JP2019170450A - 生体内インピーダンス測定方法及び生体内インピーダンス測定装置 - Google Patents

生体内インピーダンス測定方法及び生体内インピーダンス測定装置 Download PDF

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Abstract

【課題】安全で、かつ、細胞外液の変化を精度よく評価することができる生体内インピーダンス測定方法を提供する。【解決手段】生体の内部に体内電極10を配置するとともに、生体の表面60に測定基準電極40を配置し、体内電極と測定基準電極との間に、第1の外部抵抗Rg1を並列接続したときに生じる第1の電圧V1、及び第2の外部抵抗Rg2を並列接続したときに生じる第2の電圧V2を測定し、第1の電圧V1及び第2の電圧V2の電圧比V1/V2に基づいて、生体内のインピーダンスRbを測定する。【選択図】図2

Description

本発明は、生体内のインピーダンスを測定する方法、及び生体内インピーダンス測定装置に関する。
血管等の器官内にカテーテルを挿入して、病変部に対して検査や治療を行うことが行われている。
カテーテルを用いた治療の一つに、バルーン付きのカテーテル・アブレーション治療がある。この治療は、カテーテルの先端にバルーンを取り付け、バルーン内に液体を注入することによってバルーンを膨らませた後、高周波電流によりバルーン内の液体を温めることによって、バルーンの表面と接触している器官を焼灼するもので、例えば、心房細動の治療等に適用されている。
この治療によれば、バルーンが柔軟な球形を有しているので、心房細動の治療部位である左心房と肺静脈との接合近傍の内壁面に、膨らんだバルーンの外周面をリング状に接触させることができるため、一度に肺静脈の周囲を焼灼することができる。
一方、アブレーション治療によって器官を焼灼した後、焼灼効果を評価するために、焼灼後における生体内のインピーダンスを測定することが行われている。例えば、非特許文献1には、体内に配置した電極と、生体表面に配置した電極との間に、高周波電流を流して、出力電力Wと出力電流Iから、生体内のインピーダンスZ(=W/I)を算出する方法が開示されている。
山本尚武、中村隆夫著「生体電気計測」コロナ社、2011年11月2日、p.105〜139
しかしながら、従来の生体内インピーダンス測定方法では、生体内に高周波交流電流を流すため、感電等を引き起こすおそれがある。
また、高周波交流電流は、細胞膜を通過できるため、従来の生体内インピーダンス測定方法で得られる生体内インピーダンスは、細胞膜、細胞内液、及び細胞外液の全てのインピーダンスの合計値となる。
一方、例えば、アブレーション治療によって器官を焼灼した場合、細胞膜が破れて、細胞外液が増加するので、生体内インピーダンスは減少する。
しかしながら、上述したように、従来の生体内インピーダンス測定方法で得られる生体内インピーダンスは、細胞外液の変化だけでなく、細胞膜や細胞内液の変化にも影響を受ける。そのため、生体内インピーダンスの変化を利用して、アブレーション治療による焼灼効果を精度よく良く評価することが難しい。
本発明は、かかる点に鑑みなされたもので、その主な目的は、安全で、かつ、細胞外液の変化を精度よく評価することができる生体内インピーダンス測定方法、及び生体内インピーダンス測定装置を提供することにある。
本発明に係る生体内インピーダンス測定方法は、生体の内部に体内電極を配置するとともに、生体の表面又は内部に測定基準電極を配置し、体内電極と測定基準電極との間に、第1の外部抵抗を並列接続したときに生じる第1の電圧V、及び第2の外部抵抗を並列接続したときに生じる第2の電圧Vを測定し、第1の電圧V及び第2の電圧Vの電圧比V/Vに基づいて、生体内のインピーダンスを測定することを特徴とする。
本発明に係る生体内インピーダンス測定装置は、生体の内部に配置される体内電極と、 生体の表面又は内部に配置される測定基準電極と、体内電極と測定基準電極との間に、第1の外部抵抗及び第2の外部抵抗を、それぞれ切り替え可能に並列接続する接続手段と、接続手段により、体内電極と測定基準電極との間に、第1の外部抵抗を並列接続したときに生じる第1の電圧V、及び第2の外部抵抗を並列接続したときに生じる第2の電圧Vを測定する電圧測定手段とを備え、第1の電圧V及び第2の電圧Vの電圧比V/Vに基づいて、生体内のインピーダンスを測定することを特徴とする。
本発明によれば、安全で、かつ、細胞外液の変化を精度よく評価することができる生体内インピーダンス測定方法、及び生体内インピーダンス測定装置を提供することができる。
生体内を交流電流が流れる様子を模式的に示した図で、(a)は、高周波交流電流が流れる場合、(b)は、低周波交流電流が流れる場合を、それぞれ示す。 本発明の一実施形態における生体内インピーダンス測定方法を説明した図である。 絶縁性部材の外周面が、器官の内壁面に接触した状態を模式的に示した図である。 絶縁性部材の外周面を、器官の内壁面に接触させた状態で、体内電極と測定基準電極との間に生じた電圧を測定する方法を示した等価回路図である。 本発明の他の実施形態における生体内インピーダンス測定方法を説明した図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。また、本発明の効果を奏する範囲を逸脱しない範囲で、適宜変更は可能である。
図1は、生体内を交流電流が流れる様子を模式的に示した図で、図1(a)は、高周波交流電流が流れる場合、図1(b)は、低周波交流電流が流れる場合を、それぞれ示す。
図1(a)に示すように、高周波交流電流Iは、細胞膜100を通過できるため、細胞膜100、細胞内液110、及び細胞外液120を流れる。
一方、図1(b)に示すように、低周波交流電流Iは、細胞膜100を通過できないため、細胞外液120のみを流れる。そのため、低周波交流電流Iを用いて、生体内のインピーダンスを測定すれば、当該インピーダンスの変化から、細胞外液120の変化を精度よく評価することが可能となる。
本発明者等は、生体内で発生した電気信号が、低周波(0.01〜100Hz)であることに着目し、この生体内で発生した電気信号を、生体表面に配置した電極で検出することによって、生体内のインピーダンスを、低い周波数帯域で測定できると考え、本発明を想到するに至った。
図2は、本発明の一実施形態における生体内インピーダンス測定方法を説明した図である。
図2に示すように、本実施形態では、生体の内部に、体内電極10を配置することによって、生体内で発生した電気信号を検出する。具体的には、内部に体内電極10が配置された絶縁性部材20を、生体の器官70内に挿入して、器官70の内壁面に接触させて、接触した部位の電気信号を検出する。
ここで、絶縁性部材20は、外周面が変形自在又は拡張自在な材料からなり、例えば、中空袋状からなるバルーンを用いることができる。また、絶縁性部材20に、中空管状の可撓性部材(カテーテル)30が結合したバルーン付きカテーテルを用いてもよい。
図2では、絶縁性部材20の中に、導電性の流動体21を注入することによって、絶縁性部材20の外周面を、器官70の内壁面に接触させた状態を示している。導電性の流動体21は、例えば、中空管状の可撓性部材(カテーテル)10を介して、外部から注入することができる。また、導電性の流動体21は、例えば、生理食塩水等を用いることができる。
本実施形態では、図2に示すように、生体の表面60に、測定基準電極40を貼り付け、絶縁性部材20の中に配置された体内電極10と、測定基準電極40との間の電圧を、生体の外部に配置された増幅器80で増幅することによって計測する。なお、体内電極10の電位は、リード線31を介して、増幅器80に入力される。
さらに、本実施形態では、図2に示すように、体内電極10と測定基準電極40との間に、第1の外部抵抗Rg1と、第2の外部抵抗Rg2とが並列に配置されている。そして、スイッチSWによって、体内電極10と測定基準電極40との間に、第1の外部抵抗Rg1が並列接続された状態と、第2の外部抵抗Rg2が並列接続された状態とに切り替えられる。
図3は、絶縁性部材20の外周面が、器官70の内壁面に接触した状態を模式的に示した図である。ここで、絶縁性部材20の中に注入された流動体21は、導電性を有しているため、流動体21と接触している絶縁性部材20の内周面の電位は、絶縁性部材20の中に配置された電極10の電位と、実質的に同じと考えられる。従って、図3に示すように、電極10と、器官70の内壁面とは、絶縁性部材20を挟んで、静電容量結合型電極を構成していることになる。
図4は、絶縁性部材20の外周面を、器官70の内壁面に接触させた状態で、体内電極10と測定基準電極40との間に生じた電圧を測定する方法を示した等価回路図である。
ここで、Vbは、絶縁性部材20が器官70の内壁面に接触した部位の電位で、Rbは、測定基準電極40と、器官70の内壁面が絶縁性部材20と接触した部位との間の生体内インピーダンス、Rinは、増幅器80の入力抵抗を、それぞれ示す。また、体内電極10と測定基準電極40との間に生じた電圧は、増幅器80で増幅されて、出力電圧Voutとして計測される。
なお、体内電極10の電位は、図2に示したリード線31を介して、増幅器80に入力されるため、図4では、等価回路図として、体内電極10の位置を、測定基準電極40と同様に、体内の表面60に表示している。
図4に示した等価回路図において、体内電極10と測定基準電極40との間に、第1の外部抵抗Rg1を並列接続したときに生じる第1の電圧Vは、式(2)で与えられる。
Figure 2019170450
また、体内電極10と測定基準電極40との間に、第2の外部抵抗Rg2を並列接続したときに生じる第2の電圧Vは、式(3)で与えられる。
Figure 2019170450
従って、式(2)、(3)より、測定基準電極40と、器官70の内壁面が絶縁性部材20と接触した部位との間のインピーダンスRbは、以下の式(1)より求めることができる。
Figure 2019170450
すなわち、式(1)より、測定基準電極40と、器官70の内壁面が絶縁性部材20と接触した部位との間の生体内のインピーダンスRbは、第1の電圧Vと、第2の電圧Vの電圧比(V/V)に基づいて、測定することができる。
本実施形態において、生体の内部に体内電極10を配置するとともに、生体の表面に測定基準電極40を配置し、体内電極10と測定基準電極40との間に、第1の外部抵抗Rg1を並列接続したときに生じる第1の電圧V、及び第2の外部抵抗Rg2を並列接続したときに生じる第2の電圧Vを測定することによって、生体内のインピーダンスRbを測定することができる。
本実施形態によれば、生体内で発生した低周波数帯域の電気信号を利用して、生体内のインピーダンスRbを測定しているため、細胞外液のみのインピーダンスRbを測定することができる。これにより、生体内のインピーダンスRbの変化を検出することによって、細胞外液の変化を精度よく評価することができる。また、体内に外部から電流を流さないため、安全に、生体内のインピーダンスRbを測定することができる。
なお、本実施形態では、体内電極10と測定基準電極40との間に、第1の外部抵抗Rg1、及び、第2の外部抵抗Rg2を、それぞれ並列接続したが、いずれか一方の抵抗値を無限大にしてもよい。すなわち、体内電極10と測定基準電極40との間に、外部抵抗を接続しないようにしてもよい。
この場合、式(1)において、Rg1をRg、Rb2を無限大とすれば、生体内のインピーダンスRbは、式(4)によって求めることができる。
Figure 2019170450
図5は、本発明の他の実施形態における生体内のインピーダンスを測定する方法を示した等価回路図である。なお、本実施形態においても、図4に示したのと同様に、絶縁性部材20の外周面を、器官70の内壁面に接触させた状態で、体内電極10と測定基準電極40との間に生じた電圧を測定する。
図5に示すように、本実施形態では、生体の表面60に、グランド電極50をさらに配置し、体内電極10と測定基準電極40との間に生じた電圧を、差動アンプ80によって測定する点が、図4に示した方法と異なる。この場合、グランド電極50の電位は、差動アンプ80のグランド端子に入力される。
本実施形態においても、測定基準電極40と、器官70の内壁面が絶縁性部材20と接触した部位との間のインピーダンスRbは、上記の式(1)により求めることができる。この場合、第1の電圧V、及び第2の電圧Vは、その差分をとって差動アンプ80で増幅されて測定されるため、外部からのノイズを除去することができる。これにより、生体内のインピーダンスRbをより精度よく検出することができる。
また、図2は、本発明の一実施形態における生体内インピーダンス測定装置の構成を示す。
図2に示すように、本実施形態における生体内インピーダンス測定装置は、生体の内部に配置される体内電極10と、生体の表面60に配置される測定基準電極40と、体内電極10と測定基準電極40との間に、第1の外部抵抗Rg1及び第2の外部抵抗Rg2を、それぞれ切り替え可能に並列接続するスイッチ(接続手段)SWと、スイッチSWにより、体内電極10と測定基準電極40との間に、第1の外部抵抗Rg1を並列接続したときに生じる第1の電圧V、及び第2の外部抵抗Rg2を並列接続したときに生じる第2の電圧Vを測定する増幅器(電圧測定手段)80とを備えている。そして、上記の式(1)を用いて、測定した第1の電圧V及び第2の電圧Vの電圧比V/Vに基づいて、生体内のインピーダンスRbを測定する。
以上、本発明を好適な実施形態により説明してきたが、こうした記述は限定事項ではなく、もちろん、種々の改変が可能である。例えば、上記実施形態では、絶縁性部材20として、中空袋状のバルーンを例に説明したが、これに限定されず、体内電極10を、絶縁性部材20で被覆したものであればよい。あるいは、体内電極10を、導電性の流動体21を介して絶縁性部材20で被覆したものであってもよい。
また、上記実施形態では、絶縁性部材20内に体内電極10を配置して、絶縁性部材20の外周面を、器官の内壁面に接触させた状態で、第1の電圧V及び第2の電圧Vを測定したが、体内電極10を、直接、器官の内壁面に接触させて、第1の電圧V及び第2の電圧Vを測定してもよい。また、複数個の体内電極10を用いて、第1の電圧V及び第2の電圧Vを測定してもよい。
また、上記実施形態では、測定基準電極40を、生体の表面60に配置した例を説明したが、測定基準電極40を、生体の内部に配置してもよい。これにより、生体自身がシールド効果を持つことによって、ノイズを軽減した状態で、生体内のインピーダンスを測定することができる。
また、上記実施形態では、絶縁性部材20の外周面を、器官の内壁面に接触させた状態で、生体内のインピーダンスを測定した例を説明したが、これに限定されず、例えば、平面部位に絶縁性部材20を押し当てた状態で、生体内のインピーダンスを測定するものであってもよい。
また、上記実施形態では、内部に体内電極10が配置された絶縁性部材20を、生体の器官70内に挿入して、生体内のインピーダンスを測定したが、絶縁性部材20を挿入する器官70は、特に限定されない。例えば、心筋が活動(収縮)する際に発生する電位(心内電位)を利用する場合には、内部に体内電極10が配置された絶縁性部材20を、心房にある肺静脈の血管内に挿入することによって、生体内のインピーダンスを測定することができる。この場合、絶縁性部材20が接触した部位を焼灼した後に、測定基準電極40と、絶縁性部材20と接触した部位との間のインピーダンスRbを測定することによって、焼灼効果(細胞外液が増えることで、インピーダンスRbが減少)を評価することができる。
また、本発明は、病変部の治療、診断において、生体内インピーダンスの変化を利用して、その治療効果や診断を精度よく評価することができるが、病変部の治療結果や状態が、細胞外液の変化に表れるものに対して、特に有効である。例えば、心房細胞のアブレーション治療の他に、心臓肥大(水膨れ)の診断や、肺水腫の診断等に、効果的である。
10 体内電極
20 絶縁性部材
21 流動体
30 中空管状の可撓性部材(カテーテル)
31 リード線
40 測定基準電極
50 グランド電極
60 生体の表面
70 器官
80 増幅器(差動アンプ)

Claims (11)

  1. 生体の内部に体内電極を配置するとともに、生体の表面又は内部に測定基準電極を配置し、
    前記体内電極と前記測定基準電極との間に、第1の外部抵抗を並列接続したときに生じる第1の電圧V、及び第2の外部抵抗を並列接続したときに生じる第2の電圧Vを測定し、
    前記第1の電圧V及び前記第2の電圧Vの電圧比V/Vに基づいて、生体内のインピーダンスを測定する、生体内インピーダンス測定方法。
  2. 前記第1の外部抵抗をRg1、前記第2の外部抵抗Rg2としたとき、生体内のインピーダンスRbは、以下の式(1)に基づいて測定される、請求項1に記載の生体内インピーダンス測定方法。
    Figure 2019170450
  3. 前記第1の外部抵抗及び第2の外部抵抗のいずれか一方は、抵抗値が無限大である、請求項1または2に記載の生体内インピーダンス測定方法。
  4. 前記体内電極は、絶縁性部材内に配置されており、
    前記絶縁性部材を、体内の器官に挿入して、前記絶縁性部材の外周面を、前記器官の内壁面に接触させた状態で、前記第1の電圧V及び第2の電圧Vを測定する、請求項1〜3の何れかに記載の生体内インピーダンス測定方法。
  5. 前記絶縁性部材は、中空袋状であり、
    前記絶縁性部材の中に、導電性の流動体を注入して、前記絶縁性部材の外周面を、前記器官の内壁面に接触させた状態で、前記第1の電圧V及び第2の電圧Vを測定する、請求項4に記載の生体内インピーダンス測定方法。
  6. 前記体内電極と、前記器官の内壁面とは、前記絶縁性部材を挟んで、静電容量結合型電極を構成している、請求項4または5に記載の生体内インピーダンス測定方法。
  7. 前記体内電極には、該体内電極の電位を外部に導出するリード線が接続されており、
    前記体内電極と前記測定基準電極との間の電圧測定は、前記リード線を介して行われる、請求項1〜6の何れかに記載の生体内インピーダンス測定方法。
  8. 体内の表面に、グランド電極がさらに配置されており、
    前記体内電極と前記測定基準電極との間の電圧は、前記グランド電極の電位を入力した差動アンプによって測定される、請求項1〜7の何れかに記載の生体内インピーダンス測定方法。
  9. 生体の内部に配置される体内電極と、
    生体の表面又は内部に配置される測定基準電極と、
    前記体内電極と前記測定基準電極との間に、第1の外部抵抗及び第2の外部抵抗を、それぞれ切り替え可能に並列接続する接続手段と、
    前記接続手段により、前記体内電極と前記測定基準電極との間に、前記第1の外部抵抗を並列接続したときに生じる第1の電圧V、及び前記第2の外部抵抗を並列接続したときに生じる第2の電圧Vを測定する電圧測定手段と、
    を備え、
    前記第1の電圧V及び前記第2の電圧Vの電圧比V/Vに基づいて、生体内のインピーダンスを測定する、生体内インピーダンス測定装置。
  10. 前記第1の外部抵抗及び第2の外部抵抗のいずれか一方は、抵抗値が無限大である、請求項9に記載の生体内インピーダンス測定装置。
  11. 前記体内電極は、絶縁性部材内に配置されており、
    前記絶縁性部材を、体内の器官に挿入して、前記絶縁性部材の外周面を前記器官の内壁面に接触させた状態で、前記第1の電圧V及び第2の電圧Vを測定する、請求項9または10に記載の生体内インピーダンス測定装置。
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