JP2019172353A - 容器および中栓部付き容器 - Google Patents

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【課題】容器を内部で閉鎖することが可能な、容器および中栓付き容器を提供する。【解決手段】容器10は、第1口部11Aと、第1口部11Aに連結された胴部20と、胴部20に連結された第2口部11Bとを備えている。第2口部11Bの口径RBは、第1口部11Aの口径RAよりも大きく、第1口部11Aの内面に、第1口部11Aの径方向内方に突出する支持突起40が設けられている。【選択図】図2

Description

本発明は、容器および中栓部付き容器に関する。
従来から、収納部が設けられたキャップと、飲料水を充填した飲料容器本体との組み合わせからなる容器が知られている(例えば、特許文献1)。特許文献1に示す容器では、キャップに、キャップの一部を被冠して配置される開閉蓋が設けられており、この開閉蓋を容器の閉栓方向に回転させることで、収納部内に設けられた押圧棒が収納部の一部を破壊するように構成されている。そして、収納部の一部が破壊されることにより、収容部が開封され、収納部内の内容物が飲料水側に落下するようになっている。その後、消費者は、キャップを容器の開栓方向に回転させることによって容器を開栓し、飲料水と当該内容物とが混ぜ合わされた飲料を飲むことができるようになっている。
特開2017−159934号公報
しかしながら、特許文献1に示す容器では、容器はキャップによって閉栓されているのみであり、容器に飲料水を充填した後に、直ちにキャップによって閉栓する必要がある。このような容器では、キャップの収納部に予め内容物を収納しておく必要があり、キャップの収納部に内容物を収納する工程および容器に飲料水を充填する工程の順番が限られてしまうという問題がある。このため、容器自体を、例えば容器の内部で閉鎖することができる容器が求められている。
本発明はこのような点を考慮してなされたものであり、容器を内部で閉鎖することが可能な、容器および中栓付き容器を提供することを目的とする。
本発明は、第1口部と、前記第1口部に連結された胴部と、前記胴部に連結された第2口部とを備え、前記第2口部の口径は、前記第1口部の口径よりも大きく、前記第1口部の内面に、前記第1口部の径方向内方に突出する支持突起が設けられている、容器である。
本発明は、前記胴部の内径が、前記第1口部の前記口径および前記第2口部の前記口径よりも大きい、容器である。
本発明は、前記支持突起は、前記第1口部の前記内面の全周にわたって設けられている、容器である。
本発明は、前記第1口部の前記内面に、互いに離間する少なくとも3つの前記支持突起が設けられている、容器である。
本発明は、前記支持突起の前記第1口部の前記内面からの前記径方向への突出量は、0.5mm以上5.0mm以下である、容器である。
本発明は、本発明による容器と、前記支持突起に取り付けられた中栓部とを備える、中栓部付き容器である。
本発明は、前記中栓部は、前記支持突起に着脱自在に取り付けられている、請求項5に記載の中栓部付き容器である。
本発明によれば、容器を内部で閉鎖することができる。
図1は、本発明の一実施の形態による中栓付き容器を示す正面図である。 図2は、本発明の一実施の形態による中栓付き容器を示す垂直断面図である。 図3は、本発明の一実施の形態による中栓付き容器を示す上面図である。 図4は、本発明の一実施の形態による容器を作製するためのプリフォームを示す垂直断面図である。 図5は、本発明の一実施の形態による容器を作製するためのプリフォームを作製するための金型を示す断面図である。 図6(a)−(d)は、本発明の一実施の形態による容器を作製するためのプリフォームの製造方法を示す断面図である。 図7は、本発明の一実施の形態による中栓付き容器の変形例を示す垂直断面である。 図8は、本発明の一実施の形態による容器の変形例を示す上面図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施の形態について説明する。図1乃至図6は本発明の一実施の形態を示す図である。
まず、図1乃至図3により、本実施の形態による中栓付き容器の概要について説明する。なお、本明細書中、「上」および「下」とは、それぞれ中栓付き容器10Aの第1口部11Aを上方に向けて正立させた状態(図1)における上方および下方のことをいう。
(中栓付き容器の構成)
図1乃至図3に示す中栓付き容器10Aは、プラスチック材料製の容器10と、容器10の後述する支持突起40に取り付けられた中栓部50(図2参照)とを備えている。このうち容器10は、後述するように、射出成形により得られるプリフォーム10aを準備し、金型を用いてこのプリフォーム10aに対して二軸延伸ブロー成形を施すことにより得られたものである。
容器10は、図1及び図2に示すように、第1口部11Aと、第1口部11Aに連結された第1肩部12Aと、第1肩部12Aに連結された胴部20と、胴部20に連結された第2肩部12Bと、第2肩部12Bに連結された首部13と、首部13に連結された第2口部11Bとを備えている。
このうち第1口部11Aは、図1および図2に示すように、キャップが螺着される第1ねじ部14Aを有している。なお、第1口部11Aの形状は、従来公知の形状であっても良く、多条ねじ式のキャップ、または打栓式のキャップに対応する形状であっても良い。
また、図2に示すように、第1口部11Aの内面に、第1口部11Aの径方向内方に突出する支持突起40が設けられている。この支持突起40は、第1口部11Aの内面の下端(第1肩部12A側端部)に設けられており、容器10に挿入された中栓部50を支持する役割を果たす。なお、これに限らず、支持突起40は、第1口部11Aの内面であれば、任意の部分に設けられていても良く、例えば、第1口部11Aの内面の上端近傍に設けられていても良い。
また、この支持突起40の第1口部11Aの内面からの径方向への突出量Lは、0.5mm以上5.0mm以下であっても良い。径方向への突出量Lを0.5mm以上とすることにより、例えば、中栓付き容器10Aの搬送中に、中栓部50が支持突起40から脱落する不具合を抑制することができる。また、径方向への突出量Lを5.0mm以下とすることにより、後述するプリフォーム10aの射出成形時の成形性を良好にすることができる。また、本実施の形態においては、図3に示すように、支持突起40は、第1口部11Aの内面の全周にわたって設けられている。これにより、支持突起40が中栓部50をしっかりと支持することができるようになっている。
また、図2に示すように、第1口部11Aに連結された第1肩部12Aは、垂直断面において、下方に向かうにつれて内側から外側に向かうように傾斜した形状をもつ。
また、胴部20は、全体として略均一な径をもつ円筒形状を有している。しかしながら、これに限られるものではなく、胴部20が四角形筒形状や八角形筒形状等の多角形筒形状を有していても良い。あるいは、胴部20が上方から下方に向けて均一でない水平断面をもつ筒形状を有していても良い。また、本実施の形態において、胴部20は、凹凸が形成されておらず、略平坦な表面を有しているが、これに限られるものではない。例えば、胴部20にパネル又は溝等の凹凸が形成されていても良い。また、このような胴部20の内径RCは、第1口部11Aの口径RAおよび第2口部11Bの口径RBよりも大きくなっている。これにより、容器10の満注容量を大きくすることができるようになっている。
また、第2肩部12Bは、垂直断面において、胴部20側から首部13側に向けて徐々に径が縮小する形状をもつ。
また、首部13は、第2肩部12Bと第2口部11Bとの間に位置しており、略均一な径をもつ略円筒形状を有している。
さらに、第2口部11Bは、図1および図2に示すように、キャップが螺着される第2ねじ部14Bと、第2ねじ部14B上方に設けられたフランジ部17Bとを有している。なお、第2口部11Bの形状は、従来公知の形状であっても良く、多条ねじ式のキャップ、または打栓式のキャップに対応する形状であっても良い。
また、第2口部11Bの口径RBは、第1口部11Aの口径RAよりも大きくなっている。これにより、第1口部11Aの内面に設けられた支持突起40に取り付けられる中栓部50を、第2口部11Bから容器10の内部に挿入しやすくなっている。このため、第2口部11Bから中栓部50を容器10内に挿入し、中栓部50を支持突起40に取り付けることにより、中栓部50によって、容器10を内部で封止することができるようになっている。
また、このような容器10において、胴部20における容器10の厚みは、これに限定されるものではないが、例えば0.6mm以上1.0mm以下とすることができる。このように容器10の厚みを0.6mm以上にすることにより、容器10に耐圧性や耐熱性を付与することができる。さらに、容器10の重量についても、これに限定されるものではないが、20g以上45g以下とすることができる。
このような容器10は、合成樹脂材料を射出成形して製作したプリフォーム10a(後述)を二軸延伸ブロー成形することにより作製することができる。なおプリフォーム、すなわち容器10の材料としては熱可塑性樹脂、特にPP(ポリプロピレン)、PE(ポリエチレン)、PET(ポリエチレンテレフタレート)を使用する事が好ましい。なお、容器10は、射出成形によって作製されても良い。
また、このような容器10は、例えば満注容量が100ml以上1000ml以下の容器からなっていても良い。上述したように、容器10は、プリフォーム10aに対して二軸延伸ブロー成形を施すことにより得られたものであるため、このような満注容量の容器を容易に得ることができる。
また、上述したように、中栓付き容器10Aは、容器10の支持突起40に取り付けられた中栓部50を備えている。この中栓部50は、容器10を内部において封止する役割を果たす。
中栓部50は、円盤状の本体部51と、本体部51の外側面に形成され、本体部51の径方向内側に窪む凹部52と、本体部51から上方に延び、第1口部11Aの内面に接触する突出部53とを有している。この中栓部50は、凹部52を容器10の支持突起40に係合させることにより、突出部53が容器10の第1口部11Aの内面に密着するように、容器10に取り付けられている。また、本実施の形態においては、中栓部50は、支持突起40に着脱自在に取り付けられている。すなわち、中栓部50は、中栓付き容器10Aにおいて、容器10を内部で封止するとともに、上方から中栓部50を押圧することにより、支持突起40から脱落し得るように支持突起40に取り付けられている。この中栓部50は、例えばブチレンゴムのようなガスバリア性のある樹脂を用いることができる。なお、中栓部50は、支持突起40に係合することができれば、任意の形状とすることができる。
(プリフォームの構成)
次に、図4により、本実施の形態によるプリフォームの構成について説明する。
図4に示すように、プリフォーム10aは、第1口部11aと、第1口部11aに連結された肩部12aと、肩部12aを介して第1口部11aに連結された胴部20aと、胴部20aに連結された首部13aと、首部13aを介して胴部20aに連結された第2口部11bとを備えている。第1口部11aは、上述した容器10の第1口部11Aに対応するものであり、第1口部11Aと略同一の形状を有している。また、第1口部11aは、容器10の第1ねじ部14Aに対応する第1ねじ部14aを有している。なお、第1口部11aの形状は、従来公知の形状であっても良く、多条ねじ式のキャップ、または打栓式のキャップに対応する形状であっても良い。
また、第1口部11aの内面に、第1口部11aの径方向内方に突出する支持突起40aが設けられている。この支持突起40aは、上述した容器10の支持突起40に対応するものであり、第1口部11aの内面の全周にわたって設けられている。
また、肩部12aは、上述した容器10の第1肩部12Aに対応するものであり、第1口部11a側から胴部20a側に向けて徐々に径が拡大する形状を有している。
また、胴部20aは、上述した容器10の胴部20に対応するものであり、略円筒形状を有している。また、首部13aは、上述した容器10の首部13に対応するものであり、略円筒形状を有している。
また、第2口部11bは、容器10の第2ねじ部14Bに対応する第2ねじ部14bと、第2ねじ部14bの上方に設けられ、容器10のフランジ部17Bに対応するフランジ部17bとを有している。なお、第2口部11bの形状は、従来公知の形状であっても良く、多条ねじ式のキャップ、または打栓式のキャップに対応する形状であっても良い。
また、第2口部11bの口径Rbは、第1口部11aの口径Raよりも大きくなっている。これにより、プリフォーム10aを二軸延伸ブロー成形することによって容器10を作製した際に、容器10の第2口部11Bの口径RBを第1口部11Aの口径RAよりも大きくすることができる。
(金型の構成)
次に、図5により、合成樹脂材料を射出成形してプリフォーム10aを作製する金型60について、説明する。
図5に示すように、金型60は、一対のキャビティ付き金型61a、61bと、一対のキャビティ付き金型61a、61b内に収容される一対のコア62a、62bとを有している。このうち、一対のキャビティ付き金型61a、61bは、開閉自在に構成されており、閉じられた一対のキャビティ付き金型61a、61b内に一対のコア62a、62bが収容された状態で、キャビティ付き金型61a、61bとコア62a、62bとの間の空間に射出樹脂が射出されることにより、プリフォーム10aが作製されるようになっている。
また、一対のコア62a、62bのうち、コア62aの下端には、上述したプリフォーム10aの支持突起40aの一部に対応する凹部63aが形成されており、コア62bの上端には、上述したプリフォーム10aの支持突起40aの一部に対応する凹部63bが形成されている。具体的には、コア62aの下端には、支持突起40aのうち、第1口部11aの内面からの突出量が最大となる部分よりも上方の部分に対応する凹部63aが形成されており、コア62bの上端には、支持突起40aのうち、第1口部11aの内面からの突出量が最大となる部分よりも下方の部分に対応する凹部63bが形成されている。これにより、第1口部11aの内面に、径方向内方に突出する支持突起40aが設けられているプリフォーム10aであっても、コア62aを上方へ引き抜くとともに、コア62bを下方へ引き抜くことにより、金型60から取り出すことができるようになっている。
次に、このような構成からなる本実施の形態の作用について説明する。ここでは、プリフォーム10aの製造方法および容器10の製造方法について説明する。
まず、図6(a)−(d)により、プリフォーム10aの製造方法について説明する。
まず、一対のキャビティ付き金型61a、61bと、一対のコア62a、62bとを有する金型60を準備する。
次に、図6(a)に示すように、一対のキャビティ付き金型61a、61bを閉じるとともに、一対のキャビティ付き金型61a、61b内に一対のコア62a、62bを収容する。このようにして、図6(b)に示すように、一対のキャビティ付き金型61a、61bと一対のコア62a、62bとが型締めされる。
次いで、図6(c)に示すように、金型60内に、射出樹脂を射出する。この際、キャビティ付き金型61a、61bとコア62a、62bとの間の空間に、図示しないゲート(注入口)から射出樹脂を射出する。射出された射出樹脂は、キャビティ付き金型61a、61bとコア62a、62bとの間に侵入し、この射出樹脂によりプリフォーム10aが成形される。
そして、図6(d)に示すように、得られたプリフォーム10aが、金型60から外方へ取出される。この際、一対のコア62a、62bのうち、コア62aの下端には、上述したプリフォーム10aの支持突起40aの一部に対応する凹部63aが形成されており、コア62bの上端には、上述したプリフォーム10aの支持突起40aの一部に対応する凹部63bが形成されている。これにより、第1口部11aの内面に、径方向内方に延びる支持突起40が設けられているプリフォーム10aであっても、コア62aを上方へ引き抜き、コア62bを下方へ引き抜くことにより、金型60から取り出すことができる。
次に、プリフォーム10aに対して2軸延伸ブロー成形が施される。この際、プリフォーム10aの胴部20aは延伸されるが、プリフォーム10aの第1口部11aおよび第2口部11bは延伸されない。これにより、容器10において、胴部20の内径RCが、第1口部11Aの口径RAおよび第2口部11Bの口径RBよりも大きくなる(図2参照)。また、プリフォーム10aの第1口部11aが延伸されないことにより、第1口部11aの内面に設けられた支持突起40aも延伸されず、容器10において、第1口部11Aの内面に支持突起40が設けられる(図2参照)。
このようにして、容器10が得られる。
その後、容器10に中栓部50を取り付けることにより、中栓付き容器10Aを作製する。この場合、容器10の第2口部11Bから容器10内に中栓部50を挿入する。この際、第2口部11Bの口径RBは、第1口部11Aの口径RAよりも大きくなっている。これにより、中栓部50を第2口部11Bから挿入しやすくなっている。そして、中栓部50によって、容器10を内部で封止し、図1および図2に示すような中栓付き容器10Aが得られる。
なお、中栓付き容器10Aに内容物を充填する際には、第2口部11Bから内容物を充填し、第2口部11Bを図示しない第2キャップにより閉栓する。また、例えば第1口部11Aと中栓部50とで区画された空間に他の内容物を充填する。その後、第1口部11Aを図示しない第1キャップにより閉栓する。このようにして、内容物が充填された中栓付き容器10Aを得ることができる。
以上のように本実施の形態によれば、第2口部11Bの口径RBが、第1口部11Aの口径RAよりも大きくなっており、第1口部11Aの内面に、径方向内方に延びる支持突起40が設けられている。これにより、第2口部11Bから容器10内に中栓部50を容易に挿入することができるとともに、支持突起40により、中栓部50を支持することができる。このため、容器10を内部で封止することができる。
また、本実施の形態においては、支持突起40は、第1口部11Aの内面の全周にわたって設けられている。これにより、中栓部50をしっかりと支持することができ、例えば、中栓付き容器10Aの搬送中に、中栓部50が支持突起40から脱落する不具合を抑制することができる。
なお、上述した本実施の形態によれば、中栓付き容器10Aが、支持突起40に着脱自在に取り付けられた中栓部50を備える例について説明したが、これに限られることはない。例えば、図7に示すように、中栓付き容器10Aが、支持突起40に接着された中栓部50Aを備えていても良い。この場合、中栓部50Aとしては、例えばPP(ポリプロピレン)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PE(ポリエチレン)のフィルムや、アルミニウム箔、金属膜が蒸着されたPETフィルム、またはこれらの積層体を用いることができる。また、中栓部50Aは、接着剤により支持突起40に取り付けられていても良く、あるいは、例えばヒートシールや超音波接合により支持突起40に取り付けられていても良い。また、この場合、図7に示すように、中栓部50は、第1口部11A側から挿入され、支持突起40に接着されても良い。この際、支持突起40の第1口部11Aの内面からの径方向への突出量Lは、2.0mm以上5.0mm以下であっても良い。径方向への突出量Lを2.0mm以上とすることにより、中栓部50を支持突起40に接着しやすくすることができる。なお、中栓付き容器10Aを開封する際には、このような中栓部50Aを突き刺して開封することができる。
また、上述した本実施の形態においては、支持突起40が、第1口部11Aの内面の全周にわたって設けられている例について説明したが、これに限られることはない。例えば、図8に示すように、第1口部11Aの内面に、互いに離間する少なくとも3つの支持突起40Aが設けられていても良い。本変形例において、支持突起40Aは、円周方向に所定の角度ずつ等配となるように設けられており、具体的には、120°ずつ等配となるように設けられている。この場合においても、支持突起40Aが中栓部50を支持することにより、容器10を閉鎖することができる。なお、支持突起40Aの数は3つに限られず、4つ以上としても良い。
上記実施の形態および変形例に開示されている複数の構成要素を必要に応じて適宜組合せることも可能である。あるいは、上記実施の形態および変形例に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。
10 容器
10A 中栓付き容器
11A 第1口部
11B 第2口部
20 胴部
40 支持突起
50 中栓部
50A 中栓部
RA 口径
RB 口径
RC 内径

Claims (7)

  1. 第1口部と、
    前記第1口部に連結された胴部と、
    前記胴部に連結された第2口部とを備え、
    前記第2口部の口径は、前記第1口部の口径よりも大きく、
    前記第1口部の内面に、前記第1口部の径方向内方に突出する支持突起が設けられている、容器。
  2. 前記胴部の内径が、前記第1口部の前記口径および前記第2口部の前記口径よりも大きい、請求項1に記載の容器。
  3. 前記支持突起は、前記第1口部の前記内面の全周にわたって設けられている、請求項1または2に記載の容器。
  4. 前記第1口部の前記内面に、互いに離間する少なくとも3つの前記支持突起が設けられている、請求項1または2に記載の容器。
  5. 前記支持突起の前記第1口部の前記内面からの前記径方向への突出量は、0.5mm以上5.0mm以下である、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の容器。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の容器と、
    前記支持突起に取り付けられた中栓部とを備える、中栓部付き容器。
  7. 前記中栓部は、前記支持突起に着脱自在に取り付けられている、請求項6に記載の中栓部付き容器。
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