JP2019175096A - 建設機械の作業情報管理システム - Google Patents

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Takayuki Doi
隆行 土井
展弘 福尾
Nobuhiro Fukuo
展弘 福尾
耕治 山下
Koji Yamashita
耕治 山下
山▲崎▼ 洋一郎
Yoichiro Yamazaki
洋一郎 山▲崎▼
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Abstract

【課題】作業現場での建設機械の作業状況を効率よく適切に把握することを可能とする作業情報管理システムを提供する。【解決手段】建設機械1に取り付けられ、該建設機械1に対応付けられた固有の識別情報を無線信号により送信する送信部10と、建設機械1の作業現場の複数の監視対象位置に各々配置されており、いずれかの監視対象位置への建設機械1の接近時に、送信部10から送信された識別情報を、建設機械1が接近した監視対象位置にて受信するように構成された複数の受信部15と、各受信部15で受信した識別情報、又は該識別情報に対応付られた建設機械の固有情報と、該識別情報の受信時刻を示す時刻情報とを含む組情報の履歴を出力可能に記憶保持する作業情報記憶部23とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、油圧ショベル等の建設機械の作業に関する情報を管理するシステムに関する。
油圧ショベル等の建設機械は、従来より、種々様々な作業現場で利用されている。また、この種の建設機械を使用する作業においては、例えば特許文献1に見られるように、建設機械に備えた接触防止装置と、外部の特定の物体に装着したICタグとの通信を行うことで、建設機械と、外部の特定の物体との接近を検知して、警報出力を発生する技術が知られている。また、例えば特許文献2にも、特許文献1と同種の技術が記載されている。
特開2008−123014号公報 特開2005−346228号公報
ところで、建設機械を使用する種々様々な作業現場において、作業の進捗状況の把握、作業工程の管理、作業内容の適否の把握等のために、作業現場における建設機械の実際の動作状況を把握することが望まれる。
この場合、例えば作業現場に監視カメラを設置しておき、該監視カメラにより、作業現場での作業状況を動画撮影することが考えられる。
しかしながら、かかる技術では、作業管理者等が、撮影された動画映像を再生して見る作業が必要となるために、その作業工数が大きな負担となりやすい。特に、複数台の監視カメラを必要とする作業現場については、当該作業に多大な工数を要するものとなってしまう。
また、撮影された動画映像には、一般に、必要性の乏しい映像も多く含まれると共に、注目したい箇所が他の物体の背後に隠れてしまうことが多々ある。また、特に、動画映像が長い場合には、重要な映像の見逃しも生じやすい。このため、作業現場で撮影された動画映像を見ても、作業状況を効率よく的確に把握することが困難なものとなりやすい。
本発明はかかる背景に鑑みてなされたものであり、作業現場での建設機械の作業状況を効率よく適切に把握することを可能とする作業情報管理システムを提供することを目的とする。
多くの作業現場において、建設機械による作業の進捗や作業内容等を適切に管理する上では、特に、作業現場の特定の位置の近辺での建設機械の動きを把握できることが重要となる場合が多い。
そこで、本発明の建設機械の作業情報管理システムの第1の態様は、建設機械に取り付けられ、当該取付け対象の建設機械に対応付けられた固有の識別情報を無線信号により送信する送信部と、
前記建設機械の作業現場の複数の監視対象位置に各々配置されており、いずれかの監視対象位置への前記建設機械の接近時に、前記送信部から送信された前記識別情報を、該建設機械が接近した監視対象位置にて受信するように構成された複数の受信部と、
各受信部で受信した前記識別情報、又は該識別情報に対応付られた前記建設機械の固有情報と、該識別情報の受信時刻を示す時刻情報とを互いに対応付けられた情報として含む組情報の履歴を出力可能に記憶保持する作業情報記憶部とを備えることを特徴とする(第1発明)。
かかる第1発明によれば、作業現場のいずれかの建設機械が、前記複数の監視対象位置のうちのいずれかに接近するという事象が発生すると、該建設機械が接近した監視対象位置に配置された受信部が、該建設機械に取付けられた送信部から送信される前記識別情報(該建設機械に対応付られた固有の識別情報)を受信する。
従って、各受信部での識別情報の受信は、該受信部が配置された監視対象位置における上記事象の発生を示すものとなる。そして、発生した当該事象のそれぞれに対応する前記組情報の履歴が作業情報記憶部に出力可能に記憶保持される。
この場合、前記組情報は、各受信部で受信した前記識別情報、又は該識別情報に対応付られた前記建設機械の固有情報と、該識別情報の受信時刻を示す時刻情報とを互いに対応付けられた情報として含むものであるので、該組情報の履歴を前記作業情報記憶部から出力させて参照することで、前記事象が、どの建設機械によって、何時、発生したのかという有用性の高い情報を容易に把握することが可能となる。
よって、第1発明によれば、作業現場での建設機械の作業状況を効率よく適切に把握することを可能となる。
上記第1発明では、前記作業情報記憶部は、各受信部で受信した前記識別情報、又は該識別情報に対応付られた前記建設機械の固有情報と、該識別情報の受信時刻を示す時刻情報とに、さらに、該識別情報を受信した受信部の配置位置が対応付られた前記組情報の履歴を記憶保持するように構成されていることが好ましい(第2発明)。
これによれば、前記組情報の履歴を参照することによって、前記事象が、どの建設機械によって、何時、発生したのかという情報に加えて、さらに、該事象が、どの監視対象位置で発生したのかという有用な情報をも容易に把握することが可能となる。これにより、作業現場での建設機械の作業状況の把握をより一層的確に行うことが可能となる。
また、本発明の建設機械の作業情報管理システムの第2態様は、建設機械に取り付けられ、所定の情報を無線信号により送信する送信部と、
前記建設機械の作業現場の複数の監視対象位置に各々配置されており、いずれかの監視対象位置への前記建設機械の接近時に、前記送信部から送信された前記所定の情報を、該建設機械が接近した監視対象位置にて受信するように構成された複数の受信部と、
前記所定の情報を受信した受信部の配置位置を示す位置情報と、該受信部での該所定の情報の受信時刻を示す時刻情報とを互いに対応付けられた情報として含む組情報の履歴を記憶保持する作業情報記憶部とを備えることを特徴とする(第3発明)。
かかる第3発明によれば、前記事象が発生すると、該建設機械が接近した監視対象位置に配置された受信部が、該建設機械に取付けられた送信部から送信される前記所定の情報を受信する。
従って、各受信部での所定の情報の受信は、第1発明の場合と同様に、該受信部が配置された監視対象位置における前記事象の発生を示すものとなる。そして、発生した当該事象のそれぞれに対応する前記組情報の履歴が作業情報記憶部に出力可能に記憶保持される。
この場合、前記組情報は、前記所定の情報を受信した受信部の配置位置を示す位置情報と、該受信部での該所定の情報の受信時刻を示す時刻情報とを互いに対応付けられた情報として含むものであるので、該組情報の履歴を前記作業情報記憶部から出力させて参照することで、前記事象が、どの監視対象位置で、何時、発生したのかという有用性の高い情報を容易に把握することが可能となる。
よって、第3発明によれば、作業現場での建設機械の作業状況を効率よく適切に把握することを可能となる。
上記第1〜第3発明では、前記建設機械は、走行体と、該走行体に旋回可能に搭載された旋回体と、該旋回体に対して動き得るように該旋回体に搭載された作業装置とを備えるものである場合には、前記送信部は、前記旋回体と前記作業装置とのうちの少なくとも一方に取付けられていることが好ましい(第4発明)。
すなわち、前記走行体、旋回体、及び作業装置を備える建設機械による実質的な作業は、多くの場合、前記作業装置と旋回体の両方、もしくは一方の作動を伴う作業となる。従って、第4発明によれば、作業現場における実質的な作用状況を把握する上で、より有用性の高い前記組情報の履歴を作業情報記憶部に記憶保持することができる。
上記第4発明では、前記作業装置は、前記旋回体から延設されたブームと、該ブームの先端部から延設されたアームと、該アームの先端部に取付けられたアタッチメントとを有るものである場合には、前記送信部は、前記アームの先端部に取付けられていることが好ましい(第5発明)。
ここで、前記作業装置が、ブーム、アーム及びアタッチメントを有するものである場合、該アタッチメントは、一般に、作業現場での作業内容に応じて種々様々な種類のアタッチメントに交換される。そして、第5発明によれば、前記送信部がアームの先端部に取付けられるので、アタッチメントを交換しても、アームの先端部に取付けられた送信部をそのまま使用することができる。
また、アームの先端部に送信部を取り付けることで、該送信部を、作業主体としてのアタッチメントに近い位置に配置することができる。
なお、本発明において、前記送信部としては、例えば、IDタグを使用することができる。
本発明の第1実施形態の作業情報管理システムの全体構成と作業現場とを例示する図。 実施形態の作業情報管理システムに備えた送信部(IDタグ)の構成を示す図。 図1に示す作業情報サーバの処理を示すフローチャート。 本発明の第2実施形態の作業情報管理システムの要部構成を示すブロック図。 本発明の第3実施形態の作業情報管理システムの要部構成を示すブロック図。 図6A及び図6Bは建設機械に対する送信部の取付け位置の他の例を示す図。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態を図1及び図2を参照して説明する。図1を参照して、本実施形態の作業情報管理システムは、作業現場で作業を行う各建設機械1に個別に取付けられた送信部としてのIDタグ10と、作業現場の複数の監視対象位置に各々配置された受信部としてのアンテナ15と、作業現場の事務所等に配置された作業情報サーバ20とを備える。
なお、図1では、作業現場の一例として、ビル、家屋等の解体対象物Baの解体作業を行う作業現場が想定されている。そして、図1では、各建設機械1を側面視で模式的に記載している。また、図1における解体対象物Baと、これに隣接するの隣接物Bbと、進入禁止エリアArとは、作業現場を平面視で見た場合のそれぞれの配置箇所を表している。
各建設機械1は、例えば公知の構成の油圧ショベルであり、走行体2と、走行体2上に旋回可能に搭載された機体としての旋回体3と、ブーム4a、アーム4b及びアタッチメント4cを含む作業装置4とを備える。
作業装置4のブーム4aは、旋回体3の前部に設けられた運転室3aの側方で、旋回体3から揺動可能に延設され、アーム4bはブーム4aの先端部から揺動可能に延設され、アタッチメント4cは、アーム4bの先端部に揺動可能に取付けられている。アタッチメント4cは、建設機械1により実行する作業内容に合わせて、種々様々なものを使用し得る。例えば、解体作業を行う場合には、アタッチメント4cとして、破砕機等の解体作業用のアタッチメントが使用される。
IDタグ10は、所謂、RF−IDタグであり、図2に示すように、個々のIDタグ10毎に固有の識別番号等の識別情報(以降、ID情報という)を記憶保持した記憶部11と、該ID情報を所定の周波数域の無線信号により外部に送信するアンテナ12とを有する。この場合、IDタグ10のアンテナ12から送信可能な無線信号は、比較的弱い強度の信号であり、該IDタグ10に近い位置で受信可能である。
そして、各IDタグ10は、本実施形態では、各建設機械1の作業装置4の所定の部位、例えば作業装置4の先端寄りの部位としてのアタッチメント4cに取り付けられている。
なお、IDタグ10は、電源電池を持たないパッシブ型と、電源電池を有するアクティブ型のいずれでもよい。
受信部としてのアンテナ15は、IDタグ10から送信される無線信号を受信可能なアンテナである。そして、各アンテナ15が配置される監視対象位置は、本実施形態では、建設機械1の作業装置4の接近を極力避けるべき位置である。
例えば、図1に示す例では、解体対象物Baに隣接して、解体対象でない隣接物Bbが存在しており、また、作業現場には、建設機械1の進入が禁止される進入禁止エリアArが存在する。そして、この例では、解体対象物Baと隣接物Bbとの間に配置される防護ネットbp等の遮蔽物に、複数のアンテナ15が適当な間隔を存して取り付けられている。また、進入禁止エリアArの境界付近に該進入禁止エリアArを囲むように設置された複数の支柱as等の設置物のそれぞれに、一つ以上のアンテナ15が取付けられている。
なお、アンテナ15には、アンプ等を含む通信処理回路が付設されていてもよい。また、IDタグ10がパッシブ型のものである場合には、アンテナ15は、IDタグ10に電源電力を送信し得るように構成される。また、本実施形態では、アンテナ15は、ID情報の受信時に、個々のアンテナ15に固有の識別情報(以降、アンテナ識別情報)を、受信したID情報と共に出力するように構成されている。
作業情報サーバ20は、例えば、マイコン、メモリ、インターフェース回路等を含む一つ以上の電子回路ユニット、あるいは、1台以上のコンピュータ、あるいは、これらの組み合わせにより構成され、各アンテナ15の出力信号が入力される。そして、作業情報サーバ20は、実装されたハードウェア構成及びプログラム(ソフトウェア構成)の両方又は一方により構成される機能部として、各IDタグ10のID情報と該IDタグ10を取り付けた建設機械1の固有の識別情報としての号機情報との対応関係を表すID/号機対応情報を記憶保持する記憶部21と、各アンテナ15の配置位置を表すアンテナ位置情報(詳しくは、各アンテナ15の配置位置と該アンテナ15のアンテナ識別情報との対応関係を表す情報)を記憶保持する記憶部22と、各建設機械1に対応するIDタグ10のID情報の受信に関する後述の作業情報を記憶保持する記憶部23と、作業情報のの作成等のデータ処理を行うデータ処理部24とを備える。なお、記憶部23は、本発明における作業情報記憶部に相当する。
次に、本実施形態の作業情報管理システムの作動を説明する。作業情報サーバ20のデータ処理部24は、作業現場での作業が行われている状況で、図3のフローチャートに示す処理を実行する。
STEP1において、データ処理部24は、いずれかのアンテナ15がID情報を受信したか否かを逐次監視する。そして、いずれかのアンテナ15がID情報を受信すると(STEP1の判断結果が肯定的になると)、データ処理部24は、STEP2〜6の処理を実行する。
STEP2では、データ処理部24は、アンテナ15が受信したID情報を該アンテナ15から取得する。また、STEP3では、データ処理部24は、アンテナ15からID情報と共に出力されたアンテナ識別情報から、前記記憶部22に記憶保持されているアンテナ位置情報に基づいて、ID情報を受信したアンテナ15の配置位置(監視対象位置)を示す位置情報を取得する。
さらに、STEP4では、データ処理部24は、STEP2で取得したID情報から、前記記憶部21に記憶保持されているID/号機対応情報に基づいて、ID情報に対応する建設機械1の号機情報を取得する。また、STEP5では、データ処理部24は、ID情報の受信時における時刻情報を取得する。
そして、STEP6において、データ処理部24は、STEP3〜5でそれぞれ取得した位置情報、号機情報、及び時刻情報を互いに対応付けた情報として含む組情報を、いずれかの監視対象位置にいずれかの建設機械1の作業装置4の先端部(アタッチメント4c)が接近するという事象に関する1組の作業情報として、記憶部23に記憶保持する。
以上の如く、データ処理部24は、いずれかのアンテナ15がIDタグ10からID情報を受信する毎に、STEP2〜6の処理を実行する。
これにより、いずれかの建設機械1の作業装置4の先端部(アタッチメント4c)がいずれかの監視対象位置(いずれかのアンテナ15の配置位置)に接近するという事象が発生する毎に、該アンテナ15の配置位置を示す位置情報と、該建設機械1の号機情報と、当該事象が発生した時刻を示す時刻情報との組情報としての作業情報が累積的に記憶部23に記憶保持される。従って、当該事象に関する作業情報(組情報)の履歴が記憶部23に記憶保持される。
そして、データ処理部24は、作業情報サーバ20の所定の操作が行われると、記憶部23に記憶保持された作業情報の履歴のリストを、図示しないディスプレイもしくはプリンタに出力し、あるいは、外部のデータベースサーバ等に転送する。
この場合、データ処理部24は、作業情報(組情報)の履歴を、位置情報もしくは号機情報等に応じてソートした上で出力することも可能である。
これにより、作業現場の管理者、責任者等は、作業現場において、建設機械1が近づき過ぎることを極力回避すべき位置としての監視対象位置(アンテナ15の配置位置)への建設機械1の接近に関する有用な情報を容易に取得できる。
このため、例えば、ある号機の建設機械1の作業装置4が、監視対象位置に接近する頻度が高い場合には、該建設機械1の運転者に注意を促すことが可能となる。また、ある監視対象位置に対して、いずれかの建設機械1の作業装置4が接近するという事象の発生頻度が高いような場合、あるいは、ある時間帯で当該事象の発生頻度が高い場合には、速やかに作業工程を見直すなどの対策を講じることが可能となる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態を図4を参照して説明する。なお、本実施形態は、第1実施形態の作業情報管理システムと、一部の構成だけが相違するものであるので、第1実施形態と同一の事項については説明を省略する。
本実施形態では、作業情報サーバ20と、各建設機械1とに、互いに無線通信を行い得る通信装置25,5が各々搭載されている。そして、建設機械1の通信装置5は、作業情報サーバ20から受信した情報を該建設機械1の運転室3a等に備えられている表示器6に表示させること可能である。
この場合、本実施形態では、作業情報サーバ20の所定の操作に応じて、あるいは、建設機械1の所定の操作に応じて通信装置5から出力される要求に応じて、データ処理部24は、記憶部23に記憶保持した作業情報(組情報)の履歴を通信装置25を介して建設機械1の通信装置5に送信する。そして、建設機械1の通信装置5は、受信した作業情報を該建設機械1の表示器6に表示させる。これにより、建設機械1の表示器6で作業情報の履歴を確認することができる。
なお、この場合、作業情報サーバ20のデータ処理部24は、送信対象の建設機械1に対応する作業情報だけを該建設機械1に送信するようにしてもよい。
[第3実施形態]
次に、本発明の第2実施形態を図5を参照して説明する。なお、本実施形態は、第1実施形態の作業情報管理システムと、一部の構成だけが相違するものであるので、第1実施形態と同一の事項については説明を省略する。
本実施形態では、第2実施形態と同様に、作業情報サーバ20と、各建設機械1とに、互いに無線通信を行い得る通信装置25,5が各々搭載されている。そして、作業情報サーバ20には、作業現場における作業のスケージュールを表す作業工程管理表があらかじめ記憶保持した記憶部26がさらに備えられている。
また、各建設機械1には、作業装置4の実際の作動状態(あるいは、作業装置4及び旋回体3の実際の作動状態)を示す運転情報を、該建設機械1に備えられた種々のセンサ等を介して取得する運転情報取得部7が備えられている。該運転情報取得部7は、例えばマイコン、メモリ、インターフェース回路等を含む電子回路ユニットにより構成される。なお、運転情報取得部7は、建設機械1の運転制御を行う機能等を含んでいてもよい。
そして、本実施形態では、作業情報サーバ20のデータ処理部24は、いずれかのアンテナ15でID情報を受信すると、該ID情報に対応する建設機械1の運転情報取得部7に対して、該ID情報の受信時刻(換言すれば、前記事象の発生時刻)又はその近辺の時間範囲における運転情報を通信装置25,5を介して要求する。
これに応じて、該建設機械1の運転情報取得部7は、要求された運転情報を作業情報サーバ20に通信装置5,25を介して送信する。これにより、データ処理部24は、送信された運転情報を取得する。
さらにデータ処理部24は、ID情報の受信時刻又はその近辺の時間範囲における作業工程管理表のデータを記憶部26から取得する。そして、データ処理部24は、建設機械1から取得した運転情報と、記憶部26から取得した作業工程管理のデータとを前記作業情報(組情報)に対応付けて、記憶部23に記憶保持する。
このように前記作業情報(組情報)に対応付けて記憶部23に記憶保持される運転情報及び作業工程管理のデータは、作業情報の履歴と併せて作業情報サーバ20から出力可能である。
これにより、作業現場の管理者あるいは責任者等は、監視対象位置(アンテナ15の配置位置)への建設機械1に接近するという事象の発生の履歴を把握することに加えて、各事象の発生時、又はその近辺での建設機械1の実際の運転情報と、作業工程管理表のデータを参照することができる。
ひいては、上記事象の発生時の建設機械1の作動状態が適切な作動状態であったか否か、該事象の発生時の作業の進捗状況等を把握することが可能となる。その結果、作業工程の見直し等を的確に行うことが可能となる。
なお、本発明は、以上説明した実施形態に限定されるものではない。以下に他の実施形態をいくつか説明する。
前記各実施形態では、IDタグ10(送信部)は、各建設機械1の作業装置4のアタッチメント4cに取付けられている。ただし、IDタグ10(送信部)を、例えば図6Aに示す如く、作業装置4のアーム4bの先端部に取付けてもよい。このようにした場合には、IDタグ10を建設機械1に付け直すことを必要とせずに(建設機械1とID情報との対応関係を維持したままで)、アタッチメント4cを種々様々のものに交換できる。
また、建設機械1の旋回体3の作動の監視が必要である場合には、作業装置4にIDタグ10(送信部)を取り付ける代わりに、あるいは、作業装置4にIDタグ10(送信部)を取り付けることに加えて、例えば図6Aに示す如く、旋回体3にIDタグ10(送信部)の所定の部位、例えば後部に取り付けてもよい。
また、前記各実施形態では、送信部としてIDタグ10を使用した。ただし、送信部は、例えばBluetooth(登録商標)あるいはWi-Fi(登録商標)等の無線信号を送信可能なものであってもよい。
また、前記各実施形態では、記憶部23(作業情報記憶部)に記憶保持する作業情報(組情報)は、いずれか建設機械1の作業装置4の先端部(アタッチメント4c)がいずれかの監視対象位置(いずれかのアンテナ15の配置位置)に接近するという事象が発生した位置を示す位置情報と、該事象を発生させた建設機械1の号機情報と、該事象の発生時刻(アンテナ15によるID情報の受信時刻)を示す時刻情報とを含む。
ただし、記憶部23(作業情報記憶部)に記憶保持する作業情報(組情報)は、位置情報と号機情報とのいずれか一方を含まないものであってもよい。また、例えば、号機情報の代わりに、ID情報を含む作業情報(組情報)を記憶部23を記憶保持し、作業情報の履歴と併せて、ID/号機対応情報を随時、参照できるようにしてもよい。
また、前記各実施形態では、建設機械1として、油圧ショベルを例示したが、本発明は、油圧ショベル以外の建設機械(例えばクレーン等)についても適用し得る。
1…建設機械、2…走行体、3…旋回体、4…作業装置、4a…ブーム、4b…アーム、4c…アタッチメント、10…IDタグ(送信部)、15…アンテナ(受信部)、23…記憶部(作業情報記憶部)。

Claims (5)

  1. 建設機械に取り付けられ、当該取付け対象の建設機械に対応付けられた固有の識別情報を無線信号により送信する送信部と、
    前記建設機械の作業現場の複数の監視対象位置に各々配置されており、いずれかの監視対象位置への前記建設機械の接近時に、前記送信部から送信された前記識別情報を、該建設機械が接近した監視対象位置にて受信するように構成された複数の受信部と、
    各受信部で受信した前記識別情報、又は該識別情報に対応付られた前記建設機械の固有情報と、該識別情報の受信時刻を示す時刻情報とを互いに対応付けられた情報として含む組情報の履歴を出力可能に記憶保持する作業情報記憶部とを備えることを特徴とする建設機械の作業情報管理システム。
  2. 請求項1記載の建設機械の作業情報管理システムにおいて、
    前記作業情報記憶部は、各受信部で受信した前記識別情報、又は該識別情報に対応付られた前記建設機械の固有情報と、該識別情報の受信時刻を示す時刻情報とに、さらに、該識別情報を受信した受信部の配置位置を示す位置情報が対応付られた前記組情報の履歴を記憶保持するように構成されていることを特徴とする建設機械の作業情報管理システム。
  3. 建設機械に取り付けられ、所定の情報を無線信号により送信する送信部と、
    前記建設機械の作業現場の複数の監視対象位置に各々配置されており、いずれかの監視対象位置への前記建設機械の接近時に、前記送信部から送信された前記所定の情報を、該建設機械が接近した監視対象位置にて受信するように構成された複数の受信部と、
    前記所定の情報を受信した受信部の配置位置を示す位置情報と、該受信部での該所定の情報の受信時刻を示す時刻情報とを互いに対応付けられた情報として含む組情報の履歴を記憶保持する作業情報記憶部とを備えることを特徴とする建設機械の作業情報管理システム。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の建設機械の作業情報管理システムにおいて、
    前記建設機械は、走行体と、該走行体に旋回可能に搭載された旋回体と、該旋回体に対して動き得るように該旋回体に搭載された作業装置とを備えており、前記送信部は、前記旋回体と前記作業装置とのうちの少なくとも一方に取付けられていることを特徴とする建設機械の作業情報管理システム。
  5. 請求項4記載の建設機械の作業情報管理システムにおいて、
    前記作業装置は、前記旋回体から延設されたブームと、該ブームの先端部から延設されたアームと、該アームの先端部に取付けられたアタッチメントとを有し、前記送信部は、前記アームの先端部に取付けられていることを特徴とする建設機械の作業情報管理システム。
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