JP2019179120A - 画像形成装置 - Google Patents

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知範 渡邉
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Abstract

【課題】現像ローラを離間位置に位置させた状態で、現像ローラの回転を停止することができる画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成装置1は、モーター11、動力ギア21Y、第1シャフト22Y、電磁クラッチ23Y、第1アイドルギア24Y、第2アイドルギア25Y、ジョイント26Y、ロッド28Y、セクターギア29Y、遊星歯車装置27Yおよびレバー30Yを備える。モーター11からの動力は、動力ギア21Yに伝わる。電磁クラッチ23Yがオフ状態になることにより、動力ギア21Yから第1シャフト22Yへの動力の伝達が解除され、現像ローラ10Yの回転は、停止する。また、遊星歯車装置27Yの太陽ギア274とともに、レバー30Yが、第2停止位置から第1停止位置へ移動し、セクターギア29Yを、押圧位置で止める。すると、ロッド28Yが進出位置に位置することにより、現像ローラ10Yは、離間位置に位置する。【選択図】図3

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
従来、画像形成装置は、感光ドラムと、現像ローラと、カムと、モーターとを備える。現像ローラは、感光ドラムと接触する接触位置と、感光ドラムから離れる離間位置との間を移動可能である。カムは、現像ローラを接触位置と離間位置との間で移動させる。モーターは、カムを回転させる(下記特許文献1参照)。
特開2012−128017号公報
上記した特許文献1に記載の画像形成装置では、カムとモーターとによって、現像ローラを接触位置と離間位置との間で移動させることはできるが、現像ローラを離間位置に位置させたときに、現像ローラの回転を停止させることができない。
離間位置に位置する現像ローラは、画像形成に用いられない。そのため、現像ローラの劣化を抑制するという観点から、離間位置に位置する現像ローラは、停止されることが望ましい。
そこで、本開示の目的は、現像ローラを離間位置に位置させた状態で、現像ローラの回転を停止することができる画像形成装置を提供することにある。
本発明の画像形成装置は、感光ドラムと、現像ローラと、モーターと、動力ギアと、第1シャフトと、電磁クラッチと、第1アイドルギアと、第2アイドルギアと、ジョイントと、遊星歯車装置と、ロッドと、セクターギアと、レバーとを備える。
現像ローラは、感光ドラムと接触する接触位置と、感光ドラムから離れる離間位置との間を移動可能である。
動力ギアは、軸方向に延びる第1軸について回転可能である。動力ギアは、モーターからの動力を受けて回転可能である。
第1シャフトは、第1軸について回転可能である。第1シャフトは、第1軸に沿って延びる。
電磁クラッチは、アーマチュアとロータとを備える。アーマチュアは、動力ギアに取り付けられる。ロータは、第1シャフトに取り付けられる。電磁クラッチは、第1シャフトが動力ギアとともに回転可能となるオン状態と、第1シャフトが停止した状態で動力ギアが回転可能となるオフ状態との間で切り替え可能である。
第1アイドルギアは、第1シャフトとともに第1軸について回転可能である。
第2アイドルギアは、第1アイドルギアと噛み合う。第2アイドルギアは、軸方向に延びる第2軸について回転可能である。
ジョイントは、現像ローラに動力を伝える。ジョイントは、第2アイドルギアと噛み合うジョイントギアを有する。ジョイントは、軸方向に延びる第3軸について回転可能である。
ロッドは、現像ローラを接触位置と離間位置との間で移動させる。ロッドは、現像ローラを離間位置に位置させる進出位置と、現像ローラが接触位置に位置することを許容する退避位置との間を、軸方向に移動可能である。
セクターギアは、第2軸について回転可能である。セクターギアは、セクターギアとともに回転可能なカムを有する。セクターギアは、カムでロッドを押圧してロッドを進出位置に位置させる押圧位置と、カムによるロッドに対する押圧を解除してロッドが退避位置に位置することを許容する押圧解除位置との間を回転可能である。
遊星歯車装置は、遊星ギアと、遊星キャリアと、内歯ギアと、太陽ギアとを備える。遊星キャリアは、第1シャフトとともに第1軸について回転可能である。内歯ギアは、動力ギアとともに第1軸について回転可能である。太陽ギアは、電磁クラッチがオン状態のとき、遊星キャリアが内歯ギアと同じ方向に回転することにより、内歯ギアと同じ方向に回転する。太陽ギアは、電磁クラッチがオフ状態のとき、遊星キャリアの回転が停止した状態で内歯ギアが回転することにより、内歯ギアと反対の方向に回転する。
レバーは、セクターギアを押圧位置で止める第1停止位置と、セクターギアを押圧解除位置で止める第2停止位置との間を、第1軸について回動可能である。レバーは、電磁クラッチがオン状態であるときに、太陽ギアとともに第1停止位置から第2停止位置へ移動し、その後、第2停止位置に止まった状態で太陽ギアに対してスリップする。レバーは、電磁クラッチがオフ状態であるときに、太陽ギアとともに第2停止位置から第1停止位置へ移動し、その後、第1停止位置に止まった状態で太陽ギアに対してスリップする。
このような構成によれば、電磁クラッチがオン状態である場合、モーターからの動力は、動力ギア、第1シャフト、第1アイドルギアおよび第2アイドルギアを順に伝わって、ジョイントに入力される。これにより、現像ローラは、回転する。
また、電磁クラッチがオン状態である場合、遊星歯車装置の太陽ギアは、遊星キャリアが内歯ギアと同じ方向に回転することにより、内歯ギアと同じ方向に回転する。このとき、レバーは、太陽ギアとともに第1停止位置から第2停止位置へ移動する。
すると、セクターギアは、第2停止位置に位置するレバーによって、押圧解除位置で止められる。セクターギアが押圧解除位置に位置することにより、ロッドは、退避位置に位置する。これにより、現像ローラは、接触位置に位置する。
つまり、電磁クラッチがオン状態にすることにより、現像ローラを接触位置に位置させた状態で、現像ローラを回転させることができる。
一方、電磁クラッチがオフ状態である場合、動力ギアから第1シャフトへの動力の伝達が解除されることにより、現像ローラの回転は、停止する。
また、電磁クラッチがオフ状態である場合、遊星歯車装置の太陽ギアは、遊星キャリアの回転が停止した状態で内歯ギアが回転することにより、内歯ギアと反対の方向に回転する。このとき、レバーは、太陽ギアとともに第2停止位置から第1停止位置へ移動する。
すると、セクターギアは、第1停止位置に位置するレバーによって、押圧位置で止められる。セクターギアが押圧位置に位置することにより、ロッドは、進出位置に位置する。これにより、現像ローラは、離間位置に位置する。
つまり、電磁クラッチをオフ状態にすることにより、現像ローラが離間位置に位置させた状態で、現像ローラの回転を停止することができる。
本発明の画像形成装置によれば、現像ローラを離間位置に位置させた状態で、現像ローラの回転を停止することができる。
図1は、画像形成装置の概略構成図であって、4つの現像ローラのそれぞれが、接触位置に位置する状態を示す。 図2は、図1に示す画像形成装置であって、4つの現像ローラのそれぞれが、離間位置に位置する状態を示す。 図3は、切替機構の斜視図である。 図4は、図3に示す切替機構の分解斜視図である。 図5は、図3に示す切替機構を軸方向から見た側面図であって、切替機構が駆動伝達状態である場合を示す。 図6は、図5に示す切替機構のA−A断面図である。 図7は、図3に示す切替機構を軸方向から見た側面図であって、切替機構が駆動伝達状態から伝達解除状態に切り替わる途中である場合を示す。 図8は、図3に示す切替機構を軸方向から見た側面図であって、切替機構が伝達解除状態である場合を示す。 図9は、図8に示す切替機構のB−B断面図である。 図10は、図3に示す切替機構を軸方向から見た側面図であって、切替機構が伝達解除状態から駆動伝達状態に切り替わる途中である場合を示す。
1.画像形成装置1の概略
図1を参照して、画像形成装置1の概略について説明する。
画像形成装置は、本体ケーシング2と、給紙トレイ3と、4つの感光ドラム4Y、4M、4C、4Kと、4つの帯電器5Y、5M、5C、5Kと、露光装置6と、4つの現像カートリッジ7Y、7M、7C、7Kと、転写装置8と、定着器9とを備える。
1.1 本体ケーシング
本体ケーシング2は、画像形成装置1の外装を構成する。本体ケーシング2は、給紙トレイ3と、4つの感光ドラム4Y、4M、4C、4Kと、4つの帯電器5Y、5M、5C、5Kと、露光装置6と、4つの現像カートリッジ7Y、7M、7C、7Kと、転写装置8と、定着器9とを収容する。
1.2 給紙トレイ
給紙トレイ3は、シートSを収容する。給紙トレイ3内のシートSは、感光ドラム4Yに向かって搬送される。シートSは、例えば、印刷用紙である。感光ドラム4Yについては、後で説明する。
1.3 4つの感光ドラム
4つの感光ドラム4Y、4M、4C、4Kは、第1方向に並ぶ。感光ドラム4Yは、第2方向に延びるドラム軸について回転可能である。第2方向は、第1方向と交差する方向である。好ましくは、第2方向は、第1方向と直交する。感光ドラム4Yは、第2方向に延び、円筒形状を有する。なお、感光ドラム4M、4C、4Kのそれぞれの構造は、感光ドラム4Yの構造と同じである。そのため、感光ドラム4M、4C、4Kのそれぞれの構造についての説明を、省略する。
1.4 4つの帯電器
帯電器5Yは、感光ドラム4Yの周面を帯電させる。帯電器5Mは、感光ドラム4Mの周面を帯電させる。帯電器5Cは、感光ドラム4Cの周面を帯電させる。帯電器5Kは、感光ドラム4Kの周面を帯電させる。4つの帯電器5Y、5M、5C、5Kのそれぞれは、具体的には、スコロトロン型の帯電器である。なお、4つの帯電器5Y、5M、5C、5Kのそれぞれは、帯電ローラであってもよい。
1.5 露光装置
露光装置6は、感光ドラム4Yを露光する。帯電器5Yが感光ドラム4Yの周面を帯電させた後、露光装置6が、帯電された感光ドラム4Yの周面に光を照射して露光することにより、感光ドラム4Yの周面に静電潜像が形成される。露光装置6は、具体的には、レーザー光で感光ドラム4Yの周面を走査するレーザースキャンユニットである。なお、露光装置6は、LEDアレイを備えるLEDユニットであってもよい。露光装置6は、感光ドラム4M、4C、4Kも露光する。
1.6 4つの現像カートリッジ
現像カートリッジ7Yは、トナーを収容可能である。現像カートリッジ7Yは、画像形成装置1に装着可能である。現像カートリッジ7Yは、現像ローラ10Yを備える。すなわち、画像形成装置1は、現像ローラ10Yを備える。
現像ローラ10Yは、第2方向に延びる現像ローラ軸について回転可能である。現像ローラ10Yは、第2方向に延び、円柱形状を有する。現像ローラ10Yの一部は、現像カートリッジ7Yの内部に収容される。現像ローラ10Yは、現像カートリッジ7Yが画像形成装置1に装着された状態で、感光ドラム4Yの周面に接触する。これにより、現像ローラ10Yは、現像カートリッジ7Y内のトナーを感光ドラム4Yの周面に供給可能である。現像ローラ10Yが現像カートリッジ7Y内のトナーを感光ドラム4Yの周面に供給することにより、静電潜像が現像され、感光ドラム4Yの周面に、トナー像が、形成される。
なお、現像カートリッジ7Mは、現像ローラ10Mを備える。現像カートリッジ7Cは、現像ローラ10Cを備える。現像カートリッジ7Kは、現像ローラ10Kを備える。すなわち、画像形成装置1は、4つの現像ローラ10Y、10M、10C、10Kを備える。現像ローラ10Mは、現像カートリッジ7M内のトナーを感光ドラム4Mの周面に供給可能である。現像ローラ10Cは、現像カートリッジ7C内のトナーを感光ドラム4Cの周面に供給可能である。現像ローラ10Kは、現像カートリッジ7K内のトナーを感光ドラム4Kの周面に供給可能である。
1.7 転写装置
転写装置8は、4つの感光ドラム4Y、4M、4C、4Kに形成されたトナー像をシートSに転写する。給紙トレイ3から供給されたシートSは、転写装置8と4つの感光ドラム4Y、4M、4C、4Kとの間を通って定着器9に向かって搬送される。このとき、転写装置8は、4つの感光ドラム4Y、4M、4C、4Kのそれぞれに形成されたトナー像をシートSに転写する。
1.8 定着器
定着器9は、トナー像が転写されたシートSを加熱および加圧して、シートSにトナー像を定着させる。定着器9を通過したシートSは、本体ケーシング2の上面に排紙される。
2.画像形成装置の詳細
次に、図3から図7を参照して、画像形成装置1の詳細について説明する。
図3に示すように、画像形成装置1は、モーター11と、離間部材12Yと、切替機構13Yとを備える。なお、画像形成装置1は、さらに、離間部材12M、12C、12Kと、切替機構13M、13C、13Kとを備える。すなわち、画像形成装置1は、4つの切替機構13Y、13M、13C、13Kを備える。離間部材12M、12C、12Kのそれぞれは、離間部材12Yと同じ構造を有し、切替機構13M、13C、13Kは、切替機構13Yと同じ構造を有している。そのため、以下の説明において、離間部材12M、12C、12K、および、切替機構13M、13C、13Kの図示および説明を、省略する。
2.1 モーター
モーター11は、本体ケーシング2内に設けられる。モーター11の動力は、図示されていないギア列により、切替機構13Yの動力ギア21Yに伝えられる。
2.2 離間部材
離間部材12Yは、現像ローラ10Yを接触位置(図1参照)から離間位置(図2参照)に移動させる。すなわち、現像ローラ10Yは、接触位置と離間位置との間を移動可能である。現像ローラ10Yが接触位置である場合、現像ローラ10Yは、感光ドラム4Yと接触する。現像ローラ10Yが離間位置である場合、現像ローラ10Yは、感光ドラム4Yから離れる。
離間部材12Yは、図6に示す第1位置と、図9に示す第2位置との間を移動可能である。離間部材12Yが第1位置に位置する場合、現像ローラ10Yは、接触位置(図1参照)に位置する。離間部材12Yが第2位置に位置する場合、現像ローラ10Yは、離間位置(図2参照)に位置する。
離間部材12Yは、軸方向に移動可能である。軸方向は、第1軸A1が延びる方向である。第1軸A1については、後で説明する。この実施形態では、軸方向は、第2方向と同じ方向である。
2.3 切替機構
切替機構13Yは、図5および図6に示す動力伝達状態か、または、図8および図9に示す伝達解除状態に切り替え可能である。切替機構13Yが動力伝達状態である場合、切替機構13Yは、現像ローラ10Yを接触位置(図1参照)に位置させるとともに、現像ローラ10Yに動力を伝達可能である。切替機構13Yが伝達解除状態である場合、切替機構13Yは、現像ローラ10Yを離間位置(図2参照)に位置させるとともに、現像ローラ10Yに対する動力の伝達を解除する。
詳しくは、図3および図4に示すように、切替機構13Yは、動力ギア21Y、第1シャフト22Y、電磁クラッチ23Y、第1アイドルギア24Y、第2アイドルギア25Y、ジョイント26Y、第2シャフト32Y、ロッド28Y、セクターギア29Y、トーションバネ33Y、遊星歯車装置27Y、レバー30Y、圧縮コイルバネ31Y(図4参照)を備える。すなわち、画像形成装置1は、動力ギア21Y、第1シャフト22Y、電磁クラッチ23Y、第1アイドルギア24Y、第2アイドルギア25Y、ジョイント26Y、ロッド28Y、セクターギア29Y、遊星歯車装置27Yおよびレバー30Yを備える。
なお、第1アイドルギア24Y、第2アイドルギア25Yおよびジョイント26Yは、現像ローラ10Yに動力を伝えるための機構である。ロッド28Yおよびセクターギア29Yは、現像ローラ10Yを接触位置から離間位置へ移動させるための機構である。遊星歯車装置27Yおよびレバー30Yは、セクターギア29Yの回転を止めるための機構である。
2.3.1 動力ギア
動力ギア21Yは、第1軸A1について回転可能である。第1軸A1は、軸方向に延びる。動力ギア21Yが回転する方向を、回転方向R1(図5参照)と定義する。具体的には、動力ギア21Yは、第1シャフト22Yについて回転可能である。後で詳しく説明するが、動力ギア21Yは、電磁クラッチ23Yがオン状態となることにより、第1シャフト22Yとともに回転可能となる。また、動力ギア21Yは、電磁クラッチ23Yがオフ状態となることにより、第1シャフト22Yとは独立に回転可能となる。動力ギア21Yには、図示されていないギア列により、モーター11からの動力が、伝えられる。動力ギア21Yは、モーター11からの動力を受けて回転可能である。
2.3.2 第1シャフト
第1シャフト22Yは、後で詳しく説明するが、電磁クラッチ23Yがオン状態である場合に、動力ギア21Yからの動力を、第1アイドルギア24Yと、遊星歯車装置27Yの遊星キャリア272とに伝える。第1シャフト22Yは、軸方向に延びる。第1シャフト22Yは、第1軸A1に沿って延びる。第1シャフト22Yは、動力ギア21Yを貫通する。第1シャフト22Yは、第1軸A1について回転可能である。第1シャフト22Yは、円柱形状を有する。
2.3.3 電磁クラッチ
電磁クラッチ23Yは、オン状態か、または、オフ状態に切り替え可能である。電磁クラッチ23Yがオン状態である場合、第1シャフト22Yは、動力ギア21Yとともに回転可能となる。つまり、電磁クラッチ23Yがオン状態である場合、動力ギア21Yから第1シャフト22Yに動力が伝わり、第1シャフト22Yが回転する。また、電磁クラッチ23Yがオフ状態である場合、動力ギア21Yは、第1シャフト22Yが停止した状態で、第1シャフト22Yとは独立に回転可能となる。つまり、電磁クラッチ23Yがオフ状態である場合、動力ギア21Yから第1シャフト22Yへの動力の伝達が解除され、第1シャフト22Yの回転が停止する。
詳しくは、図4に示すように、電磁クラッチ23Yは、ステータ231と、ロータ232と、アーマチュア233と、ハブ234とを備える。
ステータ231は、本体ケーシング2内において固定される。
ロータ232は、ステータ231に対して回転可能である。ロータ232は、ハブ234を介して、第1シャフト22Yに取り付けられる。ロータ232は、ハブ234および第1シャフト22Yとともに回転可能である。
アーマチュア233は、動力ギア21Yに取り付けられる。アーマチュア233は、動力ギア21Yとともに回転可能である。アーマチュア233は、電磁クラッチ23Yがオン状態である場合、ロータ232とともに、ステータ231に対して回転可能となる。これにより、電磁クラッチ23Yがオン状態である場合、第1シャフト22Yは、動力ギア21Yとともに回転可能となる。また、アーマチュア233は、電磁クラッチ23Yがオフ状態である場合、ロータ232とは独立に、ステータ231に対して回転可能となる。これにより、電磁クラッチ23Yがオフ状態である場合、動力ギア21Yは、第1シャフト22Yとは独立に回転可能となる。
2.3.4 第1アイドルギア
第1アイドルギア24Yは、図3および図4に示すように、第1シャフト22Yに取り付けられる。第1アイドルギア24Yは、第1シャフト22Yとともに第1軸A1について回転可能である。すなわち、第1アイドルギア24Yは、第1シャフト22Yから動力を受けて回転可能である。第1アイドルギア24Yは、軸方向において、動力ギア21Yから離れて位置する。軸方向において、第1アイドルギア24Yと動力ギア21Yとの間には、電磁クラッチ23Yが、位置する。電磁クラッチ23Yがオン状態である場合、動力ギア21Yから第1シャフト22Yに動力が伝わることにより、第1アイドルギア24Yは、動力ギア21Yとともに回転する。また、電磁クラッチ23Yがオフ状態である場合、動力ギア21Yから第1シャフト22Yへの動力の伝達が解除されることにより、第1アイドルギア24Yの回転は、停止する。
2.3.5 第2アイドルギア
第2アイドルギア25Yは、第1アイドルギア24Yからの動力をジョイント26Yに伝える。第2アイドルギア25Yは、第1アイドルギア24Yと噛み合う。第2アイドルギア25Yは、第2軸A2について回転可能である。第2軸A2は、軸方向に延びる。具体的には、第2アイドルギア25Yは、第2シャフト32Yに取り付けられる。第2アイドルギア25Yは、第2シャフト32Yについて回転可能である。
2.3.6 ジョイント
ジョイント26Yは、第2アイドルギア25Yからの動力を現像ローラ10Yに伝える。ジョイント26Yは、第3軸A3について回転可能である。第3軸A3は、軸方向に延びる。詳しくは、ジョイント26Yは、ジョイントギア261と、カップリング262とを有する。
ジョイントギア261は、第2アイドルギア25Yと噛み合う。ジョイントギア261は、第3軸A3について回転可能である。
カップリング262は、ジョイントギア261とともに、第3軸A3について回転可能である。カップリング262は、軸方向に延び、円筒形状を有する。カップリング262は、現像カートリッジ7Yが画像形成装置1に装着された状態で、現像カートリッジ7Yの現像カップリングに嵌まる。現像カップリングは、図示されていない。カップリング262は、現像カップリングに嵌まった状態で、現像カップリングとともに、第3軸A3について回転可能となる。これにより、カップリング262が現像カップリングに嵌まった状態で、ジョイント26Yは、現像ローラ10Yに動力を伝えることができる。なお、カップリング262は、ジョイントギア261に対して、軸方向に移動可能である。カップリング262は、現像カップリングに嵌まる位置と、現像カップリングから離れる位置との間を、軸方向に移動可能である。
2.3.7 第2シャフト
第2シャフト32Yは、ロッド28Yが軸方向に移動できるように、ロッド28Yを支持する。第2シャフト32Yは、軸方向に延びる。第2シャフト32Yは、第2軸A2に沿って延びる。第2シャフト32Yは、円柱形状を有する。第2シャフト32Yは、回転しない。詳しくは、第2シャフト32Yは、本体ケーシング2内において、回転しないように、固定されている。
2.3.8 ロッド
ロッド28Yは、第2シャフト32Yに取り付けられる。ロッド28Yは、図6に示す退避位置と、図9に示す進出位置との間を、軸方向に移動可能である。ロッド28Yは、現像ローラ10Yを接触位置(図1参照)と離間位置(図2参照)との間で移動させる。
詳しくは、ロッド28Yは、退避位置から進出位置へ移動することにより、離間部材12Yを、第1位置(図6参照)から第2位置(図9参照)へ向かって押圧する。これにより、図9に示すように、ロッド28Yが進出位置に位置する場合、ロッド28Yは、離間部材12Yを、第1位置に位置させる。離間部材12Yが第1位置に位置する場合、現像ローラ10Yは、離間位置に位置する。すなわち、ロッド28Yが進出位置に位置する場合、ロッド28Yは、現像ローラ10Yを離間位置に位置させる。
また、ロッド28Yは、進出位置から退避位置へ移動することにより、離間部材12Yが第2位置(図9参照)から第1位置(図6参照)へ移動することを許容する。これにより、図6に示すように、ロッド28Yが退避位置に位置する場合、ロッド28Yは、離間部材12Yが第2位置に位置することを許容する。離間部材12Yが第2位置に位置する場合、現像ローラ10Yは、接触位置に位置する。すなわち、ロッド28Yが退避位置に位置する場合、ロッド28Yは、現像ローラ10Yが接触位置に位置することを許容する。
具体的には、ロッド28Yは、図4および図6に示すように、ロッド本体281と、取付部282とを有する。
ロッド本体281は、軸方向に延びる。ロッド本体281は、円柱形状を有する。ロッド本体281は、ロッド28Yが退避位置から進出位置へ移動する場合に、離間部材12Yを、第1位置から第2位置へ向かって押圧する。
取付部282は、ロッド本体281の径方向において、ロッド本体281から突出する。取付部282は、貫通穴282A(図4参照)を有する。貫通穴282Aには、第2シャフト32Yが、挿入される。取付部282は、第2シャフト32Yに対して回転不能である。これにより、ロッド28Yは、第2シャフト32Yに対して回転不能である。また、取付部282は、第2シャフト32Yに対して、軸方向にスライド可能である。これにより、ロッド28Yは、第2シャフト32Yに対して、軸方向にスライド可能である。
2.3.9 セクターギア
セクターギア29Yは、図3に示すように、軸方向において、第2アイドルギア25Yと、ロッド28Yとの間に位置する。セクターギア29Yは、第2軸A2について回転可能である。セクターギア29Yが回転する方向を、回転方向R2(図7および図10参照)と定義する。回転方向R2は、回転方向R1と反対の方向である。具体的には、セクターギア29Yは、第2シャフト32Yに取り付けられる。セクターギア29Yは、第2シャフト32Yについて回転可能である。セクターギア29Yは、押圧位置(図8および図9参照)と押圧解除位置(図5および図6参照)との間を回転可能である。セクターギア29Yが押圧位置に位置する場合、セクターギア29Yは、ロッド28Yを押圧して、ロッド28Yを進出位置に位置させる。また、セクターギア29Yが押圧解除位置に位置する場合、ロッド28Yに対する押圧を解除して、ロッド28Yが退避位置に位置することを許容する。
詳しくは、図3および図5に示すように、セクターギア29Yは、ギア歯を有する部分P1、P2と、ギア歯を有さない部分P3、P4とを有する。
セクターギア29Yは、図7に示すように、ギア歯を有する部分P1が動力ギア21Yと噛み合うことにより、押圧解除位置(図5参照)から押圧位置(図8参照)に回転する。その後、図8に示すように、セクターギア29Yは、ギア歯を有する部分P1と動力ギア21Yとの噛み合いが解除され、ギア歯を有さない部分P3が動力ギア21Yと向かい合うタイミングで、第1停止位置に位置するレバー30Yと接触することにより、押圧位置で止まる。レバー30Yについては、後で詳しく説明する。
また、セクターギア29Yは、図10に示すように、ギア歯を有する部分P2が動力ギア21Yと噛み合うことにより、押圧位置(図8参照)から押圧解除位置(図5参照)に回転する。その後、図5に示すように、セクターギア29Yは、ギア歯を有する部分P2と動力ギア21Yとの噛み合いが解除され、ギア歯を有さない部分P4が動力ギア21Yと向かい合うタイミングで、第2停止位置に位置するレバー30Yと接触することにより、押圧解除位置で止まる。
具体的には、セクターギア29Yは、図5および図6に示すように、セクターギア本体290と、第1カム291と、第2カム292(図4参照)と、円筒部293と、第1突起294と、第2突起295とを有する。
セクターギア本体290は、円板形状を有する。セクターギア本体290は、上記したギア歯を有する部分P1、P2と、ギア歯を有さない部分P3、P4とを有する。また、セクターギア本体290は、第1平面S1を有する。すなわち、セクターギア29Yは、第1平面S1を有する。
第1平面S1は、セクターギア29Yが押圧解除位置に位置するときに、軸方向において、退避位置に位置するロッド本体281と向かい合う。これにより、セクターギア29Yが押圧解除位置に位置する場合、セクターギア29Yは、第1カム291によるロッド28Yに対する押圧を解除してロッド28Yが退避位置に位置することを許容する。なお、第1平面S1は、セクターギア29Yが押圧解除位置に位置するときに、退避位置に位置するロッド28Yと接触してもよい。第1平面S1は、第2軸A2と交差する方向に延びる。好ましくは、第1平面S1は、第2軸A2と直交する方向に延びる。
第1カム291は、第2シャフト32Yの周りに位置する。第1カム291は、セクターギア本体290から軸方向に突出する。第1カム291は、セクターギア29Yの周方向に延びる。これにより、第1カム291は、セクターギア29Yとともに回転可能である。また、第1カム291は、第2シャフト32Yの径方向において、第2シャフト32Yから離れて位置する。第1カム291と第2シャフト32Yとの間には、ロッド28Yが退避位置に位置する状態で、ロッド28Yの取付部282が、位置する。第1カム291は、第2平面S2と、第1傾斜面S3と、第2傾斜面S4とを有する。すなわち、セクターギア29Yは、第2平面S2と、第1傾斜面S3と、第2傾斜面S4とを有する。
第2平面S2は、図8および図9に示すように、セクターギア29Yが押圧位置に位置するときに、進出位置に位置するロッド本体281と、軸方向において接触する。これにより、セクターギア29Yが押圧位置に位置する場合、セクターギア29Yは、第1カム291でロッド28Yを押圧してロッド28Yを進出位置に位置させる。第2平面S2は、図8に示すように、セクターギア29Yの周方向において、第1平面S1と異なる位置に位置する。第2平面S2は、セクターギア29Yの周方向において、第1平面S1と間隔を隔てて位置する。第2平面S2は、セクターギア29Yの径方向において、第2シャフト32Yに対して、第1平面S1の反対側に位置する。また、第2平面S2は、図9に示すように、軸方向において、第1平面S1と異なる位置に位置する。第2平面S2は、軸方向において、第1平面S1と間隔を隔てて位置する。第2平面S2は、軸方向において、第1平面S1よりも離間部材12Yの近くに位置する。第2平面S2は、第2軸A2と交差する方向に延びる。好ましくは、第2平面S2は、第2軸A2と直交する方向に延びる。第2平面S2は、第1平面S1と平行である。
第1傾斜面S3は、図7に示すように、セクターギア29Yが押圧解除位置から押圧位置へ回転するときに、ロッド本体281と接触する。第1傾斜面S3は、セクターギア29Yの周方向において、第1平面S1と第2平面S2との間に位置する。第1傾斜面S3は、第1平面S1および第2平面S2に対して傾斜する。第1傾斜面S3は、第1平面S1と第2平面S2とを接続する。第1傾斜面S3は、第1平面S1から第2平面S2に近づくにつれて、軸方向において、離間部材12Yに近づく。セクターギア29Yが押圧解除位置から押圧位置へ回転した場合、ロッド28Yは、第1傾斜面S3の上を滑ることにより、退避位置から進出位置へ移動する。
第2傾斜面S4は、図10に示すように、セクターギア29Yが押圧位置から押圧解除位置へ回転するときに、ロッド本体281と接触する。第2傾斜面S4は、セクターギア29Yの径方向において、第2シャフト32Yに対して、第1傾斜面S3の反対側に位置する。第2傾斜面S4は、セクターギア29Yの周方向において、第1平面S1と第2平面S2との間に位置する。第2傾斜面S4は、第1平面S1および第2平面S2に対して傾斜する。第2傾斜面S4は、第1平面S1と第2平面S2とを接続する。第2傾斜面S4は、第2平面S2から第1平面S1に近づくにつれて、軸方向において、離間部材12Yから離れる。セクターギア29Yが押圧位置から押圧解除位置へ回転した場合、ロッド28Yは、第2傾斜面S4の上を滑ることにより、進出位置から退避位置へ移動する。
第2カム292は、図6に示すように、軸方向において、セクターギア本体290に対して、第1カム291の反対側に位置する。第2カム292は、第2シャフト32Yの周りに位置する。第2カム292は、図4に示すように。楕円形状を有する。
円筒部293は、図5および図6に示すように、第1カム291の周りに位置する。円筒部293は、セクターギア本体290から軸方向に突出する。円筒部293は、円筒形状を有する。
第1突起294は、図8に示すように、円筒部293の外周面に位置する。詳しくは、第1突起294は、円筒部293の径方向において、円筒部293に対して第1カム291の反対側に位置する。第1突起294は、円筒部293の外周面から突出する。第1突起294は、セクターギア29Yが押圧位置に位置する場合に、第1停止位置(図8参照)に位置するレバー30Yと接触する。これにより、セクターギア29Yは、押圧位置に止まる。
第2突起295は、図5に示すように、円筒部293の外周面に位置する。詳しくは、第2突起295は、円筒部293の径方向において、円筒部293に対して第1カム291の反対側に位置する。第2突起295は、円筒部293の外周面から突出する。第2突起295は、軸方向において、第1突起294と異なる位置に位置する。第2突起295は、セクターギア29Yが押圧解除位置に位置する場合に、第2停止位置(図5参照)に位置するレバー30Yと接触する。これにより、セクターギア29Yは、押圧解除位置に止まる。
2.3.10 トーションバネ
トーションバネ33Yは、図3に示すように、第2カム292に接触する。トーションバネ33Yは、セクターギア29Yが押圧解除位置(図5参照)に位置する場合、および、セクターギア29Yが押圧位置(図8参照)に位置する場合に、セクターギア29Yの回転方向R2(図7および図10参照)に向かって、第2カム292を押圧する。
これにより、図5に示すように、セクターギア29Yが押圧解除位置に位置する場合において、第2突起295とレバー30Yとの接触が解除されると、トーションバネ33Yの押圧力によりセクターギア29Yが回転して、ギア歯を有する部分P1が動力ギア21Yと噛み合う。
また、図8に示すように、セクターギア29Yが押圧位置に位置する場合において、第1突起294とレバー30Yとの接触が解除されると、トーションバネ33Yの押圧力によりセクターギア29Yが回転して、ギア歯を有する部分P2が動力ギア21Yと噛み合う。
2.3.11 遊星歯車装置
遊星歯車装置27Yは、図3に示すように、軸方向において、動力ギア21Yとレバー30Yとの間に位置する。遊星歯車装置27Yは、動力ギア21Yからの動力をレバー30Yに伝える。
遊星歯車装置27Yは、図4および図5に示すように、内歯ギア271と、遊星キャリア272と、3つの遊星ギア273A、273B、273Cと、太陽ギア274とを備える。なお、遊星ギアの数は、3つに限られない。遊星ギアは、1つでもよい。
内歯ギア271は、動力ギア21Yと一体である。これにより、内歯ギア271は、動力ギア21Yとともに第1軸A1について回転可能である。すなわち、内歯ギア271は、動力ギア21Yからの動力を受けて回転可能である。内歯ギア271が回転する方向を、回転方向R3(図5参照)と定義する。回転方向R3は、回転方向R1と同じ方向である。なお、内歯ギア271は、動力ギア21Yとは別の部品として構成され、動力ギア21Yに取り付けられてもよい。
遊星キャリア272は、第1シャフト22Yに取り付けられている。遊星キャリア272は、第1シャフト22Yとともに回転可能である。遊星キャリア272は、内歯ギア271とは独立に回転可能である。遊星キャリア272は、第1軸A1について回転可能である。遊星キャリア272は、3つの遊星ギア273A、273B、273Cと、太陽ギア274とを支持する。詳しくは、遊星キャリア272は、第1ボス275と、3つの第2ボス276A、276B、276Cとを有する。
第1ボス275は、第1軸A1に沿って延びる。第1ボス275は、円柱形状を有する。第1ボス275は、太陽ギア274を支持する。
3つの第2ボス276A、276B、276Cのそれぞれは、第1ボス275の周りに位置する。3つの第2ボス276A、276B、276Cは、内歯ギア271の周方向において、互いに離れている。3つの第2ボス276A、276B、276Cのそれぞれは、内歯ギア271の径方向において、内歯ギア271と第1ボス275との間に位置する。第2ボス276A、276B、276Cのそれぞれは、軸方向に延びる。3つの第2ボス276A、276B、276Cのそれぞれは、円柱形状を有する。第2ボス276Aは、遊星ギア273Aを支持する。第2ボス276Bは、遊星ギア273Bを支持する。第2ボス276Cは、遊星ギア273Cを支持する。
3つの遊星ギア273A、273B、273Cのそれぞれは、内歯ギア271と噛み合う。遊星ギア273Aは、第2ボス276Aに取り付けられる。遊星ギア273Aは、第2ボス276Aについて回転可能である。遊星ギア273Bは、第2ボス276Bに取り付けられる。遊星ギア273Bは、第2ボス276Bについて回転可能である。遊星ギア273Cは、第2ボス276Cに取り付けられる。遊星ギア273Cは、第2ボス276Cについて回転可能である。
太陽ギア274は、第1ボス275に取り付けられる。太陽ギア274は、第1ボス275について回転可能である。すなわち、太陽ギア274は、第1軸A1について回転可能である。太陽ギア274は、3つの遊星ギア273A、273B、273Cのそれぞれと噛み合う。
図5および図10に示すように、太陽ギア274は、電磁クラッチ23Yがオン状態のとき、遊星キャリア272が内歯ギア271と同じ方向に回転することにより、内歯ギア271と同じ方向に回転する。詳しくは、電磁クラッチ23Yがオン状態のとき、第1シャフト22Yが動力ギア21Yとともに回転する。すると、遊星キャリア272は、内歯ギア271の回転方向R3と同じ方向に回転する。この場合において、遊星キャリア272が回転する方向を、回転方向R4と定義する。このとき、3つの遊星ギア273A、273B、273Cのそれぞれは、太陽ギア274の周りを、遊星キャリア272の回転方向R4と同じ方向に公転する。3つの遊星ギア273A、273B、273Cのそれぞれが公転する方向を、公転方向R5と定義する。太陽ギア274は、3つの遊星ギア273A、273B、273Cの公転方向R5と同じ方向に回転する。この場合において、太陽ギア274が回転する方向を、回転方向R6と定義する。太陽ギア274の回転方向R6は、内歯ギア271の回転方向R3と同じ方向になる。後で詳しく説明するが、このとき、レバー30Yは、太陽ギア274とともに第1停止位置(図8参照)から第2停止位置(図5参照)へ回動する。すなわち、遊星歯車装置27Yは、動力ギア21Yからの動力をレバー30Yに伝える。
また、図7および図8に示すように、太陽ギア274は、電磁クラッチ23Yがオフ状態のとき、遊星キャリア272の回転が停止した状態で内歯ギア271が回転することにより、内歯ギア271と反対の方向に回転する。詳しくは、電磁クラッチ23Yがオフ状態のとき、第1シャフト22Yの回転が停止した状態で、動力ギア21Yが回転する。すると、第1シャフト22Yとともに回転可能な遊星キャリア272の回転が停止した状態で、動力ギア21Yとともに回転可能な内歯ギア271が回転する。このとき、遊星キャリア272の回転が停止しているので、3つの遊星ギア273A、273B、273Cのそれぞれは、太陽ギア274の周りを公転しない。この状態で、内歯ギア271が回転しているので、3つの遊星ギア273A、273B、273Cのそれぞれは、内歯ギア271の回転方向R3と同じ方向に自転する。3つの遊星ギア273A、273B、273Cのそれぞれが自転する方向を、自転方向R7と定義する。すると、太陽ギア274は、3つの遊星ギア273A、273B、273Cのそれぞれの自転方向R7とは反対の方向に回転する。この場合において、太陽ギア274が回転する方向を、回転方向R8と定義する。太陽ギア274の回転方向R8は、内歯ギア271の回転方向R3と反対の方向になる。なお、回転方向R8は、回転方向R6(図5参照)とも反対の方向である。後で詳しく説明するが、このとき、レバー30Yは、太陽ギア274とともに第2停止位置(図5参照)から第1停止位置(図8参照)へ回動する。
2.3.12 レバーおよび圧縮バネ
レバー30Yは、図8に示す第1停止位置と、図5に示す第2停止位置との間を、第1軸A1について回動可能である。レバー30Yが第1停止位置に位置する場合、レバー30Yは、セクターギア29Yを押圧位置で止める。レバー30Yが第2停止位置に位置する場合、レバー30Yは、セクターギア29Yを押圧解除位置で止める。
詳しくは、レバー30Yは、図3および図4に示すように、第1シャフト22Yに取り付けられる。レバー30Yは、第1シャフト22Yについて回動可能である。レバー30Yは、軸方向において、遊星歯車装置27Yに対して、動力ギア21Yの反対側に位置する。レバー30Yは、軸方向において、太陽ギア274から離れて位置する。レバー30Yと太陽ギア274との間には、圧縮コイルバネ31Yが位置する。圧縮コイルバネ31Yは、レバー30Yと太陽ギア274との間で圧縮されている。圧縮コイルバネ31Yは、太陽ギア274との摩擦力により、太陽ギア274とともに回転可能である。また、レバー30Yは、圧縮コイルバネ31Yとの摩擦力により、圧縮コイルバネ31Yとともに回動可能である。これにより、レバー30Yは、太陽ギア274とともに回動可能である。
そして、レバー30Yは、電磁クラッチ23Yがオフ状態であるときに、図7に示すように、太陽ギア274とともに第2停止位置から第1停止位置へ移動する。レバー30Yは、図8に示すように、第1停止位置に位置した状態で、セクターギア29Yを押圧位置で止める。
詳しくは、図5に示すように、レバー30Yが第2停止位置に位置する状態において、電磁クラッチ23Yがオン状態からオフ状態に切り替えられた場合、太陽ギア274が回転方向R8(図7参照)に回転し、レバー30Yは、太陽ギア274とともに、第2停止位置から第1停止位置へ向かって回動する。
すると、図7に示すように、セクターギア29Yとレバー30Yとの接触が解除され、セクターギア29Yは、押圧解除位置から押圧位置へ向かって回転する。レバー30Yは、セクターギア29Yが押圧位置に位置する前に、第1停止位置に位置する。
ここで、レバー30Yが第1停止位置に位置した後も、モーター11(図3参照)からの動力は、動力ギア21Yに伝わり続ける。すると、モーター11からの動力が十分に大きい場合、太陽ギア274のトルクは、太陽ギア274と圧縮コイルバネ31Yとの摩擦力、または、圧縮コイルバネ31Yとレバー30Yとの摩擦力を超える。これにより、レバー30Yは、第1停止位置に止まった状態で、太陽ギア274に対してスリップする。レバー30Yが太陽ギア274に対してスリップすることにより、動力ギア21Yは、レバー30Yが第1停止位置に位置した状態で、回転可能である。これにより、セクターギア29Yは、レバー30Yが第1停止位置に位置した後、引き続いて、押圧位置へ向かって回転する。
そして、図8に示すように、セクターギア29Yが押圧位置に位置すると、セクターギア29Yと動力ギア21Yとの噛み合いが解除され、セクターギア29Yは、第1停止位置に位置するレバー30Yと接触することにより、押圧位置に止まる。
また、レバー30Yは、電磁クラッチ23Yがオン状態であるときに、図10に示すように、太陽ギア274とともに第1停止位置から第2停止位置へ移動する。これにより、レバー30Yは、図5に示すように、第2停止位置に位置した状態で、セクターギア29Yを押圧解除位置で止める。
詳しくは、図8に示すように、レバー30Yが第1停止位置に位置する状態において、電磁クラッチ23Yがオフ状態からオン状態に切り替えられた場合、太陽ギア274が回転方向R6(図10参照)に回転し、レバー30Yは、太陽ギア274とともに、第1停止位置から第2停止位置へ向かって回動する。
すると、図10に示すように、セクターギア29Yとレバー30Yとの接触が解除され、セクターギア29Yは、押圧位置から押圧解除位置へ向かって回転する。レバー30Yは、セクターギア29Yが押圧解除位置に位置する前に、第2停止位置に位置する。
その後、レバー30Yは、第2停止位置に止まった状態で、太陽ギア274に対してスリップする。レバー30Yが太陽ギア274に対してスリップすることにより、セクターギア29Yは、レバー30Yが第2停止位置に位置した後、引き続いて、押圧解除位置へ向かって回転する。
そして、図5に示すように、セクターギア29Yが押圧位置に位置すると、セクターギア29Yと動力ギア21Yとの噛み合いが解除され、セクターギア29Yは、第2停止位置に位置するレバー30Yと接触することにより、押圧解除位置に止まる。
具体的には、レバー30Yは、図4および図5に示すように、受け部301と、第1アーム302と、第2アーム303とを有する。
受け部301は、圧縮コイルバネ31Yと接触する。受け部301は、円板形状を有する。
第1アーム302は、受け部301から延びる。第1アーム302は、レバー30Yが第1停止位置に位置する場合に、セクターギア29Yの第1突起294と接触する。詳しくは、第1アーム302は、爪302Aを有する。爪302Aは、レバー30Yが第1停止位置に位置する場合に、セクターギア29Yの第1突起294と接触する。これにより、レバー30Yは、第1停止位置に位置する場合に、セクターギア29Yを押圧位置で止める。なお、爪302Aは、軸方向において、第2突起295とは異なる位置に位置する。そのため、爪302Aは、第2突起295には接触しない。
第2アーム303は、受け部301から延びる。第2アーム303は、受け部301の周方向において、第1アーム302と異なる位置に位置する。第2アーム303は、レバー30Yが第2停止位置に位置する場合に、セクターギア29Yの第2突起295と接触する。詳しくは、第2アーム303は、リブ303Aを有する。リブ303Aは、レバー30Yが第2停止位置に位置する場合に、セクターギア29Yの第2突起295と接触する。これにより、レバー30Yは、第2停止位置に位置する場合に、セクターギア29Yを押圧解除位置で止める。
3.切替機構の動作
次に、図3、図5から図10を参照して、切替機構13Yの動作について総括する。
切替機構13Yが動力伝達状態である場合、電磁クラッチ23Yがオン状態であることにより、図3に示すように、モーター11からの動力は、動力ギア21Y、第1シャフト22Y、第1アイドルギア24Y、第2アイドルギア25Yおよびジョイント26Yを順に伝わって、現像カートリッジ7Y(図1参照)に入力される。すると、現像ローラ10Yは、回転する。
また、電磁クラッチ23Yがオン状態であることにより、図5に示すように、遊星歯車装置27Yの太陽ギア274が回転方向R6に回転し、レバー30Yは、第2停止位置に位置する。セクターギア29Yは、第2停止位置に位置するレバー30Yと接触することにより、押圧解除位置に位置する。セクターギア29Yが押圧解除位置に位置することにより、図6に示すように、ロッド28Yは、退避位置に位置し、離間部材12Yは、第1位置に位置する。これにより、現像ローラ10Yは、接触位置(図1参照)に位置する。
すなわち、切替機構13Yが動力伝達状態である場合、現像ローラ10Yは、接触位置に位置し、回転する。
そして、切替機構13Yが動力伝達状態から伝達解除状態に切り替えられる場合、電磁クラッチ23Yは、オン状態からオフ状態に切り替えられる。
すると、動力ギア21Yから第1シャフト22Yへの動力の伝達が解除されることにより、第1シャフト22Y、第1アイドルギア24Y、第2アイドルギア25Yおよびジョイント26Yの回転が停止する。これにより、現像ローラ10Yの回転は、停止する。
また、電磁クラッチ23Yがオフ状態に切り替えられると、図7に示すように、第1シャフト22Yの回転が停止した状態で動力ギア21Yが回転することにより、遊星歯車装置27Yの太陽ギア274が回転方向R8に回転し、レバー30Yは、第2停止位置から第1停止位置に移動する。
すると、セクターギア29Yとレバー30Yとの接触が解除され、セクターギア29Yが押圧解除位置から押圧位置に向かって回転する。
そして、レバー30Yが第1停止位置に位置した後、図8に示すように、セクターギア29Yは、第1停止位置に位置するレバー30Yと接触することにより、押圧位置に止まる。セクターギア29Yが押圧位置に位置することにより、図9に示すように、ロッド28Yは、進出位置に位置し、離間部材12Yは、第2位置に位置する。これにより、現像ローラ10Yは、離間位置(図2参照)に位置する。
すなわち、切替機構13Yが伝達解除状態である場合、現像ローラ10Yは、離間位置に位置し、現像ローラ10Yの回転は、停止する。
なお、切替機構13Yが伝達解除状態から動力伝達状態に切り替えられる場合、電磁クラッチ23Yは、オフ状態からオン状態に切り替えられる。
すると、第1シャフト22Yが動力ギア21Yとともに回転し、現像ローラ10Yが回転する。
また、第1シャフト22Yが動力ギア21Yとともに回転することにより、図10に示すように、遊星歯車装置27Yの太陽ギア274が回転方向R6に回転し、レバー30Yは、第1停止位置から第2停止位置に移動する。
その後、セクターギア29Yは、図5に示すように、第2停止位置に位置するレバー30Yと接触することにより、押圧解除位置に止まる。セクターギア29Yが押圧解除位置に位置することにより、図6に示すように、ロッド28Yは、退避位置に位置し、離間部材12Yは、第1位置に位置する。これにより、現像ローラ10Yは、接触位置(図1参照)に位置する。
4.作用効果
画像形成装置1によれば、電磁クラッチ23Yがオン状態である場合、モーター11からの動力は、図3に示すように、動力ギア21Y、第1シャフト22Y、第1アイドルギア24Yおよび第2アイドルギア25Yを順に伝わって、ジョイント26Yに入力される。これにより、現像ローラ10Yは、回転する。
また、電磁クラッチ23Yがオン状態である場合、図10に示すように、遊星歯車装置27Yの太陽ギア274は、遊星キャリア272が内歯ギア271と同じ方向に回転することにより、内歯ギア271と同じ方向に回転する。これにより、レバー30Yは、太陽ギア274とともに第1停止位置(図8参照)から第2停止位置(図10参照)へ移動する。
すると、図5に示すように、セクターギア29Yは、第2停止位置に位置するレバー30Yによって、押圧解除位置で止められる。セクターギア29Yが押圧解除位置に位置することにより、ロッド28Yは、図6に示すように、退避位置に位置する。これにより、現像ローラ10Yは、接触位置に位置する。
つまり、電磁クラッチ23Yをオン状態にすることにより、現像ローラ10Yを接触位置に位置させた状態で、現像ローラ10Yを回転させることができる。
一方、電磁クラッチ23Yがオフ状態である場合、動力ギア21Yから第1シャフト22Yへの動力の伝達が解除されることにより、現像ローラ10Yの回転は、停止する。
また、電磁クラッチ23Yがオフ状態である場合、図7に示すように、遊星歯車装置27Yの太陽ギア274は、遊星キャリア272の回転が停止した状態で内歯ギア271が回転することにより、内歯ギア271と反対の方向に回転する。これにより、レバー30Yは、太陽ギア274とともに第2停止位置(図5参照)から第1停止位置(図7参照)へ移動する。
すると、図8に示すように、セクターギア29Yは、第1停止位置に位置するレバー30Yによって、押圧位置で止められる。セクターギア29Yが押圧位置に位置することにより、ロッド28Yは、図9に示すように、進出位置に位置する。これにより、現像ローラ10Yは、離間位置に位置する。
つまり、電磁クラッチ23Yをオフ状態にすることにより、現像ローラ10Yが離間位置に位置させた状態で、現像ローラ10Yの回転を停止することができる。
また、画像形成装置1によれば、第1アイドルギア24Y、動力ギア21Y、遊星歯車装置27Yおよびレバー30Yが第1軸A1に沿って並んでおり、第2アイドルギア25Y、セクターギア29Yおよびロッド28Yが第2軸A2に沿って並んでいる。
そのため、第1アイドルギア24Y、動力ギア21Y、遊星歯車装置27Yおよびレバー30Yを集約して配置することができるとともに、第2アイドルギア25Y、セクターギア29Yおよびロッド28Yを集約して配置することができる。
その結果、切替機構13Yの小型化を図ることができる。
5.変形例
現像ローラ10Yは、離間部材12Yが第1位置に位置するときに、離間位置に位置し、離間部材12Yが第2位置に位置するときに、接触位置に位置してもよい。
また、図示しないが、画像形成装置1は、4つの感光ドラム4Y、4M、4C、4Kを有する1つのドラムユニットと、ドラムユニットに装着可能な4つの現像カートリッジ7Y、7M、7C、7Kとを備えてもよい。この場合、離間部材12Y、12M、12C、12Kは、ドラムユニットに設けられてもよい。
また、図示しないが、画像形成装置1は、感光ドラム4Yを有し、現像カートリッジ7Yが装着可能なドラムカートリッジ100Yと、感光ドラム4Mを有し、現像カートリッジ7Mが装着可能なドラムカートリッジ100Mと、感光ドラム4Cを有し、現像カートリッジ7Cが装着可能なドラムカートリッジ100Cと、感光ドラム4Kを有し、現像カートリッジ7Kが装着可能なドラムカートリッジ100Kとを備えてもよい。この場合、離間部材12Yは、ドラムカートリッジ100Yに設けられ、離間部材12Mは、ドラムカートリッジ100Mに設けられ、離間部材12Cは、ドラムカートリッジ100Cに設けられ、離間部材12Kは、ドラムカートリッジ100Kに設けられてもよい。
また、図示しないが、画像形成装置1は、感光ドラム4Yと現像ローラ10Yとを有するプロセスカートリッジ101Yと、感光ドラム4Mと現像ローラ10Mとを有するプロセスカートリッジ101Mと、感光ドラム4Cと現像ローラ10Cとを有するプロセスカートリッジ101Cと、感光ドラム4Kと現像ローラ10Kとを有するプロセスカートリッジ101Kとを備えてもよい。この場合、離間部材12Yは、プロセスカートリッジ101Yに設けられ、離間部材12Mは、プロセスカートリッジ101Mに設けられ、離間部材12Cは、プロセスカートリッジ101Cに設けられ、離間部材12Kは、プロセスカートリッジ101Kに設けられてもよい。
1 画像形成装置
4Y 感光ドラム
4M 感光ドラム
4C 感光ドラム
4K 感光ドラム
10Y 現像ローラ
10M 現像ローラ
10C 現像ローラ
10K 現像ローラ
11 モーター
13Y 切替機構
21Y 動力ギア
22Y 第1シャフト
23Y 電磁クラッチ
24Y 第1アイドルギア
25Y 第2アイドルギア
26Y ジョイント
27Y 遊星歯車装置
28Y ロッド
29Y セクターギア
30Y レバー
232 ロータ
233 アーマチュア
261 ジョイントギア
271 内歯ギア
272 遊星キャリア
273A 遊星ギア
274 太陽ギア
291 第1カム
A1 第1軸
A2 第2軸
A3 第3軸

Claims (2)

  1. 感光ドラムと、
    前記感光ドラムと接触する接触位置と、前記感光ドラムから離れる離間位置との間を移動可能な現像ローラと、
    モーターと、
    軸方向に延びる第1軸について回転可能な動力ギアであって、前記モーターからの動力を受けて回転可能な動力ギアと、
    前記第1軸について回転可能な第1シャフトであって、前記第1軸に沿って延びる第1シャフトと、
    前記動力ギアに取り付けられるアーマチュアと、前記第1シャフトに取り付けられるロータとを備える電磁クラッチであって、前記第1シャフトが前記動力ギアとともに回転可能となるオン状態か、または、前記第1シャフトが停止した状態で前記動力ギアが回転可能となるオフ状態に切り替え可能な電磁クラッチと、
    前記第1シャフトとともに前記第1軸について回転可能な第1アイドルギアと、
    前記第1アイドルギアと噛み合う第2アイドルギアであって、前記軸方向に延びる第2軸について回転可能な第2アイドルギアと、
    前記現像ローラに動力を伝えるためジョイントであって、前記第2アイドルギアと噛み合うジョイントギアを有し、前記軸方向に延びる第3軸について回転可能なジョイントと、
    前記現像ローラを前記接触位置と前記離間位置との間で移動させるためのロッドであって、前記現像ローラを前記離間位置に位置させる進出位置と、前記現像ローラが前記接触位置に位置することを許容する退避位置との間を前記軸方向に移動可能なロッドと、
    前記第2軸について回転可能なセクターギアであって、前記セクターギアとともに回転可能なカムを有するセクターギアであり、前記カムで前記ロッドを押圧して前記ロッドを前記進出位置に位置させる押圧位置と、前記カムによる前記ロッドに対する押圧を解除して前記ロッドが前記退避位置に位置することを許容する押圧解除位置との間を回転可能なセクターギアと、
    遊星歯車装置であって、遊星ギアと、前記第1シャフトとともに前記第1軸について回転可能な遊星キャリアと、前記動力ギアとともに前記第1軸について回転可能な内歯ギアと、前記電磁クラッチが前記オン状態のとき、前記遊星キャリアが前記内歯ギアと同じ方向に回転することにより、前記内歯ギアと同じ方向に回転し、前記電磁クラッチがオフ状態のとき、前記遊星キャリアの回転が停止した状態で前記内歯ギアが回転することにより、前記内歯ギアと反対の方向に回転する太陽ギアと、を備える遊星歯車装置と、
    前記セクターギアを前記押圧位置で止める第1停止位置と、前記セクターギアを前記押圧解除位置で止める第2停止位置との間を前記第1軸について回動可能なレバーであって、前記電磁クラッチが前記オン状態であるときに、前記太陽ギアとともに前記第1停止位置から前記第2停止位置へ移動し、その後、前記第2停止位置に止まった状態で前記太陽ギアに対してスリップし、前記電磁クラッチが前記オフ状態であるときに、前記太陽ギアとともに前記第2停止位置から前記第1停止位置へ移動し、その後、前記第1停止位置に止まった状態で前記太陽ギアに対してスリップするレバーと、
    を備えることを特徴とする、画像形成装置。
  2. 前記画像形成装置は、前記現像ローラを前記接触位置に位置させるとともに前記現像ローラに動力を伝達可能な動力伝達状態か、または、前記現像ローラを前記離間位置に位置させるとともに前記現像ローラに対する動力の伝達を解除する伝達解除状態に切り替え可能な切替機構を備え、
    前記切替機構は、前記動力ギア、前記第1シャフト、前記電磁クラッチ、前記第1アイドルギア、前記第2アイドルギア、前記ジョイント、前記ロッド、前記セクターギア、前記遊星歯車装置および前記レバーを備え、
    前記画像形成装置は、4つの前記感光ドラムと、4つの前記現像ローラと、4つの前記切替機構とを備えることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
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