル等に印刷する印刷装置80とを備える。出力装置OTは、ネットワークを経由してサーバSVから資産ASに関するコード化情報を受信し、そのコード化情報に基づいて資産ASに付するための二次元コードを作成し、印刷する。資産ASに関するコード化情報は、暗号装置50によって共通暗号鍵で暗号化された管理主体に関する情報(資産主体部)と、暗号装置50によって公開暗号鍵で暗号化された当該管理主体が管理する資産ASの属性情報(資産特定部)を含む。
出力装置OTの送受信装置32がコード化情報を受信すると、生成装置60は、二次元コード化の方式に従ってコード化情報をエンコードし、二次元コードを生成する。二次元コードとは、水平方向と垂直方向に情報を持つ表示方式のコードであり、一次元のバーコードに比べ、より多くの情報をコード化でき、また印字面積を小さくできる。二次元コードは、小さな正方形を上下左右に配列させたマトリックス式(マトリックスコード)でもよいし、一次元バーコードを上下に複数重ねたスタック式(スタックコード)でもよい。生成装置60は、暗号装置50が暗号した情報を含む二次元コードを二次元コード化の方式に従って生成する。二次元コード化の方式には、データマトリックス、QRコード<登録商標>、MaxiコードやAztecコードといった種類のものがあり、特に限定されることはない。
印刷装置80は、生成装置60が生成した二次元コードを直接資産ASに印刷するものであってもよいし、ラベル等に印刷し、そのラベル等を資産ASに付することでもよく、いずれにであっても、視認可能なように資産ASに二次元コードを付することに供される。
読取端末RDは、資産に付された二次元コードを撮影する撮影装置10と、撮影装置10が撮影した映像から二次元コードを識別する識別装置20と、識別装置20が識別した二次元コードが有する情報を、復号装置40を有するサーバSVに対して送受信する送受信装置33と、を備える。読取端末RDは、例えば、カメラあるいはスマートフォンのようなカメラ付き携帯電話等の撮影装置を備える携帯型電子機器でもよいし、必要な機能/構成を有する資産管理のための専用端末であってもよい。また、読取端末RDは、製造ライン、倉庫あるいは物流センターのように、資産ASである物品に付された二次元コードを読み取ることによって物品を監視し、物流を制御する監視カメラによっても具現化される。
撮影装置10は、CCDカメラなどのほぼ一度に二次元の映像(画像)を取得できるものでも、一次元方向のスキャンを繰り返して平面状の情報を読み取るものであってもよい。また、読取端末RDや撮影装置10自体が移動することで、二次元コードの情報を取得してもよい。
識別装置20は、生成装置60が使用した二次元コード化の方式に従って二次元コードをデコードし、コード化情報を復元する。識別装置20は、まず二次元コードに含まれる二次元コード化方式特有の切り出しシンボル(ファインダパターンなどとも言う)を検出することにより、その切り出しシンボル等に付随する情報コード(データ領域などとも言う)を読み出す。この情報コード等は、管理主体に関する情報(資産主体部)とその管理主体が管理する資産ASの属性情報(資産特定部)を含んでいる。また、この情報コード等は、後述するように、管理主体情報と資産属性情報以外にチェックディジットを含んでいてもよい。
ここで、図2(A)を参照し、暗号装置50が暗号化するおよび復号装置40が復号する二次元コードに含まれる情報コード等の内容について説明する。本図では、管理主体に関する情報(資産主体部が有する情報)を管理IDと表し、桁数制限の無い管理IDを集約して桁数を6桁としたグループIDを、秘密復号鍵を共通に有する管理主体に関する情報として扱う(図2(B)参照)。図2(A)の例では、管理主体に関する情報であるグループIDは、処理負荷の小さい共通鍵暗号方式を用い、共通暗号鍵により暗号化され、同じ共通暗号鍵により復号される。一方、資産ASの属性情報(資産特定部が有する情報)である資産番号(12桁)は、処理負荷の大きい公開鍵暗号方式を用い、公開暗号鍵により暗号化され、その公開暗号鍵に対応する秘密復号鍵により復号される。
情報コード等の内容は、グループIDを小さい暗号強度で暗号化した暗号化ID(6桁)と、資産番号を大きい暗号強度で暗号化した暗号化資産番号(12桁)に加え、暗号化IDと暗号化資産番号から一定の計算式に基づいて算出された1桁の数値(チェックディジット:CD)を最後に付加されることで含んでいる。生成装置60は、このような情報コード等を二次元コードにエンコードし、識別装置20は、逆に画像として取得した二次元コードをデコードし、情報コード等を復元する。なお、チェックディジットを付加することで、読み取った情報コードの内容の一部が間違っているとこのチェックディジットに一致しないため、識別装置20は、誤りを検出することができると共に、本願発明に係る二次元コードではなく、全く異なる二次元コードに対しては暗号化IDも復号することなく管理対象でない旨を判断することができる。
識別装置20は、取得した画像に複数の二次元コードが含まれている場合であっても、切り出しシンボル等を検出することにより一つ一つの二次元コードを識別する。識別装置20は、切り出しシンボル等を検出した以降は、それぞれの二次元コードからその切り出しシンボル等に付随する情報コード等を読み出し、チェックディジットが一致すれば、チェックディジット以外の情報コード等の内容の識別を行う。
本実施例の場合、図2(C)に示すように、読取端末RDは、内部に、グループIDとグループIDを暗号化した共通暗号鍵を有している。識別装置20が情報コード等の内容を読み出す場合、共通暗号鍵を用いて最初の6桁の暗号化IDを復号し、復号されたグループIDを自身が有するグループIDと比較して一致すれば、読み取った二次元コードが付された資産ASはグループIDに属する管理主体が管理すべきものと判断する。その後、読取端末RDは、送受信装置33を経由して、グループIDと共に次の12桁の暗号化資産番号をサーバSVの復号装置40に送信する。そうすると、復号装置40は、図2(B)に示すテーブルを参照して、グループIDに紐付けられている秘密復号鍵を使用し暗号化資産番号を復号する。
たとえば、管理主体に関する情報である管理ID「10000000001」と「10000000002」は、秘密復号鍵を共有化できるグループに集約できるので、1つのグループID「600001」として集約化できる。このように、主体の情報を集約した情報を含むことで、コード化情報の大きさを小さくすることができる。暗号装置50は、グループID「600001」を暗号化する時には、公開暗号鍵「xxxxxxxx」を使用し、復号装置40は、グループID「600001」を復号する時には、秘密復号鍵「aaaaaaaa」を使用する。このように、サーバSVが、グループID、公開暗号鍵、秘密復号鍵の組み合わせを保有し、管理主体に応じた暗号化/復号化を行うことで、秘密性の優れた資産管理システムを提供することができる。
識別装置20が情報コード等の内容を読み出し、暗号化IDを自身が有する共通暗号鍵を用いて復号し、復号されたグループIDを自身が有するグループIDと比較して一致しない場合、読み取った二次元コードが付された資産ASは管理主体が管理すべきでないものと判断し、サーバSVには送信しない。したがって、複数の二次元コードを同時に読み込んでも、管理不要な資産情報をサーバSVに送信しないので、サーバSVの処理負荷が不必要に高まることはない。
図3を参照し、本実施例の資産管理システム100において二次元コードを資産ASに付する場合を説明する。なお、フローチャートにおけるSはステップを意味する。資産管理担当者は、クライアント端末CLを用いて、管理主体やその管理主体が管理すべき資産に関する情報を入力する。サーバSVの入力・表示装置70は、S100において、クライアント端末からの管理主体としての管理IDとその主体が管理する資産ASの入力を受け付け、保存する。暗号装置50は、S102において、管理IDを集約したグループIDと関連する公開暗号鍵をテーブルを参照することにより見つけ、その鍵を用いて資産番号を暗号化し、暗号化資産番号に変換する。また、暗号装置50は、S104において、グループIDを自身が保有する当該グループIDに対応する共通暗号鍵を用いて暗号化し、暗号化IDに変換する。さらに、暗号装置50は、S106において、暗号化IDと暗号化資産番号からチェックディジットを所定の計算式により計算し、作成する。サーバSVは、暗号化IDと暗号化資産番号とチェックディジットを含むコード化情報を出力装置OTに送信し、生成装置60は、S108において、受信した暗号化IDと暗号化資産番号とチェックディジットを含むコード化情報に基づいて二次元コードを生成する。印刷装置80は、S110において、生成した二次元コードを印刷し資産に付す。
図4を参照し、本実施例の資産管理システム100において棚卸しする場合を説明する。資産管理担当者は、倉庫内の複数の資産ASに付された二次元コードを撮影装置10から撮影可能に配置する。読取端末RDの撮影装置10は、S200において、複数の資産に付された二次元コードを撮影し、複数の二次元コードを含む画像を取得する。識別装置20は、S202において、撮影装置10が得た画像に基づき複数の二次元コードに含まれる最右桁のチェックディジットを識別する。識別装置20は、S204において、読み取った二次元コードが本願発明に係る二次元コードか? 対象とする二次元コードか? 読み取り誤りがないか?などをチェックする。対象とする二次元コードなどではない場合、以降の処理は行わない。
対象とする二次元コードなどであった場合、識別装置20は、S206において、自身が有する共通暗号鍵を用いて二次元コードの資産主体部に含まれる情報を復号し、自身が有する主体情報と復号した主体情報とを比較する。識別装置20は、S208において、両者が一致しているか否かチェックする。両者が一致しなかった場合、以降の処理は行わない。一致した場合、棚卸しをしている管理主体が管理すべき資産ASと判断できるので、読取端末RDは、S210において、送受信装置33を介してサーバSVへ資産特定部の情報である暗号化資産番号とグループIDを送信する。サーバSVの復号装置40は、S212において、受信したグループIDに対応する秘密復号鍵を用いて、資産特定部の情報である暗号化資産番号を復号する。そして、サーバSVは、S214において、資産ASが存在したことを記録し、当該資産ASについての棚卸しを完了する。
上述した資産管理システム100は、複数の資産に付され、少なくとも一部が暗号化されたコード化情報を含む二次元コードを撮影する撮影装置10と、撮影装置10が撮影した映像から複数の二次元コードを識別する識別装置20と、識別装置20が識別した二次元コードが有する情報を、復号装置40を有するサーバSVに対して送受信する送受信装置33と、を備え、二次元コードは、資産ASを特定する情報を表す暗号化された資産特定部と、資産を所有または管理する主体の情報を表す資産主体部と、を少なくとも含み、複数の二次元コードの中において、識別装置20がある主体情報を表す第1資産主体部を識別した二次元コードについては、送受信装置33は、同じ二次元コードの資産特定部の情報をサーバSVに送信し、識別装置が別の主体情報を表す第2資産主体部を識別した二次元コードについては、送受信装置33は、その同じ二次元コードの資産特定部の情報をサーバに送信しない。これによれば、二次元コードの資産主体部の情報によりサーバSVに資産特定部を復号させるか否かが判断されるため、棚卸しする領域に管理主体にとって管理不要な資産等が含まれていても、復号や資産検索のための負荷が不必要に高まることのない資産管理システム100を提供することができる。
また、読取端末RDの識別装置20は、資産主体部を復号するための鍵(共通暗号鍵)を有し、サーバSVの復号装置40は、資産特定部を復号するための鍵(公開暗号鍵)を有する。このように、撮影装置10が撮影した映像から複数の二次元コードを識別する識別装置20が資産主体部の復号鍵(共通暗号鍵)を有して復号することで、映像の中に管理主体にとって管理不要な資産が含まれていても、識別装置20が迅速に復号でき、サーバSVに資産情報を送信しないのでサーバ側で復号や資産検索のための負荷が不必要に高まることがない。また、サーバ側の復号装置40が資産特定部の復号鍵(公開暗号鍵)を有することで、処理負荷の大きい復号化には処理能力の大きい装置を使用することで高速な復号を行うことができる。
本実施例では、読取端末RDがグループIDとグループIDを暗号化した共通暗号鍵を有しているが、これに限定されない。たとえば、識別装置20は、グループIDのみを有し、二次元コードを読み込みチェックディジットが一致した場合、保有するグループIDと共に暗号化IDと暗号化資産番号をサーバSVに送信し、暗号化IDを復号装置40で復号する。そして、読取端末RDから送られてきたグループIDと復号したグループIDが一致した場合のみ、復号装置40は、一緒に送られてきた暗号化資産番号を復号することでもよい。本実施例よりもサーバSVの処理負荷は高まるが、管理主体に無関係な資産番号を復号しないので、すべてを復号化するのに比して処理負荷は小さくなる。これによれば、上記した資産管理システムで使用する二次元コードを生成する資産管理システムを提供することができる。
また、資産主体部の復号化の処理負荷は、資産特定部の復号化の処理負荷より小さいことで、資産主体部の復号化の処理は、処理能力の小さい読取端末RDであっても復号化が可能となる。また、これによれば、資産主体部の復号化をサーバSVで行っても、処理負荷が過大とならない。
なお、本発明は、例示した実施例に限定するものではなく、特許請求の範囲の各項に記載された内容から逸脱しない範囲の構成による実施が可能である。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
上述の実施例は、物の資産を管理する資産管理システムを説明したが、これに限定されない。たとえば、物の資産ではなく人を管理することも可能である。この場合、二次元コードが人に付されるとは、人の胸につけるバッチや衣服の背番号の位置に二次元コードを表示することである。たとえば、バッチの場合、人々が正面を向いた集合写真などで、誰が写っているのか容易に把握することが可能となる。
また、送受信装置が送信する宛先は、サーバを例に述べたが、サーバの代わりに、IoT(Internet Of Things)デバイス等であってもよい。
また、二次元コードは、カラーを重ねた三次元コード、また時間で表示が変化するものであってもよい。より情報量を多く含むことができる。
100 資産管理システム
10 撮影装置
20 識別装置
31〜33 送受信装置
40 復号装置
50 暗号装置
60 生成装置
70 入力装置
80 印刷装置
90 記録装置
RD 読取端末
OT 出力装置
SV サーバ
CL クライアント
AS 資産

Claims (6)

  1. 資産または人を管理するための現物管理システムであって、
    複数の資産または人に付され、少なくとも一部が暗号化されたコード化情報を含む二次元コードを撮影する撮影装置と、
    前記撮影装置が撮影した映像から複数の二次元コードを識別する識別装置と、
    前記識別装置が識別した二次元コードが有する情報を、復号装置を有するサーバに対して送受信する送受信装置と、
    を備える人などを含む現物管理システムであって、
    二次元コードは、資産または人を特定する情報を表す暗号化された資産特定部と、資産を所有または管理する主体の情報を表す資産主体部と、を少なくとも含み、
    前記複数の二次元コードの中において、
    前記識別装置が第1主体情報を表す第1資産主体部を識別した二次元コードについては、前記送受信装置は、同じ二次元コードの資産特定部の情報をサーバに送信し、
    前記識別装置が第2主体情報を表す第2資産主体部を識別した二次元コードについては、前記送受信装置は、同じ二次元コードの資産特定部の情報をサーバに送信しない、
    人などを含む現物管理システム。
  2. 前記資産主体部は、暗号化された主体の情報を含み、
    前記資産主体部の復号化の処理負荷は、前記資産特定部の復号化の処理負荷より小さいことを特徴とする請求項1に記載の人などを含む現物管理システム。
  3. 前記識別装置は、前記資産主体部を復号するための鍵を有し、
    前記復号装置は、前記資産特定部を復号するための鍵を有することを特徴とする請求項2に記載の人などを含む現物管理システム。
  4. 前記資産主体部は、主体の情報を集約した情報を含み、
    二次元コードは、さらに、前記資産特定部と前記資産主体部から得られるチェックディジットを含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の人などを含む現物管理システム。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の人などを含む現物管理システムで使用する二次元コードを生成する人などを含む現物管理システムであって、
    資産や人に付すための二次元コードが表す情報を受け付ける入力装置と、
    前記入力装置で受け付けた情報の少なくとも一部を暗号化する暗号装置と、
    前記暗号装置が暗号した情報を含む二次元コードを生成する生成装置と、
    を備え、
    前記資産特定部が示す情報は、前記暗号装置により暗号化される、
    ことを特徴とする人などを含む現物管理システム。
  6. 上記サーバは、IoTデバイスであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の人などを含む現物管理システム。
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