JP2019177208A5 - - Google Patents

Claims (11)

1. 透析装置における複数の部品の圧力試験のためのシステムであって、
   動脈血液管及び静脈血液管と透析器に流体接続された血液ポンプカセットを含む血液管セットを備え、
   前記血液ポンプカセットは、気圧駆動される複数の隔壁ポンプ及び複数の隔壁弁と、前記動脈血液管又は前記静脈血液管に弁により接続される薬剤バイアルスパイクと、前記薬剤バイアルスパイクに弁により接続されるとともに前記動脈血液管又は前記静脈血液管に弁により接続される換気口と、を含み、
   各隔壁ポンプは、可撓性を備えた隔壁によって駆動チャンバから分離されているポンプチャンバを含み、前記駆動チャンバは、気圧マニホールドへの接続のためのポートを有し、
   前記気圧マニホールドは、前記複数の隔壁ポンプ及び複数の隔壁弁と、正又は負の気圧源との間における選択的な弁接続を提供し、
   前記システムは、
   前記複数の隔壁ポンプのうちの１つ以上における前記駆動チャンバに流体接続されている圧力センサと、
   前記圧力センサから圧力情報を受信するように配置されるとともに、前記気圧マニホールドを介して各隔壁ポンプ及び各隔壁弁を選択的に制御するように配置されたコントローラと、をさらに備え、
   前記コントローラは、
   前記気圧マニホールドを制御して前記ポンプ及び前記弁を操作して空気を前記血液管セットに圧送することと、
   前記血液管セットの複数のセクションの各々を隔離することと、
   前記複数のセクションの各々の加圧を行うことと、
   前記加圧の後の圧力情報を監視することと、
   前記複数のセクションの各々に関連付けられている圧力減衰が所定の閾値を超えるか否かを判定することと、を行うように構成されている、
   システム。
2. 前記血液管セットは複数であり、前記コントローラは、該複数の血液管セットを順次加圧して管のよじれ、締め具の閉鎖、又は凝血塊の存在を検知するように構成されている、請求項１に記載のシステム。
3. 前記コントローラは、前記透析器を湿潤状態にした後に前記血液管セットの全体を空気で加圧するように構成されるとともに、前記血液管セットの全体に関連付けられている圧力減衰を監視して、前記動脈血液管若しくは前記静脈血液管、血液管連結部、前記透析器、又は透析器連結部における漏出を検知するように構成されている、請求項１又は２に記載のシステム。
4. 前記透析装置は、前記動脈血液管及び前記静脈血液管が接続可能な動脈消毒ポート及び静脈消毒ポートを含み、前記コントローラは、加圧試験を行って前記動脈血液管及び前記静脈血液管の各消毒ポートへの固定が確保されているか否かを検知するように構成されている、請求項１から３のいずれか一項に記載のシステム。
5. 前記コントローラは、加圧試験を行ってヘパリンバイアルが前記薬剤バイアルスパイクに取り付けられているか否かを検知するように構成されている、請求項１から４のいずれか一項に記載のシステム。
6. 前記透析装置は透析流路を含み、該透析流路は、透析液タンクから１つ以上の透析液隔壁ポンプへと限外濾過装置を通じて延び、次いで、前記透析器に接続されている内側透析液回路へと延びており、前記コントローラは、前記限外濾過装置を加圧して限外濾過装置の膜内外圧力を判定するように構成されている、請求項１から５のいずれか一項に記載のシステム。
7. 前記コントローラは、前記膜内外圧力が最大動作限界を超えるか否かを示すように構成されている、請求項６に記載のシステム。
8. 前記コントローラは、前記透析流路における水の空気との入れ替えをすることと、前記限外濾過装置を空気で加圧することと、限外濾過装置圧力減衰限界を超えたか否かを検知することと、を行うように構成されている、請求項６に記載のシステム。
9. 前記コントローラは、前記透析液タンクの換気口弁から前記透析流路へと空気を導入するように構成されている、請求項８に記載のシステム。
10. 前記コントローラは、前記透析装置に接続されている化学薬品濃縮液容器を加圧することと、前記化学薬品濃縮液容器が取り付けられているか否かを検知することと、を行うように構成されている、請求項１から９のいずれか一項に記載のシステム。
11. 前記コントローラは、化学薬品濃縮液ポートを負圧で加圧して、前記化学薬品濃縮液ポートが大気に開放されているか否かを検知する、請求項１０に記載のシステム。