JP2019176915A - 歯ブラシホルダ及び洗面化粧台用キャビネット - Google Patents

歯ブラシホルダ及び洗面化粧台用キャビネット Download PDF

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Mika Kato
美香 加藤
隆之 庄司
Takayuki Shoji
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Abstract

【課題】複数本の歯ブラシを、美観を損なわず衛生的に並べて保持できるようにする。【解決手段】歯ブラシホルダ20は、ヘッド部43A,43Cを上向きにした歯ブラシ40A,40Cの棒状本体41A,41Cを水平方向への変位規制状態で保持可能であり、水平に並ぶように配された複数の保持溝22(保持部)と、複数の保持溝22の下方に配され、棒状本体41A,41Cを下から支える第1受け部材30及び第2受け部材35と、両受け部材30,35を個別に高さ調節可能に支持する高さ調節部(左側板部26L,右側板部26R,仕切板部27)とを備えている。【選択図】図2

Description

本発明は、歯ブラシホルダ及び洗面化粧台用キャビネットに関する。
特許文献1には、キャビネット内に、複数本の歯ブラシを立てた状態で並べて保持する歯ブラシホルダが開示されている。歯ブラシホルダは、キャビネットの支持板から突出する複数の仕切板と、これら複数の仕切板の突出端同士を連結する支持バーとを備えている。キャビネットの支持板と支持バーとの間には、仕切板によって区画された複数の貫通形態の保持部が形成されている。各保持部に歯ブラシの棒状本体を上側から差し入れると、棒状本体の下端がキャビネットの底板により下側から支持され、棒状本体が保持部に引っ掛かることによって、歯ブラシが起立した状態で保持される。
特開平08−215081号公報
上記の歯ブラシホルダは、全ての歯ブラシを水平な底板に載置した状態で支えている。そのため、長さの異なる大人用と子供用の歯ブラシを歯ブラシホルダに並べると、棒状本体の上端部に植毛された刷毛の高さが不揃いとなり、美観が低下する。これを回避する手段としては、刷毛の下端部を保持部の上端に引っ掛けて、歯ブラシを保持部からぶら下げる形態とする方法が考えられる。しかし、刷毛は、口腔内に入れる部位であるから、衛生面において問題がある。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、複数本の歯ブラシを、美観を損なわず衛生的に並べて保持できるようにすることを解決すべき課題としている。
第1の発明の歯ブラシホルダは、
ヘッド部を上向きにした歯ブラシの棒状本体を水平方向への変位規制状態で保持可能であり、水平に並ぶように配された複数の保持部と、
前記複数の保持部の下方に配され、前記棒状本体を下から支える複数の受け部材と、
前記複数の受け部材を個別に高さ調節可能に支持する高さ調節部とを備えていることを特徴とする。
第2の発明の洗面化粧台用キャビネットは、
内部に収納空間が形成されたキャビネット本体と、
前記収納空間を構成する左右両内側壁に形成され、上下方向に所定の間隔を空けた複数の溝部と、
前記収納空間内に収容された歯ブラシホルダとを備え、
前記ハウジングホルダは、
ヘッド部を上向きにした歯ブラシの棒状本体を水平方向への変位規制状態で保持可能であり、水平に並ぶように配された複数の保持部と、
前記複数の保持部の下方に配され、前記棒状本体を下から支える複数の受け部材と、
前記複数の受け部材を個別に高さ調節可能に支持する高さ調節部と、
前記溝部に嵌合可能なリブとを備えていることを特徴とする。
各棒状本体の長さに応じて複数の受け部材の高さを調節すれば、ヘッド部を保持部に接触させることなく、ヘッド部の高さを揃えた状態で複数本の歯ブラシを並べて保持することができる。本発明の歯ブラシホルダによれば、複数本の歯ブラシを、美観を損なわず衛生的に立てて並べて保持することができる。
実施例1の歯ブラシホルダが取り付けられる洗面化粧台のキャビネットの斜視図 歯ブラシホルダをキャビネットに取り付けた状態の正面図 保持部材の斜視図 第1受け部材の斜視図 第2受け部材の斜視図 実施例2の歯ブラシホルダをキャビネットに取り付けた状態の正面図
本発明は、前記受け部材の下方に、載置部が間隔を空けて設けられていてもよい。この構成によれば、受け部材と載置部との間の空間を収納スペースとして有効利用できる。
本発明は、前記受け部材に複数の貫通孔が形成されていてもよい。この構成によれば、濡れた歯ブラシを受け部材に載せると、棒状本体を伝って受け部材に流れた水は、貫通孔から受け部材の下方へ落下するので、受け部材の上面に水が残ったままにならず衛生的である。
本発明は、前記受け部材は、前記貫通孔を通過した水分を受ける水受け皿を有していてもよい。この構成によれば、歯ブラシから受け部材へ伝い流れた水が、受け部材の下方に置かれている物品を濡らす虞がない。
本発明は、前記複数の保持部が1つの保持部材に形成され、前記高さ調節部が、前記保持部材とは別体の調節部材に形成されていてもよい。この構成によれば、保持部材と調節部材を別体部品としたことにより、保持部と高さ調節部の洗浄を行い易い。
本発明は、洗面化粧台を構成するキャビネット内の溝部に嵌合可能なリブを有していてもよい。この構成によれば、歯ブラシホルダを洗面化粧台のキャビネット内に取り付けることができる。
<実施例1>
以下、本発明を具体化した実施例1を図1〜図5を参照して説明する。図1に示すのは、本実施例1の歯ブラシホルダ20が収容されたキャビネット11(洗面化粧台用キャビネット)の斜視図である。キャビネット11は、洗面化粧台10を構成するものであり、洗面ボウル(図示省略)の上方において壁面(図示省略)に固定されている。キャビネット11は、キャビネット本体12と歯ブラシホルダ20とを備えて構成されている。
キャビネット本体12内には、ミラー付き扉15によって開閉される縦長の収納空間13が形成されており、歯ブラシホルダ20はキャビネット本体12(収納空間13)内に取り付けられている。収納空間13を構成する左右両内側壁には、上下方向に所定の間隔を空けた複数の溝部14が形成されている。これらの溝部14は、歯ブラシホルダ20をキャビネット本体12(収納空間13)に組み付けるための組み付け手段として機能する。
歯ブラシホルダ20は、2本の大人用歯ブラシ40A(請求項に記載の歯ブラシ)と2本の小人用歯ブラシ40C(請求項に記載の歯ブラシ)を保持することができる。歯ブラシ40A,40Cは棒状本体41A,41Cと刷毛45A,45Cとを有する。棒状本体41A,41Cの基端側部分は手で掴むためのハンドル部42A,42Cとなっており、棒状本体41A,41Cの先端部は、刷毛45A,45Cが植毛されたヘッド部43A,43Cとなっている。ハンドル部42A,42Cとヘッド部43A,43Cはネック部44A,44Cで繋がっている。大人用歯ブラシ40Aの棒状本体41Aの長さは小人用歯ブラシ40Cの棒状本体41Cよりも長く、大人用歯ブラシ40Aのヘッド部43Aの長さも小人用歯ブラシ40Cのヘッド部43Cよりも長い。
歯ブラシホルダ20は、1つの保持部材21と、保持部材21とは別体部品である1つの調節部材24と、保持部材21及び調節部材24とは別体部品である第1受け部材30(請求項に記載の受け部材)と、保持部材21、調節部材24及び第1受け部材30とは別体部品である第2受け部材35(請求項に記載の受け部材)とを備えて構成されている。
保持部材21は、左右方向に細長い板状をなす。保持部材21には、左右に所定ピッチで配された複数(本実施例1では4つ)の保持溝22(請求項に記載の保持部)が形成されている。保持溝22は、保持部材21の一部を切欠した形態であり、保持部材21の上面と下面と正面に開放された形態である。各保持溝22には、保持部材21の正面側から歯ブラシ40A,40Cのネック部44A,44Cが収容されるようになっている。
保持部材21の左右両端部には、左右一対の上部リブ23(請求項に記載のリブ)が形成されている。左右両上部リブ23を、同じ高さの左右一対の溝部14に嵌合することにより、保持部材21は、キャビネット11の収納空間13内に収容された状態に保持される。収容された保持部材21は、左右両側壁部の間で水平に橋渡された状態となり、4つの保持溝22は、同じ高さで水平に所定間隔を空けて並ぶように配される。上部リブ23は、いずれの溝部14に対しても着脱可能である。したがって、保持部材21の高さは、上部リブ23を嵌合させる溝部14を変更することで任意に調節することができる。
調節部材24は、底板部25(請求項に記載の載置部)と、底板部25の左側縁から上方へ立ち上がる左側板部26L(請求項に記載の高さ調節部)と、底板部25の右側縁から上方へ立ち上がる右側板部26R(請求項に記載の高さ調節部)と、底板部25の左右方向略中央部から左右両側板部26L,26Rと平行に上方へ立ち上がる仕切板部27(請求項に記載の高さ調節部)とを有する単一部材である。
左右両側板部26L,26Rの上端縁部には、夫々、左右方向外方へ突出した形態の下部リブ28(請求項に記載のリブ)が形成されている。左右両下部リブ28を、同じ高さの左右一対の溝部14に嵌合することにより、調節部材24は、保持部材21の下方においてキャビネット11の収納空間13内に収容された状態に保持される。下部リブ28は、いずれの溝部14に対しても着脱可能である。したがって、調節部材24の高さは、下部リブ28を嵌合させる溝部14を変更することで任意に調節することができる。
左側板部26Lのうち仕切板部27と対向する右側面と、仕切板部27のうち左側面と対向する左側面には、上下方向に間隔を空けた複数の調節溝29が形成されている。左側板部26Lの調節溝29と仕切板部27の調節溝29は、同じ高さで左右に対向するもの同士が対をなしている。右側板部26Rのうち仕切板部27と対向する左側面と、仕切板部27のうち右側面と対向する右側面にも、上下方向に間隔を空けた複数の調節溝29が形成されている。右側板部26Rの調節溝29と仕切板部27の調節溝29も、同じ高さで左右に対向するもの同士が対をなしている。
第1受け部材30は、平面視略方形をなす受け板31と、受け板31の下面と間隔を空けて対向するように配された水受け皿33とを一体化した単一部材である。受け板31には、受け板31を上下に貫通する複数の貫通孔32が形成されている。即ち、受け板31は網棚からなる。水受け皿33の左右両側縁には上方へ立ち上がる一対の連結板部34が形成され、連結板部34の上端縁が受け板31の下面に溶接等により固着されている。
第1受け部材30は、左側板部26Lと仕切板部27の対をなす2つの調節溝29に受け板31の左右両側縁部を嵌合させることにより、調節部材24に取り付けられている。取り付けられた第1受け部材30は、保持部材21より低い高さで水平に配され、左側の2つの保持溝22の真下に位置している。受け板31は、いずれの調節溝29に対しても着脱可能である。したがって、第1受け部材30の高さは、受け板31を嵌合させる調節溝29を変更することで任意に調節することができる。
第2受け部材35は、平面視略方形の棚板状をなす。第2受け部材35には、第2受け部材35を上下に貫通する複数の貫通孔32が形成されている。即ち、第2受け部材35は網棚からなる。第2受け部材35は、右側板部26Rと仕切板部27の対をなす2つの調節溝29に第2受け部材35の左右両側縁部を嵌合させることにより、調節部材24に取り付けられている。
取り付けられた第2受け部材35は、保持部材21より低い高さで水平に配され、右側の2つの保持溝22の真下に位置している。第2受け部材35は、いずれの調節溝29に対しても着脱可能である。したがって、第2受け部材35の高さは、第2受け部材35を嵌合させる調節溝29を変更することで任意に調節することができる。
第1受け部材30は、調節部材24の底板部25よりも上方の位置に取り付けられている。したがって、底板部25の上面と第1受け部材30(水受け皿33)の下面との間には、正面側に開放された第1収納スペース37が形成されている。第1受け部材30と同様に、第2受け部材35も、調節部材24の底板部25より上方の位置に取り付けられている。したがって、底板部25の上面と第2受け部材35の下面との間には、正面側に開放された第2収納スペース38が形成されている。
本実施例1の歯ブラシホルダ20の使用形態を説明する。歯ブラシホルダ20のうち向かって左側の領域は小人用歯ブラシ40C用として使用され、左側の2つの保持溝22の下方には第1受け部材30が取り付けられる。小人用歯ブラシ40Cをヘッド部43Cが上向きとなる状態にして、棒状本体41Cの下端を第1受け部材30の上面に載置し、ネック部44Cを保持溝22内に収容すると、小人用歯ブラシ40Cを歯ブラシホルダ20に保持することができる。
小人用歯ブラシ40Cは全長が短いので、第1受け部材30の取付け位置は比較的高い位置に設定する。このとき、保持部材21の上面と第1受け部の上面との高低差は、小人用歯ブラシ40Cの刷毛45Cの下端と棒状本体41Cの下端との高低差よりも小さい寸法とする。このようにすれば、刷毛45Cの下端が保持部材21の上面より上方に位置するので、刷毛45Cが保持部材21に接触することがなく、衛生的である。
歯ブラシホルダ20のうち向かって右側の領域は、大人用歯ブラシ40A用として使用され、右側の2つの保持溝22の下方には第2受け部材35が取り付けられる。大人用歯ブラシ40Aをヘッド部43Aが上向きとなる状態にして、棒状本体41Aの下端を第2受け部材35の上面に載置し、ネック部44Aを保持溝22内に収容すると、大人用歯ブラシ40Aを歯ブラシホルダ20に保持することができる。
大人用歯ブラシ40A(棒状本体41A)は小人用歯ブラシ40C(棒状本体41C)に比べて全長が長いので、第2受け部材35の取付け位置は第1受け部材30よりも低い位置に設定する。このとき、保持部材21の上面と第2受け部の上面との高低差は、大人用歯ブラシ40Aの刷毛45Aの下端と棒状本体41Aの下端との高低差よりも小さい寸法とする。このようにすれば、刷毛45Aの下端が保持部材21の上面より上方に位置するので、刷毛45Aが保持部材21に接触することがなく、衛生的である。
2本の大人用歯ブラシ40Aと2本の小人用歯ブラシ40Cが、ヘッド部43A,43Cを上に向けて立てた姿勢で歯ブラシホルダ20に取り付けられると、4つのヘッド部43A,43C(刷毛45A,45C)が、保持部材21の上方において僅かな隙間を空けて概ね同じ高さに揃って並ぶ。このように4つのヘッド部43A,43Cが概ね同じ高さに揃って並ぶ形態は、意匠性が高く、美観に優れている。
また、第1受け部材30の下面と底板部25の上面との間には第1収納スペース37が確保され、第2受け部材35の下面と底板部25の上面との間には第2収納スペース38が確保されている。水受け皿33を有する第1受け部材30の厚さ寸法は、第2受け部材35の厚さ寸法より大きいので、第1受け部材30を高い位置に取り付けて第1受け部材30で全長の短い小人用歯ブラシ40Cを下から支えるようにすることで、第1収納スペース37の高さを確保した。
一方の第2受け部材35は、第1受け部材30より厚さ寸法が小さいので、全長の長い大人用歯ブラシ40Aを下から支承するために低い位置に取り付けても、第2収納スペース38の高さを確保することができた。この第1収納スペース37と第2収納スペース38には、歯間ブラシ39やコンタクトレンズ(図示省略)等を収納することができる。
本実施例の歯ブラシホルダ20は、ヘッド部43A,43Cを上向きにした歯ブラシ40A,40Cの棒状本体41A,41Cを水平方向への変位規制状態で保持可能であり、水平に並ぶように配された複数(4つ)の保持溝22と、複数の保持溝22の下方に配され、棒状本体41A,41Cを下から支える複数の受け部材(第1受け部材30と第2受け部材35)と、第1受け部材30と第2受け部材35を個別に高さ調節可能に支持する高さ調節部(左側板部26L、右側板部26R及び仕切板部27)とを備えている。
各棒状本体41A,41Cの長さに応じて第1受け部材30と第2受け部材35の高さを調節すれば、ヘッド部43A,43Cを保持溝22(保持部材21)に接触させることなく、ヘッド部43A,43Cの高さを揃えた状態で複数本(4本)の歯ブラシを並べて保持することができる。したがって、本実施例の歯ブラシホルダ20によれば、複数本(4本)の歯ブラシを、美観を損なわず衛生的に立てて並べて保持することができる。
また、第1受け部材30の下方と第2受け部材35の下方には、底板部25が上下方向に間隔を空けて設けられている。この構成によれば、第1受け部材30と底板部25との間の空間を第1収納スペース37として有効利用できるとともに、第2受け部材35と底板部25との間の空間を第2収納スペース38として有効利用できる。
また、第1受け部材30の受け板31には複数の貫通孔32が形成されている。濡れた小人用歯ブラシ40Cを第1受け部材30の受け板31に載せると、棒状本体41Cを伝って受け板31に流れた水は、貫通孔32から受け板31の下方へ落下するので、受け板31の上面に水が残ったままにならず衛生的である。さらに、第1受け部材30は、受け板31の貫通孔32を通過して滴下した水分を受ける水受け皿33を有している。この構成によれば、小人用歯ブラシ40Cから第1受け部材30へ伝い流れた水が、第1受け部材30の下方に置かれている物品を濡らす虞がない。
また、第2受け部材35にも複数の貫通孔36が形成されている。濡れた大人用歯ブラシ40Aを第2受け部材35に載せると、棒状本体41Aを伝って第2受け部材35に流れた水は、貫通孔36から第2受け部材35の下方へ落下するので、第2受け部材35の上面に水が残ったままにならず衛生的である。
また、複数(4つ)の保持溝22が1つの保持部材21に形成されており、左側板部26Lと右側板部26Rと仕切板部27が、保持部材21とは別体の調節部材24に一体に形成されている。この構成によれば、保持部材21と調節部材24を別体部品としたことにより、保持溝22や左側板部26Lと右側板部26Rと仕切板部27の洗浄を行い易い。
また、本実施例1の歯ブラシホルダ20は、洗面化粧台10を構成するキャビネット11内の溝部14に嵌合可能な上部リブ23と下部リブ28とを有している。この構成によれば、歯ブラシホルダ20以外の棚板(図示省略)を取り付けるための溝部14を利用して、歯ブラシホルダ20を洗面化粧台10のキャビネット11内に取り付けることができる。
<実施例2>
次に、本発明を具体化した実施例2を図6を参照して説明する。本実施例2のキャビネット50(請求項に記載の洗面化粧台用キャビネット)は、歯ブラシホルダ51を上記実施例1とは異なる構成としたものである。キャビネット本体12を含む他の構成については上記実施例1と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。
上記実施例1の歯ブラシホルダ20が、互いに別体部品として製造された保持部材21と調節部材24をキャビネット本体12の溝部14に個別に組み付けるものであるのに対し、本実施例2の歯ブラシホルダ51は、単一部材として製造されたものである。歯ブラシホルダ51は、実施例1の歯ブラシホルダ20と同様、第1受け部材30と第2受け部材35を有している。
歯ブラシホルダ51は、正面に略方形をなす背面板部52を有する。背面板部52の上端縁からは、4つの保持溝54(請求項に記載の保持部)が形成された水平な保持板部53が正面側へ突出し、背面板部52の下端縁からは、底板部55(請求項に記載の載置部)が突出している。背面板部52の左側縁からは、右側面に複数の調節溝58が形成された左側板部56Lが突出し、背面板部52の右側縁からは、左側面に複数の調節溝58が形成された右側板部56Rが突出している。背面板部52の左右方向略中央部には、左右両側面に複数の調節溝58が形成された仕切板部57が、左右両側板部56L,56Rと平行に突出している。
保持板部53の左右両端縁部には、左右一対の上部リブ59(請求項に記載のリブ)が形成されている。左側板部56Lの左側面における高さ方向中央より少し高い位置には、下部リブ60(請求項に記載のリブ)が突出形成されている。右側板部56Rの右側面における高さ方向中央より少し高い位置にも、下部リブ60(請求項に記載のリブ)が突出形成されている。歯ブラシホルダ51は、上部リブ59と下部リブ60を溝部14に嵌合することにより、収納空間13内に収容された状態に保持される。
第1受け部材30と第2受け部材35は、実施例1と同じ位置に取り付けられる。本実施例2の歯ブラシホルダ51の使用形態としては、第1受け部材30にコップ61を載置しているが、第1受け部材30は小人用歯ブラシ40C(図6には図示を省略)を下から支持する手段として機能させることができる。また、実施例1の歯ブラシホルダ20においても、第1受け部材30にコップ61等を載置することができる。
<他の実施例>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施例1,2では、第1受け部材の下方に、底板部(載置部)を設けることによって第1収納スペースを確保したが、第1受け部材の下方に収納スペースを確保しない形態としてもよい。
(2)上記実施例1,2では、第2受け部材の下方に、底板部(載置部)を設けることによって第2収納スペースを確保したが、第2受け部材の下方に収納スペースを確保しない形態としてもよい。
(3)上記実施例1,2では、第2受け部材が透孔を有する網棚であるが、第2受け部材は、透孔を有しない平板であってもよい。
(4)上記実施例1,2では、2つの保持部に対して1つの受け部材を設けたが、1つの保持部に対し1つの受け部材を設けてもよく、3つ以上の保持部に対し1つの受け部材を設けてもよい。
(5)上記実施例1,2では、1つの保持部材に複数の保持部を形成したが、1つの保持部が形成された保持部材を、複数個、並べて配置してもよい。
(6)上記実施例1,2では、第1受け部材は受け板と水受け皿を一体化した単一部材であるが、第1受け部材は、互いに別体部品である受け板と水受け皿を分離可能に組み付けた形態であってもよい。
(7)上記実施例1,2では、歯ブラシホルダを洗面化粧台のキャビネット内に取り付ける場合について説明したが、本発明の歯ブラシホルダは、洗面化粧台の上に単独で置いて使用する形態としてもよい。
(8)上記実施例1,2では、歯ブラシホルダを洗面化粧台のキャビネット内に対して着脱可能としたが、本発明の歯ブラシホルダは、洗面化粧台のキャビネットと一体をなすものであってもよい。
10…洗面化粧台
11,50…キャビネット(洗面化粧台用キャビネット)
12…キャビネット本体
13…収納空間
14…溝部
20,51…歯ブラシホルダ
21…保持部材
22,54…保持溝(保持部)
23,59…上部リブ(リブ)
24…調節部材
25,55…底板部(載置部)
26L,56L…左側板部(高さ調節部)
26R,56R…右側板部(高さ調節部)
27,57…仕切板部(高さ調節部)
28,60…下部リブ(リブ)
30…第1受け部材(受け部材)
32、36…貫通孔
33…水受け皿
35…第2受け部材(受け部材)
40A…大人用歯ブラシ(歯ブラシ)
40C…小人用歯ブラシ(歯ブラシ)
41A,41C…棒状本体
43A,43C…ヘッド部

Claims (7)

  1. ヘッド部を上向きにした歯ブラシの棒状本体を水平方向への変位規制状態で保持可能であり、水平に並ぶように配された複数の保持部と、
    前記複数の保持部の下方に配され、前記棒状本体を下から支える複数の受け部材と、
    前記複数の受け部材を個別に高さ調節可能に支持する高さ調節部とを備えていることを特徴とする歯ブラシホルダ。
  2. 前記受け部材の下方に、載置部が間隔を空けて設けられていることを特徴とする請求項1記載の歯ブラシホルダ。
  3. 前記受け部材に複数の貫通孔が形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の歯ブラシホルダ。
  4. 前記受け部材は、前記貫通孔を通過した水分を受ける水受け皿を有していることを特徴とする請求項3記載の歯ブラシホルダ。
  5. 前記複数の保持部が1つの保持部材に形成され、
    前記高さ調節部が、前記保持部材とは別体の調節部材に形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の歯ブラシホルダ。
  6. 洗面化粧台を構成するキャビネット内の溝部に嵌合可能なリブを有していることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の歯ブラシホルダ。
  7. 内部に収納空間が形成されたキャビネット本体と、
    前記収納空間を構成する左右両内側壁に形成され、上下方向に所定の間隔を空けた複数の溝部と、
    前記収納空間内に収容された請求項6記載の歯ブラシホルダとを備えていることを特徴とする洗面化粧台用キャビネット。
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