JP3828080B2 - 腹膜透析装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、透析液を交換する腹膜透析装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、腹膜透析による治療法は、人工腎臓による透析法に比し、装置、器具が小型で簡易であり、治療費も安いこと、腹膜癒着の防止が可能となったこと、患者の負担が少ないこと等の理由から、注目されている。
【0003】
この腹膜透析法のうち、特に連続的携帯式腹膜透析法(continuous ambulatory peritoneal dialysis,以下、「CAPD」という)は、患者自身が自宅や職場で透析液の容器(バッグ)の交換を行うことができるため、社会復帰がし易く、大いに注目されている。
【0004】
このCAPDは、患者の腹腔内にカテーテルチューブ(腹膜カテーテル)を留置し、このカテーテルチューブの体外端にトランスファーチューブを接続し、これに透析液の入った透析液バッグ(注液バッグ)のバッグチューブを接続し、各チューブを通じてバッグ内の透析液を腹腔内に注液し、所定時間透析を行った後、腹腔内の透析液排液を前記各チューブを通じて、排液バッグ内に回収するものである。なお、各チューブ同士の接続は、両チューブの端部にそれぞれ装着された雄、雌コネクタの嵌合により無菌的に行われる。
【0005】
ところで、このCAPDにおいては、透析液の腹膜内への注液は、透析液バッグを患者の腹部から1m程度高い位置へ置き、その落差によって透析液を透析液バッグから腹膜内へ移送している。また、腹膜内からの透析液排液の回収は、排液バッグを患者の腹部から1m程度低い位置へ置き、その落差によって透析液を腹膜内から排液バッグへ移送している。
【0006】
しかしながら、このような透析液の注液、排液方法では、例えば、患者が就寝中に腹膜透析を行う場合、ベッドを用いて患者を床から70〜100cm程度の高い位置に寝かせ、さらに、患者より1m程度高い位置に透析液バッグをセットする必要があるため、装置全体の高さが2m程度と大型なものとなり、取り扱いや運搬がしにくいばかりか、就寝中の患者等により装置を転倒させてしまうおそれがある。さらに、排液に必要な落差を確保するため、患者の就寝位置(高さ)を自由に選択することができないという欠点もある。
【0007】
また、注液・排液が自動化されておらず、その操作に手間がかかるとともに、常に適正な条件で透析を行うことが保証されていない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、透析治療の自動化が可能であり、また、操作性が良く、安全にかつ最適な条件で透析治療を行うことができる腹膜透析装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
このような目的は、下記(1)〜(6)の本発明により達成される。
【0010】
(1) 透析液が充填された少なくとも一つの透析液容器と、透析液を回収する少なくとも一つの排液回収容器とを含む透析液回路と、
前記透析液容器を起点とし、または、前記排液回収容器を終点として、透析液を送液する送液手段と、
透析に関する条件を表示する表示手段と、
前記透析液回路中の流路を切り替えるクランプ部と、
透析液を加温するヒーターと、
停電の検出を行う停電検出回路と、
バッテリーとを有し、
患者側に透析液を供給するとともに、その排液を回収するよう作動する腹膜透析装置であって、
前記停電検出回路により停電となったことが検出されると、前記バッテリーから電力が供給されるとともに、停電処理を実行するよう構成されており、
前記停電処理は、前記クランプ部の全てのクランプを閉じて前記透析液回路内の液流を遮断しかつ前記ヒーターを停止する動作を含むものであることを特徴とする腹膜透析装置。
【0011】
(2) 前記透析液回路は、透析液を一時的に貯留するとともに貯留された透析液を前記ヒーターにより加温する加温用透析液バッグと、透析液の排液を一時的に貯留するリザーバーバッグとを備え、
前記送液手段は、前記加温用透析液バッグおよび前記リザーバーバッグを収納するバッグ収納部の雰囲気を減圧状態および加圧状態とし得る減圧・加圧装置で構成されている上記(1)に記載の腹膜透析装置。
【0012】
(3) 前記停電処理は、前記バッグ収納部を大気圧状態にする動作を含む上記(2)に記載の腹膜透析装置。
【0013】
(4) 予め設定されている待機時間内に停電から復帰した場合には、停電直前に実行されていた工程から再開する上記(1)ないし(3)のいずれかに記載の腹膜透析装置。
【0014】
(5) 予め設定されている待機時間を経過しても停電している場合には、エラー処理が行われる上記(1)ないし(4)のいずれかに記載の腹膜透析装置。
【0015】
(6) エラー状態または一時停止状態のときに、停止スイッチを所定秒オンすることにより、強制的に治療を終了する上記(1)ないし(5)のいずれかに記載の腹膜透析装置。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の腹膜透析装置を添付図面に示す好適実施例に基づいて詳細に説明する。
【0017】
図1は、本発明の腹膜透析装置の構成例を模式的に示す斜視図である。
同図に示す腹膜透析装置1は、腹膜透析液を自動的に交換する療法(Automated Peritoneal Dialysis,以下、「APD」という)に好適に用いることができる自動腹膜透析装置、すなわち、腹膜透析を行うに際し、患者の腹膜内(腹腔内)に透析液を注入(供給)し、その排液を回収する装置である。
【0018】
同図に示すように、腹膜透析装置1は、透析装置本体2と、透析液回路3とで構成されている。
【0019】
図2は、図1に示す腹膜透析装置1の透析液回路3を示す図である。なお、図2では、透析液回路3の一部は省略されている。
【0020】
図1および図2に示すように、透析液回路3は、透析液が充填された複数の透析液バッグ(透析液容器)4a、4b、4c、4d、4eと、透析液を一時的に貯留する加温用透析液バッグ(一時貯留容器)5と、トランスファーチューブ18を含むトランスファーチューブセット6と、カセット7と、透析液の排液(以下単に「排液」という)を一時的に貯留するリザーバーバッグ(一時貯留容器)8と、排液を回収する複数の排液バッグ(排液回収容器)9a、9b、9c、9dと、前記各バッグ等を所定の配置で接続するチューブ11〜17、21〜23、コネクタ31〜33、分岐コネクタ41〜46とを有している。
【0021】
透析液バッグ4a、4b、4c、4d、4eは、それぞれ、軟質ポリ塩化ビニルのような可撓性樹脂製のシート材を袋状に成形してなるものであり、これらには、バッグ内に連通するチューブ11がそれぞれ接続されている。各透析液バッグ4a、4b、4c、4d、4eは、チューブ11が接続されている側を下側にして、図示しないハンガーに吊り下げられている。
【0022】
透析液バッグ4a、4b、4c、4d内には、それぞれ、同一の組成の透析液が充填されており、透析液バッグ4e内には、透析液バッグ4a、4b、4c、4d内の透析液とは異なる組成または濃度の透析液(最終透析液)が充填されている。
【0023】
各チューブ11には、それぞれ、コネクタ31を介してチューブ12および13の一端が着脱自在に接続され、各チューブ12の他端は、2股に分岐した分岐コネクタ41および42の一端に接続されている。各分岐コネクタ41および42の他端は、2股に分岐した分岐コネクタ43の一端に接続され、この分岐コネクタ43の他端は、チューブ14の一端に接続されている。
【0024】
チューブ13および14の他端は、カセット7内で、チューブ15の一端に接続されている。チューブ15の他端には、コネクタ32を介してチューブ16の一端が着脱自在に接続され、このチューブ16の他端は、加温用透析液バッグ5に接続されている。
【0025】
また、チューブ15の途中には、カセット7内で、チューブ17の一端が接続されている。チューブ17の他端には、コネクタ33を介してトランスファーチューブ18の一端が着脱自在に接続されている。このトランスファーチューブ18の他端は、ジョイント34を介して患者300の腹膜内に留置されたカテーテルチューブ19の一端と着脱自在に接続されている。
【0026】
また、チューブ17の途中には、カセット7内で、チューブ21の一端が接続されている。チューブ21の他端は、リザーバーバッグ8に接続されている。
【0027】
排液バッグ9a、9b、9c、9dは、それぞれ、軟質ポリ塩化ビニルのような可撓性樹脂製のシート材を袋状に成形してなるものであり、これらには、バッグ内に連通するチューブ22がそれぞれ接続されている。各排液バッグ9a、9b、9c、9dは、チューブ22が接続されている側が同方向に揃うように配置されている。
【0028】
各チューブ22は、2股に分岐した分岐コネクタ44および45の一端に接続されている。各分岐コネクタ44および45の他端は、2股に分岐した分岐コネクタ46の一端に接続され、この分岐コネクタ46の他端は、チューブ23の一端に接続されている。チューブ23の他端は、カセット7内で、チューブ21の途中に接続されている。
【0029】
カセット7には複数のチューブ押圧部材(チューブ受部)70が設けられており、各チューブ13〜15、17、21および23は、カセット7内で、これらのチューブ押圧部材(チューブ受部)70にセットされている。このカセット7は、後述する透析装置本体2のクランプ部57に着脱自在に装着される。そして、透析装置本体2のクランプ部57の各クランプ570により、各チューブ13〜15、17、21および23内の流路を開閉し、透析液回路3中の流路を切り替える。
【0030】
なお、前記透析装置本体2のクランプ部57の各クランプ570の駆動、すなわち、前記透析液回路3中の流路の切り替えは、後述する制御手段71により制御される。
【0031】
各チューブ12の途中には、それぞれ、チューブ12内の流路を開閉するクレンメ35が、チューブ13の途中には、チューブ13内の流路を開閉するクレンメ36が、チューブ17の途中には、チューブ17内の流路を開閉するクレンメ37が、各チューブ22の途中には、それぞれ、チューブ22内の流路を開閉するクレンメ38が、設置されている。
【0032】
また、トランスファーチューブ18の途中には、トランスファーチューブ18内の流路を開閉するローラークランプ39が設置されている。
【0033】
前記各コネクタ31〜33は、それぞれ、その着脱時にコネクタ内部の流路を無菌的に保持し得る構成(例えば2重構造)となっている。また、ジョイント34は、その着脱時にジョイント内部の流路を無菌的に保持し得る構成(例えば2重構造)となっている。
【0034】
本実施例における加温用透析液バッグ5およびリザーバーバッグ8は、いずれも可撓性(柔軟性)を有する袋状のものであり、例えば、軟質樹脂製のシート材の縁部を融着して袋状に成形してなるものである。
【0035】
加温用透析液バッグ5およびリザーバーバッグ8を構成するシート材としては、例えば、軟質ポリ塩化ビニル、ポリエチレン,ポリプロピレン,エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)のようなポリオレフィン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート(PET),ポリブチレンテレフタレート(PBT)のようなポリエステル系樹脂、ポリアミド、ポリウレタン系、ポリエステル系、ポリアミド系、オレフィン系、スチレン系等の各種樹脂、あるいはこれらのうちの2以上を適宜組み合わせた樹脂等が挙げられる。
【0036】
なお、加温用透析液バッグ5およびリザーバーバッグ8は、その全体が可撓性を有するものに限らず、一部が可撓性を有し、変形して容積が変化するものであってもよい。
【0037】
また、加温用透析液バッグ5およびリザーバーバッグ8の容量は、患者の症例や、透析液バッグおよび排液バッグの数(容量)等の諸条件により変動するため、特に限定されないが、通常、加温用透析液バッグ5の容量として100〜3000ml程度のもの、特に1500〜2000ml程度のものが好適に使用され、リザーバーバッグ8の容量として100〜3500ml程度のもの、特に1500〜2500ml程度のものが好適に使用される。
【0038】
各チューブ11〜17、21〜23、トランスファーチューブ18およびカテーテルチューブ19は、それぞれ、可撓性(柔軟性)を有するものであるのが好ましく、その構成材料としては、例えば、ポリ塩化ビニル,ポリエチレン,ポリプロピレン,EVAのようなポリオレフィン系樹脂、PET,PBTのようなポリエステル系樹脂、ポリウレタン、ポリアミド、シリコーン、ポリエステルエラストマー、ポリアミドエラストマー、スチレン−ブタジエン−スチレン共重合体等の熱可塑性樹脂、あるいはこれらのうちの2以上を適宜組み合わせた樹脂等が挙げられる。
【0039】
図3は、図1に示す腹膜透析装置1の透析装置本体2を示す斜視図、図4は、図1に示す腹膜透析装置1の透析装置本体2(フロントドアを開けた状態)を示す正面図である。
【0040】
これらの図に示すように、透析装置本体2は、箱形のケーシング51を有している。このケーシング51には、加温用透析液バッグ5およびリザーバーバッグ8を収納するバッグ収納部52が形成されている。
【0041】
ケーシング51の図3中上側には、バッグ収納部52を開閉する蓋53が設けられており、この蓋53を閉じると、バッグ収納部52が密閉される。そして、ケーシング51の正面の図3および図4中上側には、蓋53を閉じた状態に保持したり、また、それを解除する蓋ロックレバー54が設置されている。
【0042】
また、ケーシング51の正面には、操作パネル55、設定パネル56、クランプ部57および電源スイッチ(メインスイッチ)63が、それぞれ設けられている。
【0043】
クランプ部57は、前述した透析液回路3におけるカセット7内のチューブ押圧部材70上のチューブを押圧するための複数のクランプ570を有している。これらクランプ570は、クランプ部57にカセット7を装着したとき、チューブ押圧部材70と対向する位置に配置されている。
【0044】
また、ケーシング51の正面には、前記設定パネル56を開閉する設定パネルカバー58と、前記クランプ部57を開閉するフロントドア59と、セーフティーレバー62とが、それぞれ設けられ、前記フロントドア59には、ドアレバー61が設けられている。
【0045】
この場合、セーフティーレバー62を所定方向に移動操作すると、フロントドア59のロックが解除され、この状態でドアレバー61を引くと、フロントドア59が開く。
【0046】
また、バッグ収納部52の底部には、加温トレイ64が設置され、その図3中上側には、一端を中心に回動自在に支持された仕切板65が設置されている。
【0047】
加温用透析液バッグ5は、加温トレイ64上に載置され、蓋53を閉じた後、この加温トレイ64で所定の温度になるように加温(加熱)される。仕切板65は、加温用透析液バッグ5上に倒され、リザーバーバッグ8は、その仕切板65上に載置される。
【0048】
また、バッグ収納部52内には、加温用透析液バッグ5を引っかけるフック66が形成されている。
【0049】
また、ケーシング51の上端部には、透析液回路3のチューブ15および21が挿入して係止されるチューブ溝67が形成され、ケーシング51の図3中右側の側面には、チューブ17を挟持するキャップホルダー68が設けられている。
【0050】
図5は、操作パネル55を示す正面図である。
同図に示すように、操作パネル55には、透析に関する条件等を表示する表示部(表示手段)69と、開始スイッチ551と、レポートスイッチ552と、停止スイッチ553と、開始ランプ554と、停止ランプ555と、警報ランプ556と、カセットランプ557と、バッグ収納部蓋ランプ558と、注液適温ランプ559とが、それぞれ設けられている。
【0051】
表示部69は、例えば、液晶表示素子(LCD)、CRT、EL等で構成することができる。
【0052】
図6は、設定パネル56を示す正面図である。
同図に示すように、設定パネル56には、照度調整スイッチ561と、治療設定確認スイッチ562と、治療スイッチ563と、記憶スイッチ564と、時刻スイッチ565と、排液パススイッチ566と、プラス(+)スイッチ567と、マイナス(−)スイッチ568とが、それぞれ設けられている。
【0053】
図7は、図1に示す腹膜透析装置1の透析装置本体2の回路構成を示すブロック図である。
【0054】
同図に示すように、透析装置本体2は、制御手段71を内蔵している。
制御手段71は、例えばマイクロコンピュータ(CPU)で構成されており、後述する各工程を自動的に行うためのシーケンス制御等、腹膜透析装置1の全体の制御を行う。
【0055】
制御手段71には、表示部69、操作部72、ランプ駆動回路73、メモリー(ROM、RAM、EEPROM)74、リアルタイムクロック75、ヒーター制御回路76、重量計測回路81、温度計測回路84、漏液検出回路86、ドアロック検出センサー87、ポンプ制御回路88、クランプ制御回路92、電源回路98、バッテリー(補助電源)101、停電検出回路102および安全回路103が、それぞれ、電気的に接続(以下、単に「接続」と言う)されている。
【0056】
操作部72は、透析液の交換を行う際のモードの選択や諸条件を設定するための操作等を行うものであり、前述した電源スイッチ63、開始スイッチ551、レポートスイッチ552、停止スイッチ553、照度調整スイッチ561、治療設定確認スイッチ562、治療スイッチ563、記憶スイッチ564、時刻スイッチ565、排液パススイッチ566、プラススイッチ567、マイナススイッチ568および図示しない各種スイッチを有している。
【0057】
また、ランプ駆動回路73には、前述した開始ランプ554、停止ランプ555、警報ランプ556、カセットランプ557、バッグ収納部蓋ランプ558および注液適温ランプ559が、それぞれ、接続されている。
【0058】
前述したバッグ収納部52には、加温トレイ64に設けられたヒーター78、ヒーター78のサーモスイッチ77、秤(ロードセル)79、温度センサー(ヒーター用)82、温度センサー(バッグ用)83、漏液センサー85およびドアロック検出センサー87が、それぞれ、設置されている。
【0059】
サーモスイッチ77およびヒーター78は、ヒーター制御回路76に、秤(ロードセル)79は、重量計測回路81に、温度センサー(ヒーター用)82および温度センサー(バッグ用)83は、温度計測回路84に、漏液センサー85は、漏液検出回路86に、それぞれ、接続されている。
【0060】
また、ポンプ制御回路88には、バッグ収納部52の内部の圧力を調節するエアーポンプ・リークバルブ89と、バッグ収納部52の内部の圧力を検出する圧力センサー91とが、それぞれ、接続されている。
【0061】
前記エアーポンプ・リークバルブ89およびポンプ制御回路88により、加温用透析液バッグ5およびリザーバーバッグ8の雰囲気を減圧状態および加圧状態とする減圧・加圧装置(透析液バッグ4a〜4eを起点、排液バッグ9a〜9dを終点とし、透析液を送液する送液手段)が構成される。
【0062】
なお、バッグ収納部52の内部を減圧状態または加圧状態とするときには、前記リークバルブは閉状態とされ、減圧状態または加圧状態から大気圧に復帰するときには、リークバルブは開状態とされる。
【0063】
また、前述したクランプ部57は、各クランプ570を駆動するクランプモーター93、クランプ位置検出センサー94、カセット検出センサー95およびドアロック検出センサー96を有している。
【0064】
これらクランプモーター93、クランプ位置検出センサー94、カセット検出センサー95およびドアロック検出センサー96は、それぞれ、クランプ制御回路92に接続されている。
【0065】
なお、前記クランプモーター93およびクランプ570により、透析液回路3中の流路を切り替える流路切替手段が構成される。
【0066】
また、前記制御手段71により、表示項目設定手段、送液量設定手段および初期排液量設定手段の主機能が達成される。
【0067】
次に、腹膜透析装置1の作用を説明する。
電源(AC100V)104からの電力は、電源トランス97を介して、腹膜透析装置1に供給される。この場合、電源104の電圧は、電源トランス97で所定の電圧値に変更されて、電源回路98および停電検出回路102にそれぞれ印加される。
【0068】
電源回路98からの電力は、透析装置本体2の制御手段71および電力を必要とする各部(各電気回路)にそれぞれ供給される。
【0069】
また、電源回路98からの電力は、充電回路99を介してバッテリー101に供給され、これによりバッテリー101が充電される。このバッテリー101に蓄積された電力は、電源スイッチ63がオフしているときや、停電の際等に使用される。
【0070】
停電検出回路102は、電源トランス97からの印加電圧に基づいて停電を検出する。この停電検出回路102からの信号(情報)は、制御手段71および安全回路103に入力される。そして、安全回路103からの信号は、ヒーター制御回路76、ポンプ制御回路88およびクランプ制御回路92に、それぞれ入力される。
【0071】
図8は、図1に示す腹膜透析装置1の状態推移図である。
同図に示すように、電源スイッチ63がオフの状態(S101)で、本体内部のスイッチ(操作部72にある図示しないスイッチ)をテストモードに設定し(切り替え)、電源スイッチ63をオンすると、テストモードに設定される(S102)。
【0072】
このテストモードでは、温度測定モード、重量測定モード、クランプテストモード等に設定することができ、設定された各モードにおいて、それぞれ、所定の測定やテストを行うことができる。
【0073】
また、電源スイッチ63がオフの状態で、本体内部のスイッチをパラメータ設定1に設定し、電源スイッチ63をオンすると、パラメータ設定1に設定される(S103)。
【0074】
このパラメータ設定1では、操作部72の図示しないスイッチの操作により、主に、下記▲1▼〜▲5▼の設定を行うことができる。
【0075】
▲1▼ 貯留時間やサイクル数を中心に治療条件(透析条件)を設定(入力)する治療設定方式(入力方式)であるAタイプ/透析時間や総透析液量を中心に治療条件を設定する治療設定方式であるBタイプの設定。
【0076】
▲2▼ 透析液バッグ4a〜4e内に残存した透析液の排液バッグ9a〜9dへの移送を透析終了後に自動的に行う自動モード/前記移送を行うか否かを手動で選択し得る手動モードの設定。
【0077】
▲3▼ 最後の排液(排液の回収)終了後に、再度、残液(腹膜内に残存している透析液)の排液を行うことが可能な再排液モードの設定。
【0078】
▲4▼ 送液量の設定値の最小単位を、10mL(小児用)/50mL(大人用)に設定。
【0079】
▲5▼ 総注液量、総排液量、再排液量、平均貯留時間、各サイクル毎の注液量、各サイクル毎の排液量、各サイクル毎の除水量、各サイクル毎の貯留時間、残り貯留時間および残り透析時間のそれぞれについて、表示/非表示の設定。
【0080】
また、電源スイッチ63がオフの状態で、本体内部のスイッチをパラメータ設定2に設定し、電源スイッチ63をオンすると、パラメータ設定2に設定される(S104)。
【0081】
このパラメータ設定2では、操作部72の図示しないスイッチの操作により、注液速度、排液速度、後述する停電時の待機時間等の設定を行うことができる。
【0082】
また、電源スイッチ63がオフの状態から、オンにすると、イニシャライズ(初期化)が行われる(S105)。
【0083】
このイニシャライズでは、透析装置本体2の各部についてのセルフチェック等が行われる。
【0084】
前記イニシャライズにおけるセルフチェックで異常なしと判断された場合には、クランプ制御回路92によりクランプ部57の各クランプモーター93が駆動され、これにより各クランプ570がそれぞれ開放状態となるとともに、カセット検出センサー95により、クランプ部57におけるカセット7の検出が行われる。カセット検出センサー95からの信号は、クランプ制御回路92に入力され、さらにクランプ制御回路92から制御手段71に入力される。
【0085】
カセット7が検出されない場合、すなわち、カセット7がクランプ部57に装着されていない場合には、表示部69に、使用者(操作者)への指示メッセージとして、「カセットヲ セット」と表示され、スタンバイ(待機)状態となる(S106)。
【0086】
一方、カセット7が検出された場合、すなわち、前回使用した透析液回路3のカセット7が、クランプ部57に装着されている場合には、終了処理状態(S113)となり、表示部69に、使用者(操作者)への指示メッセージとして、「クランプヲスベテトジ,テイシヲオス」と表示される。この場合には、所定の手順に従って、使用済の透析液回路3のカセット7をクランプ部57から取り外す。
【0087】
また、前記イニシャライズにおけるセルフチェックで異常ありと判断された場合には、エラー処理が行われる(S111)。
【0088】
このエラー処理では、警報ランプ556が点灯するとともに、表示部69によりアラーム(警報)表示が行われる。この場合、表示部69には、エラーに対応するアラームの内容が表示される。
【0089】
治療(透析)を行う場合、すなわち透析液の交換を行う場合には、前記スタンバイ状態(S106)において、透析液回路3のカセット7をクランプ部57に装着し、フロントドア59を閉じ、フロントドア59をロックさせる。
【0090】
クランプ部57では、ドアロック検出センサー96により、フロントドア59のロックの検出が行われ、このドアロック検出センサー96からの信号は、クランプ制御回路92に入力され、さらにクランプ制御回路92から制御手段71に入力される。
【0091】
フロントドア59がロックされている場合には、カセットランプ557が点灯し、表示部69に、使用者(操作者)への指示メッセージとして、「カイシスイッチヲ オス」と表示される。
【0092】
次いで、開始スイッチ551をオンすると、クランプ制御回路92によりクランプ部57の各クランプモーター93が駆動され、これにより各クランプ570がそれぞれ閉じる。
【0093】
なお、クランプ570の動作中は、表示部69に、使用者(操作者)への指示メッセージとして、「クランプドウサチュウ」と表示され、その動作が完了すると、表示部69に、使用者(操作者)への指示メッセージとして、「プライミングジュンビ」と表示される。
【0094】
次いで、加温用透析液バッグ5をバッグ収納部52の加温トレイ64上に載置し、仕切板65を倒し、リザーバーバッグ8をこの仕切板65上に載置する。そして、蓋53を閉じ、蓋ロックレバー54により蓋53をロックさせる。
【0095】
バッグ収納部52では、ドアロック検出センサー87により、蓋53のロックの検出が行われ、このドアロック検出センサー87からの信号は、制御手段71に入力される。
【0096】
蓋53がロックされている場合には、バッグ収納部蓋ランプ558が点灯する。
【0097】
また、バッグ収納部52では、温度センサー82によりヒーター78の温度が、温度センサー83により加温用透析液バッグ5の温度が、それぞれ検出される。この場合、温度センサー82および83からの信号は、それぞれ温度計測回路84に入力され、温度計測回路84は、前記信号に基づいて、ヒーター78および加温用透析液バッグ5の温度をそれぞれ計測する。これらヒーター78および加温用透析液バッグ5の温度情報は、それぞれ制御手段71に入力される。
【0098】
加温用透析液バッグ5の温度が予め設定された所定温度である場合には、注液適温ランプ559が点灯する。
【0099】
また、加温用透析液バッグ5の温度が予め設定された所定温度より低い場合には、加温用透析液バッグ5は、前記所定温度になるまでヒーター78で加温される。この場合、制御手段71は、温度計測回路84からのヒーター78および加温用透析液バッグ5の温度情報に基づいて、ヒーター制御回路76により、ヒーター78の駆動を制御する。なお、加温用透析液バッグ5が加温されている間は、適温ランプ559が点滅する。
【0100】
また、スタンバイ状態においては、各種の設定を行うことができる。
スタンバイ状態において時刻スイッチ565をオンすると、時刻設定モードに設定され、時刻設定処理が行われる(S107)。
【0101】
時刻設定処理では、プラススイッチ567、マイナススイッチ568および記憶スイッチ564のうちの所定のスイッチを操作して、年、月、日、時、分の設定を行う。
【0102】
再度、時刻スイッチ565をオンすると、通常モードに設定され、スタンバイ状態に戻る(S106)。なお、リアルタイムクロック75から制御手段71には、クロック(クロック信号)が入力されており、制御手段71は、前記クロックに基づいて、時刻を表示する。
【0103】
また、スタンバイ状態において治療スイッチ563をオンすると、治療設定モードに設定され、治療設定処理が行われる(S108)。
【0104】
治療設定処理では、表示部69に設定項目およびその設定値が表示される。この場合、プラススイッチ567をオンする毎に、設定値がインクリメントされ、マイナススイッチ568をオンする毎に、設定値がデクリメントされる。
【0105】
記憶スイッチ564をオンすると、表示されている設定項目について、表示されている設定値に設定され、その設定値がメモリー74に記憶される。そして、設定項目が、次の設定項目に切り替わり、表示部69に該設定項目およびその設定値が表示される。
【0106】
この腹膜透析装置1における前記設定項目は、治療パターン、初期排液量、注液量、貯留時間、最終注液量、最終濃度変更、透析時間、総透析液量、総除水量、サイクル数、初期注液量、タイダール量、タイダール除水量等である。
【0107】
ここで、腹膜透析装置1では、腹膜内への透析液の注入(注液)、腹膜内での透析液の滞留(貯留)、腹膜内からの排液の回収(排液)を1サイクルとし、これを自動的に所定サイクル行う。なお、回収した排液の量(排液量)と、注入した透析液の量(注液量)との差を除水量と言う。
【0108】
治療パターンには、NPD/CCPDと、タイダール(TPD)との2種類がある。
【0109】
NPDとは、夜間に行う腹膜透析を言う。従って、NPDでは、昼間は、透析液を腹膜内に滞留させない。すなわち、NPDでは、注液から治療を開始し、排液で治療を終了する(後述する初期排液および最終注液を行わない)。
【0110】
また、CCPDとは、連続腹膜透析を言う。従って、CCPDでは、排液から治療を開始し、注液で治療を終了する(後述する初期排液および最終注液を行う)。
【0111】
なお、治療パターンをNPD/CCPDに設定し、かつ初期排液量および最終注液量を0に設定すると、NPDに設定される。また、治療パターンをNPD/CCPDに設定し、かつ初期排液量および最終注液量を0以外に設定すると、CCPDに設定される。
【0112】
また、タイダールとは、排液の際、腹膜内に透析液を一部残存させ、この状態で、次のサイクルの注液を行う腹膜透析を言う。
【0113】
初期排液とは、排液から治療を開始する場合の最初の排液を言う。
初期排液量とは、排液から治療を開始する場合の最初の予測排液量を言う。
注液量とは、各サイクルで注入される透析液量を言う。
【0114】
貯留時間とは、各サイクルで注入された透析液が、腹膜内に滞留している時間を言う。但し、注液に要する時間(注液時間)および排液に要する時間(排液時間)は、それぞれ含まれない。
【0115】
最終注液とは、注液で治療を終了する場合の最後の注液を言う。
最終注液量とは、注液で治療を終了する場合の最後の注液量を言う。
【0116】
最終濃度変更とは、最終注液において、各サイクルで使用される透析液と異なる濃度の透析液を使用することを言う。
【0117】
透析時間とは、1回の治療に要する時間を言う。但し、最終注液および初期排液が行われる場合には、これら最終注液時間および初期排液時間が含まれる。
【0118】
総透析液量とは、1回の治療に使用する透析液の総量を言う。但し、最終注液が行われる場合には、その最終注液量が含まれる。
【0119】
総除水量とは、タイダールの場合の予測される除水の総量を言う。但し、初期排液量と最終注液量とから算出される除水量は含まれない。
【0120】
サイクル数とは、注液、貯留、排液を1回のサイクルとしたときの1回の治療におけるサイクルの回数をいう。但し、初期排液および最終注液は含まれない。
【0121】
初期注液量とは、タイダールの場合の初回に注入される透析液量を言う。
タイダール量とは、タイダールの場合の2回目以降の各サイクルで注入される透析液量を言う。
【0122】
タイダール除水量とは、タイダールの場合の各サイクルでの予測除水量を言う。この予測除水量、すなわちタイダール除水量と、前記タイダール量との和が、理論的な各サイクルでのタイダール排液量となる。但し、最終サイクルでの排液量は、理論的に、タイダール除水量と、初期注液量との和になる。
【0123】
なお、送液量の設定値の最小単位が10mLに設定されている場合には、送液量、すなわち、注液量、最終注液量、総透析液量、初期注液量およびタイダール量の設定値は、それぞれ、10mL単位で増減することができる(例えば、0mL、10mL、20mL、30mL、40mL、・・・)。
【0124】
また、送液量の設定値の最小単位が50mLに設定されている場合には、送液量、すなわち、注液量、最終注液量、総透析液量、初期注液量およびタイダール量の設定値は、それぞれ、50mL単位で増減することができる(例えば、0mL、50mL、100mL、150mL、200mL、・・・)。
【0125】
以下、具体的に、治療設定処理における動作を説明する。なお、代表的に、治療設定方式がAタイプに設定されており、治療パターンをNPDに設定する場合、すなわち、Aタイプ・NPDパターンの場合の治療条件の設定について説明する。
【0126】
図9は、Aタイプ・NPDパターンにおける治療条件の設定例およびこの設定における腹膜透析装置1の動作を示す図(表およびグラフ)である。なお、図9中下側のグラフの縦軸は、腹膜内の透析液量であり、横軸は、時間である。
【0127】
この治療設定処理では、図9の設定項目一覧に記載されている項目(設定項目)、すなわち、治療パターン、初期排液量、注液量、貯留時間、サイクル数、最終注液量および最終濃度変更について、それぞれ設定する。
【0128】
前述したように、スタンバイ状態において治療スイッチ563をオンすると、治療設定モードに設定される。現在記憶されている治療パターン(例えば、「NPD/CCPD」または、「タイダール」)が表示部69に表示される。
【0129】
プラススイッチ567またはマイナススイッチ568をオンする毎に、設定値が、「NPD/CCPD」と、「タイダール」とに交互に切り替わり、表示部69に、「チリョウパターン NPD/CCPD」と、「チリョウパターン タイダール」とが、交互に表示される。
【0130】
記憶スイッチ564をオンすると、治療パターンが、表示部69に表示されている設定値、すなわち「NPD/CCPD」または「タイダール」に設定され、その表示されている設定値がメモリー74に記憶される。そして、設定項目が、次の設定項目、すなわち初期排液量に切り替わり、表示部69に、「ショキハイエキリョウ」の文字と、その設定値とが表示される。
【0131】
この場合、プラススイッチ567をオンする毎に、初期排液量の設定値がインクリメントされ、マイナススイッチ568をオンする毎に、初期排液量の設定値がデクリメントされる。
【0132】
記憶スイッチ564をオンすると、初期排液量が、表示部69に表示されている設定値に設定され、その設定値がメモリー74に記憶される。そして、設定項目が、次の設定項目、すなわち注液量に切り替わり、表示部69に、「チュウエキリョウ」の文字と、その設定値とが表示される。
【0133】
この場合、プラススイッチ567をオンする毎に、注液量の設定値がインクリメントされ、マイナススイッチ568をオンする毎に、注液量の設定値がデクリメントされる。
【0134】
記憶スイッチ564をオンすると、注液量が、表示部69に表示されている設定値に設定され、その設定値がメモリー74に記憶される。そして、設定項目が、次の設定項目、すなわち貯留時間に切り替わり、表示部69に、「チョリュウジカン」の文字と、その設定値とが表示される。
【0135】
この場合、プラススイッチ567をオンする毎に、貯留時間の設定値がインクリメントされ、マイナススイッチ568をオンする毎に、貯留時間の設定値がデクリメントされる。
【0136】
記憶スイッチ564をオンすると、貯留時間が、表示部69に表示されている設定値に設定され、その設定値がメモリー74に記憶される。そして、設定項目が、次の設定項目、すなわちサイクル数に切り替わり、表示部69に、「サイクルスウ」の文字と、その設定値とが表示される。
【0137】
この場合、プラススイッチ567をオンする毎に、サイクル数の設定値がインクリメントされ、マイナススイッチ568をオンする毎に、サイクル数の設定値がデクリメントされる。
【0138】
記憶スイッチ564をオンすると、サイクル数が、表示部69に表示されている設定値に設定され、その設定値がメモリー74に記憶される。そして、設定項目が、次の設定項目、すなわち最終注液量に切り替わり、表示部69に、「サイシュウチュウエキリョウ」の文字と、その設定値とが表示される。
【0139】
この場合、プラススイッチ567をオンする毎に、最終注液量の設定値がインクリメントされ、マイナススイッチ568をオンする毎に、最終注液量の設定値がデクリメントされる。
【0140】
記憶スイッチ564をオンすると、最終注液量が、表示部69に表示されている設定値に設定され、その設定値がメモリー74に記憶される。そして、設定項目が、次の設定項目、すなわち最終濃度変更に切り替わり、表示部69に、「サイシュウノウドヘンコウ アリ」または、「サイシュウノウドヘンコウ ナシ」と表示される。
【0141】
この場合、プラススイッチ567またはマイナススイッチ568をオンする毎に、設定値が、「アリ」と、「ナシ」とに交互に切り替わり、表示部69に、「サイシュウノウドヘンコウ アリ」と、「サイシュウノウドヘンコウ ナシ」とが、交互に表示される。
【0142】
記憶スイッチ564をオンすると、最終濃度変更が、表示部69に表示されている設定値、すなわち「アリ」または「ナシ」に設定され、その設定値がメモリー74に記憶される。そして、設定項目が、次の設定項目(初めの設定項目)、すなわち治療パターンに切り替わり、表示部69に、「チリョウパターン NPD/CCPD」または、「チリョウパターン タイダール」と表示される。
【0143】
以下、前記と同様に、プラススイッチ567をオンする毎に、設定値がインクリメントされ、マイナススイッチ568をオンする毎に、設定値がデクリメントされる。そして、記憶スイッチ564をオンすると、表示されている設定項目について、表示されている設定値に設定され、その設定値がメモリー74に記憶されるとともに、設定項目が、次の設定項目に切り替わり、表示部69に該設定項目およびその設定値が表示される。
【0144】
制御手段71は、これらの設定値から、図9の計算項目一覧に記載されている項目(計算項目)、すなわち、透析時間および総透析液量の理論値をそれぞれ算出し、メモリー74に記憶する。
【0145】
再度、治療スイッチ563をオンすると、通常モードに設定され、スタンバイ状態に戻る(S106)。
【0146】
ここで、治療設定確認スイッチ562をオンすると、前述した各設定項目の設定値および各計算項目の理論値をそれぞれ確認することができる。
【0147】
すなわち、治療設定確認スイッチ562をオンすると、表示部69に、治療パターンが表示される。そして、再度、治療設定確認スイッチ562をオンすると、表示が切り替わり、表示部69に、初期排液量が表示される。
【0148】
以下、前記と同様に、治療設定確認スイッチ562をオンする毎に、表示が切り替わる。この場合、前記初期排液量の後は、注液量、貯留時間、サイクル数、最終注液量、最終濃度変更、透析時間および総透析液量が順次表示される。そして、治療設定確認スイッチ562をオンしてから60秒経過すると、元の表示に戻る。
【0149】
スタンバイ状態において開始スイッチ551をオンすると、透析処理が行われる(S109)。
【0150】
この場合、開始スイッチ551をオンすると、まず、プライミング(S201)が行われる。プライミングが終了すると、表示部69に、「プライミング カンリョウ」と表示される。
【0151】
次いで、開始スイッチ551をオンすると、予め設定されている治療条件に応じて、初期排液(S202)、注液(S203)、貯留(S204)、排液(S205)および最終注液(S206)のうちの所定の動作がなされる。
【0152】
図9に示す治療設定例の場合には、図9中下側のグラフに示すように、注液(S203)、貯留(S204)および排液(S205)のサイクルを5回繰り返す。
【0153】
そして、再排液モードに設定されている場合には、最後の排液(図9に示す治療設定例では5回目の排液)が終了した後に、開始スイッチ551をオンすると、再度、残液の排液(S205)が行われる。
【0154】
なお、腹膜透析装置1の動作中は、開始ランプ554が点滅し、腹膜透析装置1が停止すると、開始ランプ554が消灯するとともに、停止ランプ555が点灯する。
【0155】
以下、前記初期排液(S202)、注液(S203)、貯留(S204)、排液(S205)および最終注液(S206)の際の動作をそれぞれ説明する。
【0156】
透析処理では、圧力センサー91によりバッグ収納部52内の圧力が検出され、この圧力センサー91からの信号(圧力情報)は、ポンプ制御回路88に入力され、さらにポンプ制御回路88から制御手段71に入力される。
【0157】
また、秤79により加温用透析液バッグ5およびリザーバーバッグ8の重量が検出される。この場合、秤79からの信号は、重量計測回路81に入力され、重量計測回路81は、前記信号に基づいて、加温用透析液バッグ5およびリザーバーバッグ8の重量を計測する。この加温用透析液バッグ5およびリザーバーバッグ8の重量情報は、制御手段71に入力される。なお、前記秤79および重量計測回路81により、送液量を検出する送液量検出手段が構成される。
【0158】
また、温度センサー82および83によりヒーター78および加温用透析液バッグ5の温度が、それぞれ検出される。この場合、温度センサー82および83からの信号は、それぞれ温度計測回路84に入力され、温度計測回路84は、前記信号に基づいて、ヒーター78および加温用透析液バッグ5の温度をそれぞれ計測する。これらヒーター78および加温用透析液バッグ5の温度情報は、それぞれ制御手段71に入力される。
【0159】
また、漏液センサー85によりバッグ収納部52内における液漏れが検出され、この漏液センサー85からの信号は、漏液検出回路86に入力され、この漏液検出回路86からの液漏れの情報が、制御手段71に入力される。
【0160】
制御手段71は、前記秤79および圧力センサー91からの情報等に基づいて、各クランプ570の作動(開閉動作)と、エアーポンプ・リークバルブ89のエアーポンプおよびリークバルブの作動とをそれぞれ制御し、透析液回路3の各流路内の液流通状態を所望に設定する(透析液回路3中の流路を切り替える)とともに、温度センサー82、83からの情報に基づいて、ヒーター78の作動を制御し、加温用透析液バッグ5内の透析液の温度を設定温度付近に維持する。
【0161】
前記注液(S203)または最終注液(S206)の際は、透析液がチューブ15から17へ流れるように、クランプモーター93の駆動を制御し、所定のクランプ570を開く。そして、エアーポンプ・リークバルブ89の駆動を制御し、バッグ収納部52内の圧力を加圧状態にする。これにより、加温用透析液バッグ5内の圧力が上昇し、加温用透析液バッグ5内の加温された透析液が、チューブ16、15、17、トランスファーチューブ18およびカテーテルチューブ19を通って、患者300の腹膜内に注入される。
【0162】
患者300への透析液の注入に際しては、例えば以下のようにして透析液の流量を制御することができる。秤79により加温用透析液バッグ5の総重量を単位時間毎に検出し、その減少率から単位時間当たりの加温用透析液バッグ5からの透析液流出量(=透析液注入量)を求め、この流出量が予め設定された設定流出量と等しくなるようにバッグ収納部52内の圧力を調整する。この場合、圧力センサー91の検出値に基づいて、バッグ収納部52内の圧力が、予め設定された上限値を超えないよう制御することもできる。また、透析液の加温用透析液バッグ5からの流出が定常状態に達したときは、前述したように、圧力センサー91の検出値に基づいて、バッグ収納部52内の圧力を一定に保持するよう調整することもできる。このような圧力調整は、例えばリークバルブの開閉により行う。
【0163】
秤79により検出された加温用透析液バッグ5の透析液流出量が、予め設定された透析液の1回の注入量(目標注入量)に相当する重量に到達したか否かを判断し、これに到達したら、クランプモーター93の駆動を制御し、すべてのクランプ570を閉じ、エアーポンプを停止し、リークバルブを開状態とする。これにより、バッグ収納部52内は、大気圧に復帰する。
【0164】
また、前記貯留(S204)の際は、クランプモーター93の駆動を制御し、すべてのクランプ570を閉じ、この状態で所定時間(例えば、30〜600分程度)経過する。
【0165】
この貯留中に、透析液がチューブ14から15へ流れるように、クランプモーター93の駆動を制御し、所定のクランプ570を開く。また、必要に応じて、透析液がチューブ13から15へ流れるように、クランプモーター93の駆動を制御し、所定のクランプ570を開く。そして、エアーポンプ・リークバルブ89の駆動を制御し、バッグ収納部52内の圧力を減圧状態にする。これにより、加温用透析液バッグ5内の圧力が低下し、各透析液バッグ4a〜4d内の透析液が、チューブ11、12、14、15および16を通って、加温用透析液バッグ5内に導入される。また、必要に応じて、透析液バッグ4e内の透析液が、チューブ11、13、15および16を通って、加温用透析液バッグ5内に導入される。
【0166】
加温用透析液バッグ5への透析液の導入に際しては、例えば以下のようにして透析液の流量を制御することができる。秤79により加温用透析液バッグ5の総重量を単位時間毎に検出し、その増加率から単位時間当たりの加温用透析液バッグ5への透析液流入量を求め、この流入量が予め設定された設定流入量と等しくなるようにバッグ収納部52内の圧力を調整する。この場合、圧力センサー91の検出値に基づいて、バッグ収納部52内の圧力が、予め設定された下限値を超えないよう制御することもできる。また、透析液の加温用透析液バッグ5への流入が定常状態に達したときは、前述したように、圧力センサー91の検出値に基づいて、バッグ収納部52内の圧力を一定に保持するよう調整することもできる。このような圧力調整は、例えばリークバルブの開閉により行う。
【0167】
秤79により検出された加温用透析液バッグ5の総重量(透析液流出量)が、予め設定された透析液の1回の注入量(目標注入量)が導入されたときの重量(設定重量)に到達したか否かを判断し、これに到達したら、クランプモーター93の駆動を制御し、すべてのクランプ570を閉じ、エアーポンプを停止し、リークバルブを開状態とする。これにより、バッグ収納部52内は、大気圧に復帰する。
【0168】
次いで、ヒーター78の駆動を制御して、加温用透析液バッグ5内の透析液を予め設定された所定の温度に加温する。このとき、前述したように、温度センサー82、83にて検出された温度情報に基づいて、加温用透析液バッグ5内の透析液の温度が前記設定温度付近に維持されるように、ヒーター制御回路76により、ヒーター78の駆動を制御する(ヒーター78のオン・オフの制御または出力(発熱量)の制御を行う)。なお、サーモスイッチ77はヒータ制御回路76の過昇防止用として設けられている。
【0169】
また、前記排液(S205)または初期排液(S202)の際は、排液がチューブ17から21へ流れるように、クランプモーター93の駆動を制御し、所定のクランプ570を開く。そして、エアーポンプ・リークバルブ89の駆動を制御し、バッグ収納部52内の圧力を減圧状態にする。これにより、リザーバーバッグ8内の圧力が低下し、患者300内の排液が、カテーテルチューブ19、トランスファーチューブ18、チューブ17および21を通って、リザーバーバッグ8内に導入される。
【0170】
リザーバーバッグ8への排液の導入に際しては、例えば以下のようにして排液の流量を制御することができる。秤79によりリザーバーバッグ8の総重量を単位時間毎に検出し、その増加率から単位時間当たりのリザーバーバッグ8への排液流入量を求め、この流入量が予め設定された設定流入量と等しくなるようにバッグ収納部52内の圧力を調整する。この場合、圧力センサー91の検出値に基づいて、バッグ収納部52内の圧力が、予め設定された下限値を超えないよう制御することもできる。また、排液のリザーバーバッグ8への流入が定常状態に達したときは、前述したように、圧力センサー91の検出値に基づいて、バッグ収納部52内の圧力を一定に保持するよう調整することもできる。このような圧力調整は、例えばリークバルブの開閉により行う。
【0171】
秤79により検出されたリザーバーバッグ8の総重量が、予め設定された重量(設定重量)に到達したか否かを判断し、これに到達したら、クランプモーター93の駆動を制御し、すべてのクランプ570を閉じ、エアーポンプを停止し、リークバルブを開状態とする。これにより、バッグ収納部52内は、大気圧に復帰する。
【0172】
次いで、排液がチューブ21から23へ流れるように、クランプモーター93の駆動を制御し、所定のクランプ570を開く。そして、エアーポンプ・リークバルブ89の駆動を制御し、バッグ収納部52内の圧力を加圧状態にする。これにより、リザーバーバッグ8内の圧力が上昇し、リザーバーバッグ8内の排液が、チューブ21、23および22を通って、排液バッグ9a〜9d内に導入、回収される。
【0173】
排液バッグ9a〜9dへの排液の回収に際しては、例えば以下のようにして排液の流量を制御することができる。秤79によりリザーバーバッグ8の総重量を単位時間毎に検出し、その減少率から単位時間当たりのリザーバーバッグ8からの排液流出量を求め、この流出量が予め設定された設定流出量と等しくなるようにバッグ収納部52内の圧力を調整する。この場合、圧力センサー91の検出値に基づいて、バッグ収納部52内の圧力が、予め設定された上限値を超えないよう制御することもできる。また、排液のリザーバーバッグ8からの流出が定常状態に達したときは、前述したように、圧力センサー91の検出値に基づいて、バッグ収納部52内の圧力を一定に保持するよう調整することもできる。このような圧力調整は、例えばリークバルブの開閉により行う。
【0174】
秤79により検出されたリザーバーバッグ8の総重量が、予め設定された排液残量(例えば、リザーバーバッグ8内の排液残量が0)に相当する重量に到達したか否かを判断し、これに到達したら、クランプモーター93の駆動を制御し、すべてのクランプ570を閉じ、エアーポンプを停止し、リークバルブを開状態とする。これにより、バッグ収納部52内は、大気圧に復帰する。
【0175】
また、リザーバーバッグ8への排液の導入および排液バッグへの移送を患者300からの排液の流入がなくなるまで(所定の重量変化量)繰り返す。
【0176】
治療(透析)中は、通常表示が行われる。この場合、現在の工程、現在のサイクル数、現在の年月日、現在の時刻等が、表示部69に表示される。
【0177】
また、この腹膜透析装置1では、治療中に、透析状態を確認することができる。すなわち、治療中に、レポートスイッチ552をオンすると、表示部69に、総注液量、総排液量、再排液量、平均貯留時間、各サイクル毎の注液量、各サイクル毎の排液量、各サイクル毎の除水量、各サイクル毎の貯留時間、残り貯留時間および残り透析時間のうちの予め選択されている項目と、初期排液量と、注液量と、排液量と、総除水量と、最終注液量とが表示される。
【0178】
具体的には、治療中にレポートスイッチ552をオンすると、まず、表示部69に、初期排液量が表示される。初期排液中は、排液されている量が表示され、初期排液後は、初期排液された量が表示される。
【0179】
再度、レポートスイッチ552をオンすると、表示が切り替わり、表示部69に、注液量が表示される。注液中は、今回のサイクルで注液されている量が表示され、注液中以外は、今回のサイクルで注液された量が表示される。
【0180】
再度、レポートスイッチ552をオンすると、表示が切り替わり、表示部69に、排液量が表示される。排液中は、今回のサイクルで排液されている量が表示され、排液中以外は、前回のサイクルで排液された量が表示される。
【0181】
再度、レポートスイッチ552をオンすると、表示が切り替わり、表示部69に、総除水量(前回のサイクルまでに除水された総量)が表示される。
【0182】
以下、前記と同様に、レポートスイッチ552をオンする毎に、表示が切り替わる。この場合、前記総除水量の後は、最終注液量と、総注液量、総排液量、再排液量、平均貯留時間、各サイクル毎の注液量、各サイクル毎の排液量、各サイクル毎の除水量、各サイクル毎の貯留時間、残り貯留時間および残り透析時間のうちの予め選択されている項目とが、順次表示される。
【0183】
この腹膜透析装置1では、レポートスイッチ552をオンしてから60秒経過すると、前述した通常表示に戻る。
【0184】
治療、すなわち透析が終了すると、終了処理が行われる(S113)。
この場合、透析液バッグ内に残存した透析液の排液バッグへの移送を行うか否かを手動で選択し得る手動モードに設定されている場合には、開始スイッチ551をオンすると、残存した透析液の排出処理(余った透析液の排出処理)が行われる(S114)。この排出処理では、表示部69に、「アマッタトウセキエキノハイシュツ」と表示され、透析液バッグ4a〜4eおよび各チューブ内に残存した透析液が、排液バッグ9a〜9dに移送、回収される。
【0185】
また、透析液バッグ内に残存した透析液の排液バッグへの移送を透析終了後に自動的に行う自動モードに設定されている場合には、治療、すなわち透析が終了すると、表示部69に、「アマッタトウセキエキノハイシュツ」と表示され、透析液バッグ4a〜4eおよび各チューブ内に残存した透析液が、排液バッグ9a〜9dに移送、回収される。
【0186】
前記残存した透析液の排出処理が終了すると、表示部69に、「チリョウシュウリョウ クランプヲスベテトジ、テイシヲオス」と表示される(S113)。
【0187】
この腹膜透析装置1では、治療終了後に、透析結果を確認することができる。すなわち、治療終了後に、レポートスイッチ552をオンすると、表示部69に、総注液量、総排液量、再排液量、平均貯留時間、各サイクル毎の注液量、各サイクル毎の排液量、各サイクル毎の除水量、各サイクル毎の貯留時間、残り貯留時間および残り透析時間のうちの予め選択されている項目と、初期排液量と、総除水量と、最終注液量とが表示される。
【0188】
具体的には、レポートスイッチ552をオンすると、まず、表示部69に、初期排液量が表示される。
【0189】
再度、レポートスイッチ552をオンすると、表示が切り替わり、表示部69に、総除水量が表示される。
【0190】
以下、前記と同様に、レポートスイッチ552をオンする毎に、表示が切り替わる。この場合、前記総除水量の後は、最終注液量と、総注液量、総排液量、再排液量、平均貯留時間、各サイクル毎の注液量、各サイクル毎の排液量、各サイクル毎の除水量、各サイクル毎の貯留時間、残り貯留時間および残り透析時間のうちの予め選択されている項目とが、順次表示される。
【0191】
なお、表示項目を選択することができるので、表示が煩雑となるのを回避し、必要な項目のみを表示することができる。
【0192】
この腹膜透析装置1では、停止スイッチ553をオンするまでは、前記の表示がなされ、停止スイッチ553をオンすると、表示部69に、「クランプドウサチュウ」と表示され、クランプ部57のすべてのクランプ570が閉じる。そして、このクランプ動作が完了すると、表示部69に、「カセットヲ ハズス」と表示される。
【0193】
また、この腹膜透析装置1では、治療を一時停止(一時中断)することができる。
【0194】
治療中に、停止スイッチ553をオンすると、一時停止処理が行われる(S112)。
【0195】
この一時停止処理では、表示部69に、「クランプドウサチュウ」と表示され、クランプ部57のすべてのクランプ570が閉じる。そして、このクランプ動作が完了すると、表示部69に、「テイシチュウ」と表示される。
【0196】
開始スイッチ551をオンすると、治療が再開される(S109)。この場合、前記治療は、停止する直前に実行されていた工程から続行される。
【0197】
また、制御手段71は、秤79および重量計測回路81により検出された送液量等に基づいて、送液の正常・異常を判断する。そして、異常と判断された場合、すなわち異常が生じた場合には、エラー処理が行われる(S111)。
【0198】
このエラー処理では、警報ランプ556の点灯と、表示部69へのアラーム(警報)表示とを行い、クランプ部57のすべてのクランプ570を閉じるとともに、バッグ収納部52内を大気圧状態に復帰させ、送液を停止する。これにより、透析における安全性が確保される。
【0199】
例えば、前述した加温用透析液バッグ5、リザーバーバッグ8の重量検出の結果、加温用透析液バッグ5からの透析液流出量が急激に減少した場合、または所定時間経過しても加温用透析液バッグ5内の透析液が予め設定された透析液残量に到達しない場合や、リザーバーバッグ8への排液流入量が急激に減少した場合、または所定時間経過してもリザーバーバッグ84内の排液が予め設定された目標排液量に到達しない場合には、例えばチューブ17やトランスファーチューブ18の閉塞等の異常事態が発生したものと判断し、すべてのクランプ570を閉じるとともに、バッグ収納部52内を大気圧状態に復帰させる。
【0200】
そして、この異常事態を報知するために、警告を発する。すなわち、警報ランプ556を点灯するとともに、表示部69ヘの表示を行う。この場合、表示部69には、現在の工程(異常が生じた時の工程)と、エラーに対応するアラームの内容と、現在までのサイクル数と、Aタイプ/Bタイプの別とが表示される。なお、前記表示部69により、送液に関する情報を報知する報知手段が構成される。
【0201】
ここで、本実施例では、送液の正常・異常の判断は、秤79により検出された送液量と、しきい値とを比較して行われる。すなわち、秤79により検出された送液量がしきい値以下の場合には、異常事態と判断され、前記エラー処理が行われる。
【0202】
前記送液量としては、例えば、注液量、排液量、初期排液量、最終注液量、初期注液量、タイダール量等が挙げられる。
【0203】
前記エラー状態において、開始スイッチ551をオンすると、治療が再開される。この場合、前記治療は、停止する直前に実行されていた工程から続行される。
【0204】
また、初期排液量が基準値以下に設定されている場合、本実施例では、初期排液量がその設定値(送液量の設定値)の最小単位に設定されている場合(送液量の設定値の最小単位が50mL(大人用)に設定されているときは、初期排液量が50mLに設定されている場合、送液量の設定値の最小単位が10mL(小児用)に設定されているときは、初期排液量が10mLに設定されている場合)には、初期排液に関し、エラー処理(警報ランプ556の点灯、表示部69へのアラーム表示、すべてのクランプ570を閉じて送液を停止すること等)を禁止する。
【0205】
これにより、この腹膜透析装置1では、初期排液量が分からない場合、特に、初期排液量が少なく、かつ初期排液量が分からない場合でも、初期排液量をその設定値の最小単位に設定することにより、透析液の交換、すなわち、初期排液から注液への移行を円滑に行うことができる。
【0206】
また、この腹膜透析装置1では、前述したように、停電検出回路102により停電の検出が行われている。
【0207】
停電になると、電源トランス97から停電検出回路102への印加電圧が0となり、停電検出回路102からの信号が、制御手段71および安全回路103にそれぞれ入力される。この場合、制御手段71は、バッテリー101から電力が供給されるように、図示しない所定のスイッチを切り替えるとともに、停電処理を実行する(S110)。
【0208】
停電処理では、安全回路103は、クランプ制御回路92、ポンプ制御回路88およびヒータ制御回路76により、すべてのクランプ570を閉じ、バッグ収納部52内を大気圧状態に復帰させるとともに、ヒーター78を停止させる。そして、この状態で待機する。
【0209】
予め設定されている待機時間(例えば、1〜30分程度)内に停電から復帰した場合には、治療が再開される。この場合、前記治療は、停止する直前に実行されていた工程から続行される。
【0210】
また、予め設定されている待機時間を経過しても停電している場合には、前述したエラー処理が行われる(S111)。
【0211】
前述したエラー状態または一時停止状態(待機状態)で、停止スイッチ553を例えば5秒以上オンすると、治療を強制的に終了(中止)し、表示部69には、「チリョウチュウシ」と表示される。
【0212】
そして、前述したように、レポートスイッチ552をオンする毎に、初期排液量と、総除水量と、最終注液量と、予め選択されている項目とが順次表示される。
【0213】
前述したように、停止スイッチ553をオンすると、「クランプドウサチュウ」と表示され、クランプ部57のすべてのクランプ570が閉じる。そして、このクランプ動作が完了すると、表示部69に、「カセットヲ ハズス」と表示される。
電源スイッチ63をオフすると、電源がオフの状態になる(S101)。
【0214】
以上説明したように、腹膜透析装置1によれば、腹膜透析の開始から終了までを自動的に行うことができるので、例えば、就寝中に患者が起きて流路の切り替えを行うといった手間がかからない。
【0215】
また、総注液量、総排液量、再排液量、平均貯留時間、各サイクル毎の注液量、各サイクル毎の排液量、各サイクル毎の除水量、各サイクル毎の貯留時間、残り貯留時間および残り透析時間のうちの予め選択されている項目と、初期排液量と、総除水量と、最終注液量とを表示することができるので、透析の結果を容易に把握することができる。この場合、表示項目を選択することができるので、表示が煩雑となるのを回避し、必要な項目のみを表示することができる。
【0216】
また、透析液バッグ内に残存した透析液の排液バッグへの移送を透析終了後に自動的に行うことができる自動モードと、透析液バッグ内に残存した透析液の排液バッグへの移送を行うか否かを手動で選択し得る手動モードとに設定可能であるので、汎用性が広い。
【0217】
また、再排液モードに設定可能であるので、より高い治療効果が得られる。
また、送液量の設定値の最小単位を変更、すなわち、10mL/50mLに設定することができるので、各透析条件を細かく、適正値に設定することができ、これにより最適な治療を行うことができる。
【0218】
また、異常が生じた場合には、エラー処理が行われ、停電の場合には、停電処理が行われるので、安全性が高い。
【0219】
また、患者300への透析液の注液および患者300からの排液の回収の際の液移送を、それぞれ、加温用透析液バッグ5の雰囲気の加圧およびリザーバーバッグ8の雰囲気の減圧により行うため、液流通を得るための落差を確保する必要がなく、患者の就寝位置(高さ)を自由に選択することができる。
【0220】
また、透析液バッグおよび排液バッグの双方に患者の就寝位置からの落差を確保する必要がないため、装置の小型化が図れ、就寝中に誤って装置を転倒させるという事故も防止できる。
【0221】
以上、本発明の腹膜透析装置を、図示の構成例に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。
【0222】
例えば、本発明では、送液異常の報知が、音声やブザーで行われるように構成されていてもよい。
【0223】
また、本発明では、送液手段は、例えば、ローラーポンプで構成されていてもよい。
【0224】
また、本発明では、透析液回路のパターン、すなわち、チューブの接続関係や、バッグの数は、図示のものに限定されない。
【0225】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の腹膜透析装置によれば、表示項目を選択することができるので、表示が煩雑となるのを回避し、必要な項目のみを表示することができるとともに、操作が簡素化される。
【0226】
そして、停電が生じた際には、適正かつ安全に装置を停止し、また、治療を再開することもできる。
【0227】
また、透析液容器内に残存した透析液の排液回収容器への移送を透析終了後に自動的に行う自動モードと、前記移送を行うか否かを手動で選択し得る手動モードとに設定可能であるので、汎用性が広い。
【0228】
また、最後の排液終了後に再度、残液の排液を行うことが可能な再排液モードに設定可能であるので、より高い治療効果が得られる。
【0229】
また、送液量の設定値の最小単位を変更し得るので、透析条件を適正値に設定することができ、これにより最適な治療を行うことができる。
【0230】
また、送液量検出手段により検出された送液量に基づいて、送液の異常を検出し、送液の停止や、送液異常の報知を行うよう構成されているので、安全性が高い。
【0231】
また、初期排液量が基準値以下に設定されている場合には、初期排液に関し、送液の停止や、送液異常の報知を禁止するよう構成されているので初期排液量が少量でわからない場合にも、治療を円滑に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の腹膜透析装置の構成例を模式的に示す斜視図である。
【図2】図1に示す腹膜透析装置の透析液回路を示す図である。
【図3】図1に示す腹膜透析装置の透析装置本体を示す斜視図である。
【図4】図1に示す腹膜透析装置の透析装置本体(フロントドアを開けた状態)を示す正面図である。
【図5】図1に示す腹膜透析装置の操作パネルを示す正面図である。
【図6】図1に示す腹膜透析装置の設定パネルを示す正面図である。
【図7】図1に示す腹膜透析装置の透析装置本体の回路構成を示すブロック図である。
【図8】図1に示す腹膜透析装置の状態推移図である。
【図9】本発明において、Aタイプ・NPDパターンにおける治療条件の設定例およびこの設定における腹膜透析装置の動作を示す図(表およびグラフ)である。
【符号の説明】
1 腹膜透析装置
2 透析装置本体
3 透析液回路
4a〜4e 透析液バッグ
5 加温用透析液バッグ
6 トランスファーチューブセット
7 カセット
70 チューブ押圧部材
8 リザーバーバッグ
9a〜9d 排液バッグ
11〜17 チューブ
18 トランスファーチューブ
19 カテーテルチューブ
21〜23 チューブ
31〜33 コネクタ
34 ジョイント
35〜38 クレンメ
39 ローラクランプ
41〜46 分岐コネクタ
51 ケーシング
52 バッグ収納部
53 蓋
54 蓋ロックレバー
55 操作パネル
551 開始スイッチ
552 レポートスイッチ
553 停止スイッチ
554 開始ランプ
555 停止ランプ
556 警報ランプ
557 カセットランプ
558 バッグ収納部蓋ランプ
559 注液適温ランプ
56 設定パネル
561 照度調整スイッチ
562 治療設定確認スイッチ
563 治療スイッチ
564 記憶スイッチ
565 時刻スイッチ
566 排液パススイッチ
567 プラススイッチ
568 マイナススイッチ
57 クランプ部
570 クランプ
58 設定パネルカバー
59 フロントドア
61 ドアレバー
62 セーフティーレバー
63 電源スイッチ
64 加温トレイ
65 仕切板
66 フック
67 チューブ溝
68 キャップホルダー
69 表示部
71 制御手段
72 操作部
73 ランプ駆動回路
74 メモリー
75 リアルタイムクロック
76 ヒーター制御回路
77 サーモスイッチ
78 ヒーター
79 秤
81 重量計測回路
82 温度センサー(ヒーター用)
83 温度センサー(バッグ用)
84 温度計測回路
85 漏液回路
86 漏液検出回路
87 ドアロック検出センサー
88 ポンプ制御回路
89 エアーポンプ・リークバルブ
91 圧力センサー
92 クランプ制御回路
93 クランプモーター
94 クランプ位置検出センサー
95 カセット検出センサー
96 ドアロック検出センサー
97 電源トランス
98 電源回路
99 充電回路
101 バッテリー
102 停電検出回路
103 安全回路
104 電源
300 患者

Claims (6)

  1. 透析液が充填された少なくとも一つの透析液容器と、透析液を回収する少なくとも一つの排液回収容器とを含む透析液回路と、
    前記透析液容器を起点とし、または、前記排液回収容器を終点として、透析液を送液する送液手段と、
    透析に関する条件を表示する表示手段と、
    前記透析液回路中の流路を切り替えるクランプ部と、
    透析液を加温するヒーターと、
    停電の検出を行う停電検出回路と、
    バッテリーとを有し、
    患者側に透析液を供給するとともに、その排液を回収するよう作動する腹膜透析装置であって、
    前記停電検出回路により停電となったことが検出されると、前記バッテリーから電力が供給されるとともに、停電処理を実行するよう構成されており、
    前記停電処理は、前記クランプ部の全てのクランプを閉じて前記透析液回路内の液流を遮断しかつ前記ヒーターを停止する動作を含むものであることを特徴とする腹膜透析装置。
  2. 前記透析液回路は、透析液を一時的に貯留するとともに貯留された透析液を前記ヒーターにより加温する加温用透析液バッグと、透析液の排液を一時的に貯留するリザーバーバッグとを備え、
    前記送液手段は、前記加温用透析液バッグおよび前記リザーバーバッグを収納するバッグ収納部の雰囲気を減圧状態および加圧状態とし得る減圧・加圧装置で構成されている請求項1に記載の腹膜透析装置。
  3. 前記停電処理は、前記バッグ収納部を大気圧状態にする動作を含む請求項2に記載の腹膜透析装置。
  4. 予め設定されている待機時間内に停電から復帰した場合には、停電直前に実行されていた工程から再開する請求項1ないし3のいずれかに記載の腹膜透析装置。
  5. 予め設定されている待機時間を経過しても停電している場合には、エラー処理が行われる請求項1ないし4のいずれかに記載の腹膜透析装置。
  6. エラー状態または一時停止状態のときに、停止スイッチを所定秒オンすることにより、強制的に治療を終了する請求項1ないし5のいずれかに記載の腹膜透析装置。
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