JP7279456B2 - 合成樹脂製容器 - Google Patents
合成樹脂製容器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7279456B2 JP7279456B2 JP2019058755A JP2019058755A JP7279456B2 JP 7279456 B2 JP7279456 B2 JP 7279456B2 JP 2019058755 A JP2019058755 A JP 2019058755A JP 2019058755 A JP2019058755 A JP 2019058755A JP 7279456 B2 JP7279456 B2 JP 7279456B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- inner container
- synthetic resin
- outer container
- view
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
- Packages (AREA)
Description
まず、本発明の第一実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る合成樹脂製容器の概略を示す斜視図、図2は、同正面図、図3は、同底面図であり、図4は、図2のA-A端面図である。
なお、図4では、切断面にあらわれる肉厚を省略している。
このような口部11の下端は、胴部13に向かって円錐台状に拡径して口部11と胴部13との間をつなぐ肩部12に連接している。
また、底部14の中央部には、容器内方に円錐台状に陥入してなる凹部15が形成されている。
なお、図5は、内容器10の正面図、図6は、内容器10を底部14側から斜視して示す斜視図である。
これによって、外容器20内に内容器10を挿入したときに、内容器10と外容器20との間に空気が封入されるようにしてある。その際、より多くの空気が封入されるように、外容器20の胴部21の上端は、内容器10の胴部13の上端に重なるか、又は可能な限り近接しているのが好ましい。
図示する例において、支持部24は、底部22の中央部が容器内方に円錐台状に隆起してなるとともに、支持部24の外周側には、中心側から外周側に向かう方向に沿って容器外方に膨出する八つの膨出部25が放射状に配置されている。このような膨出部25を支持部24の外周側に放射状に配置することで、支持部24を含む底部22の剛性を高めることができるが、膨出部25は必要に応じて省略してもよい。
なお、図7は、外容器20の正面図であり、図8は、図7のB-B断面にあらわれる外容器20の底部22の容器内側を斜視して示している。
なお、容器1が合成樹脂製であり、熱伝導性の低い材料が用いられていることも保温性に寄与している。
次に、本発明の第二実施形態について説明する。
図9は、本実施形態に係る合成樹脂製容器の概略を示す底面図、図10は、同斜視図であり、図11は、本実施形態に係る合成樹脂製容器が備える内容器の概略を示す底面図、図12は、同斜視図である。
以下、第一実施形態を説明するのに用いた図1(容器1の斜視図)、図2(容器1の正面図)、図5(内容器10の正面図)、図7(外容器20の正面図)を、それぞれ本実施形態における容器1の斜視図、容器1の正面図、内容器10の正面図、外容器20の正面図として流用しつつ、第一実施形態と異なる点を中心に本実施形態を説明する。
図11は、内容器10の底面図、図12は、内容器10を底部14側から斜視して示す斜視図である。これらの図に示すように、本実施形態では、底部14の中央部に形成された凹部15内に、周方向に沿って等角度間隔で六つの突部16が設けられている。
図9は、容器1の底面図、図10は、容器1を底部22側から斜視して示す斜視図であり、図13は、図7のB-B断面に相当する断面にあらわれる、本実施形態における外容器20の底部22の容器内側を斜視して示している。これらの図に示すように、本実施形態では、支持部24の外周側に、周方向に沿って等角度間隔で六つの係合部26が設けられている。
なお、図14は、図9のC-C端面における底部14,22側を拡大して示す要部拡大端面図であり、図14では、切断面にあらわれる肉厚を省略している。
次に、本発明の第三実施形態について説明する。
図15は、本実施形態に係る合成樹脂製容器の概略を示す斜視図、図16は、同平面図であり、図17は、本実施形態に係る合成樹脂製容器が備える内容器の概略を示す平面図、図18は、本実施形態に係る合成樹脂製容器が備える外容器の概略を示す要部切欠断面図である。
なお、図18では、切断面にあらわれる肉厚を省略している。
また、前述した実施形態では、外容器20内に内容器10を挿入したときに、外容器20の胴部21の上端が、内容器10の胴部13の上端に重なるか、又はそれよりも下方に位置するようにした例を示したが、これに限定されない。外容器20内に内容器10を挿入することができれば、外容器20の胴部21の上端を、内容器10の胴部13の上端よりも上方に位置させることもできる。例えば、外容器20の上端開口部を押し広げながら内容器10を挿入できる範囲で、外容器20の胴部21の上端側を絞り込んで、外容器20内に内容器10を挿入したときに、外容器20の胴部21の上端側が、内容器10の胴部13に対して縮径された肩部12に架かるようにしてもよい。このようにすることによっても、外容器20内に挿入された内容器10が、外容器20から抜け難くなるようにすることができる。このような態様とする場合、外容器20の胴部21の上端側にスリットを設けるなどして、外容器20の上端開口部を押し広げ易くするようにしてもよい。
また、前述した実施形態で説明した細部の構成を適宜取捨選択して組み合わせることもできる。
10 内容器
13 胴部
14 底部
16 突部
17 凹溝(篏合部)
20 外容器
21 胴部
22 底部
23 接地部
24 支持部
26 係合部
27 凹溝(篏合部)
L シュリンクラベル
Claims (4)
- 内容物を収容する内容器と、前記内容器との間に空隙が形成されるように前記内容器が挿入される外容器とを備え、
前記外容器の底部の中央部が容器内方に隆起してなる支持部に、前記内容器の底部側が接地部から浮き上がった状態で支持されて、
前記内容器と前記外容器との間に空気が封入され、
前記内容器の底部が、中心側から外周側に向かう方向に沿って延在して設けられ、かつ、放射状に配置された、容器外方に膨出する複数の突部を有し、
前記外容器の底部の中央部に隆起する前記支持部が、中心側から外周側に向かう方向に沿って延在して設けられ、かつ、放射状に配置された、容器外方に膨出して前記突部と係合可能な複数の係合部を有する
ことを特徴とする合成樹脂製容器。 - 前記外容器の円筒状の胴部は、上側の範囲において、前記内容器の円筒状の胴部の外周面に対して、密接するように絞り込まれた密接部を備え、
前記内容器は、前記外容器に対して、前記密接部で接しながら挿抜可能である
ことを特徴とする請求項1に記載の合成樹脂製容器。 - 前記内容器と前記外容器とのそれぞれに、互いに篏合可能な篏合部が周方向に沿って設けられている請求項1に記載の合成樹脂製容器。
- 一端側が前記外容器の上端を超えて前記内容器と前記外容器とに密着するようにシュリンクラベルが装着された請求項1~3のいずれか一項に記載の合成樹脂製容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019058755A JP7279456B2 (ja) | 2019-03-26 | 2019-03-26 | 合成樹脂製容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019058755A JP7279456B2 (ja) | 2019-03-26 | 2019-03-26 | 合成樹脂製容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020158150A JP2020158150A (ja) | 2020-10-01 |
JP7279456B2 true JP7279456B2 (ja) | 2023-05-23 |
Family
ID=72641548
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019058755A Active JP7279456B2 (ja) | 2019-03-26 | 2019-03-26 | 合成樹脂製容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7279456B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3065471U (ja) | 1999-07-05 | 2000-02-02 | 株式会社丸萬 | 植物繊維製容器 |
JP2004276602A (ja) | 2003-02-25 | 2004-10-07 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | プラスチック容器及びその成形方法並びにブロー成形型 |
JP2006111271A (ja) | 2004-10-12 | 2006-04-27 | Shoji Kagaku:Kk | 合成樹脂製二重構造容器の製造方法 |
JP2019006428A (ja) | 2017-06-21 | 2019-01-17 | 株式会社フジシール | 容器用外装体及び外装体付き容器 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0387649U (ja) * | 1989-12-26 | 1991-09-06 | ||
JPH07132935A (ja) * | 1993-11-04 | 1995-05-23 | Dainippon Printing Co Ltd | プラスチックブロー成形缶 |
-
2019
- 2019-03-26 JP JP2019058755A patent/JP7279456B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3065471U (ja) | 1999-07-05 | 2000-02-02 | 株式会社丸萬 | 植物繊維製容器 |
JP2004276602A (ja) | 2003-02-25 | 2004-10-07 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | プラスチック容器及びその成形方法並びにブロー成形型 |
JP2006111271A (ja) | 2004-10-12 | 2006-04-27 | Shoji Kagaku:Kk | 合成樹脂製二重構造容器の製造方法 |
JP2019006428A (ja) | 2017-06-21 | 2019-01-17 | 株式会社フジシール | 容器用外装体及び外装体付き容器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020158150A (ja) | 2020-10-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
AU2020201868B2 (en) | Plastic bottle | |
JP6910735B2 (ja) | 合成樹脂製容器、プリフォーム、及び合成樹脂製容器の製造方法 | |
JP2009154963A (ja) | 樹脂製容器 | |
JP5693847B2 (ja) | 高強度を示す成形された軽量化プラスチックの蓋 | |
US20060243699A1 (en) | Hot fill bottle | |
JP5589535B2 (ja) | 合成樹脂製容器 | |
JP7279456B2 (ja) | 合成樹脂製容器 | |
JP2008007187A (ja) | 合成樹脂製容器 | |
JP2018002293A (ja) | 合成樹脂製容器 | |
US20180029750A1 (en) | Method and Apparatus for Blow-Moulded Stackable Receptacles | |
CA3031871C (en) | A container including a cap having a tamper evident band | |
KR20180090625A (ko) | 반반컵 및 그 제조방법 | |
JP2011195148A (ja) | 合成樹脂製容器 | |
JP5434634B2 (ja) | 合成樹脂製容器 | |
JP6772459B2 (ja) | 合成樹脂製容器 | |
JP6257338B2 (ja) | 合成樹脂製ボトル | |
JP7395951B2 (ja) | 合成樹脂製容器 | |
JP6756100B2 (ja) | 合成樹脂製容器 | |
JP6987702B2 (ja) | プリフォーム、及びプリフォームの製造方法 | |
JP4953055B2 (ja) | プラスチック製容器 | |
JP2018052522A (ja) | カップ容器およびカップ包装体 | |
JP2022119068A (ja) | キャップおよびキャップ付き容器 | |
JP6641793B2 (ja) | 合成樹脂製容器 | |
JP2021160720A (ja) | 合成樹脂製容器 | |
JP2019172353A (ja) | 容器および中栓部付き容器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220210 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20221222 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230110 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230224 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230411 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230424 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7279456 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |