JP2019179188A - 光学装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は簡素な操作で結像光学系の切り替えを行うことが可能な光学装置を提供すること。【解決手段】 光学装置としての撮像装置100は第1の結像光学系L1と第2の結像光学系L2を有する。撮像装置100は第1の結像光学系L1と第2の結像光学系L2を切り替えて使用することができる。第1の結像光学系L1と第2の結像光学系L2の切り替えは、前記撮像装置100の姿勢に応じて行われる。【選択図】 図1

Description

本発明は、光学装置に関し、デジタルカメラ、監視カメラ、車載カメラや、ドローン等のUAV(Unmanned Aerial Vehicle)に搭載されるカメラに好適なものである。
複数の結像光学系を有し、撮影に使用する結像光学系を切り替えることが可能な撮像装置が知られている。
特許文献1には、2つの結像光学系を有し、1つの撮像素子を移動させることによって撮影に用いる結像光学系を異ならせることのできる撮像装置が記載されている。
特開2001−330878号公報
複数の結像光学系を有する撮像装置では、撮影に使用する結像光学系を選択する必要がある。特許文献1には、使用する結像光学系を切り替えるために撮像素子を移動させる機構は開示されているものの、如何なる操作にて使用する結像光学系を切り替えるのかは開示されていない。
このような撮像装置の利便性を向上するために、より簡素な操作によって使用する結像光学系を切り替えられるようにすることが求められる。
そこで、本発明は簡素な操作で結像光学系の切り替えを行うことが可能な光学装置を提供することを目的とする。
本発明の光学装置は、第1および第2の結像光学系を有し、前記第1および第2の結像光学系を切り替えて使用可能な光学装置であって、前記切り替えは前記光学装置の姿勢に応じて行われることを特徴とする。
本発明によれば、本発明は簡素な操作で結像光学系の切り替えを行うことが可能な光学装置を実現することができる。
実施例1の撮像装置の概略図である。 実施例1の撮像装置における結像光学系の断面図である。 実施例1の結像光学系のディストーションを示す図である。 実施例1の結像光学系の横収差図である。 実施例1の撮像装置のブロック図である。 実施例2の撮像装置の概略図である。 実施例2の撮像装置における結像光学系の断面図である。 実施例2の結像光学系のディストーションを示す図である。 実施例2の結像光学系の横収差図である。 実施例2の撮像装置の変形例を示す概略図である。 実施例3の撮像装置の概略図である。 実施例3の撮像装置における結像光学系の断面図である。 実施例3の結像光学系のディストーションを示す図である。 実施例3の結像光学系の横収差図である。 本願明細書で用いる座標系を説明する図である。 収差を評価した撮像素子上の位置を示す図である。
本発明の光学装置の実施例に関する説明に先立ち、本願明細書における種々の定義について述べる。
図15は、各実施形態の結像光学系を説明する際に用いられる座標系を説明する図である。本願明細書では、物体側(被写体側)から像側(撮像素子に形成される像面側)に向かって、不図示の瞳(絞り)の中心を通って像面の中心に至る1つの光線を中心主光線または基準軸光線と定義する。中心主光線(基準軸光線)は、図15中に一点鎖線で示されている。
また、中心主光線(基準軸光線)が辿る経路を基準軸と定義する。
図15において、基準軸に沿って物体側からi番目の光学面(第i面)を第i面Riとする。図15において、第1面R1は絞り面(入射瞳部)、第2面R2は第1面R1に対してチルトした反射面、第3面R3および第4面R4はそれぞれの前の面に対してシフトおよびチルトした反射面である。
後述する各実施形態における第1の結像光学系と第2の結像光学系のうち少なくとも1つはOff−Axial光学系である。Off−Axial光学系を構成する各面は共通の光軸を有さない。そこで、第1面R1の中心を原点とする絶対座標系を設定する。原点の位置は第1面R1(絞り面または入射瞳部)の中心位置に相当する。したがって、基準軸は絶対座標系の原点を通る。
中心主光線(基準軸光線)は、第1面R1の中心(絶対座標系の原点)を通り最終面(像面)の中心へ至るまでに、各光学面で屈折または反射される。基準軸は、各光学面で順番に折れ曲がりながら最終面まで伸びている。以下の説明において、像面側および物体側とはそれぞれ、基準軸に沿っていずれの側であるかを意味している。
絶対座標系において、原点を通り第1面から伸びる基準軸に平行な直線をZ軸と呼ぶ(第1面から第2面に向かう方向を正とする)。また、原点を通り右手座標系の定義に従ってZ軸に対して反時計回り方向に90゜をなす図15の紙面内の軸をY軸と呼ぶ。また、原点を通りZ軸およびY軸に垂直な直線をX軸と呼ぶ(図15の紙面奥に向かう方向を正とする)。
また、結像光学系において第1面R1以降の光学面の面形状およびチルト角を表すためにローカル座標系を定義する。ローカル座標系は第1面R1以降の各光学面に対してそれぞれ定義される。各実施例の結像光学系における光学面の面形状はローカル座標で表して説明する。
ローカル座標系の原点は基準軸と第i面Riが交差する点とする。
第i面Riのローカル座標系におけるz軸は第i面の基準軸上の点における面法線である。ローカル座標系におけるy軸はローカル座標の原点を通り、右手座標系の定義に従ってz方向に対し反時計方向に90゜をなす図15の紙面内の軸である。ローカル座標系のx軸はローカル座標の原点を通り、z軸およびy軸に垂直な直線である。
第i面のyz面内でのチルト角θxi(°)は、ローカル座標系のz軸が第i−1面から伸びる基準軸に対してyz面内で成す鋭角である(反時計回り方向を正)。また、第i面のxz面内でのチルト角θyi(°)は、z軸がi−1面から伸びる基準軸に対してxz面内で成す鋭角である(反時計回り方向を正)。図15の各軸の矢印の方向は、各軸の正の方向を表している。
次に、本発明の光学装置に関する各実施例について説明する。
[実施例1]
図1は、本実施例における光学装置としての撮像装置100の構成を示す概略図である。図2は、撮像装置100の有する結像光学系の断面図である。
本実施例の撮像装置100は第1の結像光学系L1と、第2の結像光学系L2と、各結像光学系を保持する部材を有する。
本実施例の撮像装置100は、撮影に際して第1の結像光学系L1と、第2の結像光学系L2を切り替えて使用することができる。そして、本実施例の撮像装置100は、撮像装置100の姿勢に応じて第1の結像光学系L1と第2の結像光学系L2のうちで使用する結像光学系を切り替えるように構成されている。
従来のデジタルカメラでは、光学系の光学特性の切り替えに際して種々の操作部材(ズームリング、レバー、ボタン、ダイヤル等)の操作を要していた。近年のデジタルカメラの高機能化に伴いユーザインターフェースの種類は増加する傾向にあり、上述した操作が複雑なものとなっている場合があった。
これに対して本実施例では撮像装置の姿勢によって結像光学系の切り替えを行うため、簡素な操作で結像光学系の切り替えを行うことができる。例えば、撮像装置100における第1の結像光学系L1と第2の結像光学系L2の配置関係と、結像光学系の切り替えの際の姿勢を関連させることで、より直観的な動作で結像光学系の切り替えを行うことができるようになる。
図1(a)は、第2の結像光学系L2が使用される状態の撮像装置100をZ軸に平行な方向から見た図である。図1(b)は、第1の結像光学系L1が使用される状態の撮像装置100をZ軸に平行な方向から見た図である。図1(c)は図1(a)に対応する撮像装置100の斜視図であり、図1(d)は図1(b)に対応する撮像装置100の斜視図である。図1の各図には、それぞれの状況に対応した絶対座標系の軸と重力の作用する方向を示している。
本実施例において、第2の結像光学系L2を保持する部材は第1の結像光学系L1を保持する部材に対して移動可能に構成されている。これによって、第2の結像光学系L2は図1(a)に点線で示して第1の結像光学系L1の外側である第1の位置と、図1(a)に実線で示して第1の結像光学系L1の内部である第2の位置の間で移動することができる。第1の結像光学系L1を使用する際には、第2の結像光学系L2は第1の位置に配置され、第2の結像光学系L2を使用する際には、第2の結像光学系L2は第2の位置に配置される。
図1において、SP1は第1の結像光学系L1によって結像される光が入射する開口部であり、SP2は第2の結像光学系L2によって結像される光が入射する開口部である。SP1およびSP2はそれぞれの結像光学系の絞りとしても機能する。また、IMGは像面である。像面IMGは各結像光学系における最終面に相当する。結像光学系の光路の途中にあるような後述する中間結像面とは異なる。本実施例では像面IMGにはCCDやCMOSセンサなど撮像素子の受光面が配置される。撮像素子は使用される結像光学系に依らず共用される。
なお、本実施例では第2の結像光学系L2を第1の結像光学系L1に対して移動させることによって第1の結像光学系L1と第2の結像光学系L2と撮像素子の相対的な位置関係を変化させる例について説明しているが、本発明はこれに限定されない。例えば、第1の結像光学系L1と第2の結像光学系L2を固定し、それぞれに対して撮像素子を設け、撮像装置100の姿勢に応じて撮影に用いる結像光学系を決定するようにしても良い。このような構成で結像光学系の切り替えを行う場合にも本発明の効果を得ることができる。
なお、本実施例では光学装置としての撮像装置100が撮像素子を有している場合について示しているが、撮像素子は光学装置と別体であっても良い。
図1(a)、(c)に示すように、第2の結像光学系L2が使用される際には、第1の結像光学系L1の内部に結像光学系L2が収納されるように第2の結像光学系L2が配置される。図1(a)において点線で示した矢印は、第2の結像光学系L2が第1の配置から第2の配置に移動する際の移動方向を示している。
第2の結像光学系L2が第2の位置に配置されている場合、開口部SP1を通った光は第2の結像光学系L2に遮られるため、第1の結像光学系L1による像は像面IMGに形成されない。すなわち、第1の結像光学系L1の光路は第2の結像光学系L2によって無効化される。開口部SP1を通った光の一部は開口部SP2に入射し、像面IMGには第2の結像光学系L2による像が形成されることになる。
また、図1(b)、(d)に示すように、第1の結像光学系L1が使用される際には、第1の結像光学系L1の内部から第2の結像光学系L2が退避することで、第1の結像光学系L1の光路が有効化される。図1(b)、(d)に点線で示した矢印は、第2の結像光学系L2が第2の配置から第1の配置に移動する際の移動方向を示している。
このとき、第1の結像光学系L1の光路は有効化されている(第1の結像光学系L1に光が入射するようになっている)ため、像面IMGには第1の結像光学系L1による像が結像される。
図1(a)に示す状態と、図1(b)に示す状態では、x軸方向と重力方向の関係が逆転している。すなわち、撮像装置100の姿勢は図1(a)に示す状態と図1(b)に示す状態とで異なる。撮像装置100を図1(a)に示す姿勢から図1(b)に示す姿勢に変化させることで、使用する結像光学系が変化する。
本実施例において撮像装置100の姿勢に応じた第2の結像光学系L2の移動機構は特に限定されない。すなわち、第2の結像光学系L2は重力によって第1の位置と第2の位置の間で移動させても良いし、不図示のモータなどの駆動手段によって第1の位置と第2の位置の間で移動させても良い。駆動手段を設ける場合、さらにジャイロセンサ等の撮像装置100の姿勢の変化を検知可能な検知手段を設け、検知手段の検知結果に応じて必要な方向に第2の結像光学系L2を駆動させればよい。以下では、撮像装置100が検知手段と駆動手段を有する例について述べる。
次に、本実施例の撮像装置100における第1の結像光学系L1および第2の結像光学系L2について述べる。
図2(a)は本実施例における第1の結像光学系L1の断面図である。図2(b)は本実施例における第2の結像光学系L2の断面図である。図2(c)は本実施例の撮像装置100において、第1の結像光学系L1の内部に第2の結像光学系L2が挿入された状態(図1(a),(c)に示す状態)の断面図である。
本実施例において、第1の結像光学系L1と第2の結像光学系L2は共に5面の自由曲面形状の反射面を有するOff−Axial光学系である。本実施例において各結像光学系における光学面間は空気によって満たされている。各反射面は、金属、ガラス、プラスチックなどで構成されるミラーである。反射面は銀やアルミなど可視光領域や赤外光領域などで反射率の高い材料を基板に蒸着して形成することができる。
第1の結像光学系L1によって結像される光線が通る領域は第2の結像光学系L2によって結像される光線が通る領域よりも大きい。このため、第1の結像光学系L1の内側には第2の結像光学系L2を収納することのできる空間が存在する。
図2(a)に示すように、第1の結像光学系L1の第1面R10に入射した光は、第2面R11から第6面R15で収斂または発散しながら順に反射され、像面IMGで結像する。第1面R10は図1における開口部(開口絞り)SP1に相当する。また、第1面R10は第1の結像光学系L1の入射瞳に相当する。開口部(開口絞り)SP1の開口径は可変としても良い。また、図2(a)に示したM1は第1の結像光学系L1における中間結像面を示している。
図2(b)に示すように、第2の結像光学系L2の第1面R20に入射した光は、第2面R21から第6面R25で収斂または発散しながら順に反射され、像面IMGで結像する。第1面R20は図1における開口部(開口絞り)SP2に相当する。また、第1面R20は第2の結像光学系L2の入射瞳に相当する。開口部(開口絞り)SP2の開口径は、開口部SP1と同様に、可変としても良い。また、図2(b)に示したM2は第2の結像光学系L2における中間結像面を示している。
第1の結像光学系L1および第2の結像光学系L2のより詳しい形状等は、後の数値実施例1において説明する。
図2(c)は、第2の結像光学系L2を第1の結像光学系L1の内部に挿入した際の断面図である。このとき本実施例では、第1の結像光学系L1と第2の結像光学系L2の第1面R10(開口部SP1)およびR20(開口部SP2)の中心のXY座標が一致するように配置される。また、本実施例では、第1の結像光学系L1と第2の結像光学系L2はそれぞれの像面が像面IMGに一致するように配置される。
図2(c)に示す配置において、第1の結像光学系L1の光路は第2の結像光学系L2によって遮られている。このため第1の結像光学系L1の第1面R10(開口部SP1)に入射した光は第1の結像光学系L1の第2面R11から第6面R15には到達しない。第1の結像光学系L1の第1面R10(開口部SP1)に入射した光の一部は、第2の結像光学系L2の第1面R20(開口部SP2)に入射し、その後第2面R21から第6面R25にて反射され、像面IMGに到達する。すなわち、像面IMGには第2の結像光学系L2による像が形成されることになる。
このように、第2の結像光学系L2を第1の結像光学系L1の内部の空間から退避させた状態(図2(a))では、像面IMGには第1の結像光学系L1による像が形成される。すなわち、この場合第1の結像光学系が使用される状態となる。一方、第2の結像光学系L2が第1の結像光学系L1の内部の空間に挿入された状態(図2(c))では、像面IMGには第2の結像光学系L2による像が形成される。すなわち第2の結像光学系L2が使用される状態となる。
次に、本実施例における第1の結像光学系L1および第2の結像光学系L2の光学特性について述べる。
図3に、本実施例の結像光学系のディストーションを示す。図3(a)は第1の結像光学系L1におけるディストーション、図3(b)は第2の結像光学系L2におけるディストーションを表している。図3において、横軸はX軸方向の像面IMG上での座標値(X画角(X FOV)に相当)、縦軸はY軸方向の像面上での座標値(Y画角(Y FOV)に相当)である。また、ディストーションの無い理想格子(Paraxial FOV)と実際の光線追跡結果の格子(Actual FOV)を重ねて描いている。ディストーションの大きな光学系ではActual FOVとParaxial FOVの乖離が大きくなるが、本実施例の第1の結像光学系L1および第2の結像光学系L2のディストーションは図3に示すように極めて小さい。
図4に本実施例の結像光学系の横収差図を示す。図4(a)は第1の結像光学系L1の横収差図、図4(b)は第2の結像光学系L2の横収差図である。図4(a),(b)に示す横収差図は、図16(a)に示す撮像素子上の位置1から5に対して示している。図4に示す各横収差図において、横軸は瞳面上でのX軸或いはY軸、縦軸は像面上での収差量である。評価光線の波長はd線である。ωは半画角である。収差図では、後述する数値実施例1に示す結像光学系において、横収差±0.0025mmのスケールで示されている。YZ断面において、第1の結像光学系L1の焦点距離は71.65mm、Fナンバーは8.0である。また、YZ断面において、第2の結像光学系L2の焦点距離は17.91mm、Fナンバーは8.0である。
次に本実施例における撮像装置のブロック図について述べる。
次に、図5を参照して、本実施例における撮像装置100の各機能について説明する。図5は、撮影装置(デジタルスチルカメラ)100の機能ブロック図である。
図5において、101はCPU(中央演算処理装置)などの制御部である。制御部101は、撮像装置100の各部の動作を制御する。
105は、第1の結像光学系L1や第2の結像光学系L2を含む結像光学系部である。
姿勢検知部120は、ジャイロセンサ等を有し、撮像装置100の姿勢の変化を検知する。例えば姿勢検知部120は撮像装置100の姿勢に応じた信号を出力する。
制御部101は姿勢検知部120の出力信号に応じて結像光学系を切り替えるか否か判定し、判定結果に応じて光学系駆動部131に光学系の駆動命令を送信する。制御部101からの命令に応じて、光学系駆動部131は、結像光学系部105に含まれる結像光学系を駆動することにより使用される結像光学系を切り替える。
切り替えロック部122は、結像光学系の切り替えをロックする。例えば切り替えロック部122は押下可能なボタンで構成され、切り替えロック部122の操作状況は制御部101によって監視される。ユーザによって切り替えロック部が押下されている間は、姿勢検知部120によって姿勢の変化が検知されたとしても制御部101は使用する結像光学系の切り替えを行わないようにする。ユーザによって切り替えロック部が押下されていない間に姿勢検知部120によって姿勢の変化が検知された場合には、制御部101は使用する結像光学系の切り替えを行う。
撮像素子(撮像手段)106は、CMOSセンサやCCDセンサを備え、結像光学系部105により形成された被写体の像(光学像)を光電変換して画像データを出力する。各実施形態において、撮像素子106は、例えば有効画素数約1000万画素(横3888×縦2592画素、アスペクト比3:2)を有するCMOSセンサである。
撮像素子制御部107は、撮像素子106に接続されている。そして撮像素子制御部107は、撮像素子106に転送クロック信号やシャッター信号を供給するためのタイミングジェネレータ、撮像素子106からの出力信号のノイズ除去、ゲイン処理を行うための回路を有する。また撮像素子制御部107は、アナログ信号を例えば10ビットデジタル信号に変換するためのA/D変換回路を有する。10ビットデジタル信号は、画像情報を取得するための量子化ビット数に対応する。ビット数は、撮像素子106の仕様などで種々変更可能である。また撮像素子制御部107は、表示部110における表示および動画撮影を行うため、制御部101からの解像度変換指示に従って、画素間引き処理を行うための回路を有する。
画像処理部108は、撮像素子制御部107に接続されている。画像処理部108は、撮像素子制御部107から出力された10ビットデジタル信号をガンマ変換や色空間変換、および、ホワイトバランス、AE、フラッシュ補正等の画像処理を行う。そして画像処理部108は、YUV(4:2:2)フォーマットの8ビットデジタル信号出力を行う。表示制御部111は、画像処理部108から転送されたYUVデジタル画像データ、または、データ格納手段104の画像ファイルに対して、JPEGの解凍を行ったYUVデジタル画像データを受け取る。そして表示制御部111は、受け取った画像データをRGBデジタル信号へ変換した後、表示部110へ出力する処理を行う。
表示部110は、例えばいわゆる電子ビューファインダ(Electronic View Finder:EVF)や撮像装置100の外装背面部に設けられたいわゆるライブビューモニタと呼ばれるものである。前記表示部110が前記EVFの場合は、不図示の接眼レンズ群を介して表示手段118に表示された画像を観察可能に構成されている。この時表示手段118は、例えば小型のTFT方式のディスプレイや有機ELディスプレイなどである。一方、前記ライブビューモニタの場合は、ユーザは表示手段118に表示された画像を直接観察することができる。この時表示手段118は、例えばTFT方式のディスプレイや有機ELディスプレイなどである。
焦点制御部119は、例えば、取得した画像のコントラスト情報に基づくコントラストAF(山登りAF)により、撮像画面の複数の領域についての焦点検出を行うことが可能である。なおAF方法はコントラストAFに限定されるものではなく、位相差AFでもよい。焦点制御部119は、前記コントラストAFや位相差AFなどの焦点検出方法を用いて焦点位置を検出する。そして制御部101は、現在位置からどの程度結像光学系部105の光学素子(レンズや反射面)や撮像素子106を基準軸に沿った方向に移動させれば焦点が合うかを算出する。または現在の光学素子の位置または撮像素子の位置で焦点が合ったか否かを判定する。そして、焦点制御部119は算出された駆動量に基づいて結像光学系部105の光学素子や撮像素子106を基準軸方向に駆動させる。
また制御部101は、撮像素子106から取得した画像情報により被写体像を複数の領域に分割し、各々の分割領域の輝度や色を検出することが可能である。また制御部101は、検出した輝度や色情報に基づいて、測光制御部132を用いてシャッタースピードや絞り値などの露出条件を設定することができる。また制御部101は、検出した輝度や色情報に基づいて、顔認識、および色認識から被写体が人物であるか否かの判定を行うこともできる。
更に制御部101は、制御プログラムを記憶しているROM(リードオンリーメモリ)102およびRAM(ランダムアクセスメモリ)103のそれぞれに接続されている。また制御部101は、データ格納手段104、データ通信手段109、画像処理部108、表示制御部111、レリーズSW114のそれぞれに接続されている。また制御部101はDC/DCコンバータ117に接続されている。DC/DCコンバータ117には、電池116から電源が供給されている。前記電池116は、リチャージャブルの2次電池または乾電池である。DC/DCコンバータ117は、前記電池116からの電源供給を受け、昇圧、レギュレーションを行う。このような構成により、複数の電源を作り出し、制御部101など、撮像装置100の各部に必要な電圧の電源を供給することができる。DC/DCコンバータ117は、制御部101からの制御信号により、各々の電圧供給の開始、停止を制御することが可能である。ただし電源が供給されればよいため、電池116である必要は無く、他の電源装置を用いても構わない。また電源が交流電源の場合はAC/DCコンバータを使用するなどしてDCに変換して使用しても良い。
制御部101は、ROM102内の制御プログラムに基づいて各種制御を行う。これらの制御の中には、画像処理部108から出力された撮影画像(画像)信号を読み込み、RAM103へ転送を行う処理がある。同様に、RAM103より表示制御部111へデータを転送する処理、また、画像データをJPEG圧縮し、ファイル形式でデータ格納手段104へ格納する処理がある。動画データの場合も、同様な処理を経て例えばMOV形式のファイルに圧縮され、データ格納手段104に格納される。また撮像装置100は、撮像装置100を遠隔制御するためのデータ通信手段109を有する。データ通信手段109は、スマートフォンなどに代表されるような不図示の外部機器と通信し、撮像装置100で得られた画像を前記外部機器に表示させて確認しながら撮影を行うこともできる。なお、データ通信手段109と前記外部機器との間の通信は有線または無線で行われる。また制御部101は、撮像素子106、撮像素子制御部107、画像処理部108、および、表示制御部111などに対してデータ取り込み範囲やデジタル画像処理の変更を指示する。
更に制御部101は、レリーズSW114の操作に伴う撮影動作の指示、撮像装置100の各部への電源の供給を制御するための制御信号をDC/DCコンバータ117に対して出力するなど、様々な制御を行う。
RAM103は、不図示の画像展開エリア、ワークエリア、VRAM、および、一時退避エリアなどを備えている。画像展開エリアは、画像処理部108から送信された撮影画像(YUVデジタル信号)やデータ格納手段104から読み出されたJPEG圧縮画像データを一時的に格納するためのテンポラリバッファとして使用される。または、画像展開エリアは、画像圧縮処理や解凍処理のための画像専用ワークエリアとして使用される。ワークエリアは、各種プログラムのためのワークエリアである。VRAMは、表示部へ表示する表示データを格納するVRAMとして使用される。また、一時退避エリアは、各種データを一時退避させるためのエリアである。データ格納手段104は、制御部101によりJPEG圧縮された撮影画像データ、または、MOV形式動画像データをファイル形式で格納するためのフラッシュメモリである。撮像素子106は、制御部101からの解像度変換指示に従って、水平方向および垂直方向の間引き画素データの出力が可能である。
レリーズSW114は、撮影動作の開始を指示する操作部材である。レリーズSW114は、操作部材としてのレリーズボタンの押下圧によって2段階のスイッチポジションを有する。1段目のポジション(SW1 ON)の検出で、ホワイトバランスや測光などの撮像装置100の設定のロック動作が行われる。2段目のポジション(SW2 ON)の検出で、被写体画像信号の取り込み動作が行われる。被写体の光は結像光学系部105により集光される。シャッター133は、撮像素子106に入射する光量を制御する。撮像素子106は、結像光学系部105により形成された被写体像(光学像)を光電変換し、画像データを出力する。画像処理部108は、撮像素子106から出力された画像データに対して所定の画像処理を行い、撮影画像を生成する。撮影画像は、前述したデータ格納手段104に格納(記録)されるとともに、表示部110に表示される。シャッター133は、フォーカルプレーンシャッターや電子的に撮像素子106に取り込む光量を制御する電子シャッターでも構わない。
測光制御部132は、制御部101の指示に従って、撮像素子106を駆動制御し、被写体輝度信号を取り込み、制御部101にデータを送る。基本的な測光動作としては、撮像素子106の受光面の画素において発生した輝度信号は制御部101にて各々A/D変換が行われ、各々8ビットのデジタル信号となる。測光制御部132は、このデジタル信号に対して、結像光学系部105の明るさを示す絞り値(F値:Fno.(実効Fno.))の補正を行う。もしくはセンサ出力信号のバラツキ補正(レベル・ゲインの調整)や結像光学系部105から送られてくる情報等から測光補正を行う。このような補正後、最終的な被写体輝度信号値を得ることができる。
制御部101は、これらの情報に基づいて、撮像装置100の最適露出演算を行い、シャッタースピードや結像光学系部105の絞り値を最適に制御することで最適な露光を得ることができる。前述の通り、撮像素子106は、露出制御のみならず、撮像素子106が出力する多数の被写界輝度信号や色信号に基づいて、制御部101の演算処理により被写体検出、および撮影シーンの判定が可能である。各実施形態において、結像光学系部105、撮像素子106、撮像素子制御部107、焦点制御部119、レリーズSW114、シャッター133、および、測光制御部132により撮像部が構成される。前述のように、撮像部は、被写体の像を光電変換して画像データを出力する。
次に、本実施例の撮像装置100における好ましい構成について述べる。
第1の結像光学系L1の画角と第2の結像光学系L2の画角は互いに異なることが好ましい。これによって、上述した結像光学系の切り替えによって撮影される画角を切り替えることが可能となる。
画角を切り替えることのできるレンズとして、光学系に含まれるレンズを光軸方向に移動させるズームレンズが知られているが、複数のレンズを異なる軌跡で動かす必要があるために複雑な機構が必要であった。また、レンズを移動軌跡に沿って移動させる必要があるため、瞬時に画角を切り替えることはできなかった。
また、光路に対して挿抜可能なエクステンダを内蔵したレンズ装置では瞬間的な画角の切り替えが可能であるが、エクステンダの挿入後の結像性能はマスターレンズの結像性能に依存するため、結像性能を維持しつつ画角を大幅に変えることは困難であった。
一方、本実施例の撮像装置100において第1の結像光学系L1と第2の結像光学系L2の画角を異ならせることで、簡易な機構で瞬時に画角を切り替えることが可能となる。また、本実施例の撮像装置100では結像光学系自体を切り替えることで画角を変化させるため、それぞれの結像光学系を個別に設計でき、高い結像性能を得つつ画角を切り替えることが可能となる。
また、撮像装置100は、撮像装置100の姿勢に応じて、第1の結像光学系L1と、第2の結像光学系L2と、撮像素子106の相対的な位置関係が変化することで使用する結像光学系を切り替えるように構成されていることが好ましい。本実施例では第2の結像光学系L2が第1の結像光学系L1および撮像素子106に対して移動する構成について例示しているが、本発明はこれに限定されない。第1の結像光学系L1と、第2の結像光学系L2と、撮像素子106の少なくとも1つが移動することによって撮像素子106上に像を形成する結像光学系が切り替われば良い。
これによって、第1の結像光学系L1と第2の結像光学系L2のそれぞれに対して撮像素子を設ける必要がなくなるため、撮像装置100をより小型に構成することが可能となる。
なお、第1の結像光学系L1と、第2の結像光学系L2と、撮像素子106の相対的な位置関係を変化させるため第2の結像光学系L2を移動させる場合、必ずしも第2の結像光学系L2を一体的に移動させる必要はない。例えば、第2の結像光学系L2内の光学素子のそれぞれを別々に移動させることによって第1の結像光学系L1および撮像素子106との相対的な位置関係を変化させても良い。
相対的な位置関係の変化のための第1の結像光学系L1、第2の結像光学系L2、撮像素子106のいずれかの移動方向は重力方向の成分を含むことが好ましい。これによって、結像光学系を切り替えるための駆動部131による駆動力を小さくすることができる。あるいは、駆動部131を設けずとも重力のみで結像光学系の切り替えが可能となる。
なお、より好ましくは第1の結像光学系L1に対して第2の結像光学系L2を挿抜することで使用される結像光学系の切り替えを行うと良い。すなわち、第1の結像光学系L1を使用する際には第2の結像光学系L2を第1の結像光学系L1の内部から退避させ、第2の結像光学系L2を使用する際には第2の結像光学系L2を第1の結像光学系L1の内部に挿入するようにすることが好ましい。この際、本実施例では第2の結像光学系を移動させることによって第1の結像光学系L1に対して挿抜しているが、第1の結像光学系L1を移動させることによって挿抜しても良い。
これにより、第2の結像光学系L2を使用する際には第2の結像光学系L2が第1の結像光学系L1の内部(第1の結像光学系L1によって結像される光線が通る空間内)に収納されるように配置されるため、筐体内のスペースを有効に活用することができる。
また、第1の結像光学系L1が使用される撮像装置100の姿勢を第1の姿勢としたとき、第1の姿勢を重力方向に反転させた第2の姿勢において第2の結像光学系L2が使用されることが好ましい。第2の姿勢とは、第1の姿勢において重力方向に対して上側を向いていた面が重力方向に対して下側を向いている姿勢を言う。
本実施例では、2つの結像光学系の切り替えに際して、一方の結像光学系が一方の結像光学系の内部に対して挿抜されるように移動させている。このように結像光学系の移動を伴って使用する結像光学系の切り替えを行う場合、挿入時と抜去時の結像光学系の移動方向は180°異なることになる。したがって、第1の結像光学系L1が使用される際の姿勢と第2の結像光学系L2が使用される際の姿勢を反転関係とすることで、結像光学系を切り替えるための駆動部131による駆動力を小さくすることができる。あるいは、駆動部131を設けずとも重力のみで結像光学系の切り替えが可能となる。
なおこの場合、第1の結像光学系L1から第2の結像光学系L2への切り替えは、撮像装置100の姿勢が第1の姿勢から第2の姿勢になった時点で行われる必要はない。第1の姿勢から第2の姿勢へ変化する途中の姿勢で第1の結像光学系L1から第2の結像光学系L2への切り替えが行われても良い。
また、使用する結像光学系の切り替えに際して第1の結像光学系L1と、第2の結像光学系L2と、撮像素子106のいずれかを移動させて相対的な位置関係を変化させる場合、移動方向に駆動力を生じさせる駆動手段を有することが好ましい。駆動手段はモータなどを用いることができる。本実施例の撮像装置100は駆動手段としての光学系駆動部131を有する。
これによって、より迅速に使用する結像光学系の切り替えを行うことができる。なお、駆動手段の制御は姿勢検知部120による姿勢検知結果を用いて行えばよい。
また、撮像装置100の姿勢に応じた結像光学系の切り替えの禁止または許可を設定するための設定手段を有することが好ましい。すなわち、撮像装置100は設定手段によって結像光学系の切り替えが許可されている時(禁止されていない時)のみ、撮像装置100の姿勢に応じた結像光学系の切り替えを行うことが好ましい。本実施例の撮像装置100は、設定手段としても切り替えロック手段122を有している。
これによって、ユーザの意図しないタイミングで結像光学系が切り替わってしまうことを防ぐことができる。
なお、設定手段としては結像光学系の切り替えの禁止または許可を設定できれば特に限定されない。例えば、上述したように制御部101が結像光学系の切り替え指示を出させないようにするためのものであっても良い。また、結像光学系の移動を機械的に制限(規制)するような構成であっても良い。
また、画像を撮影した際の撮像装置100の姿勢に関する情報を用いて画像の向きを補正する補正手段を有することが好ましい。本実施例の撮像装置100は、補正手段としての画像処理部108を有する。
上述のように、本実施例の撮像装置100は姿勢に応じて使用する結像光学系を切り替える。このため、撮像装置100を用いて撮影された画像は撮像装置100の姿勢に依って異なってしまうことが考えられる。これに対して、撮影時の撮像装置100の姿勢がわかれば、撮影された画像が適切な向きとなるように補正することができる。これによって、表示手段118に適切な向きの画像を表示させることができる。また、データ格納手段104に適切な向きの画像を保存(記録)することができる。「適切な向き」とは例えば被写体空間における重力方向を画像の上下方向に一致させた向きであるが、他の向きであっても良い。
本実施例では、画像を撮影した際の撮像装置100の姿勢に関する情報は姿勢検知部120を用いて検出可能である。
なお、補正手段は撮影時の撮像装置100の姿勢に関する情報の代わりに画像の撮影に使用された結像光学系に関する情報を用いても良い。
また、画像を撮影した際の撮像装置100の姿勢に関する情報または撮影に使用された結像光学系に関する情報を画像と共に記録するようにしても良い。これによって撮影後に画像の向きを補正することができる。
また、第1の結像光学系L1は複数の反射面を含んで構成され、各反射面間は気体(空気)で満たされていることが好ましい。このような構成を中空ミラー構成と呼ぶ。
中空ミラー構成では色収差がほとんど発生しないため、第1の結像光学系L1の結像性能を高めつつ、第1の結像光学系L1の内部に第2の結像光学系L2が挿入され得るスペースを確保することができる。
より好ましくは、第1の結像光学系L1は反射面のみで構成されていると良い。なお、光学的パワーを有する屈折面を有していなければ、光の結像に寄与しない絞り面やカバーガラスが設けられていたとしても反射面のみで構成されているとする。これによって、第2の結像光学系を収納するための十分なスペースを確保しやすくなる。また、第1の結像光学系L1を軽量に構成することができるため、撮像装置100を軽量化することができる。
また、第1の結像光学系L1は少なくとも1面の自由曲面形状の反射面を備えることが好ましい。同様に、第2の結像光学系L2は少なくとも1面の自由曲面形状の反射面を備えることが好ましい。これによって、それぞれの結像光学系において反射面の偏心配置によって生じる収差を容易に補正することが可能となる。
また、第1の結像光学系L1の入射瞳位置は最も物体側の反射面よりも物体側であることが好ましい。本実施例の第1の結像光学系L1では、開口絞りとして機能する開口部SP1が入射瞳に相当する。これによって、第1の結像光学系L1における各反射面の過度な大型化を防ぐことができる。また各反射面への入射光と反射光が同じ空間を通ることが可能となるため、小型化が容易となる。なお、入射瞳位置は必ずしも開口部SP1と一致していなくとも良い。
また、撮像素子106を可動としても良い。例えば、撮像素子106を基準軸方向に可動とし、撮像素子106を移動させることでフォーカシングを行っても良い。この場合、第1の結像光学系L1と第2の結像光学系L2でフォーカス機構を共通化することができる。また、第1の結像光学系L1と第2の結像光学系L2の像面の位置が基準軸方向に異なるような場合に、結像光学系の切り替えに応じて撮像素子を移動させるようにしても良い。
さらに、撮像素子106をxz平面内で可動とし、撮像素子106を移動させることで手振れ補正(像ぶれ補正)を行っても良い。この場合、第1の結像光学系L1と第2の結像光学系L2で防振機構を共通化することができる。
また、第1の結像光学系L1と第2の結像光学系L2のうちの少なくとも一方は、像面IMGとは別の位置で光路中に実像を結像する中間結像面を少なくとも1つ有することが好ましい。
結像光学系内に中間結像面を設けることで、光学系内における光束の過度な広がりを抑制できる。これにより結像光学系の形状や画角の制御が容易となり、過度な大型化を伴わずに所望の特性を備える結像光学系を構成することが可能となる。
また、開口部SP1やSP2、像面IMG付近の位置に、撮像に必要な波長の光が透過する透過率特性を有したカバーガラスやレンズ等の光学素子を付加しても良い。こうすることで、第1の結像光学系L1および第2の結像光学系L2内や撮像素子にごみや埃が付着することを防ぐことができる。
さらに、第1の結像光学系L1と第2の結像光学系L2に共通な光学系を付加できるように構成しても良い。たとえば、開口部SP1よりも物体側に接写撮影を可能にするクローズアップレンズを装着したり、像面IMG付近に倍率を変更するためのエクステンダを挿抜できる構成にしても良い。
[実施例2]
次に実施例2について述べる。本実施例の撮像装置は実施例1と同様に、第1の結像光学系と、第2の結像光学系と、各結像光学系を保持する部材を有する。本実施例の撮像装置は、使用する結像光学系の切り替え機構が実施例1と異なる。また、第1の結像光学系および第2の結像光学系の画角の大小関係が実施例1と異なる。
図6(a)は、第2の結像光学系L2が使用される状態の本実施例の撮像装置100をZ軸に平行な方向から見た図である。図6(b)は、第1の結像光学系L1が使用される状態の本実施例の撮像装置100をZ軸に平行な方向から見た図である。図6(c)は図6(a)に対応する撮像装置100の斜視図であり、図6(d)は図6(b)に対応する撮像装置100の斜視図である。図6の各図には、それぞれの状況に対応した絶対座標系の軸と重力の作用する方向を示している。
図6に示すように、本実施例の撮像装置100では、第1の結像光学系L1と第2の結像光学系L2は軸Pによって回動可能に結合されている。図6(a),(b),(c)に点線で示した矢印は、第2の結像光学系L2の回動方向を示している。実施例1では結像光学系の切り替えに際して第2の結像光学系を平行移動させていたのに対して、本実施例の撮像装置100では軸Pを中心に回動させる機構となっている。第2の結像光学系L2の回動は不図示の駆動手段によって駆動されて行われても良い。
本実施例において、第1の結像光学系L1は5面の自由曲面形状の反射面を有するOff−Axial光学系である。また、本実施例において第2の結像光学系L2は5面の自由曲面形状の反射面を有するOff−Axial光学系である。
図7(a)は本実施例における第1の結像光学系L1の断面図である。図7(b)は本実施例における第2の結像光学系L2の断面図である。図7(c)は本実施例における第1の結像光学系L1に第2の結像光学系L2が挿入された状態の断面図である。
図7(a)に示すように、第1の結像光学系L1の第1面R30に入射した光は、第2面R31から第6面R35で収斂または発散しながら順に反射され、像面IMGで結像する。第1面R30は第1の結像光学系L1の入射瞳であり、図6における開口部(開口絞り)SP1に相当する。また、図7(a)に示したM3は第1の結像光学系L1における中間結像面を示している。
図7(b)に示すように、第2の結像光学系L2において、第1面R40に入射した光は、第2面R41から第6面R45で収斂または発散しながら順に反射され、像面IMGで結像する。第1面R40は第2の結像光学系L2の入射瞳であり、図6における開口部(開口絞り)SP2に相当する。また、図7(b)に示したM4は第2の結像光学系L2における中間結像面を示している。
本実施例における第1の結像光学系L1および第2の結像光学系L2のより詳しい形状等は、後の数値実施例2において説明する。
図7(c)は、本実施例の第2の結像光学系L2を第1の結像光学系L1の内部に挿入した際の断面図である。本実施例においても、第1の結像光学系L1と第2の結像光学系L2は、第1面R30(開口部SP1)の中心とR40(開口部SP2)の中心のXY座標が一致するように配置される。また、第1の結像光学系L1と第2の結像光学系L2はそれぞれの像面が像面IMGに一致するように配置される。
なお本実施例では、前述のように第1の結像光学系L1の第1面R30(開口部SP1)の径は第2の結像光学系L2の第1面R40(開口部SP2)の径よりも小さい。ゆえに、第1の結像光学系L1における開口部SP1の径を可変に構成しておき、図7(c)のように第2の結像光学系L2が第1の結像光学系L1の内部に挿入される際に開口部SP1の径を広げるようにすることが好ましい。あるいは、開口部SP1よりも開口径の大きい他の開口部を設け、第2の結像光学系L2が第1の結像光学系L1の内部に挿入される際に開口部SP1が他の開口部に切り替わるように構成しても良い。これによって、第2の結像光学系L2で結像される光線が第1の結像光学系L1によってけられることがなくなる。
次に、本実施例における第1の結像光学系L1および第2の結像光学系L2の光学特性について述べる。
図8に、本実施例の結像光学系のディストーションを示す。図8(a)は第1の結像光学系L1におけるディストーション、図8(b)は第2の結像光学系L2におけるディストーションを表している。本実施例の第1の結像光学系L1および第2の結像光学系L2のディストーションは、図8に示すように極めて小さい。
図9に、本実施例の結像光学系の横収差図を示す。図9(a)は第1の結像光学系L1の横収差図、図9(b)は第2の結像光学系L2の横収差図である。図9(a)、(b)に示す横収差図は図16(a)に示す撮像素子上の位置1から5に対して示している。
YZ断面において、本実施例の第1の結像光学系L1の焦点距離は17.91mm、Fナンバーは5.97である。また、YZ断面において、第2の結像光学系L2の焦点距離は71.65mm、Fナンバーは8.0である。
なお、本実施例では第1の結像光学系L1に対して第2の結像光学系L2を回動させる構成について述べた。図6には回動角度が約90°である例について示しているが、回動角度は90°でなくとも良い。
図10は本実施例における回動機構の変形例を示す図である。
図10(a)は本変形例において第2の結像光学系L2が使用される状態を示した図であり、図10(b)は本変形例において第1の結像光学系L1が使用される状態を示した図である。図10(b)は、第1の結像光学系L1から第2の結像光学系L2を退避させた状態において、第2の結像光学系L2の重力による回動が不図示の規制部によって規制されている状態を示している。このため、第2の結像光学系L2の回動角度は90°よりも小さくなっている。
第2の結像光学系L2の回動角度を90°未満とすることで、第2の結像光学系L2を第1の結像光学系L1の内部に挿入する際に、第2の結像光学系L2の自重によって回動を開始させ易くすることができる。
[実施例3]
次に、実施例3の撮像装置について述べる。本実施例の撮像装置は実施例1と同様に、第1の結像光学系と、第2の結像光学系と、各結像光学系を保持する部材を有する。本実施例では、結像光学系の切り替えに際して撮像素子が移動する点で実施例1,2と異なる。すなわち、本実施例において、結像光学系の切り替えに際して結像光学系の相対位置関係は変化しない。撮像素子が複数の結像光学系のそれぞれの像面位置に移動することによって、使用する結像光学系が切り替えられる。
図11(a)は、第1の結像光学系L1が使用される状態の本実施例の撮像装置100をZ軸に平行な方向から見た図である。本実施例において、撮像素子106は、図11(a)に点線で示す位置から点線で示す矢印の示す方向に移動可能に設けられている。図11(a)の実線で示す撮像素子106の位置は、第1の結像光学系L1の像面位置に相当する。したがって、図11(a)に示す状態において、開口部SP1から入射した光は、第1の結像光学系L1によって撮像素子106上に結像する。
図11(b)は、第2の結像光学系L2が使用される状態の本実施例の撮像装置100をZ軸に平行な方向から見た図である。撮像装置100を図11(a)に示す姿勢から図11(b)に示す姿勢となるように反転させると、撮像素子106は図11(b)に実線で示す位置に移動する。図11(b)の実線で示す撮像素子106の位置は、第2の結像光学系L2の像面位置に相当する。したがって、不図示の開口部SP2に入射した光は第2の結像光学系L1によって撮像素子106上に結像する。
このように、撮像装置100の姿勢に応じて撮像素子106を移動させることによって、使用する結像光学系を切り替えても良い。このとき、撮像素子106の移動は重力のみによって行われても良いし、モータ等の駆動手段を設けても良い。
図12は、本実施例における結像光学系の断面図である。
本実施例において、第1の結像光学系L1は4面の自由曲面形状の反射面を有するOff−Axial光学系である。また、本実施例において第2の結像光学系L2は4枚の球面レンズと1つの三角プリズムで構成されたOff−Axial光学系である。
図12(a)は本実施例における第1の結像光学系L1の断面図である。図12(b)は本実施例における第2の結像光学系L2の断面図である。図12(c)は本実施例における第1の結像光学系L1と第2の結像光学系L2を重ね合わせて示した断面図である。
図12(a)に示すように、第1の結像光学系L1の第1面R80に入射した光は、第2面R81から第5面R84で収斂または発散しながら順に反射され、像面IMGで結像する。第1面R80は第1の結像光学系L1の入射瞳であり、図11における開口部(開口絞り)SP1に相当する。
また、第2の結像光学系L2は物体側から像側へ順に配置された、像側に凸面を向けたメニスカス形状の正レンズ、像側に凸面を向けたメニスカス形状の負レンズ、反射面を有する三角プリズム、両凸の正レンズ、像側に凸面を向けた負レンズで構成される。第2の結像光学系L2において最も物体側に配置された正レンズは開口絞りの役割も果たしており、入射瞳に相当する。屈折光学素子を含んで構成される本実施例の第2の結像光学系L2には、複数の自由曲面を有する反射光学系と比較して製造は容易であるというメリットがある。
本実施例における第1の結像光学系L1および第2の結像光学系L2のより詳しい形状等は、後の数値実施例3において説明する。
図12(c)は、本実施例の第2の結像光学系L2の第1面R90のXY座標と、第1の結像光学系L1の第1面R80のXY座標を一致させ、さらに像面位置を一致させて描いた断面図である。
次に、本実施例における第1の結像光学系L1および第2の結像光学系L2の光学特性について述べる。
図13に、本実施例の結像光学系のディストーションを示す。図13(a)は第1の結像光学系L1におけるディストーション、図13(b)は第2の結像光学系L2におけるディストーションを表している。本実施例の第1の結像光学系L1および第2の結像光学系L2のディストーションは、図13に示すように極めて小さい。
図14に、本実施例の結像光学系の横収差図を示す。図14(a)は第1の結像光学系L1の横収差図、図14(b)は第2の結像光学系L2の横収差図である。図14(a)に示す横収差図は図16(b)に示す撮像素子上の位置1から5に対して示している。図14(b)に示す横収差図は図16(d)に示すイメージサークル上の位置1から5に対して示している。
YZ断面において、本実施例の第1の結像光学系L1の焦点距離は71.65mm、Fナンバーは8.0である。また、YZ断面において、第2の結像光学系L2の焦点距離は17.91mm、Fナンバーは8.0である。
次に、上述した各実施例における結像光学系に対応した数値実施例を示す。各数値実施例は無限遠物体に合焦した状態である。面データは、数値実施例3の第2の結像光学系を除き、各面における基準軸上の点の絶対座標系における座標(mm)、面のチルト角(°)を示している。また、Diは第i面と第(i+1)面とのローカル座標の原点間の間隔を表すスカラー量である。
なお、数値実施例中の「軸上光束」とは、像面の中心に結像する光束である。すなわち、軸上光束は基準軸光線を含む。
数値実施例3の第2の結像光学系の面データにおいて、iを物体側からの面の順序として、riは物体側より第i番目の面の曲率半径、diは物体側より第i番目と第i+1番目の間隔、ndiとνdiは第i番目の光学部材の屈折率とアッベ数を表している。BFは空気換算値でのバックフォーカスである。E−Xは、10−Xを表す。
また、各実施例において球面形状はriを第i面の曲率半径、x、yを第i面の各ローカル座標系での座標とした時、以下の式(1)で表す。
Figure 2019179188
また、各実施形態において自由曲面形状は以下の式(2)で表す。
Figure 2019179188
なお、式(2)はxに関して偶数次の項のみであるため、式(2)により規定される自由曲面はyz面を対称面とする面対称な形状となる。
[数値実施例1−第1の結像光学系]
画角は、X方向に±1.86°、Y方向に±2.48°である。
焦点距離はX方向に71.65mm、Y方向に71.65mmである。
像面サイズはx方向に4.65mm、y方向に6.20mmである。
第1面R10は円形であり、その直径は8.96mmである。
X軸方向のF値は8.00、Y軸方向のF値は8.00である。
面データ
面番号 Xi Yi Zi Di θxi θyi
1(R10) 0.00 0.00 0.00 40.00 0.00 0.00
2(R11) 0.00 0.00 40.00 40.00 11.00 0.00 第1反射面
3(R12) 0.00 -14.98 2.91 36.00 -11.00 0.00 第2反射面
4(R13) 0.00 -14.98 38.91 45.00 -19.00 0.00 第3反射面
5(R14) 0.00 12.72 3.45 24.00 26.00 0.00 第4反射面
6(R15) 0.00 18.53 26.74 53.53 38.00 0.00 第5反射面
像面(IMG) 0.00 -35.00 26.74 0.00 0.00

自由曲面データ
第2面(R11) 第1反射面
C20 = -7.7219E-03 C02 = -4.2924E-03 C21 = 9.8995E-05
C03 = -7.7248E-06 C40 = -4.1351E-07 C22 = -1.0099E-06
C04 = 1.9032E-07 C41 = -1.3142E-10 C23 = 3.9926E-09
C05 = -3.0502E-09 C60 = 1.4870E-08 C42 = 5.9771E-10
C24 = -5.6596E-10 C06 = 7.5010E-11 C60 = 1.4516E-10
C43 = 1.8655E-10 C25 = 2.9739E-11 C07 = -1.2587E-11
C80 = -2.2747E-10 C62 = -1.6996E-11 C44 = -1.5602E-11
C26 = 2.6932E-12 C08 = -1.5064E-13

第3面(R12) 第2反射面
C20 = 6.7745E-03 C02 = -1.1708E-03 C21 = -2.3109E-04
C03 = 7.1582E-06 C40 = 1.8023E-06 C22 = -5.4476E-06
C04 = 1.3742E-06 C41 = -3.6639E-07 C23 = -6.2119E-08
C05 = -4.4260E-08 C60 = -4.5070E-07 C42 = -3.7793E-08
C24 = 1.3179E-08 C06 = -2.2325E-10 C60 = 2.8252E-07
C43 = -9.5435E-08 C25 = 3.4608E-09 C07 = -3.7969E-10
C80 = 5.1974E-08 C62 = 4.0008E-08 C44 = -1.6874E-08
C26 = 1.0054E-09 C08 = -7.9061E-11

第4面(R13) 第3反射面
C20 = -6.8875E-03 C02 = -4.9000E-03 C21 = -2.3094E-05
C03 = -3.5548E-05 C40 = 9.4480E-08 C22 = 4.8163E-07
C04 = 2.1256E-07 C41 = -2.5743E-08 C23 = -4.1325E-08
C05 = -5.4575E-09 C60 = -1.3763E-09 C42 = 4.1999E-10
C24 = 1.1998E-10 C06 = -1.2844E-10 C60 = 8.8422E-12
C43 = 2.1369E-10 C25 = -6.7900E-11 C07 = -2.2668E-11
C80 = 2.0387E-11 C62 = 3.4046E-12 C44 = -8.4044E-12
C26 = 2.2069E-11 C08 = 9.3176E-13

第5面(R14) 第4反射面
C20 = 9.6880E-04 C02 = 3.0495E-03 C21 = -1.0450E-04
C03 = -7.0174E-05 C40 = -1.0598E-06 C22 = -2.9722E-06
C04 = -3.1156E-06 C41 = -3.1277E-08 C23 = -1.4166E-07
C05 = -1.3498E-07 C60 = 2.4905E-08 C42 = -4.1160E-09
C24 = -7.1603E-09 C06 = -5.6986E-09 C60 = -8.2893E-11
C43 = 4.1124E-10 C25 = -6.5948E-11 C07 = -3.0828E-10
C80 = -4.1903E-10 C62 = 3.7535E-11 C44 = 7.5462E-11
C26 = 1.4310E-11 C08 = -1.7744E-11

第6面(R15) 第5反射面
C20 = -2.8637E-03 C02 = -3.7440E-03 C21 = 1.2838E-05
C03 = -4.3225E-05 C40 = -3.4750E-07 C22 = -2.6506E-06
C04 = -1.3963E-06 C41 = -1.2464E-08 C23 = -2.6233E-08
C05 = -2.4544E-08 C60 = 1.0694E-08 C42 = -3.7640E-09
C24 = -1.5270E-10 C06 = -1.0056E-09 C60 = 1.0694E-10
C43 = 6.8000E-10 C25 = 1.3447E-11 C07 = -1.2174E-10
C80 = -2.0423E-10 C62 = 8.4051E-11 C44 = 6.8613E-11
C26 = -4.1729E-11 C08 = -7.3438E-13

各反射面における軸上光束に対する焦点距離データ
(fixは第i反射面のx方向の焦点距離、fiyは第i反射面のy方向の焦点距離である。以下の数値実施例においても同様。)
f1x = 32.982 mm f1y = 57.172 mm
f2x = 37.594 mm f2y = -209.606 mm
f3x = 38.389 mm f3y = 48.241 mm
f4x = 287.108 mm f4y = 73.684 mm
f5x = 110.786 mm f5y = 52.618 mm
[数値実施例1−第2の結像光学系]
画角は、X方向に±7.40°、Y方向に±9.82°である。
焦点距離はX方向に17.91mm、Y方向に17.91mmである。
像面サイズはx方向に4.65mm、y方向に6.20mmである。
第1面R20は円形であり、その直径は2.24mmである。
X軸方向のF値は8.00、Y軸方向のF値は8.00である。
面データ
面番号 Xi Yi Zi Di θxi θyi
1(R20) 0.00 0.00 0.00 30.00 0.00 0.00
2(R21) 0.00 0.00 30.00 28.00 10.00 0.00 第1反射面
3(R22) 0.00 -9.58 3.69 25.00 -13.00 0.00 第2反射面
4(R23) 0.00 -12.19 28.55 32.00 -19.00 0.00 第3反射面
5(R24) 0.00 10.04 5.53 17.00 26.00 0.00 第4反射面
6(R25) 0.00 12.41 22.37 47.41 41.00 0.00 第5反射面
像面(IMG) 0.00 -35.00 22.37 0.00 0.00

自由曲面データ
第2面(R21) 第1反射面
C20 = -1.3006E-02 C02 = -1.1409E-02 C21 = -2.2986E-04
C03 = 1.2070E-05 C40 = -3.7621E-06 C22 = -1.0194E-05
C04 = 1.0296E-06 C41 = -2.6648E-07 C23 = 4.9447E-08
C05 = -2.9010E-08 C60 = -4.7813E-09 C42 = 1.1215E-08
C24 = 3.5840E-10 C06 = -4.5631E-09 C60 = 5.1317E-09
C43 = 2.2967E-09 C25 = -1.3047E-09 C07 = 2.7855E-10
C80 = 2.5363E-10 C62 = 6.5924E-10 C44 = -1.5322E-10
C26 = 7.2553E-11 C08 = 4.0316E-11

第3面(R22) 第2反射面
C20 = 2.9667E-03 C02 = 1.4595E-03 C21 = 1.5246E-03
C03 = -1.0807E-04 C40 = -6.9320E-06 C22 = -6.8515E-05
C04 = -2.7921E-06 C41 = 1.3563E-06 C23 = 3.1874E-06
C05 = 8.8318E-08 C60 = 9.2595E-07 C42 = -3.5347E-07
C24 = 4.0001E-07 C06 = -4.5950E-08 C60 = -4.6989E-08
C43 = 9.1490E-08 C25 = 6.5183E-08 C07 = -2.2248E-08
C80 = -7.9873E-08 C62 = 2.4536E-08 C44 = -2.3377E-08
C26 = -2.6562E-08 C08 = 3.2125E-09

第4面(R23) 第3反射面
C20 = -1.3393E-03 C02 = 5.5393E-04 C21 = 4.4302E-04
C03 = -6.3472E-05 C40 = 4.1455E-06 C22 = -6.3673E-06
C04 = -2.0399E-07 C41 = 1.0384E-06 C23 = -8.8449E-07
C05 = -1.1335E-07 C60 = -4.9241E-08 C42 = 2.5551E-07
C24 = 6.0826E-07 C06 = -2.1658E-08 C60 = -5.9467E-08
C43 = 9.4023E-08 C25 = 2.6562E-08 C07 = 4.7888E-09
C80 = -6.3428E-10 C62 = -1.1471E-09 C44 = -1.5733E-08
C26 = -2.2921E-08 C08 = 8.9385E-10

第5面(R24) 第4反射面
C20 = 4.7321E-03 C02 = 4.9841E-03 C21 = 6.9652E-05
C03 = -3.9378E-05 C40 = 6.1954E-07 C22 = 1.2448E-06
C04 = -1.6757E-06 C41 = 1.6652E-07 C23 = 1.1462E-07
C05 = -9.2172E-08 C60 = -4.0244E-09 C42 = -2.4076E-08
C24 = 1.1632E-08 C06 = -2.9886E-09 C60 = 7.8085E-10
C43 = 1.1763E-09 C25 = -1.1734E-09 C07 = -8.6470E-11
C80 = -1.1153E-11 C62 = 3.2793E-10 C44 = -5.9399E-11
C26 = -2.1541E-10 C08 = 5.2901E-12

第6面(R25) 第5反射面
C20 = -5.7783E-03 C02 = -2.7383E-03 C21 = 4.6744E-05
C03 = 2.0108E-06 C40 = 4.6547E-07 C22 = 2.8448E-06
C04 = -1.3642E-06 C41 = 1.2274E-07 C23 = 7.3930E-08
C05 = -3.2422E-08 C60 = -3.5765E-09 C42 = -1.3784E-08
C24 = 2.5123E-09 C06 = -1.8232E-09 C60 = 1.3342E-09
C43 = 2.5511E-10 C25 = -7.9154E-10 C07 = 7.9806E-12
C80 = -1.0800E-11 C62 = 1.9625E-10 C44 = -4.9972E-11
C26 = -3.7395E-11 C08 = 4.8805E-12

各反射面の軸上光束における焦点距離データ
f1x = 19.519 mm f1y = 21.579 mm
f2x = 86.485 mm f2y = 166.902 mm
f3x = 197.419 mm f3y = -426.732 mm
f4x = 58.779 mm f4y = 45.083 mm
f5x = 57.327 mm f5y = 68.904 mm
[数値実施例2−第1の結像光学系]
画角は、X方向に±7.40°、Y方向に±9.82°である。
焦点距離はX方向に17.91mm、Y方向に17.91mmである。
像面サイズはx方向に4.65mm、y方向に6.20mmである。
第1面R30は円形であり、その直径は3.00mmである。
X軸方向のF値は5.97、Y軸方向のF値は5.97である。
面データ
面番号 Xi Yi Zi Di θxi θyi
1(R30) 0.00 0.00 0.00 30.00 0.00 0.00
2(R31) 0.00 0.00 30.00 30.00 12.00 0.00 第1反射面
3(R32) 0.00 -12.20 2.59 27.00 -14.00 0.00 第2反射面
4(R33) 0.00 -14.09 29.53 36.00 -21.00 0.00 第3反射面
5(R34) 0.00 11.81 4.52 14.00 26.00 0.00 第4反射面
6(R35) 0.00 13.27 18.44 36.27 42.00 0.00 第5反射面
像面(IMG) 0.00 -23.00 18.44 0.00 0.00

自由曲面データ
第2面(R31) 第1反射面
C20 = -1.1849E-02 C02 = -1.0607E-02 C21 = -2.3977E-04
C03 = -1.2754E-05 C40 = -5.2728E-06 C22 = -1.4164E-05
C04 = 1.2196E-06 C41 = -8.2631E-07 C23 = -5.8287E-08
C05 = -2.0877E-09 C60 = 2.6555E-09 C42 = -8.8692E-09
C24 = 1.5123E-08 C06 = -1.8240E-09 C60 = 1.5733E-08
C43 = 4.4639E-09 C25 = -9.4563E-10 C07 = 2.8419E-10
C80 = 4.9141E-10 C62 = 1.7490E-09 C44 = -2.0239E-10
C26 = -4.3355E-11 C08 = 1.4602E-11

第3面(R32) 第2反射面
C20 = 4.8732E-03 C02 = 6.5515E-04 C21 = 1.3543E-03
C03 = -3.0394E-05 C40 = -3.5345E-06 C22 = -7.8867E-05
C04 = 1.3671E-07 C41 = 2.5025E-06 C23 = 3.3914E-06
C05 = 1.1651E-07 C60 = 2.3263E-07 C42 = -2.9986E-07
C24 = -5.1449E-08 C06 = -1.7020E-07 C60 = -8.1769E-08
C43 = 8.0296E-08 C25 = 6.3623E-08 C07 = -1.0593E-08
C80 = -1.4984E-08 C62 = 7.7631E-09 C44 = -1.4488E-08
C26 = -8.0964E-09 C08 = 5.2661E-09

第4面(R33) 第3反射面
C20 = -3.3709E-03 C02 = -3.2783E-03 C21 = 3.4993E-04
C03 = -4.2014E-05 C40 = 2.6432E-06 C22 = -6.6985E-06
C04 = -1.2922E-07 C41 = 5.2885E-07 C23 = -2.1170E-07
C05 = -1.1845E-07 C60 = -1.6295E-08 C42 = 1.5114E-07
C24 = 1.3110E-07 C06 = -1.9142E-08 C60 = -3.2961E-08
C43 = 3.0118E-08 C25 = 7.8137E-09 C07 = 2.8597E-09
C80 = -1.0802E-09 C62 = -3.9826E-09 C44 = 7.2686E-10
C26 = -1.2989E-09 C08 = 4.5982E-10

第5面(R34) 第4反射面
C20 = 4.1462E-03 C02 = 3.8137E-03 C21 = 1.3681E-04
C03 = -1.1395E-04 C40 = 3.6354E-07 C22 = 1.9179E-06
C04 = -7.7444E-06 C41 = 2.2568E-07 C23 = 2.0398E-07
C05 = -5.1116E-07 C60 = -1.3020E-08 C42 = -5.5838E-08
C24 = 1.3111E-08 C06 = -3.2016E-08 C60 = 1.7461E-09
C43 = 2.1222E-09 C25 = -4.7752E-10 C07 = -1.4142E-09
C80 = 3.1691E-11 C62 = 6.5187E-10 C44 = 2.7977E-11
C26 = -1.8006E-10 C08 = 2.6990E-12

第6面(R35) 第5反射面
C20 = -7.3010E-03 C02 = -3.6550E-03 C21 = 1.1180E-04
C03 = -4.9306E-05 C40 = 3.3023E-07 C22 = 5.3654E-06
C04 = -3.9064E-06 C41 = 1.0809E-07 C23 = 7.4197E-08
C05 = -1.2426E-07 C60 = -1.8337E-08 C42 = -3.1374E-08
C24 = -4.3353E-09 C06 = -9.0699E-09 C60 = 3.1742E-09
C43 = -1.3700E-10 C25 = -1.3583E-09 C07 = -1.6529E-10
C80 = 4.1803E-11 C62 = 3.1765E-10 C44 = -8.4932E-11
C26 = -2.1445E-11 C08 = 5.6011E-12

各反射面の軸上光束における焦点距離データ
f1x = 21.570 mm f1y = 23.053 mm
f2x = 52.872 mm f2y = 370.258 mm
f3x = 79.441 mm f3y = 71.194 mm
f4x = 67.086 mm f4y = 58.919 mm
f5x = 46.077 mm f5y = 50.831 mm
[数値実施例2−第2の結像光学系]
画角は、X方向に±1.86°、Y方向に±2.48°である。
焦点距離はX方向に71.65mm、Y方向に71.65mmである。
像面サイズはx方向に4.65mm、y方向に6.20mmである。
第1面R40は円形であり、その直径は8.96mmである。
X軸方向のF値は7.99、Y軸方向のF値は7.99である。
面データ
面番号 Xi Yi Zi Di θxi θyi
1(R40) 0.00 0.00 0.00 21.00 0.00 0.00
2(R41) 0.00 0.00 21.00 22.00 13.00 0.00 第1反射面
3(R42) 0.00 -9.64 1.23 19.00 -15.00 0.00 第2反射面
4(R43) 0.00 -10.97 20.18 26.00 -21.00 0.00 第3反射面
5(R44) 0.00 7.73 2.12 11.00 27.00 0.00 第4反射面
6(R45) 0.00 9.26 13.01 32.26 41.00 0.00 第5反射面
像面(IMG) 0.00 -23.00 13.01 0.00 0.00

自由曲面データ
第2面(R41) 第1反射面
C20 = -1.3097E-02 C02 = -6.5662E-03 C21 = 4.0277E-04
C03 = -4.5591E-05 C40 = 2.0463E-06 C22 = -2.5201E-06
C04 = -8.2150E-07 C41 = -3.1869E-08 C23 = 1.0790E-08
C05 = 7.1138E-08 C60 = 3.4528E-09 C42 = -1.3542E-09
C24 = 5.6874E-09 C06 = -1.0687E-08 C60 = -2.5661E-10
C43 = 8.4152E-10 C25 = -1.5245E-09 C07 = 1.2188E-09
C80 = -6.8661E-11 C62 = 8.0214E-11 C44 = -2.1675E-11
C26 = 4.5006E-10 C08 = -4.8284E-11

第3面(R42) 第2反射面
C20 = 1.0214E-02 C02 = -1.0926E-02 C21 = 4.9822E-06
C03 = 3.4616E-04 C40 = -6.1899E-05 C22 = -5.3191E-05
C04 = -8.3220E-06 C41 = -5.7063E-06 C23 = 4.4775E-06
C05 = 3.7873E-06 C60 = 1.3021E-05 C42 = 6.1850E-06
C24 = 7.3067E-07 C06 = -2.6194E-07 C60 = 1.3438E-06
C43 = -8.8786E-07 C25 = -8.2660E-07 C07 = -3.2418E-08
C80 = -1.9257E-06 C62 = -1.3107E-06 C44 = -6.0038E-07
C26 = -8.1111E-08 C08 = 4.1425E-09

第4面(R43) 第3反射面
C20 = -1.6793E-02 C02 = -1.5250E-02 C21 = 6.8184E-05
C03 = 3.8297E-05 C40 = -4.6483E-06 C22 = -1.0220E-05
C04 = -5.8580E-06 C41 = 8.0382E-08 C23 = 2.5410E-07
C05 = 1.0292E-07 C60 = -5.0842E-09 C42 = -1.2848E-08
C24 = -5.1362E-10 C06 = -2.0783E-08 C60 = 4.0373E-10
C43 = -1.8448E-09 C25 = 1.2830E-11 C07 = -3.2549E-09
C80 = 4.5851E-11 C62 = -7.2414E-11 C44 = -1.3814E-10
C26 = 9.8425E-10 C08 = -7.4979E-11

第5面(R44) 第4反射面
C20 = -2.7919E-03 C02 = 1.0948E-02 C21 = -1.8137E-03
C03 = 3.8375E-04 C40 = -1.5087E-05 C22 = -1.3172E-05
C04 = -2.3843E-05 C41 = -3.6027E-07 C23 = -1.3487E-06
C05 = -3.9800E-06 C60 = 6.7006E-08 C42 = -3.0649E-07
C24 = 2.1746E-07 C06 = -5.7690E-07 C60 = 4.4161E-09
C43 = -6.1052E-08 C25 = 6.1649E-08 C07 = -1.2750E-07
C80 = -4.1923E-09 C62 = 1.3662E-08 C44 = 2.7702E-08
C26 = 1.6826E-08 C08 = -3.2237E-08

第6面(R45) 第5反射面
C20 = -2.2621E-03 C02 = -8.0290E-03 C21 = -3.5769E-04
C03 = -1.6503E-04 C40 = 1.6452E-06 C22 = -3.3962E-05
C04 = 1.1040E-05 C41 = 8.8354E-07 C23 = -2.5143E-06
C05 = 7.1143E-07 C60 = 1.2133E-07 C42 = -1.3257E-07
C24 = 4.8156E-09 C06 = 6.3194E-08 C60 = 1.5081E-08
C43 = 4.9038E-08 C25 = 2.1104E-09 C07 = 1.0194E-08
C80 = -6.5378E-09 C62 = -1.6927E-09 C44 = 8.2618E-10
C26 = -1.4545E-08 C08 = -1.4402E-10

各反射面の軸上光束における焦点距離データ
f1x = 19.591 mm f1y = 37.098 mm
f2x = 25.341 mm f2y = -22.101 mm
f3x = 15.947 mm f3y = 15.304 mm
f4x = -100.498 mm f4y = 20.346 mm
f5x = 146.434 mm f5y = 23.499 mm
[数値実施例3−第1の結像光学系]
画角は、X方向に±2.48°、Y方向に±1.86°である。
焦点距離はX方向に71.63mm、Y方向に71.65mmである。
像面サイズはx方向に6.20mm、y方向に4.65mmである。
第1面R80は円形であり、その直径は8.96mmである。
X軸方向のF値は7.99、Y軸方向のF値は8.00である。
面データ
面番号 Xi Yi Zi Di θxi θyi
1(R80) 0.00 0.00 0.00 30.00 0.00 0.00
2(R81) 0.00 0.00 30.00 27.00 -15.00 0.00 第1反射面
3(R82) 0.00 13.50 6.62 24.00 -28.00 0.00 第2反射面
4(R83) 0.00 -10.44 8.29 30.00 -15.00 0.00 第3反射面
5(R84) 0.00 16.52 21.44 37.32 13.00 0.00 第4反射面
像面(IMG) 0.00 -20.80 21.44 0.00 0.00

自由曲面データ
第2面(R81) 第1反射面
C20 = 1.6573E-03 C02 = -4.9492E-04 C21 = 5.7515E-06
C03 = -8.4053E-06 C40 = -1.1915E-07 C22 = -2.5296E-08
C04 = -2.2552E-07 C41 = 9.7021E-08 C23 = 4.1303E-08
C05 = -1.3955E-09 C60 = 1.3621E-08 C42 = 5.3892E-08
C24 = 2.3890E-08 C06 = 2.9568E-09 C60 = -1.9392E-09
C43 = -1.1327E-10 C25 = -4.1682E-10 C07 = 1.3528E-10
C80 = -1.7405E-10 C62 = -1.0536E-09 C44 = -8.7215E-10
C26 = -2.2739E-10 C08 = 8.6178E-12

第3面(R82) 第2反射面
C20 = 1.2986E-03 C02 = 1.7238E-04 C21 = 1.5345E-05
C03 = -1.6647E-05 C40 = -6.9248E-07 C22 = -3.1052E-07
C04 = -4.7187E-07 C41 = 1.2671E-07 C23 = 9.2417E-08
C05 = 1.6648E-08 C60 = 7.5234E-09 C42 = 3.8913E-08
C24 = 2.1299E-08 C06 = 6.5888E-09 C60 = -1.4243E-09
C43 = -8.9807E-10 C25 = -1.0820E-09 C07 = -2.9560E-11
C80 = -4.5870E-11 C62 = -3.6597E-10 C44 = -3.9172E-10
C26 = -1.6850E-10 C08 = -2.6644E-11

第4面(R83) 第3反射面
C20 = -5.0948E-03 C02 = -2.5056E-03 C21 = -6.3293E-06
C03 = -2.2971E-05 C40 = -7.4058E-07 C22 = -8.4193E-07
C04 = -6.4218E-07 C41 = 7.6108E-08 C23 = 6.0598E-08
C05 = 2.8273E-08 C60 = 3.5155E-09 C42 = 2.1456E-08
C24 = 1.3892E-08 C06 = 1.0271E-08 C60 = -6.5060E-10
C43 = -5.3615E-10 C25 = -9.5256E-10 C07 = -1.6459E-10
C80 = -1.6210E-11 C62 = -1.3117E-10 C44 = -2.0857E-10
C26 = -1.1243E-10 C08 = -7.5599E-11

第5面(R84) 第4反射面
C20 = -4.2285E-03 C02 = 9.6427E-04 C21 = -1.6362E-05
C03 = -2.1208E-05 C40 = -2.7846E-06 C22 = -1.8770E-06
C04 = -1.4132E-06 C41 = 3.0886E-07 C23 = 1.4701E-07
C05 = 4.9844E-08 C60 = 3.4521E-08 C42 = 1.0056E-07
C24 = 2.4949E-08 C06 = 3.3659E-08 C60 = -8.3751E-09
C43 = -3.9621E-09 C25 = -3.9225E-09 C07 = -7.6975E-10
C80 = -5.0435E-10 C62 = -1.3276E-09 C44 = -1.3957E-09
C26 = -3.7318E-10 C08 = -5.9170E-10

各反射面の軸上光束における焦点距離データ
f1x = -156.167 mm f1y = 487.918 mm
f2x = 218.037 mm f2y = 1280.540 mm
f3x = 50.801 mm f3y = 96.3785 mm
f4x = -60.678 mm f4y = 252.619 mm
[数値実施例3−第2の結像光学系]
面番号 ri di ndi vdi 有効径
R90,R91 -10.441 1.00 1.60311 60.6 2.24
R92 -3.948 0.20 2.49
R93 -3.315 2.00 1.75520 27.5 2.50
R94 -5.048 2.00 3.30
R95 0.000 3.00 1.69680 55.5 3.74 プリズム入射面
R96 0.000 3.00 1.69680 55.5 5.46 プリズム反射面
R97 0.000 7.50 4.42 プリズム射出面
R98 18.126 1.50 1.51633 64.1 5.93
R99 -8.330 1.90 5.94
R100 -6.707 1.00 1.71736 29.5 5.18
R101 -403.187 5.90 5.38
像面(IMG) 0.000


各種データ
焦点距離 17.91
Fナンバー 8.01
半画角(°) 12.22
像高 3.875
レンズ全長 29.000
BF 5.900

入射瞳位置 0.000
射出瞳位置 -13.79
前側主点位置 1.62
後側主点位置 -12.01

単レンズデータ
レンズ 始面 焦点距離
1 1 9.95
2 3 -25.40
3 8 11.27
4 10 -9.52
以上、本発明の好ましい実施形態及び実施例について説明したが、本発明はこれらの実施形態及び実施例に限定されず、その要旨の範囲内で種々の組合せ、変形及び変更が可能である。
L1 第1の結像光学系
L2 第2の結像光学系
100 撮像装置(光学装置)

Claims (13)

  1. 第1および第2の結像光学系を有し、前記第1および第2の結像光学系を切り替えて使用可能な光学装置であって、
    前記切り替えは前記光学装置の姿勢に応じて行われることを特徴とする光学装置。
  2. 前記第1の結像光学系の画角と前記第2の結像光学系の画角は互いに異なることを特徴とする請求項1に記載の光学装置。
  3. 前記切り替えは、前記第1および第2の結像光学系の相対位置関係を、前記第1の結像光学系によって結像される光線が通る空間から前記第2の結像光学系が退避された状態と、前記空間内に前記第2の結像光学系が挿入された状態との間で変化させることによって行われることを特徴とする請求項1または2に記載の光学装置。
  4. 使用される結像光学系によって形成される像を受光する撮像素子を有し、
    前記光学装置の姿勢に応じて前記第1の結像光学系と、前記第2の結像光学系と、前記撮像素子の相対位置関係が変化することによって前記切り替えが行われることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の光学装置。
  5. 前記光学装置の姿勢に応じて前記相対位置関係が変化する際の前記第1の結像光学系と、前記第2の結像光学系と、前記撮像素子のいずれかの移動方向は重力方向の成分を含むことを特徴とする請求項4に記載の光学装置。
  6. 第1の結像光学系が使用される際の前記光学装置の姿勢を第1の姿勢としたとき、
    前記第1の姿勢を重力方向に反転させた第2の姿勢において、前記第2の結像光学系が使用されることを特徴とする請求項4または5に記載の光学装置。
  7. 前記光学装置の姿勢に応じた前記相対位置関係の変化に際して前記第1の結像光学系と、前記第2の結像光学系と、前記撮像素子のいずれかを移動方向に駆動する駆動手段を有することを特徴とする請求項4乃至6のいずれか一項に記載の光学装置。
  8. 前記光学装置の姿勢を検知する検知手段を有し、
    前記駆動手段は前記検知手段の検知結果に応じて前記第1の結像光学系と、前記第2の結像光学系と、前記撮像素子のいずれかを駆動することを特徴とする請求項7に記載の光学装置。
  9. 前記光学装置の姿勢に応じた前記切り替えの禁止または許可を設定するための設定手段を有することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の光学装置。
  10. 撮影された画像の向きを、前記光学装置の姿勢に関する情報を用いて補正する補正手段を有することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載の光学装置。
  11. 撮影された画像の向きを、使用された結像光学系の種類に関する情報を用いて補正する補正手段を有することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載の光学装置。
  12. 前記光学装置は、撮影された画像と共に、前記画像が撮影された際の前記光学装置の姿勢に関する情報を記録することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載の光学装置。
  13. 前記光学装置は、撮影された画像と共に、前記画像の撮影に用いられた結像光学系の種類に関する情報を記録することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載の光学装置。
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WO2023127020A1 (ja) * 2021-12-27 2023-07-06 楽天グループ株式会社 情報処理システム、方法及びプログラム

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