JP2019175339A - 情報処理システム、情報処理装置、および情報処理方法 - Google Patents

情報処理システム、情報処理装置、および情報処理方法 Download PDF

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圭輔 中沢
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Abstract

【課題】
画像処理装置のユーザからのアンケートにおいて、高い回答率に基づく有効な集計結果が得られない。
【解決手段】
画像処理装置に対するユーザが指示したジョブを受け付ける入力受付部と、ジョブを実行した結果である実行結果に関するアンケートの情報であるアンケート情報を、ユーザに対して出力するアンケート情報出力部と、アンケートに回答した結果であるアンケート結果を受け付けるアンケート結果受付部と、アンケート結果が受け付けられた後、ユーザに対してクーポン情報を出力するクーポン情報出力部とを有する情報処理システムである。
【選択図】図6

Description

本発明は、情報処理システム、情報処理装置、および情報処理方法に関する。
従来、コピー機能やスキャナ機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能等を有し、ユーザからの前述のいずれかの機能に対する指示に従った一連の処理(以降、ジョブと呼ぶことがある)を実行した後、ユーザに対し、実行したジョブに関するアンケートを表示するMFP(Multi Function Printer/Peripheral/Product)があった。
例えば特許文献1に記載のMFPは、実行したジョブに関するアンケートを収集しておき、利用者が機能を選択する際に目的の機能が満足いくものであるか否かをユーザが判断するために、アンケートに基づく集計結果をユーザに対して表示している。
しかし、特許文献1に記載の装置では、ユーザのアンケートに対する回答を促進していないため、高い回答率に基づく有効な集計結果が得られない。
上記課題を解決するために、請求項1にかかる発明は、画像処理装置に対するユーザが指示したジョブを受け付ける入力受付部と、前記ジョブを実行した結果である実行結果に関するアンケートの情報であるアンケート情報を、前記ユーザに対して出力するアンケート情報出力部と、前記アンケートに回答した結果であるアンケート結果を受け付けるアンケート結果受付部と、前記アンケート結果が受け付けられた後、前記ユーザに対してクーポン情報を出力するクーポン情報出力部とを有する情報処理システムである。
本発明によれば、画像処理装置のユーザのアンケートに対する回答を促進し、高い回答率に基づく有効な集計結果が得られる。
第一の実施形態に係る情報処理システムの全体構成図である。 第一の実施形態に係る画像処理装置のハードウェア構成図である。 第一の実施形態に係る画像処理装置のソフトウェア構成図である。 第一の実施形態に係るサーバ装置のハードウェア構成図である。 第一の実施形態に係る画像処理装置およびサーバ装置の機能ブロック図である。 第一の実施形態に係る処理を表すフロー図である。 第一の実施形態に係る処理を表すシーケンス図である。 協力依頼画面の一例である。 アンケート画面の一例である。 クーポン受取方法を選択する画面の一例である。 第二の実施形態に係る情報処理システムの全体構成図である。 端末装置のハードウェア構成図である。 第二の実施形態に係る画像処理装置、サーバ装置および端末装置の機能ブロック図である。 第二の実施形態に係る処理を表すシーケンス図である。 アンケート送付先メールアドレスを入力する画面の一例である。 第三の実施形態に係る画像処理装置の機能ブロック図である。
以下、添付の図面に基づき、本発明の実施の形態について説明する。なお、本発明の実施の形態を説明するための各図面において、同一の機能もしくは形状を有する部材や構成部品等の構成要素については、判別が可能な限り同一符号を付すことにより一度説明した後ではその説明を省略する。
図1は、一実施形態に係る情報処理システムの全体構成図である。図1に示されているように、情報処理システム1は、n台(n=1,2,3…)の画像処理装置10−1、10−2、…10−n、およびサーバ装置20によって構築されている。画像処理装置10−1、10−2、…10−nのうち任意のものを画像処理装置10と表す。
画像処理装置10は、一例として、MFP(Multifunction Peripheral/Printer/Product)と称される複合機であり、ファクシミリ、スキャナ、コピー、あるいはプリンタなどの画像処理機能、通信機能を有する情報処理装置である。図1では、一例としてコンビニエンスストア等の店舗n(n=1,2,3…)に設置され、コンビニエンスストアの顧客がユーザとして各種機能を利用する情報処理システムの例を示している。なお、画像処理装置10で処理される「画像」は、画像データだけでなく、画像データが含まれていないデータ、つまり文字情報のみのデータも含む。また画像処理装置10の設置台数は、1店舗につき1台に限られない。
サーバ装置20は、通信機能を有する情報処理装置である。画像処理装置10およびサーバ装置20は、通信ネットワーク2Nによって相互に接続されている。通信ネットワーク2Nの全部又は一部には、Wi−Fi(Wireless Fidelity)などの無線による通信が行われる箇所があってもよい。
図2に示すように、画像処理装置10は、コピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、プリンタ機能、OCR機能などの各種の機能を実現可能な本体110と、ユーザの操作を受け付ける操作部120とを有する。なお、ユーザの操作を受け付けるとは、ユーザの操作に応じて入力される情報を受け付けることを含む概念である。本体110と操作部120は、専用の通信路1000を介して相互に通信可能に接続されている。通信路1000は、例えばUSB(Universal Serial Bus)規格のものを用いることもできるが、有線か無線かを問わず任意の規格のものであってよい。
なお、本体110は、操作部120で受け付けた操作に応じた動作を行うことができる。また、本体110は、PC(Personal Computer)等の外部装置とも通信可能であり、外部装置から受信した指示に応じた動作を行うこともできる。
まず、本体110のハードウェア構成について説明する。図2に示すように、本体110は、CPU(Central Processing Unit)111と、ROM(Read Only Memory)112と、RAM(Random Access Memory)113と、HDD(Hard Disk Drive)114と、通信I/F(Inter Face)115と、接続I/F116と、エンジン部117と、を備え、これらがシステムバス119を介して相互に接続されている。
CPU111は、本体110の動作を制御する。CPU111は、RAM113をワークエリア(作業領域)としてROM112又はHDD114に記憶されたOS(Operating System)、その他の各種アプリケーションプログラムを実行することで、本体110全体の動作を制御し、上述したコピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、プリンタ機能などの各種機能を実現する。これらの各種機能の動作内容(以降ジョブと呼ぶことがある)は、その都度、画像処理装置10の動作ログとしてHDD114等に保存可能である。
通信I/F115は、ネットワーク2Nと接続するためのインタフェースである。接続I/F116は、通信路1000を介して操作部120と通信するためのインタフェースである。
エンジン部117は、コピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、および、プリンタ機能を実現させるための、汎用的な情報処理及び通信以外の処理を行うハードウェアである。例えば、用紙などの記憶媒体に印刷された画像を光学的に読み取り、画像データを作成するスキャナとしての画像読取部1171、用紙などの記録媒体への印刷を行うプロッタとしての画像形成部1172を備える。プロッタは電子写真方式やインクジェット方式、そのほか用紙等へ印刷可能な方式を採用することができるが、これに限られない。
エンジン部117はその他、ファクス通信を行うファクス部、印刷済み記録媒体を仕分けるフィニッシャや、画像が印刷された用紙などの記憶媒体を自動給送するADF(Auto Document Feeder)のような特定のオプションを備えることもできる。なお、以降画像が印刷された用紙などの記憶媒体を原稿と呼ぶことがある。
次に、操作部120のハードウェア構成について説明する。図2に示すように、操作部120は、CPU121と、ROM122と、RAM123と、フラッシュメモリ124と、通信I/F125と、接続I/F126と、操作パネル127とを備え、これらがシステムバス129を介して相互に接続されている。
CPU121は、操作部120の動作を統括的に制御する。CPU121は、RAM123をワークエリアとしてROM122またはフラッシュメモリ124に記憶されたOS、その他の各種アプリケーションプログラムを実行することで、操作部120全体の動作を制御し、ユーザから受け付けた入力に応じた情報(画像)の表示など各種機能を実現する。
また、ROM122またはフラッシュメモリ124には設定ウィジェットプログラムが記憶されており、例えばコピー機能またはプリンタ機能等の各種機能の現在の設定を示す設定ウィジェットをホーム画面上に表示させてもよい。
通信I/F125は、ネットワーク2Nと接続するためのインタフェースである。接続I/F126は、通信路1000を介して本体110と通信するためのインタフェースである。ここで、ネットワーク2NはLAN(Local Area Network)、インターネット、LAN経由のインターネット等を含む概念である。
入力部としての操作パネル127は、ユーザの操作に応じた各種の入力を受け付ける。また操作パネル127は、各種の情報(例えば受け付けた操作に応じた情報、画像処理装置10の動作状況を示す情報、設定状態などを示す情報など)を表示する表示部としても機能する。表示部としての操作パネル127は、一例としてタッチパネル機能を搭載した液晶表示装置(LCD:Liquid Crystal Display)で構成されるが、これに限られるものではない。例えばタッチパネル機能が搭載された有機EL(Electro−Luminescence)表示装置で構成されてもよい。さらに、これに加えて又はこれに代えて、特に入力部としてのハードウェアキー等や、特に表示部としてのランプ等を設けることもできる。また、操作パネル127は、画像処理装置10から取り外した状態でも使用可能な携帯情報端末でもよい。
本体110は、その他に、各種メディアの読出し、書込みをするためのメディアI/Fを有していてもよい。
図3は、画像処理装置10のソフトウェア構成の一例を示す図である。図3に示すように、本体110は、アプリ層1101と、サービス層1102と、OS層1103とを有する。アプリ層1101、サービス層1102、および、OS層1103の実体は、ROM112やHDD118等に記憶されている各種ソフトウェアである。CPU111が、これらのソフトウェアを実行することにより、各種の機能が提供される。
アプリ層1101のソフトウェアは、ハードウェア資源を動作させて所定の機能を提供するためのアプリケーションソフトウェア(以下の説明では、単に「アプリ」と称する場合がある)である。例えばアプリとしては、コピー機能を提供するためのコピーアプリ、スキャナ機能を提供するためのスキャナアプリ、ファクス機能を提供するためのファクスアプリ、プリンタ機能を提供するためのプリンタアプリなどが挙げられる。
サービス層1102のソフトウェアは、アプリ層1101とOS層1103との間に介在し、アプリに対し、本体110が備えるハードウェア資源を利用するためのインタフェースを提供するためのソフトウェアである。より具体的には、ハードウェア資源に対する動作要求の受け付け、動作要求の調停を行う機能を提供するためのソフトウェアである。サービス層1102が受け付ける動作要求としては、スキャナによる読み取りやプロッタによる印刷等の要求が考えられる。
なお、サービス層1102によるインタフェースの機能は、本体110のアプリ層1101だけではなく、操作部120のアプリ層1201に対しても提供される。すなわち、操作部120のアプリ層1201も、サービス層1102のインタフェース機能を介して、本体110のハードウェア資源(例えばエンジン部117)を利用した機能を実現することができる。
OS層1103のソフトウェアは、本体110が備えるハードウェアを制御する基本機能を提供するための基本ソフトウェア(OS:オペレーティングシステム)である。サービス層1102のソフトウェアは、各種アプリからのハードウェア資源の利用要求を、OS層1103が解釈可能なコマンドに変換してOS層1103に渡す。そして、OS層1103のソフトウェアによりコマンドが実行されることで、ハードウェア資源は、アプリの要求に従った動作を行う。
同様に、操作部120は、アプリ層1201と、サービス層1202と、OS層1203とを有する。操作部120が備えるアプリ層1201、サービス層1202及びOS層1203も、階層構造については本体110側と同様である。ただし、アプリ層1201のアプリにより提供される機能や、サービス層1202が受け付け可能な動作要求の種類は、本体110側とは異なる。アプリ層1201のアプリは、操作部120が備えるハードウェア資源を動作させて所定の機能を提供するためのソフトウェアであってもよいが、主として本体110が備える機能 (コピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、プリンタ機能)に関する操作や表示を行うためのUI(User Interface)の機能を提供するためのソフトウェアである。
なお、本実施形態では、機能の独立性を保つために、本体110側のOS層1103のソフトウェアと操作部120側のOS層1203のソフトウェアが互いに異なる。つまり、本体110と操作部120は、別々のオペレーティングシステムで互いに独立して動作する。例えば 、本体10側のOS層1103のソフトウェアとしてLinux(登録商標)を用い、操作部120側のOS層1203のソフトウェアとしてAndroid(登録商標)を用いることも可能である。
以上のように、本実施形態の画像処理装置10において、本体110と操作部120は別々のオペレーティングシステムで動作するため、本体110と操作部120との間の通信は、共通の装置内のプロセス間通信ではなく、異なる装置間の通信として行われる。操作部120が受け付けた情報、つまりユーザからの指示内容を本体110へ伝達する動作(以降コマンド通信と呼ぶことがある。)や、本体110が操作部120へイベントを通知する動作などがこれに該当する。ここでは、操作部120が本体110へコマンド通信を行うことにより、本体110の機能を使用することができる。また、本体110から操作部120に通知するイベントには、本体110における動作の実行状況、本体110側で設定された内容などが挙げられる。
また、本実施形態では、操作部120に対する電力供給は、本体110から通信路1000を経由して行われているので、操作部120の電源制御を、本体110の電源制御とは別に、つまり独立して行うことができる。
図4は、サーバ装置20のハードウェア構成を説明する図である。サーバ装置20は、CPU21と、ROM22と、RAM23と、HDD24と、ディスプレイ25と、キーボードやマウスやタッチパネルなどの操作部26と、ネットワークI/F27を備え、これらがシステムバス28を介して相互に接続されている。
CPU21は、RAM23をワークエリア(作業領域)としてROM22又はHDD24に記憶されたOS、その他の各種アプリケーションプログラムを実行することで、サーバ装置20全体の動作を制御する。
表示部としてのディスプレイ25はユーザに対し、ユーザの操作に必要な各種情報を表示する。
操作部26は、ユーザの操作を受け付ける。なお、ユーザの操作を受け付けるとは、ユーザの操作に応じて入力される情報を受け付けることを含む概念である。
ネットワークI/F27は、例えば、Ethernet(登録商標)またはWi−Fiによりネットワーク2Nを介して他の装置と通信するための通信手段である。
サーバ装置20は、その他に、各種メディアの読出し、書込みをするためのメディアI/F等を有していてもよい。
図5は、画像処理装置10と、サーバ装置20の機能ブロック図である。
まず画像処理装置10について説明する。画像処理装置10は、入力受付部130と、通信部140と、表示処理部150と、読出・書込処理部160と、記憶部170と、データ取得処理部180とを有する。これら各部は、図2に示される各構成要素のいずれかが、ROM112からRAM113上に展開された画像処理装置10用のプログラムに従ったCPU111からの命令によって動作することで実現される機能である。
入力受付部130は、CPU111がRAM113を作業領域としてROM112またはHDD114に記憶されたプログラムを実行することによって実現され、外部機器からの指示入力や、ユーザからの指示入力を受け付ける。入力受付部130は、CPU121がRAM123を作業領域としてROM122またはフラッシュメモリ124を実行することによって実現され、外部機器からの指示入力や、ユーザからの指示入力を受け付けてもよい。
通信部140は、CPU111からの命令および通信I/F115の処理により実現され、ネットワーク2Nで接続された他の装置との通信を制御する。また、通信部140は、CPU121からの命令および通信I/F125の処理により実現されて、ネットワーク2Nで接続された他の装置との通信を制御してもよい。
表示処理部150は、CPU111がRAM113を作業領域としてROM112またはHDD114に記憶されたプログラムを実行することによって実現され、操作パネル127に表示する表示画面を制御する機能を実行する。また、表示処理部150は、CPU121がRAM123を作業領域としてROM122またはフラッシュメモリ124に記憶されたプログラムを実行することによって実現されて、操作パネル127に表示する表示画面を制御する機能を実行してもよい。
読出・書込処理部160は、CPU111がRAM113を作業領域としてROM112またはHDD114に記憶されたプログラムを実行することによって実現され、記憶部170に各種データを記憶したり、記憶された各種データを読み出したりする機能を実行する。また、読出・書込処理部160は、CPU121がRAM123を作業領域としてROM122またはフラッシュメモリ124に記憶されたプログラムを実行することによって実現されて、記憶部170に各種データを記憶したり、記憶された各種データを読み出したりする機能を実行してもよい。
記憶部170は、ROM112またはHDD114の処理によって実行され、各種プログラムやデータ、動作に必要な各種設定情報等を記憶する機能を実行する。RAM113の一時的な記憶機能により実行してもよい。また、記憶部170は、ROM122またはフラッシュメモリ124の処理によって実行されて、各種プログラムやデータ、動作に必要な各種設定情報等を記憶する機能を実行してもよい。
データ取得処理部180は、協力依頼処理部181と、依頼結果受付部182と、ジョブ実行部183と、依頼結果判断部184と、データ送信部185とを有する。各部の詳細は後述するが、これら各部の機能によりデータ取得処理部180は、ジョブ実行の結果であるデータを収集して記憶することについて、ユーザに対する協力依頼を行う。また、その協力依頼の結果に基づいて、ジョブ実行の結果であるデータの取得を制御する。
次にサーバ装置20について説明する。サーバ装置20は、入力受付部230と、通信部240と、表示処理部250と、読出・書込処理部260と、記憶部270と、アンケート処理部290とを有する。これら各部は、図3に示されている各構成要素のいずれかが、ROM22からRAM23上に展開されたサーバ装置20用のプログラムに従ったCPU21からの命令によって動作することで実現される機能である。
入力受付部230は、CPU21がRAM23を作業領域としてROM22またはHDD24に記憶されたプログラムを実行することによって実現され、外部機器からの指示入力や、ユーザからの指示入力を受け付ける。
通信部240は、CPU21からの命令およびネットワークI/F27の処理により実現され、ネットワーク2Nで接続された他の装置との通信を制御する。
表示処理部250は、CPU21がRAM23を作業領域としてROM22またはHDD24に記憶されたプログラムを実行することによって実現され、ディスプレイ25に表示する表示画面を制御する機能を実行する。
読出・書込処理部260は、CPU21がRAM23を作業領域としてROM22またはHDD24に記憶されたプログラムを実行することによって実現され、記憶部270に各種データを記憶したり、記憶された各種データを読み出したりする機能を実行する。
記憶部270は、ROM22またはHDD24の処理によって実行され、各種プログラムやデータ、動作に必要な各種設定情報等を記憶する機能を実行する。または、RAM23の一時的な記憶機能により実行してもよい。
また、記憶部270は、結果記憶部271、アンケート情報記憶部272、クーポン情報記憶部273を有している。
結果記憶部271は、情報処理システム1で実行された各種処理の結果である処理結果を記憶する。処理結果としては例えば、画像処理装置10で実行されたジョブの結果であるデータ、また後述するアンケートの内容に対する回答結果であるアンケート結果を記憶する。その他にも画像処理装置10で実行されたジョブのログなどを記憶してもよいが、これらに限られない。
アンケート情報記憶部272には、表1に示されるアンケート情報リストがあらかじめ記憶されている。アンケート情報リストにおいては各ジョブとそれに対応してユーザに回答を依頼するアンケートの種類が対応付けられている。例えば、ジョブとしてコピーまたはスキャナを実行したユーザに対するアンケートとしてアンケートAが対応付けられている。同様に,OCR、プリント、ファクシミリ送信のいずれかを指示したユーザに応じて内容の異なるアンケートとしてアンケートB,アンケートC、アンケートDがそれぞれ対応付けられている。
なお表1ではアンケート情報の例として、内容の異なる各アンケートに付されたA,B,C,Dの記号が対応付けられているが、他の例として、アンケートの質問内容である文字列自体、各アンケートの質問内容を示す画像データのファイル名や、アンケートの質問内容が記載されているファイル名等、またこれらの組み合わせでもよいが、これらに限られない。
クーポン情報記憶部273には、表2で示されるクーポン情報リストがあらかじめ記憶されている。このクーポン情報リストにおいては、アンケート結果のうち、アンケートに回答したユーザに関する情報とユーザに提供されるクーポン情報が対応づけられている。つまり、回答したユーザの年齢が11歳〜20歳、性別が男の場合は、P−100という種類のクーポンが対応づけられている。同様に、年齢が21歳〜30歳、性別が男の場合はP−101、年齢が31歳〜40歳、性別が男の場合はP−102という記号のクーポンが対応付けられている。
ここでクーポンとは、商品購入時等に渡したり提示することで、その商品と交換出来たり割引を受けられたりできる情報である。また、商品購入時等に取得して後日金券や割引、サービスとの引き換えとして使用できるポイントを取得できる情報であってもよい。アンケート結果のうち各クーポンに対応付けられる項目として、表2に示された年齢、性別、店舗地域、ジョブ実行時間は一例であり、これに限られない。
その他、各クーポンと、アンケート結果として、情報収集を行った画像処理装置10が設置されている店舗の所在地域や、収集されたジョブ実行時間などに対応づけられてもよい。表2では、設置されている店舗の所在地域が地域βでジョブ実行時間が17:00-21:00の間であった場合、Q−100が対応付けられている。
なお表2ではクーポン情報の例として、内容の異なるクーポンに付されたP−100、P−101、P−102,P−103の記号が対応付けられているが、他の例として、クーポンの内容である文字列自体、各クーポンの画像データのファイル名や、クーポンに変換されるバーコード情報、またこれらの組み合わせでもよいが、これらに限られない。
アンケート処理部290は、ユーザに対するアンケートの実施と、クーポンの出力を行う。アンケート処理部290は、データ受付部291、アンケート情報取得部292、アンケート情報出力部293、アンケート結果受付部294、クーポン情報取得部295、クーポン情報出力部296を有する。各部の詳細は後述する。
図6は本情報処理システム1の処理を示すフローチャートである。
まず画像処理装置10の入力受付部130が入力受付工程として、ユーザによるジョブ実行指示、つまりコピー機能、スキャナ機能、OCR機能などの処理実行指示、を受け付ける(S1)。データ取得処理部180は、データ取得処理工程として、ユーザに対するジョブ実行の結果であるデータを収集して記憶することに対する協力依頼と、協力依頼の結果に基づきデータの取得行う。データ取得処理工程は、一例として、以下のステップS2〜S6の工程を有する。
すなわち、協力依頼処理部181が、協力依頼処理工程として、ジョブを実行した結果である実行結果、例としては画像データやテキストデータ、その他、ジョブ完了までの所要時間、設定情報などを収集することについて、ジョブ実行指示を行なったユーザに了承を得るための協力依頼処理を行う(S2)。協力依頼処理の一例としては、協力依頼処理部181が、表示処理部150に対し、協力依頼画面の表示を指示する。その結果、操作パネル127に協力依頼画面が表示される。するとユーザは、その画面に表示された協力依頼画面の内容に対し、一例として操作パネル127を操作することにより協力するか否かを回答する。この協力依頼に回答した結果を依頼結果と呼ぶ。
さらに依頼結果受付部182は、依頼結果受付工程として、依頼結果を受け付ける(S3)。その後、ジョブ実行部183は、ユーザが指示したジョブを実行する(S4)。次に依頼結果判断部184は、依頼結果判断工程として、協力依頼画面へユーザの入力結果が“協力する”であるかどうかを判断する(S5)。“協力する”であった場合は、データ送信部185が、データ送信工程として、ジョブ結果である画像データやテキストデータ、各種設定情報をアンケート処理部290に送信する(S6)。
アンケート処理部290は、アンケート処理工程として、ユーザからアンケート結果を取得し、アンケート結果に応じたクーポン情報を出力する。アンケート処理部290は、一例として、以下のステップS7〜S14の工程を有する。
すなわち、データ受付部291は、データ受付工程として送信されたデータを受け付ける(S7)。受け付けられたデータは、読出・書込処理部260が結果記憶部271に記憶する(S8)。結果記憶部271に記憶されたデータは、例えば管理者等が参照して各ジョブの品質向上を図るための情報として利用できる。
そしてアンケート情報取得部292は、アンケート情報取得工程として、アンケート情報記憶部272にあらかじめ記憶されている表1を参照し、ユーザが実行したジョブ内容に応じたアンケート情報を取得する(S9)。このようにユーザが実行したジョブに関するアンケート結果を取得するため、必要なアンケート結果を確実に取得出来る。またユーザが実行していないジョブに関してはアンケートを行わないため、ユーザが容易に回答できる。
アンケート情報出力部293は、アンケート情報出力工程として、取得したアンケート情報をユーザに対し出力する(S10)。ユーザに対し出力するとは、一例として、取得したアンケート情報に基づき表示処理部150に対しアンケート内容の表示を指示するものである。アンケート情報の出力のその他の例として、後述のようにユーザに対しアンケートへの回答をうながすメールを送信してもよい。またユーザに対しアンケート内容を知らせる音声、または音と映像を流すものなどでもよい。ユーザがアンケート内容を把握した上で、ユーザにとっての操作部を操作してアンケートへの回答を入力できれば出力方法はこれらに限られない。
ユーザは、出力されたアンケート情報に対し、一例として操作パネル127を操作することにより回答する。以降、アンケート情報に回答した結果をアンケート結果と呼ぶことがある。アンケート結果受付部294は、アンケート結果受付工程として、アンケート結果の少なくとも一部を受け付ける(S11)。アンケート結果受付部294が受け付けたアンケート結果の少なくとも一部は、読出・書込処理部260が結果記憶部271に記憶する(S12)。
その後、クーポン情報取得部295は、クーポン情報取得工程として、アンケート結果に基づき、クーポン情報記憶部273を参照し、クーポン情報を取得する(S13)。つまり、アンケートの回答結果に含まれる情報、例えば性別、年齢などからアンケートに回答したユーザに応じたクーポン情報を取得する。アンケートの回答結果に含まれる情報としては、ユーザが入力した文章に含まれる特定のキーワードなどでもよい。
そして、クーポン情報出力部296は、クーポン情報出力工程として、取得したクーポン情報をユーザに対し出力する(S14)。一例としては、エンジン部117のプリント機能により、クーポンの内容を用紙に印刷する。他の例としては、表示処理部に対し、操作パネル127にクーポン取得用の2次元バーコードを表示するように指示するなどがある。ユーザが店舗やインターネット等で取引を行う際に、取引相手に提示したり、必要に応じて渡したりできればクーポン情報の出力方法はこれらに限られない。
このように画像処理装置に対するユーザが指示したジョブを受け付け、受け付けたジョブに応じたユーザに対するアンケート情報を取得し、取得されたアンケート情報をユーザに対し出力し、ユーザがアンケート情報に回答した結果であるアンケート結果を受け付けた後、ユーザに対しクーポンを出力する。したがって、クーポンがユーザのアンケートに回答するモチベーションとなり、品質向上のために必要な情報の、高い回答率を得られる。
またアンケート情報出力部293は、ステップS8でジョブ結果であるデータが結果記憶部271に記憶された後に、前記アンケート情報の出力を行うため、ジョブ結果とアンケート情報を確実に紐づけることができる。また結果データが確実に保存されたジョブにのみアンケート後に出力されるクーポンを出力することができる。
表3は、結果記憶部171,結果記憶部271に記憶されるアンケートの回答結果を管理する管理テーブルの一例である。アンケートの回答項目である「性別」「年齢」「コピー/スキャナの品質」「OCRの品質」「その他、気になる点」が、表3に示されるような管理テーブルとして記憶される。管理テーブルは、「性別」「年齢」等のユーザの属性に関する項目と、「コピー/スキャナの品質」「OCRの品質」「その他、気になる点」等のジョブの品質を指摘する指摘事項に関する項目を含む。そこで管理テーブルのうち、「コピー/スキャナの品質」「OCRの品質」「その他、気になる点」の行を指摘事項管理テーブルとしてその他の項目と区別して管理すれば、品質向上のために参照しやすくなる。さらに収集した各画像データ、テキストデータを紐づけてもよい。



























図7は本情報処理システムの処理を説明するシーケンス図である。詳細には、図6のフローチャートのステップS5において、回答が“協力する”だった場合に、画像処理装置10とサーバ装置20がどのように動作するかを説明する図である。図7中のS1−1〜S14−1が、図6のS1〜S14に対応する。
なお、画像処理装置10とサーバ20間のやり取りは、それぞれの通信部140、通信部240を通じ、ネットワーク2Nを介して行われる。
まず画像処理装置10の入力受付部130がユーザによるジョブ実行指示、つまり、コピー機能、スキャナ機能、OCR機能などの処理実行指示、を受け付ける(S1−1)。すると協力依頼処理部181が、ユーザに対しユーザが指示したジョブを実行した結果である画像データやテキストデータ、その他設定情報などを収集することについて、了承を得るための協力依頼処理を行う(S2−1)。協力依頼処理の一例としては、表示処理部に対し、協力依頼画面の表示を指示する。
ここで図8を用いて、表示される協力依頼画面の一例を示す。画面にはユーザに対するメッセージとして「品質向上に向けたお願い」「今後の更なる品質向上のため、画像データ/テキストを収集します。ご協力お願いできますか?」と表示される。それに対して、画像データ/テキスト収集に協力可能なユーザが選択できる、「協力する」ボタンが表示されている。協力依頼画面にはさらに、協力しないユーザが選択できる、「協力しない」ボタンが表示されている。
図7に戻って説明を続ける。依頼結果受付部182は、ユーザが操作パネル127からアンケート協力依頼に対して入力した結果を受け付ける(S3−1)。その後、ジョブ実行部183は、ユーザが指示したジョブを実行する(S4−1)。
次に依頼結果判断部184は、協力依頼画面へユーザの入力結果が“協力する”であるかどうかを判断する(S5−1)。“協力する”であった場合は、データ送信部185が、ジョブ結果である画像データやテキストデータ、各種設定情報をデータ受付部291に送信する(S6−1)。送信されたデータはサーバ装置20の受付部291が受け付ける(S7−1)。受け付けられたデータは、読出・書込処理部260が結果記憶部271に記憶する(S8−1)。結果記憶部271に記憶されたデータは、例えば管理者等が参照して各ジョブの品質向上を図るための情報として利用できる。
そしてアンケート情報取得部292は、アンケート情報記憶部272にあらかじめ記憶されている表1を参照して、ユーザが実行したジョブ内容に応じたアンケート情報を取得する(S9−1)。アンケート情報出力部293は、取得したアンケートをユーザが入力できるように出力する(S10−1)。一例としては、表示処理部150に対し、操作パネル127へのアンケート画面の表示を指示する。その他の例として、ユーザに対しアンケート内容を知らせる音声、または音と映像を流すものなどでもよい。ユーザがアンケート内容を把握した上で、ユーザにとっての操作部である操作パネル127のボタン等を操作して回答を入力できれば出力方法はこれらに限られない。
上述の処理は情報処理システム1の各画像処理装置10-nと、サーバ装置20との間で行われるため、複数台の画像処理装置10からのデータ、アンケート結果をサーバ装置20に収集して、品質向上に利用することができる。
ここで図9および図10を用いて、表示されるアンケート画面の一例を示す。図9が第一のアンケート画面としての品質アンケート画面、図10が第二のアンケート画面としてのクーポン受取方法アンケート画面である。
まず図9の品質アンケート画面について説明する。画面においてユーザに対するメッセージとして「アンケートに答えてお得なクーポンをGETしよう」と表示されている。さらに、アンケートの項目として「性別」「年齢」「コピー/スキャナの品質」「OCRの品質」「その他、気になる点」を表示している。
これらの項目は一例として画面上で下線が付されており、ユーザが項目をタッチすることで、それぞれの項目の入力画面が開く。ユーザは画面上で入力することで、アンケートに答えることができる。また、「性別」「年齢」「コピー/スキャナの品質」「OCRの品質」は選択肢から選択して入力する項目、「その他、気になる点」はフリーに文字入力する項目等、項目によって入力の方法を変えてよい。
また、品質アンケート画面には、さらに、ユーザが画面上で選択することができる「回答しない」「回答する」ボタンが表示されている。アンケートに回答しないユーザは、上述したいずれの項目も入力せずに「回答しない」ボタンを押すことができる。アンケートに答えるユーザは、各項目いずれかまたは全項目を入力し、その後「回答する」ボタンを押せばよい。
ユーザにより「回答する」ボタンが押されると、図10のクーポン受取方法アンケート画面が開く。画面においてユーザに対するメッセージとして、「クーポン受取方法を選択して下さい。」と表示されている。さらにクーポンの受取方法として、「・このコピー機でクーポンを印刷する。」「・このコピー機に二次元バーコードを表示させて読み取る。」と表示されており、ユーザはそれぞれをタッチすることで、希望するクーポンの受取方法を入力できる。
なお、第一のアンケート画面、第二のアンケート画面を図9、図10と二つに分けて表示する例を示したが、一つの画面に表示させてもよい。
図7に戻って説明を続ける。ユーザが操作パネル127からアンケートの内容に対する回答を入力すると、アンケート結果受付部294は、そのアンケート結果を受け付ける(S11−1)。そして読出・書込処理部260が、アンケート結果受付部294が受け付けたデータを結果記憶部271に記憶する(S12−1)。
その後、クーポン情報取得部295は、入力されたアンケート結果に基づき、クーポン情報記憶部273にあらかじめ記憶された表2を参照して、クーポン情報を取得する(S13−1)。つまり、アンケート結果の性別、年齢、その他入力文の中の特定のキーワードなどからユーザに応じたクーポン情報を取得する。
そして、クーポン情報出力部296は、取得したクーポン情報をユーザに対し出力する(S14−1)。ユーザに対する出力の一例としては、図10のクーポン受取方法アンケート画面で「・このコピー機でクーポンを印刷する。」が選択された場合にはエンジン部117のプリント機能に対し、クーポンの内容と印刷指示を出力する。ユーザに対する出力の別の例としては、「・このコピー機に二次元バーコードを表示させて読み取る。」が選択された場合には表示処理部150に対し、操作パネル127へ表示するクーポン取得用の2次元バーコード情報とその2次元バーコードの表示指示を出力する。ユーザが店舗やインターネット等で取引を行う際に、取引相手に提示したり、必要に応じて渡したりすることができればクーポン情報の出力方法はこれらに限られない。
次に、図11を用いて、情報処理システム1の第二の実施形態を説明する。図11は、図1の情報処理システム1に対し、さらに端末装置30を有していることを示す図である。
端末装置30はPC等の汎用端末であり、画像処理装置10−nのいずれかにジョブの指示を行なったユーザが使用する、少なくともジョブの指示を行なった画像処理装置10とは別の端末である。携帯情報端末、タブレットPCなどでもよい。端末装置30は、画像処理装置10、サーバ装置20と同様、通信ネットワーク2Nによって接続されている。
図12は端末装置30のハードウェア構成を説明する図である。端末装置30は、CPU31と、ROM32と、RAM33と、HDD34と、ディスプレイ35と、キーボードやマウスやタッチパネルなどの操作部36と、ネットワークI/F37を備え、これらがシステムバス38を介して相互に接続されている。
CPU31は、RAM33をワークエリア(作業領域)としてROM32又はHDD34に記憶されたOS、その他の各種アプリケーションプログラムを実行することで、端末装置30全体の動作を制御する。
表示部としてのディスプレイ35はユーザに対し、ユーザの操作に必要な各種情報を表示する。
操作部36は、ユーザの操作を受け付ける。なお、ユーザの操作を受け付けるとは、ユーザの操作に応じて入力される情報を受け付けることを含む概念である。
ネットワークI/F37は、例えば、Ethernet(登録商標)またはWi−Fiにより通信ネットワーク2を介して他の装置と通信するための通信手段である。
端末装置30は、その他に、各種メディアの読出し、書込みをするためのメディアI/F等を有していてもよい。
図13は、端末装置30の機能ブロック図である。端末装置30は、入力受付部330と、通信部340と、表示処理部350と、読出・書込処理部260と、記憶部370と有する。これら各部は、図3に示されている各構成要素のいずれかが、ROM32からRAM33上に展開された端末装置30用のプログラムに従ったCPU31からの命令によって動作することで実現される機能である。
入力受付部330は、CPU31がRAM33を作業領域としてROM32またはHDD34を実行することによって実現され、外部機器からの指示入力や、ユーザからの指示入力を受け付ける。
通信部340は、CPU31からの命令およびネットワークI/F37の処理により実現され、ネットワーク2Nで接続された他の装置との通信を制御する。
表示処理部350は、CPU31がRAM33を作業領域としてROM32またはHDD34を実行することによって実現され、ディスプレイ35に表示する表示画面を制御する機能を実行する。
読出・書込処理部360は、CPU31がRAM33を作業領域としてROM32またはHDD34を実行することによって実現され、記憶部370に各種データを記憶したり、記憶された各種データを読み出したりする機能を実行する。
記憶部370は、ROM32またはHDD34の処理によって実行され、各種プログラムやデータ、動作に必要な各種設定情報等を記憶する機能を実行する。RAM33の一時的な記憶機能により実行してもよい。
図14は本情報処理システムの処理説明するシーケンス図である。詳細には、図6のフローチャートのステップS5において、回答が“協力する”だった場合に画像処理装置10とサーバ装置20がどのように動作するかを説明する図である。図14中、S1−2〜S14−2が、図6のS1〜S14に対応している。
なお、画像処理装置10、サーバ装置20と端末装置30間のやり取りは、それぞれの通信部140、通信部240、通信部340を通じ、ネットワーク2を介して行われる。
まず画像処理装置10の入力受付部130がユーザによるジョブ実行指示、つまり コピー機能、スキャナ機能、OCR機能などの処理実行指示、を受け付ける(S1−1)。すると協力依頼処理部181が、ユーザにユーザが指示したジョブを実行した結果である画像データやテキストデータ、その他設定情報などを収集することについて、了承を得るための協力依頼処理を行う(S2−1)。協力依頼処理の一例としては、表示処理部に対し、協力依頼画面の表示を指示する。
ここで図8および図15を用いて、表示される協力依頼画面の他の例を示す。図8は前述通り、第一の協力依頼画面としての協力確認画面である。図16が第二の協力依頼画面としての電子メールアドレス入力画面である。
図8の「協力する」ボタンが入力されると、本実施形態では、図15の画面が表示される。図15にはユーザへのメッセージとして「品質向上のためのアンケート回答用URLを送信します。」「メールアドレスの入力をお願いします。」と表示される。「メールアドレスの入力をお願いします。」というメッセージには画面上で下線が付されており、ユーザが項目をタッチすることでメールアドレス入力用画面が開く。ユーザはメールアドレス入力用画面でアンケートの送信を希望するメールアドレスを入力することができる。
図15の画面にはさらに、確定ボタンとキャンセルボタンが表示されている。メールアドレス入力後、確定ボタンが入力されると、第一の協力依頼画面、第二の協力依頼画面への入力内容が確定される。キャンセルボタンが入力されると、第二の協力依頼画面の入力結果であるメールアドレスの入力についてはキャンセルすることもできる。なお、第一のアンケート画面、第二のアンケート画面を図8、図15の二つに分けて表示する例を示したが、一つの画面に表示させてもよい。
図14の説明に戻る。依頼結果受付部182は、ユーザが操作パネル127からアンケート協力依頼に対して入力した結果を受け付ける(S3−2)。その後、ジョブ実行部183は、ユーザが指示したジョブを実行する(S4−2)。
次に依頼結果判断部184は、協力依頼画面へユーザの入力結果が“協力する”であるかどうかを判断する(S5−2)。“協力する”であった場合は、データ送信部185が、ジョブ結果である画像データやテキストデータ、各種設定情報をデータ受付部291に送信する(S6−2)。送信されたデータはサーバ装置20の受付部291が受け付ける(S7−2)。受け付けられたデータは、読出・書込処理部260が結果記憶部271に記憶する(S8−2)。結果記憶部271に記憶されたデータは、例えば管理者等が参照して各ジョブの品質向上を図るための情報として利用できる。
そしてアンケート情報取得部292は、アンケート情報記憶部272にあらかじめ記憶されている表1を参照して、ユーザが実行したジョブ内容に応じたアンケート情報を取得する(S9−2)。アンケート情報出力部293は、取得したアンケートをユーザに対して出力する(S10−2)。本実施形態では、出力する例として、端末装置30にアンケート回答用サイトのURLを含む電子メールを送信する。ユーザが端末装置30の操作部36を操作してURLにアクセスすると、表示処理部350は端末装置30のディスプレイ35に対し、アンケート回答用サイトの内容の表示を指示する。ユーザがアンケート内容を把握した上で、ユーザにとっての操作部である操作部36を操作してアンケートに対する回答を入力できれば出力方法はこれに限られず、映像や音声の出力などであってもよい。
アンケート画面の一例としては、図9で説明した画面などが表示される。また本実施形態ではURLを含む電子メールアドレスを第二の協力依頼画面でユーザに入力させているが、本情報処理システム1を利用するユーザ登録情報として電子メールアドレスを登録しておき、本システムにログインするIDと対応づけられて登録された電子メールアドレスに送信してもよい。
図14の説明に戻ると、ユーザが操作部36を操作してアンケートに対する回答である結果を入力すると、アンケート結果受付部294は、その結果を受け付ける(S11−2)。そして読出・書込処理部260が、アンケート結果受付部294が受け付けたデータを結果記憶部271に記憶する(S12−2)。
その後、クーポン情報取得部295は、入力されたアンケート結果に基づき、クーポン情報記憶部273にあらかじめ記憶された表2を参照して、クーポン情報を取得する(S13−2)。つまり、アンケート結果の性別、年齢、その他入力文の中の特定のキーワードなどから、アンケートに回答したユーザに応じたクーポン情報を取得する。
そして、クーポン情報出力部296は、取得したクーポン情報をユーザに対して出力する(S14−2)。ユーザに対して出力する例としては、端末装置30に対し、クーポンの電子情報を送信したり、ディスプレイ35にクーポンとして使える2次元バーコードを表示させたりするなどすればよい。ユーザが店舗やインターネット等で取引を行う際に、取引相手に提示したり、必要に応じて渡したりすることができればクーポン情報の出力方法はこれらに限られない。
第二の実施形態においては、第一の実施形態の効果に加え、端末装置30にアンケートを送付している為、ユーザは画像処理装置10の利用後、回答しやすい時間に回答をすることができる。アンケートの回答をしやすくなり、さらにアンケートの回答率を上げることができる。
以下、第三の実施形態について説明する。図16は第三の実施形態の画像処理装置10を示す図である。
第三の実施形態においては、画像処理装置10が、第一の実施形態においてサーバ装置20が有していた記憶部270に該当する記憶部170を有する。第一の実施形態における結果記憶部271、アンケート情報記憶部272、クーポン情報記憶部273がそれぞれ、図16の結果記憶部171、アンケート情報記憶部172、クーポン情報記憶部173に該当する。
第三の実施形態においては、画像処理装置10が、第一の実施形態においてサーバ装置20が有していたアンケート処理部290に該当するアンケート処理部190を有する。第一の実施形態におけるデータ受付部291、アンケート情報取得部292、アンケート情報出力部293、アンケート結果受付部294、クーポン情報取得部295、クーポン情報出力部296がそれぞれ、第一の実施形態におけるデータ受付部191、アンケート情報取得部192、アンケート情報出力部193、アンケート結果受付部194、クーポン情報取得部195、クーポン情報出力部196に該当する。
第三の実施形態においては、第一の実施形態の効果に加え、図6のフロー図で説明した処理を画像処理装置10のみで処理可能である。
1 情報処理システム
10 画像処理装置
20 サーバ装置
30 端末装置
25,35 ディスプレイ
127 操作パネル
130 入力受付部
171,271 結果記憶部
180 データ取得処理部
190,290 アンケート処理部
特開2011−18211号公報

Claims (10)

  1. 画像処理装置に対するユーザが指示したジョブを受け付ける入力受付部と、
    前記ジョブを実行した結果である実行結果に関するアンケートの情報であるアンケート情報を、前記ユーザに対して出力するアンケート情報出力部と、
    前記アンケートに回答した結果であるアンケート結果を受け付けるアンケート結果受付部と、
    前記アンケート結果が受け付けられた後、前記ユーザに対してクーポン情報を出力するクーポン情報出力部とを有する情報処理システム。
  2. 前記ユーザに対する表示部を有し、
    前記アンケート情報出力部は、前記表示部に前記アンケートの内容を表示する請求項1の情報処理システム。
  3. 前記アンケート情報出力部は、前記アンケートの内容に回答するための回答用サイトのURLを含む電子メールを前記ユーザに送信する請求項1の情報処理システム。
  4. 前記情報処理システムはさらに、
    前記情報処理システムの処理結果を記憶する結果記憶部を有する請求項1ないし3いずれかの情報処理システム。
  5. 前記情報処理システムはさらに、
    前記ユーザに対してジョブ実行の結果であるデータを収集して記憶することに対する協力依頼を行う協力依頼処理部と、前記協力依頼に対する回答に応じて前記データを取得するデータ取得処理部を有し、
    取得した前記データを前記処理結果として前記結果記憶部に記憶し、
    前記アンケート情報出力部は、前記データが前記結果記憶部に記憶された後に、前記アンケート情報の出力を行う請求項4の情報処理システム。
  6. 前記情報処理システムは、
    前記ジョブを実行するジョブ実行部を有する画像処理装置と、
    前記結果記憶部を有するサーバ装置とを有し、
    複数の前記アンケート結果を含むテーブルである管理テーブルを、前記処理結果として前記結果記憶部に記憶する請求項4または5の情報処理システム。
  7. 前記アンケート結果は複数の回答項目を有し、前記管理テーブルは少なくとも、前記複数の回答項目のうち、前記ジョブの品質を指摘する指摘事項を含む項目からなる指摘事項管理テーブルを含む請求項6の情報処理システム。
  8. 前記情報処理システムはさらに、
    前記ジョブの内容に応じた前記アンケート情報を取得するアンケート情報取得部を有し、
    前記アンケート情報出力部は、前記アンケート情報取得部が取得した前記アンケート情報を出力する請求項1ないし7いずれかの情報処理システム。
  9. 画像処理装置に対するユーザが指示したジョブを受け付ける入力受付部と、
    前記ジョブを実行した結果である実行結果に関するアンケートの情報であるアンケート情報を、前記ユーザに対して出力するアンケート情報出力部と、
    前記アンケートに回答した結果であるアンケート結果を受け付けるアンケート結果受付部と、
    前記アンケート結果が受け付けられた後、前記ユーザに対してクーポン情報を出力するクーポン情報出力部とを有する情報処理装置。
  10. 画像処理装置に対するユーザが指示したジョブを受け付ける入力受付工程と、
    受け付けた前記ジョブに応じた前記ユーザに対するアンケート情報を取得するアンケート情報取得工程と、
    取得された前記アンケート情報を前記ユーザに出力するアンケート情報出力工程と、
    前記ユーザが前記アンケート情報に回答した結果であるアンケート結果を受け付けるアンケート結果受付工程と、
    前記アンケート結果が受け付けられた後、前記ユーザにクーポン情報を出力するクーポン情報出力工程とからなる情報処理方法。
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