JP2019179012A - 放射性物質格納容器の横置支持装置、及び、放射性物質格納容器の横置支持方法 - Google Patents

放射性物質格納容器の横置支持装置、及び、放射性物質格納容器の横置支持方法 Download PDF

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Abstract

【課題】放射性物質格納容器を簡易的に横置支持可能であり、且つ、異なるサイズ仕様を有する放射性物質格納容器に対応可能な放射性物質格納容器の横置支持装置、及び、放射性物質格納容器の横置支持方法を提供する。【解決手段】本開示は、本体胴を含む放射性物質格納容器を載置面上で横置支持するための横置支持装置に関する。本装置は、放射性物質格納容器の外表面から突出する構造物を支持可能な第1支持部と、第1支持部と分離し、横置姿勢にある本体胴に接触可能な第2支持部と、を備える。【選択図】図3

Description

本開示は、放射性物質格納容器を横置姿勢で支持するための放射性物質格納容器の横置支持装置、及び、放射性物質格納容器の横置支持方法に関する。
原子炉などで取り扱われる放射性物質(例えば使用済核燃料など)を格納するための容器として、いわゆるキャスクと称される放射性物質格納容器が知られている。放射性物質格納容器は、放射性物質を外部に対して良好な遮蔽性を有するために重厚な本体胴を有する。このような放射性物質格納容器は重量物であるため、移動の際には、例えば、本体胴の外側に突出する円筒形状の構造物(例えばトラニオン)にクレーンなどの搬送装置を係合することで吊下げ搬送がなされる。
ところで、搬送された放射性物質格納容器を横置姿勢で載置する場合には、放射性物質格納容器を載置面上で安定的に支持するために横置支持装置が用いられることがある。例えば特許文献1には、この種の横置支持装置の一例として、円筒形状を有する放射性物質格納容器を横置姿勢で載置する際に使用される支持架台が開示されている。
ここで図10は、特許文献1に開示された支持架台100’を側方から示す模式図である。支持架台100’は、床面に載置される基台110’と、基台110’上に設けられた4つの支持部120a−1’、120a−2’、120b−1’、120b−2’と、を備える。支持架台100’によって支持される放射性物質格納容器200’は、円筒形状の本体胴210’と、本体胴210’の外側を囲む外筒220’とを備えており、外筒220’の表面からは、本体胴210’に設けられた4つの円筒形状の構造物230a−1’、230a−2’、230b−1’、230b−2’が外側に向けて突出している。このような構成を有する放射性物質格納容器200’は、本体胴210’の外表面から突出する円筒形状の構造物である各円筒形状の構造物230a−1’、230a−2’、230b−1’、230b−2’が、各支持部120a−1’、120a−2’、120b−1’、120b−2’に係合することにより、横置姿勢で支持架台100’によって支持される。
特開2015−87324号公報
ここで図11は、図10の支持架台100’に対して放射性物質格納容器200’を横置姿勢で支持する手順を工程毎に示す模式図である。図11(a)に示されるように、まず、放射性物質格納容器200’を搬送元からクレーン等で直立姿勢のまま吊下げ搬送し、予め床面に設置された支持架台100’上に移動する。そして図11(b)に示されるように、直立姿勢にある放射性物質格納容器200’の下方側にある一対の円筒形状の構造物230b−1’、230b−2’を、支持架台100’の対応する一対の支持部120b−1’、120b−2’に、直立姿勢を維持したまま係合させる。続いて、図11(c)に示されるように、クレーンを操作することによって、支持部120b−1’、120b−2’に係合された一対の円筒形状の構造物230b−1’、230b−2’を支点として、放射性物質格納容器200’を回転させる。その結果、図11(d)に示されるように、残りの一対の円筒形状の構造物230a−1’、230a−2’が、対応する一対の支持部120a−1’、120a−2’に係合され、横置姿勢が完成する。
このように支持架台100’に対して放射性物質格納容器200’を横置支持する際には、放射性物質格納容器200’に設けられた各円筒形状の構造物230a−1’、230a−2’、230b−1’、230b−2’が係合するために、支持架台100’は各支持部の水平高さ及びピッチが放射性物質格納容器200’に合わせて精度よく製作されている。また支持架台100’を載置する場合、放射性物質格納容器200’の重さで支持架台100’にねじれや歪みが生じるため、支持架台全体を水平に設置する必要があり、支持架台全体を定盤等の水平面が確保された面に置くか、床面の平坦度を考慮し、支持部の下方を高さ調整治具等により調整する必要がある。
また図11(c)に示されるように、支持部120b−1’、120b−2’に係合された一対の円筒形上の構造部230b−1’、230b−2’を支点として、放射性物質格納容器200’を回転させる際に、支点となる円筒形上の構造部と支持部とのずれ等が起こるため、シビアなクレーン操作が求められ、作業負担が大きい。
また支持架台100’に設けられた各支持部120a−1’、120a−2’、120b−1’、120b−2’の位置は、支持対象となる放射性物質格納容器200’のサイズ仕様に応じて設計されている。そのため、支持架台100’は単一のサイズ仕様を有する放射性物質格納容器200’にしか対応できず、異なるサイズ仕様を有する放射性物質格納容器200’には対応できない。そのため、異なるサイズ仕様を有する放射性物質格納容器200’に対応するためには、放射性物質格納容器200’の種類数に対応する数の支持架台100’を用意しなければならない。例えば、放射性物質格納容器200’の生産ラインでは、特定の作業場で、様々なサイズ仕様を有する放射性物質格納容器200’を横置姿勢で取り扱う場合があるが、上述の支持架台100’では対応に限界がある。
本発明の少なくとも1実施形態は上述の事情に鑑みなされたものであり、放射性物質格納容器を簡易的に横置支持可能であり、且つ、異なるサイズ仕様を有する放射性物質格納容器に対応可能な放射性物質格納容器の横置支持装置、及び、放射性物質格納容器の横置支持方法を提供することを目的とする。
(1)本発明の少なくとも1実施形態に係る放射性物質格納容器の横置支持装置は上記課題を解決するために、
本体胴を含む放射性物質格納容器を載置面上で横置支持するための放射性物質格納容器の横置支持装置であって、
前記載置面上に設けられ、前記放射性物質格納容器の外表面から突出する円筒形状の構造物を支持可能な第1支持部と、
前記載置面上に前記第1支持部と分離して設けられ、前記放射性物質格納容器が横置姿勢にある場合に、前記本体胴に接触可能な少なくとも1つの第2支持部と、
を備える。
上記(1)の構成によれば、放射性物質格納容器を支持する第1支持部及び第2支持部は、載置面上で互いに分離して設けられているため、第1支持部及び第2支持部の間の相対的位置関係を調整することで、異なるサイズを有する放射性物質格納容器に対応できる。また第2支持部は本体胴に接触して放射性物質格納容器を支持するため、外表面に突出する円筒形状の構造物を支持する場合に比べて簡易的に取り扱うことができる。
(2)幾つかの実施形態では上記(1)の構成において、
前記第1支持部で支持された前記円筒形状の構造物を支点として前記放射性物質格納容器を回転可能である。
上記(2)の構成によれば、放射性物質格納容器の外表面から突出する円筒形状の構造物を第1支持部で支持しながら放射性物質格納容器を回転することで、放射性物質格納容器を安定的に横置姿勢に支持できる。
(3)幾つかの実施形態では上記(1)又は(2)の構成において、
前記放射性物質格納容器は前記本体胴を外側から囲む外筒を有し、
前記少なくとも1つの第2支持部は、前記横置姿勢において、前記本体胴のうち前記外筒から外側に延在する延在部に接触するように構成される。
上記(3)の構成によれば、本体胴の外側が外筒によって囲まれる放射性物質格納容器の場合、外筒から外側に延在する延在部が第2支持部に接触することで、本体胴が支持される。一般的に、放射性物質を格納する本体胴は十分な強度を有するため、本体胴の一部である延在部を第2支持部に接触させることで、第2支持部から受ける荷重によって放射性物質格納容器が変形することを好適に回避できる。
(4)幾つかの実施形態では上記(1)から(3)のいずれか1構成において、
前記少なくとも1つの第2支持部は、前記本体胴と接触可能な接触面に緩衝部材を含む。
上記(4)の構成によれば、第2支持部のうち本体胴と接触可能な接触面には緩衝部材が含まれる。緩衝部材は、例えば、第2支持部の高さ調整に利用可能であり、且つ、第2支持部によって支持される本体胴を傷つけない程度の硬さを有する材料を含むことが好ましい。更に好ましくは、緩衝部材は、第2支持部の支持対象である本体胴の外表面に沿う(馴染む)程度の柔軟性を有してもよい。このような要求に適合する材料として、例えば木材がある。これにより、仮に互いに分離配置された第1支持部及び第2支持部の相対的位置関係に誤差が含まれる場合であっても、これらの誤差を緩衝部材の変形によって吸収し、放射性物質格納容器を安定的に支持できる。
(5)幾つかの実施形態では上記(1)から(4)のいずれか1構成において、
前記少なくとも1つの第2支持部は、前記横置姿勢にある前記放射性物質格納容器の軸方向に沿う中心軸を対称とした水平方向両側に配置された一対の第2支持部を含む。
上記(5)の構成によれば、横置姿勢にある放射性物質格納容器を、一対の第2支持部によって、当該放射性物質格納容器を安定的に支持できる。
(6)幾つかの実施形態では上記(5)の1構成において、
前記一対の第2支持部は、互いに独立的に高さ調整可能に構成される。
上記(6)の構成によれば、一対の第2支持部の高さを独立的に変化させることで、横置姿勢にある放射性物質格納容器に対して各第2支持部がそれぞれ好適に接触するように調整できる。これにより、仮に、製作の途中段階において、円筒形状の構造物として取付け精度の裕度が大きな仮設部材を用いたことにより横置姿勢にある放射性物質格納容器の支持対象である円筒形状の構造物の取付水平高さ位置に若干のズレが発生し、両側支持部(接触面)で片当りした場合でも、安定的な支持が可能となる。
(7)幾つかの実施形態では上記(5)又は(6)の構成において、
前記一対の第2支持部は、前記中心軸に向けてそれぞれ傾斜する接触面を有する。
上記(7)の構成によれば、放射性物質格納容器が横置姿勢にある際に本体胴が接触する一対の第2支持部の各接触面は、放射性物質格納容器の中心軸に向けて傾斜するため、本体胴を安定的に支持できる。
(8)幾つかの実施形態では上記(1)から(7)のいずれか1構成において、
前記第1支持部は、前記載置面上において、前記横置姿勢にある前記放射性物質格納容器の径方向に移動可能に構成される。
上記(8)の構成によれば、第1支持部は、横置姿勢にある放射性物質格納容器の径方向に沿って移動可能に構成されるため、当該方向において異なるサイズを有する放射性物質格納容器に対応することができる。
(9)幾つかの実施形態では上記(1)から(8)のいずれか1構成において、
前記少なくとも1つの第2支持部は、前記載置面上において、前記横置姿勢にある前記放射性物質格納容器の軸方向に移動可能に構成される。
上記(9)の構成によれば、
第2支持部は、横置姿勢にある放射性物質格納容器の軸方向に沿って移動可能に構成されるため、当該方向において異なるサイズを有する放射性物質格納容器に対応することができる。
(10)本発明の少なくとも1実施形態に係る放射性物質格納容器の横置支持方法は上記課題を解決するために、
載置面上に互いに分離して設けられた第1支持部及び少なくとも1つの第2支持部を備える横置支持装置を用いて、本体胴を含む放射性物質格納容器の姿勢を横置支持するための放射性物質格納容器の横置支持方法であって、
前記放射性物質格納容器の外表面から突出する円筒形状の構造物を前記第1支持部に支持する工程と、
前記第1支持部に支持された前記円筒形状の構造物を支点として、前記本体胴が前記少なくとも1つの第2支持部に接触するまで前記放射性物質格納容器を回転させる工程と、
を備える。
上記(10)の方法によれば、第1支持部及び第2支持部を備える横置支持装置を用いて、放射性物質格納容器を横置支持できる。このような横置支持は、放射性物質格納容器の外表面から突出する円筒形状の構造物を第1支持部で支持しながら放射性物質格納容器を回転することで行われるため、放射性物質格納容器の安定性を確保しながら、簡易的に実施できる。また横置支持装置を構成する第1支持部及び第2支持部は、載置面上で互いに分離して設けられているため、第1支持部及び第2支持部の間の相対的位置関係を調整することで、異なるサイズを有する放射性物質格納容器にも対応できる。
(11)幾つかの実施形態では上記(10)の方法において、
前記少なくとも1つの第2支持部は、前記中心軸を対称とした水平方向両側に配置された一対の第2支持部を含み、
前記本体胴が前記一対の第2支持部の両方若しくは一方に接触した際に前記一対第2支持部の各々と前記本体胴との間に存在する隙間を特定する工程と、
前記特定された隙間に基づいて前記一対の第2支持部の高さをそれぞれに調整する工程と、
を備える。
上記(11)の方法によれば、放射性物質格納容器を横置姿勢にした際に、本体胴と第2支持部との間に存在する隙間に基づいて、第2支持部の高さを調整する。これにより、第2支持部に本体胴を的確に接触させ、安定的に支持が可能となる。
尚、本態様の方法における「前記特定された隙間に基づいて前記一対の第2支持部の高さをそれぞれに調整する」とは、特定された隙間の状態に基づいて一対の第2支持部の各々を必要に応じて調整することを意味する。すなわち、特定された隙間が調整の余地を有する場合には、一対の第2支持部の両方又は一方に対して調整が行われてもよいし、特定された隙間が調整の余地を有さない(すでに適切である)場合には調整が行われなくともよい。
本発明の少なくとも1実施形態によれば、放射性物質格納容器を簡易的に横置支持可能であり、且つ、異なるサイズ仕様を有する放射性物質格納容器に対応可能な放射性物質格納容器の横置支持装置、及び、放射性物質格納容器の横置支持方法を提供できる。
図1は、本発明の少なくとも1実施形態に係る横置支持装置の支持対象である放射性物質格納容器の縦断面図である。 図1のA−A線断面図である。 本発明の少なくとも1実施形態に係る横置支持装置を放射性物質格納容器とともに側方から示す模式図である。 図3の横置支持装置をB方向から示す模式図である。 図3の横置支持装置をC方向から示す模式図である。 図3の横置支持装置をD方向から示す模式図である。 本発明の放射性物質格納容器の横置支持方法を工程毎に示すフローチャートである。 図7の横置支持方法の各工程における横置支持装置及び放射性物質格納容器200の様子を示す模式図である。 図7のステップS13における横置支持装置の設置手法を工程毎に示すフローチャートである。 特許文献1に開示された支持架台を側方から示す模式図である。 図10の支持架台に対して放射性物質格納容器を横置姿勢で支持する手順を工程毎に示す模式図である。
以下、添付図面を参照して本発明の幾つかの実施形態について説明する。ただし、実施形態として記載されている又は図面に示されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、本発明の範囲をこれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
例えば、「ある方向に」、「ある方向に沿って」、「平行」、「直交」、「中心」、「同心」或いは「同軸」等の相対的或いは絶対的な配置を表す表現は、厳密にそのような配置を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の角度や距離をもって相対的に変位している状態も表すものとする。
また例えば、四角形状や円筒形状等の形状を表す表現は、幾何学的に厳密な意味での四角形状や円筒形状等の形状を表すのみならず、同じ効果が得られる範囲で、凹凸部や面取り部等を含む形状も表すものとする。
一方、一の構成要素を「備える」、「具える」、「具備する」、「含む」、又は、「有する」という表現は、他の構成要素の存在を除外する排他的な表現ではない。
図1は、本発明の少なくとも1実施形態に係る横置支持装置100の支持対象である放射性物質格納容器200の縦断面図であり、図2は図1のA−A線断面図である。
放射性物質格納容器200は、放射性物質(例えば、使用済燃料集合体)を格納可能な本体胴210を有する。本体胴210は、上部に開口部212を有するとともに、下部に底部(閉塞部)214が形成された有底円筒形状を有する。本体胴210は、γ線遮蔽機能を有する炭素鋼製の鍛造品で形成されるが、ステンレス鋼を用いてもよいし、球状黒鉛鋳鉄や炭素鋼鋳鋼などの鋳造品を用いてもよい。
本体胴210の内部に設けられたキャビティ216には、バスケット218が配置されている。バスケット218は、図2に示されるように、板状部材を格子状に組み合わせることにより、複数の放射性物質を個々に収納するための複数のセルである放射性物質収納部218Aを区画形成している。
尚、キャビティ216の内周面とバスケット218の外周との間に生じた隙間には、熱伝達が可能な中空のスペーサ(不図示)が配置されている。
本体胴210の開口部212は、そのフランジ面に蓋部219が取り付けられることにより閉塞されている。蓋部219は、γ線を遮蔽するステンレス鋼又は炭素鋼からなる円盤形状を有しており、その内部にはレジン(中性子遮蔽体)が封入されていてもよい。
蓋部219は、例えばステンレス鋼製又は炭素鋼製のボルト(不図示)によって本体胴210の上端部に着脱自在に取付けられている。この場合、蓋部219と本体胴210との間には、それぞれ不図示の金属ガスケットが介装され、内部の密封性が確保されている。
本体胴210の外周側には所定の隙間を介して外筒220が配設されている。本体胴210の外周面と外筒220の内周面との間には、図2に示されるように、熱伝達を行うための銅製の伝熱フィン222が所定間隔をおいて複数設けられている。そして本体胴210、外筒220及び伝熱フィン222によって区画された空間には、水素を多く含有する高分子材料であって中性子遮蔽機能を有するボロン又はボロン化合物を含有するレジン(中性子遮蔽体)224が流動状態で不図示のホース等を介して注入され、固化されている。
また本体胴210には、外部に向けて突出するように形成された円筒形状の構造物である4つの円筒形状の構造物230a−1、230a−2、230b−1、230b−2(これらを区別しない場合には、「円筒形状の構造物230」と総称する)が設けられている。各円筒形状の構造物230は、本体胴210の外周に固定されており、外筒220を貫通して外側に至るまで突出するように設けられている。各円筒形状の構造物230の先端は、搬送用のクレーンや後述の横置支持装置100と係合可能な形状を有している。このような4つの円筒形状の構造物230のうち、2つの円筒形状の構造物230a−1、230a−2は、蓋部219側の相反する方向に突出する2箇所に設けられており、残り2つの円筒形状の構造物230b−1、230b−2は、底部214側の相反する方向に突出する2箇所に設けられている。
続いて上記構成を有する放射性物質格納容器200を横置姿勢で支持するための横置支持装置100について説明する。図3は本発明の少なくとも1実施形態に係る横置支持装置100を放射性物質格納容器200とともに側方から示す模式図であり、図4は図3の横置支持装置100をB方向から示す模式図であり、図5は図3のC方向から示す模式図であり、図6は図3のD方向から示す模式図である。
横置支持装置100は、載置面10上にそれぞれ設けられた第1支持部110及び第2支持部120を備える。第1支持部110及び第2支持部120は、載置面10上において分離して設置されている。そのため、第1支持部110及び第2支持部120の相対的位置関係は、互いに調整可能である。
第1支持部110は、載置面10上に載置される基台111と、基台111上に立設される一対の支持部112a、112bと、を有する。基台111は、例えば金属材から形成されており、不図示のアンカーによって載置面10に対して固定される。基台111上に立設される一対の支持部112a、112bは、放射性物質格納容器200の外表面から突出する円筒形状の構造物230のうち、底部214側の相反する方向に突出する2箇所に設けられている円筒形状の構造物230b−1、230b−2に対応する位置に設けられる。
一対の支持部112a、112bの先端には、円筒形状の構造物230b−1、230b−2の先端形状に対応する半円形の受部113が設けられている。円筒形状の構造物230b−1、230b−2の先端は、一対の支持部112a、112bの先端に設けられたそれぞれの受部113によって回転可能に支持される。
尚、半円形の受部113は、上方側から半円形の固定部115をボルトなどで固定することで、当該受部113に支持される円筒形状の構造物230b−1、230b−2の脱落が防止されてもよい。
基台111上における一対の支持部112a、112bの位置関係は、放射性物質格納容器200に設けられる一対の円筒形状の構造物230b−1、230b−2に対応するように設定される。本実施形態では、一対の支持部112a、112bは、基台111に対して、横置姿勢にある放射性物質格納容器200の径方向(図5及び図6の矢印Eを参照)に沿って移動することにより、位置調整可能に構成されている。そのため、支持対象となる放射性物質格納容器200のサイズ仕様に応じて、基台111上における一対の支持部112a、112bの間隔を調整することにより、異なるサイズ仕様を有する放射性物質格納容器200に対応することができる。
尚、基台111上における一対の支持部112a、112bの移動機構は、意図しない移動が生じないように、基台111に対して一対の支持部112a、112bの位置をロックするためのロック機構を有してもよい。
また一対の支持部112a、112bの先端に設けられる受部113の高さ位置は、後述するように、一対の支持部112a、112bによって一対の円筒形状の構造物230b−1、230b−2を支持しながら放射性物質格納容器200を回転する際に、放射性物質格納容器200が載置面10に干渉しないように設定される。そのため、図3乃至図5に示されるように、横置姿勢で支持される放射性物質格納容器200の下方には、載置面10との間に所定のスペースが確保されている。
第2支持部120は、横置姿勢の放射性物質格納容器200の本体胴210に接触可能に構成される。本実施形態では、第2支持部120は、載置面10から上方に向けて延在し、本体胴210に対して下方側から接触することで、横置姿勢の放射性物質格納容器200を支持する。このように第2支持部120は、第1支持部110のように円筒形状の構造物230を支持することがないため、放射性物質格納容器200を簡易的に支持できる。
また図10及び図11のように4つの円筒形状の構造物230を支持架台100’の4つの支持部120’で支持する場合に比べて、第2支持部120では円筒形状の構造物230を支持することなく本体胴210を直接支持することから、横置支持装置100に求められる設計精度も低く済み、設計余裕を持つことができる。その分、横置支持を行う際のクレーン操作も容易となる。
本実施形態では、上述したように、本体胴210は外側から外筒220によって囲まれているが、第2支持部120は、外筒220より外側に延在する延在部250に接触するように構成されている(図3を参照)。本体胴210は、放射性物質を格納するために重厚な構造を有しているため、高い強度を有する。そのため、第2支持部120を、強度の高い本体胴210に接触させることで、第2支持部120から受ける荷重によって放射性物質格納容器200が変形することを好適に回避できる。
尚、放射性物質格納容器200のうち本体胴210以外の箇所に補強加工を行い、当該箇所に第2支持部120を接触させてもよいが、この場合、放射性物質格納容器200に対して補強加工コストがかかってしまうことに留意すべきである。
図4及び図6に示されるように、本実施形態では、第2支持部120は、横置姿勢にある本体胴210の軸方向に沿う中心軸Xを対称とした水平方向両側に一対配置される。これにより、円筒形状を有する放射性物質格納容器200を安定的に支持できる。
これらの第2支持部120は、載置面10上にアンカー等によって固定された基台125に対して、横置姿勢にある放射性物質格納容器200の軸方向(図3及び図6の矢印Fを参照)に沿って移動可能に構成されている。これにより、支持対象となる放射性物質格納容器200のサイズ仕様に応じて、第1支持部110と第2支持部120との間隔を調整することにより、異なるサイズ仕様を有する放射性物質格納容器200に対応することができる。
尚、本実施形態では一対の第2支持部120が基台125上で一体的に移動可能に構成されている場合を例示しているが、一対の第2支持部120は基台125上で独立的に移動可能に構成されていてもよい。
図4に示されるように、基台125上に設けられた各第2支持部120は、横置姿勢にある放射性物質格納容器200の本体胴210と接触する接触面123を含む緩衝部材122を含む。緩衝部材122は、例えば、第2支持部120の高さ調整に利用可能であり、且つ、第2支持部120によって支持される本体胴210を傷つけない程度の硬さを有する材料を含むことが好ましい。更に好ましくは、緩衝部材122は、第2支持部120の支持対象である本体胴210の外表面に沿う(馴染む)程度の柔軟性を有してもよい。このような要求に適合する材料として、例えば、木材が採用されている。緩衝部材122は、本体胴210から荷重を受けると変形可能であるため、仮に互いに分離している第1支持部110及び第2支持部120の相対的位置関係が、支持対象物である放射性物質格納容器200のサイズ仕様に対して厳密に一致していない場合であっても、これらによって生じる誤差を吸収し、放射性物質格納容器200を安定的に支持できる。
また一対の第2支持部120は、互いに独立的に高さ調整可能に構成される。これにより、仮に、製作の途中段階において、円筒形状の構造物230として取付け精度の裕度が大きな仮設部材を用いたことにより横置姿勢にある放射性物質格納容器200の支持対象である円筒形状の構造物230の取付水平高さ位置に若干のズレが発生し、両側の支持部112a、112b(接触面123)で片当りした場合でも、安定的な支持が可能となる。
続いて上述の横置支持装置100を用いた放射性物質格納容器200の横置支持方法について説明する。図7は本発明の放射性物質格納容器200の横置支持方法を工程毎に示すフローチャートであり、図8は図7の横置支持方法の各工程における横置支持装置100及び放射性物質格納容器200の様子を示す模式図である。
まず放射性物質格納容器200を載置する載置面10を特定する(ステップS10)。
続いて支持対象となる放射性物質格納容器200のサイズ仕様を把握する(ステップS11)。具体的には、放射性物質格納容器200の中心軸Xに沿った軸方向サイズ及び中心軸Xに垂直な径方向サイズが特定される。
続いてステップS10−S11の実施内容に基づいて、載置面10上に横置支持装置100を設置する(ステップS12)。具体的には、放射性物質格納容器200のサイズ仕様に対応するレイアウトで、載置面10上に第1支持部110及び第2支持部120を設置する。
ここで図9は図7のステップS12における横置支持装置100の設置手法を工程毎に示すフローチャートである。まず、放射性物質格納容器200のサイズ仕様に基づいて、載置面10上に第1支持部110及び第2支持部120を水平設置する(ステップS20)。上述したように、第1支持部110は基台111を基準として、横置姿勢にある放射性物質格納容器200の径方向(水平方向)に沿って一対の支持部112a、112bを移動可能に構成されている。また第2支持部120は、基台125上を基準として、横置姿勢にある放射性物質格納容器200の軸方向に沿って移動可能に構成されている。ステップS20では、このような移動機構による調整余裕を考慮して、第1支持部110の基台111及び第2支持部120の基台125を水平を計測する装置(例えば、トランシャットやレーザ水準器等)を用いて水平に設置する。
続いて、第1支持部110について、放射性物質格納容器200の中心軸Xに垂直な径方向サイズに従い、一対の支持部112a、112bを移動させることで位置の調整を行う(ステップS21)。これにより、一対の支持部112a、112bが、一対の円筒形状の構造物230b−1、230b−2に対して位置合わせされる。
続いて第2支持部120について、放射性物質格納容器200の中心軸Xに沿った軸方向サイズに従い、少なくとも一つの第2支持部120を移動させることで位置の調整を行う(ステップS22)。これにより、少なくとも一つの第2支持部120が、本体胴210のうち外筒220から外側に延在する延在部250に対して位置合わせされる。
このようにステップS12で横置支持装置100が載置面10に設置されると、図8(a)に示されるように、放射性物質格納容器200を吊下げ支持しながら搬送し(ステップS13)、図8(b)に示されるように放射性物質格納容器200を降下させ(ステップS14)、放射性物質格納容器200の底部214側に設けられた一対の円筒形状の構造物230b−1、230b−2を、載置面10上に設置された第1支持部110の一対の支持部112a、112bに係合させる(ステップS15)。第1支持部110の一対の支持部112a、112bで支持される一対の円筒形状の構造物230b−1、230b−2は、必要に応じて、上方側から半円状の固定部115で回転可能に固定される。
続いて図8(c)及び(d)に示されるように、放射性物質格納容器200の一対の円筒形状の構造物230b−1、230b−2を一対の支持部112a、112bに係合させた状態のままクレーンを操作することにより、一対の支持部112a、112bを支点として放射性物質格納容器200を、第2支持部120に向けて回転させ(ステップS16)、図8(e)に示されるように、本体胴210を第2支持部120に接触させる(ステップS17)。
続いて本体胴210と一対の第2支持部120との接触状態を確認することにより、第2支持部120の各々と本体胴210との間に隙間がないか判断する(ステップS18)。ステップS18では、このような隙間の有無の判断に加えて、本体胴210と一対の第2支持部120との接触状態を観察することにより、例えば、本体胴210を受ける一対の第2支持部120の各接触面に均等に圧力が印加されているか、などを確認してもよい。
そして隙間があると判断された場合(ステップS18:NO)、特定された隙間に基づいて一対の第2支持部120の両方若しくは一方の高さを調整する(ステップS19)。このような調整作業は、ステップS18で特定された隙間が解消又は軽減されるように実施される。
ステップS19における一対の第2支持部120に対する調整について説明すると、一対の第2支持部120の両方に隙間が有る場合には、隙間が無くなるように一対の第2支持部120の高さを変更する調整がそれぞれに実施される。また、一対の第2支持部120の一方だけに隙間が有る場合には、隙間が無くなるように当該一方の第2支持部120の高さを変更する調整が実施され、他方の第2支持部120に対しては調整が実施されない。
尚、ステップS19の高さ調整において、一対の第2支持部120の高さ調整によって対応可能な範囲を超える場合には、緩衝部材122に対してシムを追加するなど、追加調整を行ってもよい。この場合、シムは緩衝部材122と同素材又は同程度の性能を有する材料から形成されるとよい。
隙間がない場合若しくは調整作業が完了すると(ステップS18:YES)、図8(f)に示されるように、一対の円筒形状の構造物230a−1、230a−2からクレーンを取り外され、横置姿勢が完成する(END)。
以上説明したように上述の実施形態によれば、放射性物質格納容器200を支持する第1支持部110及び第2支持部120は、載置面10上で互いに分離して設けられているため、第1支持部110及び第2支持部120の間の相対的位置関係を調整することで、異なるサイズを有する放射性物質格納容器200に対応できる。また第2支持部120は本体胴210に接触して放射性物質格納容器200を支持するため、外表面に突出する円筒形状の構造物を支持する場合に比べて簡易的に取り扱うことができる。
このようにして放射性物質格納容器200を簡易的に横置支持可能であり、且つ、異なるサイズ仕様を有する放射性物質格納容器200に対応可能な放射性物質格納容器200の横置支持装置、及び、放射性物質格納容器の横置支持方法を提供できる。
本発明の少なくとも一実施形態は、放射性物質格納容器を横置姿勢で支持するための放射性物質格納容器の横置支持装置、及び、放射性物質格納容器の横置支持方法に利用可能である。
10 載置面
100 横置支持装置
110 第1支持部
111,125 基台
113 受部
115 固定部
120 第2支持部
122 緩衝部材
123 接触面
200 放射性物質格納容器
210 本体胴
212 開口部
214 底部
216 キャビティ
218 バスケット
219 蓋部
220 外筒
222 伝熱フィン
230 円筒形状の構造物
250 延在部

Claims (11)

  1. 本体胴を含む放射性物質格納容器を載置面上で横置支持するための放射性物質格納容器の横置支持装置であって、
    前記載置面上に設けられ、前記放射性物質格納容器の外表面から突出する円筒形状の構造物を支持可能な第1支持部と、
    前記載置面上に前記第1支持部と分離して設けられ、前記放射性物質格納容器が横置姿勢にある場合に、前記本体胴に接触可能な少なくとも1つの第2支持部と、
    を備える、放射性物質格納容器の横置支持装置。
  2. 前記第1支持部で支持された前記円筒形状の構造物を支点として前記放射性物質格納容器を回転可能な、請求項1に記載の放射性物質格納容器の横置支持装置。
  3. 前記放射性物質格納容器は前記本体胴を外側から囲む外筒を有し、
    前記少なくとも1つの第2支持部は、前記横置姿勢において、前記本体胴のうち前記外筒から外側に延在する延在部に接触するように構成される、請求項1又は2に記載の放射性物質格納容器の横置支持装置。
  4. 前記少なくとも1つの第2支持部は、前記本体胴と接触可能な接触面に緩衝部材を含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の放射性物質格納容器の横置支持装置。
  5. 前記少なくとも1つの第2支持部は、前記横置姿勢にある前記放射性物質格納容器の軸方向に沿う中心軸を対称とした水平方向両側に配置された一対の第2支持部を含む、請求項1から4のいずれか一項に記載の放射性物質格納容器の横置支持装置。
  6. 前記一対の第2支持部は、互いに独立的に高さ調整可能に構成される、請求項5に記載の放射性物質格納容器の横置支持装置。
  7. 前記一対の第2支持部は、前記中心軸に向けてそれぞれ傾斜する接触面を有する、請求項5又は6に記載の放射性物質格納容器の横置支持装置。
  8. 前記第1支持部は、前記載置面上において、前記横置姿勢にある前記放射性物質格納容器の径方向に移動可能に構成される、請求項1から7のいずれか一項に記載の放射性物質格納容器の横置支持装置。
  9. 前記少なくとも1つの第2支持部は、前記載置面上において、前記横置姿勢にある前記放射性物質格納容器の軸方向に移動可能に構成される、請求項1から8のいずれか一項に記載の放射性物質格納容器の横置支持装置。
  10. 載置面上に互いに分離して設けられた第1支持部及び少なくとも1つの第2支持部を備える横置支持装置を用いて、本体胴を含む放射性物質格納容器の姿勢を横置支持するための放射性物質格納容器の横置支持方法であって、
    前記放射性物質格納容器の外表面から突出する円筒形状の構造物を前記第1支持部に支持する工程と、
    前記第1支持部に支持された前記円筒形状の構造物を支点として、前記本体胴が前記少なくとも1つの第2支持部に接触するまで前記放射性物質格納容器を回転させる工程と、
    を備える、放射性物質格納容器の横置支持方法。
  11. 前記少なくとも1つの第2支持部は、前記中心軸を対称とした水平方向両側に配置された一対の第2支持部を含み、
    前記本体胴が前記一対の第2支持部の両方若しくは一方に接触した際に前記一対第2支持部の各々と前記本体胴との間に存在する隙間を特定する工程と、
    前記特定された隙間に基づいて前記一対の第2支持部の高さをそれぞれに調整する工程と、
    を備える、請求項10に記載の放射性物質格納容器の横置支持方法。
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