JP2019172219A - 車両走行管理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】走行管理センタの異常時においても適正な走行計画に従って自動運転走行が適切に行われるようにする。【解決手段】自動運転モードが選択された場合に、3箇所の走行管理センタで個別に立案された3つの走行計画を受信し、その3つの走行計画の中から相互の近似度合が相対的に低い走行計画を除外して使用する走行計画が決定されるため、サイバー攻撃等で何れか1箇所の走行管理センタに異常が発生して間違った走行計画が立案された場合には、その走行計画を除外して使用する走行計画が決定される可能性が高く、間違った走行計画による自動運転走行で車両の動きが不安定になることが抑制される。【選択図】図6
Description
本発明は、走行管理センタで立案された走行計画に従って車両を走行させる車両走行管理システムに関するものである。
少なくとも目的地までの走行ルートおよび車速を含む走行計画が走行管理センタで立案され、無線通信を介して車両に伝送される車両走行管理システムが知られている。特許文献1に記載のシステムはその一例で、出発地から目的地までの経由地や通過予定時刻、走行速度等に関する走行計画が、地図情報や道路交通情報などに基づいて走行管理センタで立案されるようになっている。
ところで、このような車両走行管理システムを、運転操作が不要な自動運転走行を行う車両に適用することが考えられる。その場合に、サイバー攻撃や人為的ミス等により走行管理センタのシステムやコンピュータに異常が発生し、例えば間違った交通情報等を用いて走行計画が立案されると、予定に無い工事や渋滞などで自動ブレーキが作動して急停止したり自動操舵により急操舵したりするなど車両の動きが不安定になる可能性があった。
本発明は以上の事情を背景として為されたもので、その目的とするところは、走行管理センタの異常時においても適正な走行計画に従って自動運転走行が適切に行われるようにすることにある。
かかる目的を達成するために、本発明は、少なくとも目的地までの走行ルートおよび車速を含む走行計画が走行管理センタで立案され、無線通信を介して車両に伝送される車両走行管理システムにおいて、(a) 前記車両は、運転操作を必要としない自動運転走行が可能で、前記走行計画に従ってその自動運転走行を行うことができるものであり、(b) 前記走行計画を個別に立案する前記走行管理センタが3箇所以上設けられており、(c) 前記車両は、前記3箇所以上の走行管理センタからそれぞれ伝送された3つ以上の走行計画の中から相互の近似度合が相対的に低い走行計画を除外して、使用する走行計画を決定する走行計画決定部を有する車両制御装置を備えていることを特徴とする。
このような車両走行管理システムにおいては、3箇所以上の走行管理センタで個別に立案された3つ以上の走行計画が、自動運転走行が可能な車両にそれぞれ伝送され、その3つ以上の走行計画の中から相互の近似度合が相対的に低い走行計画を除外して使用する走行計画が決定されるため、サイバー攻撃等で何れか1箇所の走行管理センタに異常が発生して間違った走行計画が立案された場合には、その走行計画を除外して使用する走行計画が決定される可能性が高く、間違った走行計画による自動運転走行で車両の動きが不安定になることが抑制される。
本発明の車両走行管理システムに用いられる車両は、例えば駆動力源としてエンジンおよび電動機を有するハイブリッド車両や、駆動力源としてエンジンのみを有するエンジン駆動車両、或いは駆動力源として電動モータのみを有する電気自動車など、種々の車両が対象となる。また、発電専用のエンジンと発電機、および走行用の電動機を備えるシリーズ型のハイブリッド車両を用いることもできるし、電動モータの電力源として燃料電池を搭載している燃料電池車両を用いることもできる。少なくとも運転操作を必要としない自動運転走行が可能な車両であれば良く、例えば駆動力源の出力を自動的に制御する駆動力源出力制御部や、車輪の制動力を自動的に制御するブレーキ制御部、操舵角を自動的に制御するステアリング制御部等を備えて構成される。また、必要に応じて有段或いは無段の自動変速機が設けられ、その変速比(ギヤ段など)を自動的に変更する変速制御部が設けられる。自動運転走行は、運転者等の乗員が乗車する有人自動運転でも良いし、乗員の乗車を必要としない無人自動運転でも良く、その何れか一方の自動運転走行が可能であれば良い。
走行管理センタで立案される走行計画は、出発地から目的地までの走行ルートや走行車速、加速度、減速度等に関するデータである。3箇所以上の走行管理センタでは、例えば車両の乗員や運行本部等から指示される出発地や目的地、出発時間、到着時間等の運行指示情報に基づいて、地図情報や法定速度情報、外部から提供される工事情報、渋滞情報等の道路交通情報等を用いて、コンピュータが自動的に、或いは一部の作業を人間が行うなどして走行計画を立案する。立案した走行計画は、例えばインターネット通信や道路に埋設された通信回線等を用いて無線で車両に伝送され、車両は、その走行計画に従って走行するように制動力を含む駆動力やステアリング角等を逐次算出して自動運転走行する。走行管理センタは、車両の走行中も、例えば一定の走行距離毎や走行時間毎など定期的に、或いは実際の車両状態と走行計画との乖離が大きくなった場合など不定期に、走行計画の見直しを行って新たな走行計画を車両に伝送しても良い。
走行計画の近似度合は、走行前に、例えば3つ以上の走行計画による走行距離や平均車速、所要時間等の差などから総合的に判断すれば良い。差が大きいものが、近似度合が低いと判断できる。本発明は、例えば走行前に、3つ以上の走行計画の中から近似度合が低いものを除外し、残りの走行計画の中から予め定められた優先順位等に基づいて一つを選択したり、残りの走行計画の平均的な走行計画を求めたりして、最終的な走行計画を決定し、その走行計画に従って自動運転走行を行う。残りの走行計画を車両の表示装置に表示して、運転者等の乗員が選択できるようにしても良い。車両の走行中に新たに走行計画が伝送される場合には、その新たな走行計画についても近似度合を判断し、採用する走行計画の見直しを行うこともできる。このような車両走行中の走行計画の見直しも、本発明の実施態様である。また、近似度合が相対的に低い走行計画を常に除外する必要はなく、例えば近似度合が所定の許容判定値以上(差が許容判定値以下)の場合は全部残し、優先順位等に従って使用する走行計画を決定しても良い。なお、車両の走行中においては、例えば車載カメラや測位システム等のセンサで得られる実際の走行状態と走行計画との差などから、採用する走行計画の見直しを行うこともできる。
以下、本発明の実施例を、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例である車両走行管理システム8の概略説明図で、ハイブリッド車両10は、3箇所の走行管理センタ110、112、114からインターネット等の無線通信を介して伝送される走行計画に従って、運転操作を必要としない自動運転走行を行うことができる。ハイブリッド車両10は、エンジン12、電気式差動部14、および自動変速機16が直列に連結された車両用駆動装置11を備えている。エンジン12は、ガソリンエンジン、ディーゼルエンジン等の内燃機関で、エンジン出力制御装置40によって出力が制御される。エンジン出力制御装置40は、例えば図4に示される電子スロットル弁100、燃料噴射装置102、点火装置104等を備えており、電子制御装置50から供給される制御信号に従ってそれ等の電子スロットル弁100、燃料噴射装置102、点火装置104等がそれぞれ制御されることにより、エンジン出力が電気的に制御される。電気式差動部14は、差動歯車機構としてシングルピニオン型の遊星歯車装置18を備えている。遊星歯車装置18は、エンジン12に連結されたキャリアCA0と、第1モータジェネレータMG1に連結されたサンギヤS0と、中間伝達部材20に連結されたリングギヤR0とを差動回転可能に備えており、中間伝達部材20には第2モータジェネレータMG2が連結されている。この第2モータジェネレータMG2を、自動変速機16の出力側、例えば出力軸32等に連結することも可能である。なお、電気式差動部14および自動変速機16は、その軸心に対して略対称的に構成されているため、図1の骨子図では下側半分が省略されている。
図1は、本発明の一実施例である車両走行管理システム8の概略説明図で、ハイブリッド車両10は、3箇所の走行管理センタ110、112、114からインターネット等の無線通信を介して伝送される走行計画に従って、運転操作を必要としない自動運転走行を行うことができる。ハイブリッド車両10は、エンジン12、電気式差動部14、および自動変速機16が直列に連結された車両用駆動装置11を備えている。エンジン12は、ガソリンエンジン、ディーゼルエンジン等の内燃機関で、エンジン出力制御装置40によって出力が制御される。エンジン出力制御装置40は、例えば図4に示される電子スロットル弁100、燃料噴射装置102、点火装置104等を備えており、電子制御装置50から供給される制御信号に従ってそれ等の電子スロットル弁100、燃料噴射装置102、点火装置104等がそれぞれ制御されることにより、エンジン出力が電気的に制御される。電気式差動部14は、差動歯車機構としてシングルピニオン型の遊星歯車装置18を備えている。遊星歯車装置18は、エンジン12に連結されたキャリアCA0と、第1モータジェネレータMG1に連結されたサンギヤS0と、中間伝達部材20に連結されたリングギヤR0とを差動回転可能に備えており、中間伝達部材20には第2モータジェネレータMG2が連結されている。この第2モータジェネレータMG2を、自動変速機16の出力側、例えば出力軸32等に連結することも可能である。なお、電気式差動部14および自動変速機16は、その軸心に対して略対称的に構成されているため、図1の骨子図では下側半分が省略されている。
図2は、電気式差動部14の3つの回転要素S0、CA0、R0の回転速度を直線で結ぶことができる共線図で、サンギヤS0の回転速度Nmg1は第1モータジェネレータMG1の回転速度(MG1回転速度)、キャリアCA0の回転速度Neはエンジン12の回転速度(エンジン回転速度)、リングギヤR0の回転速度Nmg2は第2モータジェネレータMG2の回転速度(MG2回転速度)である。第1モータジェネレータMG1および第2モータジェネレータMG2の回生トルク制御や力行トルク制御により、差動入力回転速度であるエンジン回転速度Neに対して差動出力回転速度であるMG2回転速度Nmg2を連続的に無段階で変更できる。すなわち、電気式差動部14は、変速比γ0(=Ne/Nmg2)を無段階で変更できる電気式無段変速機として機能し、第1モータジェネレータMG1は差動用回転機として機能する。また、エンジン12が連結されたキャリアCA0は入力要素で、第1モータジェネレータMG1が連結されたサンギヤS0は反力要素或いは差動制御要素で、中間伝達部材20に連結されたリングギヤR0は出力要素である。第1モータジェネレータMG1および第2モータジェネレータMG2は、インバータ22を介して充放電可能な蓄電装置24に接続されており、電子制御装置50から供給されるモータ制御信号に従ってそれぞれモータトルクが電気的に制御される。これ等のモータジェネレータMG1およびMG2は、何れも電動機および発電機としての機能を有するもので、第1モータジェネレータMG1は主として発電機として用いられて回生トルク(制動トルク)を発生し、第2モータジェネレータMG2は主として電動機として用いられて力行トルク(駆動トルク)を出力する。エンジン12、電気式差動部14、および第2モータジェネレータMG2は、ハイブリッド車両10の駆動力源として機能する。なお、本実施例ではエンジン12、第1モータジェネレータMG1、第2モータジェネレータMG2が、それぞれキャリアCA0、サンギヤS0、リングギヤR0に直接連結されているが、変速歯車やクラッチ等を介在させても良い。図2の共線図のρ0は、遊星歯車装置18のギヤ比(=サンギヤの歯数/リングギヤの歯数)である。
自動変速機16は遊星歯車式の有段変速機で、前記中間伝達部材20の回転を変速して出力軸32から出力する。具体的には、シングルピニオン型の第1遊星歯車装置26、シングルピニオン型の第2遊星歯車装置28、およびシングルピニオン型の第3遊星歯車装置30を備えているとともに、油圧式摩擦係合装置として2つのクラッチC1、C2、および3つのブレーキB1、B2、B3(以下、特に区別しない場合は単にクラッチC、ブレーキBという)が設けられている。そして、図3の係合作動表に示されるように、それ等のクラッチCおよびブレーキBの何れか2つが係合させられることにより、中間伝達部材20の回転速度Nmg2と出力軸32の回転速度(出力回転速度)Noutとの比である変速比γ1(=Nmg2/Nout)が異なる第1速ギヤ段1st〜第4速ギヤ段4thの4つの前進ギヤ段、および後進ギヤ段Rev(リバース)が成立させられ、それ等が総て解放されることによって動力伝達を遮断するN(ニュートラル)になる。クラッチCおよびブレーキBは、油圧制御回路42から油圧が供給されることにより係合させられるようになっており、油圧制御回路42のATソレノイドバルブ106(図4参照)等が電子制御装置50から供給される変速制御信号に従って電気的に制御されることによって係合、解放制御される。ATソレノイドバルブ106は、例えばクラッチCおよびブレーキBに個別に配置される。上記出力軸32は、終減速装置34を介して左右の駆動輪36に連結されている。図2は、自動変速機16の複数の回転要素の上記各前進ギヤ段1st〜4th、および後進ギヤ段Revにおける相対回転速度を表す共線図を併せて示した図である。図2の共線図のρ1、ρ2、ρ3は、それぞれ遊星歯車装置26、28、30のギヤ比(=サンギヤの歯数/リングギヤの歯数)である。
このような車両用駆動装置11においては、電気式差動部14と自動変速機16とによって、全体として無段変速制御を行うことができる。また、電気式差動部14の変速比γ0が一定に維持されるようにMG1回転速度Nmg1等を制御することで、全体として有段変速と同様の変速制御を行うことも可能である。何れの場合も、自動変速機16が変速される際には、その変速が速やかに且つ円滑に行われるようにするため、その変速に伴う中間伝達部材20の回転速度変化に対応して電気式差動部14の各部の回転速度、例えばMG1回転速度Nmg1等が制御される。
本実施例の車両用駆動装置11はまた、自動ブレーキシステム44および自動操舵システム46を備えている。自動ブレーキシステム44は、駆動輪36および図示しない従動輪(非駆動輪)に設けられた各ホイールブレーキ38のブレーキ力すなわちブレーキ油圧を、電子制御装置50から供給されるブレーキ制御信号に従って電気的に制御する。ホイールブレーキ38にはまた、図示しないブレーキペダルが足踏み操作されることにより、ブレーキマスターシリンダを介してブレーキ油圧が供給されるようになっており、そのブレーキ油圧すなわちブレーキ操作力Brkに応じたブレーキ力を機械的に発生する。自動操舵システム46は、電子制御装置50から供給されるステアリング角制御信号に従って電動機等によりステアリング角Φを電気的に制御する。ステアリング角Φは、ステアリングホイールの回転角度でも操舵車輪の角度でも良い。
電子制御装置50は、エンジン12の出力制御、モータジェネレータMG1、MG1のモータトルク制御、自動変速機16の変速制御、自動ブレーキシステム44によるブレーキ力制御、自動操舵システム46によるステアリング制御(操舵制御)など、車両用駆動装置11の各種の制御を行うコントローラとして機能するもので、CPU、ROM、RAM、および入出力インターフェースなどを有するマイクロコンピュータを含んで構成されており、RAMの一時記憶機能を利用しつつROMに予め記憶されたプログラムに従って信号処理を実行する。必要に応じて、エンジン制御用やモータ制御用、変速制御用、自動運転走行制御用等に分けて構成することもできる。この電子制御装置50は車両制御装置である。
図4は、電子制御装置50に入力される信号及びその電子制御装置50から出力される信号を例示したもので、その一部について具体的に説明すると、エンジン回転速度センサ70、MG1レゾルバ(回転速度センサ)72、MG2レゾルバ(回転速度センサ)74、出力回転速度センサ76、フットブレーキセンサ78、アクセル操作量センサ80、ステアリング角センサ82、車両加速度センサ83が接続され、それぞれエンジン回転速度Ne、MG1回転速度Nmg1、MG2回転速度Nmg2、出力軸32の回転速度(出力回転速度)Nout、ブレーキペダルの踏込み操作力(ブレーキ操作力)Brk、アクセルペダルの踏込み操作量(アクセル操作量)Acc、ステアリング角Φ、車両加速度Gを表す信号が供給される。出力回転速度Noutは車速Vに対応する。
オートクルーズ設定スイッチ84は、運転者の加減速操作を必要とすることなく定速走行または追従走行を行うクルーズ走行モードの選択操作や目標車速Vtagの設定、その目標車速Vtagの増減、追従走行時の目標車間距離Dtagの設定などを行う装置で、例えばステアリングホイール等に配設され、その目標車速Vtag、目標車間距離Dtag等を表す信号が電子制御装置50に供給される。ナビゲーションシステム86は、地図情報を備えていて目的地に応じて走行ルートを設定したり、その地図や走行ルートをインストルメントパネル等に配置された表示装置に表示したり、GPS(Global Positioning System ;全地球測位システム)、VICS(登録商標)(Vehicle Information and Communication System;道路交通情報通信システム)、車車間通信、路車間通信等により自車位置や渋滞、道路勾配、高度、法定速度、信号情報、天候などの各種道路交通情報を取得したりするもので、それ等の情報を表す信号が電子制御装置50に供給される。表示装置やその近傍には、タッチ操作や押圧操作、回転操作などで各種の選択操作、設定操作等を行うことができる操作部材が設けられている。必要に応じてナビゲーションシステム86とは別に外部から情報を受け取る情報通信機器が設けられても良い。レーダー88は、先行車両や後方車両との間の車間距離、付近の通行人、或いは障害物との間の距離を検出するもので、それ等の情報を表す信号が電子制御装置50に供給される。カメラ90は、車両の前方や後方、側方等に存在する他車両や通行人、障害物、信号機、車線、ガードレール、駐車位置、予め定められた指標などを撮影するムービーカメラ、スチールカメラなどで、その映像情報を表す信号が電子制御装置50に供給される。
自動運転モード選択装置92は、運転操作を必要とすることなく制動力を含む車両の駆動力、およびステアリング角Φを自動的に制御して走行する自動運転モードを選択するスイッチを備えており、有人自動運転か無人自動運転かを選択することもできる。この自動運転モードは、出発地から目的地までの走行ルートや走行車速、加速度、減速度、追従走行時の車間距離等に関する走行計画に従って自動運転走行を行うもので、例えば目標車速を逐次自動的に設定し、その目標車速に応じて目標駆動力を算出するとともに、走行ルートに従って走行するようにステアリング角Φを自動的に制御する。走行計画は、前記ナビゲーションシステム86等を利用して作成できるが、前記走行管理センタ110、112、114で立案された走行計画を取り込むこともできる。自動運転モード選択装置92は、走行管理センタ110、112、114で立案された走行計画を取り込むか否かを設定することができる。
送受信システム94は、3箇所の走行管理センタ110、112、114で立案された走行計画を、インターネット回線や路車間通信等の無線通信を介して取り込むための装置である。3箇所の走行管理センタ110、112、114では、例えばハイブリッド車両10の乗員や運行本部等から指示される出発地や目的地、出発時間、到着時間等の運行指示情報に基づいて、地図情報や道路勾配、法定速度、或いは外部から提供される天候、工事情報、渋滞情報等の各種の情報を用いて、コンピュータが自動的に、或いは一部の作業を人間が行うなどして走行計画を個別に立案する。3箇所の走行管理センタ110、112、114は共通の情報に基づいて走行計画を立案しても良いが、例えば使用する情報の種類や量が異なり、精度が異なる3種類の走行計画が立案されても良い。
上記電子制御装置50からは、エンジン出力を制御するエンジン出力制御装置40(図1参照)に対してエンジン制御信号が出力され、エンジン12の電子スロットル弁100のスロットル弁開度や、燃料噴射装置102による燃料供給量、点火装置104によるエンジン12の点火時期などが電気的に制御される。第1モータジェネレータMG1、第2モータジェネレータMG2は、インバータ22にモータ制御信号が出力されることにより、それ等のモータトルクが個別に電気的に制御される。油圧制御回路42のATソレノイドバルブ106等には変速制御信号が出力され、クラッチCやブレーキBがそれぞれ係合、解放制御されることにより、自動変速機16の所定のギヤ段が電気的に成立させられる。自動ブレーキシステム44にはブレーキ制御信号が出力され、ホイールブレーキ38のブレーキ力が電気的に制御される。自動操舵システム46にはステアリング角制御信号が出力され、電動機等によってステアリング角Φが電気的に制御される。
この電子制御装置50は、図1に示されるように機能的にハイブリッド制御部52、有段変速制御部54、ステアリング制御部56、ブレーキ制御部58、自動運転走行制御部60を備えている。ハイブリッド制御部52は、自動運転走行制御部60から供給される目標駆動力Ftagで車両が駆動されるように、各部の伝達損失、補機負荷、電気式差動部14の変速比γ0、第2モータジェネレータMG2のアシストトルク、自動変速機16のギヤ段(変速比γ1)等に基づいて目標エンジン出力を算出し、その目標エンジン出力が得られるエンジン回転速度NeおよびエンジントルクTeとなるように、エンジン出力制御装置40を介してエンジン12を制御する。電気式差動部14の変速比γ0は、例えばエンジン12が最適燃費線上などの効率の良い作動域で作動させられるように定められる。
ハイブリッド制御部52はまた、エンジン効率が比較的悪いとされる低出力トルク域或いは低車速域では、エンジン12を停止又はアイドル状態とし、第2モータジェネレータMG2のみを駆動力源として用いて走行するように、予め定められた駆動力源マップに従って駆動力源を切り換える。図5の左下部分(低駆動力で且つ低車速の領域)に示される一点鎖線は駆動力源切換マップの一例で、車速Vおよび駆動力に基づいて定められており、低車速で且つ低駆動力の領域がモータ走行領域とされており、エンジン12を始動或いは停止させるなどして駆動力源の切換制御を実行する。駆動力としては、エンジントルクやモータトルク、自動変速機16のギヤ段等から実際の駆動力を推定することもできるが、自動運転走行制御部60で算出される目標駆動力Ftagを用いることも可能である。図示は省略するが、モータ走行からエンジン走行へ切り換える切換線と、エンジン走行からモータ走行へ切り換える切換線との間には、ビジーシフトを防止するためにヒステリシスが設けられている。また、エンジン12を駆動力源として走行するエンジン走行時であっても、回生制御される第1モータジェネレータMG1からの電気エネルギーおよび/または蓄電装置24からの電気エネルギーを第2モータジェネレータMG2へ供給し、その第2モータジェネレータMG2を駆動(力行制御)して駆動輪36にトルクを付与することにより、エンジン12の動力を補助するためのトルクアシストを実行する。すなわち、図5のエンジン走行領域においても、必要に応じて第2モータジェネレータMG2によるトルクアシストが行われる。このハイブリッド制御部52は、駆動力源出力制御部として機能している。
有段変速制御部54は、予め定められた変速マップに従って自動変速機16の変速制御を行うもので、変速マップに従って求められた目標ギヤ段を成立させるように油圧制御回路42のATソレノイドバルブ106を介してクラッチCおよびブレーキBを係合、解放制御する。変速マップは変速条件で、例えば図5に示されるように駆動力および車速Vに基づいて設定されており、車速Vが高くなるに従って変速比γ1が小さい高速側のギヤ段に切り換えられ、駆動力が高くなるに従って変速比γ1が大きい低速側のギヤ段に切り換えられるように定められている。駆動力としては、例えば自動運転走行制御部60で算出される目標駆動力Ftagが用いられる。図5の「1」〜「4」は、第1速ギヤ段1st〜第4速ギヤ段4thを表している。また、図5の実線はアップシフト線で、破線はダウンシフト線であり、それ等の間には所定のヒステリシスが設けられている。
ステアリング制御部56は、自動運転モードが選択されている場合に、自動運転走行制御部60から供給される目標ステアリング角Φtagとなるように自動操舵システム46を制御する。
ブレーキ制御部58は、自動運転モードが選択されている場合に、自動運転走行制御部60から供給される目標ブレーキ力Btagでホイールブレーキ38が作動させられるように自動ブレーキシステム44を制御する。
自動運転走行制御部60は、自動運転モードが選択された場合に予め定められた走行計画に従って自動運転走行を行うように、前記目標駆動力Ftag、目標ブレーキ力Btag、および目標ステアリング角Φtagを制御する。また、クルーズ走行モードが選択された場合には、定速走行や追従走行を行うように目標駆動力Ftagおよび目標ブレーキ力Btagを制御する。
目標駆動力Ftagは、自動運転モードの場合、走行計画で定められた走行車速や加速度、減速度で走行ルートに従って走行するように、法定速度や道路勾配等の各種の道路交通情報等に基づいて制御される。追従走行時には、予め定められた目標車間距離Dtagで追従走行するように、目標駆動力Ftagが逐次設定される。目標駆動力Ftagが負(マイナス)の場合は、エンジンブレーキや第2モータジェネレータMG2の回生制御によって駆動力源ブレーキを発生させ、ブレーキ制御部58によって制御されるホイールブレーキ38のブレーキ力と合わせて目標駆動力Ftagが得られるようにする。
目標ブレーキ力Btagは、カメラ90によって検出するか外部から入力された信号情報(赤信号)に従って停車したり、レーダー88によって検出される先行車両との間の車間距離を確保したりする際に、走行計画で定められた減速度等で減速するように制御される。また、レーダー88やカメラ90によって検出された通行人や障害物との衝突を回避するため、所定の減速度で減速するように制御される。自動運転モードやクルーズ走行モードだけでなく、運転者の加減速操作に従って駆動力を制御する運転操作走行モードにおいても、衝突回避などの一定の条件下で目標ブレーキ力Btagを設定してホイールブレーキ38を強制的に作動させるようにすることもできる。
目標ステアリング角Φtagは、自動運転モードが選択された場合に予め定められた走行計画による走行ルートに従って走行するように、地図情報やカメラ90によって検出される道路情報等に基づいて制御される。また、カメラ90によって検出される車線等に沿って走行したり車線を切り換えたり、カメラ90によって検出された駐車位置情報に基づいて車庫入れや縦列駐車を行ったり、或いはレーダー88やカメラ90によって検出された通行人や障害物との接触を回避したりするため、車速Vや駆動力等に応じて適宜設定される。
自動運転走行制御部60は、自動運転モードで走行する際の走行計画を決定する走行計画決定部62を機能的に備えている。走行計画決定部62は、図6のフローチャートのステップS1〜S6(以下、単にS1〜S6という)に従って信号処理を実行する。S1では、自動運転モードが選択されたか否かを判断し、自動運転モードが選択されている場合はS2を実行する。S2では、走行計画を外部から取り込む設定か否かを判断し、外部から取り込む設定の場合はS3以下を実行するが、外部から取り込む設定でない場合はS6を実行する。S6では、ナビゲーションシステム86等を利用して作成した走行計画を設定し、自動運転走行制御部60は、その走行計画に従って自動運転走行を行う。
S2の判断がYES(肯定)の場合、すなわち走行計画を外部から取り込む設定の場合は、S3を実行し、3箇所の走行管理センタ110、112、114で個別に立案された走行計画を送受信システム94を用いて受信する。S4では、3箇所の走行管理センタ110、112、114から受信した3種類の走行計画を比較して、相互の近似度合を算出する。近似度合は、例えば走行距離や平均車速、所要時間等の差などで、その差をポイント化するなどして総合的に算出する。そして、次のS5では、近似度合が低い走行計画を除外し、残りの2つの走行計画の中から一つを選択して、実際に使用する走行計画に決定する。すなわち、相対的に近似度合が低い走行計画の採用が実質的に禁止される。残りの2つの走行計画から一つを選択する方法は、例えば走行計画の精度が異なる場合は、予め精度に応じて優先順位を定めておき、精度の高い走行計画が選択されるようにすれば良い。優先順位がない場合は、例えば走行距離が短い走行計画、或いは所要時間が短い走行計画を採用するなど、種々の態様が可能である。2つの走行計画を表示装置に表示して、運転者等の乗員が任意に選択できるようにしても良い。なお、近似度合が所定の許容判定値以上の場合は3つの走行計画を全部残し、優先順位等に従って使用する走行計画を決定しても良い。そして、自動運転走行制御部60は、このS5で決定された走行計画に従って自動運転走行を行う。
このように、本実施例の車両走行管理システム8においては、自動運転モードが選択された場合に、3箇所の走行管理センタ110、112、114で個別に立案された3つの走行計画を受信し、その3つの走行計画の中から相互の近似度合が相対的に低い走行計画を除外して使用する走行計画が決定されるため、サイバー攻撃等で何れか1箇所の走行管理センタ110、112、または114に異常が発生して間違った走行計画が立案された場合には、その走行計画を除外して使用する走行計画が決定される可能性が高く、間違った走行計画による自動運転走行でハイブリッド車両10の動きが不安定になることが抑制される。
なお、上記実施例では電気式差動部14および前進4段の変速が可能な自動変速機16を有するハイブリッド車両10が用いられていたが、例えば図7に示すハイブリッド車両200を採用することもできる。図7のハイブリッド車両200は、駆動力源としてエンジン202およびモータジェネレータMGを備えているとともに、前進8段の変速が可能な自動変速機204が用いられている。エンジン202は断接クラッチK0を介してモータジェネレータMGのモータ軸206に連結されており、それ等のエンジン202およびモータジェネレータMGの出力は、モータ軸206からトルクコンバータ208を介して自動変速機204の入力軸222に伝達される。トルクコンバータ208のステータ210は、ステータブレーキBsによって選択的に回転停止させられるようになっている。
自動変速機204は、ダブルピニオン型の第1遊星歯車装置212を主体として構成されている第1変速部214と、シングルピニオン型の第2遊星歯車装置216およびダブルピニオン型の第3遊星歯車装置218を主体として構成されている第2変速部220とを共通の軸心上に備えており、入力軸222の回転を変速して出力軸224から出力し、図示しない終減速装置等を介して左右の駆動輪を回転駆動する。第2遊星歯車装置216および第3遊星歯車装置218は、両者のキャリアおよびリングギヤがそれぞれ共通の部材にて構成されているとともに、第2遊星歯車装置216のピニオンギヤが第3遊星歯車装置218の第2ピニオンギヤ(外側のピニオンギヤ)を兼ねているラビニヨ型の遊星歯車列とされている。この自動変速機204は、油圧式摩擦係合装置として4つのクラッチC1〜C4、および2つのブレーキB1、B2(以下、特に区別しない場合は単にクラッチC、ブレーキBという)が設けられており、図8の係合作動表に示されるように、それ等のクラッチCおよびブレーキBの何れか2つが係合させられることにより、前進8段の前進ギヤ段1st〜8thと後進2段の後進ギヤ段Rev1、Rev2が成立させられ、クラッチCおよびブレーキBが総て解放されることによって動力伝達を遮断するN(ニュートラル)になる。
このようなハイブリッド車両200においても、前記エンジン出力制御装置40、油圧制御回路42、自動ブレーキシステム44、自動操舵システム46、電子制御装置50等が設けられることにより、自動運転モードで自動運転走行を行うことができるため、前記ハイブリッド車両10の代わりに前記車両走行管理システム8で用いることが可能であり、前記実施例と同様の作用効果が得られる。
以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、これ等はあくまでも一実施形態であり、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を加えた態様で実施することができる。
8:車両走行管理システム 10、200:ハイブリッド車両(車両) 50:電子制御装置(車両制御装置) 60:自動運転走行制御部 62:走行計画決定部 94:送受信システム 110、112、114:走行管理センタ
Claims (1)
- 少なくとも目的地までの走行ルートおよび車速を含む走行計画が走行管理センタで立案され、無線通信を介して車両に伝送される車両走行管理システムにおいて、
前記車両は、運転操作を必要としない自動運転走行が可能で、前記走行計画に従って該自動運転走行を行うことができるものであり、
前記走行計画を個別に立案する前記走行管理センタが3箇所以上設けられており、
前記車両は、前記3箇所以上の走行管理センタからそれぞれ伝送された3つ以上の走行計画の中から相互の近似度合が相対的に低い走行計画を除外して、使用する走行計画を決定する走行計画決定部を有する車両制御装置を備えている
ことを特徴とする車両走行管理システム。
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