JP6457273B2 - 通信システム及び通信装置 - Google Patents
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Description
また、前記第2の無線機は、前記応答信号を受信した際、前記第1の無線機の前記状態情報が放送中である場合には前記正常送信を示す情報の送信を抑止し、前記状態情報が待機中に変化すると前記正常送信を示す情報を送信することが好ましい。
さらに、前記第2の無線機は、前記正常送信を示す情報を送信し、前記第1の無線機から応答を受信した後に前記第1の無線機の前記状態情報が放送中に変化すると、前記応答を受信してから前記第1の無線機の前記状態情報が放送中に変化するまでの時間に応じて、前記正常送信を示す情報を再送信するか否かを決定することが好ましい。
図1は本発明の一実施例に係る通信システムのブロック図である。
図1において、地区放送の通信システムは、地区放送設備30と、n個の戸別設備50−1〜50−n(戸別設備50−1〜50−nを代表する場合は戸別設備50と称する)を備えている。
各設備の設置場所は、例えば、センター設備10が市町村役場であり、地区放送設備30が公民館であり、戸別設備50が各家庭である。ここでセンター設備10、地区放送設備30、及び、中継装置60は上位局であり、戸別設備50が下位局としての通信装置である。
なお、地区放送設備30と戸別設備50との間は、中継装置60を介して通信(無線回線70)してもよい。
無線回線40は基地局36からの電波であり例えば400MHz帯である。また、無線回線70は、基地局35、中継装置60、戸別応答装置50からの電波であり、例えば920MHz帯である。ここで基地局36と戸別受信機52との間の無線回線40を用いた通信方式と、基地局35、中継装置60、戸別応答装置51との間の無線回線70を用いた通信方式とは異なっている。
一般に、基地局装置(本一実施例では、地区放送設備30)から戸別設備50−1〜50−nなどへの通信の方向を下りと言い、戸別設備50−1〜50−nなどから基地局装置(本実施例では、地区放送設備30)への通信の方向を上りと言う。
基地局35は、情報収集装置12あるいは情報収集装置32からの情報を戸別応答装置51に送信するとともに、戸別応答装置51から送信された情報を受信する。一方、基地局36は放送卓34からの放送を戸別受信機52に対して無線送信する。
なお、情報収集装置12と情報収集装置32は、PC(Personal Computer)等でもよい。
また、通信装置13と通信装置31は、例えば、ルーター等である。
戸別受信機52は、基地局36から送信された無線信号を受信する受信部と、人に対して音声を出力するスピーカと、文字情報等の画像を表示する表示部と、戸別応答装置51とのインターフェースと、戸別受信機52を制御する制御部とが備えられている。
戸別応答装置51は、緊急通報ボタンである表示灯付き助けてボタン5101と、確認ボタン5102と、表示灯5103と、図示していない基地局35との通信装置およびボタン操作履歴や戸別受信機52との通信記録やコマンドに対応した音声データを記憶している記憶部等を備えている。
図9の戸別応答装置ID情報テーブルは、例えばセンター設備10の情報収集装置12と、地区放送設備30の情報収集装置32に記憶されている。
戸別応答装置ID(Identifier)情報テーブルは、戸別応答装置IDに地域番号、地域代表者名、名前等の名称等を対応付けたテーブルである。
戸別応答装置ID情報テーブルは、例えば、戸別応答装置IDが“***004”には、地域番号が“A”、地域代表者名が“○○消防団”、名称が“酒井”が対応付け付けられている。
情報収集装置12または32は、戸別応答装置51から助けて信号を受信すると、戸別応答装置IDテーブルに基づいて、地域代表に記入がある場合には当該地域代表に助けて信号を転送する。例えば、“酒井”及び“遠藤”から助けて信号を受信すると、その旨を“○○消防団”及び“△△会長”の戸別応答装置51にそれぞれ送信する。
図3は本発明の一実施例である通信システムの動作を説明するためのシーケンス図である。
図3において、例えば、戸別応答装置IDが“***002”の戸別応答装置51は、操作者が行った緊急ボタンである助けてボタン5101の長押下(長押し)の操作を受け付けた場合(301)、助けてボタン5101の表示灯を点滅させ(302)、地区放送設備30に無線回線70で“助けて信号”(通知信号)を通知する(303)。
情報収集装置32は、“助けて信号”の受信情報を記憶すると共に遠隔操作装置33と通信装置31に出力する。
情報収集装置32は、図示していない表示部に「助けて送信者名“田中”等」を表示する(304)。なお、情報収集装置32は遠隔操作装置33等に“助けて信号”を出力して表示させてもよい。
通信装置31は、“助けて信号”をネットワーク20を介してセンター設備10に通知する(305)。
操作卓11または情報収集装置12は、“助けて信号”を図示していない表示部に戸別応答装置ID“***002”の戸別応答装置51から“助けて信号”が送信された旨(助けて送信者名“田中”等)を表示する(306)。
情報収集装置12は、“助けて信号”の受信情報を記憶すると共に通信装置13に助けて信号通知応答信号を出力する。
通信装置13は、“助けて信号通知応答信号”をネットワーク20を介して地区放送設備30に送信する(307)。
情報収集装置32は、“助けて信号通知応答信号”を記憶すると共に通信装置31を介して基地局35に出力する。
基地局35は、“助けて信号通知応答信号”を戸別応答装置51に無線回線70で送信する(308)。
情報収集装置32は、“助けて信号通知応答確認通知信号”の受信情報を記憶すると共に遠隔操作装置33と通信装置31に出力する。
通信装置31は、“助けて信号通知応答確認通知信号”をネットワーク20を介してセンター設備10に通知する(310)。
さらに、情報収集装置32は、“助けて送信者名消去指示信号”を通信装置31に出力すると共に図示していない表示部に表示されている「助けて送信者名“田中”」等をクリア(消去)する(319)。
通信装置31は、“助けて送信者名消去指示信号”をネットワーク20を介してセンター設備10に通知する(318)。
操作卓11または情報収集装置12は、扱者が行った確認ボタン押下の操作を受け付けた場合(317)、図示していない表示部に表示されている「助けて送信者名“田中”」等をクリア(消去)する(320)。
戸別応答装置51が出力する“ガイダンス鳴動要求信号”は、例えば、ガイダンス番号02の“呼出信号送信成功”である。
なお、戸別応答装置51は、助けてボタン5101の表示灯を点灯後、5秒程度後に消灯させてもよい(315)。
図4は本発明の一実施例である戸別応答装置が通知応答を受信できない場合の動作を説明するためのシーケンス図である。
図4において、例えば、戸別応答装置IDが“***002”の戸別応答装置51は、操作者が行った緊急ボタンである助けてボタン5101の長押下(長押し)の操作を受け付けた場合(301)、助けてボタン5101の表示灯を点滅させ(302)、地区放送設備30に無線回線70で“助けて信号”を通知する(303)。
情報収集装置32は、“助けて信号”の受信情報を記憶すると共に遠隔操作装置33と通信装置31に出力する。
遠隔操作装置33は、“助けて信号”を放送卓34に出力する。
通信装置31は、“助けて信号”をネットワーク20を介してセンター設備10に通知する(305)。
操作卓11または情報収集装置12は、“助けて信号”を図示していない表示部に戸別応答装置ID“***002”の戸別応答装置51から“助けて信号”が送信された旨(助けて送信者名“田中”等)を表示する(306)。
情報収集装置12は、“助けて信号”の受信情報を記憶すると共に通信装置13に助けて信号通知応答信号を出力する。
通信装置13は、“助けて信号通知応答信号”をネットワーク20を介して地区放送設備30に送信する(307)。
情報収集装置32は、“助けて信号通知応答信号”を記憶すると共に通信装置31を介して基地局35に出力する。
基地局35は、“助けて信号通知応答信号”を戸別応答装置51に無線回線70で送信する(308)。
しかし、戸別応答装置51は無線回線70の障害、混信等で“助けて信号通知応答信号”が受信できない場合がある(401)。
情報収集装置32は、“助けて信号”(再送1回目)の受信情報を記憶すると共に遠隔操作装置33と通信装置31に出力する。
遠隔操作装置33は、“助けて信号”(再送1回目)を放送卓34に出力する。
通信装置31は、“助けて信号”(再送1回目)をネットワーク20を介してセンター設備10に通知する(404)。
操作卓11または情報収集装置12は、“助けて信号”(再送1回目)を図示していない表示部に反映しない(405)。
情報収集装置12は、“助けて信号”(再送1回目)の受信情報を記憶すると共に通信装置13に助けて“信号通知応答信号”(通知2回目)を出力する。
通信装置13は、助けて“信号通知応答信号”(通知2回目)をネットワーク20を介して地区放送設備30に送信する(406)。
情報収集装置32は、“助けて信号通知応答信号”(通知2回目)を記憶すると共に通信装置31を介して基地局35に出力する。
基地局35は、“助けて信号通知応答信号”を戸別応答装置51に無線回線70で送信する(407)。
しかし、戸別応答装置51は無線回線70の混信等で“助けて信号通知応答信号”(通知2回目)が再度受信できない場合がある(408)。
情報収集装置32は、“助けて信号”(再送2回目)の受信情報を記憶すると共に遠隔操作装置33と通信装置31に出力する。
遠隔操作装置33は、“助けて信号”(再送2回目)を放送卓34に出力する。
通信装置31は、“助けて信号”(再送2回目)をネットワーク20を介してセンター設備10に通知する(411)。
操作卓11または情報収集装置12は、“助けて信号”(再送2回目)を図示していない表示部に反映しない(412)。
情報収集装置12は、“助けて信号”(再送2回目)の受信情報を記憶すると共に通信装置13に助けて“信号通知応答信号”(通知3回目)を出力する。
通信装置13は、助けて“信号通知応答信号”(通知3回目)をネットワーク20を介して地区放送設備30に送信する(413)。
情報収集装置32は、“助けて信号通知応答信号”(通知3回目)を記憶すると共に通信装置31を介して基地局35に出力する。
基地局35は、“助けて信号通知応答信号”を戸別応答装置51に無線回線70で送信する(414)。
しかし、戸別応答装置51は無線回線70の混信等で“助けて信号通知応答信号”(通知3回目)が再々度受信できない場合がある(415)。
戸別応答装置51が出力する“ガイダンス鳴動要求信号”は、例えば、ガイダンス番号03の“呼出信号送信失敗”である。
さらに、戸別応答装置51は、助けてボタン5101の表示灯を消灯させる(418)。
なお、戸別応答装置51は、“助けて信号”の再送回数を本例では2回としているが何回でもよい。
図5は本発明の一実施例である戸別受信機が放送中で通知応答のガイダンス要求ができない場合の動作を説明するためのシーケンス図である。
図5において、例えば、戸別応答装置IDが“***002”の戸別応答装置51は、操作者が行った緊急ボタンである助けてボタン5101の長押下(長押し)の操作を受け付けた場合(301)、助けてボタン5101の表示灯を点滅させ(302)、地区放送設備30に無線回線70で“助けて信号”を通知する(303)。
情報収集装置32は、“助けて信号”の受信情報を記憶すると共に遠隔操作装置33と通信装置31に出力する。
遠隔操作装置33は、“助けて信号”を放送卓34に出力する。
通信装置31は、“助けて信号”をネットワーク20を介してセンター設備10に通知する(305)。
操作卓11または情報収集装置12は、“助けて信号”を図示していない表示部に戸別応答装置ID“***002”の戸別応答装置51から“助けて信号”が送信された旨(助けて送信者名“田中”等)を表示する(306)。
情報収集装置12は、“助けて信号”の受信情報を記憶すると共に通信装置13に助けて信号通知応答信号を出力する。
通信装置13は、“助けて信号通知応答信号”をネットワーク20を介して地区放送設備30に送信する(307)。
情報収集装置32は、“助けて信号通知応答信号”を記憶すると共に通信装置31を介して基地局35に出力する。
基地局35は、“助けて信号通知応答信号”を戸別応答装置51に無線回線70で送信する(308)。
戸別応答装置51が出力する“ガイダンス鳴動要求信号”は、例えば、ガイダンス番号02の“呼出信号送信成功”である。
具体的には、戸別応答装置51は、戸別受信機52から受信した“ガイダンス鳴動応答信号(受付結果=OK)”(509)と、“戸別受信機状態通知(動作状態=放送中)”(512)の受信時間差から戸別受信機52の図示していないスピーカから“呼出信号送信成功”音声の鳴動が完了しているか否かを判定する(514)。例えば、戸別応答装置51は、戸別受信機52が呼出信号送信成功のガイダンスを再生するのに必要な時間以上を閾値として予め保持しており、ステップ509と512の間の時間が、かかる閾値より長いか否かを判断する。閾値より長ければガイダンスは正常完了したと判断し(514のYES)、閾値以下であれば正常完了していないと判断する(514のNO)。
戸別応答装置51は、鳴動が完了している場合(514のYES)には処理を終了し、鳴動が完了していない場合(514のNO)には戸別受信機52に“ガイダンス鳴動要求信号”を再度戸別受信機52に出力する(515)。
このように、戸別応答装置51は、ガイダンス鳴動応答信号を受信した後に戸別受信機52の状態情報(動作状態)が放送中に変化すると、ガイダンス鳴動応答信号を受信してから状態情報が放送中に変化するまでの時間に応じて、ガイダンス鳴動要求を再送信するか否かを決定する。
戸別応答装置51が出力する“ガイダンス鳴動要求信号”は、例えば、ガイダンス番号02の“呼出信号送信成功”である。
図6は本発明の一実施例である戸別応答装置が通知応答を受信できない場合で、戸別受信機が放送中時の場合の動作を説明するためのシーケンス図である。
図6において、例えば、戸別応答装置IDが“***002”の戸別応答装置51は、操作者が行った緊急ボタンである助けてボタン5101の長押下(長押し)の操作を受け付けた場合(301)、助けてボタン5101の表示灯を点滅させ(302)、地区放送設備30に無線回線70で“助けて信号”を通知する(303)。
情報収集装置32は、“助けて信号”の受信情報を記憶すると共に遠隔操作装置33と通信装置31に出力する。
遠隔操作装置33は、“助けて信号”を放送卓34に出力する。
通信装置31は、“助けて信号”をネットワーク20を介してセンター設備10に通知する(305)。
操作卓11または情報収集装置12は、“助けて信号”を図示していない表示部に戸別応答装置ID“***002”の戸別応答装置51から“助けて信号”が送信された旨(助けて送信者名“田中”等)を表示する(306)。
情報収集装置12は、“助けて信号”の受信情報を記憶すると共に通信装置13に助けて信号通知応答信号を出力する。
通信装置13は、“助けて信号通知応答信号”をネットワーク20を介して地区放送設備30に送信する(307)。
情報収集装置32は、“助けて信号通知応答信号”を記憶すると共に通信装置31を介して基地局35に出力する。
基地局35は、“助けて信号通知応答信号”を戸別応答装置51に無線回線70で送信する(308)。
しかし、戸別応答装置51は無線回線70の混信等で“助けて信号通知応答信号”が受信できない場合がある(401)。
情報収集装置32は、“助けて信号”(再送1回目)の受信情報を記憶すると共に遠隔操作装置33と通信装置31に出力する。
遠隔操作装置33は、“助けて信号”(再送1回目)を放送卓34に出力する。
通信装置31は、“助けて信号”(再送1回目)をネットワーク20を介してセンター設備10に通知する(404)。
操作卓11または情報収集装置12は、“助けて信号”(再送1回目)を図示していない表示部に反映しない(405)。
情報収集装置12は、“助けて信号”(再送1回目)の受信情報を記憶すると共に通信装置13に助けて“信号通知応答信号”(通知2回目)を出力する。
通信装置13は、助けて“信号通知応答信号”(通知2回目)をネットワーク20を介して地区放送設備30に送信する(406)。
情報収集装置32は、“助けて信号通知応答信号”(通知2回目)を記憶すると共に通信装置31を介して基地局35に出力する。
基地局35は、“助けて信号通知応答信号”を戸別応答装置51に無線回線70で送信する(407)。
しかし、戸別応答装置51は無線回線70の混信等で“助けて信号通知応答信号”(通知2回目)が再度受信できない場合がある(408)。
情報収集装置32は、“助けて信号”(再送2回目)の受信情報を記憶すると共に遠隔操作装置33と通信装置31に出力する。
遠隔操作装置33は、“助けて信号”(再送2回目)を放送卓34に出力する。
通信装置31は、“助けて信号”(再送2回目)をネットワーク20を介してセンター設備10に通知する(411)。
操作卓11または情報収集装置12は、“助けて信号”(再送2回目)を図示していない表示部に反映しない(412)。
情報収集装置12は、“助けて信号”(再送2回目)の受信情報を記憶すると共に通信装置13に助けて“信号通知応答信号”(通知3回目)を出力する。
通信装置13は、助けて“信号通知応答信号”(通知3回目)をネットワーク20を介して地区放送設備30に送信する(413)。
情報収集装置32は、“助けて信号通知応答信号”(通知3回目)を記憶すると共に通信装置31を介して基地局35に出力する。
基地局35は、“助けて信号通知応答信号”を戸別応答装置51に無線回線70で送信する(414)。
しかし、戸別応答装置51は無線回線70の混信等で“助けて信号通知応答信号”(通知3回目)が再々度受信できない場合がある(415)。
そして、戸別応答装置51は、戸別受信機52から“戸別受信機状態通知(動作状態=待受中)”を受信すると(604)、戸別受信機52に“ガイダンス鳴動要求信号”を出力する(605)。
戸別応答装置51が出力する“ガイダンス鳴動要求信号”は、例えば、ガイダンス番号03の“呼出信号送信失敗”である。
戸別応答装置51が“ガイダンス鳴動要求信号(ガイダンス番号03)”を出力する条件は、“戸別受信機状態通知(動作状態=待受中)”の受信と、“ガイダンス鳴動応答(受付結果=受付不可)”ありの場合である。
図7は本発明の一実施例である通信システムがポーリング収集中時の動作を説明するためのシーケンス図である。
図7において、戸別応答装置51、戸別受信機52、地区放送設備30、センター設備10はポーリングにより情報収集中である(701)。
情報収集装置32は、“ポーリング収集応答信号”を通信装置31を介して基地局35に出力する。
基地局35は、“ポーリング収集応答信号”を戸別応答装置51に無線回線70で送信する(707)。
さらに、情報収集装置32は、内蔵しているデータベース(DB)に記憶している“応答結果情報”を通信装置31に出力する(708)。
通信装置31は、“応答結果情報”をネットワーク20を介してセンター設備10に送信する(709)。
情報収集装置12は、内蔵しているデータベース(DB)に“応答結果情報”をコピーする(710)。
情報収集装置32は、“助けて信号”の受信情報を記憶すると共に遠隔操作装置33と通信装置31に出力する。
通信装置31は、“助けて信号”をネットワーク20を介してセンター設備10に通知する(713)。
操作卓11または情報収集装置12は、“助けて信号”を図示していない表示部に戸別応答装置ID“***002”の戸別応答装置51から“助けて信号”が送信された旨(助けて送信者名“田中”等)を表示する(714)。
情報収集装置12は、“助けて信号”の受信情報を記憶すると共に通信装置13に助けて信号通知応答信号を出力する。
通信装置13は、“助けて信号通知応答信号”をネットワーク20を介して地区放送設備30に送信する(715)。
情報収集装置32は、“助けて信号通知応答信号”を記憶すると共に通信装置31を介して基地局35に出力する。
基地局35は、“助けて信号通知応答信号”を戸別応答装置51に無線回線70で送信する(716)。
なお、情報収集装置32は、ポーリング収集中に“助けて信号通知応答信号”を受信した場合、次のポーリング対象の送信に“助けて信号通知応答信号”を割り込ませる、または元々のポーリング対象番号に空きを設け、次のポーリングの送信用に“助けて信号通知応答信号”を割り込ませる等を行う。
戸別応答装置51が出力する“ガイダンス鳴動要求信号”は、例えば、ガイダンス番号02の“呼出信号送信成功”である。
なお、戸別応答装置51は、助けてボタン5101の表示灯を点灯後、5秒程度後に消灯させてもよい(721)。
図8は本発明の一実施例である通信システムがポーリング収集中時の他の動作を説明するためのシーケンス図である。
図8において、戸別応答装置51、戸別受信機52、地区放送設備30、センター設備10はポーリングにより情報収集中である(801)。
さらに、戸別応答装置51は、地区放送設備30から“ポーリング収集要求信号”を受信すると(804)、地区放送設備30に“ポーリング収集応答信号(確認押下情報)”を送信する(805)。
情報収集装置32は、内蔵しているデータベース(DB)に記憶している“応答結果情報”を通信装置31に出力する(806)。
通信装置31は、“応答結果情報”をネットワーク20を介してセンター設備10に送信する(807)。
情報収集装置12は、内蔵しているデータベース(DB)に“応答結果情報”をコピーする(808)。
さらに、戸別応答装置51は、所定間隔で地区放送設備30または中継装置60から送信される“助けて信号用ポーリング信号”を受信すると(811)、地区放送設備30に無線回線70で“助けて信号”を通知する(812)。
情報収集装置32は、“助けて信号”の受信情報を記憶すると共に遠隔操作装置33と通信装置31に出力する。
通信装置31は、“助けて信号”をネットワーク20を介してセンター設備10に通知する(813)。
操作卓11または情報収集装置12は、“助けて信号”を図示していない表示部に戸別応答装置ID“***002”の戸別応答装置51から“助けて信号”が送信された旨(助けて送信者名“田中”等)を表示する(814)。
情報収集装置12は、“助けて信号”の受信情報を記憶すると共に通信装置13に助けて信号通知応答信号を出力する。
通信装置13は、“助けて信号通知応答信号”をネットワーク20を介して地区放送設備30に送信する(815)。
情報収集装置32は、“助けて信号通知応答信号”を記憶すると共に通信装置31を介して基地局35に出力する。
基地局35は、“助けて信号通知応答信号”を戸別応答装置51に無線回線70で送信する(816)。
なお、情報収集装置32は、ポーリング収集中に“助けて信号通知応答信号”を受信した場合、次のポーリング対象の送信に“助けて信号通知応答信号”を割り込ませる、または元々のポーリング対象番号に空きを設け、次のポーリングの送信用に“助けて信号通知応答信号”を割り込ませる等を行う。
戸別応答装置51が出力する“ガイダンス鳴動要求信号”は、例えば、ガイダンス番号02の“呼出信号送信成功”である。
なお、戸別応答装置51は、助けてボタン5101の表示灯を点灯後、5秒程度後に消灯させてもよい(821)。
このことにより、戸別応答装置の緊急ボタンが押下された場合、必ず応答を戸別受信機から音声通知することができる。
つまり、第1の基地局と第2の基地局を備えた上位局と、前記上位局と無線通信を行う下位局とを備えた通信システムであって、前記下位局は、前記第1の基地局から無線送信された信号を受信する第1の無線機と、前記第1の無線機に接続され、前記第2の基地局と無線通信を行う第2の無線機とを備え、前記第2の無線機は、ユーザによる操作部の操作に基づいて前記上位局の前記第2の基地局に通知信号を送信し、前記上位局は、前記第2の無線機から前記通知信号を受信すると応答信号を前記第2の基地局から送信し、前記第2の無線機は、前記応答信号を受信すると前記第1の無線機に前記通知信号の正常送信を示す情報を送信し、前記第1の無線機は、前記正常送信を示す情報を受信するとその旨を報知することを特徴としている。
これにより、操作者であるユーザは上位局への通知が正常に完了したことを確実に知ることができる。
これにより、第1の無線機が正常送信を報知できない状態であるときに第2の無線機が正常送信を示す情報を送信してしまい、報知が実施できなくなることを防止できる。
これにより、第1の無線機が放送中で報知できない状態であるときは第2の無線機が正常送信を示す情報を送信せず、第1の無線機が待機中で報知を実行できる状態になったら正常送信を示す情報を送信するので、確実に報知を実施できる。
これにより、第2の無線機が正常送信を示す情報を送信してもその後すぐに第1の無線機が別の放送を実施してしまい、正常送信の報知が実施されないことを防止でき、より確実に報知を実現できる。
また、上述した実施形態では、通知信号として助けてボタン押下による助けて信号を例に挙げて説明したが、本発明の通知信号はこれに限られるものでないことは言うまでもない。本発明の通知信号は受信確認のための確認ボタンの押下による確認信号であってもよいし、その他下位局から上位局へ通知すべきすべての信号に適用することができる。
Claims (5)
- 第1の基地局と第2の基地局を備えた上位局と、前記上位局と無線通信を行う下位局とを備えた通信システムであって、
前記下位局は、
前記第1の基地局から無線送信された信号を受信する第1の無線機と、
前記第1の無線機に接続され、前記第2の基地局と無線通信を行う第2の無線機とを備え、
前記第2の無線機は、ユーザによる操作部の操作に基づいて前記上位局の前記第2の基地局に通知信号を送信し、
前記上位局は、前記第2の無線機から前記通知信号を受信すると応答信号を前記第2の基地局から送信し、
前記第2の無線機は、前記応答信号を受信すると前記第1の無線機に前記通知信号の正常送信を示す情報を送信し、
前記第1の無線機は、前記正常送信を示す情報を受信するとその旨を報知することを特徴とする通信システム。 - 請求項1に記載の通信システムにおいて、
前記第1の無線機は、自身の状態情報を前記第2の無線機に通知するように構成され、前記第2の無線機は前記状態情報に応じて前記正常送信を示す情報を送信するか否かを決定することを特徴とする通信システム。 - 請求項2に記載の通信システムにおいて、
前記第2の無線機は、前記応答信号を受信した際、前記第1の無線機の前記状態情報が放送中である場合には前記正常送信を示す情報の送信を抑止し、前記状態情報が待機中に変化すると前記正常送信を示す情報を送信することを特徴とする通信システム。 - 請求項3に記載の通信システムにおいて、
前記第2の無線機は、前記正常送信を示す情報を送信し、前記第1の無線機から応答を受信した後に前記第1の無線機の前記状態情報が放送中に変化すると、前記応答を受信してから前記第1の無線機の前記状態情報が放送中に変化するまでの時間に応じて、前記正常送信を示す情報を再送信するか否かを決定することを特徴とする通信システム。 - 第1の基地局と第2の基地局を備えた上位局と無線通信を行う下位局としての通信装置であって、
前記第1の基地局から無線送信された信号を受信する第1の無線機と、
前記第1の無線機に接続され、前記第2の基地局と無線通信を行う第2の無線機とを備え、
前記第2の無線機は、ユーザによる操作部の操作に基づいて前記第2の基地局に通知信号を送信し、前記上位局の前記第2の基地局から前記通知信号に対する応答信号を受信すると、前記第1の無線機に前記通知信号の正常送信を示す情報を送信し、
前記第1の無線機は、前記正常送信を示す情報を受信するとその旨を報知することを特徴とする通信装置。
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