JP2019176349A - 情報処理システム、情報処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】プリンタに問題が生じたときにネットワークを利用して適時に対処できるようにする。【解決手段】本発明の一実施形態は、プリンタと、プリンタとネットワークを介して通信可能なオペレータ端末を含む情報処理システムである。プリンタは、表示部と、プリンタのユーザを撮像する撮像部と、を備え、ユーザによる操作入力に基づいて、オペレータ端末に対してbチャットを開始する要求するメッセージを送信する。オペレータ端末は、表示部と、オペレータを撮像する撮像部と、メッセージを受信した場合に、オペレータ端末とプリンタとの間で、ユーザおよびオペレータの画像を送受信してビデオチャットを開始する制御部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、プリンタを用いた情報処理装置および情報処理方法に関する。
近年、ネットワーク上のサーバと通信可能に接続され、サーバから様々なサービスの提供を受けるように構成されたプリンタが知られている。例えば、特許文献1には、プリンタにおいてエラーが発生したときに、プリンタが当該エラーに関する情報をサーバに通知し、当該エラーを解消するためのソフトウェアをサーバからダウンロードするようにすることが開示されている。
特開2004−240588号公報
従来、プリンタを介してサーバにネットワークを接続することで行われるサービスは、ネットワークを介した印字、あるいはプリンタ情報をサーバからプリンタに提供する、あるいはプリンタ情報をサーバに提供するために行われるのみに過ぎない。プリンタにジャムや故障などの問題が生じたときにプリンタのユーザは、プリンタに接続されたネットワークを利用することなく電話でサービスセンターに問合せを行うのが一般的である。そのため、プリンタの近くに電話がない場合には、ユーザは、遠隔まで電話をするために行かなければならず煩雑である。要するに、従来は、プリンタがネットワークに接続されていても、プリンタに問題が生じたときにユーザが適時にサービスを受けることができなかった。
そこで、本発明は、プリンタに問題が生じたときにネットワークを利用して適時に対処できるようにすることを目的とする。
本発明のある態様は、プリンタと、前記プリンタとネットワークを介して通信可能なオペレータ端末を含む情報処理システムであって、
前記プリンタは、
表示部と、
前記プリンタのユーザを撮像する撮像部と、を備え、
前記ユーザによる操作入力に基づいて、前記オペレータ端末に対してビデオチャットを開始する要求するメッセージを送信し、
前記オペレータ端末は、
表示部と、
オペレータを撮像する撮像部と、
前記メッセージを受信した場合に、前記オペレータ端末と前記プリンタとの間で、前記ユーザおよび前記オペレータの画像を送受信してビデオチャットを開始する制御部と、を備えた
情報処理システムである。
本発明のある態様によれば、プリンタに問題が生じたときにネットワークを利用して適時に対処することができる。
第1の実施形態の情報処理システムの概略構成を示す図である。 第1の実施形態のプリンタの正面図である。 第1の実施形態の情報処理システムのシステム構成を示すブロック図である。 第1の実施形態のプリンタにおいて実行されるフローチャートである。 第1の実施形態のプリンタの表示画面の遷移を例示する図である。 第2の実施形態の情報処理システムの概略構成を示す図である。 第2の実施形態の情報処理システムのシステム構成を示すブロック図である。 第2の実施形態のプリンタにおいて実行されるフローチャートである。 第2の実施形態のプリンタの表示画面の遷移を例示する図である。 第2の実施形態のプリンタの表示画面を例示する図である。
本発明において「非接触電子タグ」は、情報を記憶する半導体メモリを内蔵して,非接触で読み書き可能な情報媒体を意味する。非接触電子タグとしては、リーダからの電波をエネルギー源として動作するパッシブタグに限らず、電池を内蔵したアクティブタグであってもよい。
本発明において「リーダ」とは、電磁界または電波によって,非接触電子タグの半導体メモリが記憶する情報を読み出すために近距離無線通信を行う読み取り装置を意味する。
リーダと非接触電子タグとの間で行われる近距離無線通信は、狭義のRFIDに限られず、NFC(Near Field Communication)であってもよく、無線通信規格を限定するものではない。
以下、本発明の情報処理システムおよび情報処理方法の実施形態について説明する。
(1)第1の実施形態
以下、第1の実施形態に係る情報処理システムについて説明する。
従来、例えば工場等に設置されているプリンタに故障などの問題が生じた場合には、ユーザが遠隔にある事務所まで行ってサービスセンターに電話をして解決していたが、それではユーザにとって煩雑であるし、時間も掛かる。そこで、工場等の現場に設置されているプリンタに故障が生じた場合には現場で適時に解決するべく、本実施形態の情報処理システムでは、ネットワークを介してプリンタとオペレータ端末とのビデオチャットを実現する。
(1−1)情報処理システム1の全体構成
以下、本実施形態の情報処理システム1の構成について、図1〜3を参照して説明する。図1は、本実施形態の情報処理システム1の概略構成を示す図である。図2は、本実施形態のプリンタの正面図である。図3は、本実施形態の情報処理システム1のシステム構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施形態の情報処理システム1は、オペレータ端末4およびプリンタ5を含む。オペレータ端末4とプリンタ5とは、ネットワークNWを介して接続されている。
プリンタ5は、ユーザが業務で使用するプリンタであり、本実施形態の例では店舗や工場等に設置されている。
オペレータ端末4は、プリンタ5のユーザに対してビデオチャットによるサービスを行うオペレータが操作する端末であり、プリンタ5からの要求を受けてネットワークNWを介して通信可能となるように構成されている。オペレータ端末4は、例えば、カメラ内蔵のパーソナルコンピュータ、あるいはカメラ内蔵のタブレット型端末である。
図2に示すように、プリンタ5の正面には、電源ボタン53a、操作パネル53b、表示パネル54a、NFCリーダ57、および、ラベル取出口501が設けられている。
電源ボタン53aは、プリンタ5に電源を投入するためのボタンである。表示パネル54aは、ユーザに画像情報を提供するための表示画面であり、例えばLCD(Liquid Crystal Panel)である。本実施形態のプリンタ5は、ユーザに様々な情報を提供するために比較的大きな表示パネルが採用されている。
操作パネル53bは、表示パネル54aに表示されるメニュー画面の項目を選択する操作、複数の機能の中からいずれかの機能を選択、あるいは、所定の処理をプリンタ5に実行させるための指示などを行うための複数の操作ボタンを含む。
NFCリーダ57は、NFCタグとNFC通信を行うために設けられている。なお、NFCリーダ57の位置は、図示の位置に限られない。本実施形態では、NFCリーダ57は必須ではない。
(1−2)情報処理システム1を構成する各部の内部構成
次に、プリンタ5およびオペレータ端末4の内部構成について、図3を参照して説明する。図3を参照すると、プリンタ5およびオペレータ端末4の内部構成が示される。
図3に示すように、プリンタ5は、制御部51、ストレージ52(記憶部の一例)、操作入力部53、表示部54、モータ駆動部55、ヘッド駆動部56、NFCリーダ57、撮像部58、音声処理部59、および、通信部50を備える。
制御部51は、マイクロコンピュータおよびメモリ(RAM(Random Access Memory),ROM(Read Only Memory))を含み、プリンタ5の動作を制御する。マイクロコンピュータは、プリンタ5の起動時にROMに記憶されているファームウェアを読み出して実行する。ファームウェアを実行することで実現される機能には、ヘッド駆動部56に供給する印字データを生成することが含まれる。
制御部51は、ユーザによる操作入力部53の操作入力に基づいて、ビデオチャット用アプリケーションを実行する。好ましくは、表示パネル54aがタッチパネル入力機能を備え、オペレータ端末4とのビデオチャットの開始要求を行うためのボタンが表示画面上に設けられる。当該ボタンを操作することによって、制御部51は、ビデオチャットの開始要求を含むメッセージを、通信部50を介してオペレータ端末4に送信する。
ストレージ52は、HDD(Hard Disk Drive)あるいはSSD(Solid State Drive)等の記憶装置である。
操作入力部53は、図2に示した電源ボタン53aおよび表示パネル54aと、入力インタフェース回路とを含む。
表示部54は、図2に示した表示パネル54aと、表示パネル54aに画像を表示する駆動回路とを含み、プリンタ5のメニュー画面、エラーメッセージ等の各種メッセージ、ビデオチャットの映像等を表示する。
モータ駆動部55は、プラテンローラ(図示せず)の回転を制御するステッピングモータ(図示せず)を駆動することによって、ラベルロールから連続紙を引き出して搬送させる。モータ駆動部55は、制御部51からの搬送要求に応じて、当該搬送要求によって指定される搬送方向(順方向あるいは逆方向)および搬送量で連続紙を搬送させる。指定された搬送方向および搬送量は、例えばステッピングモータの回転方向およびステップ数に対応している。モータ駆動部55は、当該回転方向およびステップ数に基づいてステッピングモータを駆動する。
制御部51は、操作入力部53から、あるいはネットワークNWを介して図示しないユーザ端末から印字データを受信する。ヘッド駆動部56は、当該印字データに基づき、複数の発熱素子を有するサーマルヘッドの各発熱素子に電流を流す、あるいは流さないようにする。電流により発熱した発熱素子がプラテンローラによって搬送されたラベルにインクリボンを介して押し当てられると、発熱素子に押し当てられたラベルの部分が発色することでラベルに情報が印字される。
NFCリーダ57は、NFCタグを近接させたときに当該NFCタグと無線通信を行い、NFCタグに記憶されているタグデータを読み出す。
撮像部58は、CCD(Charged coupled devices)、CMOSイメージセンサ等の撮像素子を含む。被写体の画像を取り込む。本実施形態では、撮像部58は、ビデオチャットを実行するために被写体としてプリンタ5のユーザを撮像した映像を表す映像信号を生成する。撮像部58が生成する映像信号は、ビデオチャットで使用される。
音声処理部59は、マイクロフォン、スピーカ、および、音声処理回路を含む。プリンタ5がオペレータ端末4とビデオチャットを行う場合、音声処理部59は、ビデオチャット相手(つまり、オペレータ端末4を操作するオペレータ)の音声に係る信号が通信部50から供給されると、供給された信号をアナログ信号に変換する。このアナログ信号は、スピーカへ供給され、スピーカからは、ビデオチャット相手の音声が放音される。音声処理部59は、マイクロフォンが音声を収音すると、収音した音声を表す音声信号を生成する。この音声信号は、通信部50からネットワークNWを介して、ビデオチャット相手のオペレータ端末4へ送信される。
通信部50は、オペレータ端末4とネットワークNWを介した通信を行い、ビデオチャットを実行するときにオペレータ端末4との間で映像信号および音声信号の送受信を行う。
図3に示すように、オペレータ端末4は、制御部41、ストレージ42、操作入力部43、表示部44、音声処理部45、撮像部46、および通信部47を備える。
制御部41は、マイクロコンピュータおよびメモリ(RAM,ROM)を含み、オペレータ端末4の動作を制御する。
制御部41は、ビデオチャット用アプリケーションを備え、プリンタ5からビデオチャットの開始要求を含むメッセージを受信し、当該開始要求を受け付けると、プリンタ5との間でビデオチャットを開始する。
表示部44は、表示パネルと、表示パネルに画像を表示する駆動回路とを含み、ビデオチャットの映像を表示する。
音声処理部45は、マイクロフォン、スピーカ、および、音声処理回路を含む。オペレータ端末4がプリンタ5とビデオチャットを行う場合、音声処理部45は、ビデオチャット相手(つまり、プリンタ5のユーザ)の音声に係る信号が通信部47から供給されると、供給された信号をアナログ信号に変換する。このアナログ信号は、スピーカへ供給され、スピーカからは、ビデオチャット相手の音声が放音される。音声処理部45は、マイクロフォンが音声を収音すると、収音した音声を表す音声信号を生成する。この音声信号は、通信部47からネットワークNWを介して、ビデオチャット相手のプリンタ5へ送信される。
撮像部46は、CCD、CMOSイメージセンサ等の撮像素子を含む。本実施形態では、撮像部46は、ビデオチャットを実行するために被写体としてオペレータ端末4を操作するオペレータを撮像した映像を表す映像信号を生成する。撮像部46が生成する映像信号は、ビデオチャットで使用される。
通信部47は、プリンタ5とネットワークNWを介した通信を行い、ビデオチャットを実行するときにプリンタ5との間で映像信号および音声信号の送受信を行う。
(1−3)プリンタ5において実行される処理
次に、図4および図5を参照して、本実施形態のプリンタ5において実行される処理について説明する。図4は、本実施形態のプリンタ5において実行されるフローチャートである。図5は、本実施形態のプリンタ5の表示画面の遷移を例示する図である。
図4に示すフローチャートは、プリンタ5の制御部51によって実行される処理である。
プリンタ5の制御部51は、プリンタ5に生じた異常発生を検出すると(ステップS10:YES)、例えば図5の画面G1に示すように、検出した異常内容を示す文字列tx1、対処方法を示す文字列tx2、および、チャットボタンb1を含む画面を表示部54に表示させる(ステップS12)。チャットボタンb1は、ビデオチャットを開始するための操作対象である。
チャットボタンb1が操作されると、制御部51は、オペレータ端末4との接続を確立してビデオチャットの開始要求のメッセージを送信する(ステップS14)。ビデオチャットの開始要求がオペレータ端末4に受け付けられると、プリンタ5とオペレータ端末4の間でビデオチャットの処理が実行される(ステップS16)。すなわち、プリンタ5は、撮像部58によって撮像されるプリンタ5のユーザの映像信号とユーザによる音声信号をオペレータ端末4に送信する。オペレータ端末4は、撮像部46によって撮像されるオペレータの映像信号とオペレータによる音声信号をプリンタ5に送信する。例えば、プリンタ5の表示パネル54aには、図5の画面G2に例示するように、オペレータの映像が表示される。
以上説明したように、本実施形態の情報処理システム1では、プリンタ5に異常が生じたときに画面にビデオチャットを開始するためのボタンを設け、当該ボタンの操作に応じてネットワークを介してオペレータ端末4とビデオチャットを開始できるように構成されている。そのため、本実施形態の情報処理システム1によれば、プリンタ5に問題が生じたときに、電話でサービスセンターに問合せ等を行うためにプリンタ5を離れる必要はなく、適時に問題に対処することができる。
(2)第2の実施形態
以下、第2の実施形態に係る情報処理システムについて説明する。
従来、例えば工場等に設置されているプリンタに故障などの問題が生じた場合には、ユーザがサービスセンターに電話をしてサービスエンジニアがユーザの元に派遣され、サービスエンジニアがプリンタの問題に対処することが行われてきた。しかし、サービスエンジニアが問題を解決するために必要な情報が直ちに得られず、いったん職場に戻って必要な情報を調べてからユーザの所に再訪する場合がある。これでは、プリンタの問題の解決に多大な時間が掛かり、また、サービスエンジニアにとっても移動時間が無駄となる。そこで、本実施形態の情報処理システムでは、プリンタにメンテナンスモードを設け、特定の者(例えば、上記サービスエンジニア)のみがプリンタの問題の解決に有効な情報を表示できるように構成されている。
(2−1)情報処理システム2の構成
以下、本実施形態の情報処理システム2の構成について、図6および図7を参照して説明する。図6は、本実施形態の情報処理システム2の概略構成を示す図である。図7は、本実施形態の情報処理システム2のシステム構成を示すブロック図である。
図6に示すように、本実施形態の情報処理システム2は、プリンタ5、サーバ6、および、携帯情報端末8を含む。プリンタ5とサーバ6は、ネットワークNWを介して接続されている。
プリンタ5は、第1の実施形態で言及したプリンタと同じでよく、図7において同一の構成要素は図3と同一の符号を付し、重複説明を省略する。なお、図7に示すように、本実施形態のプリンタ5において、音声処理部59は設けなくてもよい。
本実施形態の情報処理システム2では、プリンタ5はサーバ6からメンテナンス情報(後述する)を受信し、当該メンテナンス情報は、プリンタ5のストレージ52に記録される。
プリンタ5の制御部51は、NFCリーダ57によって読み取られた認証用データを基に認証処理を実行する。認証処理は如何なる方法を採ってもよいが、例えば、認証用データに含まれるコードが、予めストレージ52に記録されている複数のコードのいずれかと一致するか否かの照合を行う。制御部51は、認証が成功した場合に、メンテナンス情報を表示部54に表示させることを許可する。
本実施形態では、通信部50は、テクニカルコールのために電話回線に接続されており、制御部51に制御の下、外部との通話を開始する。テクニカルコールの電話番号は、ストレージ52に記録されている。
本実施形態では、表示部54はメンテナンス情報を表示する。
携帯情報端末8は、プリンタ5のメンテナンスを行うためにプリンタ5のユーザの元に訪問するサービスエンジニア等が所持する通信端末であり、例えば、スマートフォンあるいはタブレット型端末等である。図7に示すように、携帯情報端末8には、NFCタグTが内蔵されている。
NFCタグTは、プリンタ5のNFCリーダ57の読み取り対象となる非接触電子タグの一例であり、プリンタ5において認証処理を行うための基礎となる認証用データを記憶する。
サーバ6は、プリンタ5の製造者によって管理されているネットワークサーバであり、プリンタ5のユーザに対してネットワークNWを介した様々なサービスを提供するために設けられている。
図7に示すように、サーバ6は、制御部61、ストレージ62、および、通信部63を備える。
制御部61は、マイクロコンピュータおよびメモリ(RAM,ROM)を含み、サーバ6の動作を制御する。マイクロコンピュータは、サーバ6の起動時にROMに記憶されているサービスプログラムを読み出して実行する。サービスプログラムを実行することで、プリンタ5のユーザに対して様々なサービスが提供されるように構成されている。
ストレージ62には、サーバ6が管理する様々な種別(品種、型式等)のプリンタのメンテナンス情報が格納されている。
メンテナンス情報は、サービスエンジニアがプリンタ5の故障を解決するために必要なプリンタ5の技術的な情報であり、例えば、プリンタ5のサービスマニュアルに関する情報、および、プリンタ5の構成部品の図面情報を含む。
通信部63は、プリンタ5とネットワークNWを介して通信を行うための通信インタフェースである。本実施形態では、通信部63からプリンタ5に対して、メンテナンス情報が送信される。
(2−2)プリンタ5において実行される処理
次に、図8〜10を参照して、本実施形態のプリンタ5において実行される処理について説明する。図8は、本実施形態のプリンタ5において実行されるフローチャートである。図9は、本実施形態のプリンタ5の表示画面の遷移を例示する図である。図10aおよび図10bはそれぞれ、本実施形態のプリンタ5の表示画面を例示する図である。
図8に示すフローチャートは、プリンタ5の制御部51によって実行される処理である。なお、図8のフローチャートが実行される前に、プリンタ5はメンテナンス情報をサーバ6から受信し、ストレージ52に記録済みであるものとする。
プリンタ5の制御部51は、プリンタ5に生じた異常発生を検出すると(ステップS20:YES)、例えば図9の画面G1に示すように、検出した異常内容を示す文字列tx1、対処方法を示す文字列tx2、および、チャットボタンb1を含む画面を表示部54に表示させる(ステップS22)。
ここで、サービスエンジニアが携帯情報端末8をプリンタ5のNFCリーダ57(図2参照)に近接させる(かざす)。NFCリーダ57が携帯情報端末8のNFCタグTを検出した場合(ステップS24:YES)、NFCタグTが記憶する認証用データを読み出す。
制御部51は、NFCリーダ57によってNFCタグTから読み出された認証用データに対する認証処理を行う。認証が成功した場合には(ステップS26:YES)、メンテナンスモードに移行する(ステップS28)。メンテナンスモードは、サービスエンジニアがプリンタ5に生じた問題に対処するためのモードである。認証が成功した場合には、以下で説明するようにメンテナンス情報を表示させることが許可される。
メンテナンスモードに移行した場合、図9の画面G3が表示パネル54aに表示される。画面G3の例では、ボタンb11(「図面情報」)、ボタンb12(「サービスマニュアル」)、および、ボタンb13(「テクニカルコール」)が含まれるが、この例に限定する意図ではない。
画面G3においてボタンb11(「図面情報」)が選択された場合(ステップS26:図面情報)、制御部51は、ストレージ52に格納されているメンテナンス情報のうち図面情報を読み出し、例えば図10aの画面G31のように表示部54に図面情報を表示させる(ステップS32)。
画面G3においてボタンb12(「サービスマニュアル」)が選択された場合(ステップS26:サービスマニュアル)、制御部51は、ストレージ52に格納されているメンテナンス情報のうちサービスマニュアルの情報を読み出し、例えば図10bの画面G32のように表示部54にサービスマニュアルの情報を表示させる(ステップS34)。
なお、表示される図面情報やサービスマニュアルの情報は、プリンタ5の機能別、ユニット別、あるいは、故障の種別ごとに階層的に表示されることが好ましい。
画面G3においてボタンb13(「テクニカルコール」)が選択された場合(ステップS26:テクニカルコール)、制御部51は、通信部50を制御して外部のテクニカルコールの電話番号に対する通話を開始する(ステップS36)。
以上説明したように、本実施形態の情報処理システム2では、プリンタ5に異常が生じたときにNFCタグTをプリンタ5に近接させることでプリンタ5がメンテナンスモードに移行する。メンテナンスモードでは、図面情報やサービスマニュアル等のメンテナンス情報をプリンタ5に表示可能となるように構成されている。そのため、本実施形態の情報処理システム2によれば、プリンタ5に問題が生じたときに、電話でサービスセンターに問合せ等を行うためにプリンタ5を離れる必要はなく、適時に問題に対処することができる。
以上、本発明のプリンタの情報処理システムの実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されない。また、上記の実施形態は、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更が可能である。
例えば、上述した第2の実施形態では、プリンタ5がメンテナンス情報をサーバ6から取得する構成としたが、その限りではない。メンテナンス情報がプリンタ5の出荷段階でストレージ52に記録されていれば、後でサーバ6からメンテナンス情報を取得する必要はない。しかし、メンテナンス情報には、上記実施形態で例示した図面情報やサービスマニュアルのほか、他の同種のプリンタで生じている不具合情報等、随時更新される情報も含まれうるため、メンテナンス情報をサーバ6から逐次取得してプリンタ5側で更新していく利点がある。
1…情報処理システム
4…オペレータ端末
41…制御部
42…ストレージ
43…操作入力部
44…表示部
45…音声処理部
46…撮像部
47…通信部
5…プリンタ
51…制御部
52…ストレージ
53…操作入力部
53a…電源ボタン
53b…操作パネル
54…表示部
54a…表示パネル
55…モータ駆動部
56…ヘッド駆動部
57…NFCリーダ
58…撮像部
59…音声処理部
50…通信部
501…ラベル取出口
6…サーバ
61…制御部
62…ストレージ
63…通信部
8…携帯情報端末
NW…ネットワーク
T…NFCタグ
G1〜G3…画面
tx1,tx2…文字列
b1,b11〜b13…ボタン

Claims (5)

  1. プリンタと、前記プリンタとネットワークを介して通信可能なオペレータ端末を含む情報処理システムであって、
    前記プリンタは、
    表示部と、
    前記プリンタのユーザを撮像する撮像部と、を備え、
    前記ユーザによる操作入力に基づいて、前記オペレータ端末に対してビデオチャットを開始する要求するメッセージを送信し、
    前記オペレータ端末は、
    表示部と、
    オペレータを撮像する撮像部と、
    前記メッセージを受信した場合に、前記オペレータ端末と前記プリンタとの間で、前記ユーザおよび前記オペレータの画像を送受信してビデオチャットを開始する制御部と、を備えた
    情報処理システム。
  2. プリンタと、
    認証用データを記憶する非接触電子タグと、
    を含む情報処理システムであって、
    前記プリンタは、
    表示部と、
    リーダと、
    前記プリンタのメンテナンス情報を記憶する記憶部と、
    前記リーダが前記非接触電子タグと無線通信可能となり、かつ前記認証用データに基づく認証が成功した場合、前記メンテナンス情報を前記表示部に表示させることを許可する制御部と、を備えた、
    情報処理システム。
  3. 前記プリンタとネットワークを介して接続可能なサーバ、をさらに含み、
    前記プリンタの制御部は、前記サーバから前記メンテナンス情報を取得する、
    請求項2に記載された情報処理システム。
  4. プリンタと、
    オペレータが操作し、前記プリンタとネットワークを介して通信可能なオペレータ端末と、
    を利用した情報処理方法であって、
    前記プリンタが、前記プリンタのユーザによる操作入力に基づいて、前記オペレータ端末とのビデオチャットの開始を要求するメッセージを前記オペレータ端末に送信し、
    前記オペレータ端末は、前記メッセージを受信した場合に、前記オペレータ端末と前記プリンタとの間で、前記ユーザおよび前記オペレータの画像を送受信してビデオチャットを開始する、
    情報処理方法。
  5. 表示部と、リーダと、メンテナンス情報を記憶する記憶部と、を備えたプリンタと、
    認証用データを記憶する非接触電子タグと、
    を利用した情報処理方法であって、
    前記リーダが前記非接触電子タグと無線通信可能となった場合に、前記認証用データを前記非接触電子タグから読み取り、
    前記プリンタが、読み取った前記認証用データに基づく認証が成功した場合に、前記メンテナンス情報を前記表示部に表示させることを許可する、
    情報処理方法。
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