JP2019172590A - ジェル状組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】粒子を含有するジェル状組成物であって、粒子の沈降が生じにくく、塗布性に優れるジェル状組成物を提供する。【解決手段】成分(A):平均粒径2.0〜20.0μmのシリカ粒子、成分(B):平均粒径1.0〜10.0μmのシリコーン粒子、成分(C):カルボキシビニルポリマー及び/又はアルキル変性カルボキシビニルポリマー、成分(D):ヒドロキシアルキルセルロース、及び成分(E):水を含有し、前記成分(A)及び前記成分(B)の合計の含有量が2.0〜10.0質量%であり、前記成分(C)の含有量に対する前記成分(D)の含有量の質量比[成分(D)/成分(C)]が0.2〜1.7であり、25℃における粘度が9000mPa・s以上である、ジェル状組成物。【選択図】なし

Description

本発明は、ジェル状組成物に関する。
従来、皮膚上に塗布するための皮膚用化粧料として、肌の色むら抑制効果、毛穴ぼかし効果、皮脂抑制効果、マッサージ効果、皮脂の除去効果等を得るために、種々の粉体(粒子)が配合されているものがある。例えば、粒子が配合されたジェル状の化粧料が知られている(例えば、特許文献1)。
特開平10−183177号公報
粒子が配合された液状の組成物の場合には、粒子が沈降するため、使用時に振とうする必要があり、簡便さの点で劣るものであった。上述のジェル状組成物のようにある程度の粘度を有するものであっても、二種以上の粒子が配合される場合には、配合された粒子が沈降しやすいという問題があった。また、容器に充填された状態ではジェル剤型の形態を保っているものの、掌上に取り出した際にはジェル剤型がくずれ、例えば皮膚に塗布する際に掌から垂れ落ちうまく塗布することができないことがあった。
従って、本発明の目的は、粒子を含有するジェル状組成物であって、粒子の沈降が生じにくく、塗布性に優れるジェル状組成物を提供することにある。
本発明者らは、上記目的を達成するため鋭意検討した結果、成分(A):平均粒径2.0〜20.0μmのシリカ粒子、成分(B):平均粒径1.0〜10.0μmのシリコーン粒子、成分(C):カルボキシビニルポリマー及び/又はアルキル変性カルボキシビニルポリマー、成分(D):ヒドロキシアルキルセルロース、及び成分(E):水を含有し、上記成分(A)及び上記成分(B)の合計の含有量が2.0〜10.0質量%であり、上記成分(C)の含有量に対する上記成分(D)の含有量の質量比[成分(D)/成分(C)]が0.2〜1.7であり、25℃における粘度が9000mPa・s以上である、ジェル状組成物によれば、粒子を含有するジェル状組成物であって、粒子の沈降が生じにくく、塗布性に優れることを見出した。本発明はこれらの知見に基づいて完成させたものである。
すなわち、本発明は、下記成分(A)、下記成分(B)、下記成分(C)、下記成分(D)、及び下記成分(E)を含有し、上記成分(A)及び上記成分(B)の合計の含有量が2.0〜10.0質量%であり、上記成分(C)の含有量に対する上記成分(D)の含有量の質量比[成分(D)/成分(C)]が0.2〜1.7であり、25℃における粘度が9000mPa・s以上である、ジェル状組成物を提供する。
成分(A):平均粒径2.0〜20.0μmのシリカ粒子
成分(B):平均粒径1.0〜10.0μmのシリコーン粒子
成分(C):カルボキシビニルポリマー及び/又はアルキル変性カルボキシビニルポリマー
成分(D):ヒドロキシアルキルセルロース
成分(E):水
上記ジェル状組成物は、下記成分(F)を含有することが好ましい。
成分(F):ジプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、及びプロピレングリコールからなる群より選択される一種以上の多価アルコール
本発明のジェル状組成物によれば、少なくとも2種以上の粒子を含有するジェル状組成物であるにもかかわらず、粒子の沈降が生じにくい。且つ、掌上に取り出した際にもジェル剤型がくずれにくく、皮膚に塗布する際に掌から垂れ落ちずに塗布することが可能である。また、掌上に伸ばした際のぬるつきが小さい。このため、均一な濃度の粒子を含んだ剤を簡便に塗布することが可能であり、使用性に優れる。
本発明のジェル状組成物は、平均粒径2.0〜20.0μmのシリカ粒子、平均粒径1.0〜10.0μmのシリコーン粒子、カルボキシビニルポリマー及び/又はアルキル変性カルボキシビニルポリマー、ヒドロキシアルキルセルロース、並びに水を少なくとも含む。なお、本明細書において、平均粒径2.0〜20.0μmのシリカ粒子を「成分(A)」、平均粒径1.0〜10.0μmのシリコーン粒子を「成分(B)」、カルボキシビニルポリマー及び/又はアルキル変性カルボキシビニルポリマーを「成分(C)」、ヒドロキシアルキルセルロースを「成分(D)」、水を「成分(E)」とそれぞれ称する場合がある。
すなわち、本発明のジェル状組成物は、成分(A)、成分(B)、成分(C)、成分(D)、及び成分(E)を少なくとも含む。本発明のジェル状組成物は、上記成分(A)〜(E)以外の成分を含んでいてもよい。また、本発明のジェル状組成物に含まれる各成分、例えば、成分(A)、成分(B)、成分(C)、成分(D)、成分(E)、及び他の成分等の各成分は、それぞれ、一種のみを用いてもよいし、二種以上を用いてもよい。
[成分(A):平均粒径2.0〜20.0μmのシリカ粒子]
成分(A)は、平均粒径2.0〜20.0μmのシリカ粒子である。成分(A)は、例えば、塗布後の肌において色むらを抑制する、皮脂吸着等の目的で用いられる。成分(A)は、球状シリカが好ましく、より好ましくは真球状シリカである。成分(A)は、一種のみを用いてもよいし、二種以上を用いてもよい。
成分(A)を構成するシリカとしては、特に限定されず、化粧料組成物に一般的に用いられているシリカ(無水ケイ酸)を使用することができる。成分(A)は、疎水化処理されていない無水ケイ酸(親水性のシリカ)であってもよいし、疎水化無水ケイ酸であってもよい。また、成分(A)は、アミノ酸、エステル、又はレシチン等で表面処理されたシリカであってもよい。
上記平均粒径は、好ましくは2.0〜18.0μm、より好ましくは2.0〜10.0μmである。なお、上記成分(A)の平均粒径は、レーザー回折法により測定されるメディアン径(D50)である。
成分(A)の吸油量は、特に限定されないが、20〜300ml/100gが好ましく、より好ましくは20〜120ml/100gである。上記成分(A)の吸油量はJIS K5101に記載の測定方法に準拠して測定される値である。
成分(A)は市販品を用いることもできる。市販品としては、例えば、商品名「SILICA PEARL P−4M」、商品名「SILICA PEARL 20CG」、商品名「HCS 160M5」、商品名「SILICA MICRO BEAD BA−1」(以上、日揮触媒化成株式会社製)、商品名「サイリシア 320」(富士シリシア化学株式会社製)、商品名「サンスフェア H−31」、商品名「サンスフェア H−51」(以上、AGCエスアイテック株式会社製)、商品名「AEROSIL R972」、商品名「AEROSIL RX200」、商品名「AEROSIL R805」、商品名「AEROSIL R202」、商品名「AEROSIL R711」(以上、日本アエロジル株式会社製)等が挙げられる。
本発明のジェル状組成物中の成分(A)の含有量は、特に限定されないが、粒子の添加効果と分散性向上や沈降抑制の観点から、本発明のジェル状組成物100質量%に対して、1.0〜9.0質量%が好ましく、より好ましくは1.0〜5.0質量%である。上記成分(A)の含有量は、本発明のジェル状組成物中の全ての成分(A)の含有量の合計である。
[成分(B):平均粒径1.0〜10.0μmのシリコーン粒子]
成分(B)は、平均粒径1.0〜10.0μmのシリコーン粒子である。成分(B)は、例えば、塗布後の肌において毛穴をぼかしたり、皮脂を抑制する等の目的で用いられる。成分(B)は、一種のみを用いてもよいし、二種以上を用いてもよい。
成分(B)を構成するシリコーンとしては、例えば、ポリメチルシルセスキオキサン、(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー、(ビニルジメチコン/メチコンシルセスキオキサン)クロスポリマー、(ジフェニルジメチコン/ビニルジフェニルジメチコン/シルセスキオキサン)クロスポリマー等が挙げられる。
上記平均粒径は、2.0〜8.0μmが好ましく、より好ましくは2.0〜5.0μmである。なお、上記成分(B)の平均粒径は、レーザー回折法により測定されるメディアン径(D50)である。
成分(B)は市販品を用いることもできる。市販品としては、例えば、商品名「DOWSIL(TM)BY 29−129」、商品名「DOWSIL(TM)EP 9801 Hydro Cosmetic Powder」、商品名「DOWSIL(TM)トレフィルE−506S」(以上、東レ・ダウコーニング株式会社製)、商品名「KM−9729」(信越化学工業株式会社)等が挙げられる。
本発明のジェル状組成物中の成分(B)の含有量は、特に限定されないが、粒子の添加効果と分散性向上や沈降抑制の観点から、本発明のジェル状組成物100質量%に対して、1.0〜9.0質量%が好ましく、より好ましくは1.0〜5.0質量%である。上記成分(B)の含有量は、本発明のジェル状組成物中の全ての成分(B)の含有量の合計である。
本発明のジェル状組成物中の成分(A)及び成分(B)の合計の含有量は、2.0〜10.0質量%であり、好ましくは2.0〜8.0質量%、より好ましくは2.0〜6.0質量%である。上記含有量が2.0質量%以上であることにより、成分(A)及び成分(B)を用いることによる効果をより発揮することができる。上記含有量が10.0質量%以下であることにより、ジェル状組成物中の粒子が凝集しにくく、保存安定性に優れる。上記成分(A)及び成分(B)の合計の含有量は、本発明のジェル状組成物中の全ての成分(A)の含有量及び全ての成分(B)の含有量の合計である。
[成分(C):カルボキシビニルポリマー及び/又はアルキル変性カルボキシビニルポリマー]
成分(C)は、カルボキシビニルポリマー及び/又はアルキル変性カルボキシビニルポリマー、すなわち、カルボキシビニルポリマー及びアルキル変性カルボキシビニルポリマーのうちのいずれか一方又は両方である。成分(C)は、系を増粘させ、ジェル状の組成物する役割を発揮する。特に、粘度安定性に優れる観点から、カルボキシビニルポリマー及びアルキル変性カルボキシビニルポリマーの両方を含むことが好ましい。成分(C)は、一種のみを用いてもよいし、二種以上を用いてもよい。
カルボキシビニルポリマーは、主としてアクリル酸の重合体であるものをいい、アルキル変性カルボキシビニルポリマーは、主としてアクリル酸とメタクリル酸アルキル(例えば、総炭素数が10〜30(C10〜C30))の共重合体であるものをいう。上記カルボキシビニルポリマーとしては、特に限定されないが、INCI名で「CARBOMER(カルボマー)」と表記される化合物が挙げられる。上記アルキル変性カルボキシビニルポリマーとしては、特に限定されないが、INCI名で「ACRYLATES/C10−30 ALKYL ACRYLATE CROSSPOLYMER((アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10−30))クロスポリマー)」と表記される化合物が挙げられる。
上記カルボキシビニルポリマーの市販品としては、例えば、商品名「Carbopol 934 Polymer」、商品名「Carbopol 940 Polymer」、商品名「Carbopol 941 Polymer」、商品名「Carbopol 980 Polymer」、商品名「Carbopol 981 Polymer」、商品名「Carbopol 1342 Polymer」、商品名「Carbopol 2984 Polymer」、商品名「Carbopol Ultrez 10 Polymer」、商品名「Carbopol ETD 2050 Polymer」(以上、Lubrizol Advanced Materials社製)、商品名「AQUPEC HV−501」、商品名「AQUPEC HV−504」、商品名「AQUPEC HV−505」(以上、住友精化株式会社製)、商品名「ハイビスワコー104」、商品名「ハイビスワコー105」(以上、和光純薬工業株式会社製)等が挙げられる。上記アルキル変性カルボキシビニルポリマーの市販品としては、例えば、商品名「PEMULEN TR−1」、商品名「PEMULEN TR−2」、商品名「Carbopol ETD 2020 Polymer」、商品名「Carbopol ULTREZ 20 Polymer」、商品名「Carbopol ULTREZ 21 Polymer」、「Carbopol SC−200 Polymer」(以上、Lubrizol Advanced Materials社製)等が挙げられる。
成分(C)は、特に限定されないが、塩基性物質で中和されているか、又は塩基性物質で中和して用いられてもよい。上記塩基性物質としては、例えば、トリエタノールアミンやモノエタノールアミン等のアルカノールアミン類、アンモニア、水酸化ナトリウムや水酸化カリウム等の無機塩基、アルギニン等の塩基性アミノ酸等が挙げられる。また、上記塩基性物質の添加量は、成分(C)及び上記塩基性物質の種類や成分(C)の使用量に応じて適宜配合すればよい。
本発明のジェル状組成物中の成分(C)の含有量は、特に限定されないが、本発明のジェル状組成物100質量%に対して0.05〜0.5質量%が好ましく、より好ましくは0.1〜0.5質量%、さらに好ましくは0.1〜0.3質量%である。上記含有量が0.05質量%以上であると、成分(C)を用いることによる増粘効果がより高くなり、ジェル状組成物の粘度を特定の範囲内に調整することが容易となり、塗布性により優れる。上記含有量が0.5質量%以下であると、ジェル状組成物の粘度が高くなりすぎることを抑制し、塗布性により優れる。上記成分(C)の含有量は、本発明のジェル状組成物中の全ての成分(C)の含有量の合計である。
[成分(D):ヒドロキシアルキルセルロース]
成分(D)はヒドロキシアルキルセルロースである。成分(D)は、系の粘度を著しく変化させることなく、耐塩性を向上させ、掌上に取り出した際の組成物のジェル剤型がくずれることを抑制する役割を発揮する。成分(D)としては、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース等が挙げられる。中でも、ヒドロキシエチルセルロースが好ましい。成分(D)は、一種のみを用いてもよいし、二種以上を用いてもよい。
本発明のジェル状組成物中の成分(D)の含有量は、特に限定されないが、本発明のジェル状組成物100質量%に対して、0.05〜0.3質量%が好ましく、より好ましくは0.05〜0.2質量%である。上記含有量が0.05質量%以上であると、ジェル組成物を掌上に取り出した際にジェル剤型がよりくずれにくく、塗布性により優れる。上記含有量が0.3質量%以下であると、系の過剰な増粘を抑制し、さらに掌上に伸ばした際や塗布後のぬるつきを抑制することができ、塗布性及び使用感に優れる。上記成分(D)の含有量は、本発明のジェル状組成物中の全ての成分(D)の含有量の合計である。
本発明のジェル状組成物において、成分(C)の含有量に対する成分(D)の含有量の質量比[成分(D)/成分(C)]は0.2〜1.7であり、好ましくは0.3〜1.0である。上記質量比が0.2以上であることにより、ジェル組成物を掌上に取り出した際にジェル剤型がくずれにくく、塗布性に優れる。上記質量比が1.7以下であることにより、掌上に伸ばした際や塗布後のぬるつきを抑制し塗布性及び使用感に優れる。なお、上記質量比における成分(C)の含有量及び成分(D)の含有量は、それぞれ、本発明のジェル状組成物中の全ての成分(C)の含有量の合計、及び本発明のジェル状組成物中の全ての成分(D)の含有量の合計である。
[成分(E):水]
成分(E)は水であり、特に限定されないが、精製水が好ましい。本発明のジェル状組成物中の成分(E)の含有量は、特に限定されないが、本発明のジェル状組成物100質量%に対して、50〜85質量%が好ましく、より好ましくは60〜80質量%である。成分(E)の含有量が上記範囲内であると、ジェル状組成物の剤型とすることができる。
[成分(F):ジプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、及びプロピレングリコールからなる群より選択される一種以上の多価アルコール]
本発明のジェル状組成物は、さらに、ジプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、及びプロピレングリコールからなる群より選択される一種以上の多価アルコール(「成分(F)」と称する場合がある)を含んでいてもよい。本発明のジェル状組成物が成分(F)を含む場合、ジェル状組成物中の成分(A)及び成分(B)の分散安定性がよりいっそう優れる。成分(F)は、一種のみを用いてもよいし、二種以上を用いてもよい。
本発明のジェル状組成物が成分(F)を含む場合の本発明のジェル状組成物中の成分(F)の含有量は、特に限定されないが、本発明のジェル状組成物100質量%に対して、1.0〜10.0質量%が好ましく、より好ましくは1.0〜5.0質量%である。成分(F)の含有量が1.0質量%以上であると、成分(A)及び成分(B)の分散安定性がよりいっそう向上する。成分(F)の含有量が10.0質量%以下であると、成分(F)を使用することで発生し得るべたつきが抑制される。上記成分(F)の含有量は、本発明のジェル状組成物中の全ての成分(F)の含有量の合計である。
本発明のジェル状組成物は、速乾性や水不溶性成分の溶剤となる観点から、エタノールを含むことが好ましい。本発明のジェル状組成物中のエタノールの含有量は、特に限定されないが、本発明のジェル状組成物100質量%に対して、5.0〜20.0質量%が好ましい。
[その他の成分]
本発明のジェル状組成物は、上記成分(A)〜(F)以外の成分(その他の成分)を含んでいてもよい。上記その他の成分しては、特に限定されず、例えば、化粧品や医薬部外品に通常用いられる成分等が挙げられる。具体的には、例えば、油脂、成分(F)以外の多価アルコール、高級アルコール、エステル油、植物油、炭化水素油等の油性成分;ミツロウ、コメヌカロウ、ラノリン、ヒマワリ種子ロウ、カルナウバロウ等のロウ;高級脂肪酸(塩)等の乳化剤;ノニオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤等の界面活性剤;成分(C)及び成分(D)以外の増粘剤;グリチルリチン酸及びその塩等の抗炎症剤;メントール等の清涼剤;リン酸及びその塩類、クエン酸及びその塩類、乳酸及びその塩類、水酸化ナトリウム、トリエタノールアミン等のpH調整剤;香料;紫外線吸収剤;酸化防止剤;金属イオン封鎖剤;皮膜形成性高分子化合物;成分(A)及び成分(B)以外の粉体;色素;顔料;ビタミン類;アミノ酸類;収斂剤;美白剤;動植物抽出物;酸;アルカリ等が挙げられる。なお、上記その他の成分からは、上記成分(A)〜(F)に含まれるものは除かれるものとする。
本発明のジェル状組成物の25℃における粘度は、9000mPa・s以上であり、好ましくは10000mPa・s以上である。上記粘度が9000mPa・s以上であることにより、成分(A)及び成分(B)の分散安定性に優れ沈降が起こりにくい。また、上記粘度は、特に限定されないが、例えば100000mPa・s以下、好ましくは50000mPa・s以下である。上記粘度が500000mPa・s以下であると、ジェル状組成物の固さが適度となり、塗布性に優れる。なお、上記粘度は、例えば、粘度計を用いて、No.4ローターを使用して回転速度12rpm、回転時間1分間の条件で測定される。上記粘度計としては、東機産業株式会社製、TV−22型粘度計を使用することができる。
本発明のジェル状組成物は、特に限定されず、公知乃至慣用の方法により製造することができる。例えば、上記各成分を混合し、ディスパーミキサー、パドルミキサー等の公知の撹拌装置を用いて撹拌する方法等が挙げられる。
本発明のジェル状組成物は、主に、皮膚(肌)に塗布するために用いられる皮膚用ジェル組成物が好ましい。本発明のジェル状組成物を塗布する部位としては、特に限定されず、例えば、顔面(例えば、額、目元、目じり、頬、口元等)や、腕、肘、手の甲、指先、足、膝、かかと、首、脇、背中等が挙げられる。中でも、本発明のジェル状組成物は肌の色むら抑制効果、毛穴ぼかし効果、及び皮脂抑制効果に優れる観点から、顔面用が好ましい。
本発明のジェル状組成物は、例えば、化粧品、医薬部外品、医薬品、雑貨等として用いられる。具体的には、フェイスジェル(保湿用フェイスジェル、マッサージジェル等)、ボディジェル(保湿用ボディジェル、マッサージジェル、デオドラントジェル等)、ハンドジェル等が挙げられる。
皮膚化粧料の中には、肌の色むら抑制効果、毛穴ぼかし効果、及び皮脂抑制効果を付与する目的で、二種以上の粒子を配合するジェル組成物がある。従来、このように二種以上の粒子を配合したジェル組成物は、一種のみの粒子を配合したものよりも粒子の分散安定性が比較的劣り、凝集したり沈降しやすい傾向があったが、本発明のジェル状組成物は、成分(A)と成分(B)の合計の含有量を10.0質量%以下とし、25℃における粘度を9000mPa・s以上とすることで、分散安定性に優れ、粒子の沈降を生じにくくしている。さらに、増粘成分としてカルボキシビニルポリマー及び/又はアルキル変性カルボキシビニルポリマー[成分(C)]を用いることで成分(A)及び成分(B)が上記範囲内の含有量であっても上記粘度に調整して分散安定性に優れるジェル剤型を形成することができ、加えてヒドロキシアルキルセルロース[成分(D)]を組み合わせて用い、且つ成分(C)の含有量に対する成分(D)の含有量の質量比[成分(D)/成分(C)]を0.2〜1.7とすることで、ジェル状組成物に耐塩性を付与し、掌上に取り出した際の電解質による粘度低下を抑制してジェル剤型をくずれにくくし、塗布する際には垂れ落ちにくく、また、ぬるつきを抑制し、塗布性に優れることを可能としている。
以下に、実施例に基づいて本発明をより詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例にのみ限定されるものではない。なお、表に記載の配合量は、各成分の配合量(すなわち、各原料中の有効成分の配合量。所謂純分)であり、特記しない限り「質量%」で表す。
実施例1〜11、比較例1〜6
表に記した各成分(成分(A)〜(F)及びその他の成分)を用い、実施例及び比較例の各ジェル状組成物を常法により調製した。
(評価)
実施例及び比較例で得られた各ジェル状組成物について以下の通り評価した。評価結果は表に記載した。但し、比較例1〜3は、沈降抑制性が不良であったため、他の評価を行わなかった。また、比較例5についてはぬるつきのなさについて評価を行わなかった。
(1)粘度(25℃における粘度)
実施例及び比較例で得られた各ジェル状組成物について、東機産業株式会社製のTV−22型粘度計を用い、No.4ローターを使用して回転速度12rpm、回転時間1分間の条件で測定した。
(2)沈降抑止性
実施例及び比較例で得られた各ジェル状組成物を遠心分離した後、光を照射しながら目視にて沈降の有無を確認し、下記の判定基準で判定した。
[沈降抑止性の判定基準]
○(良好):粒子が均一に分散している。
×(不良):粒子が沈降している、もしくは、粒子の分散状態に斑があり、分散が不均一である。
(3)ジェル剤型のくずれにくさ
実施例及び比較例で得られた各ジェル状組成物約1gを片方の掌にとり、もう片方の掌でジェル状組成物を片道1回掌上にのばした際の組成物の状態を観察し、掌上に取り出した際のジェル剤型のくずれにくさを下記の基準で評価した。
[ジェル剤型のくずれにくさの判定基準]
○(良好):ジェル剤型を一部保っている。
×(不良):ジェル剤型が完全にくずれ、液状になっている。
(4)ぬるつきのなさ
上記(3)の評価後、掌同士をこすり合わせ、ジェル状組成物を掌に塗り広げた際の感触より、下記の基準で評価した。
○(良好):ぬるつきを感じない、又は、わずかにぬるつきを感じるものの実用上許容できる。
×(不良):明らかなぬるつきを感じ、実用上不快感がある。
Figure 2019172590
本発明のジェル状組成物(実施例)は、粒子の沈降が生じにくく、また、掌上に取り出した際のジェル剤型のくずれにくさ及びぬるつきのなさが良好であり、塗布性に優れると評価された。これに対し、ジェル状組成物の25℃における粘度が9000mPa・s未満である場合(比較例1及び2)、及び、成分(A)及び成分(B)の合計の含有量が10.0質量%を超える場合(比較例3)、粒子沈降性が不良であると評価された。質量比[成分(D)/成分(C)]が1.7を超える場合(比較例4)、ぬるつきのなさが不良であると評価された。成分(D)を配合しなかった場合(比較例5)、及び、成分(D)に代えてキサンタンガムを用いた場合(比較例6)、ジェル剤型のくずれにくさが不良であると評価された。
さらに、以下に、本発明のジェル状組成物の処方例を示す。
処方例1:フェイスジェル
無水ケイ酸 2.5質量%
(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー 2.5質量%
アルキル変性カルボキシビニルポリマー 0.1質量%
カルボキシビニルポリマー 0.1質量%
ヒドロキシエチルセルロース 0.1質量%
ジプロピレングリコール 1.5質量%
pH調整剤 適量
エタノール 15.0質量%
フィチン酸 0.01質量%
l−メントール 0.01質量%
ヒアルロン酸ナトリウム 0.01質量%
コラーゲン 0.01質量%
精製水 残部
処方例2:ボディジェル
無水ケイ酸 2.5質量%
(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー 4.0質量%
アルキル変性カルボキシビニルポリマー 0.1質量%
カルボキシビニルポリマー 0.1質量%
ヒドロキシエチルセルロース 0.1質量%
1,3−ブチレングリコール 1.5質量%
グリセリン 1.0質量%
pH調整剤 適量
エタノール 20.0質量%
エデト酸ナトリウム 0.01質量%
セラミド 0.01質量%
ヒアルロン酸ナトリウム 0.01質量%
コラーゲン 0.01質量%
精製水 残部

Claims (2)

  1. 下記成分(A)、下記成分(B)、下記成分(C)、下記成分(D)、及び下記成分(E)を含有し、前記成分(A)及び前記成分(B)の合計の含有量が2.0〜10.0質量%であり、前記成分(C)の含有量に対する前記成分(D)の含有量の質量比[成分(D)/成分(C)]が0.2〜1.7であり、25℃における粘度が9000mPa・s以上である、ジェル状組成物。
    成分(A):平均粒径2.0〜20.0μmのシリカ粒子
    成分(B):平均粒径1.0〜10.0μmのシリコーン粒子
    成分(C):カルボキシビニルポリマー及び/又はアルキル変性カルボキシビニルポリマー
    成分(D):ヒドロキシアルキルセルロース
    成分(E):水
  2. 下記成分(F)を含有する請求項1に記載のジェル状組成物。
    成分(F):ジプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、及びプロピレングリコールからなる群より選択される一種以上の多価アルコール
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