JP2019172008A - 移動体、充電システム、制御方法及びプログラム - Google Patents

移動体、充電システム、制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】水中を移動する移動体であって、二次電池を充電する場合に、移動体の内部の温度上昇を抑制することのできる移動体を提供する。【解決手段】移動体は、水中を移動する移動体であって、前記移動のエネルギー源である二次電池と、前記移動体の開口部に設けられ、閉状態から開状態へ状態が変化することによって前記移動体の外部の水を前記開口部から前記移動体の内部に取り入れ、前記水を前記移動体の内部を通過させる可変パネルと、前記移動体の内部の温度に基づいて、前記可変パネルを前記閉状態または前記開状態に制御する制御部と、を備える。【選択図】図5

Description

本発明は、移動体、充電システム、制御方法及びプログラムに関する。
海底探索や海底作業を行う無人で水中を航走する自律型無人潜水機(Autonomous Underwater Vehicle、以下「AUV」と記載)は、蓄電池などの二次電池を動力源としている。AUVの二次電池を充電する方法としては、母船がAUVを揚収して行うのが一般的である。AUVの二次電池を充電するその他の方法としては、充電作業時間を短縮するために、AUVを充電するための充電基地を水中に設置し、その充電基地でAUVの二次電池を充電する方法や母船から吊下された非接触給電部により非接触充電する方法などが挙げられる。
特許文献1には、関連する技術として、母船から吊下された非接触給電部により非接触充電する方法に関する技術が開示されている。
特開2017−071265号公報
ところで、水中を航走するAUVは、密閉された構造となっている。そのため、AUVの二次電池を充電する場合、AUVの内部の温度が上昇する可能性がある。AUVの内部の温度が上昇した場合、その温度が充電動作そのものやAUVの機器の動作に悪影響を及ぼす可能性がある。
そこで、水中を移動する移動体において二次電池を充電する場合に、移動体の内部の温度上昇を抑制することのできる技術が求められている。
本発明の各態様は、上記の課題を解決することのできる移動体、充電システム、制御方法及びプログラムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の一態様によれば、移動体は、水中を移動する移動体であって、前記移動のエネルギー源である二次電池と、前記移動体の開口部に設けられ、閉状態から開状態へ状態が変化することによって前記移動体の外部の水を前記開口部から前記移動体の内部に取り入れ、前記水を前記移動体の内部を通過させる可変パネルと、前記移動体の内部の温度に基づいて、前記可変パネルを前記閉状態または前記開状態に制御する制御部と、を備える。
本発明の別の態様によれば、充電システムは、上記の移動体と、前記移動体が備える二次電池を充電する充電基地と、を備える。
本発明の別の態様によれば、制御方法は、水中を移動する移動体であって、前記移動のエネルギー源である二次電池と、前記移動体の開口部に設けられ、閉状態から開状態へ状態が変化することによって前記移動体の外部の水を前記開口部から前記移動体の内部に取り入れ、前記水を前記移動体の内部を通過させる可変パネルを備える移動体による制御方法であって、前記移動体の内部の温度に基づいて、前記可変パネルを前記閉状態または前記開状態に制御すること、を含む。
本発明の別の態様によれば、プログラムは、水中を移動する移動体であって、前記移動のエネルギー源である二次電池と、前記移動体の開口部に設けられ、閉状態から開状態へ状態が変化することによって前記移動体の外部の水を前記開口部から前記移動体の内部に取り入れ、前記水を前記移動体の内部を通過させる可変パネルを備える移動体のコンピュータに、前記移動体の内部の温度に基づいて、前記可変パネルを前記閉状態または前記開状態に制御させること、を実行させる。
本発明の各態様によれば、水中を移動する移動体において二次電池を充電する場合に、移動体の内部の温度上昇を抑制することができる。
本発明の一実施形態による充電システムの構成を示す図である。 本発明の一実施形態によるAUVの構成を示す第1の図である。 本発明の一実施形態によるAUVの構成を示す第2の図である。 本発明の一実施形態による充電システムの処理フローを示す図である。 本発明の一実施形態によるAUVの最小構成を示す図である。 少なくとも1つの実施形態に係るコンピュータの構成を示す概略ブロック図である。
<実施形態>
以下、図面を参照しながら実施形態について詳しく説明する。
本発明の一実施形態による充電システム1は、図1に示すように、AUV10(移動体の一例)、充電基地20を備える。充電システム1は、水中に設けられた充電基地20を介して、AUV10の二次電池を接触充電するシステムである。
AUV10は、図1〜図2に示すように、AUV本体101、温度センサ102、充電回路103、可変パネル104、可変パネル制御部105(制御部の一例)、記憶部106、制御装置107、各種センサ108、航走用各種装置109(移動制御装置の一例)を備える。
AUV本体101は、内部筐体1011a、外部筐体1011b、移動機構1011c(図示せず)を備える。
内部筐体1011aは、AUV本体101の内側に設けられる。内部筐体1011aは、内部空間を有する。内部空間には、例えば、水密容器に入れられた電気機器、駆動系機器などが設けられる。
外部筐体1011bは、内部筐体1011aの外側を覆って設けられる。外部筐体1011bと内部筐体1011aとの間には海水(水の一例)を流すことのできる流水用空間が存在する。外部筐体1011bは、開口部10111(図示せず)、排水部10112(図示せず)を備える。開口部10111から海水が流水用空間へ流れ込むと、内部筐体1011bの内部が冷却され、内部筐体1011aの内部の温度は低下する。内部筐体1011bの内部を冷却した海水は、排水部10112から海中に排出される。
移動機構1011cは、海中でAUV10を移動させる。移動機構1011cは、例えば、モータと、そのモータによって回転するプロペラである。
温度センサ102は、内部筐体1011aの内部の温度を検出する。温度センサ102は、検出した温度が第1温度しきい値以上であるか否かを判定する。第1温度しきい値は、内部筐体1011a内の許容温度の上限値を示す。
温度センサ102は、検出した温度が第1温度しきい値以上であると判定した場合、検出した温度が第1温度しきい値以上であることを制御装置107に通知する。温度センサ102は、検出した温度が第1温度しきい値以上であると判定した場合、例えば、検出した温度が第1温度しきい値以上であることを示す温度検出情報を制御装置107に出力する。
また、温度センサ102は、検出した温度が第1温度しきい値未満であると判定した場合、検出した温度が第2温度しきい値以下であるか否かを判定する。第2温度しきい値は、内部筐体1011a内の許容温度の下限値を示す。なお、第2温度しきい値は、第1温度しきい値よりも小さい値である。
温度センサ102は、検出した温度が第2温度しきい値以下であると判定した場合、検出した温度が第2温度しきい値以下であることを制御装置107に通知する。温度センサ102は、検出した温度が第2温度しきい値を超えていると判定した場合、検出した温度が第1温度しきい値以上であるか否かの判定を行う処理を行う。
充電回路103は、電源部1031を備える。電源部1031は、AUV10全体を動作させるための電力源である。電源部1031は、二次電池10311を備える。二次電池10311は、AUV10(例えば、制御装置107)に電力を供給する。充電回路103は、二次電池10311を充電する。
可変パネル104は、図1〜図3に示すように、開口部10111に設けられる。可変パネル104は、可動部1041を備える。可動部1041は、可変パネル104を移動させる機構である。可動部1041は、例えば、アクチュエータである。可変パネル104は、可動部1041によって、閉状態から開状態へ状態が変化することで、AUV10外部の海水をAUV本体101の内部に取り入れる。閉状態とは、図3(a)に示すように、可変パネル104が流水用空間内に格納され開口部10111が閉じられた状態であり、海水が流水用空間を流れない状態のことである。また、開状態とは、図3(b)に示すように、可変パネル104が流水用空間内から外部へ展開され開口部10111が開いた状態であり、海水が流水用空間を流れる状態のことである。なお、可変パネル104が閉状態である場合、可変パネル104は、外部筐体1011bと面一状となっている。そのため、AUV10の航走中に可変パネル104が海水から受ける抵抗は小さい。可変パネル104が開状態となったときに流水用空間に取り入れられる海水は、例えば、図3(b)に示すように、流水用空間すなわち内部筐体1011aの外周を通って、AUV本体101の外部に排出される。このように、海水が内部筐体1011aの外周を通ることにより、充電回路103が二次電池10311を充電し上昇した内部筐体1011aの内部の温度は低下する。
可変パネル制御部105は、可変パネル104が開状態または閉状態となるように可動部1041の動作を制御することにより、可変パネル104の展開または格納を制御する。
記憶部106は、AUV10で行われる処理に必要な種々の情報を記憶する。例えば、記憶部106は、内部筐体1011a内の許容温度の上限値を示す第1温度しきい値、内部筐体1011a内の許容温度の下限値を示す第2温度しきい値を記憶する。
制御装置107は、AUV10における種々の制御を行う。例えば、制御装置107は、内部筐体1011aの内部の温度が第1温度しきい値以上である場合、可変パネル制御部105に対して可変パネル104を開状態にする指示を与える。また、制御装置107は、内部筐体1011aの内部の温度が第1温度しきい値未満である場合、可変パネル制御部105に対して可変パネル104を閉状態にする指示を与える。また、制御装置107は、各種センサ108から受けた情報に応じて、航走用各種装置109がAUV10を航走させるための航走制御信号を生成する。制御装置107は、例えば、CPU(Central Processing Unit)である。
各種センサ108は、AUV10の航走に必要な情報(例えば、AUV10の深度や位置など)を検出する。各種センサ108は、検出した情報を制御装置107に出力する。
航走用各種装置109は、制御装置107が各種センサ108から受けた情報に応じて生成した航走制御信号に基づいて、AUV10を航走させる。
航走用各種装置109は、制御装置107が生成する航走制御信号に基づいて、移動機構1011cを制御することによって、AUV10を自律して航走させる。
充電基地20は、図1に示すように、給電部201を備える。充電基地20の給電部201は、充電回路103を介して二次電池10311を充電する。
なお、充電基地20は、海中のある位置に固定されているものであってもよい。この場合、AUV10が充電基地20の位置まで移動してAUV10が充電される。また、充電基地20は、海中を移動できるものであってもよい。この場合、充電基地20がAUV10とともに移動しながらAUV10が充電されてもよいし、充電基地20がAUV10の位置まで移動してAUV10が充電されてもよい。また、AUV10の充電は、AUV10と充電基地20が接続された状態で行われるものであってもよいし、AUV10と充電基地20とが非接触の状態で行われるものであってもよい。
次に、本発明の一実施形態による充電システム1の処理について説明する。ここでは、AUV10が充電基地20によって充電される場合を例に、図4に示すAUV10の処理フローについて説明する。
航走用各種装置109は、制御装置107が生成する航走制御信号に基づいて、移動機構1011cを制御する。移動機構1011cは、AUV10を充電基地20の位置まで移動させる。充電回路103は、二次電池10311の充電を開始する。二次電池10311の充電が開始されると、時間が経過するにつれて内部筐体1011aの内部の温度が上昇する(ステップS1)。
温度センサ102は、内部筐体1011aの内部の温度を検出する。温度センサ102は、検出した温度が、内部筐体1011aの内部の許容温度の上限値に到達したか否かを判定する。具体的には、温度センサ102は、検出した温度と、内部筐体1011aの内部の許容温度の上限値として記憶部106に記憶されている第1温度しきい値とを比較する。温度センサ102は、検出した温度がしきい値以上である場合、検出した温度が内部筐体1011aの内部の許容温度の上限値に到達したと判定する。また、温度センサ102は、検出した温度がしきい値未満である場合、検出した温度が内部筐体1011aの内部の許容温度の上限値に到達していないと判定する。
温度センサ102は、検出した温度が内部筐体1011aの内部の許容温度の上限値に到達したと判定した場合(ステップS2)、内部筐体1011aの内部の温度が第1温度しきい値以上であることを示す温度検出情報を制御装置107に出力する。
制御装置107は、温度センサ102から温度検出情報を受ける。制御装置107は、内部筐体1011aの内部の温度が第1温度しきい値以上であることを示す温度検出情報を受けると、可変パネル104を展開させる指示を可変パネル制御部105に出力する(ステップS3)。
可変パネル制御部105は、制御装置107から可変パネル104を展開させる指示を受ける。可変パネル制御部105は、可変パネル104を展開させる指示を受けると、可変パネル104の展開を実行する(ステップS4)。
可変パネル104が展開され開状態になると、開口部10111が開き、開口部10111から流水用空間に海水が取り入れられる。そして、海水は、内部筐体1011aの外周を通って、AUV本体101の外部に排出される。海水が内部筐体1011aの外周を通ると、充電回路103が二次電池10311を充電し上昇した内部筐体1011aの内部の温度は低下する。
充電回路103による二次電池10311の充電の終了や海水により内部筐体1011aが冷却されることにより、内部筐体1011aの内部の温度は低下し、温度センサ102が検出した温度が第1温度しきい値に到達していないと判定すると、温度センサ102は、検出した温度が第2温度しきい値以下であるか否かを判定する。そして、温度センサ102は、第2温度しきい値以下であると判定し、内部筐体1011aの内部の温度が内部筐体1011aの内部の許容温度の下限値に到達したと判定した場合(ステップS5)、内部筐体1011aの内部の温度が第2温度しきい値以下であることを示す温度検出情報を制御装置107に出力する。
制御装置107は、温度センサ102から温度検出情報を受ける。制御装置107は、内部筐体1011aの内部の温度が第2温度しきい値以下であることを示す温度検出情報を受けると、可変パネル104をAUV本体101に格納させる指示を可変パネル制御部105に出力する(ステップS6)。
可変パネル制御部105は、制御装置107から可変パネル104を格納させる指示を受ける。可変パネル制御部105は、可変パネル104を格納させる指示を受けると、可変パネル104の格納を実行する(ステップS7)。可変パネル104は、可変パネル制御部105による制御により、AUV10の内部に格納される。
可変パネル104が格納させると、AUV10は、航走中に海水からの抵抗を受けにくくなる。
以上、本発明の一実施形態による充電システム1について説明した。本発明の一実施形態による充電システム1において、可変パネル制御部105は、開口部10111に設けられ、閉状態から開状態へ状態が変化することで、AUV10外部の海水をAUV本体101に取り入れて、その海水を内部筐体1011aの外周を通過させる可変パネル104を、内部筐体1011a内部の温度に基づいて開状態または閉状態に制御する。
このようにすれば、AUV10は、二次電池10311を充電する場合に、AUV10の内部の温度上昇を抑制することができる。
なお、AUV10と充電基地20の両方が移動を停止した状態でAUV10が充電される場合には、AUV10が可変パネル104を備えていても、可変パネル104は、AUV10の航走時にAUV10の内部に格納されるため、AUV10が海水から受ける抵抗には影響しない。
図5は、本発明の実施形態によるAUV10の最小構成を示す図である。
AUV10(移動体)は、水中を移動する。AUV10は、図5に示すように、可変パネル104、可変パネル制御部105(制御部)を備える。
可変パネル104は、AUV10の外周に設けられる。可変パネル104は、閉状態から開状態へ状態が変化することによって、AUV10の外部の水をAUV10の内部に取り入れ、その水をAUV10の内部を通過させる。
可変パネル制御部105は、AUV10の内部の温度に基づいて、可変パネル104を閉状態または開状態に制御する。
なお、本発明の実施形態では、可変パネル104は、展開と格納の2段階の何れかの状態となるものとして説明した。しかしながら、本発明の別の実施形態では、可変パネル104を複数用意し、各可変パネル104の展開の状態を多段階にし、AUV10が周囲の海流の状況を判断して、可変パネル104の展開パターンを変更するものであってもよい。
例えば、AUV10の右側からの海流が強いとAUV10が判断した場合、右側の可変パネル104を大きく展開し、左側の可変パネル104は展開しない、もしくは少しだけ展開する。つまり、可変パネル104の形状や位置は、1011cからAUV10の内部へ海水を取り入れるときに、さまざまに変化する。多段階とは、可変パネル104の取り得る形状と位置の組み合わせによって定まる可変パネル104の取り得る複数の状態である。
このようにすれば、AUV10は、効率的に内部を冷却することができる。
なお、本発明の実施形態では、充電システム1は、AUV10を備えるものとして説明した。しかしながら、本発明の別の実施形態では、充電システム1は、移動体としてUUV(無人水中航走体)、自律無人潜水機、無人海洋探査機などを備えるものであってもよい。
なお、本発明の一実施形態では、海水の温度は、内部筐体1011aの内部の温度を冷却できる程度に低いものとして充電システム1について説明した。しかしながら、海水の温度が高い場合、AUV10は、海水を取り入れても内部筐体1011aの内部を冷却できない、場合によっては内部筐体1011aの内部の温度を上昇させることが考えられる。このようなことが考えられる本発明の別の実施形態では、AUV10は、各種センサ108として海水の温度を測るセンサを備え、制御装置107は、温度センサ102から温度検出情報と温度センサ102が検出した温度の情報を受けるとともに各種センサ108から海水の温度の情報を受ける。そして、制御装置107は、温度検出情報が内部筐体1011aの内部の温度が第1温度しきい値以上であることを示し、かつ、温度センサ102の検出した温度が各種センサ108の検出した海水の温度よりも高い場合、可変パネル104を展開させる指示を可変パネル制御部105に出力するものであってもよい。
なお、本発明の一実施形態では、位置の固定された充電基地20においてAUV10が二次電池10311を充電するときに可変パネル104を展開する場合、海水は主に海流によってAUV10に入ることになる。しかしながら、本発明の別の実施形態によるAUV10は、本発明の一実施形態によるAUV10に比べてより海水を取り入れやすい構造を有するものであってもよい。内部筐体1011aの内部を冷却した海水は温度が上昇するため、重力方向に対して高い位置に移動する。そのため、例えば、AUV10は、海水を取り入れる開口部10111を低い位置に設け、その開口部10111よりも高い位置に排水部10112を設けることにより、排水部10112と開口部10111とに重力方向に対して高低差を持たせるものであってもよい。
なお、本発明の実施形態における処理は、適切な処理が行われる範囲において、処理の順番が入れ替わってもよい。
本発明の実施形態における記憶部106、その他の記憶装置のそれぞれは、適切な情報の送受信が行われる範囲においてどこに備えられていてもよい。また、記憶部106、その他の記憶装置のそれぞれは、適切な情報の送受信が行われる範囲において複数存在しデータを分散して記憶していてもよい。
本発明の実施形態について説明したが、上述のAUV10、充電基地20、可変パネル制御部105、制御装置107、その他の制御装置は内部に、コンピュータシステムを有していてもよい。そして、上述した処理の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。コンピュータの具体例を以下に示す。
図6は、少なくとも1つの実施形態に係るコンピュータの構成を示す概略ブロック図である。
コンピュータ5は、図6に示すように、CPU6、メインメモリ7、ストレージ8、インターフェース9を備える。
例えば、上述のAUV10、充電基地20、可変パネル制御部105、制御装置107、その他の制御装置のそれぞれは、コンピュータ5に実装される。そして、上述した各処理部の動作は、プログラムの形式でストレージ8に記憶されている。CPU6は、プログラムをストレージ8から読み出してメインメモリ7に展開し、当該プログラムに従って上記処理を実行する。また、CPU6は、プログラムに従って、上述した各記憶部に対応する記憶領域をメインメモリ7に確保する。
ストレージ8の例としては、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、DVD−ROM(Digital Versatile Disc Read Only Memory)、半導体メモリ等が挙げられる。ストレージ8は、コンピュータ5のバスに直接接続された内部メディアであってもよいし、インターフェース9または通信回線を介してコンピュータ5に接続される外部メディアであってもよい。また、このプログラムが通信回線によってコンピュータ5に配信される場合、配信を受けたコンピュータ5が当該プログラムをメインメモリ7に展開し、上記処理を実行してもよい。少なくとも1つの実施形態において、ストレージ8は、一時的でない有形の記憶媒体である。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現してもよい。さらに、上記プログラムは、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるファイル、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例であり、発明の範囲を限定しない。これらの実施形態は、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の追加、省略、置き換え、変更を行ってよい。
1・・・充電システム
5・・・コンピュータ
6・・・CPU
7・・・メインメモリ
8・・・ストレージ
9・・・インターフェース
10・・・AUV
20・・・充電基地
101・・・AUV本体
102・・・温度センサ
103・・・充電回路
104・・・可変パネル
105・・・可変パネル制御部
106・・・記憶部
107・・・制御装置
108・・・各種センサ
109・・・航走用各種装置
201・・・給電部
1011a・・・内部筐体
1011b・・・外部筐体
1011c・・・移動機構
1031・・・電源部
10311・・・二次電池

Claims (9)

  1. 水中を移動する移動体であって、
    前記移動のエネルギー源である二次電池と、
    前記移動体の開口部に設けられ、閉状態から開状態へ状態が変化することによって前記移動体の外部の水を前記開口部から前記移動体の内部に取り入れ、前記水を前記移動体の内部を通過させる可変パネルと、
    前記移動体の内部の温度に基づいて、前記可変パネルを前記閉状態または前記開状態に制御する制御部と、
    を備える移動体。
  2. 前記移動体の移動に必要な情報を取得するセンサと、
    前記センサが取得した前記情報に基づいて、前記移動体を自律して移動させる移動制御装置と、
    を備える請求項1に記載の移動体。
  3. 前記制御部は、
    前記温度が前記移動体の内部に許容される上限温度に到達した場合、前記可変パネルを前記開状態に制御する、
    請求項1または請求項2に記載の移動体。
  4. 前記制御部は、
    前記温度が前記移動体の内部に許容される下限温度に到達した場合、前記可変パネルを前記閉状態に制御する、
    請求項1から請求項3の何れか一項に記載の移動体。
  5. 前記可変パネルは、
    前記移動体の周囲の前記水の状況に応じて、前記可変パネルの形状と位置との組み合わせによって定まる状態となる、
    請求項1から請求項4の何れか一項に記載の移動体。
  6. 前記水は海水である、
    請求項1から請求項5の何れか一項に記載の移動体。
  7. 請求項1から請求項6の何れか一項に記載の移動体と、
    前記移動体が備える二次電池を充電する充電基地と、
    を備える充電システム。
  8. 水中を移動する移動体であって、前記移動のエネルギー源である二次電池と、前記移動体の開口部に設けられ、閉状態から開状態へ状態が変化することによって前記移動体の外部の水を前記開口部から前記移動体の内部に取り入れ、前記水を前記移動体の内部を通過させる可変パネルを備える移動体による制御方法であって、
    前記移動体の内部の温度に基づいて、前記可変パネルを前記閉状態または前記開状態に制御すること、
    を含む制御方法。
  9. 水中を移動する移動体であって、前記移動のエネルギー源である二次電池と、前記移動体の開口部に設けられ、閉状態から開状態へ状態が変化することによって前記移動体の外部の水を前記開口部から前記移動体の内部に取り入れ、前記水を前記移動体の内部を通過させる可変パネルを備える移動体のコンピュータに、
    前記移動体の内部の温度に基づいて、前記可変パネルを前記閉状態または前記開状態に制御させること、
    を実行させるプログラム。
JP2018061183A 2018-03-28 2018-03-28 移動体、充電システム、制御方法及びプログラム Active JP7069939B2 (ja)

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