JP2019176223A - 無線通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】一斉指令系システムと移動系無線通信システムを連携させ、一斉指令系システムの一斉指令台から一斉受令装置に一斉指令を発令すると共に、移動系無線通信システムの各移動局へ一斉指令を同時に発令する技術を提供する。【解決手段】無線通信システム100において、一斉指令系システム統制局101の一斉指令制御装置203は、一斉指令系システム受令局103及び260M移動系システム102に接続された一斉指令制御装置204から接続完了を示す情報を受信すると、全ての指令対象局の接続が完了したと判断し、接続完了を示す情報を一斉指令台201に送信する。【選択図】 図2

Description

本発明は、無線通信システムに係り、例えば、防災システムにおける一斉指令系システムとデジタル移動通信システムとを連携する機能を備えた無線通信システムに関する。
自治体を基本単位として、自治体の運用サービスエリア内に、災害情報等の一斉指令を放送する同報系無線通信システムと、無線機間の通話を可能とする移動系無線通信システムとがあり、これらを連携する技術が提案されている(例えば特許文献1参照)。
図1に、そのような無線通信システムの基本的な構成例を示す。図示の無線通信システムにおいて、一斉指令系システム統制局101(一斉指令台(正)又は(副))は、一斉指令(音声又はFAX)を260MHz帯デジタル移動通信システム(以下、「260M移動系システム」という)102の設備に発令し、発令に対する応答、受令状況を一斉指令台(正)又は(副)が収集する。
特開2011−242591号公報
一般に、一斉指令台と260M移動系システムのような移動系無線通信システムの制御電文はそれぞれ独自方式が採用されている。したがって、区役所等に設置される一斉受令装置に一斉指令を発令する事が出来ないという課題があり、対策の技術が求められていた。
本発明は、このような状況に鑑みなされたもので、上記課題を解決することを目的とする。
本発明は、一斉指令を送信する統制局と前記一斉指令を受信する受令局とを有す第1の通信システムと、前記第1の通信システムと異なる制御電文で一斉指令を行う第2の通信システムと、を備える無線通信システムであって、前記統制局は、一斉指令を発令する一斉指令台と、前記第1の通信システムと前記第2の通信システムとの連携を行う一斉指令制御装置連携部と、前記一斉指令台から発令された前記一斉指令を、前記受令局及び、前記一斉指令制御装置連携部へ配信する一斉指令制御装置と、を備え、前記一斉指令制御装置は、前記一斉指令を受信すると、前記受令局及び前記一斉指令制御装置連携部へ接続確認を送信し、前記受令局及び前記一斉指令制御装置連携部から接続完了を示す情報を受信すると、全ての指令対象局の接続が完了したと判断し、接続完了を示す情報を前記一斉指令台に送信する。
また、前記一斉指令台は、前記一斉指令の伝送データを、前記受令局及び前記一斉指令制御装置連携部へ送信後、前記受令局及び前記一斉指令制御装置連携部から受信完了を示す情報を受信すると、全ての指令対象局への受令が完了したと判断し、受令完了を示す情報を前記一斉指令台へ送信する
本発明よれば、一斉指令系システムと移動系無線通信システムを連携させ、一斉指令系システムの一斉指令台から一斉受令装置に一斉指令を発令すると共に、移動系無線通信システムの各移動局へ一斉指令を同時に発令する技術を実現できる。
背景技術に係る、無線通信システムの構成を示す図である。 実施形態に係る、無線通信システムの構成を示す図である。 実施形態に係る、一斉指令(FAX)シーケンス(260移動系システム連携)を示すフローチャートである。 実施形態に係る、一斉指令(FAX)シーケンス(260移動系システム連携)を示すフローチャートである。 実施形態に係る、一斉指令(FAX)シーケンス(260移動系システム連携)を示すフローチャートである。 実施形態に係る、一斉指令(FAX)シーケンス(260移動系システム連携)を示すフローチャートである。 実施形態に係る、一斉指令(音声)シーケンス(庁内放送設備システム連携)を示すフローチャートである。 実施形態に係る、一斉指令(音声)シーケンス(庁内放送設備システム連携)を示すフローチャートである。 実施形態に係る、一斉指令(音声)シーケンス(庁内放送設備システム連携)を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図2は、本実施形態に係る無線通信システム100の概略構成を示すブロック図である。この無線通信システム100は、例えば、都道府県/市町村の機関に設備されるシステムであり、一斉指令系システム105(一斉指令系システム統制局101、一斉指令系システム受令局103)と、260M移動系システム102と、庁内放送設備システム104とから構成される。
本実施形態では、異なる2つのシステム(260MHz移動系システム102、一斉指令系システム105)に対する一斉指令を1つの指令台で実現する。このため、一斉指令制御装置(260M/音声変換)204を含めた一斉指令の処理をシステム化する。以下、具体的に説明する。
一斉指令系システム統制局101は、一斉指令を発令する一斉指令台(正)201と、一斉指令台(副)202と、一斉指令制御装置203と、一斉指令制御装置(260M/音声変換)204とを備える。一斉指令制御装置203は、一斉指令台(正)201や一斉指令台(副)202から発令された指令を、一斉指令系システム受令局103や一斉指令制御装置(260M/音声変換)204へ配信する。一斉指令制御装置(260M/音声変換)204は、一斉指令システム(一斉指令系システム統制局101及び一斉指令系システム受令局103)と260M移動系システム102の連携を行う。例えば、一斉指令制御装置(260M/音声変換)204は、一斉指令制御装置203から、一斉指令が通知されると、260M移動系システム102へ、一斉指令の開始・受令確認を通知したり、一斉指令の伝送データ(FAXデータや音声データ)を配信したりする。また、一斉指令制御装置(260M/音声変換)204は、260M移動系システム102から、通知や伝送データの配信に対する応答を受信すると、一斉指令制御装置203へ、その応答結果を送信する。
一斉指令系システム受令局103は、一斉受令装置210を有し、防災FAX221と報知器223が接続されている。一斉受令装置210は区役所、支所、消防局等に配置されるため、複数局から構成される。防災FAX221は、一斉指令台(正)201や一斉指令台(副)202が発信したFAXデータを受信し出力する。
260M移動系システム102は、統制局制御装置205と、基地局206と、移動局207と、統制台208と、運用管理装置209と、を備える。
統制局制御装置205は、回線制御を行う。統制台208は、通信統制を行う。運用管理装置209は、260M移動系システム102の管理、監視を行う。基地局206は、移動局207間同士が無線通信を行う場合に無線中継を行う。移動局207には、防災FAX221が接続されている。防災FAX221は、一斉指令台(正)201や一斉指令台(副)202が発信したFAXデータを受信し出力する。
庁内放送設備システム104は、音声分配変換装置211と、庁内放送設備212とを備える。音声分配変換装置211は、一斉指令系システム統制局101から発令された指令を元に庁内放送装置212を起動する。庁内放送設備212は、庁内放送を行う。
図3〜6は、一斉指令(FAX)シーケンス(260移動系システム連携)を示すフローチャートであり、ここでは便宜的に4つの図に分割して示している。
一斉指令台(正)201は、一斉指令制御装置203へ「回線接続起動(FAX一斉)」を送信する(ステップ301)。一斉指令制御装置203は、一斉指令台(正)201及び一斉指令台(副)202に「一斉指令ステータス(回線起動中)」を送信する(ステップ302、303)。これにより一斉指令台(正)201は「回線接続起動(FAX一斉)」の要求が受け付けられたと判断する。また、一斉指令台(副)202は、一斉指令台(正)201が一斉指令を発令したことを認識する。一斉指令制御装置203は、一斉受令装置210及び一斉指令制御装置(260M/音声変換)204へ、「回線接続起動(FAX一斉)」を送信する(ステップ304、305)。
一斉指令台(正)201は、「回線接続起動(FAX一斉)」の要求が受け付けられたと判断した後、FAXデータを圧縮し、一斉指令制御装置203へそのFAXデータを含む「伝送ファイル送信」を一斉指令の伝送データとして送信する(ステップ306)。
一斉指令制御装置203は、FAXデータを正常に受信した場合は応答として「伝送ファイル受信」を一斉指令台(正)201へ送信する(ステップ307)。同様に、一斉指令制御装置203は、一斉指令制御装置(260M/音声変換)204へFAXデータ(すなわち「伝送ファイル送信」)を送信する(ステップ308)。一斉指令制御装置(260M/音声変換)204は、受信したFAXデータを解凍し、「伝送ファイル受信」を一斉指令制御装置203に送信する(ステップ309)。
一斉受令装置210は、回線接続起動(FAX一斉)を受信すると(上述のステップ306)、報知器223に起動表示、起動音を鳴動させ、「一斉指令応答(接続確認)」を一斉指令制御装置203へ送信する(ステップ310)。
一斉指令制御装置203は、「一斉指令応答(接続確認)」を、一斉指令台(正)201と一斉指令台(副)202に送信する(ステップ311、312)。
一斉指令制御装置(260M/音声変換)204は、一斉指令制御装置203からの「回線接続起動(FAX一斉)」及びFAXデータの受信を確認すると(上述のステップ305、308)、統制局制御装置205へ「一斉開始通知(FAX一斉)」を送信する(ステップ313)。統制局制御装置205は、基地局206を介して移動局207の呼接続(「グループ呼設定(FAX一斉)」)を行う(ステップ314、315)。統制局制御装置205は、「一斉開始通知(FAX一斉)」を受信後に、一斉指令制御装置(260M/音声変換)204へ「一斉開始応答(FAX一斉)」を応答し(ステップ318)、また、呼接続完了後に(すなわち「呼設定受付」取得後に)(ステップ316、317)、「呼接続通知(FAX一斉)」を一斉指令制御装置(260M/音声変換)204に送信する。(ステップ319)。
一斉指令制御装置(260M/音声変換)204は、「一斉開始応答(FAX一斉)」を受信すると、一斉指令制御装置203へ「一斉指令ステータス(回線起動中)」を送信する(ステップ320)。また、「呼接続通知(FAX一斉)」を受信すると、260M移動系システム102の接続完了と認識し、接続完了を示す情報を設定した「一斉指令ステータス(回線起動中)」を送信する(ステップ321)。
一斉受令装置210は各拠点に複数局配置されているため、上述のステップ304、310〜312は複数回行われている。一斉指令制御装置203は、全ての一斉受令装置210から「一斉指令応答(接続確認)」の受信及び、260M移動系システム102から接続完了を示す情報を設定した「一斉指令ステータス(回線起動中)」を受信すると、全ての指令対象局の接続が完了したと判断し、接続完了を示す情報を設定した「一斉指令ステータス(回線起動中)」を一斉指令台(正)201と一斉指令台(副)202に送信する(ステップ322、323)。
一斉指令台(正)201は、接続完了を確認すると、一斉指令制御装置203へ「指令中信号(FAX一斉)」を送信する(ステップ324)。一斉指令制御装置203は、一斉指令台(正)201と一斉指令台(副)202に「一斉指令ステータス(一斉指令中)」を送信する(ステップ325、326)。また、一斉指令制御装置203は、一斉受令装置210および一斉指令制御装置(260M/音声変換)204へ「指令中信号(FAX一斉)」を送信する(ステップ327、328)。
一斉受令装置210は、「一斉指令応答(接続確認)」を一斉指令制御装置203へ送信し(ステップ329)、一斉指令制御装置203は「一斉指令応答(接続確認)」の受信を確認するとFAXデータを一斉受令装置210に転送する(ステップ330)。
一斉受令装置210は、FAXデータを正常に受信すると、「一斉指令応答(受信確認)」を一斉指令制御装置203へ送信する(ステップ331)。一斉指令制御装置203は、「一斉指令応答(受信確認)」を一斉指令台(正)201と一斉指令台(副)202に送信する(ステップ332、333)。
一斉指令制御装置(260M/音声変換)204は、上述のステップ328後、一斉指令制御装置203へ「一斉指令ステータス(一斉指令中)」を送信し(ステップ334)、統制局制御装置205へFAX転送を行う(ステップ335)。統制局制御装置205は、基地局206を介して移動局207にFAX転送を行うとともに(ステップ336)、FAX転送の開始を一斉指令制御装置(260M/音声変換)204に通知し(ステップ337)、一斉指令制御装置(260M/音声変換)204からのFAX通報開始応答を受ける(ステップ338)。統制局制御装置205は、FAX転送が終了すると、その旨を一斉指令制御装置(260M/音声変換)204に通知し(ステップ339)、その応答を受ける(ステップ340)。
一斉指令制御装置(260M/音声変換)204は、260M移動系システム102のFAX受信完了と認識し、受信完了を示す情報を設定した「一斉指令ステータス(一斉指令中)」を一斉指令制御装置203に送信する(ステップ341)。
一斉指令制御装置203は、全ての一斉受令装置210から「一斉指令応答(受信確認)」の受信及び、260M移動系システム102から受信完了を示す情報を設定した「一斉指令ステータス(一斉指令中)」を受信すると、全ての指令対象局へのFAX送信が完了したと判断し、受信完了を示す情報を設定した「一斉指令ステータス(一斉指令中)」を一斉指令台(正)201と一斉指令台(副)202に送信する(ステップ342、343)。
一斉指令台(正)201は、受信完了を確認すると、一斉指令制御装置203へ「受令確認信号(FAX一斉)」を送信する(ステップ344)。一斉指令制御装置203は、一斉指令台(正)201と一斉指令台(副)202に「一斉指令ステータス(受令確認中)」を送信する(ステップ345、346)。また、一斉指令制御装置203は、一斉受令装置210および一斉指令制御装置(260M/音声変換)204へ、「受令確認信号(FAX一斉)を送信する(ステップ347、348)。
一斉受令装置210は、報知器223へ起動表示の終了及び、起動音停止を行い、「一斉指令応答(受令確認)」を一斉指令制御装置203へ送信する(ステップ349)。つづいて、一斉指令制御装置203は、「一斉指令応答(受令確認)」を一斉指令台(正)201と一斉指令台(副)202に送信する(ステップ350、351)。
また、一斉指令制御装置(260M/音声変換)204は、一斉指令制御装置203へ「一斉指令ステータス(受令確認中)」を送信し(ステップ352)、統制局制御装置205へ「受確指示通知(FAX一斉)」を送信する(ステップ353)。統制局制御装置205は、基地局206を介して「受確指示通知(FAX一斉)」を移動局207に転送する(ステップ354、355)。
260M移動系システム102の統制局制御装置205は、各移動局207から「受確指示応答」を取得し(ステップ356、357)、一斉指令制御装置(260M/音声変換)204へ「受確指示応答(FAX一斉)」を送信する(ステップ358)。また、統制局制御装置205は、各移動局207から受令状態を設定した「局状態通知」を取得し(ステップ359、360)、一斉指令制御装置(260M/音声変換)204へ「局状態通知(一斉)」を送信する(ステップ361)。
一斉指令制御装置(260M/音声変換)204は、「一斉指令応答(受令確認)」を一斉指令制御装置203に送信する(ステップ362)。つづいて、一斉指令制御装置203は、「一斉指令応答(受令確認)」一斉指令台(正)201と一斉指令台(副)202に送信する(ステップ363、364)。
260M移動系システム102からの「局状態通知」は指令対象の移動局207毎に通知されるので、移動局207毎にステップ359〜364が繰り返される。一斉指令制御装置203は全ての一斉受令装置210、移動局207からの「一斉指令応答(受令確認)」を受信すると、受令完了を示す情報を設定した「一斉指令ステータス(受令確認中)」を一斉指令台(正)201と一斉指令台(副)202に送信する(ステップ365、366)。
一斉指令台(正)201は受令完了を確認すると、一斉指令制御装置203に「終了指示信号(FAX一斉)」を送信するとともに(ステップ367)、アイドル信号を送信し(S378)、一斉指令を終了する。より具体的には、一斉指令制御装置203は、「終了指示信号(FAX一斉)」を取得すると、「一斉指令ステータス(終了中)」を一斉指令台(正)201と一斉指令台(副)202に通知するとともに(ステップ368、369)、一斉受令装置210と一斉指令制御装置(260M/音声変換)204に「終了指示信号(FAX一斉)」を送信する(ステップ370、371)。
一斉受令装置210は、「終了指示信号(FAX一斉)」に対する応答として、「一斉指令応答(終了確認)」を送信する(ステップ372)。
一斉指令制御装置(260M/音声変換)204は、「終了指示信号(FAX一斉)」を受信すると、260M移動系システム102の統制局制御装置205に「一斉終了通知(FAX一斉)」を送信する(ステップ373)。統制局制御装置205は、基地局206を介して各移動局207に対して「解放FAX(一斉)」を送信し(ステップ374、375)、さらに、一斉指令制御装置(260M/音声変換)204に対して「一斉終了応答(FAX)」を送信する(ステップ376)。一斉指令制御装置(260M/音声変換)204は、それを受信すると「一斉指令ステータス(終了中)」を一斉指令制御装置203に送信する(ステップ377)。
また、一斉指令制御装置203は、アイドル信号を受信すると、「一斉指令ステータス(アイドル)」を一斉指令台(正)201と一斉指令台(副)202に送信し(ステップ378、379)、さらに一斉指令制御装置(260M/音声変換)204と一斉指令系システム受令局103の一斉受令装置210とにアイドル信号を送信し(ステップ381、382)、一斉指令系システム受令局103からその応答として「一斉指令応答(アイドル)」を、一斉指令制御装置(260M/音声変換)204からその応答として「一斉指令ステータス(アイドル)」を受信する(ステップ383、384)。
図7〜9は、一斉指令(音声)シーケンス(庁内放送設備システム連携)を示すフローチャートであり、ここでは便宜的に3つの図に分割して示している。
一斉指令台(正)201は、一斉指令制御装置203へ「回線接続起動(音声一斉)」を送信する(ステップ401)。一斉指令制御装置203は、一斉指令台(正)201と一斉指令台(副)202に「一斉指令ステータス(回線起動中)」を送信する(ステップ402、403)。これにより一斉指令台(正)201は回線接続起動(音声一斉)の要求が受け付けられたと判断し、一斉指令台(副)202は一斉指令台(正)201が一斉指令を発令したことを認識する。
一斉指令制御装置203は、一斉受令装置210および一斉指令制御装置(260M/音声変換)204へ「回線接続起動(音声一斉)」を送信する(ステップ404、405)。一斉受令装置210は「回線接続起動(音声一斉)」を受信すると報知器223に起動表示、起動音を鳴動させ、「一斉指令応答(接続確認)」を一斉指令制御装置203へ送信する(ステップ406)。つづいて、一斉指令制御装置203は、「一斉指令応答(接続確認)」を一斉指令台(正)201と一斉指令台(副)202に送信する(ステップ407、408)
また、一斉指令制御装置(260M/音声変換)204は、一斉指令制御装置203からの「回線接続起動(音声一斉)」を受信すると、音声分配変換装置211へ「通報開始通知(音声一斉)」を送信する(ステップ408)。
音声分配変換装置211は、庁内放送装置212を起動し(SS信号ON;ステップ410)、「通報開始応答(音声一斉)」を一斉指令制御装置(260M/音声変換)204へ送信する(ステップ411)。それを受信すると、一斉指令制御装置(260M/音声変換)204は、「一斉指令ステータス(回線起動中)」を一斉指令制御装置203へ送信する(ステップ412)。
音声分配変換装置211は、庁内放送装置212の起動が完了したことを確認し(SR信号ON;ステップ413)、接続完了を示す情報を設定した「起動開始通知(音声一斉)」を一斉指令制御装置(260M/音声変換)204へ送信する(ステップ414)。
一斉指令制御装置203は、全ての一斉受令装置210から「一斉指令応答(接続確認)」の受信(ステップ406)及び、一斉指令制御装置(260M/音声変換)204から庁内放送設備システム104において接続完了を示す情報を設定した「一斉指令ステータス(回線起動中)」を受信すると(ステップ415)、全ての指令対象局の接続が完了したと判断し、接続完了を示す情報を設定した「一斉指令ステータス(回線起動中)」を一斉指令台(正)201と一斉指令台(副)202に送信する(ステップ416、417)。
一斉指令台(正)201は、接続完了を確認すると、一斉指令制御装置203へ「指令中信号(音声一斉)」を送信する(ステップ418)。一斉指令制御装置203は一斉指令台(正)201と一斉指令台(副)202に「一斉指令ステータス(一斉指令中)」を送信するとともに(ステップ419、420)、一斉受令装置210と一斉指令制御装置(260M/音声変換)204へ「指令中信号(音声一斉)」を送信する(ステップ421、422)。
一斉指令制御装置(260M/音声変換)204は、「一斉指令ステータス(一斉指令中)」を一斉指令制御装置203へ送信する(ステップ423)。一斉受令装置210は、「一斉指令応答(受信確認)」を一斉指令制御装置203へ送信する(ステップ424)。一斉指令制御装置203は、「一斉指令応答(受信確認)」を一斉指令台(正)201と一斉指令台(副)202に送信する(ステップ425、426)。
一斉指令台(正)201は、マイクから入力した音声を一斉指令の伝送データとして一斉受令装置210、一斉指令制御装置(260M/音声変換)204へ転送する(ステップ427、428)。一斉指令制御装置(260M/音声変換)204は、音声分配変換装置211へ音声を転送し(ステップ429)、庁内放送装置212を介して庁内放送を行う(ステップ430)。
一斉指令台(正)201は、指令の送話を完了すると受令確認のために、一斉指令制御装置203へ「受令確認信号(音声一斉)」を送信する(ステップ431)。一斉指令制御装置203は、一斉指令台(正)201と一斉指令台(副)202に「一斉指令ステータス(受令確認中)」を送信とともに(ステップ432、433)、一斉受令装置210と一斉指令制御装置(260M/音声変換)204へ「受令確認信号(音声一斉)」を送信する(ステップ434、435)。
一斉受令装置210は、報知器223へ起動表示の終了及び、起動音停止を行い、「一斉指令応答(受令確認)」を一斉指令制御装置203へ送信する(ステップ436)。一斉指令制御装置203は、「一斉指令応答(受令確認)」を一斉指令台(正)201と一斉指令台(副)202に送信する(ステップ437、438)。
一斉指令制御装置(260M/音声変換)204は、一斉指令制御装置203へ「一斉指令ステータス(受令確認中)」を送信し(ステップ439)、音声分配変換装置211へ「受確指示通知(音声一斉)」を送信する(ステップ440)。音声分配変換装置211は、その応答として「受信指示応答(音声一斉)」を一斉指令制御装置(260M/音声変換)204に送信し(ステップ441)、さらに、正常に庁内放送が完了したことを確認したら、「局状態通知(音声一斉)」を一斉指令制御装置(260M/音声変換)204へ送信する(ステップ442)。
一斉指令制御装置(260M/音声変換)204は、「一斉指令応答(受令確認)」を一斉指令制御装置203に送信する(ステップ443)。さらに、一斉指令制御装置203は、「一斉指令応答(受令確認)」を一斉指令台(正)201と一斉指令台(副)202に送信する(ステップ444、445)。
一斉指令制御装置203は、全ての一斉受令装置210、音声分配変換装置211からの「一斉指令応答(受令確認)」を受信すると、受令完了を示す情報を設定した「一斉指令ステータス(受令確認中)」を一斉指令台(正)201と一斉指令台(副)202に送信する(ステップ446、447)。
一斉指令台(正)201は受令完了を確認すると、一斉指令制御装置203に「終了指示信号(音声一斉)」を送信するとともに(ステップ448)、アイドル信号を送信し(S459)、一斉指令を終了する。より具体的には、一斉指令制御装置203は、「終了指示信号(音声一斉)」を取得すると、「一斉指令ステータス(終了中)」を一斉指令台(正)201と一斉指令台(副)202に通知するとともに(ステップ449、450)、一斉受令装置210と一斉指令制御装置(260M/音声変換)204に「終了指示信号(音声一斉)」を送信する(ステップ451、452)。
一斉受令装置210は、「終了指示信号(音声一斉)」に対する応答として、「一斉指令応答(終了確認)」を送信する(ステップ453)。一斉指令制御装置(260M/音声変換)204は、「終了指示信号(音声一斉)」を受信すると、庁内放送設備システム104の音声分配変換装置211に「一斉終了通知(FAX一斉)」を送信する(ステップ454)。
音声分配変換装置211は、庁内放送装置212を停止し(SS信号OFF;ステップ455)、その停止を確認し(SR信号OFF;ステップ456)、「通報終了応答(音声一斉)」を一斉指令制御装置(260M/音声変換)204に送信する(ステップ457)。一斉指令制御装置(260M/音声変換)204」は、それを受けて、「一斉指令ステータス(終了中)」を一斉指令制御装置203に送信する(ステップ458)。
また、一斉指令制御装置203は、アイドル信号を受信すると、「一斉指令ステータス(アイドル)」を一斉指令台(正)201と一斉指令台(副)202に送信し(ステップ460、461)、さらに一斉指令系システム受令局103の一斉受令装置210と一斉指令制御装置(260M/音声変換)204とにアイドル信号を送信し(ステップ462、463)、一斉受令装置210から「一斉指令応答(アイドル)」を、一斉指令制御装置(260M/音声変換)204から「一斉指令ステータス(アイドル)」を受信する(ステップ464、465)。
以上、本実施形態によると、(1)一斉指令を行う際、260M移動系システム102及び各拠点に配置される一斉指令系システム受令局103に同時に一斉指令を行う事が可能となる。(2)260M移動系システム102が更新された場合に、指令方法、受令結果収集方法を改善することが予想されるが、一斉指令制御装置(260M/音声変換)204の機能更新により実現することが可能となり、一斉指令系システム105に与える影響を限定できる。(3)一斉指令制御装置(260M/音声変換)204の機能更新により、一斉指令系システム105に260M移動系システム102以外の他外部装置(ここでは庁内放送設備システム104)を連携させることが可能となる。
以上、本発明を実施形態をもとに説明した。この実施形態は例示であり、それらの各構成要素の組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
100 無線通信システム
101 一斉指令系システム統制局
102 260M移動系システム
103 一斉指令系システム受令局
104 庁内放送設備システム
105 一斉指令系システム
201 一斉指令台(正)
202 一斉指令台(副)
203 一斉指令制御装置
204 一斉指令制御装置(260M/音声変換)
205 統制局制御装置
206 基地局
207 移動局
208 統制台
209 運用管理装置
210 一斉受令装置
211 音声分配変換装置
212 庁内放送装置
221 防災FAX
223 報知器

Claims (2)

  1. 一斉指令を送信する統制局と前記一斉指令を受信する受令局とを有す第1の通信システムと、前記第1の通信システムと異なる制御電文で一斉指令を行う第2の通信システムと、を備える無線通信システムであって、
    前記統制局は、
    一斉指令を発令する一斉指令台と、
    前記第2の通信システムと接続され、前記第2の通信システムへ前記一斉指令を一斉指令制御装置連携部と、
    前記一斉指令台から発令された前記一斉指令を、前記受令局及び、前記一斉指令制御装置連携部へ配信する一斉指令制御装置と、
    を備え、
    前記一斉指令制御装置は、
    前記一斉指令を受信すると、前記受令局及び前記一斉指令制御装置連携部へ接続確認を送信し、
    前記受令局及び前記一斉指令制御装置連携部から接続完了を示す情報を受信すると、全ての指令対象局の接続が完了したと判断し、接続完了を示す情報を前記一斉指令台に送信する
    ことを特徴とする無線通信システム。
  2. 前記一斉指令制御装置は、前記一斉指令の伝送データを、前記受令局及び前記一斉指令制御装置連携部へ送信後、前記受令局及び前記一斉指令制御装置連携部から受信完了を示す情報を受信すると、全ての指令対象局への受令が完了したと判断し、受令完了を示す情報を前記一斉指令台へ送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
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