JP2019174050A - 半導体製造設備における水処理設備の排熱回収再利用システム - Google Patents

半導体製造設備における水処理設備の排熱回収再利用システム Download PDF

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Abstract

【課題】半導体製造設備における水処理設備において、熱エネルギーの有効利用が可能な排熱回収再利用システム1を提供する。【解決手段】半導体製造設備における水処理設備の排熱回収再利用システム1は、冷媒を蒸発させる蒸発器2bと、冷媒を圧縮するコンプレッサ2cと、冷媒を凝縮させる凝縮器2dと、冷媒を膨張させる膨張弁2eとがこの順で閉ループ配管2a上に配置されているヒートポンプ2を有している。蒸発器2bは半導体製造設備における水処理設備を常時流れる第1の流体から吸熱し、水処理設備を流れる第2の流体が凝縮器2dから排出された熱によって加熱される。【選択図】図1

Description

本発明は半導体製造設備における水処理設備の排熱回収再利用システムに関し、特にヒートポンプを用いた排熱回収再利用システムに関する。
ヒートポンプを用いた排熱利用システムが知られている。特許文献1,2には、工場の廃温水から吸熱しボイラの給水を加熱するヒートポンプを備えた給水加温システムが開示されている。
特開2017−96569号公報 特開2017−96570号公報
半導体製造設備のうち純水、超純水の製造装置や排水処理設備などの水処理設備では加熱が必要な流体が流通している。これらの流体の中には40〜50℃の加熱が要求されるものがある。この温度で流体の加熱を行うためには、蒸気やドレン等の高温流体と当該流体との熱交換が必要となる。このため、従来の半導体製造設備における水処理設備では、蒸気や温水を供給するユーティリティ設備が設けられている。一方、半導体製造設備における水処理設備では、排ガスの除害処理(無害化)で生成される温排水や、純水、超純水の製造装置で生成される温水など様々な流体が流通している。従来、これらの温排水等の持つ熱エネルギーは有効利用されていない。
本発明は、半導体製造設備における水処理設備において、熱エネルギーの有効利用が可能な排熱回収再利用システムを提供することを目的とする。
本発明の半導体製造設備における水処理設備の排熱回収再利用システムは、冷媒を蒸発させる蒸発器と、冷媒を圧縮するコンプレッサと、冷媒を凝縮させる凝縮器と、冷媒を膨張させる膨張弁とがこの順で閉ループ配管上に配置されているヒートポンプを有している。蒸発器は半導体製造設備における水処理設備を常時流れる第1の流体から吸熱し、水処理設備を流れる第2の流体が凝縮器から排出された熱によって加熱される。
本発明によれば、第1の流体が保有する熱エネルギーをヒートポンプで回収し、第2の流体を加熱することができる。第1の流体は半導体製造設備における水処理設備を常時流れているため、安定した熱源として利用することができる。従って、本発明によれば、半導体製造設備における水処理設備において、熱エネルギーの有効利用が可能な排熱回収再利用システムを提供することができる。
本発明の一実施形態に係る排熱回収再利用システムの全体構成を示す略図である。 排熱回収再利用システムの変形例の全体構成を示す略図である。 本発明の一実施形態に係る排熱回収再利用システムが適用される半導体製造設備における水処理設備の一部の構成を示す略図である。
以下、図面を参照して本発明の半導体製造設備における水処理設備の排熱回収再利用システムについて説明する。図1は本発明の一実施形態に係る排熱回収再利用システムの全体構成を示す略図である。以下の説明において、「第1の流体」は、半導体製造設備101における水処理設備100の内部を常時流れ、ヒートポンプ2の蒸発器2bから吸熱される流体である。すなわち、第1の流体は熱源となる流体である。第1の流体が流れる配管を第1の配管L1という。第1の流体がヒートポンプ2の蒸発器2bとの間で熱交換する部位、すなわちヒートポンプ2によって吸熱される部位を第1の熱交換部H1という。「第2の流体」は、水処理設備100の内部を流れ、ヒートポンプ2の凝縮器2dから排出された熱によって加熱される被加熱流体である。第2の流体が流れる配管を第2の配管L2という。第2の流体が中間循環水を介してヒートポンプ2の凝縮器2dとの間で熱交換する部位、すなわち中間循環水を介してヒートポンプ2によって加熱される部位を第2の熱交換部H2という。「第2の流体」は水処理設備100を常時流れる流体でもよいし、非定常的ないし間歇的に流れる流体であってもよい。また、以下の実施形態において、第1及び第2の流体は水であるが、水以外の液体またはガスであってもよい。
以下の実施形態では、第1の流体は水処理設備100中の特定のラインを流れる1種類の流体であるが、互いに異なるラインを流れる複数種類の流体であってもよい。同様に、第2の流体は水処理設備100中の特定のラインを流れる1種類の流体であるが、互いに異なるラインを流れる複数種類の流体であってもよい。
第1の流体は受けタンク5に貯留され、ポンプ7を備えた第1の配管L1によって水処理設備100の排熱回収再利用システム1に供給される。ポンプ8を備えた第3の配管L3が第1の配管L1から分岐しており、第1の流体の一部は排熱回収再利用システム1をバイパスしてポンプ8により後段設備9に送られる。
水処理設備100の排熱回収再利用システム1はヒートポンプ2を有している。ヒートポンプ2は、閉ループ配管2aを流れる冷媒を蒸発させる蒸発器2bと、冷媒を圧縮するコンプレッサ2cと、冷媒を凝縮させる凝縮器2dと、冷媒を膨張させる膨張弁2eとを有し、これらがこの順で閉ループ配管2a上に配置されている。
第1の配管L1にはポンプ3と、その下流に位置するヒートポンプ2と、が設けられている。第1の配管L1を流れる第1の流体は第1の熱交換部H1でヒートポンプ2の蒸発器2bと熱交換する(吸熱される)。ヒートポンプ2を循環する冷媒は第1の流体から吸熱して蒸発する(潜熱が供給される)。第1の流体の温度は蒸発器2bとの熱交換によって低下する。これによって、第1の流体の熱エネルギーが有効利用される。それだけでなく、熱交換により第1の流体の温度が下がることで、後段設備9に供給される第1の流体の温度は後段設備の性能に適した温度となる。
第1の配管L1のポンプ3の下流には三方弁4が設けられている。還流配管LRが第1の配管L1の第1の熱交換部H1の下流で第1の配管L1から分岐し、三方弁4で第1の配管L1と合流している。ヒートポンプ2の性能は蒸発器2bで熱交換される第1の流体の温度に依存し、第1の流体の温度が高すぎると所望の性能が得られないことがある。その場合、蒸発器2bとの熱交換によって温度の低下した第1の流体の一部をヒートポンプ2の蒸発器2bの上流側に還流させるように三方弁4を切り替える。これによって、第1の熱交換部H1に供給される第1の流体をヒートポンプ2の性能上好ましい温度に調整することができる。また、三方弁4は、ヒートポンプ2で冷却される第1の流体の温度を、後段設備9で必要とされる温度に制御、調整することができる。一般的なヒートポンプでは、1パス、すなわち再循環を行わない熱交換を行うが、1パスでの熱交換ではヒートポンプの特性上、ヒートポンプの入口温度と出口温度の温度差は3〜10℃程度が限界となる。これを超える温度差を確保する必要がある場合は、一般的に付帯設備として中間タンク、熱交換器及び三方弁またはコントロール弁を用いた温度調整を行うことが多い。本実施形態では三方弁4によって第1の流体を再循環させるため、第1の流体の温度調整範囲が広がり、付帯設備を簡素化することができる。なお、温度計T1を第1の配管L1に設置し、温度計T1の測定結果に基づき三方弁4を調整することで、第1の流体を再循環(還流)させる割合を適切に制御することができる。温度計T1の設置場所は熱交換部H1の入口でも出口でもよい。第1の流体の温度とヒートポンプ2の性能の関係から還流配管LRが不要な場合、還流配管LRと三方弁4を省略することができる。
排熱回収再利用システム1は、ヒートポンプ2の凝縮器2dと第2の熱交換部H2との間に設けられた蓄熱部6を有する。蓄熱部6は凝縮器2dから放熱された熱を蓄熱し、蓄熱された熱で第2の流体を加熱する。蓄熱部6は、中間循環水を貯蔵する容器6aを有している。容器6aは2つの仕切り壁6b,6cを有し、これらの仕切り壁6b,6cによって、容器6aの内部が第1、第2、第3の水室61,62,63に分離されている。水室の数は3つに限定されず、容器6aは一般的には、直列に配列されたN個(Nは2以上の自然数)の水室と、容器6aの内部をこれらの水室に区分するN−1個の仕切り壁を有している。N個の水室のうち、容器6aの一方の端部に位置する水室を第1の水室61といい、容器6aの他方の端部に位置する水室を第Nの水室(本実施形態では第3の水室63)という。仕切り壁6b,6cの下端は容器6aの底部から離間しており、仕切り壁6b,6cの上端は中間循環水の水位より上方にある。従って、中間循環水は、互いに隣接する水室の間を、仕切り壁6b,6cの下端と容器6aの底部との間の隙間を通って、流通することができる。
図2には蓄熱部6の変形例を示す。図2(a)に示す変形例では仕切り壁6bの下端は容器6aの底部から離間しており、上端は中間循環水の水位より上方にある。これに対し、仕切り壁6cの下端は容器6aの底部に接続されており、上端は中間循環水の水位の下方にある。図2(b)に示す変形例では仕切り壁6bの下端は容器6aの底部に接続されており、上端は中間循環水の水位の下方にある。これに対し、仕切り壁6cの下端は容器6aの底部から離間しており、上端は中間循環水の水位より上方にある。いずれの変形例でも中間循環水は、互いに隣接する水室の間を、隙間を介して流通することができる。第1の中間ループ配管LM1から低温の中間循環水を取り出しやすく、第2の中間ループ配管LM2から高温の中間循環水を取り出しやすいため、熱交換効率が高められる。特に、図2(a)に示す構成は、水の比重差により、低温の中間循環水が容器6aの第1の中間ループ配管LM1の取り出し口近傍に滞留するため、低温の中間循環水をより効率的に取り出しやすい。3つ以上の仕切り壁を設ける場合、下端が容器6aの底部から離間し上端が中間循環水の水位より上方にある仕切り壁と、下端が容器6aの底部に接続され上端が中間循環水の水位の下方にある仕切り壁とを交互に配置することができる。
第1の水室61の上部と第3の水室63の下部との間を第1の中間ループ配管LM1が延びている。第1の中間ループ配管LM1の途中には凝縮器2dとの間で熱交換を行う(冷媒の潜熱が放出される)中間熱交換部HMが設けられている。第1の中間ループ配管LM1の中間熱交換部HMの上流には第1の中間ポンプP1が設けられている。第1の水室61の下部と第3の水室63の上部との間を第2の中間ループ配管LM2が延びている。第2の中間ループ配管LM2の途中には第2の流体との間で熱交換を行う第2の熱交換部H2が設けられている。第2の中間ループ配管LM2の第2の熱交換部H2の上流には第2の中間ポンプP2が設けられている。
排熱回収再利用システム1は以下のように作動して、第1の流体の熱エネルギーを第2の流体に与える。前述のように、第1の配管L1には通常第1の流体が流れている。ヒートポンプ2は常時運転されている。第1の中間ポンプP1は通常運転されている。このため、第1の中間ループ配管LM1には通常中間循環水が流れている。ヒートポンプ2は第1の熱交換部H1で第1の流体から熱エネルギーを奪い、中間熱交換部HMで中間循環水を加熱する。加熱された中間循環水は、第1の水室61の上部から第1の水室61に流入する。中間循環水は仕切り壁6b,6cの下端と容器6aの底部との間の隙間を通って、第1の水室61から第2の水室62に流入し、さらに第3の水室63に流入する。第3の水室63に流入した中間循環水は、第3の水室63の下部から引き出され、第1の中間ポンプP1で加圧され、中間熱交換部HMで再び加熱される。このようにして、蓄熱部6には蒸発器2bとの間で熱交換された熱が蓄積されていく。第2の流体を加熱するときは第2の中間ポンプP2が起動される。中間循環水は第1の水室61の下部から第2の中間ループ配管LM2に流入し、第2の中間ポンプP2で加圧され、第2の熱交換部H2で第2の配管L2を流れる第2の流体と熱交換する(第2の流体を加熱する)。
第1の中間ポンプP1だけが起動しているときは、容器6a内には第1の水室61から第3の水室63に向かう中間循環水の流れが生じている。このため、第1の水室61の中間循環水が最も高温となり、第3の水室63の中間循環水が最も低温となっている。この状態で第2のポンプP2を起動すると、最も高温となっている第1の水室61から中間循環水が第2の熱交換部H2に供給されるため、第2の流体を効率的に加熱することができる。
上述の実施形態ではヒートポンプ2は常時運転しているが、第2の流体が必要とする熱量に応じて、ヒートポンプ2を間歇運転することもできる。例えば、ヒートポンプ2の加熱能力が120kWで、第2の流体の必要熱量が900kWhである場合、蓄熱部6等の放熱ロスを無視すると、ヒートポンプ2は1日当り8時間程度運転すれば十分である。また、第2の流体の必要熱量に応じて、複数のヒートポンプ2を並列設置することもできる。
上述の実施形態では1種類の第1の流体と1種類の第2の流体との間で熱交換が行われるが、1種類の第1の流体と複数の第2の流体との間で熱交換が行われてもよいし、複数の第1の流体と1種類の第2の流体との間で熱交換が行われてもよいし、複数の第1の流体と複数の第2の流体との間で熱交換が行われてもよい。複数の第1の流体からヒートポンプ2で吸熱する場合、複数の第1の熱交換部H1をヒートポンプ2の蒸発器2bに沿って直列に配置することができる。複数の第2の流体をヒートポンプ2で加熱する場合、複数の第2の熱交換部H2をヒートポンプ2の凝縮器2dに沿って直列または並列に配置することができる。
図3は、本発明の一実施形態に係る排熱回収再利用システム1が適用される半導体製造設備101における水処理設備100の一部の構成を示す略図である。以下、第1の流体(第1の配管L1)と第2の流体(第2の配管L2)の具体例について説明する。
水処理設備100は、ウエハの洗浄などに用いられる純水または超純水を供給する純水供給設備11を有している。なお、本発明において純水供給設備11は超純水供給装置を含む概念であり、本実施形態の純水供給設備11は超純水供給設備の意味で用いられる。純水供給設備11には後述する除害装置121で処理された排水の他、外部の工業用水(これらを総称して原水という)などが供給される。純水供給設備11に供給された原水はろ過器111で粒子や微粒子が除去される。原水は次に、逆浸透膜装置(RO)112でイオンや塩類など水以外の不純物が除去されることで浄化される。原水はさらにUV殺菌装置113でUV殺菌され、樹脂塔114でイオン成分がさらに除去されることで浄化され、純水が製造される。純水は1次純水タンク115に貯蔵される。原水の供給部から1次純水タンク115までの各装置は第1のラインL11上に直列に配置されている。
1次純水タンク115には温超純水供給ラインL12と常温超純水供給ラインL13が接続されている。これは、ユースポイントによって温超純水または常温超純水が要求されるためである。以下、温超純水が要求される半導体製造設備101のユースポイントを温超純水ユースポイントUP1、常温超純水が要求される半導体製造設備101のユースポイントを常温超純水ユースポイントUP2という。温超純水供給ラインL12と常温超純水供給ラインL13を通る純水はいずれもUV酸化装置116a,116bでUV殺菌され、カートリッジポリッシャー(非再生式の混床式イオン交換装置)117a,117bでイオン成分がさらに除去され、限外ろ過膜(UF)119a,119bで生菌を含む微粒子が除去され、超純水が製造される。カートリッジポリッシャー117aの後段には純水の加熱装置(熱交換器)118が設けられている。従って、限外ろ過膜装置119aは加熱装置118と温超純水ユースポイントUP1との間に設けられ、限外ろ過膜装置119bはカートリッジポリッシャー117bと常温超純水ユースポイントUP2との間に設けられる。限外ろ過膜119aの透過水は温超純水として各温超純水ユースポイントUP1に送られ、限外ろ過膜119bの透過水は常温超純水として各常温超純水ユースポイントUP2に送られる。このように、1次純水タンク115から温超純水ユースポイントUP1までの各装置は温超純水供給ラインL12上に直列に配置され、1次純水タンク115から常温超純水ユースポイントUP2までの各装置は常温超純水供給ラインL13上に直列に配置されている。
温超純水ユースポイントUP1で使用されなかった温超純水は再使用のため、第1のリターンラインL14を通り、第1のリターン水として1次純水タンク115に送られる。第1のリターンラインL14は、最下流の温超純水ユースポイントUP1から1次純水タンク115まで延びているが、第1のリターン水は少なくとも加熱装置118の上流に戻されればよい。これは、後述するように第1のリターン水はヒートポンプ2の熱源として利用され、加熱装置118による加熱が必要な温度まで冷却されるためである。常温超純水ユースポイントUP2で使用されなかった常温超純水も再使用のため、第2のリターンラインL15を通り、第2のリターン水として1次純水タンク115に送られる。
温超純水供給ラインL12の限外ろ過膜装置119aの非透過水(リジェクト水)も再使用のため、第3のリターンラインL16を通り、第1のUFリジェクト水として1次純水タンク115に送られる。第3のリターンラインL16は、温超純水の被透過側の部分から1次純水タンク115まで延びているが、第3のリターン水は少なくとも加熱装置118の上流に戻されればよい。これは、後述するように第3のリターン水はヒートポンプ2の熱源として利用され、加熱装置118による加熱が必要な温度まで冷却されるためである。常温超純水供給ラインL13の限外ろ過膜装置119bの非透過水(リジェクト水)も再使用のため、第4のリターンラインL17を通り、第2のUFリジェクト水として1次純水タンク115に送られる。
純水供給設備11における第1の流体、すなわち第2の流体の加熱源は、上述のように第1のリターンラインL14を流れる純水若しくは超純水、または第3のリターンラインL16を流れる限外ろ過膜装置119aの非透過水(第1のUFリジェクト水)である。これらの流体の温度は30℃以上、40℃以下であり、熱源の温度として好適である。
水処理設備100は排水回収設備12を有している。半導体製造設備101では毒性や腐食性をもった様々な有害ガスが排ガスとして生成される。これらの排ガスは有害成分の除害(無害化)処理を行ってから系外に排出される。排ガス中の有害成分を除害する目的で、例えば燃焼式除害装置121が用いられる。燃焼式除害装置121では、燃焼筒に導入された排ガスをバーナーで燃焼ないし熱分解させることで、排ガス中の有害成分が除害される。高温で燃焼された排ガスは冷却水で冷却されるため、その過程で比較的温度の高い排水が生成される。この排水は除濁膜122で濁質成分が除去され、さらに逆浸透膜装置123で粒子や微粒子が除去されて補給水タンク124に貯蔵される。補給水タンク124には外部からの補給水も補給される。補給水タンク124に貯蔵された水は除害装置121で再利用される。本実施形態では、比較的高温である除害設備の排水が第1の流体として利用される。第1の流体は逆浸透膜装置123の前段、すなわち、除濁膜122と逆浸透膜装置123との間の区間を流れる流体であることが望ましい。これは、逆浸透膜装置123には、良好な微粒子除去性能を得るために、5〜30℃、より好ましくは20〜30℃の温水が供給されることが望ましいためである。除害装置121の排出水は比較的高温であるため、逆浸透膜装置123の上流側で除熱されることで、排出水の温度を逆浸透膜装置123の作動上好ましい温度まで低下させることができる。除害装置121の排出水は排出量が多く、温度が一般的に33〜40℃程度であり、水処理設備100から排出される排水のうち、最も大きな熱量をもつ排水の一つである。また、この排水は基本的に1日24時間安定した量で排出される。
水処理設備100には排水処理設備13を有している。水処理設備100の様々なマシンから排出される排水は、排水蒸発装置131での蒸発処理、排水蒸留装置132での蒸留処理、凝集沈殿装置133での凝集沈殿処理などを受ける。排水はさらに生物処理装置134で有機性の汚濁物質が微生物活動を利用して分解、除去され、最終処理装置135で最終処理され、系外に放流される。最終処理装置135は例えば、凝集加圧浮上分離装置、ろ過器、活性炭塔・ph調整装置などのいずれかもしくは組み合わせにより構成される。排水蒸発装置131と排水蒸留装置132は少なくともいずれかが設けられていればよい。放流水の温度は通常30℃以上、40℃以下であり、第2の流体を加熱する温度として好ましい。また、放流水は常時流れているため、安定した熱源として利用することができる。このため、水処理設備100から外部に放出される放流水は第1の流体として利用される。
半導体製造設備101では、空調設備(エアコンディショナ)によってクリーンルームなどが除熱され、除熱された熱が系外に放出される。具体的には、エアコンディショナで除熱された熱は中間ループ141を流れる冷却水に伝達され、冷却水は冷却塔142で冷却される。中間ループ141には冷却塔142と、冷却水をろ過するろ過器143と、ろ過された冷却水を貯蔵する補給水タンク144とが設けられ、冷却水が循環するようにされている。補給水タンク144には外部からの補給水も補給される。冷却塔142の下流側の区間の冷却水の温度は通常30〜40℃であり、熱源として好ましい温度である。このため、冷却塔142の出口水、好ましくはろ過器143の出口水が第1の流体として利用される。
水処理設備100中の被加熱流体、すなわち第2の流体としては以下のものが挙げられる。まず、第2の流体は、樹脂塔114を再生するために樹脂塔114に供給される水(再生水)である。再生水の温度は40℃以上、50℃以下であることが望ましい。樹脂塔114の再生処理は例えば1日に1回程度の頻度で定期的に行われるが、再生水が必要となるのはこのタイミングだけである。
他の第2の流体は、逆浸透膜装置112の入口水である。上述のように、逆浸透膜装置112には、良好な微粒子除去性能を得るために5〜30℃、より好ましくは20〜30℃の温水が供給されることが望ましい。従って、逆浸透膜装置112の入口水の温度がこれを下回る場合、蓄熱部6に貯蔵された温水で逆浸透膜装置112の入口水、より好ましくはろ過器111の入口水を加熱することが望ましい。
さらに他の第2の流体として、排水処理設備13の排水蒸発装置131と排水蒸留装置132の少なくともいずれかに供給される供給水が挙げられる。供給水はマシンからの排水の蒸発処理または蒸留処理に適した温度まで加熱されるが、蓄熱部6に貯蔵された温水で供給水を予め予熱することで加熱のためのエネルギーを節約できる。
以上のように、本実施形態では複数の第1の流体と複数の第2の流体との間で熱交換が行われる。このため、蓄熱部6に貯蔵される中間循環水の温度は、第2の流体として要求される最も高い温度、または最も大量に必要とされる第2の流体に温度に合わせて設定することが好ましい。本実施形態では主に除害装置121から排出される30〜40℃の温水から吸熱され、その熱が熱部6に供給され、主に樹脂塔114の再生水(必要温度40〜50℃)として利用される。このため、ヒートポンプ2は中間循環水を55℃程度まで昇温する。従って、例えば逆浸透膜装置112の入口水を20〜30℃の範囲に加熱するためには温度制御手段を設けることが望ましい。温度調整手段としては、第2の中間ループ配管LM2に設けられる流量調整弁7が挙げられる。流量調整弁7の開度を絞ることで、第2の中間ループ配管LM2を流れる中間循環水の流量を抑え、逆浸透膜装置112の入口水の温度が過度に上昇することを防ぐことができる。この際、逆浸透膜装置112の入口水の温度を測定する温度計を設け、測定された温度に応じて流量調整弁7の開度を調整することができる。また、還流配管LRと三方弁4は第1の熱交換部H1に供給される第1の流体の温度と流量を調整可能であるため、第2の流体の温度を40℃以上、50℃以下の範囲に加熱するための温度制御手段として機能する。
以上説明したように、本実施形態によれば、第1の流体の熱エネルギーを有効利用して第2の流体の加熱に必要な熱エネルギーを削減できるため、水処理設備100の稼動のために必要なエネルギーの総量を削減できる。ヒートポンプ2は第1の流体から吸熱した熱エネルギーとコンプレッサ2cの仕事の合計に等しい熱量を放熱することができ、また、蒸気などと異なり、被加熱流体の加熱温度があまり高くない場合にも適用することができる。削減可能なエネルギーは放熱ロスや熱伝達ロスを無視すると、ヒートポンプ2による発生エネルギー(ヒートポンプ2の吸熱量とコンプレッサ2cの仕事の合計)からヒートポンプ2の駆動動力を引いた値であり、一例では270000kWh/年である。
また、系外に放出される放流水を冷却する場合、放流水から除熱することで、冷却負荷が減少し、冷却設備の容量、冷却水の水量を削減することができる。
さらに、本実施形態の排熱回収再利用システム1は蓄熱部6を有しているため、排熱回収再利用システム1をより合理的に構成できる。第1の流体の排熱を第2の流体に直接伝達する場合、第2の流体の必要熱エネルギーをまかなえる容量のヒートポンプ2を設ける必要がある。しかしながら、第2の流体の加熱は基本的に間歇的に行われるため、蓄熱部6を設けることで、ヒートポンプ2の容量を抑制することができる。
1 排熱回収再利用システム
2b 蒸発器
2c コンプレッサ
2d 凝縮器
2e 膨張弁
2a 閉ループ配管
2 ヒートポンプ
6 蓄熱部
6a 容器
6b,6c 仕切り壁
61〜63 第1〜3の水室
11 純水供給設備
12 排水回収設備
13 排水処理設備
100 半導体製造設備における水処理設備
101 半導体製造設備
113 逆浸透膜装置
114 樹脂塔
118 加熱装置
119a,119b 限外ろ過膜装置
121 除害設備
131 排水蒸発装置
132 排水蒸留装置
142 冷却塔
H1 第1の熱交換部
H2 第2の熱交換部
HM 中間熱交換部
L1 第1の配管
L2 第2の配管
L14 第1のリターンライン
LM1 第1の中間ループ配管
LM2 第2の中間ループ配管
LR 還流配管
UP1 温超純水ユースポイント
UP2 常温超純水ユースポイント

Claims (13)

  1. 冷媒を蒸発させる蒸発器と、前記冷媒を圧縮するコンプレッサと、前記冷媒を凝縮させる凝縮器と、前記冷媒を膨張させる膨張弁とがこの順で閉ループ配管上に配置されているヒートポンプを有し、
    前記蒸発器は半導体製造設備における水処理設備を常時流れる第1の流体から吸熱し、前記水処理設備を流れる第2の流体が前記凝縮器から排出された熱によって加熱される、半導体製造設備における水処理設備の排熱回収再利用システム。
  2. 前記凝縮器から排出された熱を蓄熱し、蓄熱された熱で前記第2の流体を加熱する蓄熱部を有する、請求項1に記載の排熱回収再利用システム。
  3. 前記蓄熱部は、
    中間循環水を貯蔵する容器であって、前記容器の一方の端部に位置する第1の水室と前記容器の他方の端部に位置する第Nの水室(Nは2以上の自然数)とを少なくとも含むN個の水室に前記容器を区分するN−1個の仕切り壁を有し、前記中間循環水が互いに隣接する前記水室の間を流通可能な容器と、
    前記第Nの水室の下部と前記第1の水室の上部との間を延び、途中に前記凝縮器との熱交換部を有する第1の中間ループ配管と、
    前記第1の水室の下部と前記第Nの水室の上部との間を延び、途中に前記第2の流体との熱交換部を有する第2の中間ループ配管と、
    を有する、請求項2に記載の排熱回収再利用システム。
  4. 前記第1の流体は、前記水処理設備に設けられたガスの除害設備の排水である、請求項1から3のいずれか1項に記載の排熱回収再利用システム。
  5. 前記第1の流体は、前記水処理設備から外部に放出される放流水である、請求項1から3のいずれか1項に記載の排熱回収再利用システム。
  6. 前記水処理設備は前記半導体製造設備に純水または超純水を供給する純水供給設備を有し、
    前記純水供給設備は、純水または超純水の加熱装置と、前記加熱装置と前記半導体製造設備のユースポイントとの間に設けられる限外ろ過膜装置と、前記限外ろ過膜装置と前記ユースポイントとを接続する配管と、前記配管から分岐し、前記ユースポイントで使用されない純水または超純水を前記加熱装置の上流に戻すリターンラインと、を有し、
    前記第1の流体は、前記限外ろ過膜装置の非透過水、または前記リターンラインを流れる純水若しくは超純水である、請求項1から3のいずれか1項に記載の排熱回収再利用システム。
  7. 前記第1の流体は、前記半導体製造設備の空調機の冷却塔の出口水である、請求項1から3のいずれか1項に記載の排熱回収再利用システム。
  8. 前記第1の流体の温度は30℃以上、40℃以下である、請求項1から7のいずれか1項に記載の排熱回収再利用システム。
  9. 前記水処理設備は前記半導体製造設備に純水または超純水を供給する純水供給設備を有し、
    前記純水供給設備は、原水を浄化する樹脂塔を有し、
    前記第2の流体は、前記樹脂塔を再生するために前記樹脂塔に供給される水である、請求項1から8のいずれか1項に記載の排熱回収再利用システム。
  10. 前記第2の流体を40℃以上、50℃以下の範囲に加熱するための温度制御手段を有する、請求項9に記載の排熱回収再利用システム。
  11. 前記水処理設備は前記半導体製造設備に純水または超純水を供給する純水供給設備を有し、
    前記純水供給設備は、原水を浄化する逆浸透膜装置を有し、
    前記第2の流体は、前記逆浸透膜装置の入口水である、請求項1から8のいずれか1項に記載の排熱回収再利用システム。
  12. 前記第2の流体を5℃以上、30℃以下の範囲に加熱するための温度制御手段を有する、請求項11に記載の排熱回収再利用システム。
  13. 前記水処理設備は排水処理設備を有し、
    前記排水処理設備は、排水を蒸発させる排水蒸発装置と排水を蒸留する排水蒸留装置の少なくともいずれかを有し、
    前記第2の流体は、前記排水蒸発装置と前記排水蒸留装置の少なくともいずれかの供水である、請求項1から8のいずれか1項に記載の排熱回収再利用システム。
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